JPH10304101A - 文書情報送信装置 - Google Patents

文書情報送信装置

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JPH10304101A
JPH10304101A JP9367657A JP36765797A JPH10304101A JP H10304101 A JPH10304101 A JP H10304101A JP 9367657 A JP9367657 A JP 9367657A JP 36765797 A JP36765797 A JP 36765797A JP H10304101 A JPH10304101 A JP H10304101A
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JP
Japan
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communication line
line
communication
priority
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Application number
JP9367657A
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English (en)
Inventor
Yoshio Hosokawa
義夫 細川
Seiji Kato
清二 加藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/54Store-and-forward switching systems 
    • H04L12/56Packet switching systems
    • H04L12/5691Access to open networks; Ingress point selection, e.g. ISP selection
    • H04L12/5692Selection among different networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/22Alternate routing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の通信回線に接続されている文書情報送
信装置において、1つの通信の中においてもなるべく通
信速度の高低等により定められた優先順位の高い通信回
線を介して通信を行なうことのできる文書情報送信装置
を提供する。 【解決手段】 まず、高速通信回線による接続をトライ
し(S101)、接続が成功したら文書情報をすべてこ
の高速通信回線により送信する。一方、接続が成功しな
い場合及び話中の場合には、低速通信回線による接続を
トライし(S105)、接続に成功したら文書情報の1
ページのみを低速通信回線により送り(S108)、再
度高速通信回線による接続を試みる(S111、S10
1)。文書情報送信装置に接続される回線は、回線が2
つの場合には、2つの有線通信回線である場合、2つの
無線通信回線である場合、有線通信回線と無線通信回線
の場合が挙げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報送信装置に関
するものであり、特に、文書情報を送信する文書情報送
信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりファクシミリ装置等文書情報を
送信する装置が存在する。また、電話料金の異なる複数
の回線に接続された電話装置で、まず、料金の安い方の
回線から発呼を行ない、該回線が接続できない場合に
は、他の回線から発呼を行なうものがある。この場合
に、一旦回線が接続されると1つの通信においては、そ
の回線を介して通信が行なわれる。つまり、通話者によ
り回線を切断するまでその回線接続された回線を通じて
通信が行なわれる。さらに、特開平4−351127号
公報には、発呼時に、まず、コードレス電話モードによ
る通信が可能な場合には該コードレス電話モードでの通
信を選択し、該コードレス電話モードによる通信ができ
ない場合には、携帯電話モードに切り換える点が開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、文書情報を送
る場合等には、文書情報を送信する装置がある特性にお
いて優先順位が定められた複数の回線に接続されている
場合に、なるべく優先順位の高い回線を使用するのが望
ましい。例えば、通信速度の異なる複数の回線に接続さ
れている場合に、高速の通信レートの通信回線を使用す
ることが望ましい。この点については、1つの通信にお
いても、なるべく優先順位の高い回線を使用する方が望
ましいといえる。そこで、本発明は、複数の通信回線に
接続されている文書情報送信装置において、1つの通信
の中においてもなるべく優先順位の高い通信回線を介し
て通信を行なうことのできる文書情報送信装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、文書
情報の通信を行なう文書情報送信装置であって、該文書
