JPH10312334A - 携帯情報端末装置 - Google Patents

携帯情報端末装置

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JPH10312334A
JPH10312334A JP9122311A JP12231197A JPH10312334A JP H10312334 A JPH10312334 A JP H10312334A JP 9122311 A JP9122311 A JP 9122311A JP 12231197 A JP12231197 A JP 12231197A JP H10312334 A JPH10312334 A JP H10312334A
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JP
Japan
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terminal device
information
information terminal
portable information
transmission
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JP9122311A
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English (en)
Inventor
Toru Sugiyama
徹 杉山
Tetsuya Kaize
哲也 海瀬
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モバイルデータ通信に使用する記憶媒体の容
量チェックをユーザが簡単に確認できるようにする。 【解決手段】 メモリカード装着部18にメモりカード
3が挿着された場合に、このメモリカード3の残り記憶
容量を検出して、そのパーセント値に対応する数のダイ
ヤルキー16を点灯させることにより表示し、かつデー
タ伝送期間中にデータ伝送の残り時間を分単位で算出し
て、その算出値に対応するダイヤルキーを点灯させるこ
とにより表示させるようにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば携帯電話
機やPHS(Personal Handyphone System)等の無線電
話装置に係わり、特に通話機能に加えてモバイルデータ
通信機能を備えた携帯情報端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、モバイル通信に対するニーズの増
大と無線通信技術の進歩に伴い、携帯電話機やPHS端
末等の無線電話装置が急速に普及している。この種の装
置は、一般に小形の筐体にダイヤルキーパッドと液晶表
示器を配し、液晶表示器に表示されるダイヤル情報や無
線品質の情報を見ながらユーザがダイヤルキーを操作す
ることで発着信等を可能にするように構成されている。
【0003】ところで、最近通話だけでなくモバイルデ
ータ通信を要求するユーザが増えており、これに対応す
るために携帯電話機やPHS端末にデータ通信機能を一
体的に組み込んだ装置が種々開発されている。この種の
装置を使用すれば、例えば別途パーソナル・コンピュー
タを用意してこれを携帯電話機やPHSに接続し、その
上でこれらのパーソナル・コンピュータおよび無線電話
装置の両方を操作してデータ通信を行うといった煩わし
い操作を行うことなく、電子メールの送受信やインター
ネットからのフリーウエアのダウンロード等を簡単に行
うことが可能となり、ユーザにとっては大変便利とな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
の装置を使用してモバイルデータ通信を行う場合には、
次のような解決すべき課題があった。すなわち、モバイ
ルデータ通信では通話と異なり、例えば通信相手端末装
置から伝送されたデータを記憶媒体に記憶する必要があ
る。この場合、記憶媒体としては例えば小形のメモりカ
ードが用いられ、ユーザはこのメモリカードを端末装置
に装着してデータを記憶させる。このため、メモりカー
ドを装着する際にはその残り容量をチェックする必要が
あり、このチェックを従来では別途パーソナル・コンピ
ュータを使用して行わざるを得ず、非常に不便である。
【0005】また、データ通信が一旦開始されるとユー
