JPH10309240A - 水槽付き家具 - Google Patents

水槽付き家具

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JPH10309240A
JPH10309240A JP13768697A JP13768697A JPH10309240A JP H10309240 A JPH10309240 A JP H10309240A JP 13768697 A JP13768697 A JP 13768697A JP 13768697 A JP13768697 A JP 13768697A JP H10309240 A JPH10309240 A JP H10309240A
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water tank
cabinet
furniture
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Kazuyuki Uehara
和之 上原
Toshio Katsura
年雄 桂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 据え付け施工が簡単にできる水槽付きの家具
を提供することを目的とする。 【解決手段】 水槽3と、その後方上部に設置されるキ
ャビネット5とを備えた水槽付き家具1であって、キャ
ビネット5に、キャビネット5の前面側と水槽の下方側
とを連通する配管挿通用開口24を形成してなり、水栓
17と水栓17に上水を供給する接続用配管18を予め
基台21に組み付けたアセンブリー体19をキャビネッ
ト5に取り付けてなり、接続用配管18の先端部18c
を配管挿通用開口24を介して水槽3の下方側に臨ませ
た。それによれば、水栓17と接続用配管18を予め組
み付けたアセンブリー体19をキャビネット5に取り付
けるので、水槽付き家具1への水栓17の取り付けが簡
単で施工性がいい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水槽の後部に形成
された立壁面に水栓を取り付けた、洗面化粧台や手洗い
器、若しくは流し台のような水槽付き家具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水槽付き家具として、洗面化粧台
を例にして説明する。近年多く普及している洗面化粧台
は、図14に示すように、フロアキャビネットの上部に
洗面器Aを固定した洗面台Bと、その後方上部に載置さ
れるミラーキャビネットCとから構成され、水栓Dは洗
面器Aの後部に形成された水平なデッキ面Eに固定され
ている。しかし、この例においては、濡れた手で水栓D
を操作した時に生じる垂れ水や水作業により生じる跳ね
水が水栓取付部の周辺に溜まり、水垢などの汚れが付着
しやすく、清掃性に難があり、且つその汚れにより洗面
化粧台の美観を損ねるという問題があった。そこで、近
年では出願人を始めとして、洗面器の後部に形成した立
壁面の前面に水栓を固定して、水栓取付部回りに水が溜
まらず水垢などの付着の少ない洗面化粧台の提案がなさ
れてきている。その一例を図15に示して説明すると、
洗面化粧台は、フロアキャビネットの上部に洗面器A’
を固定した洗面台B’と、その後方上部に載置されるミ
ラーキャビネットC’とから構成される。ミラーキャビ
ネットC’は照明具、鏡、収納棚を備えており、さらに
その下部に形成された立壁面F’に水栓D’を設けてい
る。さらに、ミラーキャビネットC’の内部において、
水栓D’に上水供給用の接続用配管が連結固定されてい
る。洗面化粧台の施工の際には、まず洗面台B’を設置
し、その後接続用配管を洗面台B’の後方に差し込みつ
つミラーキャビネットC’を洗面台B’の上に載置して
ビスにより壁面に固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ミラーキャ
ビネットC’に水栓D’が固定された洗面化粧台におい
ては、ミラーキャビネットC’の設置の際に、ミラーキ
ャビネットC’から下方に延びる接続用配管を洗面台
B’の後方に差し込むため、重量があり且つ1m程度の
高さ寸法であるミラーキャビネットC’を上方高く持ち
上げなければならず、施工に人手や手間が多くかかって
しまうという問題があった。さらには、洗面化粧台の据
付後に水栓D’を交換したい場合には、ミラーキャビネ
ットC’の全体を壁面から取り外す必要があるという問
題もあった。
【0004】そこで、上記の点に鑑み、本発明は据え付
け施工が簡単にできる水槽付きの家具を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、水槽
と、水槽の後方上部に設置されるキャビネットとを備え
た水槽付き家具であって、キャビネットに、キャビネッ
