JPH10312348A - ハイパーテキストの転送システム、提供システム及び記録媒体 - Google Patents

ハイパーテキストの転送システム、提供システム及び記録媒体

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JPH10312348A
JPH10312348A JP5707598A JP5707598A JPH10312348A JP H10312348 A JPH10312348 A JP H10312348A JP 5707598 A JP5707598 A JP 5707598A JP 5707598 A JP5707598 A JP 5707598A JP H10312348 A JPH10312348 A JP H10312348A
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雅則 田辺
Satoshi Hakomori
聰 箱守
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潮 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハイパーテキストを構成するファイルを一括
して効率よく転送し、ファイル毎に要求情報を通信する
必要もなく、通信帯域を有効に利用して、しかも放送型
の情報提供も高い効率で行う。 【解決手段】 サーバ2の文書結合部24は、ハイパー
テキストを構成するHTMLファイル、このHTMLフ
ァイルから参照されているデータファイル、及び該ハイ
パーテキストを特定するためのURLをまとめて1つの
パケットを形成する。パケット放送部25は、文書結合
部24によって形成されたパケットを送信する。クライ
アント1のパケット取得部12は、文書要求受付部11
を介して利用者により要求されたハイパーテキストのU
RLをヘッダに持つパケットを取得する。パケット分割
部13は、パケットからハイパーテキスト及びデータフ
ァイルを取り出して、文書表示部14で表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データファイル
及び他のハイパーテキストを参照し得るテキスト情報フ
ァイルと該テキスト情報ファイルが参照する前記データ
ファイルとを含むハイパーテキストを転送するためのハ
イパーテキストの転送技術に係り、特にハイパーテキス
トの転送効率を向上し、多数の利用者に対しても同時に
転送することを可能とするハイパーテキストの転送及び
提供システムに関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるハイパーテキストは、データフ
ァイル及び他のハイパーテキストを参照し得るテキスト
情報ファイルと該テキスト情報ファイルが参照する前記
データファイルとを含む文書形式である。インターネッ
トにおけるWWW(World WideWeb)を構成するHTM
L(Hyper Text Markup Language)フォーマットによる
文書が典型的なハイパーテキストである。
【0003】ハイパーテキストは、基本的にはテキスト
情報ファイルを含み、必要に応じて該テキスト情報ファ
イルで参照される画像データ等のデータファイルを含
む。すなわち、この種のハイパーテキストは、少なくと
もテキスト情報ファイルを含む1以上のファイルで構成
される。
【0004】したがって、ハイパーテキストを、例えば
サーバ(サーバシステム〜コンピュータシステム上に構
築される)からクライアント(クライアントシステム〜
コンピュータシステム上に構築される)へ伝送するため
の伝送方式としては、「(A)ハイパーテキストの転送
用のプロトコルとして標準化されているHTTP(Hype
r Text Transfer Protocol)によるもの」と「(B)放
送によるもの」との2つが存在し得る。
【0005】これらのうち、(A)のHTTPによる伝
送方式は、現在、インターネット等におけるハィパーテ
キストの伝送方式として一般に用いられている技術であ
り、クライアントが要求を発信して情報を取得するオン
デマンドの伝送方式である。また、(B)の放送による
伝送方式は、クライアントが要求を発信する伝送路が存
在しない方式であり、通常の情報提供手段としては良く
用いられているが、ハイパーテキストに対して実現され
たサービスは、現時点ではまだ存在しない。
【0006】次に、これらの2つの技術について説明す
る。 (A)HTTPによるハイパーテキストの伝送:WWW
における1つのハイパーテキストでは、メインのテキス
ト情報ファイルであるHTMLフォーマットのテキスト
ファイル(以下、「HTMLフォーマットのテキストフ
ァイル」を「HTMLファイル」と称する)から、必要
に応じて、画像ファイル及び音声ファイル等のデータフ
ァイルが参照される。さらに、あるハイパーテキスト
は、他のハイパーテキストを参照することができる。ハ
イパーテキスト間に参照関係があることを、「ハイパー
リンクが張られている」といい、HTMLファイルから
画像データ等のデータファイルを参照する場合と区別さ
れる。
【0007】Netscape Navigator(商標:Netscape Comm
unications社)、Internet Explorer(Microsoft社)等
のブラウザ(「WWWブラウザ」、「Webブラウザ」等
とも称される)がHTTPを用いてハイパーテキストを
取得する場合、ハイパーテキストの主体となるHTML
ファイルをサーバから取得するとともに、該HTMLフ
ァイルにおいて参照している各種データファイルの取得
要求をサーバに送り、各データファイルを取得する。一
方、ハイパーリンクが張られているハイパーテキストに
関しては、利用者から(マウス等によるクリック操作等
の)明示的な要求があった時にのみ、サーバに取得要求
が発信される。
【0008】ハイパーテキストは、ブラウザ等の稼働に
より利用者(ユーザ)の要求の受付及びハイパーテキス
トの表示を行うクライアントと、WWWサーバとがHT
TPで通信することによって利用者に提供される。この
ようなHTTPによる情報提供システムの一例の構成を
図10に示す。図10を参照して、HTTPによる情報
提供システムの情報提供について具体的に説明する。
【0009】例えば、図11に示すような参照関係を持
つハイパーテキストを考える。図11のハイパーテキス
トは、“main.html”というファイル名のHTMLファ
イルが、“map.gif”というファイル名のGIF(Graph
ics Interchange Format)フォーマットで圧縮された画
像ファイル(以下、「GIFフォーマットで圧縮された
画像ファイル」を「GIF画像ファイル」と称する)及
び“ishikawa.jpg”というファイル名のJPEG(Join
t Photographic Experts Group)フォーマットで圧縮さ
れた画像ファイル(以下、「JPEGフォーマットで圧
縮された画像ファイル」を「JPEG画像ファイル」と
称する)等のデータファイルを参照し、さらに、“htt
p://www.nttdata.co.jp/”というURL(Uniform Reso
urce Locator)で示される他のハイパーテキストへのハ
イパーリンクを張っている。
【0010】クライアントがこのようなハイパーテキス
トをHTTPプロトコルを用いて取得する場合には、次
の(1) 〜(8) の手続きがクライアントにおいて実行され
る。 (1) HTMLファイル“main.html”の取得要求をサー
バに発信する。 (2) HTMLファイル“main.html”をサーバから取得
する。 (3) HTMLファイル“main.html”を解析し、GIF
画像ファイル“map.gif”がハイパーテキストを構成し
ているデータファイルの1つであることを見付ける。 (4) GIF画像ファイル“map.gif”の送信要求をサー
バに発信する。 (5) GIF画像ファイル“map.gif”をサーバから取得
する。 (6) HTMLファイル“main.html”を解析し、JPE
G画像ファイル“ishikawa.jpg”がハイパーテキストを
構成しているデータファイルの1つであることを見付け
る。 (7) JPEG画像ファイル“ishikawa.jpg”の取得要求
をサーバに発信する。 (8) JPEG画像ファイル“ishikawa.jpg”をサーバか
ら取得する。
【0011】つまり、クライアントは、 〔1〕ファイルの取得要求をサーバに発信する; 〔2〕ファイルを取得する; 〔3〕HTMLファイルを解析し、次に必要なファイル
を見つけるという『要求、取得、解析』の3種類の処理
を繰り返して、ハイパーテキストを構成するHTMLフ
ァイル及び該HTMLファイルが参照する各種データフ
ァイルを取得する。
【0012】すなわち、図10の情報提供システムは、
クライアント101及びサーバ102を具備し、これら
クライアント101とサーバ102とが、例えばインタ
ーネット等のネットワーク回線を介して結合されてい
る。クライアント101は、文書要求受付部103、要
求発信部104、ファイル受信部105及び文書表示部
106を有し、サーバ102は、要求受信部107及び
ファイル送信部108を有する。さらに、サーバ102
側には、ファイルを蓄積格納するハードディスク等のデ
ィスク109が設けられている。
【0013】利用者からの情報取得要求は、クライアン
