JPH10309721A - シート付き樹脂成形品の製造装置およびその方法 - Google Patents
シート付き樹脂成形品の製造装置およびその方法Info
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- JPH10309721A JPH10309721A JP12108397A JP12108397A JPH10309721A JP H10309721 A JPH10309721 A JP H10309721A JP 12108397 A JP12108397 A JP 12108397A JP 12108397 A JP12108397 A JP 12108397A JP H10309721 A JPH10309721 A JP H10309721A
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- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】貫通穴を有するシートと基材とを一体化した樹
脂成形品を、高品質かつ効率的に製造することを可能に
する。 【解決手段】固定型１２と可動型１４とを備え、この固
定型１２は、フイルム２６の貫通穴３０ａ、３０ｂに嵌
合するセットピン３２ａ、３２ｂを有し、前記可動型１
４は、第１および第２押し出し板５４、５６を介して該
可動型１４に対し進退自在な押し出しピン６２ａ、６２
ｂと、この押し出しピン６２ａ、６２ｂ内に進退自在に
配設され、前記セットピン３２ａ、３２ｂに当接自在な
シート固定ピン７６ａ、７６ｂとを有する。
脂成形品を、高品質かつ効率的に製造することを可能に
する。 【解決手段】固定型１２と可動型１４とを備え、この固
定型１２は、フイルム２６の貫通穴３０ａ、３０ｂに嵌
合するセットピン３２ａ、３２ｂを有し、前記可動型１
４は、第１および第２押し出し板５４、５６を介して該
可動型１４に対し進退自在な押し出しピン６２ａ、６２
ｂと、この押し出しピン６２ａ、６２ｂ内に進退自在に
配設され、前記セットピン３２ａ、３２ｂに当接自在な
シート固定ピン７６ａ、７６ｂとを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、貫通穴を有するシ
ートを成形品用キャビティに配設し、前記キャビティに
基材となる樹脂を供給して前記シートと前記基材とが一
体化された樹脂成形品を製造するためのシート付き樹脂
成形品の製造装置およびその方法に関する。
ートを成形品用キャビティに配設し、前記キャビティに
基材となる樹脂を供給して前記シートと前記基材とが一
体化された樹脂成形品を製造するためのシート付き樹脂
成形品の製造装置およびその方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】例えば、耐擦傷性に優れた硬化皮膜層を
有するシートを、スクリーン表面に一体的に設けた透過
樹脂スクリーンが広く使用されている。具体的には、車
両の風防ガラス（ウインドシールド）として利用されて
おり、この種の風防ガラスは、先ず、シートを金型のキ
ャビティ面に配置した後、このキャビティに基材である
樹脂を射出することにより、前記シートと前記基材とが
一体化されている。
有するシートを、スクリーン表面に一体的に設けた透過
樹脂スクリーンが広く使用されている。具体的には、車
両の風防ガラス（ウインドシールド）として利用されて
おり、この種の風防ガラスは、先ず、シートを金型のキ
ャビティ面に配置した後、このキャビティに基材である
樹脂を射出することにより、前記シートと前記基材とが
一体化されている。
【０００３】この場合、シートと基材とを一体化する際
に、前記シートをキャビティ面に対して正確に位置決め
するとともに、成形時に該シートを確実に保持する必要
がある。特に、自動二輪車等の風防ガラスのように、窓
部材の端部に取り付け穴を有する樹脂成形品では、その
取り付け穴の位置および寸法を高精度に維持しなければ
ならない。
に、前記シートをキャビティ面に対して正確に位置決め
するとともに、成形時に該シートを確実に保持する必要
がある。特に、自動二輪車等の風防ガラスのように、窓
部材の端部に取り付け穴を有する樹脂成形品では、その
取り付け穴の位置および寸法を高精度に維持しなければ
ならない。
【０００４】そこで、例えば、特開平４−１９１０２１
号公報に開示されているように、キャビティ凹部に熱可
塑性樹脂シートを装着するピンを可動性とし、型開き時
に金型パーティング面まで前記ピンを前進させて装着部
にて該シートをピンに装着し、型締め完了時までに該ピ
ンを後退させて金型の凹部におさめることによってシー
トを所望部に装着するようにしたシート一体化成形品の
製造法が知られている。
号公報に開示されているように、キャビティ凹部に熱可
塑性樹脂シートを装着するピンを可動性とし、型開き時
に金型パーティング面まで前記ピンを前進させて装着部
にて該シートをピンに装着し、型締め完了時までに該ピ
ンを後退させて金型の凹部におさめることによってシー
トを所望部に装着するようにしたシート一体化成形品の
製造法が知られている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、シートをピンのみによりキャビティ面に
配置させているため、前記シートと前記キャビティ面と
