JPH10310315A - シート処理装置及びこれを備える画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備える画像形成装置

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JPH10310315A
JPH10310315A JP9117275A JP11727597A JPH10310315A JP H10310315 A JPH10310315 A JP H10310315A JP 9117275 A JP9117275 A JP 9117275A JP 11727597 A JP11727597 A JP 11727597A JP H10310315 A JPH10310315 A JP H10310315A
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sheets
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Takeshi Yamada
毅 山田
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 摩擦係数の大きいシート、静電気を帯び易い
シートの整合性を向上させたシート処理装置を実現す
る。 【解決手段】 第1の排出ローラ17により排出された
ステイプルトレイ38上のシートSを、これに当接・回
動する排出整合ベルト19により突き当て部材20側に
移動させ、さらに、ベルト移動アーム62を突き当て部
材20側に回動させて排出整合ベルトを強制的に変形さ
せるて、シートに対する排出整合ベルトの接触位置を移
動を整合突き当て部材側に移動させることで、シート束
の整合性を確実にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置によ
って画像が形成されたシートの積載及び綴じ操作を行う
シート処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数枚のシートの積載及びステイ
プル動作を行うシート処理装置においては、シートを排
出する排出ローラに同期して回転する整合ベルトを設
け、ベルトの摩擦力によってシートを整合突き当て部材
に対し突き当てて整合を行っている。
【0003】ここで、整合ベルトは、排出ローラに同期
して回転するように、排出ローラが持つコロによって回
転しているため、シートの後端は整合ベルトからやや離
れた位置に落下する。このままでは、整合ベルトによる
整合は行うことが出来ないため、シートを積載するトレ
イに角度をつけ、シートが整合ベルトの方向に対して落
下するような構成を持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シート
を積載するトレイに対して角度がつけられている場合で
も、摩擦係数の不安定な再生紙や、静電気が帯電して貼
り付きを起こしやすい紙を使用した際には、シートが自
重で落下することができず、整合ベルトの下側にはいり
こまないため、整合突き当て板に対してシートを整合出
来ない場合があった。
【0005】本発明は、摩擦係数の大きい紙や静電気が
帯電しやすいシートを使用した場合でも確実に整合し、
シートの整合性を向上させるシート処理装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
シートを排出する排出手段と、該排出したシートを載置
する積載手段と、前記積載手段上に排出されたシートの
後端部を突き当てて整合する整合突き当て部材と、前記
積載手段上に排出されたシートに当接・回動してシート
を前記整合突き当て部材側に移動させる変形可能な整合
回転体と、該整合回転体を強制的に変形させてシートに
対する前記整合回転体の接触位置を前記整合突き当て部
材側に移動させる回転体移動手段と、を有することを特
徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、前記積載手段へ排
出されるシートを検知するシート検知手段を有し、該シ
ート検知手段によるシート検知から所定時間後に前記回
転体移動手段を駆動させることを特徴とする。
【0008】請求項3に係る発明は、前記整合回転体
は、前記排出手段と同期して回転することを特徴とす
る。
【0009】請求項4に係る発明は、前記回転体移動手
段は、該回転体移動手段の内周面を押し動かす回動可能
なベルト移動アームであることを特徴とする。
【0010】請求項5に係る発明は、前記積載手段上で
整合されたシート束を綴じる綴じ手段を有することを特
徴とする。
【0011】[作用]以上構成に基づき、排出手段によ
りシートが積載手段上に排出されると、シートに当接・
回動する可撓性の整合回転体によりシートは整合突き当
て部材側に移動され、整合回転体は回転体移動手段によ
り強制的に変形されてシートとの接触位置が整合突き当
て部材側に移動する。
【0012】上記構成にもつことにより、シートを整合
突き当て板に対し、確実に突き当てて整合することが可
能となる。また、次のシートが積載手段に排出されると
き、整合回転体は整合突き当て部材側に移動しているの
