JPH1031064A - 走査型レーザレーダ装置 - Google Patents

走査型レーザレーダ装置

Info

Publication number
JPH1031064A
JPH1031064A JP8205310A JP20531096A JPH1031064A JP H1031064 A JPH1031064 A JP H1031064A JP 8205310 A JP8205310 A JP 8205310A JP 20531096 A JP20531096 A JP 20531096A JP H1031064 A JPH1031064 A JP H1031064A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
scanning
laser
radar device
laser radar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8205310A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Shimizu
和久 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP8205310A priority Critical patent/JPH1031064A/ja
Publication of JPH1031064A publication Critical patent/JPH1031064A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自己診断用素子の配置のために前方視野に死
角を生ずることがなく、しかもコストダウンが可能な走
査型レーザレーダ装置を提供すること。 【解決する手段】 投光器(4)から投光されるレーザ
光の首振り走査範囲を、設定された走査角度範囲(θ)
の外部にまで拡げると共に、前記設定された走査角度範
囲を越えて首振り走査された状態にて前記投光器から投
光されたレーザ光が透光性窓板(2)にて反射されて到
達する位置には受光素子(8)を配置し、該受光素子の
出力信号を監視することにより、前方物体警戒の空き時
間にて、前記投光器の状態を診断し得るように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、車間距離
制御システムなどへの適用に好適な走査型レーザレーダ
装置にかかり、特に、投受光器の自己診断機能を備えた
走査型レーザレーダ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の走査型レーザレーダ装置における
ヘッド部の構造の一例を図6の模式図に示す。同図に示
されるように、この走査型レーザレーダ装置のヘッド部
は、その前面窓1に透光性窓板2(例えば、ガラスやプ
ラッチックなど)を有するハウジング3内に、それぞれ
前方へ向けて一対の投受光器4,5を左右に並べて配置
して構成されている。一対の投受光器を構成する投光器
4は左右方向に設定された走査角度範囲θ内で投光方向
を首振り走査しつつレーザパルスを前記透光性窓板2を
通して前方扇形警戒領域へと投光するように構成されて
いる。また、一対の投受光器を構成する受光器5は前方
扇形警戒領域にて反射される前記レーザパルスの反射光
を前記透光性窓板2を通して受光するように構成されて
いる。すなわち、図示しないが、投光器4は、パルス駆
動されるレーザダイオードLDと、このレーザダイオー
ドLDからの光を反射しかつ所定角度範囲内で回動自在
に支承された反射鏡と、この反射鏡を回動させるための
モータとを主体として構成されており、またこの反射鏡
の回転角度が内蔵センサにより検出されて外部へと出力
される。
【0003】このような走査型レーザレーダ装置は、例
えば、車両のフロントバンパーなどに取付けられ、前方
車両との車間距離測定のために用いられる。車間距離制
御システムは、よく知られているように、車両の走行速
度から算出された適正車間距離を目標値とし、これと走
査型レーザレーダ装置で測定される車間距離との偏差が
ゼロとなるように、アクセルやブレーキを自動制御しつ
つ、前方車両との車間距離を適切に維持するものであ
る。
【0004】ところで、従来、この種の走査型レーザレ
ーダ装置にあっては、投受光器4,5が正常に作動する
ことを常時保証するために、自己診断機能が備えられて
いる。この自己診断を実現するためには、透光性窓板2
の内面側に取付けられたテスト用受光素子6並びにテス
ト用発光素子7が用いられる。テスト用受光素子6は、
走査角度範囲θの最端部に位置するようにして透光性窓
板2の内面に取付けられており、投光器4から発せられ
るレーザパルスがこの受光素子6を照射するタイミング
において、この受光素子6の出力信号を監視することに
よって、投光器4から実際にレーザパルスが発せられて
いることを確認することができる。他方、テスト用発光
素子7は、同様にして透光性窓板2の内面側に取付けら
れており、これを適当なタイミングで発光させ、受光器
5の出力を監視することによって、受光器5が正常に作
動することを確認することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の走査型レーザレーダ装置における受光素子6
並びに発光素子7の配置は、投光器4並びに受光器5の
前方視野をわずかではあるものの遮ることとなるため、
その分だけ前方扇形警戒領域に死角を生ずる虞れがあ
