JPH10304326A - データ放送受信装置 - Google Patents

データ放送受信装置

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JPH10304326A
JPH10304326A JP10587997A JP10587997A JPH10304326A JP H10304326 A JPH10304326 A JP H10304326A JP 10587997 A JP10587997 A JP 10587997A JP 10587997 A JP10587997 A JP 10587997A JP H10304326 A JPH10304326 A JP H10304326A
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JP
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data
data broadcast
receiver
broadcast program
program
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JP10587997A
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Yoshinori Ishii
良典 石井
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ多重放送を受信する装置の記憶装置の
容量に合わせてデータ放送を取り込むことができるよう
にする。 【解決手段】 データ放送受信装置は、データ放送のデ
ータ列中に、データ放送番組を受信可能な受信機の対応
レベルを表す制御データを設け、受信したデータ放送番
組のデータ列中の受信機の対応レベルXと自己の受信機
の対応レベルYとを比較して、データ放送中の受信機レ
ベルXが自己の受信機の受信機レベルY以下(X≦Y)
ときはデータ放送番組のデータ列を記憶装置に記憶し、
データ放送中の受信機レベルXが自己の受信機の受信機
レベルYより大きい(X>Y)のときはデータ放送番組
のデータ列を記憶装置に記憶しないように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ放送を受
信可能なデータ放送受信装置に関し、特に、テレビ放送
波の垂直帰線期間にデータを重畳するデータ多重放送を
受信可能なデータ放送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のインターネット接続をする
ためのコンピュータのシステムブロック図である。図に
おいて、1はCRT、2はCPU、3はハードディス
ク、4はグラフィックコントローラ、5はビデオメモ
リ、6はプログラム動作上のワークRAMとビデオメモ
リとして使用するワークメモリ、7は文字フォントを格
納する文字フォントメモリ、8はモデムとデータ転送を
行うシリアルコントローラ、9はキーボード等の入力装
置、10はモデム装置、11は映像信号増幅装置、13
は偏向高圧発生装置である。
【0003】この例の場合のコンピュータは、OSがW
INDOWS等の汎用OSを備え、アプリケーションソ
フトウェアとしてΡPP(Point-to-Point Protocol)
等の通信プログラムソフト、更にはインターネット上の
画像等を画面に展開するブラウザソフトがインストール
されている。また、ハードウェアとして電話回線よりデ
ータ通信を行うためのモデム装置10と、データ放送受
信のためのTVチューナとVBI(垂直帰線期間)より
データを抜き取るデータ抜き取り部(図示略)を備えて
いる。
【0004】次に動作について説明する。使用者はΟS
を起動したあと、アプリケーションソフトであるブラウ
ザを起動すると、まず通信プログラムを同時に起動し、
プロバイダ会社とのパスワード確認等を行いプロトコル
の確立を行う。その後、ブラウザソフトが展開され、使
用者が通信したいホームページ等のアドレスを入力する
ことで通信が開始され、モデム装置10を介してデータ
通信が行われる。
【0005】データ放送受信チャンネルCHを選択しデ
ータ抜き取り部でVBIに重畳されたデータが抜き取ら
れる。抜き取ったデータに誤り訂正を行い、データ列を
記憶する。このTEXTのデータ、例えばHTML(Hy
per Text Markup Language)をブラウザソフトは解釈し
てブラウザ上に表示する。
【0006】ここで、データ放送から得たデータはハー
ドティスク等の記憶装置に記憶され、ユーザが選択した