で、排出されるシートの後端を下流側に大きく位置させ
る必要がなくなって、例えば、積載手段を上流側が低く
なるように傾斜させた場合、シートを整合突き当て部材
側に移動させることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0014】図1は、本発明を適用できる画像形成装置
の一例である複写装置の内部構成を示す図である。同図
において、1は本発明におけるシート処理装置本体、1
00は複写装置本体、200はサイズの異なる複数のシ
ートを積載するカセット、300は原稿の自動給送を行
う原稿給送装置(以下ADFと称する)である。
【0015】まず、複写装置本体100において、10
1は原稿を積載する原稿台ガラス、103,104はそ
れぞれ原稿の反射光の光路を変更する走査用反射ミラー
(走査ミラー)、105は合焦及び変倍機能を有するレ
ンズ、106はADF300より送られた原稿を読み取
るための照明ランプ及びミラーを持つ第1走査ミラー、
107はレジストローラ、108,110は感光ドラム
及び加圧ローラ、111は画像記録されたシートシート
を定着側へ搬送する搬送ベルト、112は搬送されてき
たシートを熱圧着させる定着器である。
【0016】113,117はシートを搬送する搬送ロ
ーラ、114は搬送されてきたシートの搬送方向を切り
換えるためのフラッパ、115はシートをシート処理装
置1の方向へ搬送する搬送ローラ、116はシートの表
裏を反転する反転パス、118は給紙カセットからのシ
ートを感光ドラムユニット部へ搬送する搬送ローラ、1
19,120,121は手さしユニットからシートを搬
送するローラ、手差しトレイ及び分離パッドである。1
22,123,125は感光ドラム上に画像を形成する
ためのレーザー及びポリゴンミラー、光路を変更するミ
ラーであり、124はポリゴンミラー123を駆動する
ためのモータである。
【0017】200は各サイズのシートを種類別に積載
し、複写装置本体100からの信号により種類別にシー
トを本体へ供給する給紙カセットであり、201はカセ
ットからシートを引き出す搬送ローラ、202はカセッ
トから引き出されたシートを上方へ受け渡す中間ローラ
である。
【0018】ところで、感光ドラム108の表面は光導
電体と導電体を用いたシームレス感光体からなり、この
ドラム108は回動可能に軸支されて、複写開始キーの
押下に応答して作動するメインモータ(図示せず)によ
り、同図の矢印の方向に回転を開始するようになってい
る。なお、ドラム108の所定回転制御及び電位制御処
理(前処理)が終了すると、原稿台ガラス101上に置
かれた原稿は第1走査ミラー106と一体に構成された
照明ランプにより照明され、その原稿の反射光は走査ミ
ラー103,104を経てレンズ105を通り、レンズ
ユニット内部の受光素子にて結像するようになってい
る。
【0019】ここで、この原稿からの反射光像は受光素
子において電気信号に変換されて画像処理部(図示せ
ず)へ送られる一方、この画像処理部においてユーザー
より本体が受けた所定のデータ処理が行われた後、レー
ザー112へ送られるようになっている。そして、この
データ処理が行われた電気信号はレーザー部112で光
に変換された後、ポリゴンミラー123、ミラー125
によって反射されて感光ドラム108上で静電潜像とな
ると共にトナーにより可視化されて後述するように転写
用のシート上に転写されるようになっている。
【0020】また、カセット200もしくは手差しトレ
イ120にセットされたシートは、給紙ローラ118,
119,201,202により複写装置本体100内に
送られ、レジストローラ107により、正確なタイミン
グをもって感光ドラム108の方向へ送られ、潜像先端
とシートシートの先端とが一致される。その後、感光ド
ラム108とローラ110との間をシートが通過するこ
とにより、ドラム108上のトナー像がシート上へ転写
される。
【0021】なお、この後、シートはドラム108より
分離され、搬送ベルト111により定着器112へ導か
れ、加圧及び加熱により転写される。そして、このよう
にして画像形成されたシートはフラッパ114により、
排紙ローラ115の方向へ進行させられ、印字面を上向
きにして、シート処理装置1へ排出されるようになって
いる。
【0022】一方、ADF300において、301は原
稿束302をセットする積載トレイであり、例えば片面
原稿時は半月ローラ304及び分離ローラ303によっ
て、原稿束最下部から1枚ずつ分離し、搬送ローラ30
5及び全面ベルト306により原稿台ガラス101の露
光位置までパスI〜IIを介して搬送した後停止し、複写
動作のスタートに備えるようにしている。
【0023】なお、複写終了後、原稿はパスIVを介して
搬送大ローラ307によりパスVIに送られ、更に排紙ロ
ーラ308により再び原稿束302の上面に戻される。
また、309は原稿の一循環を検知するリサイクルレバ
ーであり、原稿給送開始時に原稿束の上部に載せられ、
原稿が順次給送されて最終原稿の後端がリサイクルレバ
ー309を抜ける時に自重で落下することで原稿の一循
環を検知するようになっている。
【0024】一方、両面原稿時は、原稿を一旦パスI、
IIからIII に導き、そこで回動可能な切換フラッパ31