トの前面側と水槽の下方側とを連通する配管挿通用開口
を形成してなり、水栓と水栓に上水を供給する接続用配
管を予め基台に組み付けたアセンブリー体をキャビネッ
トに取り付けてなり、接続用配管の先端部を配管挿通用
開口を通して水槽の下方側に臨ませたことを特徴とす
る。それによれば、水栓と接続用配管を予め組み付けた
アセンブリー体をキャビネットに取り付けるので、水槽
付き家具への水栓の取り付けが楽にできる。
【0006】請求項2の発明は、フロアキャビネットの
上部に水槽を固定し、水槽の後方上部にキャビネットを
設置した水槽付き家具であって、キャビネットに、キャ
ビネットの前面側とフロアキャビネットの内部とを連通
する配管挿通用開口を形成してなり、水栓と水栓に上水
を供給する接続用配管を予め基台に組み付けたアセンブ
リー体をキャビネットに取り付けてなり、接続用配管の
先端部を配管挿通用開口を通してフロアキャビネットの
内部に臨ませたことを特徴とする。それによれば、水栓
と接続用配管を予め組み付けたアセンブリー体をキャビ
ネットに取り付けるので、水槽付き家具への水栓の取り
付けが楽にできる。
【0007】請求項3の発明は、請求項1、2におい
て、キャビネットに収納部を設け、収納部の前面を開閉
自在な扉で覆うと共に収納部の内部にアセンブリー体を
ビス止めするビス孔を形成し、アセンブリー体を前記ビ
ス孔にビス止めしたことを特徴とする。それによれば、
アセンブリー体のビス止め部が扉で隠蔽されると共に、
ビスに水跳ねすることがない。
【0008】請求項4の発明は、水槽を備え、水槽の後
方上部にバックガードを立ち上げ形成してなる水槽付き
家具であって、バックガードに、バックガードの前面側
と水槽の下方側とを連通する配管挿通用開口を形成し、
水栓と水栓に上水を供給する接続用配管を予め基台に組
み付けたアセンブリー体をバックガードの前面側に取り
付けてなり、接続用配管の先端部を配管挿通用開口を通
して水槽の下方に臨ませたことを特徴とする。それによ
れば、水栓と接続用配管を予め組み付けたアセンブリー
体をバックガードに取り付けるので、水槽付き家具への
水栓の取り付けが楽にできる。
【0009】請求項5の発明は、フロアキャビネットの
上部に水槽を設け、水槽の後方上部にバックガードを立
ち上げ形成してなる水槽付き家具であって、バックガー
ドに、バックガードの前面側とフロアキャビネットの内
部とを連通する配管挿通用開口を形成し、水栓と水栓に
上水を供給する接続用配管を予め基台に組み付けたアセ
ンブリー体をバックガードの前面側に取り付けてなり、
接続用配管の先端部を配管挿通用開口を通して水槽の下
方に臨ませたことを特徴とする。それによれば、水栓と
接続用配管を予め組み付けたアセンブリー体をバックガ
ードの前面に取り付けるので、水槽付き家具への水栓の
取り付けが楽にできる。
【0010】請求項6の発明は、請求項1、2、4、5
において、アセンブリー体で配管挿通用開口を隠すよう
にしたことを特徴とする。それによれば、キャビネット
の配管挿通用開口と接続用配管との間に生じる隙間はア
センブリー体で隠蔽される。
【0011】請求項7の発明は、請求項6において、水
栓が、吐水部と湯水混合部と操作部とからなる湯水混合
栓であって、吐水部と操作部とを基台の前面側に露出さ
せ、湯水混合部を基台の背面側に配置して、湯水混合栓
をアセンブリー体に組み付けることを特徴とする。それ
によれば、水栓の大部分がアセンブリー体の背面側に位
置するので、水栓のアセンブリー体の前面への突出量が
少なくなる。
【0012】請求項8の発明は、請求項1乃至7におい
て、接続用配管が、可撓管であることを特徴とする。そ
れによれば、接続用配管を曲げながら配管挿通用開口に
挿入して、アセンブリー体を楽に取り付けることができ
る。
【0013】請求項9の発明は、水槽と、水槽の後方上
部に立ち上がる立壁面とを備えた水槽付き家具であっ
て、立壁面の前面側に、水栓と水栓に上水を供給する接
続用配管を予め基台に組み付けたアセンブリー体を取り
付けたことを特徴とする。それによれば、水栓と接続用
配管を予め組み付けたアセンブリー体をキャビネットの
前面に取り付けるので、水槽付き家具への水栓の取り付
けが楽にできる。また、水栓にかかった水もアセンブリ
ー体の前面を流れて水槽に落ちるので、水栓の周りに水
滴が残らない。
【0014】請求項10の発明は、水槽と、水槽の後方
上部に立ち上げ形成されたバックガードとを備えた水槽
付き家具であって、バックガードの前面側に、水栓と水
栓に上水を供給する接続用配管を予め基台に組み付けた
アセンブリー体を取り付けたことを特徴とする。それに
よれば、水栓と接続用配管を予め組み付けたアセンブリ
ー体をバックガードの前面に取り付けるので、水槽付き
家具への水栓の取り付けが楽にできる。また、水栓にか
かった水もアセンブリー体の前面を流れて水槽に落ちる
