JPH10296286A - 活性汚泥処理装置 - Google Patents
活性汚泥処理装置Info
- Publication number
- JPH10296286A JPH10296286A JP9120262A JP12026297A JPH10296286A JP H10296286 A JPH10296286 A JP H10296286A JP 9120262 A JP9120262 A JP 9120262A JP 12026297 A JP12026297 A JP 12026297A JP H10296286 A JPH10296286 A JP H10296286A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- activated sludge
- sludge treatment
- ozone
- supply pipe
- ozone water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W10/00—Technologies for wastewater treatment
- Y02W10/10—Biological treatment of water, waste water, or sewage
Landscapes
- Aeration Devices For Treatment Of Activated Polluted Sludge (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Activated Sludge Processes (AREA)
Abstract
ない活性汚泥処理装置を提供する。 【解決手段】 排水を活性汚泥処理槽(10)に供送す
る供液管(11)の途中に、オゾン水製造装置(20)
の吐き出し口に一端を連通したオゾン水供送管(21)
の他端を連通する。
Description
関するものである。
微生物によって分解する活性汚泥処理装置の技術が確立
されている。
長い時間を要するので大容量の処理には非常に大型の活
性汚泥処理槽を必要とする問題点を有している。
処理槽内に大量の余剰汚泥が堆積し、この余剰汚泥を処
理するのが非常に煩雑であるという問題点を有してい
る。
問題点を解決すべくなされたもので、処理時間が短縮さ
れ、余剰汚泥の生成量も少ない活性汚泥処理装置を提供
することを課題としたものである。
め、本発明は、排水を活性汚泥処理槽10に供送する供
液管11の途中に、オゾン水製造装置20の吐き出し口
に一端を連通したオゾン水供送管21の他端を連通した
ことを特徴とした技術的手段を講じたものである。
泥処理槽10に排水が流入する前にオゾン水が注入され
る作用を呈する。そして、注入されたオゾン水は排水中
に混入する有機物を分解し低分子化する作用を呈する。
この有機物の低分子化はオゾン濃度が高い場合に効率的
に行えるもので、流量が少ない供液管11中で反応させ
ることが効率的な反応が行えるもので、活性汚泥処理槽
10に直接注入すると、オゾン水は直ちに希釈され有機
物の分解が少なく、その分大量のオゾン水を活性汚泥処
理槽10に一度に注入すると、活性汚泥処理に利用する
微生物の活性が損なわれるもので、微生物が棲息する活
性汚泥処理槽10の前段で有機物を分化し、オゾンの多
くが消費された排水を該活性汚泥処理槽10に注入する
ことで微生物の活性も保証できる作用を呈するものであ
る。
け込むことができ、このオゾンが順次酸素に分解される
ので、活性汚泥処理槽10の酸素量を長期間安定的に高
濃度に保つ作用を呈する。
存していることが不可欠であるが、この酸素をオゾンか
ら得ようとすると、微生物も有機物であることに相違が
ないので微生物を死滅させることもある。しかし、オゾ
ン水は気相のオゾンに比べて微生物に対する毒性は少な
く、0.5ppm以下の濃度のオゾン水では活性汚泥処
理に使用される微生物にはほとんど悪影響は現れず、か
えって微生物の活性化が認められる作用を呈するもので
あった。
物で消化させると生成される余剰汚泥の量は低減され、
特に生成される余剰汚泥の生成量は重量的には数%の低
減であって低減率は低いが、効果的に無機化され容積的
には3〜4割の低減量となり、余剰汚泥の処理がそれだ
け簡略化できる作用を呈するものである。
泥処理槽10に供送する供液管11の途中に、オゾン水
製造装置20の吐き出し口に一端を連通したオゾン水供
送管21の他端を連通し、上記供液管11のオゾン水供
送管21の合流部位より下流側に、所定距離の反応流路
11aまたは反応滞留槽11bを介装し、その下流端を
活性汚泥処理槽10にに連結してなる技術的手段を講じ
たものである。
「請求項1」の作用に加え、供液管11の途中に反応流
路11aまたは反応滞留槽11bを介装してあるので、
高濃度(10〜15ppm以上)のオゾン水を使用して
も、有機物と十分反応してから活性汚泥処理槽10に流
入するので、より活性汚泥処理に利用する微生物に悪影
響を与えない作用を呈するものである。
汚泥処理槽10に供送する供液管11の上流部位に、該
排水中に気相のオゾンを曝気する曝気槽30を設け、上
記供液管11の途中に、オゾン水製造装置20の吐き出
し口に一端を連通したオゾン水供送管21の他端を連通
し、上記供液管11のオゾン水供送管21の合流部位よ
り下流側に、所定距離の反応流路11aまたは反応滞留
槽11bを介装し、その下流端を活性汚泥処理槽10に
連結してなる技術的手段を講じたものである。
ので、より有機物質の効率的な前段分解作用を呈する。
気相のオゾンは人間にとっても有害で取扱は非常に困難
で、さらには曝気による気液接触はあまり効果的ではな
いが、有機物質を強い酸化力で短時間で大まかに分解す
るには適しており、気相のオゾンで有機物を予め酸化し
ておくと、次ぎのオゾン水での分解の効率を飛躍的に向
上する作用を呈するものである。
に基づいて詳細に説明する。図中、10が活性汚泥処理
槽、11がこの活性汚泥処理槽10に排水を供送する供
液管である。
が使用でき、図では省略してあるが、活性汚泥に使用さ
れる微生物の増殖に必要な、酸素曝気装置、恒温装置、
及び微生物群(一般にスライムと称してる。)の着床体
