JPH10304050A - 着信電話自動応答装置 - Google Patents

着信電話自動応答装置

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JPH10304050A
JPH10304050A JP11878997A JP11878997A JPH10304050A JP H10304050 A JPH10304050 A JP H10304050A JP 11878997 A JP11878997 A JP 11878997A JP 11878997 A JP11878997 A JP 11878997A JP H10304050 A JPH10304050 A JP H10304050A
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JP
Japan
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schedule
caller
message
response
telephone number
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JP11878997A
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English (en)
Inventor
Kenichi Kagami
賢一 鏡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 着信した電話に受信者に代わって自動的
に応答した際に、その応答に対して適切な対応を行う着
信電話自動応答装置を提供すること。 【解決手段】 電話受信装置は、スケジュールメモリ3
2内のスケジュールに基づいて応答文を生成する応答文
生成回路33を備える。会議や出張といったイベント項
目や、その際の出先名、在席開始時刻等を応答文に挿入
することによって、電話の発信者に、適切な対応をとら
せることが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電話が着信した際
に、使用者による応答操作が実行されないときに、使用
者に代わってその電話に対して自動的に応答する着信電
話自動応答装置に関する。
【0002】
【従来の技術】使用者の不在時に、着信した電話に自動
的に応答する電話受信装置いわゆる留守番電話機能付き
電話機は従来から知られている。留守番電話機能によれ
ば、電話の発信者は、電話機の使用者すなわち持ち主に
対して所望の伝言を残すことによって、その持ち主に用
件を伝えることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の留守
番電話機能では、伝言を残すこと以外、発信者の対応に
は選択の余地がない。至急に用件を伝えたい場合でも、
伝言を残して使用者からの返事を待つしかない。また、
ある時刻までに用件が伝われば十分な場合でも、伝言を
残したからといって、その時刻までに電話の持ち主が伝
言を聞いてくれるとは限らない。発信者側では、留守番
電話機能によって応答された場合に、用件の緊急度に応
じて、応答に対してどのように対応すればよいかを判断
することができれば便利である。
【0004】本発明は、上記実状に鑑みてなされたもの
で、着信した電話に使用者に代わって自動的に応答した
際に、その応答に対して適切な対応を行うことができる
着信電話自動応答装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は以下の手段を講じた。請求項1に記載の発
明は、発信者からの呼出信号を受信する受信手段と、受
信者のスケジュールデータを記憶する記憶手段と、前記
呼出信号の着信時間と前記スケジュールデータとを比較
して前記呼出信号の着信時における前記受信者のスケジ
ュールを判断する判断手段と、前記スケジュールに対応
したメッセージを管理する管理手段と、前記判断に基づ
いて前記管理手段から所定のメッセージを抽出して再生
する再生手段とを具備する構成を採る。
【0006】この構成によれば、発信者からの呼出信号
を受信した時刻に応じた受信者のスケジュールを自動的
に発信者に伝えることができる。これにより、他人を介