ので、水栓の周りに水滴が残らない。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の洗面化粧台としての第1
実施例を図に基づいて説明する。図1及び図2に示すよ
うに、洗面化粧台1は、フロアキャビネット2の上端に
陶器製洗面器からなる水槽3を設けた洗面台4と、洗面
台4の水槽3の後方上部位置に載置されるミラーキャビ
ネット5とより構成される。洗面台4は、フロアキャビ
ネット2の左側を引出し式収納部2aとし、その右側を
扉式収納部2bとし、扉式収納部2bの後方に配管用空
間6を設けている。配管用空間6には、建築体の壁面W
に既設された水道管及び/又は給湯管7の先端が露出し
ており、水道管及び/又は給湯管7の先端に止水栓8が
取り付けられる。また、止水栓8には上方に延びる上水
配管9が取り付けられる。水槽3は、その下部に排水口
3aを後部にオーバーフロー口3bを形成すると共に、
図3に示すように、水槽3の後端3cをフロアキャビネ
ット2の後端2cより前方になるように位置決めされた
上でフロアキャビネット2に接着固定されている。水槽
3の後端部3cとフロアキャビネット2の後端部2cと
の間には隙間10が形成され、後述する接続用配管18
が挿通する開口部となっている。
【0016】ミラーキャビネット5は、本体5aを合成
樹脂(HIPS)の射出成型により一体形成され、本体
5aの上部に照明具11を設け、照明具11の下部に鏡
12及び収納棚13を設け、本体5aの下部の左右両側
に収納部14を設けている。図6に示すように、収納部
14の後壁14aにはビス孔15が設けられ、前面側に
扉16が開閉自在に軸着され、扉16を閉じると収納部
14の内部が外側から見えなくなる。また、ミラーキャ
ビネット5の下部中央位置に、水栓17及び接続用配管
18が予め組み付けられてなるアセンブリー体19を設
けている。
【0017】図3に示すように、水栓17は、水と湯を
混合する湯水混合部17aと、湯水混合部17aにおけ
る水と湯の流量及び混合比を調整して吐水の流量及び温
度を調節するレバーハンドル(操作部)17bと、シャ
ワーヘッド(吐水部)17cと、シャワーヘッド17c
と湯水混合部17aとを連結するシャワーホース17d
とで構成されるいわゆるシングルレバー式の湯水混合栓
である。湯水混合部17aには、可撓管である耐圧ホー
スからなる接続用配管18が組み付けられ、接続用配管
18の先端に上水配管9に連結可能なユニオンナット2
0が設けられている。
【0018】図5に示すように、アセンブリー体19
は、矩形状の前面板21aと、前面板21aの両側部か
ら後方に約90度の方向に曲げられた側面板21bと、
側面板21bの後部から前面板21aと平行に且つ外向
きに曲げられた取付フランジ21cとをABS樹脂で一
体成型した基台21に、前述の水栓17と接続用配管1
8を施工現場において組み付けたものである。なお、基
台21の上部にはアセンブリー体19の強度を確保する
ための補強リブ21dが設けられている。前面板21a
は、その一部に後方に凹んだシャワーヘッド保持部22
を形成し、シャワーヘッド保持部22の底面22aを前
方に傾く傾斜面とし、その底面22aにシャワーホース
挿通用孔21eを開設している。さらに、前面板21a
には水栓17の湯水混合部取付用孔21fを開設してい
る。水栓17は、シャワーホース挿通用孔21eにシャ
ワーヘッド支持具(図示なし)を固定すると共に背面か
ら湯水混合部取付用孔21fに湯水混合部17aを差し
込んで固定し、湯水混合部17aの前部にレバーハンド
ル17bを取り付けて基台21に組み付けられる。すな
わち、水栓17の湯水混合部17aがアセンブリー体1
9の背面側に位置し、アセンブリー体19の前面側には
吐水部17cとレバーハンドル17bのみが露出するの
で、水栓17のアセンブリー体19の前面への突出量が
少なくなる。
【0019】図6に示すように、ミラーキャビネット5
の左右の収納部14の間には、水栓17の湯水混合部収
納空間23が形成され、湯水混合部収納空間23の下部
には接続用配管18が挿通する配管挿通用開口24が開
設されている。配管挿通用開口24は、ミラーキャビネ
ット5の前面側と、配管用空間6である水槽3の下方側
のフロアキャビネット2内部と、を連通するごとく形成
されている。さらに、収納部14の湯水混合部収納空間
側の側壁14bに前方から切り欠き25が形成され、そ
の切り欠き25がアセンブリー体19の組み付け時のガ
イドとなっている。そして、アセンブリー体19は、収
納部14のビス孔15に取付フランジ21cをビス止め
することでミラーキャビネット5に取り付けられる。ま
た、ミラーキャビネット5にアセンブリー体19を取り
付けると、接続用配管18は配管挿通用開口24を抜け
て、その先端部18aがフロアキャビネット2の内部に
達し、水槽3の下方側に臨んだ状態になる。すなわち、
洗面台4の収納部2bの扉を開くと、正面側から接続用
配管18の先端部18aが水槽3の下方に見えるように
