JPH10308000A - 車両制御装置 - Google Patents

車両制御装置

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JPH10308000A
JPH10308000A JP9119703A JP11970397A JPH10308000A JP H10308000 A JPH10308000 A JP H10308000A JP 9119703 A JP9119703 A JP 9119703A JP 11970397 A JP11970397 A JP 11970397A JP H10308000 A JPH10308000 A JP H10308000A
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JP
Japan
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vehicle
unit
white line
controller
image
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JP9119703A
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Tomohiro Fukumura
友博 福村
Ryota Shirato
良太 白土
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い精度と信頼性を持つ制御を可能とする。 【解決手段】 画像取得手段1、11と、白線検出手段
11と、車両位置算出手段13と、走行制御手段13と
からなる車両制御装置において、撮像手段1による撮像
開始からその処理結果が走行制御手段13で使われるま
での遅れ時間を算出する処理遅れ時間算出手段13を設
け、車両の車速を検出する車速検出手段15を設け、画
像取得手段11は走行制御手段13の処理タイミングに
同期して撮像を行ない、車両位置算出手段13は、注視
点の規定距離を車速および遅れ時間に応じて決定するこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両制御装置に関
し、特に検出した白線から車両の道路に対する位置およ
び方向を算出し、それに応じて白線に沿った自律走行や
車線逸脱警報等を行なうことのできる車両制御装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両制御装置は、図5の様にカメ
ラ1、画像メモリ3、画像処理部5、データ通信部7、
車両制御部9から構成され、カメラ1で取得した画像デ
ータを一旦画像メモリ3に蓄積した後、そのデータを画
像処理部5にて白線検出処理を行ない、更に処理結果を
データ通信部7を介して車両制御部9に送り、最終的に
自律走行等の車両自動制御に用いられる方法が取られて
いた。
【0003】その際の問題点として、処理時間の送れや
非同期性がある。
【0004】1.処理時間の遅れ…一般的に画像データ
は膨大である為、処理に時間を要することになる。ま
た、それ以外にも上記の構成の場合、一旦画像データを
画像メモリ3に蓄積したり、車両制御部9にデータ転送
を行なったりする為、様々な遅れが生じる。その結果と
して、画像データを取得した時刻とその処理結果を実際
に使用する時刻とに大きなズレが生じ、車両走行制御に
不都合を招くおそれがある。
【0005】2.非同期性…更に、カメラ1による画像
取得タイミングと車両制御部9のサンプリングのタイミ
ングとが同期していない為に、時間的なズレも一定しな
い。また、画像処理部5側のサンプリング周期は車両制
御部9側よりもかなり長くなるため、車両制御部9側で
は画像処理の結果が更新されるまで同じ結果を使い続け
ざるを得ず、時間的なズレの問題が一層顕著になる。
【0006】その対策として、前者の問題に対し、例え
ば特開平5−34700号では、ウインドウを使って画
像の一部分を抽出することにより処理時間を短縮すると
共に、白線を見失わない様にウインドウを各種条件に応
じて横方向に移動させる技術が示されている。また、後
者の問題に対し、例えば特開平6−12121号では、
画像の取得タイミングを車輪速センサパルスに同期させ
る技術が示されている。
【0007】ところが、これらの技術を自律走行の様に
高い精度と信頼性が求められる装置に使用することを考
えると、前者では依然として処理時間は無視できない長