ザは、たとえ別の相手と通話を行う必要が生じても、デ
ータ通信が終了するまで待ち状態となる。このようなと
きデータ通信の残り時間が分かれば、ユーザにとっては
大変便利である。しかし、データ通信機能を備えた従来
の携帯電話機やPHSには、データ通信時間を表示する
機能が備えられていない。
【0006】この発明は上記事情に着目してなされたも
ので、その第1の目的は、モバイルデータ通信に使用す
る記憶媒体の容量チェックをユーザが簡単に確認できる
ようにした携帯情報端末装置を提供することである。ま
た第2の目的は、モバイルデータ通信中にその通信所要
時間をユーザが簡単に確認できるようにした携帯情報端
末装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るためにこの発明は、バックライト付きのキーパッドを
備え、かつ通信相手装置との間で通信回線を介して情報
の伝送を行う情報伝送手段と、この情報伝送手段により
前記通信相手装置から受信した情報を記憶媒体に記憶す
る情報記憶手段とを備えた携帯情報端末装置にあって、
メモリ情報表示制御手段を新たに備える。そして、この
メモリ情報表示制御手段により、上記情報記憶手段の容
量チェックを行って、そのチェック結果を上記バックラ
イト付きキーパッドの複数のキーを選択的に点灯させる
ことにより表示するようにしたものである。
【0008】したがってこの発明によれば、液晶表示器
などを持たない装置においても、データ伝送に使用する
記憶媒体の残り容量をユーザはキーのバックライトの点
灯により簡単かつ明確に知ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面を参照して説明する。図1および図2は、この発明に
係わる携帯情報端末装置の一実施形態を示すもので、図
1はその外観を示す斜視図、図2は回路構成を示すブロ
ック図である。
【0010】先ず図1において、携帯情報端末装置は上
側筐体1aと下側筐体1bとをヒンジ2を用いて結合し
た折り畳み型をなしている。上側筐体1aの前面部に
は、液晶表示器(LCD)11と、機能キー群12と、
受話器としてのスピーカ14とが配設され、また上側筐
体1aの上端部にはアンテナ61および発光ダイオード
(LED)13が設けられている。LCD11は、発信
相手の電話番号や名前、無線信号の受信状態を表示する
ために使用される。機能キー群12は、通話の開始や終
了、データ通信モードの設定等の各種モード設定を行う
場合に使用される。LED13は、着信表示およびデー
タ通信の終了等を視覚表示するために用いられる。
【0011】これに対し下側筐体1bの前面部には、ダ
イヤルキーパッド16と、送話器としてのマイクロホン
17とが配設され、さらに下側筐体1bの下端部には外
部メモリであるメモリカード装着部18が設けられてい
る。ダイヤルキーパッド16はバックライトを備えてい
る。このバックライトは、暗い場所でのダイヤル操作を
可能にするためのもので、例えばダイヤル操作時に各キ
ーをその裏面側から照明する。メモリカード装着部18
は、メモリカード3を装置本体に挿入するための溝状の
孔部と、この孔部内に設けられたコネクタとから構成さ
れる。なお、メモリカードとしては、例えば内部にフラ
ッシュメモリを内蔵した切手大の小形メモリカードが使
用される。
【0012】次に図2において、図示しない基地局ある
いは他の携帯情報端末装置から到来した無線搬送波信号
は、アンテナ61で受信されたのち無線ユニット6の高
周波スイッチ(SW)62を介して受信回路63に入力
される。この受信回路63では、上記受信された無線搬
送波信号が周波数シンセサイザ64から発生された受信
局部発振信号とミキシングされて受信中間周波信号また
は受信ベースバンド信号にダウンコンバートされる。な
お、上記周波数シンセサイザ64から発生される局部発
振周波数は制御部5より指示される。また、無線ユニッ
ト6には受信電界強度(RSSI)検出器66が設けら
れている。このRSSI検出部66では、基地局あるい
は他の携帯情報端末装置から到来した無線搬送波信号の
受信電界強度が検出され、その検出値は無線チャネルの
空きを判定するために制御部5に通知される。
【0013】上記受信回路63から出力された受信中間
周波信号または受信ベースバンド信号は、モデムユニッ
ト7のディジタル復調部71に入力される。ディジタル
復調部71では上記受信中間周波信号または受信ベース
バンド信号のディジタル復調が行なわれる。
