JPH10308717A - 受信装置および受信方法 - Google Patents

受信装置および受信方法

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JPH10308717A
JPH10308717A JP9114714A JP11471497A JPH10308717A JP H10308717 A JPH10308717 A JP H10308717A JP 9114714 A JP9114714 A JP 9114714A JP 11471497 A JP11471497 A JP 11471497A JP H10308717 A JPH10308717 A JP H10308717A
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JP
Japan
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axis
circuit
information sequence
receiving
output
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JP9114714A
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Takahiro Okada
隆宏 岡田
Yasu Ito
鎮 伊藤
Tamotsu Ikeda
保 池田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Priority to EP98303463A priority patent/EP0878933A1/en
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L25/00Baseband systems
    • H04L25/02Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
    • H04L25/06Dc level restoring means; Bias distortion correction ; Decision circuits providing symbol by symbol detection
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/08Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by repeating transmission, e.g. Verdan system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • H04L27/2601Multicarrier modulation systems
    • H04L27/2647Arrangements specific to the receiver only

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 直交変調された情報系列を受信する受信装置
から乗算回路を除外する。 【解決手段】 周波数領域に変換された伝送パラメータ
の実数部と虚数部は、それぞれ硬判定回路143,14
4に入力される。硬判定回路143,144は、それぞ
れの成分を所定の閾値に応じて、1ビットデータに変換
する。差動復号回路145,146は、1ビットのデー
タに変換された実数部と虚数部をそれぞれ差動復号し、
得られたデータを累積加算回路147,148に出力す
る。累積加算回路147,148は、差動復調されたデ
ータを累積加算して、それぞれ識別距離測定回路14
9,150に供給するとともに、セレクタ152に供給
する。識別距離測定回路149,150は識別距離を判
定し、その距離が長い方の成分をセレクタ152に選択
させ、多数決判定回路153に供給させる。多数決判定
回路153は、セレクタ152により選択されたデータ
を多数決判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信装置および受
信方法に関し、特に、直交変調された情報系列を受信す
る受信装置および受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタル変調方式としては、位相や振
幅に情報を割り当てるPSK(PhaseShift Keying)や
QAM(Quadrature Amplitude Modulation)などが頻
用されている。
【0003】ところで、これらのディジタル変調方式に
は、単一の搬送波を前述のような方法により変調して伝
送するシングルキャリア方式と、複数の搬送波を変調し
て伝送するマルチキャリア方式とがある。
【0004】シングルキャリア伝送方式では、単一の搬
送波をPSKやQAMなどにより変調して伝送する。こ
れに対し、マルチキャリア伝送では、狭帯域化した複数
の搬送波を前述のPSKやQAMなどにより変調して伝
送する。マルチキャリア伝送方式では各搬送波の帯域幅
がシングルキャリア伝送方式に比べて狭いので、周波数