り、加えて投受光器4,5の他に別途テスト用に受光素
子6並びに発光素子7が必要となるため、その分だけコ
ストアップにつながるという問題点があった。
【0006】この発明は、従来の走査型レーザレーダ装
置における上述の問題点を解決するためになされたもの
であり、その目的とするところは、自己診断用素子の配
置のために前方視野に死角を生ずることがなく、しかも
コストダウンが可能な走査型レーザレーダ装置を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1に記
載の発明は、その前面窓に透光性窓板を有するハウジン
グ内に、それぞれ前方へ向けて一対の投受光器を左右に
並べて配置し、前記一対の投受光器を構成する投光器は
左右方向に設定された走査角度範囲内で投光方向を首振
り走査しつつレーザパルスを前記透光性窓板を通して前
方扇形警戒領域へと投光する一方、前記一対の投受光器
を構成する受光器は前方扇形警戒領域にて反射される前
記レーザパルスの反射光を前記透光性窓板を通して受光
するようにした走査型レーザレーダ装置において、前記
投光器から投光されるレーザパルスの首振り走査範囲
を、前記設定された走査角度範囲の外部にまで拡げると
共に、前記設定された走査角度範囲を越えて首振り走査
された状態にて前記投光器から投光されたレーザ光が前
記透光性窓板にて反射されて到達する位置には受光素子
を配置し、該受光素子の出力信号を監視することによ
り、前方物体警戒の空き時間にて、前記投光器の状態を
診断し得るように構成したことを特徴とする走査型レー
ザレーダ装置にある。
【0008】この請求項1に記載の発明では、投光器か
ら投光されるレーザ光の首振り走査範囲を、設置された
走査角度範囲の外部にまで拡げている。ここで、『外部
にまで拡げる』とあるのは、物理的に首振り走査範囲を
従来のものよりも拡げた場合と、物理的な首振り走査範
囲は従来のままであり、そのうち従来より使用されてい
なかった走査範囲の端部領域を使用する場合との双方を
含んでいる。すなわち、一般にこの種の走査型レーザレ
ーダ装置における回転反射鏡は、所定の許容回転角度を
有するものであるが、実際に前方扇形警戒領域に対応す
るのはその首振り走査範囲の全体ではなく、走査範囲の
両端部にはわずかに未使用部分が残されているのが通例
であるから、この未使用部分を本発明の動作テストのた
めに使用することができる。さらに、『扇型警戒領域』
とは、レーザレーダが観測範囲としている領域のことを
意味している。
【0009】また、本発明では、設定された走査角度範
囲を越えて首振り走査された状態にて前記投光器から投
光されたレーザ光が前記透光性窓板にて反射されて到達
する位置には受光素子が配置され、その受光素子の出力
信号を監視することにより、前方物体警戒の空き時間に
て、投光器の状態が診断される。ここで、『受光素子』
としては、レーザダイオードLDからの信号を検出が可
能な、フォトダイオードPDを使用することができる。
【0010】尚、この請求項1に記載の発明にあって
は、投光器の動作テストを主体として記述されており、
受光器についてはその他任意のテスト方法を採用するこ
とができる。従って、従来と同様に別途発光素子を設け
てもよいであろう。
【0011】そして、この請求項1に記載の発明によれ
ば、受光素子は投光器の前方視野を遮ることがないため
前方に死角を生ずることがなく、また受光素子について
も走査角度範囲θを外れているためその取付け位置に制
限を受けることがない。
【0012】この出願の請求項2に記載の発明は、その
前面窓に透光性窓板を有するハウジング内に、それぞれ
前方へ向けて一対の投受光器を左右に並べて配置し、前
記一対の投受光器を構成する投光器は左右方向に設定さ
れた走査角度範囲内で投光方向を首振り走査しつつレー
ザパルスを前記透光性窓板を通して前方扇形警戒領域へ
と投光する一方、前記一対の投受光器を構成する受光器
は前記前方扇形警戒領域にて反射される前記レーザパル
スの反射光を前記透光性窓板を通して受光するようにし
た走査型レーザレーダ装置において、前記投光器から投
光されるレーザ光の首振り走査範囲を、前記設定された
走査角度範囲の外部にまで拡げると共に、前記設定され
た走査角度範囲を越えて首振り走査された状態にて前記
投光器から投光されたレーザ光が前記透光性窓板にて反
射されて前記受光器へと到達するように、前記投光器と
前記受光器との配置を調整し、該受光器の出力信号を監
視することにより、前方物体警戒の空き時間にて、前記
投光器の状態を診断し得るように構成したことを特徴と
する走査型レーザレーダ装置にある。
【0013】この請求項2に記載の発明では、投光器と
受光器との配置を調整することによって、設定された走
査角度範囲を越えて首振り走査された状態にて投光器か
ら投光されたレーザ光が透光性窓板にて反射されて受光
器を到達するように構成されている。ここで、『投光器
と受光器との配置を調整』とあるのは、従来のものと異
なるように両者の配置関係を調整する場合を含むことは
もちろんのこと、それ以外にも、両者の配置関係につい
ては従来通りのままとし、もともと、設定された走査角
度範囲を越えて首振り走査された状態にて投光器から投
光されたレーザパルスの漏れ光が透光性窓板にて反射さ
れて受光器へと到達するような場合には、その漏れ光自
体を利用する場合の双方を含む。
【0014】そして、この請求項2に記載の発明によれ
ば、受光器から時系列的に出力される信号列の中から、
前方警戒領域から外れた部分を抽出し、これを監視する
