JPH1030500A - 気化器の始動燃料調整装置 - Google Patents

気化器の始動燃料調整装置

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JPH1030500A
JPH1030500A JP18729596A JP18729596A JPH1030500A JP H1030500 A JPH1030500 A JP H1030500A JP 18729596 A JP18729596 A JP 18729596A JP 18729596 A JP18729596 A JP 18729596A JP H1030500 A JPH1030500 A JP H1030500A
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wax
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稔 上田
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俊二 赤松
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Abstract

(57)【要約】 【課題】気化器本体に固設される保持筒の先端部から一
端側を突出させて該保持筒に嵌合される感温駆動手段の
ケースの一端側にワックスが内蔵され、該ワックスの温
度変化に伴なう膨張・収縮に応じた軸方向作動が可能な
ピストンが摺動絞り弁に連動、連結され、ケースの他端
には電気ヒータが連接され、保持筒を囲繞するとともに
前記ケースの一端側および電気ヒータを覆う有底筒部を
有する合成樹脂製のカバーが保持筒に着脱可能に固定さ
れる気化器の始動燃料調整装置において、ワックスの保
温性をより高め、小型化および制御精度の向上を図る。 【解決手段】カバー55の有底筒部56は、保持筒43
を囲繞する筒部分56aの一端が、ケース46の一端側
および電気ヒータ26を覆う端壁部分56bで閉塞され
て成り、端壁部分56bが筒部分56aよりも厚肉の蓄
熱部として形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、始動用吸気通路の
開口面積を調整する摺動絞り弁と;該摺動絞り弁の摺動
方向に沿って延びるとともに基端部が気化器本体に固設
される保持筒と;該保持筒の先端部から一端側を突出さ
せて該保持筒に嵌合されるケースと、該ケースの一端側
に内蔵されたワックスと、該ワックスの温度変化に伴な
う膨張・収縮に応じて軸方向に作動することを可能とし
て前記ケースの他端側から突出されるとともに前記摺動
絞り弁に連動、連結されるピストンとを有する感温駆動
手段と;前記ワックスの加熱を可能として前記ケースの
他端に連接される電気ヒータと;保持筒を囲繞するとと
もに前記ケースの一端側および電気ヒータを覆う有底筒
部を有して保持筒に着脱可能に固定される合成樹脂製の
カバーと;を備える気化器の始動燃料調整装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、かかる装置は、たとえば実公平3
−6844号公報等により既によく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる始動
燃料調整装置は、エンジンの始動時にワックスの膨張・
収縮状態が雰囲気温度に対応していることに応じて摺動
絞り弁による始動用吸気通路の開口面積も雰囲気温度に
対応していることにより、雰囲気温度に応じた濃度の混
合気をエンジンに供給し、エンジンの始動後には電気ヒ
ータの加熱によってワックスを膨張せしめて摺動絞り弁
を全閉位置まで駆動するものである。而して、エンジン
をわずかな時間だけ一旦停止した後の再始動時(ホット
リスタート時)に、エンジン温度が比較的高い状態にも
かかわらず、ワックスの降温速度が速い場合には、エン
ジンに供給される混合気がオーバーリッチ状態となる。
このため、上記従来のものでは、カバーとの間に空気断