することなく、発信者が受信者の行動を確実に把握する
ことができる。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、発信者を認識し、その認識結果に基づ
いて前記発信者に対応するメッセージを管理手段から抽
出する構成を採る。この構成によれば、発信者に対応し
て異なるメッセージを再生することができるので、発信
者に対して適切な対応をすることができる。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、発信者はランク付けがされており、ラ
ンクの高い発信者に対してスケジュール項目の多いメッ
セージを管理手段から抽出する構成を採る。この構成よ
れば、ランクの高い発信者に対しては、より詳細な受信
者のスケジュールを知らせることができ、発信者と受信
者との連絡を容易にさせることができる。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
の発明において、発信者はランク付けがされており、発
信者のランクに応じて管理手段におけるスケジュール項
目を選択する構成を採る。この構成によれば、ランクの
高い発信者に対しては、適切な項目を選択して受信者の
スケジュールを知らせることができ、発信者と受信者と
の連絡を容易にさせることができる。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、使用者の入力に基づいて管理手段にお
けるメッセージを決定する決定手段と、決定されたメッ
セージを合成して前記所定のメッセージを作成する合成
手段とを具備する構成を採る。この構成よれば、使用者
の入力により、種々の再生メッセージを容易に作成する
ことができる。
【0011】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、発信者のスケジュールが休みであると
きに、特定のメッセージを再生する構成を採る。この構
成によれば、発信者に休みであることを確実に知らせる
ことができ、発信者の無用な連絡を省略することができ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の一実施形態を説明する。図1は本発明に係る着信電
話自動応答装置が適用された電話機TEの構成を示す。
この電話機TEは、電話機本体(図示せず)にセットさ
れる受話器10を備える。電話機TEの使用者は、一般
電話回線網NWを通じて電話回線が接続されると、受話
器10のマイク11を通して音声を入力することがで
き、受話器10のスピーカ12を通して相手先の音声を
聞き取ることができる。
【0013】受話器10は、通信制御回路13を通じて
一般電話回線網NWに接続される。この通信制御回路1
3は、電話の着信時に呼び鈴の回数を計数する呼び鈴計
数回路14と、応答操作がなされたか否かを検出する応
答操作検知回路15とを備える。通信制御回路13は、
電話の着信時に、予め設定された回数の呼び鈴が鳴り終
わる以前に応答操作が入力されると、回線を受話器10
に接続する。その一方で、電話の着信時に、予め設定さ
れた回数の呼び鈴が鳴っても応答操作が入力されない
と、通信制御回路13は受話器10に代えて本発明に係
る自動応答装置16に回線を接続する。応答操作には、
例えば、受話器10を電話機本体から持ち上げるといっ
た行為が含まれる。電話を発信する際には、受話器10
が持ち上げられると、応答操作検知回路15によって回
線が開かれ、続く電話番号の入力が基地局(図示せず)
のスイッチング動作を誘引する。その結果、電話番号で
特定される相手先の電話機が呼び出されることとなる。
電話番号は、例えば通信制御回路13に接続されたテン
キー17によって入力される。
【0014】図2を参照し、自動応答装置16は、一般
電話回線網NWを通じて送られてくる情報を受信する情
報受信手段20と、情報受信手段20からの情報に従っ
て一般電話回線網NWに情報を発信する情報発信手段2
1とを備える。自動応答装置16には、インターフェー
ス22を通じて例えばPDA(携帯情報端末)23やコ
ンピュータといった情報機器を接続することができる。
【0015】情報受信手段20は、回線を通じて信号を
受信する信号受信回路25を備える。相手先電話番号検
知回路26は、信号受信回路25が受信した受信信号に