ト101において、URLの入力等により文書要求受付
部103で受け付けられ、要求発信部104を介してサ
ーバ102に送信される。サーバ102は、要求受信部
107で要求を受理すると、ディスク109から該当す
るHTMLファイルを取り出して、ファイル送信部10
8からクライアント101へ送信する。
【0014】クライアント101は、ファイル受信部1
05でHTMLファイルを受信し、文書表示部106を
介して利用者へのハイパーテキストの表示に供するとと
もに、HTMLファイルを解析して、GIF画像ファイ
ル及びJPEG画像ファイル等のデータファイルの参照
情報を取り出し、逐次、要求発信部104に与える。要
求発信部104は、参照されているデータファイルの情
報取得要求をサーバ102に送信する。
【0015】サーバ102は、要求受信部107で要求
を受理すると、ディスク109から該当するデータファ
イルを取り出して、ファイル送信部108からクライア
ント101へ送信する。クライアント101は、ファイ
ル受信部105でデータファイルを受信し、文書表示部
106を介して利用者へのハイパーテキストの表示に供
する。
【0016】(B)放送による情報取得:電波を用いた
アナログデータによる情報提供は、テレビ(テレビジョ
ン)放送及びラジオ放送等のメディアにおいて広く行わ
れている。ディジタルデータについても文字放送サービ
スや新聞記事の配信サービスがテレビ放送用の電波を利
用して実現されている。一方、ハイパーテキストを放送
する方式のサービスは、現時点では、まだ実用化されて
はいないが、図12のような構成をとるものが提案され
ている。
【0017】図12に示す情報提供システムは、クライ
アント101A及びサーバ102Aを具備し、これらク
ライアント101Aとサーバ102Aとが、例えばネッ
トワーク回線を介して結合されている。
【0018】クライアント101Aは、図10の場合と
ほぼ同様の文書要求受付部103及び文書表示部106
を有し、さらに、放送データ取得部111及びファイル
選択部112を有する。また、クライアント101A側
には、ディスクキャッシュ113も設けられている。
【0019】サーバ102Aは、図10の場合とは異な
り、ファイル取得部114及びファイル放送部115を
有する。さらに、サーバ102A側は、ファイルサーバ
116及びインターネット117に結合されている。
【0020】サーバ102Aは、予め定めた放送すべき
ハイパーテキストを、ファイルサーバ116から、ある
いはインターネット117上の他のサーバから取得し
て、逐次放送する。すなわち、ファイル取得部114
は、ファイルサーバ116及びインターネット117の
少なくとも一方から放送すべきハイパーテキストを構成
するHTMLファイル及びデータファイル等を取得し
て、ファイル放送部115に与える。ファイル放送部1
15は、ファイル取得部114から与えられたファイル
を逐次ネットワーク回線上に放送する。
【0021】クライアント101Aは、利用者からの情
報取得要求に応じて、放送されるファイルを受信し、ハ
イパーテキストの表示を行う。すなわち、利用者からの
情報取得要求は、クライアント101Aにおいて、UR
Lの入力等により文書要求受付部103で受け付けられ
る。放送データ取得部111は、利用者からの取得要求
に応じた放送データを、選択的に受信して取得し、ディ
スクキャッシュ113に保存する。
【0022】ファイル選択部112は、ディスクキャッ
シュ113から所要のHTMLファイル及びデータファ
イル等を選択して文書表示部106に与える。このと
き、HTMLファイルで参照されているデータファイル
等がディスクキャッシュ113に保存されていない場
合、該当ファイルが次に放送されたときに、放送データ
取得部111により、該当ファイルを取得して、ディス
クキャッシュに保存する。文書表示部106は、選択さ
れ抽出されたHTMLファイル及びデータファイルによ
りハイパーテキストを表示する。
【0023】すなわち、図12のように構成された放送
型情報提供システムにおいて、放送データ取得部111
は、サーバ102Aから放送によって送信されるファイ
ルデータを受信して、クライアント101Aのディスク
キャッシュ113に保存する。ディスクキャッシュ11
3は、受信データをハードディスク上にキャッシングす
るキャッシュシステムである。また、ファイル選択部1
12は、ハイパーテキストを構成しているHTMLファ
イルやデータファイルをディスクキャッシュ113から
取り出し文書表示部106による表示に供給する。
【0024】このような、放送型の情報提供システムを
提案している文献として、「DavidGrifford et. al., "
The Application of Digital Broadcast Communication
toLarge Scale Information Systems", IEEE Journal
on selected areas in communications, Vol. 3, No.
3, pp. 457-467, May 1985」がある。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上述した、従来考えら
れているハイパーテキストの情報提供の方式には、次の
ような問題がある。
【0026】(A)HTTPを用いる方式 HTTPを用いる情報提供方式は、クライアントがデー
タ取得の要求をサーバに送信した後に、サーバがその要
求に応答して対応するデータを送信するオンデマンド型
の情報提供システムである。すなわち、HTTPを用い
て、複数のデータファイルを参照しているハイパーテキ
ストの取得をクライアントが要求する場合には、クライ
アントは、データ取得要求をサーバに何回も送信するこ
とになる(例えば、HTMLファイルと各データファイ
ルと)。その結果、クライアント−サーバ間の伝送路に
おいて、クライアントからのデータ取得要求の送信に使
用される帯域が増加するため、サーバが実際にデータを
送信するために使用する帯域が減少することになる。そ
のため、サーバが多数の利用者の要求に応答して同時に
データを提供しようとすると通信帯域が充分に確保する
ことができなくなる。
【0027】(B)従来の放送型情報提供方式 ハイパーテキストは、1つのHTMLファイルの中で様
々な種類のデータファイルを参照することが多い。従来
の放送型の情報提供方式によりハイパーテキストを得る
ことを考えると、HTMLファイルを取得した後に、あ
らためて必要なデータファイルを1つずつ取得すること
になるため、それらのデータファイルが次に放送される
のを待たなければならない。
【0028】あるいは、放送されているデータを、クラ
イアントが動作するコンピュータシステムのディスクキ
ャッシュ等に全て保存しておき、それを必要に応じて参
照することが考えられる。しかしながら、すべてのデー
タを保存するのには、それ自体にも多くの時間を要し、
しかも保存のために必要以上に多くのディスク容量が必
要である。
【0029】このような理由により、従来の放送型の情
報提供方式では、データ受信の待ち時間、又は受信デー
タの保存領域の確保の面でロスがあり、効率よくハイパ
ーテキストを提供することはできない。
【0030】上述したように、HTTPではクライアン
トからサーバに、ファイル毎に要求情報を発信しなけれ
ばならないため、要求情報の通信に、通信帯域の一部が
占有され、実際のハイパーテキストのデータを伝送する
ための帯域が狭くなってしまうという問題がある。
【0031】一方、放送型の情報提供方式であれば、ク
ライアントからサーバへの伝送路を必要としない。しか
しながら、放送型の情報提供方式の場合には、クライア
ントが要求するデータをサーバがすぐに発信するという
保証が無いため、ハイパーテキストを構成する数多くの
ファイルをすベて取得するのに多くの時間がかかってし
まうという問題がある。
【0032】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、ハイパーテキストを構成するファイルを一括
して効率よく転送することを可能とするハイパーテキス
トの転送方法、提供方法及びシステムを提供することを
目的とする。また、この発明は、ハイパーテキストの転
送に際し、ファイル毎に要求情報を通信する必要もな
く、通信帯域を有効に利用して、しかも放送型の情報提
供も高い効率で行うことを可能とするハイパーテキスト
の転送方法、提供方法及びシステムを提供することを目
的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点に係るハイパーテキストの転
送システムは、データファイルを参照し得るテキスト情
報ファイルと該テキスト情報ファイルが参照する前記デ
ータファイルとを含むハイパーテキストにおける前記テ
キスト情報ファイルが参照する前記データファイルの情
報を示す参照情報を抽出する参照データ抽出手段と、前
記参照情報に基づいて前記テキスト情報ファイルととも
に該テキスト情報ファイルが参照する前記データファイ
ルを共通のパケットにパッケージングするパケット生成
手段と、前記パケットを転送するパケット転送手段と、
を具備することを特徴とする。
【0034】前記転送手段により転送された前記パケッ
トから、前記テキスト情報ファイル及び該テキスト情報
ファイルが参照する前記データファイルを抽出して、前
記ハイパーテキストの出力に供するファイル抽出手段
と、を具備しても良い。