情報送信装置が優先順位が異なる複数の回線に接続さ
れ、最も優先順位の高い通信回線である最高順位通信回
線以外の通信回線で、ある優先順位の通信回線から文書
情報の一部である部分文書情報を送信した後、該優先順
位よりも高い優先順位の通信回線である高順位通信回線
から該部分文書情報に続く所定量の文書情報の送信を行
なうための送信処理を行なうことを特徴とする。この第
1の構成の文書情報送信装置においては、最高順位通信
回線以外の通信回線から部分文書情報を送信した場合に
は、その後、より優先順位の高い通信回線から文書情報
を送信するように送信処理を行なう。よって、文書情報
をなるべく高い優先順位の通信回線から送信するので、
優先順位を設けた種類における利益をより多く得ること
ができ、たとえば、通信速度に応じた優先順位の場合に
はより通信速度を速くすることができる。
【0005】また、第2には、文書情報の送信を行なう
文書情報送信装置であって、該文書情報送信装置が優先
順位が異なる複数の回線に接続され、最も優先順位の高
い通信回線である最高順位通信回線以外の通信回線で、
ある優先順位の通信回線から文書情報の一部である部分
文書情報を送信した後、該最高順位通信回線から該部分
文書情報に続く残りの文書情報の送信を行なうための送
信処理を行なうことを特徴とする。この第2の構成の文
書情報送信装置においては、最高順位通信回線以外の通
信回線から部分文書情報を送信した場合には、その後、
最高順位通信回線から文書情報を送信するように送信処
理を行なう。よって、文書情報をなるべく高い優先順位
の通信回線から送信するので、優先順位を設けた種類に
おける利益をより多く得ることができ、たとえば、通信
速度に応じた優先順位の場合にはより通信速度を速くす
ることができる。
【0006】また、第3には、上記第1又は第2の構成
において、上記送信処理が、上記高順位通信回線の通信
チャネルが確保できるか否かの判定を行なうことを特徴
とする。よって、高順位通信回線の通信チャネルが確保
できる場合には、送信先に発呼処理を行い回線が接続さ
れることにより、より優先順位の高い通信回線により送
信を行なうことができる。また、第4には、上記第1又
は第2又は第3の構成において、上記送信処理が、送信
先への発呼動作であることを特徴とする。よって、高順
位通信回線が接続されることにより、より優先順位の高
い通信回線により送信を行なうことができる。
【0007】また、第5には、上記第1から第4までの
いずれかの構成において、文書情報送信装置が、上記最
高順位通信回線から発呼処理を行ない、回線が接続され
た場合には、該最高順位通信回線から文書情報の送信を
行ない、一方、回線の接続ができない場合には、該回線
よりも優先順位の低い回線から発呼処理を行ない、該優
先順位の低い回線が接続された場合には、上記部分文書
情報を送信することを特徴とする。よって、最高順位通
信回線からの発呼処理により回線が接続された場合に
は、該最高順位通信回線から文書情報の送信を行なうの
で、優先順位を設けた種類における利益を最も多く得る
ことができ、たとえば、通信速度に応じた優先順位の場
合には通信速度を速くすることができる。また、最高順
位通信回線からの接続ができない場合には、該回線より
も優先順位の低い回線から発呼処理を行なうので、優先
順位が低い状態でも文書情報を送信することができる。
また、第6には、上記第5の構成において、上記最高順
位通信回線からの発呼処理を、文書情報の送信処理の最
初に行なうことを特徴とする。よって、送信処理の最初
に最高順位通信回線からの発呼処理を行なうので、文書
情報全体を該最高順位通信回線により送信することがで
きる。
【0008】また、第7には、上記第1から第6までの
いずれかの構成において、複数の回線における優先順位
が、通信速度の高低に応じて定められることを特徴とす
る。よって、より送信速度を速くして、回線接続時間を
短くすることができる。また、第8には、上記第1から
第7までのいずれかの構成において、複数の回線におけ
る優先順位が、通信料金の高低に応じて定められてお
り、文書情報送信装置が回線ごとの通信料金を比較する
ための料金情報を格納した記憶手段を有することを特徴
とする。よって、なるべく安価な通信料金でデータ通信
を行うことができる。
【0009】また、第9には、上記第1から第8までの
いずれかの構成において、上記文書情報送信装置が、最
高順位通信回線以外の通信回線による送信の場合には、
該通信回線により文書情報におけるあるページ全体の情
報のみの送信を行ない、その後、上記高順位回線から送
信を行なうための送信処理を行なうことを特徴とする。
よって、最高順位通信回線以外の通信回線による送信の
場合には、あるページの情報のみを送信して、その後は
さらに高順位の通信回線からの送信を試みるので、ペー
ジごとに送信することにより処理を容易とすることがで
きる。また、第10には、上記第1から第9までのいず
れかの構成において、上記文書情報送信装置が、文書情
報におけるページ番号が通し番号になるように、各ペー
ジにおける文書情報ごとにページ情報を付与することを
特徴とする。よって、受信側において、一連の文書とし
て文書情報を受信することができる。
【0010】また、第11には、上記第1から第10ま