なっている。
【0020】以上説明した洗面化粧台1の施工の手順を
示す。先ず洗面台4を壁面Wに固定し、さらにミラーキ
ャビネット5を水槽3の上部に載せると共に壁面Wにビ
ス止めする。次に、図8に示すように予め水栓17と接
続用配管18を組み付けたアセンブリー体19に組み付
けられた接続用配管18の先端部18aを配管挿通用開
口24に挿入し(図8(b))、そして接続用配管18
の可撓性を利用して接続用配管18を曲げながらアセン
ブリー体19の下端を湯水混合部収納空間23の下部近
傍に近づけて(図8(c))、さらに収納部14の切り
欠き25にアセンブリー体19の側面板21bの上縁を
沿わせながら、アセンブリー体19が湯水混合部収納空
間23を完全に覆うまで後方に押し付ける(図8
(d))。すると、アセンブリー体19の取付フランジ
21cが収納部14の後壁14aに突き当たるので、取
付フランジ21cの前面側からミラーキャビネット5を
貫通して建築側の壁面Wに抜けるまでビス26をねじ込
んでアセンブリー体19の取付が完了する。そして、水
槽3よりも下方領域の配管用空間6に達する接続用配管
18の先端部18aと上水配管9の上部先端9aとをユ
ニオンナット20で連結して、洗面化粧台1の施工が終
了する。
【0021】また、水栓の修理や交換の際には、ユニオ
ンナット20を回して接続用配管18と上水配管9との
連結を解き、取付用のビス26を外せばアセンブリー体
19をミラーキャビネット5から簡単に外すことができ
る。
【0022】この実施例においては、予め水栓17と接
続用配管18を組み付けたアセンブリー体19をミラー
キャビネット5の前面側に取り付けて洗面化粧台1を組
み立てるので、簡単に施工でき、施工性が向上する。ま
た、アセンブリー体19はミラーキャビネット5にビス
止めされるだけなので、簡単に着脱ができ、水栓17の
メンテナンスも簡単にできるうえ、水栓17の取り換え
も容易である。また、接続用配管18の先端部18aが
水槽3よりも下方領域のフロアキャビネット2の内部に
達するので、狭いフロアキャビネット2の中でも水道管
及び/又は給湯管7に取り付けた上水配管9と接続用配
管18との連結作業が容易にでき、さらに施工性が向上
する。
【0023】さらに、アセンブリー体19の取付フラン
ジ21cは通常扉16に隠れて見えないので、ビス26
が外に露出せず洗面化粧台1の意匠を損なうことがな
い。また、アセンブリー体19のビス止め部が扉16に
隠れているので水作業の水跳ねがビス26にかかること
がなく、金属製のビス26に錆が発生することもない。
【0024】さらに、また、収納部14の切り欠き25
がアセンブリー体19の組み付け時の案内用ガイドとな
るので、ガイドに沿わせてアセンブリー体19をミラー
キャビネット5奥方に押し込めば、一層簡単に施工がで
きる。
【0025】さらに、アセンブリー体で配管挿通用開口
を隠すようにしたので、キャビネットの配管挿通用開口
と接続用配管との間に生じる隙間はアセンブリー体で隠
蔽され、水槽付き家具の外観が向上する。
【0026】また、アセンブリー体19の前面は水槽3
の後部にほぼ垂直方向に立設する立壁面となるので、水
栓17を濡れた手で触ったり、水作業時の水跳ねが水栓
17にかかっても、水栓17に付着した水はアセンブリ
ー体19の前面を伝って下に落ちるので水栓17の取付
部周りに水が溜まることがなく、水垢も付着しない。
【0027】さらに、水栓17の大部分がアセンブリー
体19の背面側に位置するので、水栓17のアセンブリ
ー体19の前面への突出量が少なくなり、使用者への圧
迫感がなくなり、さらに水栓17の吐水口や操作部17
bが使用者側に近づくので、使い勝手が向上する。さら
に、また、アセンブリー体19はミラーキャビネット5
の前面側に取り付けられるので、水栓17のレバーハン
ドル17bやシャワーヘッド17cが使用者側に近づき
操作がしやすく、使い勝手が向上する。
【0028】次に、第1実施例の変形例である第2〜第
4実施例を図に基づいて説明する。なお、先の実施例と
同様の構成については、同じ符号を付しその説明を省
く。 <第2実施例>図9に示すように、洗面台(図示せず)
の上方に載置されるミラーキャビネット5の下部側左右
に棚板31を形成し、その棚板31の間をアセンブリー
体32の取り付けスペース33とし、取り付けスペース
33の下部に配管挿通用開口24が形成されている。
【0029】アセンブリー体32は、第1実施例のよう
に基台34に水栓と接続用配管が予め組み付けられたも
のである、ただし、図9では水栓と接続用配管の記載を
省きアセンブリー体32の基台34のみを示している。
アセンブリー体32の取り付け手順は、先ず配管挿通用
開口24に接続用配管を挿入し、次に基台34で配管挿
通用開口24を隠すようにしてアセンブリー体32をミ
ラーキャビネット5の取り付けスペース33に配置し、
さらに棚板31の後部のビス孔15にビス止めしてな