さである上に、遅れによる影響も考慮されておらず、後
者では車輪速センサパルスが車速に応じて変動するた
め、結局車両制御部との同期は取れていないという問題
点があった。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの従
来技術の問題点を解消するものであり、画像取得タイミ
ングを走行制御手段の処理タイミングに同期させると共
に、注視点の規定距離を車速および処理遅れ時間に比例
させ、更に処理遅れ時間の間に発生する自車位置の変化
を補正することにより処理時間の遅れによる影響を解消
し、自律走行の様な車両走行制御装置に使用するのに相
応しい精度と信頼性をもつ装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、車両
に取付けられたカメラ等の撮像手段により車両進行方向
の画像を撮像手段により取得する画像取得手段と、該画
像から白線を検出する白線検出手段と、該白線の検出結
果から車両前方の規定距離における注視点での白線位置
を算出して車両の道路に対する相対的な位置関係を算出
する車両位置算出手段と、該位置関係の算出結果から車
両の走行に関する制御を行なう走行制御手段とからなる
車両制御装置において、前記撮像手段による撮像開始か
らその処理結果が前記走行制御手段で使われるまでの遅
れ時間を算出する処理遅れ時間算出手段を設け、前記車
両の車速を検出する車速検出手段を設け、前記画像取得
手段は前記走行制御手段の処理タイミングに同期して撮
像を行ない、前記車両位置算出手段は、前記注視点の規
定距離を車速および遅れ時間に応じて決定することを特
徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1記載の車両制
御装置であって、前記遅れ時間の間の車両の移動量を算
出する車両移動量算出手段を設け、前記車両位置算出手
段は、前記白線検出手段で検出された白線の注視点にお
ける位置と車両移動量算出手段で得られた車両移動量と
から車両の道路に対する相対的な位置関係を算出するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項2記載の車両制
御装置であって、前記車両移動量算出手段は、ヨーレー
ト又は横G又は操舵角等の車両移動に関連する車両の値
を検出する車載のセンサの出力を用いて車両の移動量を
算出することを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項2記載の車両制
御装置であって、前記車両移動量算出手段は、電波航法
に基づく位置センサの出力を用いて車両の移動量を算出
することを特徴とする。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明では、画像取得手段によ
る画像取得のタイミングを走行制御手段の処理タイミン
グに同期させることができると共に、車両位置算出手段
が算出する注視点の規定距離を、車速および遅れ時間に
応じて決定し、さらに遅れ時間に発生する車両の道路に
対する相対的な位置関係を補正することができる。従っ
て、運転者がハンドルから手を離して自動運転を行なう
様な自律走行を行なう車両制御装置に使用した場合等
に、高い精度と信頼性とを得ることができる。
【0014】請求項2の発明では、請求項1の発明の効
果に加え、遅れ時間の間の車両の移動量を車両移動量算
出手段で正確に算出することができ、遅れ時間に発生す
る車両の道路に対する相対的な位置関係を正確に補正す
ることができ、より高い精度と信頼性とを得ることがで
きる。
【0015】請求項3の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、遅れ時間の間の車両の移動量をヨーレート又
は横G又は操舵角等の値を検出する車載のセンサの出力
を用いて算出することができ、構造が簡単である。
【0016】請求項4の発明では、請求項2の発明の効
果に加え、遅れ時間の車両の移動量を電波航法に基づく
位置センサの出力を用いて算出することができ、より高
い精度と信頼性を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態に係る
車両制御装置の全体概略ブロック図を示したものであ
る。本実施形態の車両制御装置は、例えば車両の道路に
対する相対的な位置関係を算出して前輪を自動操舵し、
運転者がハンドルから手を離しても自律走行することが
できるようにしたものである。即ち、本実施形態におい