データ放送番組が表示されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなデータ放送受信装置は以上のように構成されている
ので、以下のような問題点があった。
【0008】すなわち、データ放送のデータには、送る
データの番組の内容により、テレビ放送CMのような補
完的な小さな番組からプログラムのような大きなデータ
まで様々なデータがある。データ放送受信装置はこのよ
うな様々なデータを記憶装置に蓄積する。したがって、
データ放送受信装置のシステムの規模により記憶装置の
容量も異なるため、データの大きさまたは記憶状況によ
っては記憶装置にデータを記憶しきれず表示ができない
という問題点があった。また、記憶容量以上のサイズの
データを記憶すると受信機の誤動作が発生することがあ
る。
【0009】さらに、データ放送は放送であるため、長
時間受信し続けていると必ず記憶装置の容量を超える事
態が生じ、所定容量以上の記憶ができなくなるという問
題点があった。
【0010】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、データ多重放送を受信する装置
の記憶装置の容量に合わせてデータ放送を取り込むこと
ができるデータ放送受信装置を得ることを第1の目的と
する。
【0011】また、データ多重放送を受信する装置の記
憶装置の容量の制限に合わせて適切に最新のデータ放送
を記憶することができるデータ放送受信装置を得ること
を第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のデータ
放送受信装置は、テレビ放送波の垂直帰線期間にデータ
を重畳するデータ多重放送を受信するデータ放送受信装
置において、データ放送のデータ列中には、データ放送
番組を受信可能な受信機の対応レベルを表す制御データ
が重畳されており、データ放送番組を受信し、該受信さ
れたデータ放送番組のデータ列中の受信機の対応レベル
と自己の受信機の対応レベルとを比較して、比較結果に
応じて該受信されたデータ放送番組の記憶を可能にし或
は不能にする手段を備えたことを特徴とする。
【0013】請求項2に記載のデータ放送受信装置は、
データ放送番組を記憶する記憶手段と、受信されたデー
タ放送番組のデータ列中の受信機の対応レベルと自己の
受信機の対応レベルとを比較する比較手段と、自己の受
信機の対応レベルが受信されたデータ放送番組のデータ
列中の受信機の対応レベルより上位のときは、記憶手段
にデータ放送番組を記憶し、受信されたデータ放送番組
のデータ列中の受信機の対応レベルが自己の受信機の対
応レベルより上位のときは、記憶手段にデータ放送番組
を記憶しないように制御する制御手段とを備えたことを
特徴とする。
【0014】請求項3に記載のデータ放送受信装置は、
テレビ放送波の垂直帰線期間にデータを重畳するデータ
多重放送を受信するデータ放送受信装置において、デー
タ放送のデータ列中には、データ放送番組のデータサイ
ズを表す制御データが重畳されており、データ放送番組
を受信し、該受信されたデータ放送番組のデータサイズ
と自己の受信機の記憶容量とを比較して、比較結果に応
じて該受信されたデータ放送番組の記憶を可能にし或は
不能にする手段を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項4に記載のデータ放送受信装置は、
データ放送番組を記憶する記憶手段と、受信されたデー
タ放送番組のデータサイズと自己の受信機の記憶容量と
を比較する比較手段と、自己の受信機の記憶容量が受信
されたデータ放送番組のデータサイズより大きいとき
は、記憶手段にデータ放送番組を記憶し、受信されたデ
ータ放送番組のデータサイズが自己の受信機の記憶容量
より大きいときは、記憶手段にデータ放送番組を記憶し
ないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0016】請求項5に記載のデータ放送受信装置は、
テレビ放送波の垂直帰線期間にデータを重畳するデータ
多重放送を受信するデータ放送受信装置において、デー
タ放送番組を記憶する記憶手段を備え、記憶手段は、受
信されたデータ放送番組をファーストイン・ファースト
アウトの形式で記憶することを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照して、
この発明を具体的に説明する。
【0018】実施の形態1.図1はこの発明の実施の形
態1に係るデータ放送受信装置のシステム構成を示すブ
ロック図である。実施の形態1に係るデータ放送受信装
置は、データ放送を受信可能なデータ放送受信機能を備