熱層を形成するようにして該カバーを保温カバーで覆っ
てワックスを保温するようにしており、また金属製ヒー
トマスによりワックスが冷えにくくしたものもある。
【0004】ところが、空気断熱層によって保温するよ
うにしたものでは、空気断熱層を形成する分だけ必要ス
ペースが大きくなり、また金属製ヒートマスによって保
温するようにしたものでも、そのヒートマスを配設する
分だけ必要スペースが大きくなり、始動燃料調整装置が
大型化してしまう。そこで、感温駆動手段を小型化しよ
うとすると、該感温駆動手段のヒートマス減少分だけさ
らに保温性を高める必要があり、結果的に始動燃料調整
装置の小型化にはつながらない。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、ワックスの保温性をより高め、小型化および
制御精度の向上を図った気化器の始動燃料調整装置を提
供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、始動用吸気通路の開口面積
を調整する摺動絞り弁と;該摺動絞り弁の摺動方向に沿
って延びるとともに基端部が気化器本体に固設される保
持筒と;該保持筒の先端部から一端側を突出させて該保
持筒に嵌合されるケースと、該ケースの一端側に内蔵さ
れたワックスと、該ワックスの温度変化に伴なう膨張・
収縮に応じて軸方向に作動することを可能として前記ケ
ースの他端側から突出されるとともに前記摺動絞り弁に
連動、連結されるピストンとを有する感温駆動手段と;
前記ワックスの加熱を可能として前記ケースの一端に連
接される電気ヒータと;保持筒を囲繞するとともに前記
ケースの一端側および電気ヒータを覆う有底筒部を有し
て保持筒に着脱可能に固定される合成樹脂製のカバー
と;を備える気化器の始動燃料調整装置において、カバ
ーの有底筒部は、保持筒を囲繞する筒部分の一端が、前
記ケースの一端側および電気ヒータを覆う端壁部分で閉
塞されて成り、該端壁部分が筒部分よりも厚肉の蓄熱部
として形成されることを特徴とする。
【0007】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記カバーに、電気ヒータ
に電気的に接続される一対のヒータ側端子が固定される
とともに、それらのヒータ側端子を臨ませたカプラ部が
一体に設けられることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0009】図1ないし図7は本発明の一実施例を示す
ものであり、図1は始動燃料調整装置の縦断面図であっ
て図2の1−1線に沿う断面図、図2は図1の2−2線
に沿う気化器本体の横断面図、図3は図2の3−3線拡
大断面図、図4は摺動絞り弁の作動に伴なう空気流量特
性図、図5は雰囲気温度と空気量/燃料量との関係を示
すグラフ、図6は鋳造成形直後の気化器本体の一部を示
す縦断面図、図7は摺動絞り弁の温度に応じた作動量を
示す図である。
【0010】先ず図1および図2において、自動二輪車
に搭載される気化器の気化器本体10には、該気化器本
体10との間にフロート室12を形成するフロート室体
11が結合され、気化器本体10およびフロート室体1
1は、アルミニウム合金等の軽金属のダイカスト成形に
よりそれぞれ形成される。
【0011】気化器本体10には、主吸気通路13が内
設されるとともに、その主吸気通路13での吸気方向1
4に沿う該主吸気通路13の上流端および下流端を結ぶ
始動用吸気通路15が設けられており、該始動用吸気通
路15の途中に、始動燃料調整装置211 が配設され
る。
【0012】始動用吸気通路15は、上流端を主吸気通
路13の上流端に連ならせるとともに下流側に向かうに
つれて主吸気通路13から離反するようにして一直線状
に延びる横断面円形の上流側通路部16と、下流端を主
吸気通路13の下流端に連ならせるとともに上流側に向
かうにつれて主吸気通路13から離反するようにして一
直線状に延びる下流側通路部17と、上流側通路部16
の下流端に通じる上流側開度調整通路部18と、下流側