選択性フェージングを有する環境下においても、各搬送
波帯域内の振幅や遅延偏差を小さく抑えることができる
ので、ビット誤り率の悪化を抑制することができる。
【0005】図9はマルチキャリア伝送方式の送信装置
の構成例である。シリアルパラレル(以下、S/Pと記
述する)変換回路2は、入力されたシリアルデータ(伝
送しようとするデータ)1をパラレルデータに変換す
る。D/A(Digital to analogu)変換回路3乃至6
は、S/P変換回路2の出力データを対応するアナログ
信号に変換する。
【0006】LPF(Low Pass Filter)7乃至10
は、D/A変換回路3乃至6の出力に含まれている不要
な高周波成分を除去する。直交変換回路11乃至14
は、局部発振回路15乃至18が出力する周波数f1
至f4信号により、LPF7乃至10の出力をそれぞれ
直交変換する。
【0007】局部発振回路15乃至18は、それぞれ、
1乃至f4の周波数の信号を出力し、直交変換回路11
乃至14に供給する。BPF(Band Pass Filter)19
乃至22は、それぞれ、直交変換回路11乃至14の出
力に対して帯域制限を施し、得られた信号を加算回路2
3に供給する。加算回路23は、BPF19乃至22の
出力を加算して、マルチキャリア信号を生成する。
【0008】BPF24は、加算回路23の出力信号の
スペクトラムを適宜成形した後、RFコンバータ25に
出力する。RFコンバータ25は、BPF24から出力
されたマルチキャリア信号の周波数帯域をRF帯域に変
換した後、アンテナ26から送出する。
【0009】図10は、マルチキャリア伝送方式の受信
装置の構成例を示す図である。この図において、アンテ
ナ32は、図9に示す送信装置のアンテナ26から送信
されたRF信号を受信する。IFコンバータ33は、ア
ンテナ32により受信されたRF信号をIF(中間帯
域)信号に変換する。
【0010】分波回路34は、IF信号から各搬送波を
分離抽出する。BPF35乃至38は、分波回路34か
ら出力された各搬送波に対して帯域制限を施し、中心周
波数がそれぞれf1乃至f4の搬送波を抽出する。
【0011】直交復調回路39乃至42は、局部発振回
路43乃至46から出力される信号とBFP35乃至3
8から出力される信号をそれぞれ乗算し、ベースバンド
信号に復調する。局部発振回路43乃至46は、f1
至f4の周波数の信号を発生し、それぞれ直交復調回路
39乃至42に供給する。
【0012】LPF47乃至50は、直交復調回路39
乃至42から出力されたベースバンド信号から不要な高
周波成分を除去する。A/D(Analogu to Digital)変
換回路51は、LPF47乃至50の出力信号を対応す
るディジタル信号に変換する。
【0013】パラレルシリアル(以下、P/Sと記述す
る)変換回路55は、A/D変換回路51乃至54から
出力されたパラレル信号をシリアル信号に変換し、受信
ディジタル信号56として出力する。
【0014】以上のようなマルチキャリア伝送方式で
は、1つの周波数に対しては、1つの搬送波(キャリ
ア)のみが割り当てられている。しかし、周波数の利用
効率を向上させるために、各キャリアを位相の異なる
(周波数軸上で直交する)2つのサブキャリアにより構
成する方法が提案されている。
【0015】図11は、マルチキャリア伝送方式におい
て、サブキャリアを周波数軸上で直交するように配置し
た、いわゆるOFDM(Orthogonal Frequency Divison
Multiplexing)方式に基づく送信装置である。
【0016】この図において、マッピング回路62は、
ディジタル入力信号61をQPSKや16QAMなどの
変調方式に従って、対応する同相(I)成分と直交
(Q)成分とに変換する。IDFT(Inverse Descrete
Fourier Transform)回路63は、マッピング回路62
により所定の信号点に変換されたデータを時間領域の信
号に変換する。
【0017】メモリ64,65は、IDFT回路63か
ら出力される時間領域の信号に対して、各シンボルの始
まりと終わりを示すガードインターバルを付加する。D
/A変換回路66,67は、ガードインターバルが付加
された時間領域の信号を対応するディジタル信号に変換
する。
【0018】LPF68,69は、D/A変換により生
じた折り返し成分(高周波成分)を除去した後、直交変
調回路70に出力する。直交変調回路70は、局部発振
回路71から供給される周波数f1の信号によりLPF
68,69の出力信号を直交変調する。
【0019】BPF72は、直交変調回路70の出力信
号から中間周波数(IF)帯域の信号のみを抽出してR
Fコンバータ73に供給する。RFコンバータ73は、
IF帯域の信号をRF帯域の信号に変換した後、アンテ
ナ74より送信する。
【0020】図12は、図11に示すOFDM方式の送
信装置から送信された情報を受信する受信装置の構成例
を示す図である。
【0021】この図において、IFコンバータ83は、
アンテナ82により受信されたRF帯域の信号をIF帯
域の信号に周波数変換する。直交復調回路84は、局部
発振回路85から供給される周波数f1の信号により、
IFコンバータ83から出力された信号を直交復調す