【0035】また、前記パケット生成手段は、テキスト
情報ファイルと該テキスト情報ファイルが参照するデー
タファイルとを含むハイパーテキストを、単一のパケッ
トに複数個含ませて前記パケットを生成する結合手段を
さらに含んでもよい。
【0036】また、この発明の第2の観点に係るハイパ
ーテキストの転送システムは、データファイル及び他の
ハイパーテキストを参照し得るテキスト情報ファイルと
該テキスト情報ファイルが参照する前記データファイル
とを含むハイパーテキストにおける前記テキスト情報フ
ァイルが参照する前記データファイル及び他のハイパー
テキストの情報を示す参照情報を抽出する参照情報抽出
手段と、前記参照情報に基づいて、前記他のハイパーテ
キストのうちの少なくとも参照可能性の最も高い他のハ
イパーテキストを選定するとともに、該他のハイパーテ
キストに含まれるテキスト情報ファイル及びデータファ
イルの構成情報を抽出するファイル選定手段と、前記ハ
イパーテキストの前記テキスト情報ファイルとともに、
前記参照情報及び前記構成情報に基づいて、該テキスト
情報ファイルが参照する前記データファイルと前記選定
された他のハイパーテキストに含まれるテキスト情報フ
ァイル及びデータファイルとを、共通のパケットにパッ
ケージングするパケット生成手段と、前記パケットを転
送するパケット転送手段と、を具備することを特徴とす
る。
【0037】前記パケット転送手段により転送された前
記パケットから、前記ハイパーテキストを構成するテキ
スト情報ファイル及び該テキスト情報ファイルが参照す
る前記データファイルを抽出して、ハイパーテキスト毎
に選択的に出力に供するファイル抽出手段と、を具備し
てもよい。
【0038】前記ファイル抽出手段で選択出力したハイ
パーテキストと共通のパケットに含まれる他のハイパー
テキストを構成するテキスト情報ファイル及び該テキス
ト情報ファイルが参照する前記データファイルを一時保
存するキャッシング手段をさらに含んでもよい。また、
前記ファイル選定手段は、前記参照可能性を、過去の実
際の参照頻度情報に基づいて評価する手段を含んでもよ
い。また、前記ファイル選定手段は、既に転送されたハ
イパーテキストを選定対象から除く手段をさらに含んで
もよい。
【0039】また、この発明の第3の観点に係るハイパ
ーテキストの提供システムは、データファイルを参照し
得るテキスト情報ファイルと該テキスト情報ファイルが
参照する前記データファイルとを含むハイパーテキスト
における前記テキスト情報ファイルが参照する前記デー
タファイルの情報を示す参照情報を抽出する参照データ
抽出手段と、前記参照情報に基づいて前記テキスト情報
ファイルとともに該テキスト情報ファイルが参照する前
記データファイルを共通のパケットにパッケージングす
るパケット生成手段と、前記パケットを複数個収集し、
所定のタイミングで逐次繰り返し送信するパケット放送
手段と、を具備することを特徴とする。
【0040】前記パケット放送手段により送信された前
記パケットを受信し、所望のハイパーテキストを含むパ
ケットを取得するパケット取得手段と、前記パケット取
得手段で取得したパケットから、前記所望のハイパーテ
キストに対応する前記テキスト情報ファイル及び該テキ
スト情報ファイルが参照する前記データファイルを抽出
して、前記ハイパーテキストの出力に供するファイル抽
出手段と、を具備してもよい。
【0041】前記パケット生成手段は、テキスト情報フ
ァイルと該テキスト情報ファイルが参照するデータファ
イルとを含むハイパーテキストを、単一の共通パケット
に複数個含ませて前記共通のパケットを生成する結合手
段をさらに含み、且つ前記ファイル抽出手段は、前記パ
ケットが複数のハイパーテキストを含む場合、各ハイパ
ーテキストを分離して、前記所望のハイパーテキストに
対応する前記テキスト情報ファイル及び該テキスト情報
ファイルが参照する前記データファイルを抽出するパケ
ット分割手段をさらに含んでも良い。
【0042】また、この発明の第4の観点に係るハイパ
ーテキストの提供システムは、データファイル及び他の
ハイパーテキストを参照し得るテキスト情報ファイルと
該テキスト情報ファイルが参照する前記データファイル
とを含むハイパーテキストにおける前記テキスト情報フ
ァイルが参照する前記データファイル及び他のハイパー
テキストの情報を示す参照情報を抽出する参照情報抽出
手段と、前記参照情報に基づいて、前記他のハイパーテ
キストのうちの少なくとも参照可能性の最も高い他のハ
イパーテキストを選定するとともに、該他のハイパーテ
キストに含まれるテキスト情報ファイル及びデータファ
イルの構成情報を抽出するファイル選定手段と、前記ハ
イパーテキストの前記テキスト情報ファイルとともに、
前記参照情報及び前記構成情報に基づいて、該テキスト
情報ファイルがそれぞれ参照する前記データファイルと
前記選定された他のハイパーテキストに含まれるテキス
ト情報ファイル及びデータファイルとを、共通のパケッ
トにパッケージングするパケット生成手段と、前記パケ
ットを複数個収集し、所定のタイミングで逐次繰り返し
送信するパケット放送手段と、を具備することを特徴と
する。
【0043】前記放送手段により送信された前記パケッ
トを受信し、所望のハイパーテキストを含むパケットを
取得するパケット取得手段と、前記パケット取得手段で
取得したパケットが複数のハイパーテキストを含む場
合、各ハイパーテキストを分離して、前記所望のハイパ
ーテキストに対応する前記テキスト情報ファイル及び該
テキスト情報ファイルが参照する前記データファイルを
抽出して、前記ハイパーテキストの出力に供するファイ
ル抽出手段と、を具備しても良い。
【0044】前記ファイル抽出手段で選択出力したハイ
パーテキストと共通のパケットに含まれる他のハイパー
テキストを構成するテキスト情報ファイル及び該テキス
ト情報ファイルが参照する前記データファイルを一時保
存するキャッシング手段をさらに含んでも良い。前記フ
ァイル選定手段は、前記参照可能性を、過去の実際の参
照頻度情報に基づいて評価する手段を含んでも良い。ま
た、前記ファイル選定手段は、既に転送されたハイパー
テキストを選定対象から除く手段をさらに含んでもよ
い。
【0045】また、この発明の第5の観点に係る記録媒
体は、コンピュータを、データファイルを参照し得るテ
キスト情報ファイルと該テキスト情報ファイルが参照す
る前記データファイルとを含むハイパーテキストにおけ
る前記テキスト情報ファイルが参照する前記データファ
イルの情報を示す参照情報を抽出する参照データ抽出手
段、前記参照情報に基づいて前記テキスト情報ファイル
とともに該テキスト情報ファイルが参照する前記データ
ファイルを共通のパケットにパッケージングするパケッ
ト生成手段、前記パケットを転送するパケット転送手
段、として機能させるためのプログラムを記録する。
【0046】また、この発明の第6の観点に係る記録媒
体は、コンピュータを、データファイル及び他のハイパ
ーテキストを参照し得るテキスト情報ファイルと該テキ
スト情報ファイルが参照する前記データファイルとを含
むハイパーテキストにおける前記テキスト情報ファイル
が参照する前記データファイル及び他のハイパーテキス
トの情報を示す参照情報を抽出する参照情報抽出手段、
前記参照情報に基づいて、前記他のハイパーテキストの
うちの少なくとも参照可能性の最も高い他のハイパーテ
キストを選定するとともに、該他のハイパーテキストに
含まれるテキスト情報ファイル及びデータファイルの構
成情報を抽出するファイル選定手段、前記ハイパーテキ
ストの前記テキスト情報ファイルとともに、前記参照情
報及び前記構成情報に基づいて、該テキスト情報ファイ
ルが参照する前記データファイルと前記選定された他の
ハイパーテキストに含まれる前記テキスト情報ファイル
及び前記データファイルとを、共通のパケットにパッケ
ージングするパケット生成手段、前記パケットを転送す
るパケット転送手段、として機能させるためのプログラ
ムを記録する。
【0047】また、この発明の第7の観点に係る記録媒
体は、コンピュータを、データファイルを参照し得るテ
キスト情報ファイルと該テキスト情報ファイルが参照す
る前記データファイルとを含むハイパーテキストにおけ
る前記テキスト情報ファイルが参照する前記データファ
イルの情報を示す参照情報を抽出する参照データ抽出手
段、前記参照情報に基づいて前記テキスト情報ファイル
とともに該テキスト情報ファイルが参照する前記データ
ファイルを共通のパケットにパッケージングするパケッ
ト生成手段、前記パケットを複数個収集し、所定のタイ
ミングで逐次繰り返し送信するパケット放送手段、とし
て機能させるためのプログラムを記録する。
【0048】また、この発明の第8の観点に係る記録媒
体は、コンピュータを、データファイル及び他のハイパ
ーテキストを参照し得るテキスト情報ファイルと該テキ
スト情報ファイルが参照する前記データファイルとを含
むハイパーテキストにおける前記テキスト情報ファイル
が参照する前記データファイル及び他のハイパーテキス
トの情報を示す参照情報を抽出する参照情報抽出手段、
前記参照情報に基づいて、前記他のハイパーテキストの
うちの少なくとも参照可能性の最も高い他のハイパーテ
キストを選定するとともに、該他のハイパーテキストに
含まれるテキスト情報ファイル及びデータファイルの構
成情報を抽出するファイル選定手段、前記ハイパーテキ
ストの前記テキスト情報ファイルとともに、前記参照情
報及び前記構成情報に基づいて、該テキスト情報ファイ
ルが参照する前記データファイルと前記選定された他の
