JPH10309082A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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Publication number
JPH10309082A
JPH10309082A JP9111172A JP11117297A JPH10309082A JP H10309082 A JPH10309082 A JP H10309082A JP 9111172 A JP9111172 A JP 9111172A JP 11117297 A JP11117297 A JP 11117297A JP H10309082 A JPH10309082 A JP H10309082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
power supply
supplied
voltage
inrush current
Prior art date
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Pending
Application number
JP9111172A
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English (en)
Inventor
Yuji Sekikawa
裕治 関川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP9111172A priority Critical patent/JPH10309082A/ja
Publication of JPH10309082A publication Critical patent/JPH10309082A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 突入電流抑制回路のストレスを解消し、回路
の破壊を防止する。 【解決手段】 交流電源1からの交流入力電圧はダイオ
ードブリッジ2の交流入力端に供給され、整流出力端に
得られる整流電圧が1次平滑コンデンサ3に供給され
る。この平滑コンデンサ3で平滑された直流電圧がDC
−DCコンバータ4に供給されて所望の直流電圧に変換
され、この直流電圧が2次出力として後段回路(図示せ
ず)に供給される。さらにダイオードブリッジ2の整流
出力端と平滑コンデンサ3との接続中点の一方に、抵抗
器等の素子からなる突入電流抑制回路5が設けられて突
入電流が抑制される。それと共に、この突入電流抑制回
路5に近接して温度検出回路6が設けられ、この温度検
出回路6の出力が制御回路7に供給されて、突入電流抑
制回路5の温度が所定の値になったときに、例えばDC
−DCコンバータ4の発振を停止する制御が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば商用交流電
源から所望の直流電源を得る際に使用して好適な電源装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば商用交流電源から所望の直流電源
を得るための電源装置として、例えば図2のAに示すよ
うなDC−DCコンバータを利用した装置が知られてい
る。
【0003】すなわち図2の装置において、例えば商用
交流電源のような交流電源21からの交流入力電圧はダ
イオードブリッジ22の交流入力端に供給され、このダ
イオードブリッジ22の整流出力端に得られる整流電圧
が1次平滑コンデンサ23に供給される。そしてこの平
滑コンデンサ23で平滑された直流電圧がDC−DCコ
ンバータ24に供給されて所望の直流電圧に変換され、
この直流電圧が2次出力として後段回路(図示せず)に
供給されるものである。
【0004】このような電源装置において、交流電源2
1からの交流入力電圧の投入時には、平滑コンデンサ2
3を充電するために、例えば図中に矢印で示すような経
路を通って突入電流が流されることになる。そこで通常
は、例えば図2のBに示すようにダイオードブリッジ2
2の整流出力端と平滑コンデンサ23との接続中点の一
方に、抵抗器やFET、サーミスタ等の素子からなる突
入電流抑制回路25を設けて、突入電流が抑制されるよ
うにしているものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような電
源装置において、電圧の変換手段として例えばDC−D
Cコンバータ24のようなスイッチング電源回路が設け
られている場合には、交流電源21がオフの場合にも、
平滑コンデンサ23の端子電圧が一定の電圧以下になる
までは、この平滑コンデンサ23からスイッチング電源
回路(DC−DCコンバータ24)を通じて2次出力の
ためのエネルギーが消費され、平滑コンデンサ23の充
電エネルギーが消費されることになる。
【0006】このためこの装置では、次に交流電源21
が投入されたときには、この平滑コンデンサ23の消費
エネルギーを充電するために突入電流が形成され、交流
電源21のオンオフが繰り返された場合には、例えば図
3のA、Bに示すようにこの突入電流も繰り返し形成さ
れることになる。そしてこのような突入電流が繰り返し
形成されていると、突入電流抑制回路25が発熱し、こ
の発熱によって回路25自身が破壊されてしまう恐れが
ある。
【0007】すなわち、このような突入電流抑制回路2
5の温度は、例えば図3のCに示すように突入電流の発
生ごとの発熱によって上昇し、突入電流と突入電流の間
の期間に放熱によって低下されることになるが、全体的
には上昇傾向となって、発熱量と放熱量が同じになる温
度で飽和することになる。そしてこの場合に、この飽和
温度は、交流電源21のオンオフのサイクルが短くなる
程上昇し、この上昇温度によっては回路25自身が破壊
されてしまう恐れが生じるものである。
【0008】これに対して従来の装置では、例えば交流
電源21のオンオフがある一定の時間以上繰り返された
ときのみ突入電流の抑制が行われるようにする回路が提
案されている。しかしながらこのような回路では、上述
の一定の時間内にオンオフが繰り返された場合には、突
入電流の抑制が行われないために、極めて大きな電流が
流されてしまう恐れがあり、このような事態を避けるた
めに幾多の防止手段を講じる必要が生じるものである。
【0009】この出願はこのような点に鑑みて成された