る。
【0022】LPF86,87は、直交復調回路84の
出力信号に含まれている不要な高周波成分を除去する。
A/D変換回路88,89は、LPF86,87から出
力される信号を対応するディジタル信号に変換し、DF
T(Digital Fourier Transform)90に供給する。
【0023】DFT90は、A/D変換回路88,89
から出力されたディジタル信号を周波数領域の信号に変
換し、デマッピング回路91に出力する。
【0024】デマッピング回路91は、周波数領域に変
換されたI成分とQ成分からもとのディジタルデータを
再生し、受信データ92として出力する。
【0025】以上のようなOFDM方式では、各搬送波
が直交する2つのサブキャリアにより構成されているの
で、周波数利用効率を向上させることが可能となる。
【0026】ところで、通信形態や放送形態の種類の増
加に伴って、伝送する情報の量や質に応じて、変調方式
や誤り訂正方式を適宜変更することが可能な伝送方式が
提案されるようになった。そのような方式においては、
使用する変調方式や誤り訂正方式を記述した伝送パラメ
ータをデータと共に送信し、受信側においてこの伝送パ
ラメータに応じて適切な変調や誤り訂正などを行うこと
が一般的である。
【0027】図13は、OFDM方式において使用され
ている伝送パラメータの一例を示している。この図に示
すように、1OFDMシンボルを構成する合計25本の
有効搬送波のうち、第0番目、第5番目、第10番目、
第15番目、および、第20番目の合計5本の搬送波に
伝送パラメータを割り当て、それ以外の搬送波に送信デ
ータを割り当てている。受信側では、伝送パラメータに
応じてデータ搬送波の復調方式を決定するので、伝送パ
ラメータ搬送波はデータ搬送波よりも高い耐雑音性が要
求される。
【0028】図14は、伝送パラメータを伝送すること
が可能なOFDM方式の送信装置の構成例を示すブロッ
ク図である。この例では、伝送パラメータは差動BPS
K(Binary Phase Shift Keying)で変調されており、
また、伝送パラメータ搬送波はすべて同じ情報を伝送し
ている。このような方法は、欧州デジタル地上波放送に
おいても用いられている。なお、この図において、図1
1と対応する部分には対応する符号が付してあるので、
その説明は省略する。
【0029】この図においては、図11の場合と比較し
て、差動変調回路102とマルチプレクサ(以下、MU
Xと記述する)が新たに追加されている。その他の構成
は、図11の場合と同様である。
【0030】差動変調回路102は、入力された伝送パ
ラメータ101に対して差動変調を施す。即ち、差動変
調回路102は、入力された伝送パラメータ101の持
つ情報を、現在のデータと1OFDMシンボル前のデー
タの位相差として割り当てる。
【0031】MUX103は、マッピング回路62の出
力または差動変調回路102の出力の何れかを選択し
て、サブキャリアに割り当てる。
【0032】MUX103により生成されたデータは、
IDFT63に供給され、そこで、時間領域の信号に変
換される。それ以降の処理は、図11の場合と同様であ
るのでその説明は省略する。
【0033】図15は、図14に示す送信装置に対応す
る受信装置の構成例を示すブロック図である。なお、こ
の図において、図12と対応する部分には対応する符号
を付してあるので、その説明は適宜省略する。
【0034】この図においては、図12の場合と比較し
て、デマルチプレクサ(以下、DMUXと記述する)、
差動復調回路112、および、多数決判定回路113が
新たに付加されている。その他の構成は、図12に示す
場合と同様である。
【0035】DMUX111は、DFT90により離散
フーリエ変換されたOFDM信号から、送信データと伝
送パラメータとを分離抽出し、デマッピング回路91と
差動復調回路112にそれぞれ供給する。
【0036】差動復調回路112は、DMUX111か
ら出力された伝送パラメータに対して差動復調を施し、
得られたデータを多数決判定回路113に出力する。即
ち、差動復調回路112は、DMUX111から新たに
出力された伝送パラメータと、1OFDMシンボル前に
出力された伝送パラメータとの間の位相差を算出して出
力する。
【0037】図16は、差動復調回路112の詳細な構
成例を示している。この図において、遅延回路123
は、DMUX111から出力された伝送パラメータを構
成する実数部(Re)121と虚数部(Im)122と
を、1OFDMシンボル分だけ遅延して出力する。
【0038】乗算回路124は、DMUX111から新
たに出力された伝送パラメータの実数部121と、遅延
回路123により1OFDMシンボル分だけ遅延された
実数部121とを乗算して加算回路126に出力する。
【0039】乗算回路125は、DMUX111から新
たに出力された伝送パラメータの虚数部122と、遅延
回路123により1OFDMシンボル分だけ遅延された
虚数部とを乗算して加算回路126に出力する。
【0040】加算回路126は、乗算回路124,12
5の出力を加算して差動復調出力127として出力す
る。その結果、加算回路126からは、遅延回路123
により遅延された1OFDMシンボル前のデータと、D