ハイパーテキストに含まれるテキスト情報ファイル及び
データファイルとを、共通のパケットにパッケージング
するパケット生成手段、前記パケットを複数個収集し、
所定のタイミングで逐次繰り返し送信するパケット放送
手段、として機能させるためのプログラムを記録する。
【0049】なお、システム以外にも、ハイパーテキス
トに含まれているテキスト情報ファイルからデータファ
イルを参照するための参照情報を抽出する参照データ抽
出ステップと、前記参照情報に基づいて前記テキスト情
報ファイルとともに該テキスト情報ファイルが参照する
前記データファイルを共通のパケットにパッケージング
するパケット生成ステップと、前記パケットを転送する
パケット転送ステップと、を有することを特徴とするハ
イパーテキストの転送方法も、発明の目的達成に有効で
ある。
【0050】この場合、転送された前記パケットから、
前記テキスト情報ファイル及び該テキスト情報ファイル
が参照する前記データファイルを抽出して、前記ハイパ
ーテキストの出力に供するファイル抽出ステップと、を
備えても良い。
【0051】前記パケット生成ステップは、テキスト情
報ファイルと該テキスト情報ファイルが参照するデータ
ファイルとを含むハイパーテキストを、単一の共通パケ
ットに複数個含ませて前記共通のパケットを生成する結
合ステップをさらに含んでも良い。
【0052】前記パケット生成ステップは、テキスト情
報ファイルと該テキスト情報ファイルが参照するデータ
ファイルとを含むハイパーテキストを、単一の共通パケ
ットに複数個含ませて前記共通のパケットを生成する結
合ステップをさらに含んでも良い。
【0053】また、ハイパーテキストのテキスト情報フ
ァイルからデータファイルと他のハイパーテキストを参
照するための参照情報を抽出する参照情報抽出ステップ
と、前記参照情報に基づいて、前記他のハイパーテキス
トのうちの少なくとも参照可能性の高い他のハイパーテ
キストを選定するとともに、該他のハイパーテキストに
含まれるテキスト情報ファイル及びデータファイルの構
成情報を抽出するファイル選定ステップと、前記参照情
報に基づいて前記各ハイパーテキストのテキスト情報フ
ァイルとともに該テキスト情報ファイルがそれぞれ参照
する前記データファイルを、共通のパケットにパッケー
ジングするパケット生成ステップと、前記パケットを転
送するパケット転送ステップと、を有することを特徴と
するハイパーテキストの転送方法も目的達成に有効であ
る。
【0054】転送された前記パケットから、前記各ハイ
パーテキストを構成するテキスト情報ファイル及び該テ
キスト情報ファイルが参照する前記データファイルを抽
出して、各ハイパーテキスト毎に選択的に出力に供する
ファイル抽出ステップと、を有してもよい。
【0055】前記ファイル選定ステップは、前記参照可
能性を、過去の実際の参照頻度情報に基づいて評価する
ステップを含んでも良い。
【0056】また、ハイパーテキストに含まれているテ
キスト情報ファイルからデータファイルを参照するため
の参照情報を抽出する参照データ抽出ステップと、前記
参照情報に基づいて前記テキスト情報ファイルとともに
該テキスト情報ファイルが参照する前記データファイル
を共通のパケットにパッケージングするパケット生成ス
テップと、前記パケットを複数個収集し、所定のタイミ
ングで逐次繰り返し送信するパケット放送ステップと、
を有するハイパーテキストの提供方法も、発明の目的の
達成に有効である。
【0057】送信される前記パケットを受信し所望のハ
イパーテキストを含むパケットを取得するパケット取得
ステップと、前記パケット取得ステップで取得したパケ
ットから、前記所望のハイパーテキストに対応する前記
テキスト情報ファイル及び該テキスト情報ファイルが参
照する前記データファイルを抽出して、前記ハイパーテ
キストの出力に供するファイル抽出ステップと、を備え
ても良い。
【0058】さらに、ハイパーテキストのテキスト情報
ファイルからデータファイルと他のハイパーテキストを
参照するための参照情報を抽出する参照情報抽出ステッ
プと、前記参照情報に基づいて、前記他のハイパーテキ
ストのうちの少なくとも参照可能性の高い他のハイパー
テキストを選定するとともに、該他のハイパーテキスト
に含まれるテキスト情報ファイル及びデータファイルの
構成情報を抽出するファイル選定ステップと、前記参照
情報に基づいて前記各ハイパーテキストのテキスト情報
ファイルとともに該テキスト情報ファイルがそれぞれ参
照する前記データファイルを、共通のパケットにパッケ
ージングするパケット生成ステップと、前記パケットを
複数個収集し、所定のタイミングで逐次繰り返し送信す
るパケット放送ステップと、を有することを特徴とする
ハイパーテキストの提供方法も、発明の目的達成に有効
である。
【0059】送信される前記パケットを受信し所望のハ
イパーテキストを含むパケットを取得するパケット取得
ステップと、前記パケット取得ステップで取得したパケ
ットが複数のハイパーテキストを含む場合、各ハイパー
テキストを分離して、前記所望のハイパーテキストに対
応する前記テキスト情報ファイル及び該テキスト情報フ
ァイルが参照する前記データファイルを抽出して、前記
ハイパーテキストの出力に供するファイル抽出ステップ
と、を有しても良い。
【0060】この発明に係るハイパーテキストの転送及
び提供システムは、1以上のデータファイル及び必要に
応じて他のハイパーテキストを参照し得るテキスト情報
ファイルと該テキスト情報ファイルが参照する前記デー
タファイルとを含んで構成するハイパーテキストの前記
テキスト情報ファイルにおける前記データファイルの参
照情報を抽出し、前記参照情報に基づいて前記テキスト
情報ファイルとともに該テキスト情報ファイルが参照す
る前記データファイルを共通のパケットにパッケージン
グして転送する。このハイパーテキストの転送方法、提
供方法及びシステムでは、1以上のハイパーテキストを
構成するファイルが共通のパケットにより一括して転送
されるので、効率よくハイパーテキストを転送すること
ができ、放送型の提供方式により多数の利用者に対して
ハイパーテキスト情報を効率よく提供することも可能と
なる。
【0061】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1〜図9を参照して、この発
明の実施の形態に係るハイパーテキストの情報提供シス
テムを説明する。
【0062】図1は、この発明の実施の形態に係る放送
型の情報提供システムの構成を模式的に示している。ク
ライアントがハイパーテキストを素早く取得できるよう
にするために、サーバはハイパーテキストを構成するH
TMLファイル及び該HTMLファイルが参照するデー
タファイルをパッケージングし1つのパケットとして放
送する。1つのパケットには、HTMLファイルとそれ
に必要なデータファイルがすべて含まれているため、ク
ライアントは1回のアクセスで必要なファイルをすべて
取得することが可能になる。
【0063】以下ではまず、ハイパーテキストをパッケ
ージするのに適したデータ構造について説明し、次にパ
ッケージングされたハイパーテキストを放送型情報提供
方式によって提供するための図1に示した情報提供シス
テムの構成について説明する。
【0064】(a)ハイパーテキストのパッケージデー
タ構造 このシステムにおいてハイパーテキストの転送に用いる
パケットには、1つのハイパーテキストに対して次のデ
ータが含まれる。 (1) ヘッダ情報 (2) メインデータ (2-1) HTMLファイル (2-2) データファイル(所要個数〜HTMLファイルで
参照される) また、ハイパーテキストは、互いに参照され得るため、
あるハイパーテキストが取得されると、そのハイパーテ
キストから参照されている他のハイパーテキストも次に
取得される可能性がある。そこで、取得される可能性が
高いハイパーテキストは、もとのハイパーテキストと同
じパケットに含めて、1つのパケットで複数のハイパー
テキストを送信する。この場合は、上述したヘッダ情報
と、HTMLファイル及びデータファイルからなるメイ
ンデータとが複数回繰り返してあらわれる。なお、ヘッ
ダ情報は、パッケージングされているハイパーテキスト
のURL(Uniform Resource Locator)及びパケットに
含まれているファイルに関する情報を含んでいる。
【0065】(b)ハイパーテキストの転送システム 図1に示す情報提供システムは、ネットワーク回線等に
より互いに結合されるクライアント1及びサーバ2を備
えている。クライアント1は、文書要求受付部11、パ
ケット取得部12、パケット分割部13及び文書表示部
14を具備する。また、クライアント1には、同一コン
ピュータシステム又は当該コンピュータシステムを含む
ネットワーク上の他のコンピュータシステムに設けられ
たディスクキャッシュ3が結合されている。クライアン
ト1の文書要求受付部11及び文書表示部14は、図1
0及び図12に示した文書要求受付部103及び文書表
示部106と同一又は類似の構成を有する。
【0066】サーバ2は、ファイル取得部21、文書抽
出部22、文書選択部23、文書結合部24及びパケッ
ト放送部25を具備する。サーバ2は、同一コンピュー
タシステム又は当該コンピュータシステムを含むネット
ワーク上の他のコンピュータシステムに設けられたファ
イルサーバ4に結合されるとともに、必要に応じてイン
ターネット5に結合されている。サーバ2のファイル取
得部21は、図12のファイル取得部114と同一又は