等が必要に応じて配設されている。
水を供送する供液管11と浄水排出管12とが設けら
れ、供液管11より流入した排水は活性汚泥処理槽10
に所定時間滞留し、有機物質を微生物に消化させ浄水と
なって順次浄水排出管12より排水されるようになして
あるのも従来と同じである。
に、オゾン水製造装置20の吐き出し口に一端を連通し
たオゾン水供送管21の他端を連通してある。すなわ
ち、活性汚泥処理槽10へ供送途中の排水にオゾン水が
混入されるようになしてある。
式オゾナイザーで製造したオゾン気体を用水に曝気する
ものが使用できるが、この方式は常温の用水で高濃度
(10ppm以上)のオゾン水を得ようとすると、オゾ
ナイザーが非常に大型化してしまうので、本実施態様で
は水を電解して直接オゾン水を得るものを使用した。但
し、「請求項3」の発明では気相のオゾンも使用するの
で、この場合は放電式オゾナイザーを使用しているのは
後記する通りである。
は無論であるが、激しい電気分解では発生する酸素の一
部がオゾンとなることが知られており、最近は電気分解
の電極材質にこのオゾン発生効率を高める触媒機能があ
るものが見出されている。そこで、固体電解質膜を挟ん
で白金(Pt)または金(Au)等の電極で電気分解を
すると、オゾンが多量に発生し常温の水で10〜15p
pmの高濃度オゾン水が容易に得られるものであった。
の途中に注入混入したところ、注入付近では当然オゾン
濃度が高まった(排水を1m/秒で毎分5リットル送っ
ている供液管11に15ppmのオゾン水を毎分0.5
リットル注入したところ、注入付近では1.3ppmで
あった。)が、オゾン水供送管21の合流部位より下流
側2mの部位では0.7ppmで、このオゾン濃度の低
下分が、オゾン酸化に消費されたことが確認された。
の活性汚泥処理槽10で浄化したところ、該活性汚泥処
理槽10での滞留時間を3.7割程度低減しても同等の
浄化効率が得られ、余剰汚泥の生成量は体積比で3.9
程度低減することができた。
性汚泥処理槽10に供送する供液管11の途中に、オゾ
ン水製造装置20の吐き出し口に一端を連通したオゾン
水供送管21の他端を連通してなるのは「請求項1」と
同じである。
ン水供送管21の合流部位より下流側に、所定距離の反
応流路11aまたは反応滞留槽11bを介装し、その下
流端を活性汚泥処理槽10に連結してなる。
オゾン水が流入すると、該活性汚泥処理槽10内の微生
物の増殖に悪影響を与えることがあり、オゾン水が無駄
に消費される。そこで、排水が活性汚泥処理槽10内に
流入する以前にオゾンと充分反応する反応時間を確保し
たもので、上記反応流路11aは「図3」ではジグザグ
流路を用いているが無論充分な距離が確保できれば真直
ぐな流路を用いてもよい。また、「図2」に示す上記反
応滞留槽11bは通常の槽またはタンクを使用すればよ
く、該反応滞留槽11bの容積によって所定の滞留時
間、すなわち反応時間を得るようになせばよい。
1の途中に、オゾン水製造装置20の吐き出し口に一端
を連通したオゾン水供送管21の他端を連通し、上記供
液管11のオゾン水供送管21の合流部位より下流側
に、所定距離の反応流路11aまたは反応滞留槽11b
を介装し、その下流端を活性汚泥処理槽10に連結して
なるのは「請求項1」と同じである。
0に供送する供液管11の上流部位に、該排水中に気相
のオゾンを曝気する曝気槽30を設けている。すなわ
ち、オゾン水中に先だってさらに気相のオゾンを注入す
るようになしたもので、このオゾンは常法の放電式オゾ
ナイザ40でオゾンを生成して曝気すればよい。
は、オゾン水、このオゾナイザー40で生成したオゾン
を用水に曝気して製造してもよく、この曝気に際して用
水の溶解しなかったオゾン気体を上記曝気槽30に導い
て使用するようになしてもよい。
由は前記した通りで、先に気相のオゾンを排水と接触す
ると、オゾン水でのオゾン酸化が飛躍的に向上するもの
で、両者、すなわち、液相のオゾンと気相のオゾンとの
総量を、オゾン水のみを使用した場合の60乃至70%
程度となすことが可能であった。
汚泥処理において処理時間が短く、言い換えると活性汚
泥処理槽が小さくて済み、余剰汚泥の発生量も少ない活
性汚泥処理装置を提供できるものである。
水を使用したため、特別な撹拌。混合装置は必要とせ
ず、簡易な抗生で実現でき、また、オゾン水は気相のオ
ゾンに比べ漏洩等の危険性がほとんどなく取扱が容易で
簡易な構成で実現でき、さらには、活性汚泥の微生物に
も悪影響を与えないばかりか活発な代謝を促進する効率
的な活性汚泥処理装置を提供できるものである。
理槽10には充分有機物を分解して、オゾン濃度の下が
ったオゾン水が注入されるため、微生物に悪影響を与え
ず、常に安定した処理が行なえる活性汚泥処理装置を提
供できるものである。
ンを併用することで、オゾン量が少ない経済的な活性汚
泥処理装置を提供できるものである。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 排水を活性汚泥処理槽(10)に供送す
る供液管(11)の途中に、オゾン水製造装置(20)
の吐き出し口に一端を連通したオゾン水供送管(21)
の他端を連通したことを特徴とした活性汚泥処理装置。 - 【請求項2】 排水を活性汚泥処理槽(10)に供送す
る供液管(11)の途中に、オゾン水製造装置(20)
の吐き出し口に一端を連通したオゾン水供送管(21)
の他端を連通し、 上記供液管(11)のオゾン水供送管(21)の合流部
位より下流側に、所定距離の反応流路(11a)または
反応滞留槽(11b)を介装し、その下流端を活性汚泥
処理槽(10)に連結してなる活性汚泥処理装置。 - 【請求項3】 排水を活性汚泥処理槽(10)に供送す
る供液管(11)の上流部位に、該排水中に気相のオゾ
ンを曝気する曝気槽(30)を設け、 上記供液管(11)の途中に、オゾン水製造装置(2
0)の吐き出し口に一端を連通したオゾン水供送管(2
1)の他端を連通し、 上記供液管(11)のオゾン水供送管(21)の合流部
位より下流側に、所定距離の反応流路(11a)または
反応滞留槽(11b)を介装し、その下流端を活性汚泥