ことによって、投光器並びに受光器を含めた全体システ
ムの動作状態を確認することができ、加えてテスト用の
受光素子並びに発光素子が一切不要となるため、コスト
ダウンが可能となる。
【0015】この出願の請求項3に記載の発明は、前記
受光素子若しくは前記受光器の出力信号のレベルを監視
し、それが常に規定範囲内に収まるように、前記投光器
から投光されるレーザパルスの強度を調整するサーボ制
御手段を具備することを特徴とする請求項1若しくは請
求項2に記載の走査型レーザレーダ装置にある。
【0016】この請求項3に記載の発明では、前述した
請求項1並びに請求項2における受光素子若しくは受光
器の出力信号のレベルを監視し、それが常に規定範囲内
に収まるように、投光器から投光されるレーザパルスの
強度を調整している。すなわち、受光素子若しくは受光
器に到達するレーザパルスの強度は、前方警戒領域を経
由したものではないから、常にレーザダイオードの発光
状態を正確に反映したものとなり、そのためそれら受光
素子若しくは受光器の出力信号に基づきサーボ制御を行
うことによって、レーザパルスを発光するレーザダイオ
ードの強度を適切に維持することができる。
【0017】この出願の請求項4に記載の発明は、前記
サーボ制御手段の作動により、出力信号のレベルが規定
値内に収まらない場合には、所定の異常出力を発する異
常処理手段を具備することを特徴とする請求項3に記載
の走査型レーザレーダ装置にある。
【0018】前述のサーボ制御手段を用いることによ
り、本来すべての機器が正常であれば、レーザパルスの
強度は適切に維持されるはずであるが、レーザダイオー
ドそれ自体に異常が生じたり、或いはその駆動回路に異
常が生ずると、レーザパルスの強度が適切に維持されな
い場合が生ずる。そのため、そのような場合には、異常
出力を発することにより、車両乗員に対して警報を発し
たり、或いは自動的に車間距離制御システムを解除する
などの適切な措置が可能となるのである。
【0019】この出願の請求項5に記載の発明は、前記
設定された走査角度範囲を越えて首振り走査された状態
にて、前記投光器から投光されて前記受光素子若しくは
前記受光器へと到達するレーザ光が、前記透光性窓板に
て反射される反射位置には、ミラーが設けられているこ
とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
の走査型レーザレーダ装置にある。
【0020】一般に、この種の走査型レーザレーダ装置
に用いられている透光性窓板の素材は、ガラス若しくは
プラスチックであり、その入射界面において十分な反射
光を生ずるのであるが、これをミラー面とすることによ
りレーザパルスを全反射させれば、動作テスト並びにサ
ーボ制御における感度を一層向上させることができるで
あろう。
【0021】この出願の請求項6に記載の発明は、前記
設定された走査角度範囲を越えて首振り走査された状態
にて前記投光器から投光されたレーザ光は、連続光若し
くはパルス光であることを特徴とする請求項1若しくは
請求項2に記載の走査型レーザレーダ装置にある。
【0022】ここで言う『レーザ光』は、距離測定のた
めであるから必ずしもパルス光である必要はない。従っ
て、操作角度範囲を越えている間については、パルス光
から連続光に変更することもできるのである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、この発明の好ましい実施の
形態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0024】本発明にかかる走査型レーザレーダ装置の
ヘッド部の構成を図1の模式図に示す。
【0025】同図に示されるように、この走査型レーザ
レーダ装置のヘッド部は、その前面窓1に透光性窓板2
を有するハウジング3内に、それぞれ前方へ向けて一対
の投受光器4,5を左右に並べて配置して構成されてい
る。一対の投受光器を構成する投光器4は左右方向に設
定された走査角度範囲θ内で投光方向を首振り走査しつ
つレーザパルスを透光性窓板2を通して前方扇形警戒領
域へと投光するように構成されている。また、一対の投
受光器を構成する受光器5は、前方扇形警戒領域にて反
射される前記レーザパルスの反射光を前記透光性窓板2
を通して受光するように構成されている。
【0026】一方、この走査型レーザレーダ装置にあっ
ては、投光器4から投光されるレーザパルスの首振り走
査範囲を、前記設定された走査角度範囲θの外部にまで
Δθだけ拡げており、また設定された走査角度範囲θを
越えてΔθだけ首振り走査された状態にて前記投光器4
から投光されたレーザパルスが前記透光性窓板2にて反
射されて到達する位置には受光素子(例えば、フォトダ
イオードPDで構成される)8が配置されている。その
ため、受光素子8は、走査角度範囲θから外れて配置さ
れているため、投光器4の前方視野を遮ることがない。
加えて、取付けスペースにおいても自由度が増すため、
取付けスペースにさほど制約を生じることがない。尚、
受光器5の側の動作テストのための構成については従来
と同様であって、透光性窓板2の内面側には発光素子7
が取付けられており、この発光素子7からの光を受けて
受光器5の出力を監視することによって、受光器5の動
作が診断される。
【0027】そしてこの第1の実施の形態によれば、受
光素子8の出力信号を監視しつつ、走査角度範囲θを越
えた時間帯における信号レベルに基づき、投光器4から
のレーザパルス発光状態を診断することができる一方、
受光器5の出力信号を監視しつつ発光素子7の発光タイ