通路部17の上流端に通じる下流側開度調整通路部19
とから成るものであり、上流側および下流側開度調整通
路部18,19は主吸気通路13と平行に配置される。
【0013】始動燃料調整装置211 は、始動用燃料ノ
ズル22と、始動用吸気通路15の開口面積を調整する
ための摺動絞り弁23と、該摺動絞り弁23に保持され
て前記始動用燃料ノズル22に装入される計量針弁24
と、摺動絞り弁23を駆動する感温駆動手段251 と、
感温駆動手段251 におけるケース46の一端に連接さ
れる電気ヒータとしてのPTC型ヒータ26とを備え
る。
【0014】摺動絞り弁23は、気化器本体10に設け
られた横断面円形の摺動孔20に摺動可能に嵌合される
ものであり、該摺動孔20は、上流側および下流側開度
調整通路部18,19と直交するようにして気化器本体
10に設けられ、上流側開度調整通路部18の下流端な
らびに下流側開度調整通路部19の上流端が、該摺動孔
20の内面に相互に対向して開口される。
【0015】気化器本体10およびフロート室体11間
には、摺動孔20の下端との間に隔壁27を介在させた
始動用燃料室28が、摺動孔20と同軸に延びるように
して形成されており、隔壁27に設けられた孔29に、
始動用燃料ノズル22がその下部を始動用燃料室28内
に突入させるようにして圧入、固定され、該始動用燃料
ノズル22の上端部は摺動孔20の下端よりもわずかに
上方の位置に配置される。
【0016】フロート室体11には、始動用燃料室28
内の下部と、フロート室12内の下部とを結ぶ燃料ジェ
ット30が圧入、固定され、気化器本体10には、フロ
ート室12内の燃料油油面Lよりも上方の部分と始動用
燃料室28内の上部とを結ぶ通路31が設けられる。
【0017】ところで、前記摺動孔20の内面に相互に
対向して開口される上流側および下流側開度調整通路部
18,19は、図3で示すような横断面形状を有するよ
うに形成される。すなわち両開度調整通路部18,19
は、上方に凸の半円状の上孔部18a,19aと、摺動
孔20の周方向に沿って長い小判状にして上孔部18
a,19aの下部に連なる下孔部18b,19bとから
成る横断面形状を有するように形成されるものであり、
下孔部18b,19bは上孔部18a,19aよりも摺
動孔20の周方向すなわち摺動絞り弁23の摺動作動方
向と直交する方向に幅広に形成されている。また下流側
開度調整通路部19の底部すなわち下孔部19bの底部
は、上流側開度調整通路部18の底部すなわち下孔部1
8bの底部よりも下方に段差hだけ低く位置するように
設定される。
【0018】上流側および下流側開度調整通路部18,
19が上述のように形成されることにより、雰囲気温度
が比較的高温の場合での始動用吸気通路15の開口面積
を比較的大きくすることができる。その結果、高温雰囲
気での始動用吸気通路15での吸入空気量が、上流側お
よび下流側開度調整通路部18,19を同軸、同径の真
円状としたときには図4の破線で示すようになるのに対
し、図4の実線で示すように大きくすることができ、混
合気の過濃化を効果的に防止して暑い時期におけるエン
ジンの始動性向上に寄与することができる。
【0019】また雰囲気温度が上昇するのに伴って摺動
絞り弁23が両開度調整通路部18,19を閉じていっ
たときに、図5の破線で示すように、段差なしとして両
開度調整通路部18,19が同時に閉じられる場合には
始動用燃料ノズル22に作用する負圧が低下し、燃料の
吸い出し量が低下して空燃比の急激な落ち込みが生じる
が、下流側開度調整通路部19の底部は上流側開度調整
通路部18の底部よりも段差hだけ低い位置に在るの
で、上流側開度調整通路部18が閉じても下流側開度調
整通路部19はわずかに開いており、始動用燃料ノズル
22よりも上流側をチョーキングすることで始動用燃料
ノズル22に作用する負圧を高め、図5の実線で示すよ
うに空燃比の急激な落ち込みを回避することが可能とな
る。
【0020】このように特殊な形状の上流側および下流
側開度調整通路部18,19は、上流側開度調整通路部
18とは反対側で下流側開度調整通路部19に連なって