でのいずれかの構成において、接続された上記複数の回
線のうち、少なくとも2つが有線通信回線であることを
特徴とする。よって、2つの有線通信回線間で設定され
た優先順位に従い文書情報を送信することができる。ま
た、第12には、上記第1から第11までのいずれかの
構成において、接続された上記複数の回線のうち、少な
くとも2つが無線通信回線であることを特徴とする。よ
って、2つの無線通信回線間で設定された優先順位に従
い文書情報を送信することができる。また、第13に
は、上記第1から第12までのいずれかの構成におい
て、接続された上記複数の回線のうち、少なくとも1つ
が有線通信回線であり、少なくとも他の1つが無線通信
回線であることを特徴とする。よって、1つの有線通信
回線と1つの無線通信回線間で設定された優先順位に従
い文書情報を送信することができる。
【0011】また、第14には、上記第12又は第13
の構成において、無線通信回線から発呼処理を行う際
に、事前にその無線通信回線のいずれかの基地局の圏内
にあるか否かの判定を行い、圏内にある場合には、該無
線通信回線により発呼処理を行い、圏内にない場合に
は、他の回線により処理を行うことを特徴とする。ま
た、第15には、上記第11又は第13の構成におい
て、上記文書情報送信装置が、有線通信回線の接続ケー
ブルを接続するための接続部を有し、有線通信回線から
発呼処理を行う際に、事前に該接続部に有線通信回線の
接続ケーブルが接続されているか否かの判定を行い、接
続されている場合には、該有線通信回線により発呼処理
を行い、接続されていない場合には、他の回線により処
理を行うことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づく文書情報
送信装置としての文書情報通信装置Aは、図1に示され
るように、入力部10と、記憶部20と、第1通信制御
部30と、第2通信制御部32と、中央制御部40とを
有している。
【0013】ここで、上記入力部10は、送信すべき文
書情報を入力するものである。この文書情報には、文字
情報や画像情報等が含まれる。また、記憶部20は、各
種プログラムやデータが格納され、特に、図2に示すフ
ローチャートのプログラムが格納されている。また、こ
の記憶部20は、送信文書蓄積部22と、文書情報蓄積
部24とを有し、送信文書蓄積部22には、上記入力部
10から入力された文書情報が格納され、また、文書情
報蓄積部24には、送信文書に付与するページ数等の文
字情報が格納されている。
【0014】また、第1通信制御部30はモデム等によ
り構成され、高速通信回線aに接続され、該高速通信回
線aを介した通信を制御するものである。また、第2通
信制御部32もモデム等により構成され、低速通信回線
bに接続され、該低速通信回線bを介した通信を制御す
るものである。つまり、上記高速通信回線aの転送レー
トは、低速通信回線bの転送レートよりも高くなってい
る。この高速通信回線aと低速通信回線bは有線でも無
線でもよい。本実施例では、上記高速通信回線aが最高
順位通信回線となる。
【0015】ここで、高速通信回線と低速通信回線の例
としては、ISDN回線と通常の電話回線の場合、通常
の電話回線と通常の携帯電話回線の場合、通常の電話回
線とPHSの回線の場合、通常の携帯電話回線とPHS
の回線の場合等が考えられる。また、回線の種類として
は同じでも、モデムの通信速度が異なり、通信制御部に
おける通信速度が速い場合と遅い場合も考えられる。ま
た、上記中央制御部40は、文書情報通信装置Aの各部
の動作を制御するものであり、特に、上記記憶部20に
格納されたプログラムに従い動作を制御する。
【0016】上記構成の文書情報通信装置Aの動作を図
2のフローチャートを使用して説明する。まず、文書情
報の送信を行なう場合に、高速通信回線による接続をト
ライする(S101)。つまり、第1通信制御部30に
より送信先の電話番号にダイヤルする。これは、最高順
位通信回線からの発呼処理に該当する。そして、該高速
通信回線による接続が成功したか否かを判定する(S1
02)。この回線接続が成功したか否かは、送信先から
所定の信号が受信されたか否か等により判定する。成功
した場合には、この高速通信回線により最終ページまで
文書情報の送信を行なう(S103)。
【0017】一方、高速通信回線による接続が成功しな
かった場合には、ステップS104に進み、相手先が話
中か否かを判定する(S104)。そして、話中の場合
には、一定時間待った後に再度ステップS101に戻
り、高速通信回線による接続をトライする。一方、話中
でない場合には、何らかの原因で高速通信回線による通
信ができないとして、低速通信回線による接続をトライ
する(S105)。つまり、第2通信制御部32により
送信先の電話番号にダイヤルする。ここで、通信ができ
ない原因としては、回線に空きがない場合や回線が無線
通信回線の場合にはその回線の基地局の無線ゾーン圏内
にいない場合が考えられる。そして、該低速通信回線に
よる接続が成功したか否かを判定する(S106)。成
功した場合には、この低速通信回線により文書情報にお
けるある1ページの情報の送信を行なう(S108)。
このある1ページの情報が部分文書情報となる。一方、
接続が成功しなかった場合には、一定時間待った後(S