【0014】TDMAユニット8のTDMAデコーダ8
1は、制御部5の指示に従って、上記ディジタル復調部
71から出力されたディジタル信号から、自装置に割り
当てられたタイムスロットのディジタル信号を抽出す
る。そして、このディジタル信号がディジタル通話信号
の場合には、この信号を通話ユニット9に入力する。
【0015】通話ユニット9は、チャネルコーデック9
1と、PCMコーデック92とからなる。チャネルコー
デック91ではディジタル通話信号の誤り訂正あるいは
消失訂正のための復号処理が行なわれる。PCMコーデ
ック92では上記復号されたディジタル通話信号がアナ
ログ通話信号に変換される。そして、このアナログ通話
信号は図示しない受話増幅器で増幅されたのちスピーカ
14から拡声出力される。
【0016】一方、上記抽出された自装置宛のディジタ
ル信号がディジタル受信データだった場合には、この受
信データを制御部5に供給する。制御部5は、上記受信
データをメモりカードインタフェース(メモリカードI
/F)4を介してメモりカード3に書き込む。なお、メ
モリカードとしては、例えばフラッシュメモリを内蔵し
た切手大の小形メモリカードが使用される。
【0017】これに対し、マイクロホン17に入力され
た送話音声は、通話ユニット9において、図示しない送
話増幅器で増幅されたのち、PCMコーデック92でデ
ィジタル送話信号に変換される。そして、このディジタ
ル送話信号はチャネルコーデック91で誤り訂正あるい
は消失訂正のための符号化処理が施された後、TDMA
ユニット8に入力される。なお、制御部5から送信デー
タが出力された場合にも、この送信データはチャネルコ
ーデック91を介して上記TDMAユニット8に入力さ
れる。
【0018】TDMAエンコーダ82では、上記チャネ
ルコーデック91から出力されたディジタル通話信号ま
たは送信データが制御部5により指示されたタイムスロ
ットに挿入されて、ディジタル変調部72に入力され
る。ディジタル変調部72では、上記ディジタル通話信
号または送信データにより高周波信号がディジタル変調
されて変調波信号が出力され、この変調波信号は無線ユ
ニット6の送信回路65に入力される。
【0019】送信回路65では、上記変調された変調波
信号が周波数シンセサイザ64から発生された送信局部
発振信号とミキシングされることにより、制御部5より
指示された無線チャネル周波数にアップコンバートされ
る。そして、さらに制御部5から指示された所定の送信
電力レベルに増幅される。この送信回路65から出力さ
れた無線搬送波信号は、高周波スイッチ62を介してア
ンテナ61から送信される。
【0020】また本実施形態の装置は、図1にて述べた
ようにLCD11と、LED13と、機能キー群12お
よびダイヤルキーパッド16からなるキー入力部10を
備え、さらに振動を発生して着信等を表示するためのバ
イプレータ19と、上記キー入力部10の各キーをその
裏面から照明するバックライト部10aと、メモリカー
ドインタフェース(メモリカードI/F)4とを備えて
おり、これらはいずれも制御部5に接続されている。
【0021】制御部5は、例えばマイクロコンピュータ
を主制御部として有したもので、この発明に係わる主な
制御機能として、メモリ残量表示制御手段51と、伝送
時間表示制御手段52とを備えている。
【0022】メモり残量表示制御手段51は、待受状態
においてメモリカード装着部18にメモリカード3が挿
着されたときに、この装着されたメモリカードの残りメ
モリ容量を検出して、この検出した残りメモリ容量を全
メモリ容量に対するパーセント値に変換し、このパーセ
ント値をLCD11に表示させるか、またはキー入力部
10のバックライトを選択的に点灯させることにより表
示させる。
【0023】伝送時間表示制御手段52は、データ伝送
期間中に伝送すべきデータ量と伝送速度とからデータ伝
送所要時間(残り伝送時間)を算出し、この所要時間を
例えば分単位でLCD11に表示させるか、またはキー
入力部10の数字キーのバックライトを選択的に点灯さ
せることにより表示させる。また、所要時間が1分以下
のときには、所要時間の減少に応じてバックライトの点
滅速度を変化させる。さらにデータ伝送が終了したとき
には、その旨をスピーカ14から鳴音を発生させるか、
LED13またはバイブレータ19を駆動して無鳴音で
ユーザに報知する。
【0024】次に、以上のように構成された装置の動作
を制御部5の制御手順に従って説明する。待受状態にに
