JPH10307045A - 透過型フォトセンサ - Google Patents

透過型フォトセンサ

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JPH10307045A
JPH10307045A JP11851197A JP11851197A JPH10307045A JP H10307045 A JPH10307045 A JP H10307045A JP 11851197 A JP11851197 A JP 11851197A JP 11851197 A JP11851197 A JP 11851197A JP H10307045 A JPH10307045 A JP H10307045A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
receiving element
emitting element
groove
case
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11851197A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Oomura
訓郎 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP11851197A priority Critical patent/JPH10307045A/ja
Publication of JPH10307045A publication Critical patent/JPH10307045A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】透過型フォトセンサの小型化により、受/発光
両素子間の光軸中心からケース溝底面部までの距離が短
くなり、また前記両素子も小型化すべくレンズ部が平坦
化され、発光素子の光が拡散傾向にある。よって、ケー
ス溝底面部での反射光の影響により、遮蔽部材での充分
な遮断が困難となり、光の解放/遮断時に必要とする出
力レベル差が確保し難くなっている。 【解決手段】本発明の透過型フォトセンサは、センサ溝
部1aの底面部1bの形状を前記両素子間の光軸10方
向に凹凸状にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は透過型フォトセンサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】透過型フォトセンサの従来例を図9、図
10にて説明する。
【0003】ケース1内には対向する位置にて発光素子
2及び受光素子3が配置してあり、発光素子2の発光部
2a及び受光素子3の受光部3aの各前面部には、ケー
ス1にスリット4、5が設けてある。
【0004】前記各素子2、3の各端子6、7は裏蓋8
の穴を通してケース1外部に配置してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】かかる構成が一般的な
透過型フォトセンサの従来例であるが、同構成にて小型
化が進むに連れ、前記素子2、3間の光軸10中心から
のケース溝部1aの溝部底面部1bまでの距離が短くな
り、また前記素子2、3も小型化すべくレンズ部が廃止
される等、受発光能力が確保し難く拡散する傾向にあ
る。
【0006】よって、遮蔽部材9により受光素子3への
光を極力遮断しようとした場合、溝部底面部1bに反射
した光が、前記受光素子3に回り込み易くなっているこ
とや、前記底面部1bに紙粉、埃が付着することで反射
率が向上することを考慮すると、前記素子2、3いずれ
かの側もしくは、前記遮蔽部材9を前記底面部1bに極
力近接させる必要がある。
【0007】しかし小型化されたフォトセンサに対し
て、上記に要求される位置を確保するのは極めて困難で
ある。
【0008】また、安価な小型フォトトランジスタにて
高応答性を得る為には、光の透過時と遮断時の出力レベ
ル差を確保すべく、遮光時に極力光りの回り込みを排除
する必要がある。
【0009】本発明は、かかる課題を解決する為になさ
れたものであり、小型で安価な透過型フォトセンサの使
い勝手を向上したうえで、性能を向上させる等の機能品
質/信頼性向上を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
めの手段として、本発明の透過型フォトセンサは、光を
透過可能な透過部と光を遮断する遮断部が通過する溝部
を介して発光素子と受光素子とが対向して配置され、透
過部および遮断部が通過することにより発光素子から発
せられる光の変化を検出する透過型フォトセンサに於い
て、溝部の底面は、発光素子と受光素子とを結ぶ光軸方
向に対して凹凸状に形成されていることを特徴とする。
【0011】また、溝部の底面は、光軸を峰とする凸状
に形成されていることを特徴とする。
【0012】更に、溝部の底面は、透過型フォトセンサ
を支持する支持部材により形成されたことを特徴とす
る。
【0013】請求項1記載によれば、発光素子と受光素
子とを結ぶ光軸方向に対して凹凸状に形成されているの
で、発光素子が発する拡散光が底面で乱反射されるとと
もに、その反射光は受光素子側に到達しない。よって、
フォトセンサーのON−OFFの検出精度は向上する。
【0014】請求項2記載によれば、底面に照射された
拡散光は峰を境に左右に分けられるので受光素子側へは