基づいて発信者の相手先電話番号を検知する。相手先テ
ンキー操作検知回路27は、信号受信回路25が受信し
た受信信号に基づいて相手先のテンキー操作を検知す
る。相手先テンキー操作検知回路27は、回線成立後
に、例えば相手先電話でテンキー「#1」が操作される
と、その操作に応じてメッセージ録音回路28を作動さ
せ、例えば相手先電話でテンキー「#2」が操作される
と、その操作に応じて転送制御指令を発する。メッセー
ジ録音回路28が作動すると、相手先電話から受信され
る音声信号がメッセージメモリ29に記憶される。記憶
されたメッセージは、メッセージ再生回路30の働きに
よって再生されることとなる。
【0016】情報発信手段21は、信号受信回路25か
ら供給される受信報知信号に応じて記憶手段であるスケ
ジュールメモリ32からスケジュールを読み出す応答文
生成回路33を備える。応答文生成回路33は、受信時
間とスケジュールデータとを比較して着信時における受
信者のスケジュールを判断する判断手段として機能し、
スケジュールを読み出すにあたって、時計/カレンダー
回路34によって特定される電話着信の時刻に基づきそ
の時刻での使用者のスケジュールを特定する。特定され
たスケジュールに基づいて応答文生成回路33は応答文
を生成する。なお、スケジュールに対応したメッセージ
は、メモリ等の管理手段により管理される。また、再生
手段である音声合成回路35は、生成された応答文に従
って音声信号を合成し、その音声信号を一般電話回線網
NWに向けて出力する。
【0017】スケジュールメモリ32には、使用者のス
ケジュールを特定するスケジュールデータが格納され
る。このスケジュールデータには、少なくとも、会議や
出張、休暇といったイベント項目、会議や出張といった
場合の出先名、その出先の連絡先電話番号、イベント項
目で指定されたイベントが終了する日付および時刻(以
下「在席開始時刻」という)が含まれる。したがって、
この在席開始時刻によって、着信した電話に対して使用
者による応答操作の入力可能な時間帯が特定されること
となる。
【0018】応答文記憶メモリ36には、予め用意され
た応答文パターンが格納される。応答文生成回路33
は、スケジュールメモリ32から取り込まれるイベント
項目、出先名および在席開始時刻といった情報を応答文
パターンにはめ込むことによって応答文を完成させる。
【0019】電話番号登録簿メモリ37には、相手先電
話番号ごとに、使用者が設定する相手先の重要度に応じ
たランクが記憶される。応答文記憶メモリ36には、ラ
ンクごとに異なる応答文パターンが用意される。したが
って、応答文生成回路33は、相手先電話番号検知回路
26が検知した相手先電話番号を電話番号登録簿メモリ
37内の相手先電話番号に照らし合わせ、その照合によ
って得られるランクに応じて応答文記憶メモリ36から
対応する応答文パターンを読み出すこととなる。
【0020】情報発信手段21には転送制御回路40が
設けられる。この転送制御回路40は、前述した相手先
テンキー操作検知回路27からの転送制御指令に応じ
て、指定された転送先に回線を転送する。
【0021】情報発信手段21には、更に、インターフ
ェース22に接続されたスケジュール管理装置としての
PDA23から使用者のスケジュールをスケジュールメ
モリ32に取り込ませる情報取込制御回路41が設けら
れる。この情報取込制御回路41は、スケジュールデー
タとして必要とされる情報をPDA23から取り込み、
スケジュールメモリ32に格納させる。PDA23に
は、スケジュール管理を実行するソフトウェアが格納さ
れている。こうしたソフトウェアでは、図3に示すよう
に、例えば分刻みで使用者のスケジュールが管理され
る。スケジュールメモリ32には、イベントごとにイベ
ントファイルが時間軸に沿って作成される。このイベン
トファイルには、図4に示すように、イベント項目やイ
ベントの開始時刻、イベントの出先名、出先の連絡先電
話番号、イベントの終了時刻といった情報が登録され
る。イベントファイルの作成にあたっては、例えば向こ
う1週間や1ヶ月といった具合に期限を切ってイベント
を抽出するようにしてもよい。なお、スケジュールデー
タを取り込ませるにあたって、情報取込制御回路41は
テンキー17やディスプレイ42を利用することができ
る。
【0022】ここで、スケジュールがスケジュールメモ