おいて制御部5は、図4に示すごとくステップ4aで発
着信の監視を行いながら、ステップ4bでメモリカード
3の挿着を監視している。
【0025】この状態でユーザが、データ受信に先立ち
受信データ記憶用のメモリカードの残り記憶容量を確か
めるべく、メモリカード3をメモりカード装着部17に
挿入したとする。そうすると制御部5は、ステップ4c
で挿着されたメモリカード3から制御情報を読み込んで
残り記憶容量を検出し、さらにステップ4dでこの残り
記憶容量の検出値をパーセント値に変換する。そして、
ステップ4eでLCD11に表示可能か否かを判定す
る。
【0026】いま例えばバッテリの電圧低下情報や圏外
情報等のようなLCD11に優先的に表示すべき情報が
なく、上記残り記憶容量をLCD11に表示可能であれ
ば、制御部5はステップ4fに移行して上記残り記憶容
量のパーセント値をLCD11に表示させる。
【0027】これに対しバッテリの電圧低下情報や圏外
情報等のようなLCD11に優先的に表示すべき情報が
ある場合には、LCD11への表示は不可能と判断して
ステップ4gに移行し、ここでキー入力部10のバック
ライトを利用して上記残り記憶容量のパーセント値を表
示させる。例えば、いま残り記憶容量が60%であれ
ば、図3(a)に示すごとく数字キー“1”〜“5”を
消灯させてそれ以外のキーをすべて点灯させる。これに
よりユーザは、残り記憶容量が約60%であることを間
接的に把握することが可能となる。
【0028】なお、上記残り記憶容量の表示は、ユーザ
が“切”キーを押下してこれがステップ4hで検出され
るか、または表示時間が一定時間を経過してこれがステ
ップ4iで検出された時点で消灯される。
【0029】一方、ユーザがデータ通信を行うべく、装
置をデータ通信モードに設定して発信操作を行ったとす
る。そうすると、制御部5は図4のステップ4aでこれ
を検出して以後発信制御に移行する。図5はその制御手
順および制御内容を示すフローチャートである。
【0030】すなわち、制御部5は先ずステップ5aで
通信モードが通話モードであるかデータ通信モードであ
るかを判定し、いまはデータ通信モードなのでステップ
5bに移行してここで基地局との間で無線リンクを形成
するためのネゴシエーションを実行する。そして、基地
局との間に無線リンクが形成され、さらに相手の通信端
末装置との間でデータ伝送が可能になると、ステップ5
cに移行してここでデータの送受信を開始する。
【0031】さて、そうしてデータの送受信を開始する
と、制御部5はステップ5dで伝送するデータの量とデ
ータ伝送速度とからデータ伝送所要時間を分単位で算出
する。そして、このデータ伝送所要時間をステップ5e
でLCD11に表示可能か否かを判定する。
【0032】いま例えばバッテリの電圧低下情報や圏外
情報等のようなLCD11に優先的に表示すべき情報が
なく、上記データ伝送所要時間をLCD11に表示可能
であれば、制御部5はステップ5fに移行してここで上
記データ伝送所要時間をLCD11に表示させる。
【0033】これに対しバッテリの電圧低下情報や圏外
情報等のようなLCD11に優先的に表示すべき情報が
ある場合には、LCD11への表示は不可能と判断して
ステップ5gに移行し、ここでキー入力部10のバック
ライトを利用して上記データ伝送所要時間を表示させ
る。例えば、いまデータ伝送所要時間が残り6分であっ
たとすれば、図3(b)に示すごとく数字キー“6”を
点灯させる。これによりユーザは、データ伝送所要時間
が残り6分であることを知ることができる。また、デー
タ伝送所要時間が残り5分になれば、数字キー“5”を
点灯させ、以後データ伝送所要時間が減少するごとに、
点灯させる数字キーを“4”,“3”“2”,“1”と
順に変化させる。そして、データ伝送所要時間が残り1
分を切ると数字キー“1”を点滅させ、以後10秒間隔
で点滅周期を速くする。このため、ユーザはデータ伝送
所要時間が残り1分を切った後には、その点滅周期から
おおよその残り時間を知ることができる。
【0034】そうしてデータ伝送が終了すると、制御部
5はステップ5hからステップ5iに移行し、ここでデ
ータ伝送の終了をスピーカ14から鳴音を発生させるこ
とによりユーザに報知する。なお、装置に予めサイレン
トモードが設定されている場合には、LED13を発光
させるかまたはバイブレータ19を振動させることによ
りユーザに報知する。したがって、ユーザはデータ伝送