MUX111から新たに出力されたデータを複素乗算し
た結果のうち、実数部のみが出力される。
【0041】図15に戻って、多数決判決回路113
は、差動復調回路112から出力された各搬送波の差動
復調結果を多数決判定し、その結果を伝送パラメータ1
14として出力する。
【0042】このように、送信側において差動変調を行
い、受信側において受信したデータに差動復調を行うよ
うにすることにより、隣接する2つのOFDMシンボル
間の相対的な差異に基づいて情報が再生されるので、例
えば、再生搬送波が送信側と受信側の間でずれを生じて
いるような場合においても、元の情報を正確に再生する
ことが可能となる。
【0043】
【発明が解決しようとする課題】ところで、差動復調を
行うためには、乗算回路124,125が必要となる。
このような乗算回路をディジタル回路により構成するに
は多くの回路資源が必要となるので、その結果、回路の
規模が大きくなるとともに、開発のためのプロセスが煩
雑化するという課題があった。
【0044】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、伝送シンボルを含む情報を受信するO
FDM受信装置の回路規模を縮小するとともに、開発の
ためのプロセスを簡易化することを目的とするものであ
る。
【0045】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の受信装
置は、直交変調された情報系列を受信する受信手段と、
受信手段により受信された情報系列を所定の直交軸に応
じて直交復調する復調手段と、復調手段により復調され
た情報系列に含まれている各軸の成分を参照して、最も
尤度の高い軸を選択する選択手段と、選択手段により選
択された軸に対応する成分を用いて情報系列を再生する
再生手段とを備えることを特徴とする。
【0046】請求項6に記載の受信方法は、直交変調さ
れた情報系列を受信する受信ステップと、受信ステップ
により受信された情報系列を所定の直交軸に応じて直交
復調する復調ステップと、復調ステップにより復調され
た情報系列に含まれている各軸の成分を参照して、最も
尤度の高い軸を選択する選択ステップと、選択ステップ
により選択された軸に対応する成分を用いて情報系列を
再生する再生ステップとを備えることを特徴とする。
【0047】請求項1に記載の受信装置においては、直
交変調された情報系列を受信手段が受信し、受信手段に
より受信された情報系列を所定の直交軸に応じて復調手
段が直交復調し、復調手段により復調された情報系列に
含まれている各軸の成分を参照して、最も尤度の高い軸
を選択手段が選択し、選択手段により選択された軸に対
応する成分を用いて情報系列を再生手段が再生する。例
えば、BPSK方式に基づいて変調された情報系列を受
信手段が受信し、受信手段が受信した情報系列をI軸お
よびQ軸からなる直交軸に応じて復調手段が直交復調
し、直交復調された情報系列に含まれているI軸成分と
Q軸成分とを参照して、最も尤度が高い軸を選択手段が
選択し、選択手段により選択された軸に対応する成分を
用いて、もとの情報系列を再生手段が再生する。
【0048】請求項6に記載の受信方法においては、直
交変調された情報系列を受信ステップが受信し、受信ス
テップにより受信された情報系列を所定の直交軸に応じ
て復調ステップが直交復調し、復調ステップにより復調
された情報系列に含まれている各軸の成分を参照して、
最も尤度の高い軸を選択ステップが選択し、選択ステッ
プにより選択された軸に対応する成分を用いて情報系列
を再生ステップが再生する。例えば、BPSK方式に基
づいて変調された情報系列を受信ステップが受信し、受
信ステップが受信した情報系列をI軸およびQ軸からな
る直交軸に応じて復調ステップが直交復調し、直交復調
された情報系列に含まれているI軸成分とQ軸成分とを
参照して、最も尤度が高い軸を選択ステップが選択し、
選択ステップにより選択された軸に対応する成分を用い
て、もとの情報系列を再生ステップが再生する。
【0049】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の構
成例を示すブロック図である。この図において、図15
と対応する部分には同一の符号を付してあるのでその説
明は適宜省略する。なお、この実施例に対応する送信装
置の構成は、図14と同様であるのでその説明は省略す
る。また、伝送パラメータは、第0番目、第5番目、第
10番目、第15番目、および、第20番目に割り当て
られている。即ち、これら5種類の搬送波は、同一の伝
送パラメータが差動BPSKで符号化されたものにより
構成されている。
【0050】この実施の形態においては、図15に示す
構成例から、差動復調回路112および多数決判定回路
113が除外されており、その代わりにDAMD(Doub
le Axis Majority Decision:2軸多数決回路)131
が新たに付加されている。その他の構成は、図15にお
ける場合と同様である。
【0051】図2は、DMAD回路131の詳細な構成
例を示している。この図において、硬判定回路143,
144は、DMUX111から出力された伝送パラメー
タの実数部141と虚数部142をそれぞれ入力して硬