えたインターネットテレビジョン受信機に適用したもの
である。なお、実施の形態1であるデータ放送受信装置
の説明にあたり前記図6に示すデータ放送受信装置と同
一構成部分には同一符号を付している。
【0019】図において、14は受信したテレビ信号を
選局及び増幅するチューナ、15は入力されたテレビ信
号と外部ビデオ信号とを切り替える映像切替スイッチ、
16はTVシステム全般を制御するTVシステムマイコ
ン、17は輝度信号と色信号を分離するYC分離回路、
18はデータ放送処理及びインターネット接続を行うイ
ンターネット信号処理装置(インターネット接続端末
部)、19は複合映像信号の垂直帰線期間(VBI)の
データ信号を抜き取り誤り訂正を行いデータをデコード
するデータ多重デコーダ装置(データ多重信号デコード
部)、20は明るさ、シャープネス、黒レベル、色相、
色の濃さを調整する映像信号処理装置、21は電源であ
る。
【0020】図2はデータ多重信号デコード部(データ
多重デコーダ装置19)とインターネット接続端末部
(インターネット信号処理装置18)のシステムブロッ
ク図であり、前記図1に示すインターネット接続端末部
と同一構成部分には同一符号を付して重複部分の説明を
省略する。
【0021】図において、30は映像入力を同期分離す
るクランプ同期分離回路、31は波形等価を行う波形等
価回路、32は映像信号からデータを抜き取り誤り訂正
を行うデータ信号抜き取り誤り訂正回路、33はデータ
を格納するデータレジスタ、34はユーザデータやUR
L(Uniform Resource Locator:インターネット上にあ
る情報の位置を一意に表現するための記述形式をいう)
等を記憶するフラッシュROM、35はCPU、36は
プログラム動作上のワークRAMとビデオメモリとして
使用する主記憶装置、37はプログラムを格納するプロ
グラムROM、38は文字フォントを格納する文字フォ
ントROM、39は所定タイミングでRGB信号を作成
するグラフィックプロセッサ、40はモデムとデータ転
送を行うシリアルコントローラである。また、グラフィ
ックプロセッサ39は、コントローラ41、FIFO
(First In First Out)メモリ42、タイミングジェネ
レータ(同期発生)43、各種の色情報を備えたパレッ
ト44及びD/A変換器(図示略)から構成される。
【0022】CPU35は、装置全体の制御を行うとと
もに、タイマ機能を有し、データ通信が行われない状態
で設定した時間以上が経過すると電話回線接続を遮断す
る制御を行う。
【0023】フラッシュROM34は、ユーザデータや
URL等を記憶するフラッシュROMであり、書き換え
可能で保存機能のある記憶装置であればどのような装置
でもよい。
【0024】プログラムROM37には、基本OSと通
信用プロトコルソフト、例えば、TCΡ/IP(Transm
ission Control Protocol/Internet Protocol)及びΡ
PP(Point-to-Point Protocol)が搭載されており、
その上にアプリケーションソフトとしてブラウザ及びメ
ールソフトが搭載されている。
【0025】主記憶装置36は、前記プログラム動作上
のワークRAMとビデオメモリとして使用される。
【0026】実施の形態1に係るデータ放送受信装置の
システム構成では、テレビ放送波のVBI(垂直帰線期
間)にデータを多重するデータ多重放送において、デー
タ放送番組の受信機の対応レベルを示す制御データがデ
ータ列中に重畳されている。
【0027】以下、上述のように構成されたインターネ
ットテレビジョン受信機の動作を説明する。
【0028】図1のシステム構成に示すように、アンテ
ナより受信したテレビ信号はチューナ14により選局及
び増幅され、選局及び増幅された信号は映像切替スイッ
チ15に入力される。入力されたテレビ信号は映像切替
スイッチ15により外部からのビデオ1,ビデオ2,ビ
デオ3信号とTVシステムマイコン16の指令により切
り替えられて、YC分離回路17に出力される。
【0029】YC分離回路17では、複合映像信号が輝
度信号Yと色信号Cに分離され、映像信号処理装置20
に入力される。
【0030】また、映像切替スイッチ15からの映像信
号は、データ多重デコーダ装置19にも入力され、デー
タ多重デコーダ装置19でデータ信号が抜き取られる。
このデータ信号をデータとしてインターネット信号処理
装置18が取り込み、文字列として記憶する。
【0031】インターネット信号処理装置18は、モデ
ム装置10を介し公衆電話回線でインターネット網との
接続を行い接続先のサーバよりデータを読みとり画像信
号に変換する。取り込んだ文字列は、URLとして記憶