処理槽(10)に連結してなる活性汚泥処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9120262A JPH10296286A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 活性汚泥処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9120262A JPH10296286A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 活性汚泥処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10296286A true JPH10296286A (ja) | 1998-11-10 |
Family
ID=14781865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9120262A Pending JPH10296286A (ja) | 1997-04-23 | 1997-04-23 | 活性汚泥処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10296286A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016209800A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | 株式会社安川電機 | 余剰汚泥減量化装置 |
-
1997
- 1997-04-23 JP JP9120262A patent/JPH10296286A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016209800A (ja) * | 2015-05-01 | 2016-12-15 | 株式会社安川電機 | 余剰汚泥減量化装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN101516791B (zh) | 通过臭氧化消除污泥的***和方法 | |
US6921476B2 (en) | UV-assisted advanced-ozonation water treatment system and advanced-ozonation module | |
US20190389756A1 (en) | Apparatus and operating method for deep denitrification and toxicity reduction of wastewater | |
CN103974910B (zh) | 用于在废水处理***中进行污泥臭氧化的方法和*** | |
ES2332613T3 (es) | Ozonacion de aguas residuales para la reduccion de lodo o espuma y control de hinchamiento. | |
US20080078719A1 (en) | System and method for treating wastewater | |
US8465646B2 (en) | Method and apparatus for treating nitrate waste liquid | |
JPH1142494A (ja) | 廃水のオゾン処理方法およびオゾン処理装置 | |
RU2148032C1 (ru) | Способ и устройство для биологического разрушения вредных веществ в воде | |
CN104609532A (zh) | 一种饮用水处理过程中去除PPCPs的方法 | |
JPH0813356B2 (ja) | 電解オゾンを使用する水処理方法及び装置 | |
JP4410163B2 (ja) | 廃水のオゾン処理方法およびオゾン処理装置 | |
CN107244729B (zh) | 一种饮用水处理中控制含卤副产物产生的方法 | |
CN111620469A (zh) | 一种用于异相催化臭氧高级氧化技术的膜-臭氧反应装置 | |
JP4113759B2 (ja) | 排水処理方法及び排水処理装置 | |
JPH10296286A (ja) | 活性汚泥処理装置 | |
JP3184948B2 (ja) | オゾン注入制御方法およびその装置 | |
JP2005329301A (ja) | 廃水処理装置 | |
KR100902632B1 (ko) | 오폐수처리장치 및 이를 이용한 오폐수처리방법 | |
JPH08108195A (ja) | 水中の窒素除去方法及び装置 | |
JP2004141865A (ja) | 余剰汚泥のオゾン処理方法、及び余剰汚泥の処理装置、及び汚泥−オゾン混合器 | |
JPH10230291A (ja) | 水の生物学的脱窒方法及び装置 | |
JPH11347576A (ja) | 水処理方法及び水処理装置 | |
JP3454015B2 (ja) | 流動床式生物処理装置 | |
US11724948B2 (en) | Method for wastewater treatment through microorganism biochemical pathway optimization |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040422 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040519 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20040519 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050826 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050906 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060110 |