107)、ステップS101に戻って再度高速通信回線
による接続をトライする。
【0018】ステップS108において、低速通信回線
により1ページ分の文書情報の送信が完了したら、すべ
ての文書情報の送信が完了したが否かを判定し(S10
9)、送信が完了した場合には処理を終了する。一方、
まだ送信すべき文書情報がある場合には、前回の高速通
信回線への発呼から一定時間経過したかが判定される
(S110)。これは、現在の規約上ある発呼から次の
発呼までは一定時間経過している必要があるからであ
る。ここで、一定時間が経過している場合には、高速通
信回線による通信が可能か否かを確認する(S111、
S112)。つまり、チャネルの空きがあるかどうか等
が第1通信制御部30により確認される。一方、一定時
間が経過していない場合には、ステップS113に移行
する。ここで、上記ステップS111は上記送信処理に
当たる。
【0019】ステップS112において、高速通信回線
による通信が可能である場合には、低速通信回線を切断
した後(S114)、ステップS101に戻って高速通
信回線による接続をトライする(S101)。このステ
ップS101の処理は上記送信処理に当たる。一方、高
速通信回線による通信ができない場合には、ステップS
113に移行する。このステップS113においては、
前回の低速通信回線への発呼から一定時間経過したかが
判定される。経過していない場合には、一定時間が経過
するまで判定を繰り返して、一定時間が経過したらステ
ップS108に戻り、再度低速通信回線による文書情報
送信を行なう。なお、低速通信回線から高速通信回線へ
切換えを行なう場合に、一旦回線を切断することになる
ので、各ページの文書情報のヘッダーやフッターに通し
番号となるようにページ数の情報を格納しておく。
【0020】なお、実際に文書情報通信装置Aと受信側
の文書情報通信装置Bとの接続の態様としては、図3
(a)に示すように、受信側も高速通信回線と低速通信
回線とに接続されている場合と図3(b)に示すよう
に、受信側は1本の通信回線で接続されている場合が考
えられる。
【0021】ここで、図3(a)の場合で、文書情報通
信装置Aからの高速通信回線aからの発呼が行なわれる
と受信側の文書情報通信装置Bにおいても高速通信回線
aを介して通信が行なわれ、同様に、文書情報通信装置
Aからの低速通信回線bからの発呼は受信側の文書情報
通信装置Bにおいても低速通信回線bを介して通信が行
なわれる場合には、図2のステップS114で低速通信
回線を切断して、高速通信回線により接続をトライする
と、高速通信回線aは他の端末からの回線接続によりす
でに話中である場合がある。一方、図3(b)のように
受信側が1本の回線で接続されている場合には、低速通
信回線を切断した際には、それまで送信側の文書情報通
信装置Aが回線を占有していたわけであるから、高速通
信回線により接続をトライすると話中になっている可能
性は低いといえる。
【0022】また、上記の説明では、高速通信回線によ
る接続のトライに先だって、高速通信回線による通信が
可能か否かを判定する(S111、S112)が、この
ような判定ができない場合には、ステップS111、S
112を省略して前回の高速通信回線による発呼から一
定時間経過していたら低速通信回線を切断する(S11
4)。
【0023】つまり、本発明の文書情報通信装置Aにお
いては、高速通信回線を優先して通信を行ない、高速通
信回線による接続が成功しない場合には、成功するまで
の間低速通信回線で通信を行なうものである。よって、
あるページまでは低速通信回線による送信を行ない、そ
の次のページからは高速通信回線により送信を行なうこ
とができる。よって、通信時間がなるべく短くして文書
情報を送信することができる。
【0024】なお、上記の説明では、高速通信回線で接
続できない場合に、低速通信回線で1ページ分の文書情
報を送信した後再度高速通信回線による接続をトライす
るが、例えば、複数枚分送信した後に高速通信回線に切
り換えるようにしてもよい。つまり、複数ページの情報
を上記部分文書情報としてもよい。また、ページ単位に
限る必要もない。その場合には、受信側で文書情報をつ
なげるための処理が必要となる。
【0025】また、上記の説明では、通信速度の高低に
よる優先順位に基づき、なるべく優先順位の高い高速通
信回線による通信を行なおうとするものであるが、優先
順位の種類としてはこれには限られず、例えば、通信費
用の高低、通信の信頼性による優先順位により処理を行
なうようにしてもよい。つまり、通信費用の高低の場合
には、通信費用が低い場合の方が一般に優先順位が高
く、通信の信頼性の場合には、信頼性の高い方が一般に
優先順位が高い。
【0026】ここで、通信費用の高低による優先順位に
より処理を行う場合には、図4に示すように、記憶部2
0には、上記料金情報を格納した記憶手段としての料金
情報蓄積部26が設けられる。つまり、この料金情報蓄
積部26には、各回線ごとの料金テーブル26a、26
b等が設けられる。例えば、図1において高速通信回線
aの料金テーブルは料金テーブル26aであり、低速通
信回線bの料金テーブルは料金テーブル26bとなる。
この各料金テーブルには、各回線における通信距離、通
信データ量等に応じた料金の情報が格納されている。そ