が確実に密着していない場合が多い。従って、特に、ゲ
ートに近接する部位では、キャビティ内に射出充填され
る樹脂圧力により、シートとキャビティ面との隙間や、
前記シートに設けられたピン嵌合穴の隙間から溶融樹脂
が漏洩し易い。このため、シート表面に樹脂が付着して
品質が低下するとともに、取り付け穴の位置および寸法
を高精度に維持することができないという問題が指摘さ
れている。
従来技術では、シートをピンのみによりキャビティ面に
配置させているため、前記シートと前記キャビティ面と
が確実に密着していない場合が多い。従って、特に、ゲ
ートに近接する部位では、キャビティ内に射出充填され
る樹脂圧力により、シートとキャビティ面との隙間や、
前記シートに設けられたピン嵌合穴の隙間から溶融樹脂
が漏洩し易い。このため、シート表面に樹脂が付着して
品質が低下するとともに、取り付け穴の位置および寸法
を高精度に維持することができないという問題が指摘さ
れている。
【０００６】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、貫通穴を有するシートと基材とを一体化した樹脂
成形品を容易かつ高精度に製造することが可能なシート
付き樹脂成形品の製造装置およびその方法を提供するこ
とを目的とする。
あり、貫通穴を有するシートと基材とを一体化した樹脂
成形品を容易かつ高精度に製造することが可能なシート
付き樹脂成形品の製造装置およびその方法を提供するこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明に係るシート付き樹脂成形品の製造装置お
よびその方法では、第１金型のキャビティ面に設けられ
たシート位置決め部材に、シートの貫通穴を嵌挿させて
このシートを前記キャビティ面に配設した後、第１およ
び第２金型を型締めする途上で、前記第２金型に対して
進退自在に設けられたシート固定部材を前記シート位置
決め部材に係合させる。
めに、本発明に係るシート付き樹脂成形品の製造装置お
よびその方法では、第１金型のキャビティ面に設けられ
たシート位置決め部材に、シートの貫通穴を嵌挿させて
このシートを前記キャビティ面に配設した後、第１およ
び第２金型を型締めする途上で、前記第２金型に対して
進退自在に設けられたシート固定部材を前記シート位置
決め部材に係合させる。
【０００８】これにより、シート固定部材とシート位置
決め部材との係合作用下に、シートの貫通穴近傍のシー
ル性を有効に向上させることができ、溶融樹脂の漏洩を
阻止することが可能になる。しかも、シートの貫通穴の
形状を維持するとともに、基材側の孔部（取り付け穴）
の形状および位置を確保することができ、離型時の前記
孔部の変形を回避して、樹脂成形品を高精度かつ効率的
に製造することが可能になる。
決め部材との係合作用下に、シートの貫通穴近傍のシー
ル性を有効に向上させることができ、溶融樹脂の漏洩を
阻止することが可能になる。しかも、シートの貫通穴の
形状を維持するとともに、基材側の孔部（取り付け穴）
の形状および位置を確保することができ、離型時の前記
孔部の変形を回避して、樹脂成形品を高精度かつ効率的
に製造することが可能になる。
【０００９】その際、型締め途上で、シート位置決め部
材の係合部がシート固定部材の受容部に嵌合することに
より、基材成形時にばりが発生することを可及的に阻止
することができる。従って、ばりにより孔部が閉塞され
ることがなく、しかも成形中の振動によりシートが脱落
することを確実に回避することが可能になる。
材の係合部がシート固定部材の受容部に嵌合することに
より、基材成形時にばりが発生することを可及的に阻止
することができる。従って、ばりにより孔部が閉塞され
ることがなく、しかも成形中の振動によりシートが脱落
することを確実に回避することが可能になる。
【００１０】次いで、第１および第２金型を型開きする
際、前記第２金型に進退自在に配設された押し出し部材
を介して樹脂成形品の孔部周縁が押圧される。このた
め、樹脂成形品は、シート固定部材および第２金型から
容易かつ確実に離脱し、前記樹脂成形品の離型作業が効
率的に遂行される。
際、前記第２金型に進退自在に配設された押し出し部材
を介して樹脂成形品の孔部周縁が押圧される。このた
め、樹脂成形品は、シート固定部材および第２金型から
容易かつ確実に離脱し、前記樹脂成形品の離型作業が効
率的に遂行される。
【００１１】
【発明の実施の形態】図１は、本発明の実施形態に係る
シート付き樹脂成形品の製造装置１０を構成する固定型
（第１金型）１２と可動型（第２金型）１４とが離間し
た状態の斜視説明図であり、図２は、図１に示す前記固
定型１２および前記可動型１４の縦断面説明図である。
シート付き樹脂成形品の製造装置１０を構成する固定型
（第１金型）１２と可動型（第２金型）１４とが離間し
た状態の斜視説明図であり、図２は、図１に示す前記固
定型１２および前記可動型１４の縦断面説明図である。
【００１２】図３は、製造装置１０により製造される樹
脂成形品である風防ガラス１６の斜視説明図であり、こ
の風防ガラス１６は、自動二輪車のカウルへの取り付け
部１８と透視部２０とを備えるとともに、この取り付け
部１８には、複数の取り付け穴２２が設けられている。
脂成形品である風防ガラス１６の斜視説明図であり、こ
の風防ガラス１６は、自動二輪車のカウルへの取り付け
部１８と透視部２０とを備えるとともに、この取り付け