ものであって、解決しようとする問題点は、従来の装置
では、1次平滑コンデンサとスイッチング電源回路が設
けられている場合に、入力交流電源のオンオフが繰り返
されると、突入電流抑制回路の温度が上昇し、回路が破
壊されてしまう恐れが生じるというものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため本発明において
は、突入電流抑制回路の温度上昇を検出し、この検出温
度が所定の値に達したときに電源回路の機能を停止させ
るようにしたものであって、これによれば、電源回路の
機能が停止されることによって1次平滑コンデンサのエ
ネルギー消費が無くなり、突入電流がほとんど流れなく
なって、突入電流抑制回路のストレスが解消され、回路
の破壊を防止することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】すなわち本発明は、入力交流電源
を整流し、平滑した後、変換手段を介して所望の出力を
得る電源装置において、入力交流電源の投入時の突入電
流を抑制する抑制手段を設けると共に、抑制手段の温度
上昇を検出し、この検出温度が所定の値に達したときは
変換手段の機能を停止してなるものである。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明するに、
図1は本発明を適用した電源装置の一例の構成を示すブ
ロック図である。
【0013】この図1において、例えば商用交流電源の
ような交流電源1からの交流入力電圧はダイオードブリ
ッジ2の交流入力端に供給され、このダイオードブリッ
ジ2の整流出力端に得られる整流電圧が1次平滑コンデ
ンサ3に供給される。そしてこの平滑コンデンサ3で平
滑された直流電圧がDC−DCコンバータ4に供給され
て所望の直流電圧に変換され、この直流電圧が2次出力
として後段回路(図示せず)に供給される。
【0014】さらに、例えばダイオードブリッジ2の整
流出力端と平滑コンデンサ3との接続中点の一方に、抵
抗器やFET、サーミスタ等の素子からなる突入電流抑
制回路5が設けられて突入電流が抑制される。それと共
に、この突入電流抑制回路5に近接して温度検出回路6
が設けられる。そしてこの温度検出回路6の出力が制御
回路7に供給されて、突入電流抑制回路5の温度が所定
の値になったときに、例えばDC−DCコンバータ4の
発振を停止する制御が行われる。
【0015】すなわちこの装置において、突入電流抑制
回路5の温度が素子破壊の起きる前のある一定の温度に
なったときに、例えばDC−DCコンバータ4の発振が
停止される。これにより、例えば交流電源1がオフのと
きに平滑コンデンサ3の充電エネルギーが2次出力のた
めにDC−DCコンバータ4を通じて消費されることが
なくなる。従って、交流電源1のオンになっても突入電
流が発生することがなくなり、突入電流抑制回路5の温
度上昇による破壊が防止される。
【0016】またこの装置において、突入電流抑制回路
5の動作は常に行われているので、例えば一定の時間内
にオンオフが繰り返された場合にも、突入電流によって
大きな電流が流されてしまう恐れを防止することができ
る。
【0017】従ってこの装置において、突入電流抑制回
路の温度上昇を検出し、この検出温度が所定の値に達し
たときに電源回路の機能を停止させることによって、電
源回路の機能が停止されることによって1次平滑コンデ
ンサのエネルギー消費が無くなり、突入電流がほとんど
流れなくなって、突入電流抑制回路のストレスが解消さ
れ、回路の破壊を防止することができる。
【0018】これによって、従来の装置では、1次平滑
コンデンサとスイッチング電源回路が設けられている場
合に、入力交流電源のオンオフが繰り返されると、突入
電流抑制回路の温度が上昇し、回路が破壊されてしまう
恐れが生じるという問題点があったものを、本発明によ
れば、回路の温度が所定の値に達したときに電源回路の
機能を停止させることによって、突入電流抑制回路のス
トレスを解消し、突入電流抑制回路の破壊を防止するこ
とができる。
【0019】またこの装置において、突入電流抑制回路
の動作は常に行われているので、一定の時間内にオンオ
フが繰り返された場合にも、突入電流によって大きな電
流が流されてしまう恐れを防止することができるもので
ある。
【0020】こうして上述の電源装置によれば、入力交
流電源を整流し、平滑した後、変換手段を介して所望の
出力を得る電源装置において、入力交流電源の投入時の
突入電流を抑制する抑制手段を設けると共に、抑制手段
の温度上昇を検出し、この検出温度が所定の値に達した
ときは変換手段の機能を停止することにより、突入電流
抑制回路のストレスを解消し、突入電流抑制回路の破壊
を防止することができるものである。
【0021】
【発明の効果】従って請求項1の発明によれば、突入電
流抑制回路の温度上昇を検出し、この検出温度が所定の
値に達したときに電源回路の機能を停止させることによ
って、電源回路の機能が停止されることによって1次平
滑コンデンサのエネルギー消費が無くなり、突入電流が
ほとんど流れなくなって、突入電流抑制回路のストレス
が解消され、回路の破壊を防止することができるように
なった。
【0022】これによって、従来の装置では、1次平滑
コンデンサとスイッチング電源回路が設けられている場
合に、入力交流電源のオンオフが繰り返されると、突入
電流抑制回路の温度が上昇し、回路が破壊されてしまう
恐れが生じるという問題点があったものを、本発明によ
れば、回路の温度が所定の値に達したときに電源回路の
機能を停止させることによって、突入電流抑制回路のス
トレスを解消し、突入電流抑制回路の破壊を防止するこ
とができる。
【0023】またこの装置において、突入電流抑制回路
の動作は常に行われているので、一定の時間内にオンオ
フが繰り返された場合にも、突入電流によって大きな電
流が流されてしまう恐れを防止することができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用される電源装置の一例の構成図で
ある。
【図2】従来の電源装置の構成図である。
【図3】その説明のための図である。
【符号の説明】
1 交流電源、2 ダイオードブリッジ、3 1次平滑
コンデンサ、4 DC−DCコンバータ、5 突入電流
抑制回路、6 温度検出回路、7 制御回路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H02H 7/12 H02H 7/12 Z