気化器本体10の外側面に開口する円形孔32ととも
に、気化器本体10の鋳造成形時に、図示しない中子に
よる鋳抜き穴として、図6で示すように形成される。而
して両開度調整通路部18,19および円形孔32は、
気化器本体10の主吸気通路13と平行に配置されるも
のであり、気化器本体10の鋳造成形時において主吸気
通路13に対応した鋳抜き孔と平行な方向に延びるもの
であることから、矢印34で示すように、上流側開度調
整通路部18から下流側開度調整通路部19側に向けて
の方向、しかも主吸気通路13に対応した鋳抜き孔の中
子抜き方向と平行な方向を中子抜き方向として、気化器
本体10の鋳造成形時の鋳抜き穴として形成される。こ
の際、摺動孔20よりも小径の鋳抜き穴20′が両開度
調整通路部18,19および円形孔23とともに気化器
本体10に形成されており、破線で示すように、該鋳抜
き穴20′の穿孔加工により摺動孔20が形成される。
また円形孔32は、該円形孔32への球体33の圧入に
より、図1および図2で示すように閉塞される。
【0021】再び図1において、摺動絞り弁23の下端
寄り内面には支持板35が一体に設けられており、該支
持板35を貫通した計量針弁24の上端に係合された止
め輪36が支持板35の上面に係止され、止め輪36が
ばね37で支持板35に押付けられることによって計量
針弁24が摺動絞り弁23に保持される。また摺動絞り
弁23の上端には、その半径方向内方に張出した係止鍔
38が設けられており、この係止鍔38にはセットカラ
ー39の下端に設けられた係合突部40が下方から係合
可能である。しかも前記ばね37は、セットカラー39
および止め輪36間に縮設されるものであり、該ばね3
7のばね力により、止め輪36が支持板35に押付けら
れるとともに係合突部40が係止鍔38に係合される。
【0022】気化器本体10には、摺動孔20よりも大
径である取付筒部41が該摺動孔20の外端との間に段
部42を形成して摺動孔20と同軸に連設されており、
摺動絞り弁23の摺動方向に沿って延びる保持筒43の
基端部が段部42に当接するようにして取付筒部41に
嵌合される。しかも取付筒部41の先端に、図示しない
ねじ部材で固定される抜止め板44が、保持筒43の外
周に設けられた規制段部45に係合され、これにより保
持筒43の基端部が気化器本体10に固定される。
【0023】感温駆動手段251 は、保持筒43の先端
部から一端側を突出させて該保持筒43に収納されるケ
ース46を備え、該ケース46は、導電性金属から成る
段付き円筒状のケース主体47と、該ケース主体47の
一端にかしめ結合される導電性金属製の帽状体48とで
構成されるものであり、ケース主体47および帽状体4
8間には、ダイヤフラム49の周縁部が挟持され、PT
C型ヒータ26は、ケース46の一端すなわち帽状体4
8に当接される。
【0024】ケース46の一端側すなわち帽状体48お
よびダイヤフラム49間にはワックス50が内蔵され
る。またケース主体47内には、ワックス50とは反対
側でダイヤフラム49に接するゴムやシリコーン等の流
動物51、シール部材52およびピストン53が、前記
ダイヤフラム49側から順に内挿されており、ピストン
53の一部はケース46すなわちケース主体47の他端
から突出される。
【0025】前記ケース46は、保持筒43の先端部か
ら一端側すなわち帽状体48側を突出させて保持筒43
に気密に嵌合されるものであり、保持筒43内でケース
主体47の一端側はセットカラー39の上部に相対摺動
可能に嵌合され、ピストン53のケース46からの突出
端部はセットカラー39に同軸に当接される。また保持
筒43の基端部とセットカラー39との間にはばね54
が縮設されており、該ばね54は、セットカラー39お
よびピストン53を介してケース46を上方に付勢する
働きをし、ピストン53をセットカラー39に常時当接
せしめる。したがってピストン53はセットカラー39
を介して摺動絞り弁23に連動、連結されることにな
る。
【0026】保持筒43には、該保持筒43を囲繞する