部１８には、複数の取り付け穴２２が設けられている。
【００１３】図１および図２に示すように、固定型１２
は、固定型取り付け板２４に取り付けられており、この
固定型１２は、シート状フイルム２６を配設する凸状の
第１キャビティ面２８を有する。フイルム２６は、ポリ
カーボネイトを用いたベースフイルム層の一方の表面に
耐擦傷性を有する硬化被膜層（例えば、シリコン系）が
積層されており、このフイルム２６の一端側には、貫通
穴３０ａ、３０ｂが形成されている。
は、固定型取り付け板２４に取り付けられており、この
固定型１２は、シート状フイルム２６を配設する凸状の
第１キャビティ面２８を有する。フイルム２６は、ポリ
カーボネイトを用いたベースフイルム層の一方の表面に
耐擦傷性を有する硬化被膜層（例えば、シリコン系）が
積層されており、このフイルム２６の一端側には、貫通
穴３０ａ、３０ｂが形成されている。
【００１４】図２および図４に示すように、固定型１２
は、フイルム２６の貫通穴３０ａ、３０ｂに嵌合するシ
ート位置決め部材としてのセットピン３２ａ、３２ｂを
有する。固定型１２には、第１キャビティ面２８の一端
側に開放される段付き孔部３４ａ、３４ｂが形成され、
この段付き孔部３４ａ、３４ｂにばね３６ａ、３６ｂを
介してセットピン３２ａ、３２ｂが進退自在に配設され
る。セットピン３２ａ、３２ｂの一端側には、段付き孔
部３４ａ、３４ｂの大径部側に嵌合するフランジ部３８
ａ、３８ｂが設けられるとともに、その他端部側には、
テーパ部（係合部）４０ａ、４０ｂが形成される。
は、フイルム２６の貫通穴３０ａ、３０ｂに嵌合するシ
ート位置決め部材としてのセットピン３２ａ、３２ｂを
有する。固定型１２には、第１キャビティ面２８の一端
側に開放される段付き孔部３４ａ、３４ｂが形成され、
この段付き孔部３４ａ、３４ｂにばね３６ａ、３６ｂを
介してセットピン３２ａ、３２ｂが進退自在に配設され
る。セットピン３２ａ、３２ｂの一端側には、段付き孔
部３４ａ、３４ｂの大径部側に嵌合するフランジ部３８
ａ、３８ｂが設けられるとともに、その他端部側には、
テーパ部（係合部）４０ａ、４０ｂが形成される。
【００１５】固定型１２は、段付き孔部３４ａ、３４ｂ
の近傍にゲート４２を有しており、このゲート４２は、
図２に示すように、前記固定型１２内を通って固定型取
り付け板２４から図示しない射出成形機に連通自在であ
る。固定型１２の四隅には、それぞれ先端にテーパ部を
有する４本の位置決めピン４４が設けられ、この位置決
めピン４４は、可動型１４の図示しない位置決め孔に挿
入される（図１参照）。
の近傍にゲート４２を有しており、このゲート４２は、
図２に示すように、前記固定型１２内を通って固定型取
り付け板２４から図示しない射出成形機に連通自在であ
る。固定型１２の四隅には、それぞれ先端にテーパ部を
有する４本の位置決めピン４４が設けられ、この位置決
めピン４４は、可動型１４の図示しない位置決め孔に挿
入される（図１参照）。
【００１６】可動型１４は、可動型取り付け板４６に取
着されており、この可動型取り付け板４６が図示しない
アクチュエータを介して矢印Ａ方向に進退自在である。
図２に示すように、可動型１４には、固定型１２の第１
キャビティ面２８に対向して凹状の第２キャビティ面４
８が形成され、この第１および第２キャビティ面２８、
４８により成形品用キャビティ５０が形成される。
着されており、この可動型取り付け板４６が図示しない
アクチュエータを介して矢印Ａ方向に進退自在である。
図２に示すように、可動型１４には、固定型１２の第１
キャビティ面２８に対向して凹状の第２キャビティ面４
８が形成され、この第１および第２キャビティ面２８、
４８により成形品用キャビティ５０が形成される。
【００１７】可動型１４と可動型取り付け板４６との間
に空間部５２が形成され、この空間部５２に第１および
第２押し出し板５４、５６が配設される。第１および第
２押し出し板５４、５６には、可動型取り付け板４６に
固着されたシリンダ５８から延在するピストンロッド６
０が固定されており、前記シリンダ５８を介して前記第
１および第２押し出し板５４、５６が一体的に矢印Ａ方
向に進退自在である。第１および第２押し出し板５４、
５６には、固定型１２のセットピン３２ａ、３２ｂに対
向して略筒状の押し出しピン（押し出し部材）６２ａ、
６２ｂとエゼクタピン６４と複数本のリターンピン６６
とが、それぞれの大径部側を挟持されている。
に空間部５２が形成され、この空間部５２に第１および
第２押し出し板５４、５６が配設される。第１および第
２押し出し板５４、５６には、可動型取り付け板４６に
固着されたシリンダ５８から延在するピストンロッド６
０が固定されており、前記シリンダ５８を介して前記第
１および第２押し出し板５４、５６が一体的に矢印Ａ方
向に進退自在である。第１および第２押し出し板５４、
５６には、固定型１２のセットピン３２ａ、３２ｂに対
向して略筒状の押し出しピン（押し出し部材）６２ａ、
６２ｂとエゼクタピン６４と複数本のリターンピン６６
とが、それぞれの大径部側を挟持されている。
【００１８】押し出しピン６２ａ、６２ｂは、可動型１
４に貫通形成された第１孔部６８ａ、６８ｂに摺動自在
に挿入されるとともに、第１および第２押し出し板５
４、５６に係止される一端部側とは反対の他端部側に、
第２キャビティ面４８に連なってキャビティ５０の一部
を構成する第３キャビティ面７０ａ、７０ｂが形成され