ミングにおける信号レベルに基づき、受光器5の動作状
態を監視することができるのである。
【0028】尚、図では示されていないが、先に説明し
たように、投光器4は、パルス駆動されるレーザダイオ
ードLDと、このレーザダイオードLDから発せられる
レーザパルスを反射しかつ所定の角度範囲内において回
動可能に構成された反射鏡と、この反射鏡を回動駆動す
るためのモータとを主体として構成されており、また反
射鏡の角度位置は内蔵センサによって外部へと出力され
るようになっている。他方、受光器5は、前方所定角度
範囲内からの光を受光するように光学系を調整されたフ
ォトダイオードPDで構成されており、この受光器5の
出力レベルと、そのとき投光器4から検出される投光角
度と、投光器4からのレーザパルス発射タイミングとに
基づき、三角測量の原理で、前方物体までの距離並びに
角度を測定することができるのである。尚、この測定処
理については後に詳細に説明する各種の電子回路が採用
される。
【0029】次に、この発明の第2の実施の形態につい
て説明する。第2の実施の形態にかかる走査型レーザレ
ーダ装置のヘッド部の構成を図2の模式図に示す。尚、
同図において、前記図1に示された第1の実施の形態と
同一構成部分については同符号を付して説明は省略す
る。
【0030】この第2の実施の形態の特徴は、投光器4
並びに受光器5の動作テストのために、別途受光素子並
びに発光素子を設けることを一切不要としたことにあ
る。同図に示されるように、この例にあっても、投光器
4から投光されるレーザパルスの首振り走査範囲は、設
定された走査角度範囲θの外部までΔθだけ拡げられて
いる。加えて、投光器4と受光器5との配置関係は、こ
の設定された走査角度範囲θを越えて首振り走査された
状態にて投光器4から投光されたレーザパルスが透光性
窓板2の内面で反射されて受光器5へと到達するように
調整されている。尚、ここで『調整されている』とは、
投光器4と受光器5との相対的位置関係を前後並びに左
右方向へと調整することを意味するものであるが、たま
たまこの例にあっては、従来の配置のままであっても、
投光器4から発せられて透光性窓板2の内面で反射され
る反射ビーム9は、何の調整をせずとも受光器5へと到
達するため、特別な位置関係の調整を行ってはいない。
すなわち、本発明者等の研究によれば、受光器から時系
列的に出力される出力信号中には、走査角度範囲θから
外れた時間帯においてこのような内部反射に起因する受
信パルス列が存在することが知られており、そこでこの
実施の形態ではこのような受信パルス列を積極的に投受
光器診断のために利用しているのである。尚、ここで重
要な点は、受光器5へと前方物体からの反射光が到来す
るのは、走査角度範囲θで規定される前方扇形警戒領域
に何らかの障害物(車両など)が存在する場合に限られ
ており、そのためレーザパルスの首振り走査範囲をΔθ
だけ拡げた状態においては、受光器5へ到来する反射光
は、内部反射に基づく反射ビーム9に限られ、前方障害
物からの反射光が内部反射ビーム9と同時に受光器5へ
と到達することはないことである。そのため、受光器5
から時系列的に出力される信号中において、走査角度範
囲θに対応する時間帯と追加首振り範囲Δθに対応する
時間帯とを区別して抽出することにより、内部反射ビー
ム9に対応する受光信号を確実に検出できるのである。
【0031】そして、この第2の実施の形態によれば、
図1に示された従来の構成における受光素子6並びに発
光素子7が一切不要となり、それらが投光器4並びに受
光器5の前方視野を一切遮ることがないため、前方視野
中における死角発生の問題を解消すると共に、それらの
素子6,7が不要となることからこの走査型レーザレー
ダ装置におけるコストダウンを可能とするものである。
【0032】次に、図2に示されるヘッド部の構成を前
提とし、これを用いて定車間制御システムを実現しつ
つ、レーザパルス強度の自動調整並びに投受光器の動作
診断を行うようにした一例を、図3並びに図5を参照し
ながら詳細に説明する。
【0033】この種の定車間制御システムの実現に必要
な電気的な構成を図3のブロック図に概略的に示す。同
図において、投光器4内にはLD発光回路4aとモータ
スキャン駆動回路4bとが内蔵されている。LD発光回
路4aは外部から与えられる発光信号S1にて規定され
る発光タイミング並びに発光パワーをもって、レーザダ
イオードLDを駆動するドライブ回路として機能するも
のである。モータスキャン駆動回路4bは、外部から与
えられるスタート/ストップ信号S2を受けて、レーザ
パルス反射鏡を回動させるモータをスキャン駆動させる
ドライブ回路として機能するものであり、このモータス
キャン駆動回路4b内には各時点におけるレーザパルス
の投光方向(角度)を検出する角度センサが内蔵されて
おり、この角度センサからは角度信号S3が外部へと出
力される。
【0034】受光器5内にはPD受光回路5aが内蔵さ
れている。このPD受光回路5aは受光器5に内蔵され
たフォトダイオードPDにて光電変換された受光信号S
4を外部へと送出するものである。
【0035】CPU10は、いわゆるワンチップマイク
ロコンピュータなどで構成されており、このCPU10
からは発光パワー信号S5並びに発光タイミング信号S
6が出力され、これらの信号S5,S6は発光パワー調
整回路11へと供給される。
【0036】発光パワー調整回路11では、それらの信
号S5,S6に基づき発光信号S1を生成し、これを前
述したように、投光器4内のLD発光回路4aへと供給
