JPH10303164A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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Publication number
JPH10303164A
JPH10303164A JP11286297A JP11286297A JPH10303164A JP H10303164 A JPH10303164 A JP H10303164A JP 11286297 A JP11286297 A JP 11286297A JP 11286297 A JP11286297 A JP 11286297A JP H10303164 A JPH10303164 A JP H10303164A
Authority
JP
Japan
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discharge
path
flow rate
processing fluid
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP11286297A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Okuda
康彦 奥田
Akira Izumi
昭 泉
Eiji Fukatsu
英司 深津
Yoshiyuki Nakagawa
良幸 中川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP11286297A priority Critical patent/JPH10303164A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の吐出路のうち1つまたは複数の吐出路を
閉塞または開放する前後で、閉塞または開放された吐出
路以外の吐出路を流れる処理流体の流量を一定に保つ。 【解決手段】第1〜第4リターン路43,49,55,
61を流れる処理液の流量が、それぞれ第1〜第4吐出
路42,48,54,60を流れる処理液の流量とほぼ
同じになるように、第1〜第4リターン流量調整弁4
6,52,58,64がそれぞれ調整されている。制御
部66は、第1〜第4吐出弁45,51,57,63が
それぞれ開成状態のときに第1〜第4リターン弁47,
53,59,65がそれぞれ閉成状態となり、第1〜第
4吐出弁45,51,57,63がそれぞれ閉成状態の
ときに第1〜第4リターン弁47,53,59,65が
それぞれ開成状態となるように、第1〜第4吐出弁4
5,51,57,63および第1〜第4リターン弁4
7,53,59,65の開閉を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
液晶表示装置用ガラス基板、PDP(プラズマディスプ
レイパネル)用ガラス基板などの各被処理基板に対して
処理を行うための基板処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程においては、半導
体ウエハの洗浄工程やウエットエッチング工程が重要な
工程となっている。これらの工程では、たとえば、半導
体ウエハの表面および裏面にノズルから処理液を供給す
るようにした基板処理装置が用いられる。
【0003】このような基板処理装置における処理液の
供給に関連する構成の一例は、図6に示されている。半
導体ウエハWに供給すべき処理液は、処理液タンク10
0に貯留されている。処理液タンク100からは、処理
液を半導体ウエハWに向けて供給するための処理液供給
路101が延びており、この処理液供給路101には、
処理液タンク100内の処理液を圧送するためのポンプ
102、処理液の流量を計測する流量計103および処
理液中の異物を除去するためのフィルタ104が介装さ
れている。
【0004】処理液供給路101の先端は、第1吐出路
105および第2吐出路106に分岐しており、第1吐
出路105および第2吐出路106の先端には、半導体
ウエハWの表面および裏面にそれぞれ処理液を供給する
ための上ノズル107および下ノズル108が取り付け
られている。また、第1吐出路105および第2吐出路
106には、それぞれ、処理液の流量を調整するための
流量調整弁109,110、および処理液の供給を開始
/停止するためのエア弁111,112が介装されてい
る。
【0005】この構成により、流量調整弁109,11
0の開度を予め調整したうえで、ポンプ102を作動さ
せて、エア弁111,112を開成することによって、
上ノズル107および下ノズル108からそれぞれ所定
量の処理液を、処理室113内の半導体ウエハWに供給
することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図6に示す
構成では、第1吐出路105に介装されたエア弁109
および第2吐出路106に介装されたエア弁110を互
いに独立して開成して、上ノズル107および下ノズル
108から別々のタイミングで処理液を吐出させること
はできない。なぜなら、どちらか一方のエア弁109ま
たは110のみを開成した場合、両方のエア弁109,
110を開成した場合と比べて、処理液供給路101お
よび第1吐出路105または第2吐出路106内の液圧
が高くなり、上ノズル107または下ノズル108から
吐出される処理液流量が多くなってしまうからである。
【0007】そこで、このような不具合を解決するため
の構成として、図7に示す構成が考えられる。すなわ
ち、処理液が貯留された処理液タンク120には、上ノ
ズル121に処理液を供給するための第1吐出路122
および下ノズル123に処理液を供給するための第2吐
出路124が接続されており、第1吐出路122および
第2吐出路124には、それぞれポンプ125,12
6、流量計127,128、フィルタ129,130、
流量調整弁131,132およびエア弁133,134
が介装されている。この構成によれば、一方のエア弁1
33または134のみを開成した場合であっても、上ノ
ズル121または下ノズル123から吐出される処理液
の流量を一定に保つことができる。
【0008】しかしながら、上述の構成では、ノズルと
同数のポンプ(上述の構成では2個)が必要となるの
で、ノズルの数が多い場合、装置のコストが非常に高く
なってしまう。また、ポンプ125,126の設置スペ
ースを確保する必要があるので、結果として、装置を設
置するためのスペースが大きくなってしまう。そこで、
この発明の目的は、上述の技術的課題を解決し、複数の
吐出路のうち1つまたは複数の吐出路を閉塞または開放
する前後で、閉塞または開放された吐出路以外の吐出路
を流れる処理流体の流量を一定に保つことができる基板
処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1記載の発明は、基板に対して処理を施すた
めの処理流体を供給する供給源と、上記供給源に一端が