0を切換ることで原稿の先端をパスIVに導き、搬送ロー
ラ305によりパスIIを通って全面ベルト306で原稿
台ガラス101上に搬送した後停止させる。つまり搬送
大ローラ307により、パスIII 〜IV〜IIのルートで原
稿の反転がなされる構成となっている。
【0025】ところで、シート処理装置1の上部には、
ストッパ部材2が設けられており、シート処理装置1を
複写装置本体100に接続する際は、このストッパ部材
2によって複写装置本体100の側面に形成されている
ホールド部133に位置決め取り付けられている。さら
にシート処理装置1の下部には折り機ユニットもしくは
取付台70が構成され、この台70には移動可能なよう
にキャスター80が取り付けられている。
【0026】したがって、複写装置本体100の排紙部
付近でのジャム処理や、シート処理装置1と複写装置本
体100の受け渡し部でのジャム処理等を行う際は、ス
トッパ部材2を図2に示すX方向に回動してホールド部
133との係合を解除し、次にシート処理装置1を水平
方向に移動して複写装置本体100を離間させることに
より容易に行うことができるようになっている。
【0027】一方、画像形成されたシートは、その後の
処理に応じてシート処理装置1あるいは取付台70の内
部に配設されている図示しない折り装置のどちらかに搬
送されるようになっている。
【0028】即ち、シート処理装置1でシートを処理す
る場合は、図2に示す複写装置本体100に近い側の第
1フラッパ3の上流側端部を下方向へ位置させ、第1不
ラッパ3の下流側の第2フラッパ4の上流側端部を上方
向へ位置させることによりシートはローラ対5を通して
第1搬送パス6へ送られ、第1搬送パス6からさらに下
流側へ送られるようになる。
【0029】なお、折り装置へシートを搬送する場合
は、第1フラッパ3の上流側端部を、図2に示すように
上方向へ位置させることにより、シートは第3搬送パス
7を通って図示破線矢印方向の先に位置する折り装置へ
送られる。
【0030】ところで、図2において、8は第2搬送パ
ス(バッファーパス)、9はバッファーローラ、14,
15,16はバッファーコロ、10,11,12,13
はシート検知センサであり、通過シートの検知及び滞留
シートの検知等を行う。17は第1の排出ローラ(排出
手段)、18は押えコロ、19は排出整合ベルト(整合
回転体)であって、第1の排出ローラ17と、押えコロ
18の間に挟持されて回転し、かつベルト外れ防止策と
してベルト内側の中央部付近に図示しないエンドレスの
リブを設け、第1の排出ローラ17と係合して回転する
構成である。
【0031】排出整合ベルト19の内側には、ベルトを
動かすためのベルトコロ61が配置され、ベルト移動ア
ーム62で、図示しない駆動源により揺動可能となって
いる。上記ベルト移動アーム62及びベルトコロ61に
より、排出整合ベルト19を強制的に変形させる回転体
移動手段が構成されている。
【0032】また、スノコシャッタ34は、上下方向に
移動可能であり、トレイユニット26がシートを積載し
て移動する際には上昇して図5のFで示す斜線部を閉じ
てシートが落下してくるのを防止でき、またトレイ24
にシートを排出する際には排出ローラ32より下方に移
動して、シートの排出を妨げないようになっている。
【0033】また、図2において21は幅よせ板であ
り、シート整合の際にシートの整合を行うためのもので
ある。20はシートの後端を規制する突き当て板(整合
突き当て部材)であり、この突き当て部材20は、シー
トを順次積載する際のホームポジションと、ステイプラ
(綴じ手段)22が前後動する際に退避する位置をとる
ことができるように構成され、ステイプラ22の位置を
変更する際には、ステイプラ22と同一位相にある突き
当て部材20は、破線で示す位置へ回動して退避するこ
とができるようになっている。
【0034】ところで、本実施の形態において、シート
の幅方向の整合は、図3、図4に示す幅よせガイド21
によって行なわれる。また、ステイプラ22は、シート
の2ケ所とじ、手前側1ケ所とじ及び奥側1ケ所綴じを
行うよう、図3の矢印で示す範囲を移動してステイプル
を行うようになっている。
【0035】なお、ここではステイプラ22の動作説明
は省略するが、ステイプラ22自体は、通常市販されて
いる電動(ソレノイド)あるいはモータ駆動の自動ホチ
キス装置の構成とほぼ同一のもので、シートに対してス
テイプル針を打ち込んでシートを綴じる構成のものであ
る。なお、図3、図4において、21aは整合基準板で
ある。
【0036】一方、図2において、23,24,25は
シート処理装置本体1の側壁面1aに形成されている排
出口50から排出されるシートを積載するための第1、
第2、第3トレイであり、26はこれら第1、第2、第
3トレイ23,24,25を上下方向にかつ本体1側に
傾斜した状態で取り付けているトレイユニットである。
ここで、このトレイユニット26は、シート処理装置本
体1の側壁面1aに上下方向に移動可能に取り付けられ
ると共に、その下部に内蔵される図示しない駆動源によ
って上下方向に移動するようになっている。
【0037】また、本体1の側壁面1aには、第1、第
2、第3トレイ23,24,25に積載されたシートの