類似の構成を有し、パケット放送部25は、図12のフ
ァイル放送部115に類似した構成を有している。
【0067】図1に示す情報提供システムでは、1つ以
上のハイパーテキストがパッケージングされたパケット
を送信するにあたり、次のような工夫を施している。 (1) HTMLファイルから参照されているデータファイ
ル及びハイパーテキストを抽出するための機能(文書抽
出部22)、及びハイパーテキストを構成する複数のデ
ータファイルを1つのパケットにまとめる機能(文書結
合部24)をサーバ2に追加した。また、放送されるパ
ケットを受信し取得するための機能(パケット取得部1
2)、及び、パケットの中にパッケージングされている
ファイルからハイパーテキスト及びデータファイルを取
り出すための機構(パケット分割部13)をクライアン
トに追加した。
【0068】(2) サーバ2側に文書選択部23を追加し
て、利用者が取得するHTMLファイルから参照されて
いるハイパーテキストのうち、利用者が次に取得する可
能性の高いハイパーテキストが、利用者が要求したハイ
パーテキストを構成するファイルと同じパケットに含ま
れるようにした。これら各機能部の結合関係は図1に示
される。各機能部は、次のような処理を実行する。
【0069】(a)サーバ2の構成:サーバ2は、次の
ような各部の処理により、ハイパーテキストを構成する
複数のファイルをパッケージングして放送用のパケット
を形成する。ここでは、複数のファイルからパケットを
形成することをパッケージングと称している。ファイル
取得部21は、ファイルサーバ4から所要の放送すべき
ハイパーテキストを構成する1以上のファイルを取得す
る。
【0070】文書抽出部22は、放送したいハイパーテ
キストのHTMLファイルをスキャンして、該ハイパー
テキストを構成するデータファイル及び該ハイパーテキ
ストで参照されるハイパーテキストを特定する。文書選
択部23は、放送したいハイパーテキストのパケットに
含めるべき他のハイパーテキストを選択する。具体的な
選択方法としては、例えば当該ハイパーテキストで過去
に参照された頻度が一定の基準値を超えるものを選択す
る。
【0071】文書結合部24は、ハイパーテキストを構
成するHTMLファイル、このHTMLファイルから参
照されているデータファイル、及び該ハイパーテキスト
を特定するためのURLをまとめて1つのパケットを形
成する。また、文書選択部23によって、他のハイパー
テキストが選択されている場合は、それについても同様
の処理を行い、その後、先のハイパーテキストと同一の
パケットに加える。パケット放送部25は、文書結合部
24によって形成された複数のパケットを集めて逐次繰
り返し、送信する。
【0072】(b)クライアント1の構成:クライアン
ト1は、サーバ2から放送されている情報のなかから、
利用者が要求している情報を取得して表示する。文書要
求受付部11は、ハイパーテキストの情報取得要求を、
利用者から受け付け、取得すべきハイパーテキストのU
RLにより、該当するハイパーテキストのHTMLファ
イルを特定する。パケット取得部12は、サーバ2のパ
ケット放送部25から放送されるパケットを監視し、文
書要求受付部11を介して利用者により要求されたハイ
パーテキストのURLをヘッダに持つパケットを取得す
る。パケット分割部13は、パケットからハイパーテキ
スト及びデータファイルを取り出して、それらを文書表
示部14にわたす。このとき、取得したパケットに、と
りあえず表示する必要のないデータファイル及びハイパ
ーテキストファイルが含まれていれば、ディスクキャッ
シュ3に保存する。文書表示部14は、ハイパーテキス
トを構成しているファイルをパケット分割部13から得
て、ハイパーテキストを表示し、利用者に提供する。こ
の文書表示部14は、さらに文書をプリントして出力し
て、ハードコピーにより利用者に提供する機能を有して
いることが望ましい。
【0073】次に、図1に示すように構成した情報提供
システムの動作について、図1〜図9を参照して詳細に
説明する。まず、各機能部における処理について、処理
の流れを参照しつつ説明する。
【0074】(a)サーバ側の処理:先に例として図1
1に提示したような構成を有するハイパーテキストをパ
ッケージングする場合の処理について説明する。このハ
イパーテキストのURLは “http://www.hostname.jp/personal/” であるとする。なお、メインファイルとなるHTMLフ
ァイル“main.html”は、例えば図2に示すような内容
を有しているものとする。
【0075】(a-1)文書抽出部22 放送しようとするハイパーテキストを構成するデータフ
ァイル(すなわちHTMLファイル“main.html”によ
り参照されているデータファイル)と、該ハイパーテキ
スト(すなわちHTMLファイル“main.html”)によ
り参照されているハイパーテキストを文書抽出部22に
よってすべて特定する。文書抽出部22の処理の流れを
図3に示しており、以下この処理について詳細に説明す
る。放送しようとするハイパーテキストを示すURL
を、外部から文書抽出部22に与えることにより、放送
すべきハイパーテキストが特定され、該当するHTML
ファイルがファイル取得部21を介してファイルサーバ
4等から取得されて、文書抽出部22に入力された後
に、文書抽出部22の処理が開始されるものとする。
【0076】処理が開始されると、まず、最初に、処理
1において、全てのデータ格納領域を初期化する(ステ
ップS11)。ここで、データ格納領域は、「リストD
1」及び「リストL1」を含む。「リストD1」はHT
MLファイルから参照されているデータファイルを列挙
するためのリストであり、「リストL1」は現在処理の
対象となっているハイパーテキストからハイパーリンク
が張られているハイパーテキストのURLを列挙するた
めのリストである。
【0077】次に、処理2において、HTMLファイル
“main.html”の先頭にポインタをセットする(ステッ
プS12)。以下の処理ループでは、処理3により、該
ポインタを進めながらHTMLファイルを逐次走査する
(ステップS13)。走査によって、条件1により、
「FILE」というデータファイルを参照している記述
を発見した場合には(ステップS14)、条件2でデー
タファイル「FILE」が「リストD1」に既に挙げら
れているか否かを確かめ(ステップS15)、挙げられ
ていなければ、処理4で該データファイル「FILE」
を「リストD1」に加える(ステップS16)。
【0078】例えば、データファイル“ishikawa.jpg”
を参照している記述としては、次のような例がある。 <IMG SRC="ishikawa.jpg"> これは、イメージソースとして“ishikawa.jpg”という
ファイル名のJPEG画像ファイル指定する記述であ
る。この記述は、ハイパーテキスト中に該JPEG画像
ファイルの画像を挿入することを意味する。
【0079】ステップS16の処理後は、ステップS1
3に戻り、ポインタをすすめてループ処理を繰り返す。
また、ステップS15において、「リストD1」に該当
するデータファイル「FILE」が既に登録されていれ
ば、直ちにステップS13に戻り、ポインタをすすめて
ループ処理を繰り返す。
【0080】また、ステップS14において、データフ
ァイルを参照している記述でないと判定された場合に
は、条件3による判定に移行する(ステップS17)。
条件3では、走査によってハイパーリンクの記述を発見
した場合には、条件4で、該ハイパーリンクで指定され
たハイパーテキストのURLが「リストL1」に既に挙
げられているか否かを確かめる(ステップS18)。ス
テップS18において、「リストL1」に未だ挙げられ
ていなければ、処理5で当該URLを「リストL1」に
加え(ステップS19)、そのURLの参照回数に
「1」を記録する。ステップS19の処理後は、ステッ
プS13に戻り、ポインタをすすめてループ処理を繰り
返す。
【0081】ステップS18において、「リストL1」
に含まれていると判定されたときには、処理6により、
当該URLの参照回数に「1」を加算して、参照回数を
更新する(ステップS20)。ステップS20の処理後
は、ステップS13に戻り、ポインタをすすめてループ
処理を繰り返す。
【0082】例えば、URL "http://www.nttdata.co.jp/" で示されるようなハイパーテキストヘのハイパーリンク
をあらわす記述の例としては次のようなものがある。 <A HREF="http://www.nttdata.co.jp/"> ステップS17において、ハイパーリンクが記述されて
いないと判定された場合には、条件5で、ファイルのポ
インタがファイルの終端に到達していないか否かを判別
する(ステップS21)。ステップS21において、フ
ァイルのポインタがファイルの終端に到達していないと
判定された場合には、ステップS13に戻り、ポインタ
をすすめてループ処理を繰り返す。
【0083】HTMLファイルの走査によって、ステッ
プS21において、ファイルのポインタがファイルの終
端に到達したと判定された場合には処理を終了し「リス
トD1」と「リストL1」を出力する。図11のような
構成のハイパーテキストの場合には、最終的な出力は次
のようになる。 リストD1:ishikawa.jpg, map.gif リストL1:[http://www.nttdata.co.jp/, 2]