する。これにより、レーザダイオードLDの発光タイミ
ング並びに発光強度が決定されることとなる。
【0037】一方、PD受光回路5aから得られる受光
信号S4は、A/D変換回路12へと供給される。A/
D変換回路12では、受光信号S4を2系統に分岐し、
そのうち一方を適当に波形整形して受光信号S4´とし
て信号処理回路13へと供給する一方、他方については
これをA/D変換した後、投光パワー信号S7としてC
PU10へと供給する。CPU10では、この投光パワ
ー信号S7に基づき投光器4内のレーザダイオードLD
の発光パワーを検出して、後述するレーザダイオード発
光強度のサーボ制御に利用する。
【0038】信号処理回路13は、CPU10と協働し
て、発光タイミングと受光タイミングとの時間差を検出
する。すなわち、発光タイミングはCPU10により管
理されており、また受光タイミングはA/D変換回路1
2から得られる受光信号S4´に基づいて検出される。
そして、このようにして得られた時間差を表わす出力信
号S8は、別のマイコンなどにより構成された距離算出
手段14へと供給される。
【0039】距離算出手段14では、信号処理回路13
から供給される出力信号S8にて定義される発光受光時
間差、並びにその時のレーザパルスの投光角度、及び投
受光器の相対的な位置関係などを利用して、三角測量の
原理によって車両前方対象物までの距離を算出し、これ
を出力信号S9として、別のマイコンなどで構成された
定車間制御手段15へと供給する。
【0040】定車間制御手段15では、その時点におけ
る車両速度で決定される理想車間距離と、出力信号S9
から判明した実際の車間距離とに基づき、アクセルやブ
レーキを自動制御することによって、実際の車間距離を
理想車間距離に近づけるようなサーボ制御を行うもので
ある。
【0041】尚、以上説明した定車間制御システムの基
本的な構成は各種の文献において種々公知であるため、
更に具体的な説明については、当業者において当然理解
されるものとして説明を省略する。
【0042】次に、上述の車間距離制御システムにおい
て行われるレーザパルス強度のサーボ制御処理並びにレ
ーザパルス強度異常時の対策処理を図4のフローチャー
ト並びに図5のタイミングチャートを参照して詳細に説
明する。
【0043】図4並びに図5に示されるように、前述し
た角度信号S3に基づいて走査角度範囲θに相当するレ
ーザ走査区間(この例では、50ms)になると判定さ
れる状態にては(ステップ403NO)、CPU6は前
述したスタート/ストップ信号S2を出力してモータを
スキャン駆動しつつ(ステップ401)、設計された分
解能に対応する微少時間間隔(この例では、32μs)
をもって発光タイミング信号S6を出力する。そして、
この発光タイミング信号S6にて規定されるタイミング
にて、レーザダイオードLDが発光駆動され、走査角度
範囲θで規定される前方扇形警戒領域に対してレーザパ
ルスが投光される。この投光されたレーザパルスは、車
両前方障害物にて反射され、受光器5を構成するフォト
ダイオードPDへと到達する。その結果、PD受光回路
5aから出力される受光信号S4の中には、前方障害物
までの距離に応じたレベルを有するパルスP1,P2〜
Pnが表われ、前述したように発光タイミング信号S6
と受光信号S4´との時間差に基づいて定車間制御が行
われるのである。
【0044】これに対して、角度信号S3に基づいて投
光方向が角度範囲Δθに相当する区間外に入ったと判定
されると(ステップ403YES)、受光信号S4の中
には内部反射ビーム9に対応した受信パルスTP1,T
P2,TP3が表われる。尚、説明の便宜上、これらの
パルスTP1,TP2,TP3は大きなレベル差を有す
るように表わされているが、実際に同一のサイクル中に
表われるこれらのパルスのレベルはほぼ同一となるであ
ろう。
【0045】一方、このような区間外においては(ステ
ップ403YES)、CPU6では、投光パワー信号S
7に基づきそれらパルスTP1,TP2,TP3のレベ
ルを監視している(ステップ405)。すなわち、この
レベル監視のためには上限しきい値TH1,下限しきい
値TH2が予め用意されており、投光パワー信号S7に
て検出されるパルスレベルがそれらのしきい値TH1,
TH2の範囲内か若しくは範囲外かに応じて所定のサー
ボ制御が行われる。
【0046】パルスTP1のレベルは上下限しきい値T
H1,TH2の範囲に収まっており、この場合LD発光
回路4aにおける発光強度に対して特別な調整は行われ
ない(ステップ405NO)。
【0047】これに対して、パルスTP2に示されるよ
うに、投光パワー信号S7に基づいて、レーザダイオー
ドLDの発光パワーが小さいと判定されると(ステップ
405YES)、発光パワー信号S5の内容はレーザダ
イオードLDの発光強度を増加させるものとなり、発光
パワー調整回路11で生成された発光信号S1を受け
て、レーザダイオードLDの発光強度は増加されること
となる。
【0048】これに対して、パルスTP3に示されるよ
うに、投光パワー信号S7に基づいて、レーザダイオー
ドLDの発光強度が大きいと判定された場合にも(ステ
ップ405YES)、発光パワー信号S5の内容はレー
ザダイオードLDの発光強度を低下させるものとなり、
発光パワー調整回路11で生成された発光信号S1を受
けて、レーザダイオードの発光強度は低下させられるこ
ととなる。
【0049】ここで重要な点は、投光器4から内部反射
経路9を経て受光器5へ至る投受光経路は、前方対象物