リ32に登録された後、自動応答装置16が着信電話に
応答する場合を考える。ここで、応答文記憶メモリ36
には、図5に示すように、ランクごとの応答文パターン
と、定型パターンとが予め登録されていると仮定する。
各パターンでは、「変数」の位置にスケジュールデータ
が代入されることとなる。なお、□は読み上げ時の空白
を示している。また、電話番号登録簿メモリ37には、
例えば図6に示すように、相手先電話番号ごとに、使用
者によって相手先の重要度がランク付けされている。
【0023】図7のフローチャートを参照し、電話の着
信時、使用者の応答操作が入力されず、一般電話回線網
NWと自動応答装置16との間に回線が成立すると仮定
する。第1ステップS1で、信号受信回路25は回線が
接続されたことを応答文生成回路33に知らせる。応答
文生成回路33は、その知らせに応じて、第2ステップ
S2で、時計/カレンダー回路34からその時点の日付
および時刻を取り込む。第3ステップS3で、応答文生
成回路33は、取り込んだ日付および時刻に基づいてス
ケジュールメモリ32からスケジュールデータを読み出
す。第4ステップS4で、スケジュールデータに「休
暇」コードが含まれるか否かが判断される。「休暇」コ
ードが含まれていれば、第5ステップS5に進み、応答
文生成回路33は定型パターンを応答文記憶メモリ36
から読み出す。
【0024】いま、4月2日に電話が着信したと仮定す
る。応答文生成回路33は第6ステップS6でスケジュ
ールデータを参照しつつ応答文を完成させる。このと
き、定型パターンのイベント終了時刻変数には、休暇が
あけてから最初に在席する時刻(この場合、4月3日1
2時)が代入される。完成された応答文は音声信号に変
換されて発信者側に送られる。
【0025】仮に、自動応答装置16が発した応答文に
応答して発信者がメッセージを送信すれば、そのメッセ
ージは、メッセージ録音回路28の働きを通じてメッセ
ージメモリ29に記憶される。記憶されたメッセージ
は、メッセージ再生回路30の働きによって読み出さ
れ、スピーカ(図示せず)等によって出力される。
【0026】こういった休暇時の応答では、たとえ至急
に連絡を取りたいと発信者側で考えていても、発信者側
が使用者にアクセスする術はない。したがって、電話番
号登録簿メモリ37に記憶されたランクに拘わらず、定
型パターンを応答文として流しても十分に発信者を納得
させることができると考えられる。
【0027】第4ステップS4で、休暇コードが発見さ
れなければ、応答文生成回路33は第7ステップS7で
相手先電話番号を相手先電話番号検知回路26から取得
する。取得された相手先電話番号は、電話番号登録簿メ
モリ37内の相手先電話番号に照らし合わされる。第8
ステップS8で、照合された電話番号によってランクが
特定されれば、第9ステップS9で、特定されたランク
が応答文生成回路33に取り込まれる。相手先電話番号
が検出されなかったり、たとえ検出されてもランクが特
定されない場合(例えば電話番号登録簿メモリ37内の
第4欄の場合)には、第10ステップS10で最下位ラ
ンク(この場合ランク3)が応答文生成回路33で指定
される。
【0028】第11ステップS11では、応答文生成回
路33はランクに応じて応答文記憶メモリ36から応答
文パターンを取り込む。第12ステップS12で、応答
文生成回路33は、応答文パターンの変数にスケジュー
ルデータを代入することによって応答文を完成させる。
完成された応答文は、音声信号に変換された後、発信者
に向けて出力される。
【0029】仮に、送信した応答文に対応して発信者が
テンキー「#1」を操作すれば、メッセージ録音回路2
8が作動する。発信者が送信したメッセージはメッセー
ジメモリ29に記憶される。その一方、発信者がテンキ
ー「#2」を操作すれば、転送制御指令に応じて転送制
御回路40が作動する。転送制御回路40は、スケジュ
ールメモリ32に記憶された連絡先に基づいて回線を転
送する。その結果、転送先で電話機が操作されると、転
送先の電話機と発信元の電話機との間で回線が確立され
る。
【0030】以上のように、スケジュールデータに基づ
いて応答文を生成することによって、発信者側の事情に
応じた発信者の対応を誘導することができる。例えば、
発信者が緊急に使用者に連絡を取りたい場合には、発信