る。
【0030】この例においては、予め基台34に水栓と
接続用配管を組み付けたアセンブリー体32をミラーキ
ャビネット5の前面側に取り付けて洗面化粧台を組み立
てるので、施工が簡単にでき、施工性が向上する。ま
た、アセンブリー体32はミラーキャビネット5にビス
止めされるだけなので、簡単に着脱ができ、水栓のメン
テナンスも簡単にできるうえ、水栓の取り換えも容易で
ある。
【0031】また、アセンブリー体32の前面は水槽の
後部にほぼ垂直に立設する立壁面となるので、水栓を濡
れた手で触ったり、水作業時の水跳ねが水栓にかかって
も、水栓に付着した水はアセンブリー体32の前面を伝
ってすぐに下に落ちるので水栓の取付部周りに水が溜ま
ることがなく、水垢も付着しない。
【0032】さらに、アセンブリー体32はミラーキャ
ビネット5の前面側に取り付けられるので、水栓が使用
者側に近づき操作がしやすく、使い勝手が向上する。
【0033】<第3実施例>図10に示すように、図示
せぬ洗面台の上方に載置されるミラーキャビネット5の
下部の前面に配管挿通用開口24を形成し、その内側を
アセンブリー体41の湯水混合部収納空間42としてい
る。
【0034】アセンブリー体41は基台43に水栓と接
続用配管が予め組み付けられたものであり、基台43は
平板状である。ただし、図10においては、水栓と接続
用配管の記載を省きアセンブリー体41の基台43のみ
を示している。アセンブリー体41の取り付け手順は、
先ず配管挿通用開口24に接続用配管を挿入し、次に湯
水混合部を湯水混合部収納空間42に収めるようにしな
がらアセンブリー体41で配管挿通用開口24を隠すよ
うにしてミラーキャビネット5に配置し、さらに配管挿
通用開口24の両端部に形成されたビス孔15にビス止
めしてなる。
【0035】この例においては、予め基台43に水栓と
接続用配管を組み付けたアセンブリー体41をミラーキ
ャビネット5の前面側に取り付けて洗面化粧台を組み立
てるので、施工が簡単にでき、施工性が向上する。ま
た、アセンブリー体41はミラーキャビネット5にビス
止めされるだけなので、簡単に着脱ができ、水栓のメン
テナンスも簡単にできるうえ、水栓の取り換えも容易で
ある。
【0036】また、アセンブリー体41の前面は水槽の
後部にほぼ垂直に立設する立壁面となるので、水栓を濡
れた手で触ったり、水作業時の水跳ねが水栓にかかって
も、水栓に付着した水はアセンブリー体41の前面を伝
ってすぐに下に落ちるので水栓の取付部周りに水が溜ま
ることがなく、水垢も付着しない。
【0037】さらに、アセンブリー体41はミラーキャ
ビネット5の前面側に取り付けられるので、水栓のレバ
ーハンドルやシャワーヘッドが使用者側に近づき操作が
しやすく、使い勝手が向上する。
【0038】<第4実施例>図11に示すように、ミラ
ーキャビネット5の左右にオープン棚51が縦長に設け
られ、オープン棚51に挟まれた領域の下部側にアセン
ブリー体52の取り付けスペース53が形成され、取り
付けスペース53の下部には配管挿通用開口24が形成
されている。
【0039】アセンブリー体52は、前面板54aと前
面板54aの上縁から後方に曲がる上面板54bと上面
板54bから上向きに設けられた取付フランジ54cと
からなる基台54を有し、基台54に水栓と接続用配管
が予め組み付けられている。ただし、図11においては
水栓と接続用配管の記載を省きアセンブリー体52の基
台54のみを示している。アセンブリー体52の取り付
け手順は、先ず配管挿通用開口24に接続用配管を挿入
し、次にアセンブリー体52を、基台54で配管挿通用
開口24を隠すようにしてミラーキャビネット5に配置
し、さらに取付フランジ54cを鏡12の下部近傍にビ
ス止めして、ミラーキャビネット5に取り付けられる。
【0040】この例においては、予め水栓と接続用配管
を組み付けたアセンブリー体52をミラーキャビネット
5の前面側に取り付けて洗面化粧台を組み立てるので、
施工が簡単にでき、施工性が向上する。また、アセンブ
リー体52はミラーキャビネット5にビス止めされるだ
けなので、簡単に着脱ができ、水栓のメンテナンスも簡
単にできるうえ、水栓の取り換えも容易である。
【0041】さらに、アセンブリー体52のビス止め部
はアセンブリー体52の上面後部にあるので水作業時の
水跳ねがビスにかかりにくく、金属製のビス26に錆が
発生することもない。
【0042】また、アセンブリー体52の前面は水槽の
後部にほぼ垂直に立設する立壁面となるので、水栓を濡
れた手で触ったり、水作業時の水跳ねが水栓にかかって
も、水栓に付着した水はアセンブリー体52の前面を伝
ってすぐに下に落ちるので水栓の取付部周りに水が溜ま
ることがなく、水垢も付着しない。
【0043】さらにまた、アセンブリー体52はミラー
キャビネット5の前面側に取り付けられるので、水栓が
使用者側に近づき操作がしやすく、使い勝手が向上す
る。