判定を行い(入力された値に対して所定の閾値を適用
し、1または0の何れかであるかの判定を行い)、得ら
れた結果を1ビットデータとして差動復号回路145,
146(復号手段)にそれぞれ供給する。
【0052】差動復号回路145,146は、硬判定回
路143,144による硬判定の結果得られたデータに
対して差動復号を施す。即ち、差動復号回路145,1
46は、1OFDMシンボル前のデータと現在のデータ
を比較して、これらが互いに異なる場合には値“1”を
出力し、また、互いに等しい場合には値“0”を出力す
る。
【0053】図3は、差動復号回路145,146の詳
細な構成例を示している。この図において、遅延回路1
72は、硬判定回路143,144から出力されたデー
タを1OFDMシンボル分だけ遅延して出力するように
なされている。排他的論理和回路173は、硬判定回路
143または144から出力されたデータと、遅延回路
172により1OFDMシンボル分だけ遅延されたデー
タとの間の排他的論理和を演算して出力する。即ち、排
他的論理和回路173は、入力された2つのデータの値
が異なる場合には値“1”を出力し、2つのデータの値
が等しい場合には値“0”を出力する。
【0054】図2に戻って、累積加算回路147,14
8は、差動復号回路145,146から出力されるデー
タを1OFDMシンボルに亘って累積加算するようにな
されている。識別距離測定回路149,150(算出手
段)は、累積加算回路147,148の出力値のうちで
尤度が高い方を選択するためのデータ(識別距離)を生
成するようになされている。
【0055】図4は、識別距離測定回路149,150
の詳細な構成例を示している。この図に示すように、識
別距離測定回路149,150の入力xと出力yの間に
は以下の関係がある。なお、ここで、ABS()は、括
弧内の絶対値を求める関数である。
【0056】y=ABS(x×2−5) ・・・(1)
【0057】比較回路151は、識別距離測定回路14
9,150からそれぞれ出力された値を比較し、識別距
離測定回路149の出力が識別距離測定回路150の出
力よりも大きいか、または、これらが等しい(I≧Q)
場合には、値“1”をセレクタ152(選択手段)に対
して出力する。一方、識別距離測定回路149の出力が
識別距離測定回路150の出力よりも小さい(I<Q)
場合には、値“0”をセレクタ152に対して出力す
る。
【0058】セレクタ152は、比較回路151の出力
が“1”の場合(I≧Qの場合)には、累積加算回路1
47から出力されるデータを選択して多数決判定回路1
53(再生手段、判定手段)に供給する。また、比較回
路151の出力が“0”の場合(I<Qの場合)には、
累積加算回路148の出力を選択して多数決判定回路1
53に出力するようになされている。
【0059】多数決判定回路153は、セレクタ152
の出力を参照して、求めようとする値が“0”である
か、または、“1”であるかを判定し、判定結果を出力
する。
【0060】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。
【0061】送信側から伝送されてきたRF信号は、ア
ンテナ82(受信手段)により受信され、IFコンバー
タ83により中間帯域の信号に変換される。そして、直
交復調回路84(復調手段)により直交復調され、I軸
およびQ軸成分が抽出される。I軸成分とQ軸成分は、
A/D変換回路88,89によりディジタル信号に変換
された後、DFT90により離散フーリエ変換が施され
て周波数領域の信号に変換され、DMUX111に供給
される。
【0062】DMUX111より出力された伝送パラメ
ータの実数部141と虚数部142は、硬判定回路14
3,144にそれぞれ供給される。硬判定回路143,
144は、所定の値(例えば、0.5など)を閾値とし
て、入力されたデータが“0”であるかまたは“1”で
あるかを判定(硬判定)し、判定結果を1ビットデータ
として差動復号回路145,146にそれぞれ出力す
る。
【0063】差動復号回路145,146は、遅延回路
172により遅延された1OFDMシンボル前のデータ
と、硬判定回路143または硬判定回路144の出力と
の間で排他的論理和回路173により排他的論理和を演
算して得られた結果を出力する。その結果、これら2つ
のデータが等しい場合には値“0”が出力され、また、
2つのデータが等しくない場合には値“1”が出力され
ることになる。
【0064】累積加算回路147,148は、それぞれ
差動復号回路145,146の出力を1OFDM期間に
亘って累積加算し、得られた値をそれぞれ識別距離測定
回路149,150に出力するとともに、セレクタ15
2に出力する。
【0065】識別距離測定回路149,150は、累積
加算回路147,148の出力のうち、尤度が高い方を
選択するためのデータをそれぞれ生成する。即ち、累積
加算回路147,148から出力されるデータは、それ
ぞれ、5つの搬送波のデータ(1ビットデータ)を累積
加算したものであるので、その閾値は2.5となる。と
ころで、伝送パラメータは、伝送路の状態などにより、
位相平面上において所定の方向に回転されている場合が
あり、その場合には基準とする軸を特定しなければ元の