【0084】(a-2)文書選択部23 文書選択部23は、文書抽出部22の出力を受けてパケ
ットに含めるべきファイルを決定する。文書選択部23
の処理の流れを図4に示しており、以下において詳細に
説明する。まず、処理1において、文書抽出部22から
出力される「リストL1」に示されているハイパーリン
クのうち、n回以上参照されているハイパーテキストの
URLを「リストL1」からすべて取り出し、それらの
URLを「リストL2」に保存する(ステップS3
1)。さらに、処理2において、ステップS31で抽出
され「リストL2」に保存されたURLから、放送内容
リスト、つまり既に放送されている内容のリスト、に含
まれるものを除去する(ステップS32)。最後に「リ
ストL2」を出力して文書選択部23の処理を終了す
る。
【0085】(a-3)文書結合部24 文書結合部24では、文書抽出部22及び文書選択部2
3によって列挙されたハイパーテキストを構成するデー
タファイル名のリスト(「リストD1」)及びハイパー
テキスト名のリスト(「リストL2」)を用いてパッケ
ージングされたパケットを生成し、出力する。文書結合
部24の処理の流れを図5に示しており、以下にその詳
細を説明する。処理1において、パケットデータを初期
化し、パケットデータの先頭(開始)を示す記述を書き
込む(ステップS41)。このパケットデータの先頭の
記述は複数のパケットが連続している場合には、セパレ
ータとして機能する。
【0086】次に、処理2で、その時点で放送しようと
しているハイパーテキストのURLを変数URL1にセ
ットし、且つ入力された「リストD1」及び「リストD
2」をそれぞれ 「データリスト」及び「URLリス
ト」にセットする(ステップS42)。
【0087】また、処理3で、ヘッダデータの先頭にU
RL及び該URLに該当するHTMLファイルの情報
(ファイル名及びファイルサイズ等)を配置する(ステ
ップS43)。次に、処理4で、メインデータの先頭に
はHTMLファイルの実体を配置する(ステップS4
4)。
【0088】そして、「データリスト」のファイル名に
該当するファイルを1つ1つ処理するためのループ処理
を開始する。このループでは、条件1で「データリスト
(リストD1)」をチェックし(ステップS45)、処
理5〜7で、各データファイル名を抽出し(ステップS
46)、該ファイル名に該当するファイルの実体をメイ
ンデータに追加し(ステップS47)、そのファイル名
とファイルサイズとをヘッダデータに追加して行く処理
を行う(ステップS48)。この操作を、ステップS4
5で、「データリスト」が空になったと判定されるまで
繰り返す。
【0089】「データリスト」が空になったと判定され
たら、処理8でヘッダデータ、メインデータの順にパケ
ットデータに追加する(ステップS49)。
【0090】次に、条件2で「URLリスト」が空か否
かが判定され(ステップS50)、「URLリスト」が
空でなければ、処理9で、「URLリスト」から逐次U
RLが取り出されて変数URL1にセットされる(ステ
ップS51)。そして、処理10で、文書抽出部22に
より、変数URL1によって指定されているハイパーテ
キストの解析が行われ、その出力として得られる「リス
トD1」及び「リストL2」をそれぞれ新たに「データ
リスト」及び「URLリスト」とする(ステップS5
2)。
【0091】以上の処理によりURL1、「データリス
ト」及び「URLリスト」が更新され、ステップS43
に戻る。
【0092】ステップS50において、「リストL2」
が空と判定されれば、処理を終了して、パケットデータ
を出力する。例えば、文書抽出部22及び文書選択部2
3により、次のような入力があったとき、出力されるパ
ケットは図6に示すような構成となる。 リストD1:ishikawa.jpg, map.gif リストL2:http://www.nttdata.co.jp/
【0093】(a-4)パケット放送部25 パケット放送部25は、文書結合部24から出力される
パケットを受け取り、それをパケット列に組み込み、該
パケット列を周期的に繰り返し送信して、放送を行う。
パケット放送部25の詳細な処理を図7に示す。条件1
により、文書結合部24から新しいパケットが出力され
たか否かをチェックする(ステップS61)。文書結合
部24から新しいパケットが出力されていれば、条件2
で、パケット列に含まれるパケットの数nが10個にな
っているか否かを検査する(ステップS62)。
【0094】もしも、パケット列にすでに10個のパケ
ットが含まれていれば、処理1及び処理2で、それぞれ
パケット列及び放送内容リストの最後の要素、すなわち
最終パケット及び最終URLを削除する(ステップS6
3及びS64)。これは、最後の要素は最も古い内容で
あるという判断からである。
【0095】その後、あるいは、ステップS62でパケ
ット列のパケット数nが10でない(10未満)である
場合には、処理3及び処理4で、それぞれパケット列及
び放送内容リストの先頭に要素として新しいパケット及
びURLを加える(ステップS65及びS66)。その
後、あるいはステップS61で条件1により新パケット
が存在しないと判定されたときは、処理5でパケット列
を放送し(ステップS67)、条件3で、放送を続ける
か否かを判断する(ステップS68)。ステップS68
で放送を継続しないと判断したときは処理を終了し、放
送を継続すると判断したときはステップS61に戻る。
ステップS61で、文書結合部24から新しいパケット
が出力されていないと判断されたときは、ステップS6
7及びS68を経てステップS61に戻るループで、同
一のパケット列を繰り返し放送する。
【0096】(b)クライアント側の処理: (b-1)文書要求受付部11 文書要求受付部11は、利用者からハイパーテキストの
取得要求を受け取り、そのハイパーテキストのURLを
出力してパケット取得部12に与える。例えば、利用者
から図10のようなハイパーテキストの取得要求が入力
されたものとすると、文書要求受付部11からパケット
取得部12に、利用者が希望するハイパーテキストのU
RL “http:/www.hostname.jp/personal/” が与えられる。
【0097】(b-2)パケット取得部12 文書要求受付部11から出力されたURLを受けて、パ
ケット取得部12は、そのURLによって指定されたパ
ケットを放送されるパケットのストリームから取得す
る。図8に、パケット取得部12における詳細な処理の
流れを示す。まず、パケット取得部12では、条件1よ
り、URLで指定されたハイパーテキストがクライアン
ト1のディスクキャッシュ3に既に取り込まれていない
かを、検査する(ステップS71)。当該ハイパーテキ
ストが取り込まれていれば、次のパケット分割部13の
処理を飛ばして、文書表示部14によるハイパーテキス
トの表示処理に移る。この場合は、ハイパーテキストを
構成するHTMLファィル及びデータファイルの両種の
ファイルが存在するディスクキャッシュ3上のファイル
位置情報を出力して処理を終了する。
【0098】ステップS71で、URLで指定されたハ
イパーテキストがクライアント1のディスクキャッシュ
3に既に取り込まれていないと判定すれば、処理1で、
放送されるパケットストリームからパケットを1つ取得
し(ステップS72)、条件2で、入力されたURLと
一致するURLがへッダに含まれるか否かを判定する
(ステップS73)。ステップS73で、URLが一致
すればそのまま処理を終了して取得したパケットを出力
し、そうでなければステップS72に戻り、次のパケッ
トの検査を続ける。
【0099】(b-3)パケット分割部13 パケット分割部13ではパケットの中にパッケージング
されているファイルをすべて取り出す処理を行う。この
パケット分割部13の処理の詳細を図9に示す。パケッ
ト分割部13では、最初に、処理1でパケットのヘッダ
部分からファイルとファイルサイズの組のリストを取り
出し、「リスト1」に登録する(ステップS81)。ま
た、処理2で、同パケットからメインデータの部分を取
リ出す(ステップS82)。ステップS81及びS82
の処理が終わると、条件1で「リスト1」が空であるか
否かを調べる(ステップS83)。ステップS83で、
「リスト1」が空でないと判定されれば、処理3で、
「リスト1」からファイル名「FILE」とファイルサ
イズ「SIZE」との組を1組抽出する(ステップS8
4)。さらに、該抽出されたファイル名「FILE」及
びファイルサイズ「SIZE」をもとに、処理4で、フ
ァイルをメインデータから取り出してディスクキャッシ
ュ3に保存し(ステップS85)て、ステップS83に
戻る。
【0100】これらステップS84及びS85の処理を
「リスト1」が空になるまで続ける。ステップS83
で、「リスト1」が空になったと判定されると、条件2
で、パケットからすべてのファイルデータを取り出した
か否かが判定される(ステップS86)。ステップS8
6で、すべてのデータが抽出されたと判定されると、デ
ィスクキャッシュ3上の、ハイパーテキストの保存位置
情報を出力し、処理を終了する。ステップS86で、す
べてのデータが抽出されていないと判定されると、ステ
ップS81に戻り、上述の操作を繰り返す。
【0101】(b-4)文書表示部14 文書表示部14は、パケット分割部13又はパケット取
得部12から出力されるハイパーテキストが保存されて
いる位置を示す情報をもとに、ディスクキャッシュ3に
アクセスしてファイルを取り出し、ハイパーテキストを