傾斜端部に当接して排出されたシートの上流側への逆流
を防止又は支持するための上下の規制部材(以下上部ス
ノコガイド及び下部スノコガイドという)27,27a
が設けられている。
【0038】ところで、図5において、31は揺動ガイ
ドであり、移動排出ローラ33を回転自在に保持すると
共に、シート排出時、図6に示すカム35が駆動源Mに
て同図の矢印方向に回転することにより揺動軸31aを
支点として下方に揺動し、図5に示すように移動排出ロ
ーラ33を排出ローラ32に圧接させるためのものであ
る。
【0039】なお、この揺動ガイド31は、後述するス
テイプルモードの際には、移動排出ローラ33を排出ロ
ーラ32から離間させるよう上方に揺動して2つのロー
ラ32,33をシート搬出可能状態からシート搬出不能
状態とする切り替え手段としての役割を果たすようにな
っている。
【0040】また、図5、図7において、30はストッ
パであり、トレイ移動時に回動軸30aを支点として回
動し、図7に示すように、上昇してきたスノコシャッタ
34の溝部34aと嵌合してロックされ、排出口50を
塞いでトレイ24が排出口50を通過する際、トレイ2
4に積載されているシートSが排出口50に逆流するの
を防ぐためのものである。
【0041】なお、このストッパ30は、シートを排出
する場合には、図5に示すY方向に回動してスノコシャ
ッタ34のロックを解放するようになっており、また、
後述するステイプルモードの際には、図8に示すように
揺動ガイド31と同様に、排出口50を解放する方向に
回動するようになっている。なお、同図において、27
1は上部スノコガイド27に形成されたリブである。
【0042】次に、このように構成されたシート処理装
置の動作について説明する。
【0043】例えば、ステイプルを行わずにシートを排
出する際には、第1、第2、第3トレイ23,24,2
5を直接排出するようにしている。図9には、第2トレ
イ24にシートを排出する場合を示す。
【0044】ところで、ユーザによってノンステイプル
モードが選択されると、カム35(図6参照)により、
揺動ガイド31が図5に示すように移動排出ローラ33
を排出ローラ33に圧接させる位置まで揺動する。な
お、この際、ストッパ30はY方向に回動して停止して
いる。また、スノコシャッタ34は、排出ローラ32よ
り下方に位置し、シートの排出をさまたげないようにな
っている。
【0045】この状態で複写装置本体100から排出さ
れてきたシートは、図2に示す搬送パス6を通ってロー
ラ対5,17に渡され、ローラ対5,17によりさらに
下流側へ排出された後、揺動ガイド31によってトレイ
24の方向へ向けられ、排出ローラ32,33を経て排
出口50から排出されてトレイ24上へ順次積載され
る。
【0046】一方、通常のシートSを大量にとる場合
は、まず第1、第2、第3トレイ23,24,25内に
設置された紙有りセンサ23a,24a,25a(図2
参照)により、トレイ23,24,25上にシートが残
っていないことを確認した後、トレイユニット26は、
第1のトレイ23の1枚目のシートを受ける所定の位置
まで移動する。
【0047】さらに、シートの積載枚数が一定数になる
と、トレイユニット26は積載済のシートの上面が1枚
目のシートを受けた面とほぼ同一になるよう定められた
位置まで下降する。上記動作をくり返して、トレイ内に
最大積載量のシートが積載されたことを検知すると、複
写装置本体100へ停止信号を出し、シートの排出を一
時停止する。
【0048】次に、トレイユニット26は第2トレイ2
4にシートを積載するため、第2トレイ24の1枚目の
シートを積載するよう定められた位置まで下降する。こ
の後、複写装置本体100にコピー動作を再開させ、シ
ートの積載を再開する、この後、前述と同じ動作をトレ
イ24が満載になるまでくり返す。なお、第3トレイ2
5にシートを積載する場合も、第1トレイ23から第2
トレイ24へ移動する場合と同様である。
【0049】ところで、本実施の形態において、複写装
置本体100は、デジタル方式のものであり、このよう
な複写装置本体100は、原稿の画像を読みとるスキャ
ナ部と画像を再現するプリンタ部とで構成されており、
各々独自に動作することも可能である。即ち、スキャナ
部では原稿をランプで照射し、その反射光を受光素子で
小さな点(画素)に分解すると同時に原稿の濃淡に応じ
た電気信号に変換(光電変換)しており、プリンタ部で
はスキャナ部より送られてきた電気信号をもとに、レー
ザー光でドラムを照射し、ドラム上に静電潜像を作り、
現像剤、転写、定着を経てコピー画像を形成している。
【0050】デジタル複写機に図1に示すようにインタ
ーフェイス500を接続することにより、スキャナ部で
読み取った原稿の信号を他のファクシミリ501に転送
したり、逆に他のファクシミリ501から受けた電気信
号を、インターフェイス500を通してプリンタ部へ送
り画像をシートに写し出すことも可能である。
【0051】また、同様にパソコンの様なコンピュータ
機器502から受けた画像信号をインターフェイス50
0を通してプリンタ部へ送りシートへコピーしたり、ス
キャナ部で読み取った画像を、インターフェイス500
を通じてパソコンへとり込んだりすることができるよう
になっている。