る。押し出しピン６２ａ、６２ｂの内部には、軸方向に
段付き孔部７２ａ、７２ｂが形成され、この段付き孔部
７２ａ、７２ｂ内に、ばね（付勢手段）７４ａ、７４ｂ
を介してシート固定ピン（シート固定部材）７６ａ、７
６ｂが進退自在に配設される。
４に貫通形成された第１孔部６８ａ、６８ｂに摺動自在
に挿入されるとともに、第１および第２押し出し板５
４、５６に係止される一端部側とは反対の他端部側に、
第２キャビティ面４８に連なってキャビティ５０の一部
を構成する第３キャビティ面７０ａ、７０ｂが形成され
る。押し出しピン６２ａ、６２ｂの内部には、軸方向に
段付き孔部７２ａ、７２ｂが形成され、この段付き孔部
７２ａ、７２ｂ内に、ばね（付勢手段）７４ａ、７４ｂ
を介してシート固定ピン（シート固定部材）７６ａ、７
６ｂが進退自在に配設される。
【００１９】シート固定ピン７６ａ、７６ｂは、その一
端部側に設けられたフランジ部７８ａ、７８ｂが段付き
孔部７２ａ、７２ｂの肩部に係止されるとともに、その
他端部側にはセットピン３２ａ、３２ｂのテーパ部４０
ａ、４０ｂが嵌合するテーパ穴（受容部）８０ａ、８０
ｂが形成される。図４に示すように、シート固定ピン７
６ａ、７６ｂのテーパ穴８０ａ、８０ｂにセットピン３
２ａ、３２ｂのテーパ部４０ａ、４０ｂが嵌合した状態
で、前記テーパ部４０ａ、４０ｂの端部が前記テーパ穴
８０ａ、８０ｂの内方に距離Ｓだけ突出するように設定
されている。
端部側に設けられたフランジ部７８ａ、７８ｂが段付き
孔部７２ａ、７２ｂの肩部に係止されるとともに、その
他端部側にはセットピン３２ａ、３２ｂのテーパ部４０
ａ、４０ｂが嵌合するテーパ穴（受容部）８０ａ、８０
ｂが形成される。図４に示すように、シート固定ピン７
６ａ、７６ｂのテーパ穴８０ａ、８０ｂにセットピン３
２ａ、３２ｂのテーパ部４０ａ、４０ｂが嵌合した状態
で、前記テーパ部４０ａ、４０ｂの端部が前記テーパ穴
８０ａ、８０ｂの内方に距離Ｓだけ突出するように設定
されている。
【００２０】図２に示すように、エゼクタピン６４は、
フイルム２６の貫通穴３０ａ、３０ｂとは反対の端部側
に対応して可動型１４に形成された第２孔部８２に進退
自在に配設されており、その先端部には第２キャビティ
面４８に連なる第４キャビティ面８４が設けられる。可
動型１４には、キャビティ５０の外側に対応して複数の
第３孔部８６が形成され、各第３孔部８６にリターンピ
ン６６がリターンスプリング８８を介して摺動自在に配
設される。
フイルム２６の貫通穴３０ａ、３０ｂとは反対の端部側
に対応して可動型１４に形成された第２孔部８２に進退
自在に配設されており、その先端部には第２キャビティ
面４８に連なる第４キャビティ面８４が設けられる。可
動型１４には、キャビティ５０の外側に対応して複数の
第３孔部８６が形成され、各第３孔部８６にリターンピ
ン６６がリターンスプリング８８を介して摺動自在に配
設される。
【００２１】このように構成される製造装置１０の動作
について、以下に説明する。
について、以下に説明する。
【００２２】先ず、図１および図２に示すように、可動
型１４が固定型１２から離間した状態で、この固定型１
２の第１キャビティ面２８にフイルム２６が配設され
る。フイルム２６は、その一端部側に形成されている貫
通穴３０ａ、３０ｂにセットピン３２ａ、３２ｂの先端
が挿入されることにより、第１キャビティ面２８に対し
て吊り下げ支持される。
型１４が固定型１２から離間した状態で、この固定型１
２の第１キャビティ面２８にフイルム２６が配設され
る。フイルム２６は、その一端部側に形成されている貫
通穴３０ａ、３０ｂにセットピン３２ａ、３２ｂの先端
が挿入されることにより、第１キャビティ面２８に対し
て吊り下げ支持される。
【００２３】次いで、可動型１４が、図示しないアクチ
ュエータを介して矢印Ａ１方向に移動すると、この可動
型１４の第２キャビティ面４８から突出するシート固定
ピン７６ａ、７６ｂに、固定型１２の第１キャビティ面
２８に吊り下げ支持されたフイルム２６から突出するセ
ットピン３２ａ、３２ｂが係合する。
ュエータを介して矢印Ａ１方向に移動すると、この可動
型１４の第２キャビティ面４８から突出するシート固定
ピン７６ａ、７６ｂに、固定型１２の第１キャビティ面
２８に吊り下げ支持されたフイルム２６から突出するセ
ットピン３２ａ、３２ｂが係合する。
【００２４】具体的には、図５に示すように、可動型１
４と固定型１２との型締め途上において、シート固定ピ
ン７６ａ、７６ｂのテーパ穴８０ａ、８０ｂにセットピ
ン３２ａ、３２ｂのテーパ部４０ａ、４０ｂが嵌合す
る。可動型１４が、さらに矢印Ａ１方向に移動すること
により、先ず、セットピン３２ａ、３２ｂがシート固定
ピン７６ａ、７６ｂの押圧作用下にばね３６ａ、３６ｂ
の弾発力に抗して矢印Ａ１方向に移動し、このシート固
定ピン７６ａ、７６ｂの端面がフイルム２６に当接して
このフイルム２６を第１キャビティ面２８に押圧支持す
る。
４と固定型１２との型締め途上において、シート固定ピ
ン７６ａ、７６ｂのテーパ穴８０ａ、８０ｂにセットピ
ン３２ａ、３２ｂのテーパ部４０ａ、４０ｂが嵌合す
る。可動型１４が、さらに矢印Ａ１方向に移動すること
により、先ず、セットピン３２ａ、３２ｂがシート固定
ピン７６ａ、７６ｂの押圧作用下にばね３６ａ、３６ｂ
の弾発力に抗して矢印Ａ１方向に移動し、このシート固
定ピン７６ａ、７６ｂの端面がフイルム２６に当接して