開始後に、端末装置を机上に放置した場合でもまた鞄や
衣服のポケットに収納した場合でも、データ伝送の終了
を確実に知ることができ、これにより即時次のデータ伝
送あるいは通話に移行することができる。
【0035】なお、上記データ伝送の終了表示は、ユー
ザが“切”キーを押下してこれがステップ5jで検出さ
れるか、または表示時間が一定時間を経過してこれがス
テップ5kで検出された時点でオフとなる。
【0036】以上述べたようにこの実施形態では、メモ
リカード装着部18にメモりカード3が挿着された場合
に、このメモリカード3の残り記憶容量を検出して、そ
のパーセント値に対応する数のダイヤルキー16を点灯
させることにより表示し、かつデータ伝送期間中にデー
タ伝送の残り時間を分単位で算出して、その算出値に対
応するダイヤルキーを点灯させることにより表示させる
ようにしている。
【0037】したがって、メモリカード3をメモリカー
ド装着部18に装着するだけで、ユーザはメモリカード
3の残り記憶容量を即時簡単に確認することができる。
また、データ伝送期間中にはそのデータ伝送の残り時間
をリアルタイムで確認することができる。
【0038】さらに、データ伝送残り時間が1分以下の
ときには、数字キー“1”を点滅させ、かつその点滅周
期を残り時間の減少に応じて速くするようにしている。
このため、ユーザはデータ伝送所要時間が残り1分を切
った後には、その点滅周期からおおよその残り時間を知
ることができる。
【0039】また、データ伝送終了後には鳴音の発生、
あるいはLED13点灯もしくはバイブレータ19の振
動により、データ伝送の終了をユーザに報知するように
している。このため、ユーザはデータ伝送開始後に、端
末装置を机上に放置した場合でもまた鞄や衣服のポケッ
トに収納した場合でも、データ伝送の終了を確実に知る
ことができ、これにより即時次のデータ伝送あるいは通
話に移行することができる。
【0040】しかも、上記メモリカード3の残り記憶容
量およびデータ伝送残り時間を表示する際にLCD11
に表示可能であるか否かを判定し、表示可能な場合には
LCD11に表示させるが、表示不可能な場合にはダイ
ヤルキー16のバックライトを利用して表示するように
している。このため、例えばバッテリの電圧低下情報や
圏外情報等のようにLCD11に優先的に表示すべき情
報がある場合でも、上記残り記憶容量およびデータ伝送
残り時間を表示することができる。また、その際優先情
報の表示を犠牲にすることがないため、装置本来の取り
扱いに支障を生じることがない。
【0041】なお、この発明は上記実施形態に限定され
るものではない。例えば、前記実施例では携帯電話機ま
たはPHS端末に本発明を適用した場合を例にとって説
明したが、テレビジョン受像装置やオーディオ機器等で
使用されるリモートコントローラに本発明を適用しても
よい。
【0042】すなわち、近い将来、テレビジョン受像装
置等はビデオオンデマンド等のインタラクティブなサー
ビスを受けることができる機能を備えたものが主流とな
り、この種の装置で使用されるリモートコントローラも
データ伝送機能を備えたものになると予想される。した
がって、このようなリモートコントローラに本発明を適
用して、メモリ残り容量やデータ伝送の残り時間を表示
できるようにすれば、ユーザにとっては大変便利とな
る。またリモートコントローラの中にはLCDが備えら
れていないものがあるが、このようなものにおいても本
発明を適用すればメモリ残り容量やデータ伝送の残り時
間を数字キーのバックライトを利用して確実に表示する
ことが可能である。
【0043】また前記実施形態では、メモリカードのよ
うな外部メモリの残り記憶容量を表示する場合を例にと
って説明したが、装置内部に設けられているRAMやハ
ードディスクメモリなどの内蔵メモリの残り記憶容量を
検出して表示するようにしてもよく、さらには外部メモ
リと内蔵メモリの合計の残り記憶容量を表示するように
してもよい。またその際、表示する情報としては残り記
憶容量に限らず、記憶済みの容量を表示するようにして
もよい。
【0044】その他、バックライトの点灯の形態やその
点灯色、記憶媒体の種類、装置の種類やその構成等につ
いても、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施できる。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
メモリ情報表示制御手段により、上記情報記憶手段の容