ては、カメラ1、画像処理コントローラ11、データ通
信部7、車両制御コントローラ13を備え、車両制御コ
ントローラ13には車速センサ15、ヨーレートセンサ
17、横Gセンサ19からの信号が入力され、該車両制
御コントローラ13から操舵アクチュエータ21へ制御
信号が出力されるようになっている。
【0018】前記カメラ1は撮像手段を構成し、該カメ
ラ1からの映像信号は画像処理コントローラ11の画像
メモリ3に入力され一旦蓄積される。画像メモリ3から
は画像処理部5へ出力され、該画像処理部5で処理して
道路の白線が検出される。従って、画像処理コントロー
ラ11はカメラ1等の撮像手段により車両進行方向の画
像を取得する画像取得手段を構成し、また該画像から白
線を検出する白線検出手段を構成している。
【0019】前記車両制御コントローラ13は、データ
通信部7を介して前記画像処理コントローラ11との間
のデータの送受信を行ない、白線検出の結果を使って車
両前方の規定距離における注視点での白線位置を算出し
て車両の道路に対する相対的な位置関係を算出し、該算
出結果から車両の走行に関する制御が行なわれる。な
お、注視点での規定距離は、車両が障害物を回避できる
距離等として実験等により決定されるものである。
【0020】従って、本実施形態において、車両制御コ
ントローラ13は、車両位置算出手段及び走行制御手段
を構成している。即ち、車両制御コントローラ13は、
車速検出手段としての車速センサ15、車両位置算出手
段としてのヨーレートセンサ17、横Gセンサ19から
のそれぞれの信号を受けて操舵アクチュエータ21を制
御するようになっている。
【0021】前記操舵アクチュエータ21は、例えば図
示しないパワーステアリング装置等を利用したもので、
パワーシリンダの左右油圧室に対して作動油を給排する
ことによって前輪23を自動操舵するものである。
【0022】このような制御に際して、車両制御コント
ローラ13は撮像手段としてのカメラ1による撮像開始
からその処理結果が走行制御手段としての車両制御コン
トローラ13において使われるまでの遅れ時間を算出
し、後述の補正に用いる。即ち、車両制御コントローラ
13は本実施形態において、処理遅れ時間算出手段を構
成している。
【0023】前記カメラ1及び画像処理コントローラ1
1が構成する画像取得手段は、走行制御手段としての車
両制御コントローラ13の処理タイミングに同期して撮
像を行ない、車両位置算出手段としての車両制御コント
ローラ13は注視点の規定距離を車速センサ15からの
車速及び前記遅れ時間に応じて決定し、車両遅れ時間の
間に発生する車両位置の変化を補正する。
【0024】この時、車両位置算出手段としての車両制
御コントローラ13は、ヨーレートセンサ17、横Gセ
ンサ19からの信号を用いて遅れ時間の間の車両の移動
量を算出し、車両制御コントローラ13は、車両移動量
算出手段を構成している。又、車両位置算出手段として
の車両制御コントローラ13は、白線検出手段としての
画像処理コントローラ11で検出された白線の注視点に
おける位置と車両移動量算出手段として得られた車両移
動量とから車両の道路に対する相対的な位置関係を算出
し、操舵アクチュエータ21を前記のように制御するも
のである。
【0025】図2は前記画像処理コントローラ11及び
車両制御コントローラ13の概略ブロック図を示してい
る。
【0026】即ち、画像処理コントローラ11は画像取
り込み部25(画像メモリ3)、白線抽出部27(画像
処理部5)、白線同定部29(画像処理部5)を備えて
いる。又、車両制御コントローラ13は、車両遅れ時間
算出部31、注視点決定部33、白線位置算出部35及
びバッファ37、車両位置算出部39、車両移動量算出
部41、及び車両制御部43を備えている。
【0027】次に、画像処理コントローラ11と車両制
御コントローラ13とを機能的な流れに沿って説明す
る。
【0028】[画像処理コントローラ11] (1) 画像取り込みトリガ信号の受信 図2、図3(a)のように車両制御コントローラ13と
の同期を取るために、画像処理コントローラ11は、画
像取り込み部25に車両制御コントローラ13の処理遅
れ時間算出部31から送信される画像取り込みトリガ信
号(同期信号)を読み込み、信号がLoの間は待機し、
信号がHiになったら以下の処理を開始する。
【0029】(2) 画像取り込み カメラ1の露光を行なって画像取り込み部25が画像デ
ータを取得し、メモリに蓄積する。
【0030】(3) 白線候補点抽出 白線抽出部27は、取得した画像データの中でしきい値