【0052】上記したように、現在のデジタル複写機で
は、ADF300から送られた原稿や原稿台ガラス10
1上へ載置された原稿を読み取ってコピーするだけでは
なく、インターフェイス500を介在することにより、
ファクシミリとして使用したり、パソコンのプリンタと
して使用することも可能である。
【0053】ところで、このように本装置100を使用
するためには、シートを別々のトレイに分類して積載し
たり、ユーザの希望によっては、トレイの各々に番号づ
けを行って、ユーザの希望のトレイ上へシートを積載す
る必要がある。
【0054】このため、本実施の形態においては、例え
ば、第1トレイ23にはファクシミリの出力紙、第2ト
レイ24にはパソコンからの出力紙、第3トレイ25に
はコピーモード時の出力紙を積載するようにしている。
次に、このように各トレイにシートを排出する動作につ
いて説明する。
【0055】まず、図10に示すパソコンからの出力紙
をある枚数受けた状態からコピーモードのシートSを積
載する場合、即ち第3トレイ25を使用する場合につい
て説明する。
【0056】パソコンからの出力紙をある枚数受けた状
態から第3トレイ25を使用する場合は、トレイユニッ
ト26が下降して第3トレイ25の1枚目のシートを受
ける位置へ移動するが、この動作は、コピーモード時に
おいて、トレイ内の積載枚数が最大になっていなくとも
下降する点を除くと同一である。
【0057】次に、第2トレイ24にパソコンの出力紙
等をある枚数受けた状態で、ファクシミリ等の出力紙を
積載する場合、即ち第1トレイ23を使用する場合につ
いて説明する。
【0058】第2トレイ24にシートを積載したまま、
第1トレイ23にシートを積載するためにトレイユニッ
ト26が上昇する。この際、図5の斜線で示すF部の空
間にシートSが入り込むことのないよう、図7に示すよ
うにスノコシャッタ34が上昇してF部の空間を塞ぐの
で、トレイ24がシートSを積載したままで上方へ移動
することが可能となる。なお、このスノコシャッタ34
のシート突き当て面は、揺動ガイド31のシート突き当
て面31b(図6参照)及び下部スノコガイド27aと
同様にシートSが滑りやすいようにリブ形状となってい
る。
【0059】そして、このような構成をもつことによ
り、シートSが排出口50に逆流することなく通過する
ことが可能となるため、トレイ24はシートSを積載し
たまま上方に移動することが可能となる。また、揺動ガ
イド31のシート突き当て面31bを上側スノコガイド
27の一部として利用することにより、トレイとトレイ
の間隔を狭めることが可能であり、トレイユニット26
を小型化することができる。
【0060】以上説明した動作は、第2トレイ24から
第1トレイ23に移動する場合の動作であるが、いずれ
のトレイからスタートしても同様である。
【0061】次に、シート処理装置のステイプル動作に
ついて説明する。
【0062】まず、ステイプルを行ってコピーをとるス
テイプルソート時には、積載トレイ23,24,25に
直接積載せず、まず図2におけるステイプルトレイ(積
載手段)38に積載する。
【0063】ユーザによってステイプルソートモードが
選択されると、シート処理装置は下記に示すように動作
する。図11は、シートをステイプルトレイに積載する
状態を示す図である。
【0064】まず、1枚目のシートが搬送されてくる際
には、図11(a) において示すように、揺動ガイド31
が下がった位置にあり、シートSは第1搬送ローラ17
と第2搬送ローラ32とにより同図左方向に搬送され
る。
【0065】ここで、搬送ローラ32の駆動方法を示
す。
【0066】図19、図20に示すように、第2搬送ロ
ーラ32は、ギア604と結合されている。図24にお
いて、モータMと結合されているギア601が矢印A方
向に回転すると、2段ギア602を介してギア603は
矢印B方向へ回転させられる。この際、ギア603は、
振り子板608に回転可能に軸支されており、また、振
り子板608は、ギア602の回転軸を中心に回転可能
となっていて、ギア604と605aの間を揺動可能と
なっている。
【0067】ここで、ギア603と振り子板608は、
一定の軸負荷を与えられている(負荷手段は図示せず)
ため、ギア602の回転により、矢印B方向へ付勢され
ている。よって、2段ギア603の小径ギア部は、ギア
604へ圧接されてかみ合い、ギア604を矢印C方向
へ回転する。よって、第2搬送ローラ32はシートを下
流方向へ搬送することができる。
【0068】ここで、2段ギア603の小径ギア部とギ
ア604がかみ合っている際は、ギア605aと離間し
ている。また、ストッパ607は図の矢印方向に付勢さ
れているが、揺動ガイドの31bにて押し下げられてい
る。シートSの後端が排紙センサ(シート検知手段)1
3を通過して所定時間経過し、排出整合ベルトからさら
に下流側へ進んだ状態を図11(b) に示す。この状態で
第2排紙ローラ32は停止する。また、第1排紙ローラ
17と共に回転している排出整合ベルト19より所定量
進んだ位置で、シートSは停止する。
【0069】次に、ステイプルトレイ38上のシートS
を強制的に上流側へ引き戻した状態を図11(c) に示
す。ここで、図23、図25においてモータMと結合さ
れているギア601が矢印D方向に回転すると、2段ギ