とともにケース46の一端側およびPTC型ヒータ26
を覆う有底筒部56を有する合成樹脂製のカバー55
が、たとえば螺合により着脱可能に固定される。
【0027】該カバー55の有底筒部56は、保持筒4
3を囲繞する筒部分56aの一端が端壁部分56bで閉
塞されて成るものであり、端壁部分56bが筒部分56
aよりも厚肉の蓄熱部として形成される。
【0028】有底筒部56における端壁部分56bの内
面には、ケース46の一端すなわち帽状体48の一部を
嵌合せしめる嵌合孔57と、該嵌合孔57よりも小径で
ある係止凹部58とが同軸に設けられるとともに、嵌合
孔57と内面を同一にして内方側にわずかに延びる円筒
状の突部59が一体に設けられる。
【0029】また筒部分56aおよび端壁部分56bの
連設部には挿入孔60が設けられ、前記突部59を嵌合
せしめることにより挿入孔60からの離脱が阻止される
ヒータ側端子62が挿入孔60からカバー55内に挿入
される。また端壁部分56bには挿入孔61が設けら
れ、係止凹部58に弾発的に係合して挿入孔61からの
離脱を阻止するための係合爪63aを有するヒータ側端
子63が挿入孔61からカバー55内に挿入される。
【0030】ケース46の帽状体48は、PTC型ヒー
タ26をヒータ側端子63との間に挟むようにして嵌合
孔57に嵌合される。而してケース46は、ばね54に
より上方に向けて付勢されているので、ヒータ側端子6
3はPTC型ヒータ26との電気的接続を果たしつつ端
壁部分56bに押付け、固定される。またケース46お
よびヒータ側端子62間には、導電性金属から成るとと
もに前記ばね54よりもばね定数の小さなばね64が縮
設されており、このばね64によりヒータ側端子62が
端壁部分56bに押付け、固定され、ばね64およびケ
ース46を介してヒータ側端子62とPTC型ヒータ2
6との電気的接続が果たされる。
【0031】前記カバー55は、該カバー55の外面と
の間に空気層70を形成する合成樹脂製の保護カバー6
8で覆われる。而して、該保護カバー68の下部内面に
は、カバー55の下縁に弾発係合する複数の係合突部6
9…が設けられ、カバー55には保護カバー68との間
の間隔を保持する複数のリブ66…が一体に設けられ、
保護カバー68の内面にもカバー55との間の間隔を保
持する複数の突起71…が一体に突設される。
【0032】カバー55は、有底筒部56から外側方に
突出する雄型のカプラ部65を一体に備えるものであ
り、一対のヒータ側端子62,63が該カプラ部65に
臨んで並列配置される。このカプラ部65には、雌型の
カプラ67が着脱自在に連結されるものであり、該カプ
ラ部65に連なって前記ヒータ側端子62,63との電
気的接続を果す一対のコード72が、保護カバー68の
外側面に一体に設けられたケーブルガイド73に挿通、
保持され、両コード72の一方は自動二輪車に搭載され
た交流発電機の充電用発電コイルに接続され、他方は接
地される。したがってエンジンの始動に伴ってPTC型
ヒータ26が電力付勢されることになる。しかもPTC
型ヒータ26は、高温度になるほど抵抗値が高くなるも
のであり、発熱により高温度となった後には抵抗値が高
くなって通電量が制限されることになる。
【0033】次にこの実施例の作用について説明する
と、エンジンの始動時には、感温駆動手段251 のワッ
クス50は雰囲気温度に対応した膨張状態に在り、ピス
トン53のケース46からの突出量も雰囲気温度に対応
しており、したがって摺動絞り弁23の作動位置も雰囲
気温度に対応している。
【0034】エンジンを始動するために、メインスイッ
チを導通してクランキングすると、摺動絞り弁23の作
動位置に対応した量の空気が始動用吸気通路15からエ
ンジンに吸入され、この空気の流通によって始動用燃料
ノズル22から吸い出された燃料と前記空気とで形成さ
れた混合気がエンジンに供給される。
【0035】エンジンの始動に伴なう交流発電機の作動
により、PTC型ヒータ26が電力付勢され、そのPT
C型ヒータ26の発熱により加熱されてワックス50が
膨張することにより、ピストン53がセットカラー39