以上の点を白線候補点として抽出する。
【0031】(4) 座標変換 白線同定部29は、今抽出された点を個別に逆透視変換
を行なって、道路平面に沿った車両固定座標系に投影す
る。
【0032】今、カメラ1は図4の様な車両固定座標系
の原点から高さHの場所に水平に取り付けられていると
すると、車両固定座標系での点(X,Y)に対する画像
座標系での点(x,y)は
【数1】 となるので、その逆写像となる逆透視変換は次の様な式
となる。
【0033】
【数2】 (5) 白線の同定 白線同定部29は、投影された各点(Xi ,Yi )が道
路の左右どちら側の白線であるかを識別し、道路幅補正
を行なう。
【0034】Yi ←Yi +ΔY ここで補正量(ΔY)は、道路幅Wに対して
【数3】 となる。これらの補正した各点から、道路中心線を最小
二乗法を用いて一本の2次曲線 Y=aX2 +bX+c で同定する。即ち2次曲線の各係数(a,b,c)は、
連立方程式
【数4】 の解として求められる。
【0035】(6) 白線同定パラメータの送信 白線同定部29から2次曲線の係数(a,b,c)を車
両制御コントローラ13に図3(b)、(c)のように
送信(転送)する。送信されたデータは車両制御コント
ローラ13内のバッファ37に一時的に保管される。
【0036】[車両制御コントローラ13]以下の処理
は内蔵のタイマに同期して、サンプリングタイム(=1
0ms)毎に実行される。
【0037】(1) カウンタの計算 タイマのカウンタ値をインクリメントする。但し、カウ
ンタ値が10になったら0クリアする。
【0038】
【数5】 なお、以下の(2) ,(3) の処理はカウンタ値が0の時に
限り行ない、0以外の時は処理を飛ばす。
【0039】(2) 画像取り込みトリガ信号の送信 カウンタ値が0の時に限り、画像処理コントローラ11
に対して処理遅れ時間算出部31から画像取り込みを開
始させるためのトリガ信号を送信する。
【0040】(3) 白線同定パラメータの読み出し カウンタ値が0の時に限り、白線位置算出部35は画像
処理コントローラ11側から受け取った白線同定パラメ
ータをバッファ37から読み出す(図3(c))。これ
らのパラメータは100ms前に取得した画像から計算
された値である。
【0041】以下の処理は、毎サンプリング時毎に行な
う。
【0042】(4) 処理遅れ時間の算出 処理遅れ時間算出部31は、(3) で読みだされた白線同
定パラメータが何10ms前に入力した画像のものであ
るかを算出する。
【0043】処理遅れ時間(Td )は、画像処理時間
(Tv )(画像処理コントローラ11で画像を取り込ん
でから、その結果である白線同定パラメータを車両制御
コントローラ13で始めて使用する迄)、データ保持時
間(Th )(白線同定パラメータを使用し始めてから、
新しい値に更新される迄)の和として算出し、以下の様
に得る(図3(d))。
【0044】
【数6】 Td =Tv +Th =10+Cnt[n] [10ms] (5) 車速の読込 車速センサ15の信号を読み込み、車速(V)を算出す
る(図3(e))。なお、車速は過去100ms間(=
10個)のデータを記憶しておく。
【0045】(6) 注視点位置(注視点距離)の決定 注視点決定部33は、(4) で得た処理遅れ時間、および
(5) で得た車速より注視点位置(l)を決定する(図3
(f))。
【0046】
【数7】 即ち、注視点の距離は処理遅れ時間の間に車両が進んだ
距離に等しい。
【0047】(7) 注視点位置での白線位置/方向の検出 白線位置算出部35は、画像処理部コントローラ11か
らの白線同定パラメータを基に、注視点での白線位置
(YL )および方向(φL )を求める。
【0048】YL =al2 +bl+c φL =Arc tan (2al+b) (8) 自車両の移動量の算出 車両移動量算出部41は、処理遅れ時間の間での自車の
移動量を求める。即ち、ヨー角変化量(Δφc )はヨー
レートセンサ17の値の積分、横移動量(ΔYc )は横
Gセンサ19の値の積分として求める。
【0049】
【数8】 (9) 現在の車両の対白線位置/方向の算出 車両位置算出部39は、自車移動量と注視点での白線位
置/方向の差として、現在の車両の対白線位置および方
向を算出する。
【0050】YC =ΔYC −YL φc =Δφc −φL (10)目標操舵角の決定 車両制御部43は、車両が白線に沿って走行する様に操
舵角を制御する。即ち、対白線位置およびヨー角の目標
値は