されている。
【0032】使用者がこの記憶されたURLを指定すれ
ば、いちいち文字を入力することなく接続される。
【0033】この画像信号は映像信号処理装置20に入
力され、明るさ、シャープネス、黒レベル、色相、色の
濃さを調整し、映像信号増幅装置11に出力する。
【0034】映像信号増幅装置11では、調整した映像
信号を増幅し、CRT1により表示する。
【0035】TVシステムマイコン16は、インターネ
ット信号処理装置18の制御を除く、選局等TVシステ
ム全般をコントロールしている。例えば、TVの選局コ
ントロールや画像コントロール及びTVの信号処理、偏
向処理を行うICのコントロールを行う。さらに、リモ
コン信号のデコード処理を行い、インターネット信号処
理装置18が必要とするコントロール信号を送るととも
に、また画面サイズのコントロールを行う。
【0036】インターネット信号処理装置18との通信
は、インターネット部を制御するCPU35(図2)と
シリアルにデータを通信することで、TVのリモコン等
の入力装置からの信号をCPU35に伝達し、インター
ネット信号処理装置18を制御している。また、インタ
ーネット信号処理装置18からは、モデムによる通信中
である等のステータスが返送される。
【0037】すなわち、図2に示すように、インターネ
ット上の情報をモデム装置10を介し公衆回線より得
て、シリアルコントローラ40よりデータラインでCP
U35に読み出し、HTML、JAVA等の言語で記述
されたプログラムやテキストをCPU35が解読し、文
字フォントROM38を使用してビデオメモリを兼ねた
主記憶装置(ワークRAM)36のブラウザの上に展開
する。
【0038】主記憶装置36に展開された表示情報は、
DMA(Direct Memory Access)転送の機能を使用し
て、グラフィックプロセッサ39上のFIFOメモリ4
2に転送される。FIFOメモリ42に転送されたデー
タは、例えば、VGAのタイミングジェネレータ(同期
発生)43にあわせてパレット44等で適切な着色をさ
れたRGB信号として出力される。
【0039】データ多重デコーダ装置(データ放送デコ
ード部)19は、クランプ同期分離回路30により映像
信号からまず同期分離を行い、クランプしたあと波形等
価回路31に入力され、波形等価回路31でトランスバ
ーサルフィルタと直流オフセット回路で波形等価され
る。
【0040】波形等価された映像信号は、データ信号抜
き取り誤り訂正回路32でデータ信号を抜き取り誤り訂
正がかけられ、誤り訂正後のデータは、一時的にデータ
レジスタ33に格納される。
【0041】ここで、実施の形態1に係るデータ放送受
信装置のシステム構成では、テレビ放送波のVBI(垂
直帰線期間)のデータ中に、受信機の対応レベルを示す
制御データがデータ列中に重畳されている。データ多重
デコーダ装置19は、データ放送のデータ列中に重畳さ
れた受信機の対応レベルを示す制御データをデコードす
ることができる。
【0042】CPU35はそのデータレジスタ33に格
納されたデータをデータバスを介して読み取り、文字フ
ォントROM38を用いて文字データとし、また、ビッ
トマップデータは、直接主記憶装置36のビデオメモリ
領域に書き込んで画像データを展開する。以降の映像信
号への変換は、上記のインターネット処理部と同じであ
る。
【0043】図3はデータ放送番組の記憶判定処理を示
すフローチャートであり、図中STはフローの各ステッ
プを示す。
【0044】この処理はデータ信号抜き取り誤り訂正回
路32により誤り訂正をした後の文字コードやビットデ
ータを、データレジスタ33から読み取った後でCPU
35により実行される。
【0045】まず、ステップST1でデータ放送のデー
タ列中に重畳された受信機の対応レベルを読み込み(こ
のデータ放送中の受信機レベルをXとする)、ステップ
ST2で読み込んだデータ放送中の受信機レベルXとあ
らかじめ受信機自体に組み込まれている受信機レベルY
とを比較する。
【0046】例えば、受信機レベルをA、B、Cの3段
階とし、Aは最もシンプルなデータ放送受信機を想定し
てデータ放送番組記憶のための記憶装置容量が2メガバ
イトまでの受信機、Bは記憶装置容量が2メガバイト以
上10メガバイトの受信機、Cはパソコン(PC)を想
定してデータ放送番組記憶のための記憶装置容量が10
メガバイトとする。
【0047】データ放送中の受信機レベルXが自己の受
信機の受信機レベルY以下(X≦Y)のときはデータ放
送記憶が可能であると判断してステップST3でデータ
放送番組のデータ列を記憶装置に記憶してステップST
5に進む。