接続されており、上記供給源から供給される処理流体が
流通する供給路と、上記供給路に接続されており、上記
基板に対して吐出される処理流体が流通する第1吐出路
および第2吐出路を含む複数の吐出路と、上記第1吐出
路に介装されており、処理流体の流通を許可する開成状
態および処理流体の流通を阻止する閉成状態とに切換え
可能な第1吐出弁と、上記供給路に接続されており、上
記供給路を流通する処理流体を排出するための第1排出
路を含む排出路と、上記第1排出路に介装されており、
処理流体の流通を許可する開成状態および処理流体の流
通を阻止する閉成状態とに切換え可能な第1排出弁とを
備えたことを特徴とするものである。
【0010】また、請求項2記載の発明は、上記第1吐
出弁および上記第1排出弁のうち、一方が開成されたと
きに他方が閉成されるように、上記第1吐出弁および上
記第1排出弁の開閉動作を制御する制御部をさらに備え
たことを特徴とする請求項1記載の基板処理装置であ
る。請求項1記載の構成によれば、第1吐出路を流れる
処理流体の流量とほぼ同じ流量で処理流体が排出される
ように第1排出路を形成しておき、第1吐出弁が開成状
態のときに第1排出弁を閉成し、第1吐出弁が閉成状態
のときに第1排出弁を開成することにより、第1吐出弁
の開閉状態に関わらず、第1吐出路以外の吐出路からの
吐出流量を一定に保つことができる。
【0011】これにより、基板に必要量以上の処理流体
が供給されたり、基板に供給される処理流体の量が少な
いといったことがなく、第1吐出弁の開閉状態に関わら
ず、常に適量の処理流体を基板に供給することができ
る。ゆえに、基板に多量の処理流体が供給されることに
よって、たとえば、基板に形成された薄膜のエッチング
が進みすぎたり、供給される処理流体の量が少ないこと
によって、基板の表面および裏面を十分に洗浄できない
といったことがなく、基板の処理状態を常に一定に保
ち、良好な基板処理を施すことが可能となる。
【0012】また、請求項2の構成によれば、上述のよ
うな第1吐出弁および第1排出弁の開閉動作が制御部に
よって自動的に制御でき、第1吐出弁の開閉状態に関わ
らず、常に自動的に適量の処理流体を基板に供給するこ
とができる。請求項3記載の発明は、上記排出路は、上
記供給路に接続されて上記供給路を流通する処理流体を
排出するための第2排出路をさらに含み、上記第2排出
路に介装されており、処理流体の流通を許可する開成状
態および処理流体の流通を阻止する閉成状態とに切換え
可能な第2排出弁と、上記第2吐出路に介装されてお
り、処理流体の流通を許可する開成状態および処理流体
の流通を阻止する閉成状態とに切換え可能な第2吐出弁
とをさらに備えたことを特徴とする請求項1または請求
項2記載の基板処理装置である。
【0013】請求項3記載の構成によれば、第1吐出路
および第2吐出路を流れる処理流体の流量とそれぞれほ
ぼ同じ流量で処理流体が排出されるように第1排出路お
よび第2排出路を形成しておくことにより、請求項1記
載の構成と同様の作用効果を奏することができるうえ、
第2吐出弁が開成状態のときに第2排出弁を閉成し、第
2吐出弁が閉成状態のときに第2排出弁を開成すること
により、第2吐出弁の開閉状態に関わらず、第2吐出路
以外の吐出路からの吐出流量を一定に保つこともでき
る。すなわち、第1吐出弁および第2吐出弁の開閉状態
に関わらず、常に自動的に適量の処理流体を基板に供給
することができるため、基板の処理状態を常に一定に保
ち、良好な基板処理を施すことが可能となる。
【0014】請求項4記載の発明は、上記吐出路に介装
されており、上記吐出路から吐出される処理流体の流量
を調整するための吐出流量調整手段と、上記排出路に介
装されており、この排出路から排出される処理流体の流
量を調整するための排出流量調整手段とをさらに備えた
ことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに
記載の基板処理装置である。
【0015】請求項4記載の構成によれば、吐出路に吐
出流量調整手段が介装されているので、吐出路から吐出
される処理流体の流量を調整することが可能になる。ま
た、排出路に排出流量調整手段が介装されていることに
より、排出路から排出される処理流体の流量を調整する
ことができる。したがって、吐出流量調整手段および排
出流量調整手段を操作して、吐出路を流れる処理流体の
流量と排出路を流れる処理流体の流量とを容易に一致さ
せることができる。
【0016】請求項5記載の発明は、上記排出路は、上
記供給路および上記供給源に接続されて、上記供給路を
流通する処理流体を上記供給源に戻すリターン路である
ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに
記載の基板処理装置である。請求項5記載の構成によれ
ば、排出路を介して供給路から排出される処理流体が供
給源に戻されるので、処理流体が無駄になることがな
い。ゆえに、装置のランニングコストを低減することが
できる。
【0017】請求項6記載の発明は、上記供給路および
上記供給源に接続されており、上記供給路を流れる処理
流体を上記供給源にバイパス還流させるバイパス路と、
上記バイパス路に介装されており、上記バイパス路を流
通する処理流体の流量を調整するためのバイパス流量調
整手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1ない
し請求項5のいずれかに記載の基板処理装置である。
【0018】請求項6記載の構成によれば、供給源の供
給能力(供給源から供給される処理流体の流量や圧力の
エネルギー)が一定である場合に、バイパス路を開放す
る方向にバイパス流量調整手段を調整すれば、供給路を
流れる処理流体の流量を少なくすることができる。ま
た、バイパス路を閉成する方向にバイパス流量調整手段
を調整すれば、供給路を流れる処理流体の流量を多くす
ることができる。よって、供給源の見かけ上の供給能力
を変化させることができる。
【0019】これにより、予め所定流量の処理流体をバ
イパス路に流しておき、第1吐出路や第2吐出路などを
流れる処理流体の流量を一度設定した後で、その設定を
変更する場合にバイパス流量調整手段を調整して、設定
を変更した吐出路以外の各吐出路を流れる処理流体の流
量を一定に保つことができる。請求項7記載の発明は、
基板に対して処理を施すための処理流体を基板に向けて
送出する送出手段と、上記送出手段に一端が接続されて
おり、送出手段から送出される処理流体が流通する供給
路と、上記供給路に接続されており、基板に対して吐出
される処理流体が流通する複数の吐出路と、上記複数の
吐出路にそれぞれ介装されており、処理流体の流通を許
可する開成状態および処理流体の流通を阻止する閉成状
態とに切換え可能な複数の吐出弁と、上記複数の吐出弁
のうちの任意の吐出弁が開閉されたときに、その開閉さ
れた吐出弁以外の吐出弁が介装された吐出路を流れる処
理流体の流量が変化しないように、上記供給路を流通す