到達しなく、より効果がある。
【0015】請求項3記載によれば、支持部材のみ変え
ることができるので汎用性がある。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明に於ける請求項1、
2記載内容の説明をする。
【0017】本発明の第1実施例である図1、図2に於
いて、透過型フォトセンサのケース1内には、対向する
位置にて発光素子2及び受光素子3が配置してあり、発
光素子2の発光部2a及び受光素子3の受光部3aの各
前面部にはケース1にスリット4、5が設けてある。
【0018】前記各素子2、3の各端子6、7は裏蓋8
の穴を通してケース1外部に配置してある。
【0019】開口部9aを設けた遮蔽部材9を配置する
為の、ケース溝部1aの溝部底面部1b形状は光軸10
に対して、垂直方向に断面が山形となる細かな凹凸が設
けてある。
【0020】前記凹凸形状は発光素子2から前記底面部
1bが受ける拡散光を、受光素子3方向に反射させない
配慮が成されており、フォトセンサに通電を実施し、発
光素子2から発する光を、回転軸9bを中心として回転
する遮蔽部材9にて、受光素子3に対して遮断/解放す
ることで、前記受光素子3からレベル差のある出力を得
る場合、遮蔽部材9にて光を遮断することで、前記受光
素子3は前記底面部1bからの反射光の影響を受けるこ
と無く、確実に光の遮断が可能となる。
【0021】本発明の第2実施例である図3、図4に於
いて、開口部9aを設けた遮蔽部材9を配置する為の、
前記底面部1b形状は、従来の前記両素子2、3間の光
軸10方向に平行、かつ同光軸10中心から直下方向に
形成する垂直平面に対して、前記直下位置を頂点に前記
垂直平面から角度を持たせた、2平面から形成したもの
である。
【0022】本実施例の形状による前記底面部1bは、
前記発光素子2から発した拡散光を、受光素子3以外の
方向に反射させる為、フォトセンサに通電を実施し、発
光素子2から発する光を、回転軸9bを中心として回転
する遮蔽部材9にて、受光素子3に対して遮断/解放す
ることで、前記受光素子3からレベル差のある出力を得
る場合、遮蔽部材9にて光を遮断することで、前記受光
素子3は前記底面部1bからの反射光の影響を受けるこ
と無く、確実に光の遮断が可能となる。
【0023】さらに本実施例によれば、前記底面部1
b、1c上に紙粉、埃等が付着してもその紙紛等の表面
は光軸直下を峰1cとする斜面となるため、拡散光は左
右に分けられるので受光素子へは到達しなく、より精度
は第1実施例に比べて向上する。
【0024】本発明の第3実施例である図5、図6に於
いて、開口部9aを設けた遮蔽部材9を配置する為の、
前記底面部1b形状は、前述の第2実施例の2平面から
成る前記底面部1b形状を、前記両素子2、3間の光軸
10方向に平行、かつ同光軸10中心から直下方向に形
成する垂直平面に対して、前記直下位置を頂点とする曲
面にて形成したものである。
【0025】本実施例の形状による前記底面部1bは、
前記発光素子2から発した拡散光を、受光素子3以外の
方向に反射させる為、フォトセンサに通電を実施し、発
光素子2から発する光を、回転軸9bを中心として回転
する遮蔽部材9にて、受光素子3に対して遮断/解放す
ることで、前記受光素子3からレベル差のある出力を得
る場合、遮蔽部材9にて光を遮断することで、前記受光
素子3は前記底面部1bからの反射光の影響を受けるこ
と無く、確実に光の遮断が可能となる。
【0026】さらに本実施例によれば、前記底面部1b
上に紙粉、埃等が付着しても第1実施例に比べて、より
確実に前記受光素子3への反射光を低減させることが可
能である。
【0027】次に本発明に於ける請求項3記載内容の説
明をする。
【0028】本発明の第4実施例である図7、図8に於
いて、透過型フォトセンサのケース1内には、対向する
位置にて発光素子2及び受光素子3が配置してあり、発
光素子2の発光部2a及び受光素子3の受光部3aの各
前面部にはケース1にスリット4、5が設けてある。
【0029】前記各素子2、3の各端子6、7は裏蓋8
の穴を通してケース1外部に配置してある。
【0030】フォトセンサの取付け・位置決めをすべ
く、ホルダ11に前記ケース1は保持されており、開口
部9aを設けた遮蔽部材9を配置する為の、ケース溝部
1aの溝部底面部1b上にあるホルダ底面部11a部形
状には、光軸10に対して、垂直方向に断面が山形とな
る細かな凹凸が設けてある。
【0031】前記凹凸形状は発光素子2から前記ホルダ
底面部11a部が受ける拡散光を、受光素子3方向に反
射させない配慮が成されており、フォトセンサに通電を
実施し、発光素子2から発する光を、回転軸9bを中心
として回転する遮蔽部材9にて、受光素子3に対して遮
断/解放することで、前記受光素子3からレベル差のあ
る出力を得る場合、遮蔽部材9にて光を遮断すること
で、前記受光素子3は前記ホルダ底面部11a部からの
反射光の影響を受けること無く、確実に光の遮断が可能
となる。
【0032】また本実施例の前記ホルダ底面部11a部
形状は、前述の第2、3実施例における前記底面部1b
と同じ面形状とすることで、同様の効果が得られること
は言うまでもない。
【0033】
【発明の効果】本発明では、溝部の底面が発光素子と受
光素子とを結ぶ光軸方向に対して凹凸状に形成されてい
るので、フォトセンサ通電時の前記溝部底面からの反射
光が、前記受光素子に入光しなくなり、前記遮蔽部材で
確実に光を遮断すべく、微妙な位置調整・寸法管理が不