このフイルム２６を第１キャビティ面２８に押圧支持す
る。
【００２５】次に、シート固定ピン７６ａ、７６ｂは、
ばね７４ａ、７４ｂの弾発力に抗して押し出しピン６２
ａ、６２ｂの内方に相対的に移動し、固定型１２と可動
型１４との型締めが行われる。そこで、図示しない射出
成形機を介してゲート４２に溶融樹脂が供給されると、
図６に示すように、固定型１２と可動型１４との間に形
成されたキャビティ５０にこの溶融樹脂が充填され、所
定時間経過後に前記溶融樹脂が固化して基材９０が成形
される。これにより、キャビティ５０では、フイルム２
６と基材９０とが一体化されるとともに、シート固定ピ
ン７６ａ、７６ｂにより取り付け穴２２が設けられた樹
脂成形品である風防ガラス１６が得られる。
ばね７４ａ、７４ｂの弾発力に抗して押し出しピン６２
ａ、６２ｂの内方に相対的に移動し、固定型１２と可動
型１４との型締めが行われる。そこで、図示しない射出
成形機を介してゲート４２に溶融樹脂が供給されると、
図６に示すように、固定型１２と可動型１４との間に形
成されたキャビティ５０にこの溶融樹脂が充填され、所
定時間経過後に前記溶融樹脂が固化して基材９０が成形
される。これにより、キャビティ５０では、フイルム２
６と基材９０とが一体化されるとともに、シート固定ピ
ン７６ａ、７６ｂにより取り付け穴２２が設けられた樹
脂成形品である風防ガラス１６が得られる。
【００２６】可動型１４が、図示しないアクチュエータ
を介して矢印Ａ２方向に移動すると、図７に示すよう
に、風防ガラス１６は、この可動型１４の第２キャビテ
ィ面４８に密着した状態で固定型１２の第１キャビティ
面２８から離型される。そして、可動型１４が所定の型
開き位置に至ると、この可動型１４に設けられているシ
リンダ５８の作用下にピストンロッド６０が矢印Ａ１方
向に変位する（図２参照）。このため、ピストンロッド
６０に固定されている第１および第２押し出し板５４、
５６は、押し出しピン６２ａ、６２ｂ、エゼクタピン６
４およびリターンピン６６と一体的に矢印Ａ１方向に移
動する。
を介して矢印Ａ２方向に移動すると、図７に示すよう
に、風防ガラス１６は、この可動型１４の第２キャビテ
ィ面４８に密着した状態で固定型１２の第１キャビティ
面２８から離型される。そして、可動型１４が所定の型
開き位置に至ると、この可動型１４に設けられているシ
リンダ５８の作用下にピストンロッド６０が矢印Ａ１方
向に変位する（図２参照）。このため、ピストンロッド
６０に固定されている第１および第２押し出し板５４、
５６は、押し出しピン６２ａ、６２ｂ、エゼクタピン６
４およびリターンピン６６と一体的に矢印Ａ１方向に移
動する。
【００２７】従って、図８に示すように、押し出しピン
６２ａ、６２ｂが可動型１４の第１孔部６８ａ、６８ｂ
を矢印Ａ１方向に摺動し、この可動型１４の第２キャビ
ティ面４８から矢印Ａ１方向に突出する。これにより、
第２キャビティ面４８に密着支持されている風防ガラス
１６は、取り付け穴２２の周縁を押し出しピン６２ａ、
６２ｂの第３キャビティ面７０ａ、７０ｂを介して矢印
Ａ１方向に押圧され、前記第２キャビティ面４８から離
型される。
６２ａ、６２ｂが可動型１４の第１孔部６８ａ、６８ｂ
を矢印Ａ１方向に摺動し、この可動型１４の第２キャビ
ティ面４８から矢印Ａ１方向に突出する。これにより、
第２キャビティ面４８に密着支持されている風防ガラス
１６は、取り付け穴２２の周縁を押し出しピン６２ａ、
６２ｂの第３キャビティ面７０ａ、７０ｂを介して矢印
Ａ１方向に押圧され、前記第２キャビティ面４８から離
型される。
【００２８】その際、風防ガラス１６は、取り付け穴２
２とは反対側の端縁部をエゼクタピン６４の第４キャビ
ティ面８４により矢印Ａ１方向に押圧されており、前記
風防ガラス１６を可動型１４から容易かつ確実に離型さ
せることができる。その後、シリンダ５８を滅勢すれ
ば、複数のリターンピン６６に設けられているリターン
スプリング８８の弾発力を介して第１および第２押し出
し板５４、５６が矢印Ａ２方向に移動し、押し出しピン
６２ａ、６２ｂ、エゼクタピン６４およびリターンピン
６６が所定の退避位置（図２参照）に移動する。
２とは反対側の端縁部をエゼクタピン６４の第４キャビ
ティ面８４により矢印Ａ１方向に押圧されており、前記
風防ガラス１６を可動型１４から容易かつ確実に離型さ
せることができる。その後、シリンダ５８を滅勢すれ
ば、複数のリターンピン６６に設けられているリターン
スプリング８８の弾発力を介して第１および第２押し出
し板５４、５６が矢印Ａ２方向に移動し、押し出しピン
６２ａ、６２ｂ、エゼクタピン６４およびリターンピン
６６が所定の退避位置（図２参照）に移動する。
【００２９】この場合、本実施形態では、可動型１４を
固定型１２に対して型締めする途上で、シート固定ピン
７６ａ、７６ｂとセットピン３２ａ、３２ｂとが係合す
る。そして、可動型１４と固定型１２とが型締めされた
状態では、シート固定ピン７６ａ、７６ｂとセットピン
３２ａ、３２ｂとが確実に係合し、フイルム２６の貫通
穴３０ａ、３０ｂの近傍を確実にシールすることができ
る。これにより、ゲート４２からキャビティ５０に溶融
樹脂が充填される際、この溶融樹脂が貫通穴３０ａ、３
０ｂから漏洩することを確実に阻止することが可能にな
り、前記貫通穴３０ａ、３０ｂの形状を確保するととも
に、ばりの発生を有効に阻止することができるという効