【数9】 であり、制御則としてPI制御を用いれば、
【数10】 となる。
【0051】(11)操舵アクチュエータの制御 車両制御部43は、今求めた目標舵角になる様に操舵ア
クチュエータ21の位置制御を行なう。
【0052】かかる制御により車両前方の規定距離にお
ける注視点での白線位置を算出して、車両の道路に対す
る相対的な位置関係を算出し、操舵アクチュエータ21
等の走行制御を行なうに際して、画像取得タイミングを
車両制御コントローラ13の処理タイミングに同期させ
ると共に、注視点の規定距離を車速及び処理遅れ時間に
比例させ、さらに処理遅れ時間の間に発生する自車位置
の変化を補正することによって処理時間の遅れにより影
響を解消し、自動操舵等を行なうに際して高い精度と信
頼性を得ることができる。
【0053】次に他の実施形態として、車両の移動量を
GPSを用いて求める例を示す。上記実施形態に対する
変更点のみ説明する。
【0054】(8) ’自車両の移動量の算出
【数11】
【数12】 地図データから現在の車両位置での道路方向(φ
L [n])を求め、今求めた車両移動ベクトルの道路直
角方向成分を求め、横移動量とする。
【0055】
【数13】 従って、より高い精度と信頼性とで制御を行なうことが
できる。
【0056】なお実施形態では白線に沿って自律走行す
る車両への適用例を示したが、それに限定される必要は
無く、車線逸脱警報の様に対白線位置を精度よく求める
必要のある車両制御装置に対しては広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る全体概略ブロック図
である。
【図2】一実施形態に係る画像処理コントローラ及び車
両制御コントローラの処理ブロック図である。
【図3】タイムチャートである。
【図4】道路平面に沿った車両固定座標系の説明図であ
る。
【図5】従来例に係るブロック図である。
【符号の説明】
1 カメラ(画像取得手段) 11 画像処理コントローラ(白線検出手段、画像取得
手段) 13 車両制御コントローラ(車両位置算出手段、走行
制御手段、処理遅れ時間算出手段) 15 車速センサ(車速検出手段) 17 ヨーレートセンサ(車載のセンサ) 19 横Gセンサ(車載のセンサ)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両進行方向の画像を撮像手段により取
    得する画像取得手段と、該画像から白線を検出する白線
    検出手段と、該白線の検出結果から車両前方の規定距離
    における注視点での白線位置を算出して車両の道路に対
    する相対的な位置関係を算出する車両位置算出手段と、
    該位置関係の算出結果から車両の走行に関する制御を行
    なう走行制御手段とからなる車両制御装置において、 前記撮像手段による撮像開始からその処理結果が前記走
    行制御手段で使われるまでの遅れ時間を算出する処理遅
    れ時間算出手段を設け、 前記車両の車速を検出する車速検出手段を設け、 前記画像取得手段は、前記走行制御手段の処理タイミン
    グに同期して撮像を行ない、 前記車両位置算出手段は、前記注視点の規定距離を車速
    および遅れ時間に応じて決定することを特徴とする車両
    制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両制御装置であって、 前記遅れ時間の間の車両の移動量を算出する車両移動量
    算出手段を設け、 前記車両位置算出手段は、前記白線検出手段で検出され
    た白線の注視点における位置と車両移動量算出手段で得
    られた車両移動量とから車両の道路に対する相対的な位
    置関係を算出することを特徴とする車両制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の車両制御装置であって、 前記車両移動量算出手段は、ヨーレート又は横G又は操
    舵角等の車両移動に関連する車両の値を検出する車載の
    センサの出力を用いて車両の移動量を算出することを特
    徴とする車両制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の車両制御装置であって、 前記車両移動量算出手段は、電波航法に基づく位置セン
    サの出力を用いて車両の移動量を算出することを特徴と
    する車両制御装置。
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