要となること、光の解放/遮断による出力レベル差が確
保し易くなること、前記光軸中心から前記溝部底面まで
の距離が短くなっても、前記溝部底面での反射が防止で
きることで、より小型・安価・高性能で使い勝手のよい
透過型フォトセンサが提供できる。
【0034】請求項2記載によれば、底面に照射された
拡散光は峰を境に左右に分けられるので受光素子側へは
到達しなく、より効果がある。
【0035】さらに、本発明未実施の透過型フォトセン
サに、ホルダ等の別部材をもって前述同様の改善を施せ
ば、容易に同効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す、透過型フォトセ
ンサの詳細説明の為の正面側断面図。
【図2】本発明の第1実施形態を示す、透過型フォトセ
ンサの詳細説明の為の正面側斜視図。
【図3】本発明の第2実施形態を示す、透過型フォトセ
ンサの詳細説明の為の側面側断面図。
【図4】本発明の第2実施形態を示す、透過型フォトセ
ンサの正面側斜視図。
【図5】本発明の第3実施形態を示す、透過型フォトセ
ンサの側面側断面図。
【図6】本発明の第3実施形態を示す、透過型フォトセ
ンサの正面側斜視図。
【図7】本発明の第4実施形態を示す、透過型フォトセ
ンサの正面側断面図。
【図8】本発明の第4実施形態を示す、透過型フォトセ
ンサの正面側斜視図。
【図9】従来技術の例を示す、透過型フォトセンサの正
面側断面図。
【図10】従来技術の例を示す、透過型フォトセンサの
正面側斜視図。
【符号の説明】
1 ケース 1a ケース溝部 1b 溝部底面部 2 発光素子 2a 発光部 3 受光素子 3a 受光部 4 スリット 5 スリット 6 端子 7 端子 8 裏蓋 9 遮蔽部材 9a 開口部 9b 回転軸 10 光軸 11 ホルダ 11a ホルダ底面部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光を透過可能な透過部と光を遮断する遮
    断部が通過する溝部を介して発光素子と受光素子とが対
    向して配置され、前記透過部および前記遮断部が通過す
    ることにより前記発光素子から発せられる光の変化を検
    出する透過型フォトセンサに於いて、 前記溝部の底面は、前記発光素子と前記受光素子とを結
    ぶ光軸方向に対して凹凸状に形成されていることを特徴
    とする透過型フォトセンサ。
  2. 【請求項2】 前記溝部の底面は、前記光軸を峰とする
    凸状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    透過型フォトセンサ。
  3. 【請求項3】 前記溝部の底面は、前記透過型フォトセ
    ンサを支持する支持部材により形成されたことを特徴と
    する請求項1、2記載の透過型フォトセンサ。
JP11851197A 1997-05-08 1997-05-08 透過型フォトセンサ Withdrawn JPH10307045A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11851197A JPH10307045A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 透過型フォトセンサ

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JP11851197A JPH10307045A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 透過型フォトセンサ

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JPH10307045A true JPH10307045A (ja) 1998-11-17

Family

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JP11851197A Withdrawn JPH10307045A (ja) 1997-05-08 1997-05-08 透過型フォトセンサ

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009111142A (ja) * 2007-10-30 2009-05-21 Sunx Ltd 光電センサ
US7777174B2 (en) 2006-08-24 2010-08-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus including a recording medium detector with a light shield
JP2014004189A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Toyomaru Industry Co Ltd フォトセンサ支持部材、および当該フォトセンサ支持部材を備えた遊技機
JP2019062168A (ja) * 2017-09-28 2019-04-18 アズビル株式会社 光電センサ
KR20200128293A (ko) * 2019-05-03 2020-11-12 주식회사 에이유이 반사 및 투과형 감지가 가능한 일체형 광센서

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040803