果が得られる。
固定型１２に対して型締めする途上で、シート固定ピン
７６ａ、７６ｂとセットピン３２ａ、３２ｂとが係合す
る。そして、可動型１４と固定型１２とが型締めされた
状態では、シート固定ピン７６ａ、７６ｂとセットピン
３２ａ、３２ｂとが確実に係合し、フイルム２６の貫通
穴３０ａ、３０ｂの近傍を確実にシールすることができ
る。これにより、ゲート４２からキャビティ５０に溶融
樹脂が充填される際、この溶融樹脂が貫通穴３０ａ、３
０ｂから漏洩することを確実に阻止することが可能にな
り、前記貫通穴３０ａ、３０ｂの形状を確保するととも
に、ばりの発生を有効に阻止することができるという効
果が得られる。
【００３０】さらに、フイルム２６の貫通穴３０ａ、３
０ｂに挿入されているセットピン３２ａ、３２ｂとシー
ト固定ピン７６ａ、７６ｂとは、テーパ部４０ａ、４０
ｂおよびテーパ穴８０ａ、８０ｂを介して高精度に位置
決めされている。このため、基材９０側に形成される取
り付け穴２２を貫通穴３０ａ、３０ｂに対して所望の位
置に高精度に設けることができ、かつ前記取り付け穴２
２の形状を確保することが可能になる。
０ｂに挿入されているセットピン３２ａ、３２ｂとシー
ト固定ピン７６ａ、７６ｂとは、テーパ部４０ａ、４０
ｂおよびテーパ穴８０ａ、８０ｂを介して高精度に位置
決めされている。このため、基材９０側に形成される取
り付け穴２２を貫通穴３０ａ、３０ｂに対して所望の位
置に高精度に設けることができ、かつ前記取り付け穴２
２の形状を確保することが可能になる。
【００３１】特に、図４に示すように、シート固定ピン
７６ａ、７６ｂのテーパ穴８０ａ、８０ｂがセットピン
３２ａ、３２ｂのテーパ部４０ａ、４０ｂよりも距離Ｓ
だけ深く形成されており、前記シート固定ピン７６ａ、
７６ｂの先端面がフイルム２６を第１キャビティ面２８
に対して確実に押圧支持している。従って、基材９０の
取り付け穴２２にばりが発生することを可及的に阻止す
ることができる。しかも、キャビティ５０が、複雑でか
つ凹凸形状を有する形状である場合にも有効に対応する
ことが可能になるとともに、成形中の振動によりフイル
ム２６が脱落することを回避することができるという利
点がある。
７６ａ、７６ｂのテーパ穴８０ａ、８０ｂがセットピン
３２ａ、３２ｂのテーパ部４０ａ、４０ｂよりも距離Ｓ
だけ深く形成されており、前記シート固定ピン７６ａ、
７６ｂの先端面がフイルム２６を第１キャビティ面２８
に対して確実に押圧支持している。従って、基材９０の
取り付け穴２２にばりが発生することを可及的に阻止す
ることができる。しかも、キャビティ５０が、複雑でか
つ凹凸形状を有する形状である場合にも有効に対応する
ことが可能になるとともに、成形中の振動によりフイル
ム２６が脱落することを回避することができるという利
点がある。
【００３２】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るシート付き
樹脂成形品の製造装置およびその方法では、第１および
第２金型を型締めする途上で、シート固定部材とシート
位置決め部材とが係合してシートの貫通穴近傍のシール
性を有効に向上させることができ、キャビティに充填さ
れる溶融樹脂の漏洩を確実に阻止することが可能にな
る。しかも、シートの貫通穴の形状を維持するととも
に、基材側の孔部の形状および位置を確保し、高精度か
つ高品質な樹脂成形品を効率的に製造することが可能に
なる。
樹脂成形品の製造装置およびその方法では、第１および
第２金型を型締めする途上で、シート固定部材とシート
位置決め部材とが係合してシートの貫通穴近傍のシール
性を有効に向上させることができ、キャビティに充填さ
れる溶融樹脂の漏洩を確実に阻止することが可能にな
る。しかも、シートの貫通穴の形状を維持するととも
に、基材側の孔部の形状および位置を確保し、高精度か
つ高品質な樹脂成形品を効率的に製造することが可能に
なる。
【図１】本発明の実施形態に係るシート付き樹脂成形品
の製造装置を構成する固定型および可動型が離間した状
態の斜視説明図である。
の製造装置を構成する固定型および可動型が離間した状
態の斜視説明図である。
【図２】前記固定型および前記可動型が離間した状態の
縦断面説明図である。
縦断面説明図である。
【図３】前記製造装置により製造される風防ガラスの斜
視説明図である。
視説明図である。
【図４】前記製造装置を構成するシート固定ピンおよび
セットピンの係合状態の説明図である。
セットピンの係合状態の説明図である。
【図５】前記固定型と前記可動型との型締め途上の説明
図である。
図である。
【図６】前記固定型と前記可動型とが型締めされた状態
の説明図である。
の説明図である。
【図７】成形後に前記可動型を前記固定型から離間させ
る際の説明図である。
る際の説明図である。
【図８】前記可動型から前記風防ガラスを離型させる際
の説明図である。
の説明図である。
１０…製造装置 １２…固定型 １４…可動型 １６…風防ガラス ２２…取り付け穴 ２４、４６…取り付け
板 ２６…フイルム ２８、４８、７０ａ、７０ｂ、８４…キャビティ面 ３０ａ、３０ｂ…貫通穴 ３２ａ、３２ｂ…セッ
トピン ４０ａ、４０ｂ…テーパ部 ５０…キャビティ ５４、５６…押し出し板 ６２ａ、６２ｂ…押し
出しピン ７４ａ、７４ｂ…ばね ７６ａ、７６ｂ…シー
ト固定ピン ８０ａ、８０ｂ…テーパ穴