表示して、利用者の観察に供する。上述のようにして、
ハイパーテキストを、効率よくパッケージングしたパケ
ットにより転送して、ハイパーテキストの提供システム
を構築することにより、次のような効果が得られる。
【0102】(1)クライアント1は、一回のアクセス
で各ハイパーテキストを構成するファイルすべてを一括
して取得することができる。そのため、逐次的にしかア
クセスすることができない、放送型の情報提供システム
に利用した場合にも、ハイパーテキストを取得するため
の待ち時間を効果的に短縮することができる。
【0103】(2)利用者がアクセスする可能性の高い
ハイパーリンク先のハイパーテキストを、あらかじめ共
通のパケットに含めてパッケージングしておくことによ
り、利用者が、そのリンクをたどった場合には、該ハイ
パーリンク先のハイパーテキストの取得のための待ち時
間を、特に顕著に短縮することができる。
【0104】なお、この発明のシステムは、専用のシス
テムとして構成することなく、通常のコンピュータシス
テムを用いて実現することができる。例えば、コンピュ
ータシステムに上述の動作を実行するためのプログラム
を格納した媒体(フロッピーディスク、CD−ROM
等)から該プログラムをインストールすることにより、
上述の処理を実行するシステムを構築することができ
る。なお、上述の機能を、OSが分担又はOSとアプリ
ケーションの共同により実現する場合等には、OS以外
の部分のみを媒体に格納してもよい。
【0105】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、狭義の記憶媒体に限らず、通信回線、
通信ネットワーク及び通信システムのように、一時的且
つ流動的にプログラム等の情報を保持する通信媒体等を
含む広義の記憶媒体であってもよい。例えば、インター
ネット等の通信ネットワーク上に設けたFTP(File T
ransfer Protocol)サーバに当該プログラムを登録し、
FTPクライアントにネットワークを介して配信するよ
うにしてもよく、通信ネットワークの電子掲示板(BB
S:Bulletin Board System)等に該プログラムを登録
し、これをネットワークを介して配信してもよい。そし
て、このプログラムを起動し、OS(Operating Syste
m)の制御下において実行することにより、上述の処理
を達成することができる。さらに、通信ネットワークを
介してプログラムを転送しながら起動実行することによ
っても、上述の処理を達成することができる。
【0106】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ハイパーテキストの転送に際し、ハイパーテキスト
を構成するファイルを一括して効率よく転送し、ファイ
ル毎に要求情報を通信する必要もなく、通信帯域を有効
に利用して、しかも放送型の情報提供も高い効率で行う
ことを可能とするハイパーテキストの転送方法、提供方
法及びシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る情報提供システム
の構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】図1の情報提供システムにおいて提供されるハ
イパーテキストを構成するHTMLファイルの一例を示
す図である。
【図3】図1の情報提供システムにおけるサーバ側の文
書抽出部の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】図1の情報提供システムにおける文書選択部の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図5】図1の情報提供システムにおける文書結合部の
動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】図1の情報提供システムの文書結合部で生成さ
れるパケットのフォーマットの例を示す図である。
【図7】図1の情報提供システムにおけるパケット放送
部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図8】図1の情報提供システムにおけるクライアント
側のパケット取得部の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図9】図1の情報提供システムにおけるパケット分割
部の動作を説明するためのフローチャートである。
【図10】従来のHTTPによるハイパーテキストの転
送システムの構成を模式的に示すブロック図である。
【図11】ハイパーテキストの一例の構成を示す模式図
である。
【図12】従来、提案されているハイパーテキストの放
送型情報提供システムの構成を模式的に示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 クライアント 2 サーバ 3 ディスクキャッシュ 4 ファイルサーバ 5 インターネット 11 文書要求受付部 12 パケット取得部 13 パケット分割部 14 文書表示部 21 ファイル取得部 22 文書抽出部 23 文書選択部 24 文書結合部 25 パケット放送部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 潮 東京都江東区豊洲三丁目3番3号 エヌ・ ティ・ティ・データ通信株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データファイルを参照し得るテキスト情報
    ファイルと該テキスト情報ファイルが参照する前記デー
    タファイルとを含むハイパーテキストにおける前記テキ
    スト情報ファイルが参照する前記データファイルの情報
    を示す参照情報を抽出する参照データ抽出手段と、 前記参照情報に基づいて前記テキスト情報ファイルとと
    もに該テキスト情報ファイルが参照する前記データファ
    イルを共通のパケットにパッケージングするパケット生
    成手段と、 前記パケットを転送するパケット転送手段と、 を具備することを特徴とするハイパーテキストの転送シ
    ステム。
  2. 【請求項2】前記転送手段により転送された前記パケッ
    トから、前記テキスト情報ファイル及び該テキスト情報
    ファイルが参照する前記データファイルを抽出して、前
    記ハイパーテキストの出力に供するファイル抽出手段
    と、 を具備することを特徴とする請求項1に記載のハイパー
    テキストの転送システム。
  3. 【請求項3】前記パケット生成手段は、テキスト情報フ
    ァイルと該テキスト情報ファイルが参照するデータファ
    イルとを含むハイパーテキストを、単一のパケットに複
    数個含ませて前記パケットを生成する結合手段をさらに
    含むことを特徴とする請求項1又は2に記載のハイパー
    テキストの転送システム。
  4. 【請求項4】データファイル及び他のハイパーテキスト
    を参照し得るテキスト情報ファイルと該テキスト情報フ
    ァイルが参照する前記データファイルとを含むハイパー
    テキストにおける前記テキスト情報ファイルが参照する
    前記データファイル及び他のハイパーテキストの情報を
    示す参照情報を抽出する参照情報抽出手段と、 前記参照情報に基づいて、前記他のハイパーテキストの
    うちの少なくとも参照可能性の最も高い他のハイパーテ
    キストを選定するとともに、該他のハイパーテキストに
    含まれるテキスト情報ファイル及びデータファイルの構
    成情報を抽出するファイル選定手段と、 前記ハイパーテキストの前記テキスト情報ファイルとと
    もに、前記参照情報及び前記構成情報に基づいて、該テ
    キスト情報ファイルが参照する前記データファイルと前
    記選定された他のハイパーテキストに含まれる前記テキ
    スト情報ファイル及び前記データファイルとを、共通の
    パケットにパッケージングするパケット生成手段と、 前記パケットを転送するパケット転送手段と、 を具備することを特徴とするハイパーテキストの転送シ
    ステム。
  5. 【請求項5】前記パケット転送手段により転送された前
    記パケットから、前記ハイパーテキストを構成するテキ
    スト情報ファイル及び該テキスト情報ファイルが参照す
    る前記データファイルを抽出して、ハイパーテキスト毎
    に選択的に出力に供するファイル抽出手段と、 を具備することを特徴とする請求項4に記載のハイパー
    テキストの転送システム。
  6. 【請求項6】前記ファイル抽出手段で選択出力したハイ
    パーテキストと共通のパケットに含まれる他のハイパー
    テキストを構成するテキスト情報ファイル及び該テキス
    ト情報ファイルが参照する前記データファイルを一時保
    存するキャッシング手段をさらに含むことを特徴とする
    請求項5に記載のハイパーテキストの転送システム。
  7. 【請求項7】前記ファイル選定手段は、前記参照可能性
    を、過去の実際の参照頻度情報に基づいて評価する手段
    を含むことを特徴とする請求項4、5又は6に記載のハ
    イパーテキストの転送システム。
  8. 【請求項8】前記ファイル選定手段は、既に転送された
    ハイパーテキストを選定対象から除く手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載