者側では電話の転送を選択すればよい。また、すぐさま
使用者に連絡する必要がない場合であっても、使用者が
次に在席するときにメッセージを聞いたのでは遅いと発
信者側で感じた場合には、電話の転送を選択してすぐさ
ま連絡を取ることもできる。しかも、使用者が設定する
発信者の重要度に応じて、応答文を変更することができ
ることから、使用者側で転送を受けてもよい相手と、転
送を受けたくない相手とを区別することもできる。その
結果、連絡先を教える必要がないと考えられる相手には
連絡先を送信しないこともできる。したがって、発信者
側の都合を考慮したにも拘わらず安易に使用者を煩わせ
ることもない。
【0031】いま、仮に、4月3日10時からの会議が
長引き、予定された在席開始時刻に使用者が戻ってこな
い場合を想定する。図7のフローチャートの処理に従え
ば、その時刻にはスケジュールが特定されていないこと
から、適切な応答文が作成されない。そこで、図5に示
す応答文パターンで「戻る予定ですが」というところを
「戻る予定でしたが」に変更した応答文パターンを更に
用意する。在席開始時刻以降に自動応答装置16が作動
する場合には、この応答文パターンに基づいて応答文を
生成させる。こうした応答文生成は、使用者が戻ってき
た際に、何らかの入力操作(例えばテンキーからの任意
の操作)によってキャンセルされるようにすればよい。
その結果、使用者の戻りが在席開始時刻に遅れても、適
切に着信電話に応答することが可能となる。
【0032】次に、応答文記憶メモリに記憶された応答
文パターンや定型パターンを作成する方法を説明する。
まず、使用者は、テンキー17といった入力装置を通じ
て応答文作成モードを選択する。情報取込制御回路41
は、ディスプレイ42上にワープロ機能を表示させる。
このワープロ機能では、例えばテンキー17操作を通じ
て文字を入力することができる。しかも、「イベント項
目変数」「出先名変数」「イベント終了時刻変数」とい
った変数名表示が予め用意され、作成された文章の合間
にそれらの変数名表示を挿入させることができる。その
結果、図5に示すような文章を変更したり、独自に応答
文パターンを作成したりすることが可能となる。作成さ
れた応答文パターンは、情報取込制御回路41の働きに
よって応答文記憶メモリ36に格納される。
【0033】このとき、音声合成回路35では、単独の
文字ごとに音声を合成するようにしてもよいし、単語ご
とに音声を合成するようにしてもよい。頻繁に使用され
ると予想される定型文に対しては、定型文ごとに予め音
声信号を用意しておくとよい。また、前述したテンキー
17による入力操作に代えて、応答文パターンの音声を
直接応答文記憶メモリ36に記憶させるようにすれば、
音声合成回路35での処理が簡素化されることとなる。
なお、いずれの場合にも、応答文パターン中の「使用者
の名称」の欄には、テンキー17といった入力装置や、
接続されたPDA23といった情報機器から使用者の氏
名や名称が取り込まれる。
【0034】更に、電話番号登録簿メモリに相手先電話
番号およびランクを登録する方法を説明する。まず、使
用者は、テンキー17といった入力装置を通じて番号登
録モードを選択する。情報取込制御回路41は、ディス
プレイ42上に図6に示される電話番号登録簿を表示さ
せる。使用者は、電話番号登録簿に従って相手先電話番
号およびランクを記入する。このとき、相手先電話番号
に加え、相手先の名称等を記入するようにしてもよい。
また、ランクは必ずしも記入される必要はない。作成さ
れた電話番号簿は、情報取込制御回路41の働きによっ
て電話番号登録簿メモリ37に格納される。
【0035】なお、前述した実施形態では、スケジュー
ルメモリ32にスケジュールデータを格納したが、スケ
ジュール管理装置としてのPDA23を接続したままと
し、自動応答装置16の作動時にその都度PDA23か
らスケジュールデータを取り込むようにしてもよい。ま
た、スケジュールメモリ32を設けずに、使用者が不在
になるたびに、PDA23からスケジュールデータを取
り込ませ、応答文を生成するようにしてもよい。この場
合、イベントが重なる場合には、最初のイベントのイベ
ント項目と、最後のイベントの終了時刻とが応答文パタ
ーンに代入されることとなる。
【0036】更に、自動応答装置16を作動させる自動
応答モードと、自動応答装置16を不作動にさせる通常