して、文書データを送信する際に、中央制御部40が、
各料金テーブルの情報を比較することにより、通信距離
や通信データ量等によりどの回線が最も安価であるかを
判定し、安価な順に回線の優先順位を決定するのであ
る。
【0027】ここで、上記文書情報通信装置Aに接続さ
れる通信回線には、有線通信回線と無線通信回線が考え
られるが、文書情報通信装置Aに2つの有線通信回線が
接続される場合には、図5に示すように、第1有線通信
回線cと第2有線通信回線dとが接続される。つまり、
図5においては、第1通信制御部30に第1有線通信回
線cが接続され、第2通信制御部32には第2有線通信
回線dが接続されている。有線通信回線としては、デジ
タル公衆回線とアナログ公衆回線とがある。このデジタ
ル公衆回線としては、ISDNや、MP、ADSL(as
ymmetric digital subscriber line)、πシステムが知
られている。ここで、MPは、ISDNにおいて、64
kbpsのBチャネルを2本束ねて128kビット/秒
で通信できるプロトコルである。また、上記ADSL
は、非対称デジタル加入者線であり、メタル・ケーブル
で数Mbpsの高速データ通信を実現するものである。
また、上記πシステムは、光ファイバとメタル・ケーブ
ルの両方を利用したシステムである。上記第1有線通信
回線cと第2有線通信回線dとは種々の要因により優先
順位が決定され、その優先順位に従い動作する。
【0028】図5に示す文書情報通信装置Aの動作を説
明すると、図6に示すようになる。この図6は、図2と
略同様であり、図2における高速通信回線を第1優先回
線とし、図2における低速通信回線を第2優先回線とし
たものである。ここでは、上記第1優先回線が最高順位
通信回線となる。
【0029】つまり、通信速度の高低により優先順位を
設定する場合には、上記デジタル公衆回線の通信速度は
約64kbpsであり、一方、アナログ公衆回線の通信
速度は約52kbpsであるので、図5において、第1
有線通信回線cをデジタル公衆回線とし、第2有線通信
回線dをアナログ公衆回線とする場合には、上記第1有
線通信回線cの優先順位が上記第2有線通信回線dより
も高くなる。つまり、図5における第1有線通信回線c
が第1優先回線となり、図5における第2有線通信回線
dが第2優先回線となる。
【0030】また、通信料金の高低により優先順位を設
定する場合には、各有線通信回線の料金テーブルが記憶
部20における料金情報蓄積部26に格納されているの
で、図5において、第1有線通信回線cをデジタル公衆
回線とし、第2有線通信回線dをアナログ公衆回線とす
る場合には、安価な方の回線を第1優先回線とし、一
方、他の回線を第2優先回線として処理することにな
る。
【0031】なお、この通信料金の高低により優先順位
を設定する場合には、図12に示すように、事前に上記
料金テーブルに従い各回線の料金を比較し(S40
0)、その比較結果に従い優先順位を決定する(S40
1)。回線が2つの場合には、優先順位の高い方が第1
優先回線となり、低い方が第2優先順位となる。
【0032】なお、上記有線通信回線の接続ケーブルが
接続されているかどうかを事前にチェックするようにし
てもよい。特に、上記文書情報通信装置Aが携帯端末と
して構成されている場合には、接続ケーブルが常時接続
されているとは限らないため、該接続ケーブルが接続さ
れているか否かをチェックして、接続されている場合に
は、その回線の接続をトライするのである。すなわち、
上記文書情報通信装置Aには、各有線通信回線の接続ケ
ーブルを接続するための接続部としてのモジュラーコネ
クタが設けられ、図7(a)に示すように、ステップS
201の前に事前に第1優先回線の接続ケーブルが該モ
ジュラーコネクタに接続されているか否かをチェックし
(S251)、接続されていればステップS201に移
行し、接続されていなければS205に移行する。ま
た、図7(b)に示すように、ステップS204で相手
方が話中でない場合に、第2優先回線の接続ケーブルは
接続されているか否かをチェックし(S252)、接続
されていればステップS205に移行し、接続されてい
なければS207に移行する。
【0033】次に、文書情報通信装置Aに2つの無線通
信回線が接続される場合には、図8に示すように、第1
無線通信回線eと第2無線通信回線fとが接続される。
つまり、図8においては、第1通信制御部30に第1無
線通信回線eが接続され、第2通信制御部32には第2
無線通信回線fが接続されている。
【0034】ここで、無線通信回線としては、アナログ
通信回線とデジタル通信回線とがあり、上記アナログ通
信回線には、NTT大容量方式、TACS、米国標準規
格としてのAMPS等がある。また、デジタル通信回線
については、大きく分けるとCDMA(code-devision
multiple access)とTDMA(time--devision multip
le access)とに分類され、CDMAは現行のPDCに
比べて音質がいい、データ通信速度が速い等の長所があ
るとされている。また、上記TDMAには、PDC、G
SM、DCS、PHS等の方式がある。上記第1無線通
信回線eと第2無線通信回線fとは種々の要因により優
先順位が決定され、その優先順位に従い動作する。