とは無関係な常に一定値であるため、投光パワー信号S
7の値は、投光器4を構成するレーザダイオードLDの
発光強度を正確に反映している点である。そのため、こ
の投光パワー信号S7に基づいてレーザダイオードLD
の発光強度をサーボ制御することにより、レーザダイオ
ードLDから発光されるレーザパルスの強度を常に適正
な値に維持することができるのである。
【0050】一方、このようにして走査角度範囲θを繰
り返し一巡走査した状態がN回連続しても、パワー範囲
外の状態が継続する場合には(ステップ405YES,
406YES)、投受光系に何らかの異常が生じている
可能性があるため、CPU6からは所定の異常出力信号
が発生され、これにより定車間制御システムには強制停
止がかけられる(ステップ408)。
【0051】このように、この定車間制御システムにお
いては、受光器5の出力信号S4を監視することによ
り、前方物体警戒の空き時間(区間外)にて、投光器4
の状態を診断することができるのである。
【0052】尚、以上の実施の形態においては、図2に
示されるヘッド部の構成を前提として、定車間制御シス
テムを構成したが、もちろん図1に示されるヘッド部の
構成を前提としても同様な定車間制御システムを構成す
ることができ、その際に、受光器5の出力ではなくて、
受光素子8の出力を同様な区間外のタイミングで監視す
れば、レーザダイオードLDの発光強度を適正値に維持
したり、或いは投受光器の異常を検出してシステムに停
止をかけることができる。
【0053】また、以上の実施の形態では、走査角度範
囲θを越えた状態にてレーザダイオードLDから発せら
れるレーザ光をパルス光としているが、この時間帯には
距離測定は行う必要がないことに着目すれば、これを連
続光としても良い。
【0054】さらに、以上の実施の形態においては、本
発明にかかる走査型レーザレーダ装置を車両における定
車間制御システムに採用したが、本発明の走査型レーザ
レーダ装置はその他各種の物体検出用途に適用できるこ
とはもちろんである。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、自己診断用素子の配置のために前方視野に死角を
生ずることがなく、しかもコストダウンが可能な走査型
レーザレーダ装置を提供することができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における走査型レー
ザレーダ装置のヘッド部の構成を概略的に示す模式図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施の形態にかかる走査型レー
ザレーダ装置のヘッド部の構成を概略的に示す模式図で
ある。
【図3】図2に示されるヘッド部を前提とした走査型レ
ーザレーダ装置を車間距離制御システムに適用した場合
における電気的な構成を概略的に示すブロック図であ
る。
【図4】図3におけるCPU6に組み込まれたシステム
プログラムの構成を示すフローチャートである。
【図5】図3に示される回路構成において、発光タイミ
ング信号と受光信号との関係を示すタイミングチャート
である。
【図6】従来の走査型レーザレーダ装置におけるヘッド
部の構成を概略的に示す模式図である。
【符号の説明】
1 前面窓 2 透光性窓板 3 ハウジング 4 投光器 5 受光器 7 発光素子 8 受光素子 9 透光性窓板にて反射された反射ビーム 10 CPU 11 発光パワー調整回路 12 A/D変換回路 13 信号処理回路 14 距離算出手段 15 定車間制御手段 θ 走査角度範囲 Δθ 走査角度範囲より外れた角度範囲 S1 発光信号 S2 スタート/ストップ信号 S3 角度信号 S4 受光信号 S4´ 二値化された受光信号 S5 発光パワー信号 S6 発光タイミング信号 S7 投光パワー信号 S8 投受光時間差を示す出力信号 S9 障害物までの距離を示す出力信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その前面窓に透光性窓板を有するハウジ
    ング内に、それぞれ前方へ向けて一対の投受光器を左右
    に並べて配置し、前記一対の投受光器を構成する投光器
    は左右方向に設定された走査角度範囲内で投光方向を首
    振り走査しつつレーザパルスを前記透光性窓板を通して
    前方扇形警戒領域へと投光する一方、前記一対の投受光
    器を構成する受光器は前方扇形警戒領域にて反射される
    前記レーザパルスの反射光を前記透光性窓板を通して受
    光するようにした走査型レーザレーダ装置において、 前記投光器から投光されるレーザ光の首振り走査範囲
    を、前記設定された走査角度範囲の外部にまで拡げると
    共に、前記設定された走査角度範囲を越えて首振り走査
    された状態にて前記投光器から投光されたレーザ光が前
    記透光性窓板にて反射されて到達する位置には受光素子
    を配置し、該受光素子の出力信号を監視することによ
    り、前方物体警戒の空き時間にて、前記投光器の状態を
    診断し得るように構成したことを特徴とする走査型レー
    ザレーダ装置。
  2. 【請求項2】 その前面窓に透光性窓板を有するハウジ
    ング内に、それぞれ前方へ向けて一対の投受光器を左右
    に並べて配置し、前記一対の投受光器を構成する投光器
    は左右方向に設定された走査角度範囲内で投光方向を首
    振り走査しつつレーザパルスを前記透光性窓板を通して