モードとを切り替えるようにしてもよい。更にまた、前
述した実施形態では、音声による応答文にスケジュール
データを組み込んだが、発信者側の要望に応じて、FA
X等でスケジュールを伝えるようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、発信者か
らの呼出信号を受信した時刻に応じた受信者のスケジュ
ールを自動的に発信者に伝えることができる。これによ
り、他人を介することなく、発信者が受信者の行動を確
実に把握することができる。
【0038】また、本発明によれば、発信者に対応して
異なるメッセージを再生することができるので、発信者
に対して適切な対応をすることができる。また、本発明
によれば、ランクの高い発信者に対しては、より詳細な
受信者のスケジュールを知らせることができ、発信者と
受信者との連絡を容易にさせることができる。また、本
発明によれば、ランクの高い発信者に対しては、適切な
項目を選択して受信者のスケジュールを知らせることが
でき、発信者と受信者との連絡を容易にさせることがで
きる。
【0039】また、本発明によれば、使用者の入力によ
り、種々の再生メッセージを容易に作成することができ
る。更に、本発明によれば、発信者に休みであることを
確実に知らせることができ、発信者の無用な連絡を省略
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電話受信装置が適用された電話機
の構成を示す図。
【図2】自動応答装置の構成を示すブロック図。
【図3】PDAで管理されるスケジュールの一例を示す
図。
【図4】スケジュールメモリ内のデータ構造を示す図。
【図5】応答文記憶メモリ内のデータ構造を示す図。
【図6】電話番号登録簿メモリ内のデータ構造を示す
図。
【図7】応答文作成の手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
13 電話受信装置を構成する通信制御回路 16 電話受信装置を構成する自動応答装置 23 スケジュール管理装置としてのPDA 33 応答文生成手段としての応答文生成回路 35 音声合成手段としての音声合成回路 36 応答文記憶手段としての応答文記憶メモリ 37 電話番号登録簿記憶手段としての電話番号登録簿
メモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信者からの呼出信号を受信する受信手
    段と、受信者のスケジュールデータを記憶する記憶手段
    と、前記呼出信号の着信時間と前記スケジュールデータ
    とを比較して前記呼出信号の着信時における前記受信者
    のスケジュールを判断する判断手段と、前記スケジュー
    ルに対応したメッセージを管理する管理手段と、前記判
    断に基づいて前記管理手段から所定のメッセージを抽出
    して再生する再生手段とを具備することを特徴とする着
    信電話自動応答装置。
  2. 【請求項2】 発信者を認識し、その認識結果に基づい
    て前記発信者に対応するメッセージを管理手段から抽出
    する請求項1に記載の着信電話自動応答装置。
  3. 【請求項3】 発信者はランク付けがされており、ラン
    クの高い発信者に対してスケジュール項目の多いメッセ
    ージを管理手段から抽出する請求項2に記載の着信電話
    自動応答装置。
  4. 【請求項4】 発信者はランク付けがされており、発信
    者のランクに応じて管理手段におけるスケジュール項目
    を選択する請求項2に記載の着信電話自動応答装置。
  5. 【請求項5】 使用者の入力に基づいて管理手段におけ
    るメッセージを決定する決定手段と、決定されたメッセ
    ージを合成して前記所定のメッセージを作成する合成手
    段とを具備する請求項1に記載の着信電話自動応答装
    置。
  6. 【請求項6】 発信者のスケジュールが休みであるとき
    に、特定のメッセージを再生する請求項1に記載の着信
    電話自動応答装置。
JP11878997A 1997-04-22 1997-04-22 着信電話自動応答装置 Pending JPH10304050A (ja)

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