量チェックを行って、そのチェック結果を上記バックラ
イト付きキーパッドの複数のキーを選択的に点灯させる
ことにより表示するようにしたことによって、モバイル
データ通信に使用する記憶媒体の容量チェックをユーザ
が簡単に確認することのできる携帯情報端末装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる携帯情報端末装置の一実施
形態を示す外観斜視図。
【図2】 この発明に係わる携帯情報端末装置の一実施
形態を示す回路ブロック図。
【図3】 メモリカードの残り記憶容量の表示例および
データ伝送残り時間の表示例を示す図。
【図4】 図2に示した携帯情報端末装置の制御部によ
る残り記憶容量の表示制御手順およびその制御内容を示
すフローチャート。
【図5】 図2に示した携帯情報端末装置の制御部によ
るデータ伝送残り時間の表示制御手順およびその制御内
容を示すフローチャート。
【符号の説明】
1a,1b…筐体、2…ヒンジ、3…メモリカード、4
…メモリカードインタフェース(メモリカードI/
F)、5…制御部、10…キー入力部、10a…バック
ライト部、11…液晶表示器(LCD)、13…発光ダ
イオード(LED)、16…ダイヤルキー、18…メモ
リカード装着部、19…バイブレータ、51…メモリ残
量表示制御手段、52…伝送時間表示制御手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックライト付きのキーパッドを備えた
    携帯情報端末装置において、 通信相手装置との間で通信回線を介して情報の伝送を行
    う情報伝送手段と、 この情報伝送手段により前記通信相手装置から受信した
    情報を記憶媒体に記憶する情報記憶手段と、 前記情報記憶手段の容量チェックを行い、そのチェック
    結果を前記キーパッドの複数のキーを選択的に点灯させ
    ることにより表示するメモリ情報表示制御手段とを具備
    したことを特徴とする携帯情報端末装置。
  2. 【請求項2】 メモリ情報表示制御手段は、記憶媒体の
    容量チェックの結果を全体容量に対するパーセント値に
    変換し、キーパッドの複数のキーのうち前記パーセント
    値に対応する個数のキーを点灯もしくは消灯させること
    を特徴とする請求項1記載の携帯情報端末装置。
  3. 【請求項3】 前記メモリ情報表示制御手段は、携帯情
    報端末装置に対し着脱自在に装着される外部メモリの容
    量チェックを行い、そのチェック結果を前記キーパッド
    の複数のキーを選択的に点灯させることにより表示する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯情報端末装
    置。
  4. 【請求項4】 バックライト付きのキーパッドを備えた
    携帯情報端末装置において、 通信相手装置との間で通信回線を介して情報の伝送を行
    う情報伝送手段と、 この情報伝送手段による情報伝送期間中に、伝送情報量
    と伝送速度とから伝送所要時間を算出してこの算出した
    伝送所要時間を前記キーパッドの数字キーを選択的に点
    灯させることにより表示する伝送時間表示制御手段とを
    具備したことを特徴とする携帯情報端末装置。
  5. 【請求項5】 伝送時間表示制御手段は、算出した情報
    の残り伝送時間を分単位で表して対応する数字キーを点
    灯させることにより表示し、1分以下の残り伝送時間に
    ついてはその値の減少に従い数字キーの点滅周期を変化
    させることにより表示させることを特徴とする請求項4
    記載の携帯情報端末装置。
  6. 【請求項6】 携帯情報端末装置が鳴音発生手段または
    振動発生手段を備えている場合に、前記伝送時間表示制
    御手段は情報伝送が終了したことを前記鳴音発生手段ま
    たは振動発生手段を使用して表示することを特徴とする
    請求項4又は5記載の携帯情報端末装置。
JP9122311A 1997-05-13 1997-05-13 携帯情報端末装置 Pending JPH10312334A (ja)

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Cited By (5)

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