【0048】一方、データ放送中の受信機レベルXが自
己の受信機の受信機レベルYより大きい(X>Y)とき
はデータ放送記憶能力を超えていると判断してステップ
ST4でデータ放送番組のデータ列を記憶装置に記憶せ
ずステップST5に進む。
【0049】ステップST5では、次のデータ放送番組
を読み込んで本フローを終了する。
【0050】以上説明したように、実施の形態1に係る
データ放送受信装置は、データ放送のデータ列中に、デ
ータ放送番組を受信可能な受信機の対応レベルを表す制
御データを設け、受信したデータ放送番組のデータ列中
の受信機の対応レベルXと自己の受信機の対応レベルY
とを比較して、データ放送中の受信機レベルXが自己の
受信機の受信機レベルY以下(X≦Y)のときはデータ
放送番組のデータ列を記憶装置に記憶し、データ放送中
の受信機レベルXが自己の受信機の受信機レベルYより
大きい(X>Y)ときはデータ放送番組のデータ列を記
憶装置に記憶しないように構成したので、受信機が持つ
ハードウェア性能以上のデータ放送番組は記憶しないよ
うにすることができ、無駄な記憶装置の使用をやめるこ
とができる。また、記憶装置の記憶容量以上のサイズの
データを記憶することによる受信機の誤動作を未然に防
止することができる。
【0051】実施の形態2.この発明の実施の形態2に
係るデータ放送受信装置のシステム構成は、実施の形態
1であるデータ放送受信装置と同様である。また、実施
の形態1と装置の基本動作も同じであるので差の部分の
み説明する。
【0052】実施の形態2に係るデータ放送受信装置の
システム構成では、データ放送のデータ番組のヘッダ部
分に、データ番組のサイズを表すサイズビットを示す制
御データを設けている。データ多重デコーダ装置19
は、データ放送のヘッダ部に設けられたデータ番組のサ
イズを示す制御データをデコードすることができる。
【0053】図4はデータ放送番組の記憶判定処理を示
すフローチャートであり、図中STはフローの各ステッ
プを示す。
【0054】この処理はデータ信号抜き取り誤り訂正回
路32により誤り訂正をした後の文字コードやビットデ
ータを、データレジスタ33から読み取った後でCPU
35により実行される。
【0055】まず、ステップST11でデータ放送のヘ
ッダ部により送出されたデータ番組のサイズを示すデー
タを読み込み(このデータ放送の番組サイズをxとす
る)、ステップST12で読み込んだデータ放送の番組
サイズxとあらかじめ受信機自体が持つデータ放送の記
憶用に用意された記憶容量yとを比較する。
【0056】データ放送の番組サイズxが自己の受信機
のデータ放送記憶用記憶容量y以下(x≦y)のときは
データ放送番組記憶が可能であると判断してステップS
T13でデータ放送番組を記憶装置に記憶してステップ
ST15に進む。
【0057】一方、データ放送の番組サイズxが自己の
受信機のデータ放送記憶用記憶容量yより大きい(x>
y)のときはデータ放送番組記憶ができないと判断して
ステップST14でこの時のデータ放送番組を記憶装置
に記憶せずステップST15に進む。
【0058】ステップST15では、次のデータ放送番
組サイズを読み込んで本フローを終了する。
【0059】以上説明したように、実施の形態2に係る
データ放送受信装置は、データ放送のデータ列中に、デ
ータ放送番組のデータサイズを表す制御データを設け、
受信したデータ放送番組のデータサイズxと受信機自体
が持つデータ放送の記憶用に用意された記憶容量yとを
比較して、データ放送の番組サイズxが自己の受信機の
データ放送記憶用記憶容量y以下(x≦y)のときはデ
ータ放送番組を記憶装置に記憶し、データ放送の番組サ
イズxが自己の受信機のデータ放送記憶用記憶容量yよ
り大きい(x>y)ときはこの時のデータ放送番組を記
憶装置に記憶しないように構成したので、受信機の記憶
装置の容量の制限に合わせて適切にデータ放送を記憶す
ることができ、記憶装置の記憶容量以上のサイズのデー
タを記憶することによる受信機の誤動作を未然に防止す
ることができる。
【0060】実施の形態3.この発明の実施の形態3に
係るデータ放送受信装置のシステム構成は、実施の形態
1であるデータ放送受信装置と同様である。また、実施
の形態1と装置の基本動作も同じであるので差の部分の
み説明する。
【0061】実施の形態3に係るデータ放送受信装置の
システム構成では、データ放送番組を記憶する記憶装置
をファーストイン・ファーストアウト(First In First
Out)の形式で記憶するように構成する。
【0062】図5はファーストイン・ファーストアウト
の形式で記憶装置にデータ放送番組を記憶する記憶方法
を説明するための図である。図に示すように、データ放