る処理流体の流量を自動調整する流量自動調整手段とを
備えたことを特徴とする基板処理装置である。
【0020】請求項8記載の発明は、上記複数の吐出路
にそれぞれ設けられて、上記複数の吐出路をそれぞれ流
通する処理流体の状態を検出して、検出結果に対応した
検出信号を出力する状態検出手段と、上記供給路および
上記送出手段に接続されており、上記供給路を流れる処
理流体を上記送出手段にバイパス還流させるバイパス路
と、上記バイパス路に介装されており、上記バイパス路
を流通する処理流体の流量を調整するためのバイパス流
量調整手段とをさらに備えており、上記流量自動調整手
段は、上記状態検出手段が出力する検出信号に基づいて
上記バイパス流量調整手段を制御する手段であることを
特徴とする請求項7記載の基板処理装置である。
【0021】請求項9記載の発明は、上記複数の吐出路
にそれぞれ設けられて、上記複数の吐出路をそれぞれ流
通する処理流体の状態を検出して、検出結果に対応した
検出信号を出力する状態検出手段をさらに備えており、
上記流量自動調整手段は、上記状態検出手段が出力する
検出信号に基づいて上記送出手段の送出能力を制御する
手段であることを特徴とする請求項7記載の基板処理装
置である。
【0022】請求項7記載の構成によれば、流量自動調
整手段による制御の下、複数の吐出弁のうちの任意の吐
出弁が開閉されたときに、その開閉された吐出弁以外の
吐出弁が介装された吐出路を流れる処理流体の流量が変
化しないように、上記供給路を流通する処理流体の流量
が自動調整される。具体的には、請求項8に記載されて
いるように、状態検出手段が出力する検出信号に基づい
て、バイパス路に設けられたバイパス流量調整手段が制
御される。また、請求項9に記載されているように、状
態検出手段が出力する検出信号に基づいて、上記送出手
段の送出能力が制御される。
【0023】これにより、開閉された吐出弁以外の吐出
弁が介装された吐出路から基板に供給される処理流体の
流量を、吐出弁の開閉状態に関わらず、常に一定に保つ
ことができる。よって、基板に多量の処理流体が供給さ
れることによって、たとえば、基板に形成された薄膜の
エッチングが進みすぎたり、供給される処理流体の量が
少ないことによって、基板の表面および裏面を十分に洗
浄できないといったことがなく、基板の処理状態を常に
一定に保ち、良好な基板処理を施すことが可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下では、この発明の実施形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、この
発明の第1実施形態にかかる基板処理装置の処理液供給
に関連する構成を示す図である。この基板処理装置は、
基板に処理を施すための処理室を2つ備えており、それ
ぞれの処理室1,2には、図示しないスピンチャックに
保持された半導体ウエハWの表面に処理液を供給するた
めの上ノズル3,5、および半導体ウエハWの裏面に処
理液を供給するための下ノズル4,6が配設されてい
る。これらの上ノズル3,5および下ノズル4,6に供
給すべき処理液は、処理液タンク7に貯留されている。
処理液タンク7内の処理液は、ミキシングバルブ8にお
いて、薬液タンク9から薬液供給管10を介して供給さ
れる薬液(たとえばNH4OH )と純水供給管11から供給
される純水とを所定の比率(たとえば薬液:純水=1:
30)で混合することによって作成される。
【0025】薬液タンク9には、原液供給管99から薬
液が供給されるようになっており、原液供給管99に介
装された薬液供給弁12が開閉制御されることにより、
常に所定量の薬液が貯留されるようになっている。ま
た、薬液タンク9には、窒素供給管13から窒素
(N2 )が供給されるようになっている。窒素供給管1
3には、窒素供給管13を開閉するための窒素供給弁1
4と、薬液タンク9に供給される窒素の圧力を制御する
ためのレギュレータ15とが介装されている。レギュレ
ータ15は、エア供給管16から供給されるエアの圧力
に応じて開度が変化するものであり、エア供給管16か
ら供給されるエアの圧力は、エア供給管16に介装され
た電空変換弁17によって制御されるようになってい
る。
【0026】この構成により、エア供給管16に介装さ
れたエア供給弁18を開成し、窒素供給管13に介装さ
れた窒素供給弁14を開成すると、窒素供給管13から
薬液タンク9に窒素が供給される。その結果、薬液タン
ク9内の圧力が高められ、薬液タンク9から薬液供給管
10を介してミキシングバルブ8に向けて薬液が流出す
る。薬液供給管10の途中部には、薬液供給管10を流
れる薬液の圧力を検出するための圧力センサ19が配置
されており、この圧力センサ19から出力される電気信
号は、電空変換弁17に与えられるようになっている。
電空変換弁17は、圧力センサ19から与えられる電気
信号に基づいてエア供給管16を流れるエア圧を調整す
ることにより、レギュエレータ15の開度を制御する。
これにより、窒素供給管13から薬液タンク9に供給さ
れる窒素の圧力が制御され、その結果、薬液タンク9か
らミキシングバルブ8に供給される薬液の圧力(流量)
を一定に保つことができる。
【0027】ミキシングバルブ8は、薬液供給管10を
開閉するための薬液弁20と、純水供給管11を開閉す
るための純水弁21と、薬液弁20からの薬液と純水弁
21からの純水を混合して処理液を生成するための混合
室22とを備えている。混合室22内で生成された処理
液は、接続管23を介して処理液タンク7に供給され
て、処理液タンク7内に貯留される。
【0028】処理液タンク7からは、第1処理液供給路
24および第2処理液供給路25が延びている。第1処
理液供給路24には、処理液タンク7内の処理液を圧送
するためのベローズポンプ26と、ベローズポンプ26
による圧送によって生じる処理液の脈動を緩和するため
のパルスダンパ27とが介装されている。また、第2処
理液供給路25にも、ベローズポンプ28とパルスダン
パ29とが介装されている。なお、この実施形態では、
処理液タンク7、ベローズポンプ26,28によって供
給源が構成されている。
【0029】第1処理液供給路24の先端には、第1分
岐路30および第2分岐路31が分岐して結合されてお
り、第1分岐路30および第2分岐路31には、それぞ
れ、処理液の流量を計測するための流量計32,33、
および処理液中の異物を除去するためのフィルタ34,
35が介装されている。また、第2処理液供給路25の
先端には、第3分岐路36および第4分岐路37が分岐
して結合されており、第3分岐路36および第4分岐路
37には、それぞれ流量計38,39およびフィルタ4
0,41が介装されている。
【0030】第1分岐路30の先端には、先端が処理室
1に配置された上ノズル3に接続された第1吐出路42
と、先端が処理液タンク7に接続された第1リターン路
43とが分岐して結合されている。第1吐出路42に
は、処理液の流量を調整する第1吐出流量調整弁44
と、半導体ウエハWへの処理液供給を開始/停止するた