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力交流電源を整流し、平滑した後、変
    換手段を介して所望の出力を得る電源装置において、 上記入力交流電源の投入時の突入電流を抑制する抑制手
    段を設けると共に、 上記抑制手段の温度上昇を検出し、 この検出温度が所定の値に達したときは上記変換手段の
    機能を停止することを特徴とする電源装置。
  2. 【請求項2】 入力交流電源を整流する整流手段と、 上記整流された電源を平滑する平滑手段と、 上記平滑された電源を変換する変換手段とを有する電源
    装置において、 上記入力交流電源の投入時の突入電流を抑制する抑制手
    段を設けると共に、 上記抑制手段の温度上昇を検出する検出手段と、 この検出温度が所定の値に達したときに上記変換手段の
    機能を停止する制御手段とを設けたことを特徴とする請
    求項1記載の電源装置。
JP9111172A 1997-04-28 1997-04-28 電源装置 Pending JPH10309082A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9111172A JPH10309082A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 電源装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP9111172A JPH10309082A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 電源装置

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JPH10309082A true JPH10309082A (ja) 1998-11-17

Family

ID=14554317

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JP9111172A Pending JPH10309082A (ja) 1997-04-28 1997-04-28 電源装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018074796A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置及び電源装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018074796A (ja) * 2016-10-31 2018-05-10 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像処理装置及び電源装置

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