送番組は記憶装置に順次記憶されていき、記憶装置から
記憶内容があふれる状態になったとき、時間軸的に先に
記憶装置に記憶された内容から順に押し出されるように
番組データが消えていく。したがって、時間的に一番最
新の内容が常に記憶されるようになる。
【0063】以上説明したように、実施の形態3に係る
データ放送受信装置は、受信されたデータ放送番組をフ
ァーストイン・ファーストアウトの形式で記憶する記憶
装置を備えて構成したので、限られた記憶容量に常に最
新のデータ番組を蓄積することができ、ユーザは最新の
データ番組を見ることが可能になる。
【0064】なお、上記各実施の形態では、データ放送
受信装置を、データ放送を受信可能なデータ放送受信機
能を備えたインターネットテレビジョン受信機に適用し
たものであるが、データ放送受信機能を備えたデータ放
送受信装置であれば、どのような装置にも用いることは
言うまでもない。また、データ放送のデータ列中に上記
受信機レベルまたはデータ放送番組のデータサイズをの
せるものであればどのような送信フォーマットであって
もよいことは勿論である。
【0065】さらに、上記インターネットテレビジョン
受信機を構成する例えばインターネット信号処理装置の
回路の種類、接続状態、受信機レベルなどは前述した実
施の形態に限られないことは言うまでもない。
【0066】
【発明の効果】請求項1に係るデータ放送受信装置で
は、データ放送のデータ列中には、データ放送番組を受
信可能な受信機の対応レベルを表す制御データが重畳さ
れており、データ放送番組を受信し、該受信されたデー
タ放送番組のデータ列中の受信機の対応レベルと自己の
受信機の対応レベルとを比較して、比較結果に応じて該
受信されたデータ放送番組の記憶を可能にし或は不能に
する手段を備えて構成したので、データ多重放送を受信
する装置の記憶装置の容量に合わせてデータ放送を取り
込むことができる効果を奏する。
【0067】請求項2に係るデータ放送受信装置では、
データ放送番組を記憶する記憶手段と、受信されたデー
タ放送番組のデータ列中の受信機の対応レベルと自己の
受信機の対応レベルとを比較する比較手段と、自己の受
信機の対応レベルが受信されたデータ放送番組のデータ
列中の受信機の対応レベルより上位のときは、記憶手段
にデータ放送番組を記憶し、受信されたデータ放送番組
のデータ列中の受信機の対応レベルが自己の受信機の対
応レベルより上位のときは、記憶手段にデータ放送番組
を記憶しないように制御する制御手段とを備えて構成し
たので、受信機が持つハードウェア性能以上のデータ放
送番組は記憶しないようにして、無駄な記憶装置の使用
をやめることができ、記憶装置の記憶容量以上のサイズ
のデータを記憶することによる受信機の誤動作を未然に
防止することができる効果を奏する。
【0068】請求項3に係るデータ放送受信装置では、
データ放送のデータ列中には、データ放送番組のデータ
サイズを表す制御データが重畳されており、データ放送
番組を受信し、該受信されたデータ放送番組のデータサ
イズと自己の受信機の記憶容量とを比較して、比較結果
に応じて該受信されたデータ放送番組の記憶を可能にし
或は不能にする手段を備えて構成したので、データ多重
放送を受信する装置の記憶装置の容量の制限に合わせて
データ放送を取り込むことができる効果を奏する。
【0069】請求項4に係るデータ放送受信装置では、
データ放送番組を記憶する記憶手段と、受信されたデー
タ放送番組のデータサイズと自己の受信機の記憶容量と
を比較する比較手段と、自己の受信機の記憶容量が受信
されたデータ放送番組のデータサイズより大きいとき
は、記憶手段にデータ放送番組を記憶し、受信されたデ
ータ放送番組のデータサイズが自己の受信機の記憶容量
より大きいときは、記憶手段にデータ放送番組を記憶し
ないように制御する制御手段とを備えて構成したので、
受信機の記憶装置の容量の制限に合わせて適切にデータ
放送を記憶することができ、記憶装置の記憶容量以上の
サイズのデータを記憶することによる受信機の誤動作を
未然に防止することができる効果を奏する。
【0070】請求項5に係るデータ放送受信装置では、
データ放送番組を記憶する記憶手段を備え、記憶手段
は、受信されたデータ放送番組をファーストイン・ファ
ーストアウトの形式で記憶するように構成したので、限
られた記憶容量に常に最新のデータ番組を蓄積すること
ができ、ユーザは最新のデータ番組を見ることができる
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるデータ放送受
信装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1であるデータ放送受