データを正確に復元することはできない。そこで、本実
施の形態においては、累積加算回路147,148の出
力の前述の閾値からの距離を識別距離とし、識別距離の
大きい方の軸を基準となる軸として選択する。
【0066】いま、例えば、累積加算回路147から値
“4”が出力されており、また、累積加算回路148か
ら値“2”が出力されているとすると、これらの値を式
(1)のxに代入すると、識別距離yとしてそれぞれ
“3”,“1”を得る。従って、その場合、累積加算回
路147の出力の方が大きいので(識別距離が大きいの
で)、比較回路151は、値“1”を出力する。その結
果、セレクタ152は、累積加算回路147の出力値を
選択して多数決判定回路153に供給する。
【0067】多数決判定回路153は、所定の閾値(例
えば、2.5)を基準として、セレクタ152から出力
される値を1ビットのデータに変換して出力する。先ほ
どの例では、セレクタ152からは、値“4”が出力さ
れているので、4>2.5であることから値“1”が出
力される。逆に、セレクタ152の出力が値“2.5”
よりも小さい場合には、多数決判定回路153は値
“0”を出力する。
【0068】以上の実施の形態によれば、伝送パラメー
タの実数部または虚数部をそれぞれ硬判定した後、差動
復号し、得られたデータの累積加算を求め、識別距離が
大きい方のデータを尤度が高いデータとして選択し、多
数決判定を行うようにしたので、乗算回路を省略するこ
とができ、その結果、従来の場合に比べて回路規模を縮
小することが可能となる。
【0069】図5は、本発明の受信装置の第2の実施の
形態に対応する送信装置の構成例を示すブロック図であ
る。この実施の形態では、シングルキャリア伝送方式
(単一の搬送波を用いて情報を伝送する方式)に基づい
て情報を送信するようになされている。なお、この図に
おいて、図14と対応する部分には同一の符号を付して
あるので、その説明は省略する。
【0070】図5に示す実施の形態では、図14に示す
構成からIDFT63、メモリ64,65、および、差
動変調回路102が除外され、繰り返し符号化回路20
4、差動変調回路205が新たに付加されている。な
お、その他の構成は図14に示す場合と同様である。
【0071】繰り返し符号化回路204は、入力された
伝送パラメータを繰り返して符号化するようになされて
いる。なお、この例では、繰り返し回数は5回に設定し
てある。
【0072】差動変調回路205は、繰り返し符号化回
路204により繰り返し符号化された伝送パラメータ
を、差動BPSKの信号点に割り振るようになされてい
る。
【0073】図6は、差動変調回路205の主要部分の
構成例を示す回路図である。この図に示すように、差動
変調回路205は、T(Trigger)フリップフロップに
より構成されている。繰り返し符号化回路204の出力
は、T端子210に入力され、クロック信号端子211
に印加されているクロック信号に同期して、出力端子2
12から差動変調されたデータが出力される。なお、図
6の回路の動作を表(1)に示す。
【0074】
【表1】
【0075】この表に示すように、T端子210に入力
されている値が“1”である場合に、クロック端子21
1に入力されているクロック信号が、例えば、立ち上が
ると、出力端子212の出力は、前回の出力値Q(n−
1)を反転したものとなる。また、T端子210に入力
されている値が“0”である場合、クロック端子211
に入力されているクロック信号が、立ち上がると、出力
端子212の出力は、前回の出力値Q(n−1)と同一
の値となる。なお、この例では、差動BPSK変調であ
るのでQ軸成分は常に“0”とする。
【0076】MUX103は、マッピング回路62によ
り、例えば、16QAMなどの信号点にマッピングされ
たデータと、差動変調回路205から出力されたデータ
とをフレーム構造に従って時間軸上に配置していく(詳
細は後述する)。
【0077】D/A変換回路66,67は、MUX10
3より出力されたI軸とQ軸のデータを対応するアナロ
グ信号に変換して出力するようになされている。LPF
68,69は、D/A変換回路66,67の出力に含ま
れている折り返し成分を除去するようになされている。
【0078】直交変調回路70は、LPF68,69の
出力と、局部発振回路71から出力される周波数f1
信号とを乗算して出力する。BPF72は、直交変調回
路70の出力のうち、所定の周波数帯域の信号だけを選
択的に通過させるようになされている。RFコンバータ
73は、BPF72の出力信号をRF帯域の信号に変換
するようになされている。アンテナ74は、RFコンバ
ータ73の出力を、送信するようになされている。
【0079】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。
【0080】マッピング回路62に入力されたディジタ
ル入力信号61は、例えば、16QAMなどの多値変調
方式の信号点に割り振られる。そして得られたI軸とQ
軸データはMUX103に供給される。
【0081】一方、繰り返し符号化回路204に入力さ
れた伝送パラメータ203は、5回繰り返して符号化さ
れ、得られたデータは差動変調回路205に入力され
る。
【0082】差動変調回路205では、新たに出力する