【0035】図8に示す文書情報通信装置Aの動作を図
9に示すフローチャートを使用して説明する。図8にお
ける第1無線通信回線eと第2無線通信回線fには、所
定の要因により優先順位が設けられ、上記第1無線通信
回線eと第2無線通信回線fのうち優先順位の高い方が
第1優先回線であり、低い方が第2優先回線であるとす
る。上記所定の要因とは、通信速度の高低、通信費用の
高低等である。ここでは、第1無線通信回線eを第1優
先回線、第2無線通信回線fを第2優先回線とする。
【0036】まず、第1優先回線、すなわち、第1無線
通信回線eの基地局の無線ゾーンの圏内に文書情報通信
装置Aが存在するか否かがチェックされる(S30
1)。つまり、該第1優先回線の基地局から送信されて
いる基地局電波を受信できるか否かをチェックする。そ
して、圏内にいる場合には、ステップS303に移行す
る。圏内にいない場合には、ステップS307に移行す
る。つまり、他の回線による処理に移行する。
【0037】次に、第1優先回線による接続をトライす
る(S303)。つまり、第1通信制御部30により送
信先の電話番号にダイヤルする。これは、最高順位通信
回線からの発呼処理に該当する。そして、該第1優先回
線による接続が成功したか否かを判定する(S30
4)。この回線接続が成功したか否かは、送信先から所
定の信号が受信されたか否か等により判定する。成功し
た場合には、この第1優先回線により最終ページまで文
書情報の送信を行なう(S305)。一方、第1優先回
線による接続が成功しなかった場合には、ステップS3
06に進み、相手先が話中か否かを判定する(S30
6)。そして、話中の場合には、一定時間待った後に再
度ステップS301に戻り、第1優先回線の基地局の圏
内にいるかをチェックする。
【0038】一方、話中でない場合には、何らかの原因
で第1優先回線による通信ができないとして、第2優先
回線による処理に移行する。つまり、まず、該文書情報
通信装置Aが第2優先回線の基地局の圏内にいるか否か
をチェックする(S307)。そして、圏内にいる場合
には、ステップS309に移行し、一方、圏内にいない
場合には、ステップS311に移行する。ステップS3
09においては、第2優先回線により接続をトライする
(S309)。つまり、第2通信制御部32により送信
先の電話番号にダイヤルする。そして、該第2優先回線
による接続が成功したか否かを判定する(S310)。
成功した場合には、この第2優先回線により文書情報に
おけるある1ページの情報の送信を行なう(S31
2)。このある1ページの情報が部分文書情報となる。
一方、接続が成功しなかった場合には、ステップS31
1に移行する。つまり、一定時間待った後(S31
1)、ステップS301に戻って再度第1優先回線の基
地局の無線ゾーンの圏内にいるか否かをチェックする。
【0039】ステップS312において、第2優先回線
により1ページ分の文書情報の送信が完了したら、すべ
ての文書情報の送信が完了したが否かを判定し(S31
3)、送信が完了した場合には処理を終了する。一方、
まだ送信すべき文書情報がある場合には、前回の第1優
先回線への発呼から一定時間経過したかが判定される
(S314)。これは、現在の規約上ある発呼から次の
発呼までは一定時間経過している必要があるからであ
る。ここで、一定時間が経過している場合には、第1優
先回線による通信が可能か否かを確認する(S315、
S316)。つまり、第1優先回線の基地局の圏内にい
るかどうか、チャネルの空きがあるかどうか等が第1通
信制御部30により確認される。一方、一定時間が経過
していない場合には、ステップS317に移行する。こ
こで、上記ステップS315は上記送信処理に当たる。
【0040】ステップS316において、第1優先回線
による通信が可能である場合には、第2優先回線を切断
した後(S318)、ステップS301に戻って第1優
先回線の基地局の圏内にいるか否かを判定する(S30
1)。このステップS301の処理は上記送信処理に当
たる。一方、第1優先回線による通信ができない場合に
は、ステップS317に移行する。このステップS31
7においては、前回の第2優先回線への発呼から一定時
間経過したかが判定される。経過していない場合には、
一定時間が経過するまで判定を繰り返して、一定時間が
経過したらステップS312に戻り、再度第2優先回線
による文書情報送信を行なう。なお、第2優先回線から
第1優先回線へ切換えを行なう場合に、一旦回線を切断
することになるので、各ページの文書情報のヘッダーや
フッターに通し番号となるようにページ数の情報を格納
しておく。
【0041】上記の優先順位の設定の仕方としては、種
々の方法が考えられるが、通信速度の高低により設定す
る場合には、以下のようになる。つまり、上記アナログ
の無線通信回線におけるデータ通信時の伝送速度につい
ては、AMPSが見なし音声で9.6kbps、TAC
Sが見なし音声で4.8kbps、NTT大容量方式が
見なし音声で2.4kbpsとされている。また、デジ
タル通信回線については、上記CDMAのデータ通信時
の伝送速度は14.4kbpsである。また、上記TD
MAにおけるデータ通信時の伝送速度について説明する
と、上記PDCでは9.6kbps(パケット通信の形
式で28.8kbps)、上記GSMとDSCでは9.