ア602を介してギア603は矢印E方向に回転させら
れる。よって、2段ギア603の小径ギア部は、ギア6
05aへ圧接されてかみ合い、ギア605bを介してギ
ア606を矢印F方向へ回転する。
【0070】ここで、ギア606の斜線部606aがギ
ア607にかみ合い、更にギア604を矢印G方向に回
転する。よって、ギア604と結合している第2排紙ロ
ーラも矢印G方向へ回転し、シートSを搬送方向上流側
へ引き戻す。
【0071】更に、ギア606が矢印F方向へ回転し、
シートSの後端が排出整合ベルト19と接する位置へ達
すると共に、図23、図25に示すギア606のピン部
606bが揺動ガイドのアーム部31aを持ち上げる。
よって、揺動ガイド31は、図11(d) に示すような位
置まで上昇後、図示しないセンサにて位置を検知されて
停止する。
【0072】揺動ガイド31の上昇に伴って、アーム部
31bを上方へ回動するため、ストッパ607は、矢印
方向へ回動する。ここで、振り子板608及びギア60
3、ギア軸先端部603aもギア605a側へ回動して
いるため、ストッパ607のリブ部607a(裏面)
が、ギア軸先端部603aと嵌合し、ギア603はギア
605aとそのかみ合いが回転可能で、かつ、はずれな
い位置へ停止させられる。
【0073】また、このステイプルトレイ38は、シー
トSが自重でステイプルトレイ38上に積載されるよう
な角度で本体1の内部に取り付けられている。また、ト
レイ24は、シートSの後端を支えて、シートSが排出
方向上流側へ戻るのを補助するように、図12に示すよ
うに、ノンステイプルモード時よりも上側に位置するよ
うになっている。
【0074】一方、同図に示すように、ステイプルトレ
イ38上へ排出されたシートSは、ステイプルトレイ3
8の傾斜及びトレイ24の位置を高めにとることによ
り、排出方向上流側へ自重落下するのを補助されている
が、さらに排出ローラ17と同期して矢印方向へ回転す
る排出整合ベルト19によりステイプルトレイ38上の
上流側方向へ付勢されている。
【0075】よって、シートSは、突き当て板20につ
き当たって排出方向に対して垂直な方向に対して整合さ
れる。また、シートSの幅方向の整合は、幅よせガイド
21(図3、図4参照)によって、シートSがステイプ
ルトレイ38に落下して突き当て板20につき当たる所
定の時間で動作を開始し、シートSの幅寸法よりも、所
定の寸法だけ本体奥側から手前側へ動作することによ
り、シートSは手前方向に整合される。
【0076】ここで、排出整合ベルト19は可撓性(弾
力性)をもち、かつ、摩擦係数の高いゴム部材を使用し
ている。よって、図12の矢印方向にシートSを整合す
るために回転する際には、その弾性によってたわみ、図
12に示すように、シートSの排紙方向下流側へ変形す
る。よって、次に搬送されてくるシートSの後端は、変
形したベルト19の下流位置19aに後端が落下するこ
とになる。
【0077】ステイプルトレイ38に多数枚のシートが
積載されると、かなりの厚みをもってくるため、ベルト
19は、大きく下流側へ変形することになる。よって、
シートSの落下位置も、位置19aよりも更に下流側の
位置19b(図13)の位置へ排出されることになり、
図13の符号Gに示すように、厚みをもったシート束の
場合は、下流側へたれ下がるようになり、シートSが自
重で戻る際に戻りにくくなる。
【0078】特に、静電気が帯電しやすく、シートとシ
ートの間の摩擦係数の不安定な再生紙を使用した場合な
どは、シートSが排出整合ベルト19の下側にまで戻る
ことができず、ステイプル整合不良に到る場合がある。
【0079】次に、本発明でのステイプルモード時での
動作を示す。
【0080】図14において、ステイプルモードのシー
トSが、ステイプルトレイ38に排出された直後の状態
を示す。
【0081】ここで、ベルトコロ61は、排出整合ベル
ト19の内側に配置され、かつベルト移動アーム62で
揺動可能になっている。排出整合ベルト19は、弾力性
を持つ部材を使用しているため、ベルトコロ61で容易
に変形可能である。通常、排紙方向に排出ローラ17が
回転すると、排出整合ベルト19は自身の摩擦力で搬送
方向下流側へ変形する(図12)が、ベルト移動アーム
62を矢印方向へ回動することにより、ベルトコロ61
が、上流方向へベルト19を引き戻す。
【0082】よって、搬送されてきたシートSは、図1
2に示す位置19aよりも上流側の19cの位置へ後端
が落下する。よって、図13に示すように、積載済のシ
ート束からとび出した位置へ落下することなく、シート
の自重で落下することが容易になる。
【0083】更に、センサ13(図2)により、ステイ
プルトレイ38にシートが排出された時間を検知可能で
あるので、ステイプルトレイ38にシートが排出された
後、所定の時間でベルト移動アーム62を図15の矢印
方向へ回動し、ベルトコロ61を下流方向へ移動する。
よって、排出整合ベルト19は、排出ローラ17と同期
して回転しているため、自身の摩擦力と弾性力で図15
に示すように、下流方向へ変形する。
【0084】ここで、ベルト19とシートSの接触点1
9dは、19cの位置よりも下流側へ移動可能であるた
め、シートSが落下せずとも、排出整合ベルト19がシ