【0044】なお、以上説明した第1実施例〜第4実施
例においては、水槽の後端部とフロアキャビネットの後
端部との間に接続用配管を通す隙間を設けたが、水槽の
後端部とフロアキャビネットの後端部を面一とし、水槽
の後部に接続用配管を通す穴を開けてもいい。さらに、
水槽はカウンターに取り付けられたものであってもい
い。また、配管挿通用開口はキャビネットに設けた切り
欠きであってもいい。
【0045】次に、アセンブリー体を洗面台側に取り付
けた実施例について説明する。 <第5実施例>図12に示すように、洗面化粧台60
は、フロアキャビネット61の上端に設けたカウンター
62に陶器製洗面器からなる水槽63を取り付けた洗面
台64と、洗面台64の上方に載置されるミラーキャビ
ネット65とより構成される。洗面台64は、フロアキ
ャビネット61の内部に、建屋の壁面Wに既設された水
道管及び/又は給湯管の先端が露出した配管用空間とな
っており、水道管及び/又は給湯管の先端に止水栓が取
り付けられる。また、止水栓には上方に延びる上水配管
が取り付けられる。図13に示すように、水槽63はカ
ウンター62の下面に接着固定されている。そして、水
槽63の後端とフロアキャビネット61の後端との間に
は隙間66が形成され、接続用配管が挿通する開口部と
なっている。水槽63の後方には、カウンター62の後
部を高く立ち上げてバックガード67を形成し、バック
ガード67の前面の立壁面67aに配管挿通用開口24
を形成している。また、バックガード67の背面側は、
アセンブリー体68の湯水混合部(図示せず)が配置さ
れる湯水混合部収納空間69となっている。なお、図示
しないが、接続用配管の先端部は、水槽63よりも下方
側領域であるフロアキャビネット61の内部に達してい
るので、フロアキャビネット61の扉を開ければ、正面
側から接続用配管の先端部が見えるようになっているの
である。
【0046】アセンブリー体68は第3実施例で説明し
たような平板状であり、水栓70と接続用配管(図示せ
ず)が予め基台71に組み付けられている。基台71の
前面側にはレバーハンドル(操作部)17aと吐水部1
7cが露出され、基台の背面側には湯水混合部が配置さ
れる。アセンブリー体68の取り付け手順は、先ず配管
挿通用開口24に接続用配管を挿入し、次に湯水混合部
を湯水混合部収納空間69に収めるようにしながらアセ
ンブリー体68で配管挿通用開口24を隠すようにして
バックガード67の前面に配置したうえでビス止めして
なる。
【0047】この例においては、予め水栓70と接続用
配管を組み付けたアセンブリー体68をバックガード6
7の前面側に取り付けて洗面化粧台60を組み立てるの
で、施工が簡単にできる。また、アセンブリー体68は
バックガード67にビス止めされるだけなので、簡単に
着脱ができ、水栓70のメンテナンスも簡単にできるう
え、水栓70の取り換えも容易である。
【0048】また、アセンブリー体68の前面は水槽6
3の後部に立設する立壁面67aとなるので、水栓70
を濡れた手で触ったり、水作業時の水跳ねが水栓70に
かかっても、水栓70に付着した水はアセンブリー体6
8の前面を伝ってすぐに下に落ちるので水栓70の取付
部周りに水が溜まることがなく、水垢も付着しない。さ
らに、アセンブリー体68はバックガード67の前面側
に取り付けられるので、水栓70のレバーハンドル70
aやシャワーヘッド70bが使用者側に近づき操作がし
やすく、使い勝手が向上する。さらにまた、接続用配管
の先端部が水槽63よりも下方領域のフロアキャビネッ
ト61の内部に達するので、狭いフロアキャビネット6
1の中でも上水配管と接続用配管との連結作業が容易に
でき、さらに施工性が向上する。
【0049】なお、この第5実施例においては、水槽6
3をカウンター62に取り付けられたものとしたが、水
槽63がフロアキャビネット61に直接固定されるタイ
プの洗面化粧台であってもいい。
【0050】以上5つの実施例により本発明を説明した
が、本発明はこれに限らず種々の形態をとることができ
る。例えば、実施例ではキャビネットとしてミラーキャ
ビネットの例のみを示したが、鏡を備えない収納キャビ
ネットであってもいい。また、水栓はシャワーヘッドを
備えない一般吐水タイプであってもいい。さらに、アセ
ンブリー体は製品の出荷前に製造工場において組み付け
るものであってもいい。さらにまた、アセンブリー体は
ビス以外の取付手段によりキャビネットに取り付けられ
るものであってもいい。また、止水栓に取り付けた上水
配管に接続用配管を連結したが、それに代えて止水栓に
直接接続用配管を連結させてもいい。また、水槽付き家
具は、洗面化粧台に限らず流し台や手洗い器であっても
いいし、さらに水槽付き家具はフロアキャビネットを備
えず、カウンターが建築体の壁面にブラケットなどによ
り固定される下方オープンタイプであってもいい。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、水栓と接続用