めの第1吐出弁45とが介装されている。また、第1リ
ターン路43には、第1リターン路43を流れる処理液
の流量を調整するための第1リターン流量調整弁46が
介装されており、さらに、第1吐出弁45が開成状態の
ときに閉じられ、第1吐出弁45が閉成状態のときに開
かれる第1リターン弁47が介装されている。
【0031】第2分岐路31の先端には、先端が処理室
1に配置された下ノズル4に接続された第2吐出路48
と、先端が処理液タンク7に接続された第2リターン路
49とが分岐して結合されている。第2吐出路48に
は、第2吐出流量調整弁50および第2吐出弁51とが
介装されており、第2リターン路49には、第2リター
ン流量調整弁52および第2吐出弁51が開成状態のと
きに閉じられ、第2吐出弁51が閉成状態のときに開か
れる第2リターン弁53が介装されている。
【0032】また、第3分岐路36の先端には、先端が
処理室2に配置された上ノズル5に接続された第3吐出
路54と、先端が処理液タンク7に接続された第3リタ
ーン路55とが分岐して結合されている。第3吐出路5
4には、第3吐出流量調整弁56および第3吐出弁57
とが介装されており、第3リターン路55には、第3リ
ターン流量調整弁58および第3吐出弁57が開成状態
のときに閉じられ、第3吐出弁57が閉成状態のときに
開かれる第3リターン弁59が介装されている。
【0033】さらに、第4分岐路37の先端には、先端
が処理室2に配置された下ノズル6に接続された第4吐
出路60と、先端が処理液タンク7に接続された第4リ
ターン路61とが分岐して結合されている。第4吐出路
60には、第4吐出流量調整弁62および第4吐出弁6
3とが介装されており、第4リターン路61には、第4
リターン流量調整弁64および第4吐出弁63が開成状
態のときに閉じられ、第4吐出弁63が閉成状態のとき
に開かれる第4リターン弁65が介装されている。な
お、第1〜第4吐出弁45,51,57,63および第
1〜第4リターン弁47,53,59,65は、たとえ
ば、図示しない電磁弁によりエアを供給開始/停止され
ることにより開成/閉成駆動されるエア弁で構成されて
いる。
【0034】第1〜第4吐出弁45,51,57,63
および第1〜第4リターン弁47,53,59,65の
開閉は、CPUやメモリなどを含む制御部66によって
制御される。具体的には、制御部66に備えられたCP
Uが、内蔵されたメモリに記憶されているプログラムに
従って、上述したように、第1〜第4吐出弁45,5
1,57,63がそれぞれ開成状態のときに第1〜第4
リターン弁47,53,59,65がそれぞれ閉成状態
となり、第1〜第4吐出弁45,51,57,63がそ
れぞれ閉成状態のときに第1〜第4リターン弁47,5
3,59,65がそれぞれ開成状態となるように、エア
弁に接続される上記電磁弁を制御する。
【0035】この基板処理装置のオペレータは、基板処
理を開始する前に、流量計32,33,38,39を見
ながら第1〜第4吐出流量調整弁44,50,56,6
2開度を調整して、各ノズル3〜6から吐出される処理
液の流量を所定流量に設定しておく。また、第1〜第4
リターン路43,49,55,61を流れる処理液の流
量が、それぞれ第1〜第4吐出路42,48,54,6
0を流れる処理液の流量とほぼ同じになるように、第1
〜第4リターン流量調整弁46,52,58,64を調
整しておく。たとえば、各ノズル3〜6から吐出される
処理液の流量を毎分1.5リットルに設定した場合、毎
分1.5リットルの処理液が第1〜第4リターン路4
3,49,55,61のそれぞれに流れるよう、第1〜
第4リターン流量調整弁46,52,58,64を調整
する。
【0036】そして、この基板処理装置による基板処理
が開始されて、第1〜第4吐出弁45,51,57,6
3がすべて開成されている状態から、たとえば、制御部
66によって第1吐出弁45が閉成されて、第1吐出路
42の処理液の流通が阻止されると、同時に第1リター
ン弁47が開成される。これにより、第1吐出路42に
設けられたノズル3からの吐出流量に等しい流量の処理
液が、第1リターン路43を通って処理液タンク7に戻
される。
【0037】したがって、第1吐出弁45が閉成される
前後で、第1処理液供給路24内の液圧を常に一定に保
つことができ、その結果、第2〜第4吐出路48,5
4,60にそれぞれ取り付けられたノズル4〜6から吐
出される処理液の流量を一定に保つことができる。ま
た、たとえば、第2吐出弁51および第3吐出弁57が
閉成された場合には、第2リターン弁53および第3リ
ターン弁59が開成されて、第2吐出路48および第3
吐出路54に設けられたノズル4,5からの吐出流量に
それぞれ等しい流量の処理液が、第2リターン路49お
よび第3リターン路55に流される。これにより、第1
処理液供給路24および第2処理液供給路25内の液圧
を常に一定に保つことができ、結果として、第2吐出弁
51および第3吐出弁57が閉成される前後で、第1吐
出路42および第4吐出路60にそれぞれ取り付けられ
たノズル3,6から吐出される処理液の流量を一定に保
つことができる。
【0038】すなわち、第1〜第4吐出路42,48,
54,60のうち、任意の1つまたは複数の吐出路が閉
じられても、閉じられた吐出路から分岐したリターン路
を開くことによって、開放されている吐出路を流れる処
理液の流量を一定に保つことができる。ゆえに、開放さ
れている吐出路の先端に取り付けられたノズルから吐出
される処理液の流量を一定に保つことができる。
【0039】これにより、半導体ウエハWに必要量以上
の処理液が供給されたり、半導体ウエハWに供給される
処理液の量が少ないといったことがなく、常に適量の処
理液を半導体ウエハWに供給することができる。ゆえ
に、半導体ウエハWに多量の処理液が供給されることに
よって、半導体ウエハWに形成された薄膜のエッチング
が進みすぎたり、供給される処理液の量が少ないことに
よって、半導体ウエハWの表面および裏面を十分に洗浄
できないといったことがなく、基板の処理状態を常に一
定に保ち、良好な基板処理を施すことが可能となる。
【0040】ところで、上述のように第1〜第4吐出弁
45,51,57,63を開閉するだけでなく、オペレ
ータが第1〜第4吐出流量調整弁44,50,56,6
2を操作して、各ノズル3〜6から吐出される処理液の
流量を増減させることが想定される。たとえば、第1吐
出流量調整弁44を閉成する方向(流量を減少させる方
向)に調整した場合には、その開度に応じた量だけ第1
リターン流量調整弁46を開成して、処理液の一部を処
理液タンク7に戻すようにすることによって、第1吐出
流量調整弁44を操作する前後で各ノズル4〜6から吐
出される処理液の流量を一定に保つことが可能である。
【0041】一方、たとえば、第1吐出流量調整弁44
を開成する方向(流量を増大させる方向)に調整した場
合、ベローズポンプ26の送出能力が一定であれば、第
1処理液供給路24を流れる処理液の液圧が下がってし