およびばね37を介して摺動絞り弁23を下方に押圧
し、摺動絞り弁23が始動用吸気通路15の開口面積を
小さくする方向に作動し、終には始動用吸気通路15が
遮断されて始動用燃料の供給が停止されることになる。
【0036】このような始動燃料調整装置211 におい
て、始動用吸気通路15の中間部である上流側開度調整
通路部18および下流側開度調整通路部19が気化器本
体10に設けられ、それらの開度調整通路部18,19
を内面に開口させて気化器本体10に設けられた摺動孔
20に摺動絞り弁23が摺動可能に嵌合され、それらの
開度調整通路部18,19の摺動孔20への開口部を摺
動絞り弁23で直接制御する構成となっている。したが
って、気化器本体10に圧入等によって固定したスリー
ブに摺動絞り弁23を摺動可能に嵌合させたものに比べ
ると、スリーブを不要として部品点数および組付作業工
数の低減を図ることが可能となる。またスリーブが配設
される場合には、該スリーブの製作誤差ならびに気化器
本体10への組付誤差等により、始動用吸気通路15に
おいて気化器本体10およびスリーブ間に流通面積の変
化が生じることが避けられず、その流通面積の変化に伴
って始動用混合気の供給量および濃度の制御精度低下が
生じるが、上述のように気化器本体10に設けられる両
開度調整通路部18,19の摺動孔20への開口部を摺
動絞り弁23で直接制御することにより、前記制御精度
の向上を図ることができる。
【0037】しかも始動用吸気通路15の両開度調整通
路部18,19は、上方に凸の半円状の上孔部18a,
19aと、摺動孔20の周方向に沿って長い小判状にし
て上孔部18a,19aの下部に連なる下孔部18b,
19bとから成る横断面形状を有するような特殊な形状
に形成されるとともに、下流側開度調整通路部19の底
部が、上流側開度調整通路部18の底部よりも下方に段
差hだけ低く位置するように設定されるのであるが、両
開度調整通路部18,19は、気化器本体10の外側面
に開口する円形孔32とともに、気化器本体10の鋳造
成形時に図示しない中子による鋳抜き穴として形成され
るので、両開度調整通路部18,19の形成が容易であ
る。また両開度調整通路部18,19および円形孔32
が、気化器本体10の鋳造成形時において主吸気通路1
3に対応した鋳抜き孔と平行な方向に延びるものである
ことから、鋳造装置の構成を単純化することができ、生
産性の向上およびコストダウンを図ることができる。
【0038】さらに感温駆動手段251 におけるケース
46の一端側およびPTC型ヒータ26を覆う有底筒部
56を有する合成樹脂製のカバー55が保持筒43に着
脱可能に固定され、有底筒部56は、保持筒43を囲繞
する筒部分56aの一端が、ケース46の一端側および
PTC型ヒータ26を覆うとともに前記筒部分56aよ
りも厚肉の蓄熱部として形成される端壁部分56bで閉
塞されて成るものである。このため、端壁部分56bの
ヒートマスを比較的大きくすることが可能であり、ケー
ス46の一端側に内蔵されたワックス50の保温性を向
上することができる。これにより、カバー55と、該カ
バー55の外方の保護カバー68との間の空気層70を
極力薄くして、始動燃料調整装置211 の小型化を図る
ことが可能となるとともに、PTC型ヒータ26の昇温
特性や降温特性をより緩やかとし、ワックス50の温度
を幅広く調整することができる。
【0039】上述のように保温性が向上することによ
り、感温駆動手段251 を小型化して始動燃料調整装置
211 をより一層小型化することも可能である。すなわ
ち、従来、感温駆動手段251 におけるピストン53の
ストロークが図7の破線で示すように比較的大きかった
のであるが、ワックス50の配合や量の調整により、図
7の実線で示すように、必要ストロークから無効ストロ
ークへの変曲点をより低温度側に移行せしめ、変曲点以
降の無効ストロークを小さくすることは可能であった。
しかるに、感温駆動手段251 の小型化を図るとヒート
マスが減少するので始動燃料調整装置211 の小型化が
困難となっていたのであり、上述のようにカバー55の