    のハイパーテキストの転送システム。
  9. 【請求項9】データファイルを参照し得るテキスト情報
    ファイルと該テキスト情報ファイルが参照する前記デー
    タファイルとを含むハイパーテキストにおける前記テキ
    スト情報ファイルが参照する前記データファイルの情報
    を示す参照情報を抽出する参照データ抽出手段と、 前記参照情報に基づいて前記テキスト情報ファイルとと
    もに該テキスト情報ファイルが参照する前記データファ
    イルを共通のパケットにパッケージングするパケット生
    成手段と、 前記パケットを複数個収集し、所定のタイミングで逐次
    繰り返し送信するパケット放送手段と、 を具備することを特徴とするハイパーテキストの提供シ
    ステム。
  10. 【請求項10】前記パケット放送手段により送信された
    前記パケットを受信し、所望のハイパーテキストを含む
    パケットを取得するパケット取得手段と、 前記パケット取得手段で取得したパケットから、前記所
    望のハイパーテキストに対応する前記テキスト情報ファ
    イル及び該テキスト情報ファイルが参照する前記データ
    ファイルを抽出して、前記ハイパーテキストの出力に供
    するファイル抽出手段と、 を具備することを特徴とする請求項9に記載のハイパー
    テキストの提供システム。
  11. 【請求項11】前記パケット生成手段は、テキスト情報
    ファイルと該テキスト情報ファイルが参照するデータフ
    ァイルとを含むハイパーテキストを、単一の共通パケッ
    トに複数個含ませて前記共通のパケットを生成する結合
    手段をさらに含み、且つ前記ファイル抽出手段は、前記
    パケットが複数のハイパーテキストを含む場合、各ハイ
    パーテキストを分離して、前記所望のハイパーテキスト
    に対応する前記テキスト情報ファイル及び該テキスト情
    報ファイルが参照する前記データファイルを抽出するパ
    ケット分割手段をさらに含むことを特徴とする請求項9
    又は10に記載のハイパーテキストの提供システム。
  12. 【請求項12】データファイル及び他のハイパーテキス
    トを参照し得るテキスト情報ファイルと該テキスト情報
    ファイルが参照する前記データファイルとを含むハイパ
    ーテキストにおける前記テキスト情報ファイルが参照す
    る前記データファイル及び他のハイパーテキストの情報
    を示す参照情報を抽出する参照情報抽出手段と、 前記参照情報に基づいて、前記他のハイパーテキストの
    うちの少なくとも参照可能性の最も高い他のハイパーテ
    キストを選定するとともに、該他のハイパーテキストに
    含まれるテキスト情報ファイル及びデータファイルの構
    成情報を抽出するファイル選定手段と、 前記ハイパーテキストの前記テキスト情報ファイルとと
    もに、前記参照情報及び前記構成情報に基づいて、該テ
    キスト情報ファイルが参照する前記データファイルと前
    記選定された他のハイパーテキストに含まれる前記テキ
    スト情報ファイル及び前記データファイルとを、共通の
    パケットにパッケージングするパケット生成手段と、 前記パケットを複数個収集し、所定のタイミングで逐次
    繰り返し送信するパケット放送手段と、 を具備することを特徴とするハイパーテキストの提供シ
    ステム。
  13. 【請求項13】前記放送手段により送信された前記パケ
    ットを受信し、所望のハイパーテキストを含むパケット
    を取得するパケット取得手段と、 前記パケット取得手段で取得したパケットが複数のハイ
    パーテキストを含む場合、各ハイパーテキストを分離し
    て、前記所望のハイパーテキストに対応する前記テキス
    ト情報ファイル及び該テキスト情報ファイルが参照する
    前記データファイルを抽出して、前記ハイパーテキスト
    の出力に供するファイル抽出手段と、 を具備することを特徴とする請求項12に記載のハイパ
    ーテキストの提供システム。
  14. 【請求項14】前記ファイル抽出手段で選択出力したハ
    イパーテキストと共通のパケットに含まれる他のハイパ
    ーテキストを構成するテキスト情報ファイル及び該テキ
    スト情報ファイルが参照する前記データファイルを一時
    保存するキャッシング手段をさらに含むことを特徴とす
    る請求項13に記載のハイパーテキストの提供システ
    ム。
  15. 【請求項15】前記ファイル選定手段は、前記参照可能
    性を、過去の実際の参照頻度情報に基づいて評価する手
    段を含むことを特徴とする請求項12乃至14のうちの
    いずれか1項に記載のハイパーテキストの提供システ
    ム。
  16. 【請求項16】前記ファイル選定手段は、既に転送され
    たハイパーテキストを選定対象から除く手段を含むこと
    を特徴とする請求項12乃至15のいずれか1項に記載
    のハイパーテキストの提供システム。
  17. 【請求項17】コンピュータを、データファイルを参照
    し得るテキスト情報ファイルと該テキスト情報ファイル
    が参照する前記データファイルとを含むハイパーテキス
    トにおける前記テキスト情報ファイルが参照する前記デ
    ータファイルの情報を示す参照情報を抽出する参照デー
    タ抽出手段、前記参照情報に基づいて前記テキスト情報
    ファイルとともに該テキスト情報ファイルが参照する前
    記データファイルを共通のパケットにパッケージングす
    るパケット生成手段、前記パケットを転送するパケット
    転送手段、として機能させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  18. 【請求項18】コンピュータを、 データファイル及び他のハイパーテキストを参照し得る
    テキスト情報ファイルと該テキスト情報ファイルが参照
    する前記データファイルとを含むハイパーテキストにお
    ける前記テキスト情報ファイルが参照する前記データフ
    ァイル及び他のハイパーテキストの情報を示す参照情報
    を抽出する参照情報抽出手段、前記参照情報に基づい
    て、前記他のハイパーテキストのうちの少なくとも参照
    可能性の最も高い他のハイパーテキストを選定するとと
    もに、該他のハイパーテキストに含まれるテキスト情報
    ファイル及びデータファイルの構成情報を抽出するファ
    イル選定手段、前記ハイパーテキストの前記テキスト情
    報ファイルとともに、前記参照情報及び前記構成情報に
    基づいて、該テキスト情報ファイルが参照する前記デー
    タファイルと前記選定された他のハイパーテキストに含
    まれる前記テキスト情報ファイル及び前記データファイ
    ルとを、共通のパケットにパッケージングするパケット
    生成手段、前記パケットを転送するパケット転送手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】コンピュータを、 データファイルを参照し得るテキスト情報ファイルと該
    テキスト情報ファイルが参照する前記データファイルと
    を含むハイパーテキストにおける前記テキスト情報ファ
    イルが参照する前記データファイルの情報を示す参照情
    報を抽出する参照データ抽出手段、前記参照情報に基づ
    いて前記テキスト情報ファイルとともに該テキスト情報
    ファイルが参照する前記データファイルを共通のパケッ
    トにパッケージングするパケット生成手段、前記パケッ
    トを複数個収集し、所定のタイミングで逐次繰り返し送
    信するパケット放送手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
  20. 【請求項20】コンピュータを、 データファイル及び他のハイパーテキストを参照し得る
    テキスト情報ファイルと該テキスト情報ファイルが参照
    する前記データファイルとを含むハイパーテキストにお
    ける前記テキスト情報ファイルが参照する前記データフ
    ァイル及び他のハイパーテキストの情報を示す参照情報
    を抽出する参照情報抽出手段、前記参照情報に基づい
    て、前記他のハイパーテキストのうちの少なくとも参照
    可能性の最も高い他のハイパーテキストを選定するとと
    もに、該他のハイパーテキストに含まれるテキスト情報
    ファイル及びデータファイルの構成情報を抽出するファ
    イル選定手段、前記ハイパーテキストの前記テキスト情
    報ファイルとともに、前記参照情報及び前記構成情報に
    基づいて、該テキスト情報ファイルが参照する前記デー
    タファイルと前記選定された他のハイパーテキストに含
    まれるテキスト情報ファイル及びデータファイルとを、
    共通のパケットにパッケージングするパケット生成手
    段、前記パケットを複数個収集し、所定のタイミングで
    逐次繰り返し送信するパケット放送手段、 として機能させるためのプログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
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