まい、そのため第2吐出路48に設けられたノズル4か
ら吐出される処理液の流量が少なくなってしまうことが
考えられる。
【0042】そこで、この実施形態にかかる基板処理装
置では、第1処理液供給路24および第2処理液供給路
25の途中部に、それぞれベローズポンプ26,28か
ら圧送されてくる処理液を処理液タンク7に帰還するた
めのバイパス路67,68が分岐して形成されている。
このバイパス路67,68には、それぞれ処理液タンク
7にバイパス還流(帰還)させる処理液の流量を調整す
るためのバイパス流量調整弁69,70が介装されてい
る。
【0043】そして、たとえば、各ノズル4〜6から吐
出される処理液の流量が毎分1.5リットルに調整され
ている場合に、第1処理液供給路24および第2処理液
供給路25にそれぞれ毎分5リットルの処理液が送り出
されるように、各ベローズポンプ26,28の能力が予
め設定されている。また、バイパス流量調整弁69,7
0の開度が調整されて、各バイパス路67,68から毎
分2リットルの処理液が処理液タンク7に戻されるよう
になっている。
【0044】この構成により、第1処理液供給路24お
よび第2処理液供給路25には、それぞれ実質的に毎分
3リットルの処理液が送り込まれることになり、第1〜
第4吐出路42,48,54,60には、必要十分な流
量の処理液が流される。そして、たとえば、第1吐出流
量調整弁44が操作されて、第1吐出路42に設けられ
たノズル3から吐出される処理液の流量が毎分1.5リ
ットルから毎分2.0リットルに変更されて調整された
場合には、バイパス流量調整弁69を閉成方向に調整し
て、バイパス路67を流れる処理液の流量を毎分2リッ
トルから毎分1.5リットルに減少させればよい。これ
により、第1処理液供給路24内の液圧が一定に保たれ
て、その結果、ノズル4〜6からの吐出流量は、それぞ
れ毎分1.5リットルで変動しない。
【0045】このように、オペレータが第1〜第4吐出
流量調整弁44,50,56,62を閉成方向に調整し
た場合には、バイパス流量調整弁69,70を開成方向
に調整し、第1〜第4吐出流量調整弁44,50,5
6,62を開成方向に調整した場合には、バイパス流量
調整弁69,70を閉成方向に調整することにより、第
1処理液供給路24および第2処理液供給路25内の液
圧を常に一定に保つことができる。ゆえに、第1〜第4
吐出流量調整弁44,50,56,62の開度に関係な
く、吐出量が変更されて調整された以外のノズルから吐
出される処理液の流量を一定に保つことができる。
【0046】なお、この実施形態では、第1〜第4吐出
路42,48,54,60にそれぞれ第1〜第4吐出弁
45,51,57,63が介装され、第1〜第4リター
ン路43,49,55,61にそれぞれ第1〜第4リタ
ーン弁47,53,59,65が介装されている。しか
しながら、この構成に代えて、第1〜第4吐出路42,
48,54,60と第1〜第4リターン路43,49,
55,61との各分岐点に3ポート弁を配設して、第1
〜第4吐出路42,48,54,60が開放されている
ときに第1〜第4リターン路43,49,55,61が
閉塞され、第1〜第4吐出路42,48,54,60が
閉塞されているときに第1〜第4リターン路43,4
9,55,61が開放されるように構成することによ
り、この基板処理装置の構成部品点数を削減することも
可能である。
【0047】また、この実施形態では、第1〜第4吐出
弁45,51,57,63および第1〜第4リターン弁
47,53,59,65は、エアによって開閉駆動され
るエア弁であるが、電磁力によって開閉駆動される電磁
弁であってもよいし、手動で開閉駆動される手動弁であ
ってもよい。手動弁の場合は、制御部66を設ける必要
はなく、第1〜第4吐出弁45,51,57,63を手
動で閉成すると同時に、第1〜第4リターン弁47,5
3,59,65を手動で開成し、第1〜第4吐出弁4
5,51,57,63を手動で開成すると同時に、第1
〜第4リターン弁47,53,59,65を手動で閉成
するように構成する。
【0048】図2は、第2実施形態にかかる基板処理装
置の処理液供給に関連する構成を示す図である。なお、
図1に示す各部に相当する部分には、同一の参照符号を
付して示す。また、この第2実施形態にかかる構成の特
徴となる部分以外の各部に関しては、その説明を省略す
る。図1に示す構成では、処理液タンク7から2本の第
1処理液供給路24および第2処理液供給路25が延び
ているが、この第2実施形態にかかる構成では、処理液
タンク7からは1本の処理液供給路71のみが延びてい
る。処理液供給路71の途中部には、ベローズポンプ7
2、パルスダンパ73およびフィルタ74が介装されて
おり、パルスダンパ73とフィルタ74との間からバイ
パス路75が分岐して形成されている。バイパス路75
にはバイパス流量調整弁76が介装されている。
【0049】処理液供給路71の先端には、第1分岐路
77および第2分岐路78の一端が接続されており、第
1分岐路77および第2分岐路78の他端は、それぞれ
第1マニホルド79および第2マニホルド80に接続さ
れている。第1マニホルド79からは、第1吐出路4
2、第2吐出路48およびリターン路81が分岐してい
る。第1吐出路42には、第1流量計82、第1吐出流
量調整弁44および第1吐出弁45が介装されており、
第2吐出路48には、第2流量計83、第2吐出流量調
整弁50および第2吐出弁51が介装されている。ま
た、リターン路81には、リターン流量調整弁84およ
びリターン弁85が介装されている。
【0050】第2マニホルド80からは、第3吐出路5
4、第4吐出路60およびリターン路86が分岐してい
る。第3吐出路54には、第3流量計87、第3吐出流
量調整弁56および第3吐出弁57が介装されており、
第4吐出路60には、第4流量計88、第4吐出流量調
整弁62および第4吐出弁63が介装されている。ま
た、リターン路86には、リターン流量調整弁89およ
びリターン弁90が介装されている。
【0051】第1〜第4吐出弁45,51,57,63
およびリターン弁85,90の開閉は、制御部66によ
って制御される。制御部66は、第1吐出弁45および
第2吐出弁46を同期して開閉させ、第3吐出弁57お
よび第4吐出弁63を同期して開閉させる。言い換えれ
ば、第1吐出弁45と第2吐出弁51とが互いに独立し
て開閉されることはなく、第3吐出弁57と第4吐出弁
63とが互いに独立して開閉されることもない。
【0052】制御部66はまた、第1吐出弁45および
第2吐出弁51が開成状態のときにリターン弁85を閉
成状態とし、第1吐出弁45および第2吐出弁51が閉
成状態のときにリターン弁85を開成状態にする。さら
に、第3吐出弁57および第4吐出弁63が開成状態の
ときにリターン弁90を閉成状態とし、第3吐出弁57
および第4吐出弁63が閉成状態のときにリターン弁9
0を開成状態とする。
【0053】以上の構成によれば、第1〜第4吐出流量
調整弁44,50,56,62およびリターン流量調整
弁84,89を調整して、第1吐出路42および第2吐