データと前回出力したデータの差分値が、繰り返し符号
化回路204から出力される値に対応するように符号化
を行う。即ち、入力されたデータが“0”である場合に
は、前回出力したデータと同値のデータを出力し、ま
た、入力されたデータが“1”である場合には、前回出
力したデータとは異なるデータ(例えば、前回“0”が
出力された場合では“1”)を出力する。
【0083】MUX103は、データのフレーム構造に
従って、マッピング回路62の出力と差動変調回路20
5の出力とを時間軸上に配置していく。図7は、MUX
103から出力されるデータのフレーム構造を示してい
る。この図に示すように、1フレームの先頭には同一の
伝送パラメータが繰り返し5個配置されており、その後
に続いて情報データが配置されている。
【0084】D/A変換回路66,67は、MUX10
3から出力されるI軸データとQ軸データとを対応する
アナログ信号にそれぞれ変換する。そして、D/A変換
回路66,67の出力信号は、LPF68,69により
折り返し成分が除去された後、直交変調回路70に入力
される。
【0085】直交変調回路70は、LPF68,69の
出力と、局部発振回路71から出力される周波数f1
信号とを乗算して直交変調して出力する。BPF72
は、直交変調回路70の出力信号のうち、所定の周波数
帯域の信号のみを通過させ、RFコンバータ73に供給
する。RFコンバータ73は、BPF72から出力され
た信号をRF帯域の信号に変換してアンテナ74を介し
て送信する。
【0086】図8は、本発明の受信装置の第2の実施の
形態の構成例を示すブロック図である。
【0087】この図において、図1と対応する部分には
対応する符号が付してあるのでその説明は適宜省略す
る。この実施の形態では、図1の場合と比較してDFT
90が除外されている。その他の構成は図1に示す場合
と同様である。
【0088】次に、図8に示す実施の形態の動作につい
て説明する。
【0089】アンテナ81により受信されたRF信号
は、IFコンバータ83により中間周波数帯域の信号に
変換されて出力される。直交復調回路84は、IFコン
バータ83から出力される中間周波数帯域の信号に、周
波数f1の信号を乗算して直交復調し、その結果得られ
るI軸成分とQ軸成分の信号を、LPF86,87にそ
れぞれ出力する。
【0090】LPF86,87は、I軸成分とQ軸成分
に含まれている高域成分を除去してA/D変換回路8
8,89に供給する。A/D変換回路88,89は、L
PF86,87の出力信号を対応するディジタルデータ
に変換して、DMUX111に供給する。
【0091】DMUX111は、A/D変換回路88,
89から出力されたI軸データとQ軸データから、送信
データと伝送パラメータとを分離抽出し、送信データは
デマッピング回路91に、また、伝送パラメータはDA
MD回路131に供給する。
【0092】デマッピング回路91は、MUX111か
ら出力されたI軸およびQ軸データをデマッピング(受
信点識別)することにより、送信データを再生する。
【0093】DAMD回路131は、DMUX111か
ら出力された伝送パラメータのI軸データとQ軸データ
を、それぞれ、硬判定回路143,144により1タイ
ムスロット毎に硬判定して1ビットデータに変換し、差
動復調回路145,146により差動復調する。
【0094】差動復調されたデータは、累積加算回路1
47,148により、1OFDMシンボルに亘って累積
加算され、識別距離測定回路149,150にそれぞれ
供給されるとともに、セレクタ152に供給される。
【0095】識別距離測定回路149,150は、累積
加算回路147,148の出力の識別距離をそれぞれ測
定し、得られた値を比較回路151に出力する。比較回
路151は、識別距離測定回路149,150の出力を
比較して、識別距離測定回路149の出力が識別距離判
定回路150の出力よりも大きいかまたはこれらが等し
い場合(I≧Qの場合)は、値“1”を出力し、また、
識別距離測定回路149の出力が識別距離判定回路15
0の出力よりも小さい場合(I<Qの場合)には、値
“0”を出力する。
【0096】セレクタ152は、比較回路151の出力
が“1”の場合(I≧Qの場合)は、累積加算回路14
7から出力される実数成分(I軸成分)を選択して多数
決判定回路153に出力する。また、比較回路151の
出力が“0”の場合(I<Qの場合)には、累積加算回
路148から出力される虚数成分(Q軸成分)を選択し
て多数決判定回路153に出力する。
【0097】多数決判定回路153は、セレクタ152
から出力されるデータを多数決判定して、伝送パラメー
タを再生する。
【0098】以上の実施の形態によれば、乗算回路が不
要となるので、回路規模を縮小することが可能となる。
【0099】また、受信側において、送信側の搬送波と
異なる位相の搬送波により直交復調を行うと、受信信号
点は複素平面上で位相回転を起こし、正確なデータが再
生できなくなるが、本実施の形態では、複数の直交軸の
中で繰り返し符号の識別点からの距離の大きいものを選
び、多数決判定して復号するので、そのような場合にお
いてもデータを正確に再生することができる。
【0100】
【発明の効果】請求項1に記載の受信装置および請求項