    前方扇形警戒領域へと投光する一方、前記一対の投受光
    器を構成する受光器は前記前方扇形警戒領域にて反射さ
    れる前記レーザパルスの反射光を前記透光性窓板を通し
    て受光するようにした走査型レーザレーダ装置におい
    て、 前記投光器から投光されるレーザ光の首振り走査範囲
    を、前記設定された走査角度範囲の外部にまで拡げると
    共に、前記設定された走査角度範囲を越えて首振り走査
    された状態にて前記投光器から投光されたレーザ光が前
    記透光性窓板にて反射されて前記受光器へと到達するよ
    うに、前記投光器と前記受光器との配置を調整し、該受
    光器の出力信号を監視することにより、前方物体警戒の
    空き時間にて、前記投光器の状態を診断し得るように構
    成したことを特徴とする走査型レーザレーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記受光素子若しくは前記受光器の出力
    信号のレベルを監視し、それが常に規定範囲内に収まる
    ように、前記投光器から投光されるレーザパルスの強度
    を調整するサーボ制御手段を具備することを特徴とする
    請求項1若しくは請求項2に記載の走査型レーザレーダ
    装置。
  4. 【請求項4】 前記サーボ制御手段の作動により、出力
    信号のレベルが規定値内に収まらない場合には、所定の
    異常出力を発する異常処理手段を具備することを特徴と
    する請求項3に記載の走査型レーザレーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記設定された走査角度範囲を越えて首
    振り走査された状態にて、前記投光器から投光されて前
    記受光素子若しくは前記受光器へと到達するレーザパル
    スが、前記透光性窓板にて反射される反射位置には、ミ
    ラーが設けられていることを特徴とする請求項1乃至請
    求項4のいずれかに記載の走査型レーザレーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記設定された走査角度範囲を越えて首
    振り走査された状態にて前記投光器から投光されたレー
    ザ光は、連続光若しくはパルス光であることを特徴とす
    る請求項1若しくは請求項2に記載の走査型レーザレー
    ダ装置。
JP8205310A 1996-07-16 1996-07-16 走査型レーザレーダ装置 Pending JPH1031064A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8205310A JPH1031064A (ja) 1996-07-16 1996-07-16 走査型レーザレーダ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8205310A JPH1031064A (ja) 1996-07-16 1996-07-16 走査型レーザレーダ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1031064A true JPH1031064A (ja) 1998-02-03

Family

ID=16504841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8205310A Pending JPH1031064A (ja) 1996-07-16 1996-07-16 走査型レーザレーダ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1031064A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258484A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Mitsubishi Electric Corp レーザレーダ装置
JP2018009831A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 パイオニア株式会社 情報処理装置、光学機器、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2018044852A (ja) * 2016-09-14 2018-03-22 パイオニア株式会社 レーザ射出装置、制御方法及びプログラム
DE102017223340A1 (de) 2016-12-20 2018-06-21 Omron Automotive Electronics Co., Ltd. Objekterfassungsvorrichtung
WO2019146440A1 (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 日本電産株式会社 距離測定装置、および移動体
JP2021032793A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 パイオニア株式会社 情報処理装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
CN112731355A (zh) * 2020-12-25 2021-04-30 深圳优地科技有限公司 计算激光雷达安装角度偏差的方法、装置、终端和介质