信装置のデータ多重信号デコード部とインターネット接
続端末部のシステムブロック図である。
【図3】 この発明の実施の形態1であるデータ放送受
信装置のデータ記憶判定処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】 この発明の実施の形態2であるデータ放送受
信装置のデータ記憶判定処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】 この発明の実施の形態3であるデータ放送受
信装置のデータ放送番組の記憶方法を説明するための図
である。
【図6】 従来のデータ放送受信装置の構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
2 CPU、 10 モデム、 14 チューナ、 1
6 TVシステムマイコン、 18 インターネット信
号処理装置(インターネット接続装置)、 19 デー
タ多重デコーダ装置、 20 映像信号処理装置、 3
9 グラフィックプロセッサ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビ放送波の垂直帰線期間にデータを
    重畳するデータ多重放送を受信するデータ放送受信装置
    において、 データ放送のデータ列中には、データ放送番組を受信可
    能な受信機の対応レベルを表す制御データが重畳されて
    おり、 データ放送番組を受信し、 該受信されたデータ放送番組のデータ列中の受信機の対
    応レベルと自己の受信機の対応レベルとを比較して、比
    較結果に応じて該受信されたデータ放送番組の記憶を可
    能にし或は不能にする手段を備えたことを特徴とするデ
    ータ放送受信装置。
  2. 【請求項2】 データ放送番組を記憶する記憶手段と、 前記受信されたデータ放送番組のデータ列中の受信機の
    対応レベルと自己の受信機の対応レベルとを比較する比
    較手段と、 前記自己の受信機の対応レベルが前記受信されたデータ
    放送番組のデータ列中の受信機の対応レベルより上位の
    ときは、前記記憶手段にデータ放送番組を記憶し、前記
    受信されたデータ放送番組のデータ列中の受信機の対応
    レベルが前記自己の受信機の対応レベルより上位のとき
    は、前記記憶手段にデータ放送番組を記憶しないように
    制御する制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載のデータ放送受信装置。
  3. 【請求項3】 テレビ放送波の垂直帰線期間にデータを
    重畳するデータ多重放送を受信するデータ放送受信装置
    において、 データ放送のデータ列中には、データ放送番組のデータ
    サイズを表す制御データが重畳されており、 データ放送番組を受信し、 該受信されたデータ放送番組のデータサイズと自己の受
    信機の記憶容量とを比較して、比較結果に応じて該受信
    されたデータ放送番組の記憶を可能にし或は不能にする
    手段を備えたことを特徴とするデータ放送受信装置。
  4. 【請求項4】 データ放送番組を記憶する記憶手段と、 前記受信されたデータ放送番組のデータサイズと自己の
    受信機の記憶容量とを比較する比較手段と、 前記自己の受信機の記憶容量が前記受信されたデータ放
    送番組のデータサイズより大きいときは、前記記憶手段
    にデータ放送番組を記憶し、前記受信されたデータ放送
    番組のデータサイズが前記自己の受信機の記憶容量より
    大きいときは、前記記憶手段にデータ放送番組を記憶し
    ないように制御する制御手段とを備えたことを特徴とす
    る請求項3記載のデータ放送受信装置。
  5. 【請求項5】 テレビ放送波の垂直帰線期間にデータを
    重畳するデータ多重放送を受信するデータ放送受信装置
    において、 データ放送番組を記憶する記憶手段を備え、 前記記憶手段は、受信されたデータ放送番組をファース
    トイン・ファーストアウトの形式で記憶することを特徴
    とするデータ放送受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012120143A (ja) * 2010-11-10 2012-06-21 Sony Corp 立体画像データ送信装置、立体画像データ送信方法、立体画像データ受信装置および立体画像データ受信方法

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