板 ２６…フイルム ２８、４８、７０ａ、７０ｂ、８４…キャビティ面 ３０ａ、３０ｂ…貫通穴 ３２ａ、３２ｂ…セッ
トピン ４０ａ、４０ｂ…テーパ部 ５０…キャビティ ５４、５６…押し出し板 ６２ａ、６２ｂ…押し
出しピン ７４ａ、７４ｂ…ばね ７６ａ、７６ｂ…シー
ト固定ピン ８０ａ、８０ｂ…テーパ穴
Claims (4)
- 【請求項１】貫通穴を有するシートを成形品用キャビテ
ィに配設し、前記キャビティに基材となる樹脂を供給し
て前記シートと前記基材とが一体化された樹脂成形品を
製造するためのシート付き樹脂成形品の製造装置であっ
て、 互いの間に前記キャビティを形成するとともに、相対的
に開閉自在な第１および第２金型を備え、 前記第１金型は、前記シートの貫通穴に嵌合するシート
位置決め部材を有し、 前記第２金型は、該第２金型に対して進退自在な押し出
し板と、 一端が前記押し出し板に係止され、他端が前記キャビテ
ィの一部を構成する押し出し部材と、 前記押し出し部材内に進退自在に配設され、一端が付勢
手段を介して前記押し出し板に係止される一方、他端が
前記シート位置決め部材に当接自在なシート固定部材
と、 を有することを特徴とするシート付き樹脂成形品の製造
装置。 - 【請求項２】請求項１記載の製造装置において、前記シ
ート位置決め部材は、前記シートの貫通穴から前記シー
ト固定部材側に突出する係合部を有し、 前記シート固定部材の他端には、前記係合部を嵌合する
ための受容部が設けられることを特徴とするシート付き
樹脂成形品の製造装置。 - 【請求項３】請求項１または２記載の製造装置におい
て、前記シート位置決め部材は、付勢手段を介して前記
第１金型に対して進退自在に装着されることを特徴とす
るシート付き樹脂成形品の製造装置。 - 【請求項４】第１および第２金型間に形成される成形品
用キャビティに、貫通穴を有するシートを配設し、前記
キャビティに基材となる樹脂を供給して前記シートと前
記基材とが一体化された樹脂成形品を製造するためのシ
ート付き樹脂成形品の製造方法であって、 前記第１金型のキャビティ面に設けられたシート位置決
め部材に、前記シートの貫通穴を嵌挿させて該シートを
前記キャビティ面に配設する工程と、 前記第１および第２金型を型締めする途上で、前記第２
金型に対して進退自在に設けられたシート固定部材を前
記シート位置決め部材に係合させる工程と、 前記シート固定部材と前記シート位置決め部材とが互い
に係合した状態で、前記第１および第２金型をさらに型
締めする工程と、 少なくとも前記シート固定部材と前記シート位置決め部
材とが互いに係合した後、前記キャビティに前記樹脂を
供給することにより、前記シート固定部材を介して前記
貫通穴に連通する孔部を形成しながら前記シートと前記
基材とを一体化して前記樹脂成形品を得る工程と、 前記第１および第２金型を型開きする際、前記第２金型
に進退自在に配設された押し出し部材を介して前記樹脂
成形品の前記孔部周縁を押圧することにより、該樹脂成
形品を前記シート固定部材および前記第２金型から離脱
させる工程と、 を有することを特徴とするシート付き樹脂成形品の製造
方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12108397A JPH10309721A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | シート付き樹脂成形品の製造装置およびその方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12108397A JPH10309721A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | シート付き樹脂成形品の製造装置およびその方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10309721A true JPH10309721A (ja) | 1998-11-24 |
Family
ID=14802449
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12108397A Pending JPH10309721A (ja) | 1997-05-12 | 1997-05-12 | シート付き樹脂成形品の製造装置およびその方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10309721A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999046106A1 (fr) * | 1998-03-11 | 1999-09-16 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Moule metallique pour moulage stratifie et procede de fabrication de moulage stratifie |
| JP2001341159A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-11 | Araco Corp | 表皮一体成形品の製造方法および装置 |