6に記載の受信方法によれば、直交変調された情報系列
を受信し、受信された情報系列を所定の直交軸に応じて
直交復調し、復調された情報系列に含まれている各軸の
成分を参照して、最も尤度の高い軸を選択し、選択され
た軸に対応する成分を用いて情報系列を再生するように
したので、乗算回路を削減することが可能となり、その
結果、回路規模を縮小することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態の構成例を説明するブロック図で
ある。
【図2】図1に示すDMADの詳細な構成例を説明する
ブロック図である。
【図3】図2に示す差動復号回路の詳細な構成例を示す
ブロック図である。
【図4】図2に示す識別距離測定回路の詳細な構成例を
示すブロック図である。
【図5】本発明の受信装置の第2の実施の形態に対応す
る送信装置の詳細な構成例を示すブロック図である。
【図6】図5に示す差動変調回路の詳細な構成例を示す
ブロック図である。
【図7】図5に示すMUXから出力されるデータのフレ
ーム構造を示す図である。
【図8】本発明の受信装置の第2の実施の形態の構成例
を示すブロック図である。
【図9】従来のマルチキャリア送信装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図10】従来のマルチキャリア受信装置の構成例を示
すブロック図である。
【図11】従来のOFDM送信装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図12】従来のOFDM受信装置の構成例を示すブロ
ック図である。
【図13】伝送パラメータが挿入されたサブキャリアの
構成例を説明する図である。
【図14】伝送パラメータを含むOFDM送信装置の構
成例を示すブロック図である。
【図15】伝送パラメータを含むOFDM受信装置の構
成例を示すブロック図である。
【図16】図15に示す差動復調回路の構成例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
82 アンテナ(受信手段), 84 直交復調回路
(復調手段), 145,146 差動復号回路(復号
手段), 149,150 識別距離測定回路(算出手
段), 152 セレクタ(選択手段), 153 多
数決判定回路(再生手段、判定手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直交変調された情報系列を受信する受信
    装置において、 前記直交変調された情報系列を受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記情報系列を所定の直
    交軸に応じて直交復調する復調手段と、 前記復調手段により復調された情報系列に含まれている
    各軸の成分を参照して、最も尤度の高い軸を選択する選
    択手段と、 前記選択手段により選択された軸に対応する成分を用い
    て前記情報系列を再生する再生手段とを備えることを特
    徴とする受信装置。
  2. 【請求項2】 前記情報系列は繰り返し符号化されてお
    り、 前記繰り返し符号化された情報を復号化する際に用いる
    閾値と前記情報系列との距離を各軸毎に算出する算出手
    段を更に備え、 前記選択手段は、前記算出手段により算出された前記各
    軸毎の前記閾値と前記情報系列との距離を尤度として、
    最も尤度が高い軸を選択することを特徴とする請求項1
    に記載の受信装置。
  3. 【請求項3】 前記情報系列は複数のサブキャリアに同
    じ情報が付加され、マルチキャリア伝送に基づいて繰り
    返し符号化されていることを特徴とする請求項2に記載
    の受信装置。
  4. 【請求項4】 前記情報系列は複数のタイムスロットに
    同じ情報が付加されて繰り返し符号化されていることを
    特徴とする請求項2に記載の受信装置。
  5. 【請求項5】 前記情報系列は差動変調されており、 前記復調手段により復調された情報系列に含まれている
    各軸の成分を、それぞれの軸毎に差動復号する復号手段
    と、 前記復号手段により差動復号された情報のうち、前記選
    択手段により選択された軸に対応する情報を多数決判定
    する判定手段とを更に備えることを特徴とする請求項2
    に記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 直交変調された情報系列を受信する受信
    方法において、 前記直交変調された情報系列を受信する受信ステップ
    と、 前記受信ステップにより受信された前記情報系列を所定
    の直交軸に応じて直交復調する復調ステップと、 前記復調ステップにより復調された情報系列に含まれて
    いる各軸の成分を参照して、最も尤度の高い軸を選択す
    る選択ステップと、 前記選択ステップにより選択された軸に対応する成分を
    用いて前記情報系列を再生する再生ステップとを備える
    ことを特徴とする受信方法。
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