ートSを上流方向へ引き込むことが可能である。
【0085】以下、2枚目以下のシートSはユーザが設
定した枚数がステイプルトレイ38上にすべて積載され
るまで上記動作がくり返される。
【0086】ユーザが設定した枚数のシートが、ステイ
プルトレイ38上へ整合されると、揺動ガイド31が下
降し、シート束を圧接する。その後、ステイプラが動作
し、ユーザの設定した位置にステイプルする動作を行
う。
【0087】この際の状態を図11(e) に示す。更に、
ステイプル終了後、排出ローラ32がシートを下流側へ
搬送する方向へ回転し、図18に示すように、ステイプ
ル済のシート束が積載される。
【0088】上記動作を図25、図26において説明す
る。
【0089】まず、図25は、揺動ガイド31が上限位
置で停止している状態である。この状態から、モータが
ギア601を矢印D方向に回転することで、ギア606
が矢印F方向へ回転し、ピン部606bが下方向に回転
することで、揺動ガイド31は下降し始める。
【0090】ピン部606bが図25の実線で示す位置
にある場合は、揺動ガイド31の自重Pは、ギア606
の回転軸の中心へと向かっており、ギア606に、揺動
ガイド31の自重による回転力は発生しない。
【0091】次に、ピン部606bがF方向へ回転し始
め、図21に破線で示すような位置へくると、揺動ガイ
ド31から働く力P′はギア606の回転軸からはずれ
ているため、F方向にギア606を回転する力が発生す
る。
【0092】そして、その力は揺動ガイド31の自重が
比較的重いために、ギア605b、605aをも回転す
る力を発生する。ここで、もし、ストッパ607がなか
ったとすると、ギア603がモータの回転力により矢印
E方向へ押しつけられる力よりも、ギア605aが揺動
ガイド31の自重により回転せられる力の方がはるかに
大であるため、ギア603の小ギア部とギア605aの
かみ合いがはずれ、揺動ガイドが自重で落下してしまう
こととなる。
【0093】そこで、ストッパ607を設置することに
より、ストッパ607のストッパ部607aがギア60
3のギア軸先端部603aを保持しているため、ギア6
05aとギア603のかみ合いは離間することなく、揺
動ガイド31の降下速度はモータの速度制御に依存する
こととなる。
【0094】更に、揺動ガイド31は、ステイプルトレ
イ38に積載されたシート束を搬送方向下流側へ排出す
るため、シート束の所定の厚み幅をもった位置まで降下
した位置で、第2排紙ローラ32が図11(a) に示す矢
印方向へ回転可能であることが必要である。前記位置ま
で揺動ガイド31が降下した状態を図26に示す。
【0095】図26の位置まで揺動ガイド31が降下す
ると、揺動ガイド31のアーム先端部31bがストッパ
607につき当たり、ストッパ607を図示した位置ま
で押し下げる。この位置では、ストッパ607のストッ
パ部607aがギア軸先端部603aからはずれてお
り、ギア603及び振り子板608はギア602の軸を
中心として矢印Gのどちらの方向にも移動可能となる。
【0096】ここで、モータM(図23)が図25の矢
印Dと反対の方向へ回転すると、図24に示す状態とほ
ぼ同一の状態となり、ステイプルトレイ38に積載した
シートを排出するために第2排紙ローラ32を矢印C方
向へ回転可能となる。
【0097】一方、ステイプル動作時には、順次、シー
トが複写装置100から排出されてくるため、次のジョ
ブの排出シートの先頭の1枚目を本体1内に滞留させ、
2枚目のシートと重ねて排出するという動作を行う。
【0098】その動作を、図19から図22を用いて説
明する。図19はシートSが装置本体1内へ侵入し始め
た状態を示す。
【0099】複写装置100から排出された1枚目のシ
ートS1は、フラッパ3,4の上流側端部が下方へ位置
することで、バッファーパス8へ送られる。バッファー
パス8へ送られたシートS1は、バッファーローラ9に
巻きつく形で図示矢印方向へ送られる。ここで、フラッ
パ39はシートS1がローラ15の方向へ送られるよう
に回動し、センサ11でシートS1の先端を検知して図
20に示すような状態で停止する。
【0100】そして、図20に示すように、2枚目のシ
ートS2が侵入してくると、バッファーローラ9は回転
を開始し、図21に示すように1枚目と2枚目のシート
S1,S2を重ねて搬送する。さらに、1枚目のシート
S1の後端がフラッパ39の位置をすぎると、図22に
示すようにフラッパ39は排出ローラ17,18の方向
へシートSが送られるように回動し、2枚重ねたままス
テイプルトレイ38上へ排出される。
【0101】以上の動作を行うことで、ステイプラ22
がステイプル動作を行っている時間は排出ローラ17,
18からシートSは排出されず、ステイプル動作を実行
することが可能であり、かつ複写装置100の動作も停
止することがない。
【0102】またステイプル動作を行う時間をさらにか
せぐために、バッファーローラ9に3枚目以上のシート
Sを巻きつけることも可能である。
【0103】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
積載手段上に排出されたシートに当接・回動してシート
を整合突き当て部材側に移動させる可撓性の整合回転体