出路48を流れる処理液の流量の合計とリターン路81
を流れる処理液の流量とを等しくしておき、第3吐出路
54および第4吐出路60を流れる処理液の流量の合計
とリターン路86を流れる処理液の流量とを等しくして
おけば、たとえば、第1吐出弁45および第2吐出弁5
1を閉成したときに、リターン弁85を開成して、第1
マニホルド79に流入する処理液をリターン路81に流
すことにより、第2マニホルド80に流入する処理液の
流量を一定に保つことができる。その結果、第1吐出弁
45および第2吐出弁51を閉成する前後で、第3吐出
路54および第4吐出路60にそれぞれ取り付けられた
ノズル5,6から吐出される処理液の流量を一定に保つ
ことができる。
【0054】また同様に、第3吐出弁57および第4吐
出弁63を閉成したときに、リターン弁90を開成し
て、第2マニホルド80に流入する処理液をリターン路
86に流すことにより、第3吐出弁57および第4吐出
弁63を閉成する前後で、第1吐出路42および第2吐
出路48にそれぞれ取り付けられたノズル3,4から吐
出される処理液の流量を一定に保つことができる。
【0055】また、処理液供給路71の途中部には、バ
イパス路75が分岐して形成されているから、上述の第
1実施形態の場合と同様に、第1〜第4吐出流量調整弁
44,50,56,62を操作して、各ノズル3〜6か
ら吐出される処理液の流量を増減させても、その処理液
の増減量に応じてバイパス流量調整弁76を調整するこ
とにより、第1〜第4吐出路42,48,54,60に
必要十分な流量の処理液を送り込むことができる。
【0056】さらに、1個のベローズポンプ72で各ノ
ズル3〜6に処理液を供給する構成であるから、第1実
施形態の構成よりも装置コストを低くできるうえ、装置
スペースも小さくすることができる。なお、この第2実
施形態の構成では、第1吐出弁45と第2吐出弁とは同
期して開閉されるようになっており、第1吐出弁45と
第2吐出弁51とが互いに独立して開閉されることはな
い。また、第3吐出弁57と第4吐出弁63とは同期し
て開閉されるようになっており、第3吐出弁57と第4
吐出弁63とが互いに独立して開閉されることはない。
しかしながら、たとえば、第1〜第4流量計82,8
3,87,88に代えて処理液の流量に応じた電気信号
を出力する第1〜第4流量センサを設け、第1〜第4吐
出弁45,51,57,63が互いに独立して開閉され
た際に、閉成されている吐出路以外の吐出路に設けられ
た流量センサの出力が一定になるように、制御部66に
よってリターン流量調整弁84,89の開度をフィード
バック制御することにより、各ノズル3〜6から互いに
独立したタイミングで処理液を吐出できるようにされて
もよい。
【0057】図3は、第3実施形態にかかる基板処理装
置の処理液供給に関連する構成を示す図である。なお、
図1および図2に示す各部に相当する部分には、同一の
参照符号を付して示す。また、この第3実施形態にかか
る構成の特徴となる部分以外の各部に関しては、その説
明を省略する。処理液タンク7から延びた処理液供給路
71の先端は、マニホルド91に接続されており、処理
液供給路71の途中部には、ベローズポンプ72、パル
スダンパ73およびフィルタ74が介装されている。ま
た、パルスダンパ73とフィルタ74との間の処理液供
給路71からは、バイパス路75が分岐して形成されて
いる。バイパス路75にはバイパス流量調整弁76が介
装されている。
【0058】マニホルド91からは、第1〜第4吐出路
42,48,54,60および第1〜第4リターン路4
3,49,55,61が分岐している。第1吐出路42
には、第1流量計82、第1吐出流量調整弁44および
第1吐出弁45が介装されており、第2吐出路48に
は、第2流量計83、第2吐出流量調整弁50および第
2吐出弁51が介装されている。また、第3吐出路54
には、第3流量計87、第3吐出流量調整弁56および
第3吐出弁57が介装されており、第4吐出路60に
は、第4流量計88、第4吐出流量調整弁62および第
4吐出弁63が介装されている。また、第1〜第4リタ
ーン路43,49,55,61には、それぞれ、第1〜
第4リターン流量調整弁46,52,58,64、およ
び第1〜第4リターン弁47,53,59,65が介装
されている。
【0059】さらに、第1〜第4吐出弁45,51,5
7,63および第1〜第4リターン弁47,53,5
9,65の開閉は、上述の第1実施形態と同じく、制御
部66によって第1〜第4吐出弁45,51,57,6
3がそれぞれ開成状態のときに第1〜第4リターン弁4
7,53,59,65がそれぞれ閉成状態となり、第1
〜第4吐出弁45,51,57,63がそれぞれ閉成状
態のときに第1〜第4リターン弁47,53,59,6
5がそれぞれ開成状態となるように制御される。
【0060】したがって、この第3実施形態の構成によ
っても、第1〜第4リターン路43,49,55,61
をそれぞれ流れる処理液の流量がそれぞれ第1〜第4吐
出路42,48,54,60を流れる処理液の流量とほ
ぼ同じになるように、第1〜第4リターン流量調整弁4
6,52,58,64をそれぞれ調整しておけば、上述
の第1実施形態の場合と同様の作用効果を奏することが
できる。そのうえ、1個のベローズポンプ72で各ノズ
ル3〜6に処理液を圧送する構成であるから、第1実施
形態の構成よりも装置コストを低くできるうえ、装置ス
ペースも小さくすることができる。
【0061】図4は、第4実施形態にかかる基板処理装
置の処理液供給に関連する構成を示す図である。なお、
図3に示す各部に相当する部分には、同一の参照符号を
付して示す。また、以下では、図3に示す第3実施形態
の構成との相違点を中心に説明する。この第4実施形態
の構成では、図3に示す第1〜第4リターン路43,4
9,55,61が設けられておらず、マニホルド91か
らは、第1〜第4吐出路42,48,54,60のみが
分岐して形成されている。
【0062】また、図3に示す第1〜第4流量計82,
83,87,88に代えて、処理液の流量に応じた電気
信号を出力する第1〜第4流量センサ92,93,9
4,95が設けられており、第1〜第4流量センサ92
〜95からの検出信号が、制御部66に与えられるよう
になっている。そして、制御部66は、第1〜第4流量
センサ92〜95から入力される検出信号および第1〜
第4吐出弁45,51,57,63の開閉状態に基づい
て、閉塞されている吐出路以外の第1〜第4吐出路4
2,48,54,60の先端にそれぞれ取り付けられた
ノズル3〜6から吐出される処理液の流量が常に一定で
あるように、バイパス流量調整弁76の開度をフィード
バック制御する。
【0063】基板処理が開始されて、たとえば、第1〜
第4吐出弁45,51,57,63がすべて開成されて
いる状態から、第1吐出弁45が閉成されると、第2〜
第4吐出路48,54,60および処理液供給路71内
の液圧が上昇し、第2〜第4吐出路48,54,60を
流れる処理液の流量が多くなる。その結果、第2〜第4