配管を予め基台に組み付けたアセンブリー体をキャビネ
ットに取り付けるので、水槽付き家具への水栓の取り付
けが楽にでき、施工性が向上する。また、接続用配管の
先端部が水槽の下方側に達するので、狭い水槽の下方空
間でも水道管又は/及び給湯管と接続用配管との連結作
業が容易にでき、さらに施工性が向上する。さらに、水
栓のメンテナンスも簡単にできるうえ、水栓の取り換え
も容易である。
【0052】請求項2の発明によれば、水栓と接続用配
管を予め基台に組み付けたアセンブリー体をキャビネッ
トに取り付けるので、水槽付き家具への水栓の取り付け
が楽にでき、施工性が向上する。また、接続用配管の先
端部が水槽の下方側に達するので、狭いフロアキャビネ
ットの中でも水道管又は/及び給湯管と接続用配管との
連結作業が容易にでき、さらに施工性が向上する。さら
に、水栓のメンテナンスも簡単にできるうえ、水栓の取
り換えも容易である。
【0053】請求項3の発明によれば、取付ビスが外に
露出しないので、水槽付き家具の意匠を損なうことがな
い。また、アセンブリー体のビス止め部が扉に隠れてい
るので水作業時の水跳ねがビスにかかることがなく、金
属製のビスに錆が発生することもない。
【0054】請求項4の発明によれば、水栓と接続用配
管を予め組み付けたアセンブリー体をバックガードの前
面に取り付けるので、水槽付き家具への水栓の取り付け
が楽にできる。また、アセンブリー体の前面は水槽の後
部に立設する立壁面となるので、水栓を濡れた手で触っ
たり、水作業時の水跳ねが水栓にかかっても、水栓に付
着した水はアセンブリー体の前面を伝ってすぐに下に落
ちるので水栓の取付部周りに水が溜まることがなく、水
垢も付着しない。
【0055】請求項5の発明によれば、水栓と接続用配
管を予め組み付けたアセンブリー体をバックガードの前
面に取り付けるので、水槽付き家具への水栓の取り付け
が楽にできる。また、アセンブリー体の前面は水槽の後
部に立設する立壁面となるので、水栓を濡れた手で触っ
たり、水作業時の水跳ねが水栓にかかっても、水栓に付
着した水はアセンブリー体の前面を伝ってすぐに下に落
ちるので水栓の取付部周りに水が溜まることがなく、水
垢も付着しない。
【0056】請求項6の発明によれば、アセンブリー体
で配管挿通用開口を隠すようにしたので、キャビネット
の配管挿通用開口と接続用配管との間に生じる隙間はア
センブリー体で隠蔽され、水槽付き家具の外観が向上す
る。
【0057】請求項7の発明によれば、水栓の大部分が
アセンブリー体の背面側に位置するので、水栓のアセン
ブリー体の前面への突出量が少なくなり、使用者への圧
迫感がなくなり、さらに水栓の吐水口や操作部が使用者
側に近づくので、使い勝手が向上する。
【0058】請求項8の発明によれば、接続用配管を曲
げながら配管挿通用開口に挿入して、アセンブリー体を
楽に取り付けることができ、施工性がさらに向上する。
【0059】請求項9の発明によれば、水栓と接続用配
管を予め組み付けたアセンブリー体を水槽後部のキャビ
ネットの前面に取り付けるので、水槽付き家具への水栓
の取り付けが楽にでき、施工性が向上する。また、水栓
のメンテナンスも簡単にできるうえ、水栓の取り換えも
容易である。
【0060】請求項10の発明によれば、水栓と接続用
配管を予め組み付けたアセンブリー体を水槽後部のバッ
クガードの前面に取り付けるので、水槽付き家具への水
栓の取り付けが楽にでき、施工性が向上する。また、水
栓のメンテナンスも簡単にできるうえ、水栓の取り換え
も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例である洗面化粧台の斜視
図である。
【図2】 図1の洗面化粧台の正面図である。
【図3】 図2のX−X断面図である。
【図4】 図2の洗面化粧台からアセンブリー体を外し
た状態を示す図である。
【図5】 アセンブリー体の基台を示す図であり、
(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図で
ある。
【図6】 収納部の扉を開いた状態のミラーキャビネッ
ト下部の斜視図であり、(a)はアセンブリー体の取り
付け前、(b)はアセンブリー体の取り付け後を示す。
【図7】 ミラーキャビネットとアセンブリー体の関係
を示す図であり、(a)は図2のY−Y断面図、(b)
は図2の扉を外した状態のP部のZ−Z断面図である。
【図8】 ミラーキャビネットにアセンブリー体を取り
付ける状態を示す図である。
【図9】 第2実施例の、ミラーキャビネットの下部と
アセンブリー体を示す図である。
【図10】 第3実施例の、ミラーキャビネットの下部
とアセンブリー体を示す図である。
【図11】 第4実施例の、ミラーキャビネットの下部
とアセンブリー体を示す図である。
【図12】 第5実施例の洗面化粧台を示す図である。