WO2021230018A1 (ja) * 2020-05-15 2021-11-18 株式会社デンソー 光測距装置
JP2021181980A (ja) * 2020-05-15 2021-11-25 株式会社デンソー 光測距装置
JP2022520162A (ja) * 2019-03-25 2022-03-29 オッポ広東移動通信有限公司 飛行時間アセンブリ、端末機器及び飛行時間アセンブリの制御方法
WO2022070950A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 株式会社デンソー 光学スキャナ

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006258484A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Mitsubishi Electric Corp レーザレーダ装置
JP2018009831A (ja) * 2016-07-12 2018-01-18 パイオニア株式会社 情報処理装置、光学機器、制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP2018044852A (ja) * 2016-09-14 2018-03-22 パイオニア株式会社 レーザ射出装置、制御方法及びプログラム
DE102017223340A1 (de) 2016-12-20 2018-06-21 Omron Automotive Electronics Co., Ltd. Objekterfassungsvorrichtung
WO2019146440A1 (ja) * 2018-01-23 2019-08-01 日本電産株式会社 距離測定装置、および移動体
JP2022520162A (ja) * 2019-03-25 2022-03-29 オッポ広東移動通信有限公司 飛行時間アセンブリ、端末機器及び飛行時間アセンブリの制御方法
US11650292B2 (en) 2019-03-25 2023-05-16 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Time of flight assembly for controlling laser light source to be turned off, terminal device and control method for time of flight assembly
JP2021032793A (ja) * 2019-08-28 2021-03-01 パイオニア株式会社 情報処理装置、制御方法、プログラム及び記憶媒体
WO2021230018A1 (ja) * 2020-05-15 2021-11-18 株式会社デンソー 光測距装置
JP2021181980A (ja) * 2020-05-15 2021-11-25 株式会社デンソー 光測距装置
WO2022070950A1 (ja) * 2020-09-30 2022-04-07 株式会社デンソー 光学スキャナ
CN112731355A (zh) * 2020-12-25 2021-04-30 深圳优地科技有限公司 计算激光雷达安装角度偏差的方法、装置、终端和介质
CN112731355B (zh) * 2020-12-25 2024-04-05 深圳优地科技有限公司 计算激光雷达安装角度偏差的方法、装置、终端和介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7041962B2 (en) Laser scanning apparatus
JP2002031685A (ja) 反射測定装置
JP4098341B1 (ja) 走査式測距装置の光学窓汚れ検出装置
JP2011128112A (ja) レーザレーダ装置
JPH1031064A (ja) 走査型レーザレーダ装置
US7068167B2 (en) Optical sensor
JP2003149343A (ja) 車載用レーダーとその検査方法および車間距離計測装置
JP3328582B2 (ja) 車間距離計測装置
WO1999026214A1 (en) Device and method for detection of aircraft wire hazard
JPH10170653A (ja) 距離計測装置
JP3622314B2 (ja) 車両用レーザレーダ装置
KR102317073B1 (ko) 라이다 장치
US20050200931A1 (en) Object detecting apparatus having operation monitoring function
JPH1172561A (ja) 車間距離警報装置
US20210354669A1 (en) Optical apparatus, in-vehicle system, and mobile apparatus
JPH06289138A (ja) 障害物検出装置
JP3250203B2 (ja) 距離計測装置
JPH1172562A (ja) 車間距離警報装置
JPH0815414A (ja) 車両用光レーダ装置
JPH05273351A (ja) 前車位置検知装置
JP4341435B2 (ja) 距離検出装置
KR20200131491A (ko) 라이다 장치
JP3632067B2 (ja) 障害物検知装置
JPH09211129A (ja) 車両用レーダ装置
JP2005233773A (ja) 距離検出装置