流量センサ93〜95の検出信号が変化する。
【0064】制御部66は、第1吐出弁45が閉成され
る前後の第2〜第4流量センサ93〜95からの検出信
号を比較し、閉成後の第2〜第4流量センサ93〜95
からの検出信号が、それぞれ閉成前の第2〜第4流量セ
ンサ93〜95からの検出信号と等しくなるように、バ
イパス流量調整弁76を開成方向に調整する。これによ
り、第2〜第4吐出路48,54,60を流れる処理液
の流量が第1吐出弁45が閉成される前の流量に戻り、
各ノズル4〜6からの吐出流量は、第1吐出弁45が閉
成される前後で同じになる。
【0065】また、閉成されている第1吐出弁45が開
成されたときには、開成後の第2〜第4流量センサ93
〜95からの検出信号が、それぞれ開成前の第2〜第4
流量センサ93〜95からの検出信号と等しくなるよう
に、バイパス流量調整弁76が閉成方向に調整される。
これにより、各ノズル4〜6からの吐出流量は、第1吐
出弁45が開成される前後で同じになる。
【0066】このように第4実施形態の構成によって
も、上述の第3実施形態と同様の作用効果を得ることが
できる。また、この第4実施形態の構成は、第1〜第4
リターン路43,49,55,61が設けられていない
分、第3実施形態の構成よりも簡素化されているので、
装置サイズを小さくでき、さらに装置コストも低くでき
る。
【0067】図5は、第5実施形態にかかる基板処理装
置の処理液供給に関連する構成を示す図である。なお、
図4に示す各部に相当する部分には、同一の参照符号を
付して示す。また、以下では図4に示す第4実施形態の
構成との相違点を中心に説明する。図4に示す第4実施
形態の構成では、処理液供給路71の途中部からバイパ
ス路75が分岐して形成されているが、図5に示す第5
実施形態の構成では、上記バイパス路75が形成されて
いない。また、第4実施形態の構成では、バイパス路7
5に介装されたバイパス流量調整弁76の開度がフィー
ドバック制御されるのに対し、この第5実施形態の構成
では、処理液供給路71へ処理液を圧送するための送出
手段としてのベローズポンプ72の圧送能力が、制御部
66によってフィードバック制御される。
【0068】たとえば、第1〜第4吐出弁45,51,
57,63がすべて開成されている状態から第1吐出弁
45が閉成された場合、制御部66は、第1吐出弁45
を閉成した後の第2〜第4流量センサ93,94,95
からの検出信号が、それぞれ閉成する前の第2〜第4流
量センサ93,94,95からの検出信号と等しくなる
ように、ベローズポンプ72の圧送能力を下げる。これ
により、ベローズポンプ72から圧送される処理液の流
量が少なくなり、第2〜第4吐出路48,54,60内
の液圧が、第1吐出弁45が閉成される前の液圧に戻
る。その結果、各ノズル4〜6からの吐出流量が、第1
吐出弁45が閉成される前後で同じになる。
【0069】また、閉成されている第1吐出弁45が開
成されたときには、開成後の第2〜第4流量センサ93
〜95からの検出信号が、それぞれ開成前の第2〜第4
流量センサ93〜95からの検出信号と等しくなるよう
に、ベローズポンプ72の圧送能力が上げられる。これ
により、各ノズル4〜6からの吐出流量が、第1吐出弁
45が開成される前後で同じになる。
【0070】このように第5実施形態の構成によれば、
上述の第4実施形態と同様の作用効果を得ることができ
るうえ、バイパス路75が設けられていない分、第4実
施形態の構成よりも装置サイズをさらに小さくできる。
また、装置コストもさらに低くできる。なお、上述の第
4および第5実施形態では、第1〜第4流量センサ92
〜95から入力される検出信号および第1〜第4吐出弁
45,51,57,63の開閉状態に基づいて、バイパ
ス流量調整弁76の開度またはベローズポンプ72の圧
送能力をフィードバック制御するように構成している。
しかしながら、第1〜第4吐出路42,48,54,6
0を流れる処理液の流量を、制御部66に含まれるメモ
リなどに予め記憶させておき、たとえば第1〜第4吐出
弁45,51,57,63が閉じられたときに、その閉
じられた吐出路を流れていた処理液の流量分だけ、バイ
パス流量調整弁76の開度またはベローズポンプ72の
圧送能力が調整されるように構成されてもよい。
【0071】以上、この発明の5つの実施形態について
説明したが、この発明はさらに他の実施形態を採ること
ができる。たとえば、上述の各実施形態では、吐出路ま
たは処理液供給路の途中部に流量計または流量センサが
設けられているが、この流量計または流量センサに代え
て、吐出路または処理液供給路内の液圧を計測する液圧
計または処理液の液圧に応じた電気信号を出力する液圧
センサが設けられてもよい。すなわち、上述の各実施形
態では、処理液の流量が常に一定となるように制御する
ことに着目していたが、処理液の圧力(液圧)が常に一
定となるように制御するようにしてもよく、これは、た
とえば基板に対してエッチング液を供給するエッチング
処理装置において、そのエッチング液を基板に向けて吐
出する圧力(吐出圧)を一定にする場合等に特に有効で
ある。またさらに、上述の各実施形態における流量調整
手段に代えて、レギュレータ等の圧力調整手段を設けれ
ば、処理液の圧力を迅速に調整することができ、さらに
有効である。
【0072】また、上述の各実施形態では、4つのノズ
ルに処理液を供給する構成を例に挙げて説明したが、こ
れに限定されず、2つ以上の任意の数のノズルに処理液
を供給する構成にされてもよい。さらに、上述の第1〜
第3実施形態の構成では、任意の吐出路が閉じられたと
きに処理液を処理液タンクに帰還させるリターン路が設
けられているが、このリターン路に代えて、任意の吐出
路が閉じられたときに処理液を機外へ排出する排出路が
設けられてもよい。ただし、リターン路を介して処理液
を処理タンクに戻す構成とした場合、処理液を無駄にす
ることがなく、装置のランニングコストを低減すること
ができる。
【0073】さらにまた、上述の各実施形態において
は、半導体ウエハに処理液を供給して処理する装置につ
いて説明したが、この発明にかかる基板処理装置は、液
晶表示装置用ガラス基板、PDP(プラズマディスプレ
イパネル)用ガラス基板などを処理する装置であっても
よく、また、供給する対象も処理液ではなく、IPA
(イソプロピルアルコール)ガス等の処理ガスであって
もよく、すなわち広く処理流体であればよい。
【0074】その他、特許請求の範囲に記載された技術
的事項の範囲内で、種々の設計変更を施すことが可能で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態にかかる基板処理装置
の処理液供給に関連する構成を示す図である。
【図2】この発明の第2実施形態にかかる基板処理装置
の処理液供給に関連する構成を示す図である。
【図3】この発明の第3実施形態にかかる基板処理装置
の処理液供給に関連する構成を示す図である。
【図4】この発明の第4実施形態にかかる基板処理装置
の処理液供給に関連する構成を示す図である。