【図13】 図12のアセンブリー体の周辺部を示す断
面図である。
【図14】 洗面化粧台の従来技術を示す図である。
【図15】 洗面化粧台の従来技術を示す図である。
【符号の説明】
1、60…洗面化粧台(水槽付き家具) 2、61…フロアキャビネット 3、63…水槽 5…ミラーキャビネット(キャビネット) 14…収納部 15…ビス孔 16…扉 17…水栓(湯水混合栓) 17a…湯水混合部 17b…レバーハンドル(操作部) 17c…シャワーヘッド(吐水部) 18…接続用配管 19、32、41、52、68…アセンブリー体 21、34、43、54、71…基台 24…配管挿通用開口 67…バックガード

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽と、該水槽の後方上部に設置される
    キャビネットとを備えた水槽付き家具であって、前記キ
    ャビネットに、キャビネットの前面側と前記水槽の下方
    側とを連通する配管挿通用開口を形成してなり、水栓と
    該水栓に上水を供給する接続用配管を予め基台に組み付
    けたアセンブリー体を前記キャビネットに取り付けてな
    り、前記接続用配管の先端部を前記配管挿通用開口を通
    して水槽の下方側に臨ませたことを特徴とする水槽付き
    家具。
  2. 【請求項2】 フロアキャビネットの上部に水槽を固定
    し、該水槽の後方上部にキャビネットを設置した水槽付
    き家具であって、前記キャビネットに、キャビネットの
    前面側とフロアキャビネットの内部とを連通する配管挿
    通用開口を形成してなり、水栓と該水栓に上水を供給す
    る接続用配管を予め基台に組み付けたアセンブリー体を
    前記キャビネットに取り付けてなり、前記接続用配管の
    先端部を前記配管挿通用開口を通してフロアキャビネッ
    トの内部に臨ませたことを特徴とする水槽付き家具。
  3. 【請求項3】 上記キャビネットに収納部を設け、該収
    納部の前面を開閉自在な扉で覆うと共に収納部の内部に
    アセンブリー体をビス止めするビス孔を形成し、上記ア
    センブリー体を前記ビス孔にビス止めしたことを特徴と
    する請求項1、2記載の水槽付き家具。
  4. 【請求項4】 水槽を備え、該水槽の後方上部にバック
    ガードを立ち上げ形成してなる水槽付き家具であって、
    前記バックガードに、バックガードの前面側と前記水槽
    の下方側とを連通する配管挿通用開口を形成し、水栓と
    該水栓に上水を供給する接続用配管を予め基台に組み付
    けたアセンブリー体をバックガードの前面側に取り付け
    てなり、前記接続用配管の先端部を配管挿通用開口を通
    して水槽の下方に臨ませたことを特徴とする水槽付き家
    具。
  5. 【請求項5】 フロアキャビネットの上部に水槽を設
    け、該水槽の後方上部にバックガードを立ち上げ形成し
    てなる水槽付き家具であって、前記バックガードに、バ
    ックガードの前面側とフロアキャビネットの内部とを連
    通する配管挿通用開口を形成し、水栓と該水栓に上水を
    供給する接続用配管を予め基台に組み付けたアセンブリ
    ー体を前記バックガードの前面側に取り付けてなり、前
    記接続用配管の先端部を前記配管挿通用開口を通して水
    槽の下方に臨ませたことを特徴とする水槽付き家具。
  6. 【請求項6】 上記アセンブリー体で配管挿通用開口を
    隠すようにしたことを特徴とする請求項1、2、4、5
    に記載の水槽付き家具。
  7. 【請求項7】 上記水栓が、吐水部と湯水混合部と操作
    部とからなる湯水混合栓であって、前記吐水部と操作部
    とを基台の前面側に露出させ、湯水混合部を基台の背面
    側に配置して、湯水混合栓をアセンブリー体に組み付け
    ることを特徴とする請求項6に記載の水槽付き家具。
  8. 【請求項8】 上記接続用配管が、可撓管であることを
    特徴とする請求項1乃至7に記載の水槽付き家具。
  9. 【請求項9】 水槽と、該水槽の後方上部に設置される
    キャビネットとを備えた水槽付き家具であって、前記キ
    ャビネットの前面側に、水栓と該水栓に上水を供給する
    接続用配管を予め基台に組み付けたアセンブリー体を取
    り付けたことを特徴とする水槽付き家具。
  10. 【請求項10】 水槽と、該水槽の後方上部に立ち上げ
    形成されたバックガードとを備えた水槽付き家具であっ
    て、前記バックガードの前面側に、水栓と該水栓に上水
    を供給する接続用配管を予め基台に組み付けたアセンブ
    リー体を取り付けたことを特徴とする水槽付き家具。
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