ヒートマスが増大するのに伴う保温性向上に伴って、図
7の実線で示すように、無効ストロークを極力小さくし
て小型化した感温駆動手段251 のヒートマス減少を補
うことが可能となり、始動燃料調整装置211 の小型化
を図っても昇・降温精度を従来と同様に維持することが
できる。
【0040】ところで、感温駆動手段251 におけるケ
ース46のヒートマスを減少させたときに、通電による
PTC型ヒータ26の昇温に伴い、摺動絞り弁23の閉
弁速度が従来よりも速くなることは回避する必要があ
り、そのためには、PTC型ヒータ26の内部抵抗を従
来のものよりも高く設定するか、PTC型ヒータ26お
よび充電用発電コイル間に抵抗が設けられるようにし
て、PTC型ヒータ26の昇温速度を抑えればよい。
【0041】またカバー55は、一対のヒータ側端子6
2,63を臨ませたカプラ部65を一体に備えるもので
あり、該カプラ部65に、カプラ67が着脱自在に連結
されるので、カプラ部65およびカプラ67によってカ
バー55のヒートマスをより一層増大して、逆に暖まっ
た後の保温性を更に向上することが可能となるととも
に、PTC型ヒータ26への配線接続を容易とし、メン
テナンス性の向上を図ることができる。
【0042】図8は感温駆動手段の変形例を示すもので
あり、上記実施例に対応する部分には同一の参照符号を
付す。
【0043】始動燃料調整装置212 は、始動用燃料ノ
ズル22と、始動用吸気通路15の開口面積を調整する
ための摺動絞り弁23と、該摺動絞り弁23に保持され
て前記始動用燃料ノズル22に装入される計量針弁24
と、摺動絞り弁23を駆動する感温駆動手段252 と、
感温駆動手段252 におけるケース76の一端に連接さ
れるPTC型ヒータ26とを備える。
【0044】感温駆動手段252 は、保持筒43の先端
部から一端側を突出させて該保持筒43に収納されるケ
ース76を備え、該ケース76は、一端側を閉塞端とし
て導電性金属により有底円筒状に形成されるケース主体
77と、該ケース主体77の他端開口部を閉塞するよう
にして該ケース主体77にかしめ結合されるキャップ7
8とで構成されるものであり、ケース主体77およびキ
ャップ78間には、ゴム等の可撓性材料によって形成さ
れてケース主体77内に挿入される袋状体79の開口端
部が挟持され、PTC型ヒータ26はケース主体77の
閉塞端に当接される。
【0045】ケース76の一端側すなわちケース主体7
7および袋状体79間にはワックス50が内蔵される。
また袋状体79内には、キャップ78を軸方向移動自在
に貫通するピストン80が挿入され、ピストン80のキ
ャップ78からの突出端部がセットカラー39に同軸に
当接される。
【0046】ケース76の一端側およびPTC型ヒータ
26を覆うカバー55の有底筒部56における端壁部分
56bの内面には、ケース76の一端すなわちケース主
体77の一部が、ヒータ側端子63との間にPTC型ヒ
ータ26を挟持するようにして嵌合される。またケース
主体77はヒータ側端子62′に嵌合、当接され、両ヒ
ータ側端子62′,63がカバー55と一体のカプラ部
65に臨んで並列配置される。
【0047】この変形例においても、上記実施例と同様
の効果を奏することができる。
【0048】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0049】たとえば保持筒43は気化器本体10に一
体に連設されていてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、カバーの有底筒部は、保持筒を囲繞する筒部分の一
端が、前記ケースの一端側および電気ヒータを覆う端壁
部分で閉塞されて成り、該端壁部分が筒部分よりも厚肉
の蓄熱部として形成されるので、ワックスの周囲でカバ
ーのヒートマスを比較的大きくして、ワックスの保温性
を向上することができる。したがって、電気ヒータの昇
温特性や降温特性をより緩やかとし、ワックスの温度を
幅広く調整することが可能となるとともに、摺動絞り弁