| JP2002355845A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-10 | T S Tec Kk | 自動車用内装ライニング部品に加飾部材を一体成形する方法及び装置 |
| JP2006130870A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Hitachi Housetec Co Ltd | 成形品の製造方法 |
| CN103978627A (zh) * | 2014-06-03 | 2014-08-13 | 联想(北京)有限公司 | 一种外观件的注塑方法 |
| CN107457959A (zh) * | 2017-09-12 | 2017-12-12 | 浙江艾彼科技股份有限公司 | 具有蒙皮一体注塑的汽车门板上装饰板模具 |
| CN108115890A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-06-05 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 一种玻璃和钉柱的一体注塑成型用模具 |
| CN110549544A (zh) * | 2018-06-01 | 2019-12-10 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 模具内的碳纤板定位结构 |
| EP4394897A1 (en) * | 2022-12-30 | 2024-07-03 | Sono Motors GmbH | Method and device for producing a pv panel with a moulded support structure using pre-fixation in a moulding device |
-
1997
- 1997-05-12 JP JP12108397A patent/JPH10309721A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6439871B1 (en) | 1998-03-11 | 2002-08-27 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Molding die for laminated molding |
| WO1999046106A1 (fr) * | 1998-03-11 | 1999-09-16 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Moule metallique pour moulage stratifie et procede de fabrication de moulage stratifie |
| JP4576024B2 (ja) * | 2000-05-31 | 2010-11-04 | トヨタ紡織株式会社 | 表皮一体成形品の製造方法および装置 |
| JP2001341159A (ja) * | 2000-05-31 | 2001-12-11 | Araco Corp | 表皮一体成形品の製造方法および装置 |
| JP4727847B2 (ja) * | 2001-05-31 | 2011-07-20 | テイ・エス テック株式会社 | 自動車用内装ライニング部品に加飾部材を一体成形する方法及び装置 |
| JP2002355845A (ja) * | 2001-05-31 | 2002-12-10 | T S Tec Kk | 自動車用内装ライニング部品に加飾部材を一体成形する方法及び装置 |
| JP2006130870A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Hitachi Housetec Co Ltd | 成形品の製造方法 |
| CN103978627A (zh) * | 2014-06-03 | 2014-08-13 | 联想(北京)有限公司 | 一种外观件的注塑方法 |
| CN107457959A (zh) * | 2017-09-12 | 2017-12-12 | 浙江艾彼科技股份有限公司 | 具有蒙皮一体注塑的汽车门板上装饰板模具 |
| CN108115890A (zh) * | 2017-12-19 | 2018-06-05 | 福耀玻璃工业集团股份有限公司 | 一种玻璃和钉柱的一体注塑成型用模具 |
| CN110549544A (zh) * | 2018-06-01 | 2019-12-10 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 模具内的碳纤板定位结构 |
| CN110549544B (zh) * | 2018-06-01 | 2021-08-10 | 汉达精密电子(昆山)有限公司 | 模具内的碳纤板定位结构 |
| EP4394897A1 (en) * | 2022-12-30 | 2024-07-03 | Sono Motors GmbH | Method and device for producing a pv panel with a moulded support structure using pre-fixation in a moulding device |
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