6kbps、上記PHSでは、PIAFSで29.2k
bps、LAP−Pで28.8kbpsとされている。
【0042】よって、上記無線通信回線の組合せにより
優先順位が付けられることになる。例えば、第1無線通
信回線eをPHSとし、第2無線通信回線fをCDMA
とした場合には、PHSの通信速度がCDMAの通信速
度よりも速いので、第1無線通信回線eが第1優先回線
となり、第2無線通信回線fが第2優先回線となる。よ
って、その場合には、図9のステップS301では、P
HSの基地局の圏内にいるかどうかがチェックされ、ま
た、ステップS307では、CDMAの基地局の圏内に
いるかどうかがチェックされる。
【0043】また、料金の高低により優先順位を設定す
る場合には、各無線通信回線の料金テーブルを記憶部2
0における料金情報蓄積部26に格納しておき、通信料
金を比較した上で優先順位を決定し、通信費用の安価な
方を第1優先回線として処理する(S400、S40
1)。
【0044】次に、文書情報通信装置Aに1つの有線通
信回線と1つの無線通信回線とが接続される場合には、
図10に示すように、有線通信回線gと無線通信回線h
とが接続される。つまり、図10においては、第1通信
制御部30に有線通信回線gが接続され、第2通信制御
部32には無線通信回線hが接続されている。上記有線
通信回線gと無線通信回線hとは種々の要因により優先
順位が決定され、その優先順位に従い動作する。
【0045】図10に示す文書情報通信装置Aの動作を
説明すると、図9に示す動作と略同様となるが、有線通
信回線についてはその基地局の圏内にいるか否かのチェ
ックは必要ないため、有線通信回線についての上記チェ
ックのステップは存在しない。例えば、通信速度の高低
により優先順位を設定する場合で、有線通信回線をデジ
タル公衆回線とし、無線通信回線をPDCとした場合に
は、デジタル公衆回線の方がPDCよりも通信速度が速
いので、有線通信回線が第1優先回線となり、図9にお
いて、ステップS301とステップS302のステップ
は必要なくなる。
【0046】また、通信費用の高低により優先順位を設
定する場合には、通信距離や通信データ量によりどちら
の費用が安いか変化する場合には、その回線が有線通信
回線か無線通信回線かを判定した上で、基地局の圏内に
いるかどうかをチェックすることになる。つまり、図1
1のフローチャートに示すように動作する。この図11
のフローチャートは、図9のフローチャートにステップ
S30aと、ステップS30bを追加したものである。
つまり、第1優先回線と第2優先回線のそれぞれについ
て予めその回線が有線通信回線か無線通信回線かを判定
し(S30a、S30b)、その判定が無線通信回線で
ある場合には、基地局の圏内にいるかどうかのチェック
を行い(S301、S307)、その判定が有線通信回
線である場合には、その回線による接続をトライする
(S303、S309)。なお、上記と同様に事前に図
12のステップS400、S401に示すステップを行
う。
【0047】例えば、有線通信回線としてデジタル公衆
回線が接続され、また、無線通信回線としてPDCが接
続されている場合に、あるデータ量の文書情報をある宛
先に送信する際に、記憶部20に設けられた料金情報蓄
積部26に格納された料金テーブルによりどちらが安い
かを判定する(S400)。そして、安い方の回線を第
1優先回線とし、他方を第2優先回線として(S40
1)、その後の処理を行う(S301)。もし、有線通
信回線としてのデジタル公衆回線の方が安い場合には、
上記デジタル公衆回線が第1優先回線となり、上記PD
Cは第2優先回線となる。よって、その場合には、ステ
ップS30aにおいては、有線通信回線と判定され、そ
の後、ステップS30bにおいては、無線通信回線と判
定されてステップS307に移行することになる。な
お、有線通信回線の場合に、図7(a)、(b)に示す
ように、接続ケーブルが接続されているか否かを事前に
チェックするようにしてもよい。
【0048】また、上記の説明では、優先順位が定めら
れた2本の通信回線に接続されている場合を説明した
が、3本以上の通信回線に接続されている場合でもよ
く、その場合には、まず、優先順位が最も高い最高順位
通信回線からの接続をトライし、接続できない場合に
は、その下の優先順位の通信回線からの接続をトライ
し、その順位でも回線が接続できない場合にはさらに下
位の通信回線の接続をトライする。そのような処理を繰
り返して、ある優先順位の通信回線により回線が接続さ
れたら、所定の1ページあるいは複数ページの文書情報
を送る。その後には、再度最高順位通信回線による接続
を試みる。なお、上記ある優先順位の通信回線より上位
のある優先順位の通信回線からの接続をトライしてもよ
い。そして、最高順位の通信回線から発呼処理を行なっ
て回線が接続されたら、その最高順位の通信回線から文
書情報の全体を送るようにする。
【0049】
【発明の効果】本発明に基づく文書情報送信装置によれ
ば、複数の通信回線に接続されている文書情報送信装置
において、1つの通信の中においてもなるべく優先順位
の高い通信回線を介して通信を行なうことのでき、例え
ば、通信速度における優先順位の場合に、より通信速度
を速くして回線接続時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づく文書通信装置の構成を
示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に基づく文書通信装置の動作を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施例に基づく文書通信装置を含む通
信システムの構成を示すブロック図である。
【図4】記憶部の構成を示すブロック図である。
【図5】2つの有線通信回線が接続される場合の文書通
信装置の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例に基づく文書通信装置の動作を
示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施例に基づく文書通信装置の動作を
示すフローチャートである。
【図8】2つの無線通信回線が接続される場合の文書通
信装置の構成を示すブロック図である。
【図9】図8の構成の文書通信装置の動作を示すフロー
