JPH10295505A - シャツのたたみ付け台紙 - Google Patents

シャツのたたみ付け台紙

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JPH10295505A
JPH10295505A JP11215397A JP11215397A JPH10295505A JP H10295505 A JPH10295505 A JP H10295505A JP 11215397 A JP11215397 A JP 11215397A JP 11215397 A JP11215397 A JP 11215397A JP H10295505 A JPH10295505 A JP H10295505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mount
frame
shirt
ground paper
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP11215397A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Koshiba
美知夫 小芝
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Individual
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 たたみ付けたシャツが強張らず、かつ折れ曲
がり難くて、安価に製作できるたたみ付け台紙を提供す
ることである。 【解決手段】 台紙本体4と枠体1の輪郭線を1枚の台
紙上にはめ絵状に形成して型抜し、型抜きされた枠体1
を上下逆にして台紙本体4の背面側に重ねて組み立てる
構成とすることにより、台紙素材からの抜き捨て余剰部
を少なくし、かつ1つの型で両者を同時に型抜きできる
ようにして、たたみ付け台紙の製作コストを低減したの
である。また、台紙本体4の中央部からはめ絵状の枠体
部分をくり抜くことにより、たたみ付け台紙に柔らかさ
を与え、かつ台紙本体4と枠体1とを重ねて2枚構造と
し、この2枚の台紙の間にシャツの裾を折り込んで膨ら
みを形成できるようにすることにより、たたみ付けたシ
ャツが折れ曲がらないようにしたのである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドレスシャツや
カジュアルシャツ等のシャツ類をたたみ付けるための台
紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】ワイ
シャツ等のドレスシャツやポロシャツ等のカジュアルシ
ャツは、仕立て後たたみ付け台紙にたたみ付けられ、そ
の形が崩れないようにして陳列販売されている。
【0003】従来のたたみ付け台紙は、図7および図8
に示すように、上部に台衿保持部31を有する台紙本体
32と、その背面上部に配置されてシャツの裾を折り込
むための枠体33とからなるのが一般的であり、これら
の台紙本体32と枠体33は、別々の台紙から型抜きし
て製作されている。前記枠体33の両端には差し込み部
34が設けられ、この差し込み部34が台紙本体32の
上部両側に設けられた切り込み35に嵌め合わされてい
る。
【0004】上記のたたみ付け台紙は、台紙本体32が
1枚板状になっているため、シャツをたたみ付けたとき
の柔らかさや膨らみに欠け、陳列されたシャツが強張っ
た感じを与える問題がある。
【0005】上記の柔らかさを出すためには、図9に示
すような、台紙本体36にくり抜き部37を設けたたた
み付け台紙も用いられている。また、このたたみ付け台
紙には、このくり抜き部37がたたみ付けたシャツの表
面に透けて見えないように、薄紙38が巻き付けられて
いる。前記枠体33の取り付け方法は、図7に示したも
のと同じである。
【0006】図7および図9に示した従来のたたみ付け
台紙は、いずれも台紙本体のシャツ胴部がたたみ付けら
れた部分が、1枚の台紙で形成されているため、たたみ
付けられた商品としてのシャツが、運搬や陳列の際に折
れ曲がりやすい問題がある。
【0007】また、従来のたたみ付け台紙は、台紙本体
と枠体とを別々の台紙から型抜きするので、2つの型が
必要であり、かつ台紙の抜き捨て余剰部分も多くなるた
め、製作コストが高くなる問題もある。
【0008】そこで、この発明の課題は、たたみ付けた
シャツが強張らず、かつ折れ曲がり難くて、安価に製作
できるたたみ付け台紙を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明は、上部に台衿保持部を有する台紙本体
と、シャツの裾が折り込まれる枠体からなるシャツのた
たみ付け台紙において、前記台紙本体と枠体とが、1枚
の台紙上にその輪郭線をはめ絵状に形成されて型抜きさ
れたものであり、この枠体が上下を逆にして台紙本体の
背面側に重ねられるとともに、この台紙本体の下部もし
くは枠体の下部のいずれか一方に差し込み部が、他方に
切り込みもしくはスリットが設けられ、これらの差し込
み部と切り込みもしくはスリットが、互いに嵌め合わさ
れて組み立てられた構成を採用したのである。
【0010】すなわち、この発明のたたみ付け台紙は、
台紙本体と枠体の輪郭線を1枚の台紙上にはめ絵状に形
成することにより、矩形の台紙素材から抜き捨て余剰部
を極力少なくして台紙取りができ、かつ1つの型で両者
を同時に型抜きできるようにしたのである。型抜きされ
た台紙本体は、枠体の部分がくり抜かれるため柔らかさ
も有する。
【0011】また、型抜きされた枠体を上下逆にして台
紙本体の背面側に重ねるとともに、台紙本体の下部で台
紙本体と枠体を差し込み部と切り込みもしくはスリット
で結合することにより、シャツの胴部がたたみ付けられ