を、整合回転体移動手段により強制的に整合突き当て部
材側に変形させるようにしたので、シートに対する整合
回転体の接触位置を整合突き当て部材側に移動できて、
摩擦係数の大きいシートや、再生紙のように摩擦係数の
不安定なシート、静電気が帯電器し易いシート等を使用
した場合でも、積載手段上に排出されたシートを確実に
整合することがでる。また、積載手段上のシート束を綴
じ手段によりステイプルする場合には、シート束のステ
イプル整合性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート処理装置が適用された画像
形成装置の縦断正面図。
【図2】同じくシート処理装置の縦断正面図。
【図3】同じくステイプルトレイ部の平面図。
【図4】同じくステイプルトレイ部の側面図。
【図5】同じくシート処理装置の要部拡大側面断面図。
【図6】同じく揺動ガイド部の斜視図
【図7】同じくスノコシャッタが空間部Fを塞いだ状態
示す動作図。
【図8】同じくステイプルモードにある揺動ガイド部の
動作図。
【図9】同じくシート処理装置の第2の積載トレイにシ
ートを排出する動作図。
【図10】同じくパソコンからのシートを第2の積載ト
レイに積載した動作図。
【図11】同じくステイプルモード時におけるステイプ
ルトレイへのシートの排出動作図。
【図12】同じくステイプルトレイ上のシートを整合す
る排出整合ベルトの動作図。
【図13】同じくステイプルトレイ上のシートを整合す
る排出整合ベルトの動作図。
【図14】同じくステイプルトレイ上のシートを整合す
る排出整合ベルトの動作図。
【図15】同じくステイプルトレイ上のシートを整合す
る排出整合ベルトの動作図。
【図16】同じく設定したシートがステイプルトレイに
排出された状態を示す動作図。
【図17】同じくステイプル後のシート束の排出中の動
作図。
【図18】同じくステイプル後のシート束の排出後の状
態を示す動作図。
【図19】同じくシート処理装置内にシートが搬入され
る状態を示す動作図。
【図20】同じく1枚目のシートをバッファローラに巻
き付けた状態を示す動作図。
【図21】同じく1枚目と2枚目のシートS1,S2を
重ねて搬送する状態の動作図。
【図22】同じく2枚のシートが重ねられて排出される
状態を示す動作図。
【図23】同じく揺動ガイド及び第2排紙ローラ部の駆
動機構の斜視図。
【図24】同じく揺動ガイドが下降しているときの駆動
機構の動作図。
【図25】同じく揺動ガイドが上昇しているときの駆動
機構の動作図。
【図26】同じく揺動ガイドが下降途中の駆動機構の動
作図。
【符号の説明】
S シート 1 シート処理装置 13 シート検知手段 17 第1の排出ローラ 18 押えコロ 17,18 排出手段 19 排出整合ベルト(整合回転体) 20 突き当て部材(整合突き当て部材) 22 ステイプラ(綴じ手段) 31 揺動ガイド 32 第2の排出ローラ 33 移動排出ローラ 38 ステイプルトレイ(積載手段) 61 ベルトコロ 62 ベルト移動アーム 61,62 回転体移動手段 100 複写装置本体(画像形成装置本体) 108 感光ドラム(画像形成部)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを排出する排出手段と、該排出し
    たシートを載置する積載手段と、 前記積載手段上に排出されたシートの後端部を突き当て
    て整合する整合突き当て部材と、 前記積載手段上に排出されたシートに当接・回動してシ
    ートを前記整合突き当て部材側に移動させる変形可能な
    整合回転体と、 該整合回転体を強制的に変形させてシートに対する前記
    整合回転体の接触位置を前記整合突き当て部材側に移動
    させる回転体移動手段と、 を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. 【請求項2】 前記積載手段へ排出されるシートを検知
    するシート検知手段を有し、該シート検知手段によるシ
    ート検知から所定時間後に前記回転体移動手段を駆動さ
    せることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記整合回転体は、前記排出手段と同期
    して回転することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    シート処理装置。
  4. 【請求項4】 前記回転体移動手段は、該回転体移動手
    段の内周面を押し動かす回動可能なベルト移動アームで
    あることを特徴とする請求項1ないし3何れか1項記載
    のシート処理装置。
  5. 【請求項5】 前記積載手段上で整合されたシート束を
    綴じる綴じ手段を有することを特徴とする請求項1ない
    し4何れか1項記載のシート処理装置。
  6. 【請求項6】 1求項1ないし5の何れか1項記載のシ
    ート処理装置と、シートに画像を形成する画像形成部
    と、画像形成したシートを前記シート処理装置に排出す
    る排出手段と、を有することを特徴とする画像形成装
    置。
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