【図5】この発明の第5実施形態にかかる基板処理装置
の処理液供給に関連する構成を示す図である。
【図6】従来の基板処理装置における処理液供給に関連
する構成の一例を示す図である。
【図7】従来の基板処理装置における処理液供給に関連
する構成の他の例を示す図である。
【符号の説明】
7 処理液タンク 24 第1処理液供給路 25 第2処理液供給路 26,28,72 ベローズポンプ(送出手段) 42,48,54,60 第1〜第4吐出路 43,49,55,61 第1〜第4リターン路 44,50,56,62 第1〜第4吐出流量調整弁
(吐出流量調整手段) 45,51,57,63 第1〜第4吐出弁 46,52,58,64 第1〜第4リターン流量調整
弁(排出流量調整手段) 47,53,59,65 第1〜第4リターン弁(排出
弁) 66 制御部 67,68,75 バイパス路 69,70,76 バイパス流量調整弁(バイパス流量
調整手段) 71 処理液供給路 81,86 リターン路 84,89 リターン流量調整弁(排出流量調整手段) 85,90 リターン弁(排出弁) 92,93,94,95 流量センサ(状態検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深津 英司 京都府京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日本スクリーン製造株式会社洛西事業 所内 (72)発明者 中川 良幸 京都府京都市伏見区羽束師古川町322番地 大日本スクリーン製造株式会社洛西事業 所内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に対して処理を施すための処理流体を
    供給する供給源と、 上記供給源に一端が接続されており、上記供給源から供
    給される処理流体が流通する供給路と、 上記供給路に接続されており、上記基板に対して吐出さ
    れる処理流体が流通する第1吐出路および第2吐出路を
    含む複数の吐出路と、 上記第1吐出路に介装されており、処理流体の流通を許
    可する開成状態および処理流体の流通を阻止する閉成状
    態とに切換え可能な第1吐出弁と、 上記供給路に接続されており、上記供給路を流通する処
    理流体を排出するための第1排出路を含む排出路と、 上記第1排出路に介装されており、処理流体の流通を許
    可する開成状態および処理流体の流通を阻止する閉成状
    態とに切換え可能な第1排出弁とを備えたことを特徴と
    する基板処理装置。
  2. 【請求項2】上記第1吐出弁および上記第1排出弁のう
    ち、一方が開成されたときに他方が閉成されるように、
    上記第1吐出弁および上記第1排出弁の開閉動作を制御
    する制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1記
    載の基板処理装置。
  3. 【請求項3】上記排出路は、上記供給路に接続されて上
    記供給路を流通する処理流体を排出するための第2排出
    路をさらに含み、 上記第2排出路に介装されており、処理流体の流通を許
    可する開成状態および処理流体の流通を阻止する閉成状
    態とに切換え可能な第2排出弁と、 上記第2吐出路に介装されており、処理流体の流通を許
    可する開成状態および処理流体の流通を阻止する閉成状
    態とに切換え可能な第2吐出弁とをさらに備えたことを
    特徴とする請求項1または請求項2記載の基板処理装
    置。
  4. 【請求項4】上記吐出路に介装されており、上記吐出路
    から吐出される処理流体の流量を調整するための吐出流
    量調整手段と、 上記排出路に介装されており、この排出路から排出され
    る処理流体の流量を調整するための排出流量調整手段と
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載の基板処理装置。
  5. 【請求項5】上記排出路は、上記供給路および上記供給
    源に接続されて、上記供給路を流通する処理流体を上記
    供給源に戻すリターン路であることを特徴とする請求項
    1ないし請求項4のいずれかに記載の基板処理装置。
  6. 【請求項6】上記供給路および上記供給源に接続されて
    おり、上記供給路を流れる処理流体を上記供給源にバイ
    パス還流させるバイパス路と、 上記バイパス路に介装されており、上記バイパス路を流
    通する処理流体の流量を調整するためのバイパス流量調
    整手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1ない
    し請求項5のいずれかに記載の基板処理装置。
  7. 【請求項7】基板に対して処理を施すための処理流体を
    基板に向けて送出する送出手段と、 上記送出手段に一端が接続されており、送出手段から送
    出される処理流体が流通する供給路と、 上記供給路に接続されており、基板に対して吐出される
    処理流体が流通する複数の吐出路と、 上記複数の吐出路にそれぞれ介装されており、処理流体
    の流通を許可する開成状態および処理流体の流通を阻止
    する閉成状態とに切換え可能な複数の吐出弁と、 上記複数の吐出弁のうちの任意の吐出弁が開閉されたと
    きに、その開閉された吐出弁以外の吐出弁が介装された
    吐出路を流れる処理流体の流量が変化しないように、上
    記供給路を流通する処理流体の流量を自動調整する流量
    自動調整手段とを備えたことを特徴とする基板処理装
    置。
  8. 【請求項8】上記複数の吐出路にそれぞれ設けられて、
    上記複数の吐出路をそれぞれ流通する処理流体の状態を
    検出して、検出結果に対応した検出信号を出力する状態
    検出手段と、 上記供給路および上記送出手段に接続されており、上記
    供給路を流れる処理流体を上記送出手段にバイパス還流
    させるバイパス路と、 上記バイパス路に介装されており、上記バイパス路を流
    通する処理流体の流量を調整するためのバイパス流量調
    整手段とをさらに備えており、 上記流量自動調整手段は、上記状態検出手段が出力する
    検出信号に基づいて上記バイパス流量調整手段を制御す
    る手段であることを特徴とする請求項7記載の基板処理
    装置。
  9. 【請求項9】上記複数の吐出路にそれぞれ設けられて、
    上記複数の吐出路をそれぞれ流通する処理流体の状態を
    検出して、検出結果に対応した検出信号を出力する状態
    検出手段をさらに備えており、 上記流量自動調整手段は、上記状態検出手段が出力する
    検出信号に基づいて上記送出手段の送出能力を制御する
    手段であることを特徴とする請求項7記載の基板処理装
    置。
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