チャートである。
【図10】有線通信回線と無線通信回線とが接続される
場合の文書通信装置の構成を示すブロック図である。
【図11】図10の構成の文書通信装置の動作を示すフ
ローチャートである。
【図12】通信料金により優先順位を決定する場合の動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
A 文書情報通信装置 10 入力部 20 記憶部 30 第1通信制御部 32 第2通信制御部 40 中央制御部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文書情報の送信を行なう文書情報送信装
    置であって、 該文書情報送信装置が優先順位が異なる複数の回線に接
    続され、 最も優先順位の高い通信回線である最高順位通信回線以
    外の通信回線で、ある優先順位の通信回線から文書情報
    の一部である部分文書情報を送信した後、該優先順位よ
    りも高い優先順位の通信回線である高順位通信回線から
    該部分文書情報に続く所定量の文書情報の送信を行なう
    ための送信処理を行なうことを特徴とする文書情報送信
    装置。
  2. 【請求項2】 文書情報の送信を行なう文書情報送信装
    置であって、 該文書情報送信装置が優先順位が異なる複数の回線に接
    続され、 最も優先順位の高い通信回線である最高順位通信回線以
    外の通信回線で、ある優先順位の通信回線から文書情報
    の一部である部分文書情報を送信した後、該最高順位通
    信回線から該部分文書情報に続く残りの文書情報の送信
    を行なうための送信処理を行なうことを特徴とする文書
    情報送信装置。
  3. 【請求項3】 上記送信処理が、上記高順位通信回線の
    通信チャネルが確保できるか否かの判定を行なうことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の文書情報送信装置。
  4. 【請求項4】 上記送信処理が、送信先への発呼動作で
    あることを特徴とする請求項1又は2又は3に記載の文
    書情報送信装置。
  5. 【請求項5】 文書情報送信装置が、上記最高順位通信
    回線から発呼処理を行ない、回線が接続された場合に
    は、該最高順位通信回線から文書情報の全体の送信を行
    ない、一方、回線の接続ができない場合には、該回線よ
    りも優先順位の低い回線から発呼処理を行ない、該優先
    順位の低い回線が接続された場合には、上記部分文書情
    報を送信することを特徴とする請求項1又は2又は3又
    は4に記載の文書情報送信装置。
  6. 【請求項6】 上記最高順位通信回線からの発呼処理
    を、文書情報の送信処理の最初に行なうことを特徴とす
    る請求項5に記載の文書情報送信装置。
  7. 【請求項7】 複数の回線における優先順位が、通信速
    度の高低に応じて定められることを特徴とする請求項1
    又は2又は3又は4又は5又は6に記載の文書情報送信
    装置。
  8. 【請求項8】 複数の回線における優先順位が、通信料
    金の高低に応じて定められており、文書情報送信装置が
    回線ごとの通信料金を比較するための料金情報を格納し
    た記憶手段を有することを特徴とする請求項1又は2又
    は3又は4又は5又は6又は7に記載の文書情報送信装
    置。
  9. 【請求項9】 上記文書情報送信装置が、最高順位通信
    回線以外の通信回線による送信の場合には、該通信回線
    により文書情報におけるあるページ全体の情報のみの送
    信を行ない、その後、上記高順位回線から送信を行なう
    ための送信処理を行なうことを特徴とする請求項1又は
    2又は3又は4又は5又は6又は7又は8に記載の文書
    情報送信装置。
  10. 【請求項10】 上記文書情報送信装置が、文書情報に
    おけるページ番号が通し番号になるように、各ページに
    おける文書情報ごとにページ情報を付与することを特徴
    とする請求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7
    又は8又は9に記載の文書情報送信装置。
  11. 【請求項11】 接続された上記複数の回線のうち、少
    なくとも2つが有線通信回線であることを特徴とする請
    求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又
    は9又は10に記載の文書情報送信装置。
  12. 【請求項12】 接続された上記複数の回線のうち、少
    なくとも2つが無線通信回線であることを特徴とする請
    求項1又は2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又
    は9又は10又は11に記載の文書情報送信装置。
  13. 【請求項13】 接続された上記複数の回線のうち、少
    なくとも1つが有線通信回線であり、少なくとも他の1
    つが無線通信回線であることを特徴とする請求項1又は
    2又は3又は4又は5又は6又は7又は8又は9又は1
    0又は11又は12に記載の文書情報送信装置。
  14. 【請求項14】 無線通信回線から発呼処理を行う際
    に、事前にその無線通信回線のいずれかの基地局の圏内
    にあるか否かの判定を行い、圏内にある場合には、該無
    線通信回線により発呼処理を行い、圏内にない場合に
    は、他の回線により処理を行うことを特徴とする請求項
    12又は13に記載の文書情報送信装置。
  15. 【請求項15】 上記文書情報送信装置が、有線通信回
    線の接続ケーブルを接続するための接続部を有し、有線
    通信回線から発呼処理を行う際に、事前に該接続部に有
    線通信回線の接続ケーブルが接続されているか否かの判
    定を行い、接続されている場合には、該有線通信回線に
    より発呼処理を行い、接続されていない場合には、他の
    回線により処理を行うことを特徴とする請求項11又は
    13に記載の文書情報送信装置。
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