の無効ストロークを減少せしめ、小型化してヒートマス
が減少した感温駆動手段を用いることが可能となり、始
動燃料調整精度の向上を図るとともに始動燃料調整装置
の小型化を図ることができる。
【0051】また請求項2記載の発明によれば、上記請
求項1記載の発明の構成に加えて、前記カバーに、電気
ヒータに電気的に接続される一対のヒータ側端子が固定
されるとともに、それらのヒータ側端子を臨ませたカプ
ラ部が一体に設けられるので、カバーのヒートマスをよ
り一層増大して保温性を更に向上することが可能となる
とともに、電気ヒータへの配線接続を容易とし、メンテ
ナンス性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】始動燃料調整装置の縦断面図であって図2の1
−1線に沿う断面図である。
【図2】図1の2−2線に沿う気化器本体の横断面図で
ある。
【図3】図2の3−3線拡大断面図である。
【図4】摺動絞り弁の作動に伴なう空気流量特性図であ
る。
【図5】雰囲気温度と空気量/燃料量との関係を示すグ
ラフである。
【図6】鋳造成形直後の気化器本体の一部を示す縦断面
図である。
【図7】摺動絞り弁の温度に応じた作動量を示す図であ
る。
【図8】感温駆動手段の変形例を示すための図1に対応
した縦断面図である。
【符号の説明】
10・・・気化器本体 15・・・始動用吸気通路 211 ,212 ・・・始動燃料調整装置 23・・・摺動絞り弁 251 ,252 ・・・感温駆動手段 26・・・電気ヒータとしてのPTC型ヒータ 43・・・保持筒 46,76・・・ケース 50・・・ワックス 53,80・・・ピストン 55・・・カバー 56・・・有底筒部 56a・・・筒部分 56b・・・端壁部分 62,62′,63・・・ヒータ側端子 65・・・カプラ部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動用吸気通路(15)の開口面積を調
    整する摺動絞り弁(23)と;該摺動絞り弁(23)の
    摺動方向に沿って延びるとともに基端部が気化器本体
    (10)に固設される保持筒(43)と;該保持筒(4
    3)の先端部から一端側を突出させて該保持筒(43)
    に嵌合されるケース(46,76)と、該ケース(4
    6,76)の一端側に内蔵されたワックス(50)と、
    該ワックス(50)の温度変化に伴なう膨張・収縮に応
    じて軸方向に作動することを可能として前記ケース(4
    6,76)の他端側から突出されるとともに前記摺動絞
    り弁(23)に連動、連結されるピストン(53,8
    0)とを有する感温駆動手段(251 ,252 )と;前
    記ワックス(50)の加熱を可能として前記ケース(4
    6,76)の一端に連接される電気ヒータ(26)と;
    保持筒(43)を囲繞するとともに前記ケース(46,
    76)の一端側および電気ヒータ(26)を覆う有底筒
    部(56)を有して保持筒(43)に着脱可能に固定さ
    れる合成樹脂製のカバー(55)と;を備える気化器の
    始動燃料調整装置において、カバー(55)の有底筒部
    (56)は、保持筒(43)を囲繞する筒部分(56
    a)の一端が、前記ケース(46,76)の一端側およ
    び電気ヒータ(26)を覆う端壁部分(56b)で閉塞
    されて成り、該端壁部分(56b)が筒部分(56a)
    よりも厚肉の蓄熱部として形成されることを特徴とする
    気化器の始動燃料調整装置。
  2. 【請求項2】 前記カバー(55)に、電気ヒータ(2
    6)に電気的に接続される一対のヒータ側端子(62,
    63;62′,63)が固定されるとともに、それらの
    ヒータ側端子(62,63;62′,63)を臨ませた
    カプラ部(65)が一体に設けられることを特徴とする
    請求項1記載の気化器の始動燃料調整装置。
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