た台紙本体と、シャツの袖がたたみ付けられた枠体とが
2枚構造となり、この2枚の台紙の間にシャツの裾が折
り込まれて膨らみが形成され、たたみ付けたシャツを折
れ曲がり難くくすることができる。なお、前記台紙本体
の枠体がくり抜かれた部分は、上下逆にされた枠体で塞
がれるため、このくり抜き部分がシャツの表面に透けて
見えることもない。
【0012】台紙本体と枠体の輪郭線を1枚の台紙上に
はめ絵状に形成する形態としては、型抜きされる枠体を
台紙の下辺を頭部とする逆T字形にする形態、あるいは
台紙の下辺を頭部とする逆門字形にする形態を採用する
ことができる。
【0013】また、前記上下を逆にして台紙本体の背面
側に重ねられた枠体の上部両側に差し込み部を設けると
ともに、台紙本体の上部両側に切り込みもしくはスリッ
トを設け、これらの差し込み部と切り込みもしくはスリ
ットを互いに嵌め合わせることにより、台紙本体の背面
側上部に固定枠を形成でき、ここにシャツの裾を折り込
む作業を楽にすることができる。
【0014】さらに、前記台紙本体の台衿保持部の基部
中央に、フック用の孔を設けることにより、この孔にフ
ックを取り付けて、たたみ付け台紙にたたみ付けられた
シャツを吊り下げて陳列することもできるようになり、
販売店舗の商品レイアウトの自由度を増大させることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図6に基づき、こ
の発明の実施形態を説明する。図1乃至図3は、1枚の
台紙上にはめ絵状に形成された台紙本体と枠体の輪郭線
を示す。
【0016】図1は、台紙から型抜きされる枠体1が、
台紙の下辺2を頭部とする逆T字形に形成された第1の
実施形態である。逆T字形の枠体1の尾部は裾広がり状
に形成され、この裾広がり状部分の両側には差し込み部
3が設けられている。
【0017】逆T字形の枠体1とはめ絵状に形成された
台紙本体4は、その中央部がくり抜かれた門字形の形状
をしており、その下部両側には前記枠体1の差し込み部
3を嵌め込むためのスリット5が設けられている。
【0018】また、台紙本体4の上部には台衿保持部6
が形成され、その基部にはフック用の孔7が設けられる
とともに、台衿保持部6を台衿に沿って折り曲げるため
の折り目8が入れられている。
【0019】図2は、台紙から型抜きされる枠体9が、
図1と同様に、台紙の下辺を頭部とする逆T字形に形成
された第2の実施形態である。この実施形態では、枠体
9の裾広がり状の尾部の差し込み部10のほかに、逆T
字形の頭部両側にも差し込み部11が設けられている。
【0020】台紙本体12は、図1と同様に、門字形の
形状をしており、その上部には基部に折り目13を有す
る台衿保持部14が形成されている。門字形の下部両内
側には前記差し込み部10を嵌め込むための切り込み1
5が設けられるとともに、台紙本体12の上部両側に
も、前記差し込み部11を嵌め込むための切り込み16
が設けられている。
【0021】図3は、台紙から型抜きされる枠体17
が、台紙の下辺を頭部とする逆門字形に形成された第3
の実施形態である。逆門字形の枠体17とはめ絵状に形
成された台紙本体18は、T字形の形状をしており、そ
の下部は裾広がり状に形成され、この裾広がり状部分の
両側には差し込み部19が設けられている。台紙本体1
8の上部に形成された台衿保持部20の基部には、図1
と同様のフック用の孔21と折り目22が設けられてい
る。
【0022】逆門字形の枠体17の尾部両側には、前記
差し込み部19を嵌め込むためのスリット23が設けら
れている。なお、この場合は、枠体17が上下を逆にし
て台紙本体18の背面側に重ねられたとき、シャツの胴
部は幅広の枠体17にたたみ付けられる。
【0023】図4は、図1に示した台紙本体4と枠体1
を型抜きし、枠体1を上下を逆にして台紙本体4の背面
側に重ね、前記枠体1の差し込み部3と台紙本体4のス
リット5とを嵌め合わせて組み立てたたたみ付け台紙2
4を示す。
【0024】この実施形態では、枠体1の裾広がり状に
形成された尾部が、台紙本体4と途中で交差してその前
面側に廻され、この裾広がり状の尾部両側に設けられた
差し込み部3が、台紙本体4の前面側から前記スリット
5に嵌め込まれている。この差し込み部3は台紙本体4
の背面側からスリット5に嵌め込むこともできるが、こ
の実施形態のように、台紙本体4と枠体1の尾部を途中
で交差させることにより、前記差し込み部3がスリット
5から外れ難くなり、台紙本体4と枠体1の組み立てを
より強固にすることができる。
【0025】図5および図6は、図4に示したたたみ付
け台紙24にワイシャツ25をたたみ付けた状態を示
す。ワイシャツ25の台衿26に前記台衿保持部6が差
し込まれ、たたたみ付け台紙24の前面側に配置された
ワイシャツ25は、袖を含む両脇部27がたたたみ付け
台紙24の両サイドから前記枠体1の頭部に沿わせて背
面側へたたみ付けられている。一方、ワイシャツ25の
胴部28は、台紙本体4の下側から背面側へ前記両脇部
27に重ねてたたみ付けられ、両脇部27がたたみ付け
られた枠体1と台紙本体4の間に、その裾29が折り込
まれている。なお、この折り込まれた裾29は、クリッ
プ30で枠体1に固定されている。
【0026】このたたたみ付け台紙24にたたみ付けら
れたワイシャツ25は、台紙本体4の中央部がくり抜か
れているため、手に取っても強張った感じを与えず、か
つ2枚構造の台紙本体4と枠体1との間に、ワイシャツ
25の裾29が折り込まれて膨らみが形成されているた
め、ワイシャツ25が折れ曲がり難くくなっている。
【0027】また、台紙本体4の中央部の枠体1がくり
抜かれた部分は、上下を逆にして重ねられた枠体1で塞
がれているため、この部分がワイシャツ25の表面に透
けて見えることはない。さらに、このワイシャツ25
は、台衿26の近くに設けられた台紙本体4のフック用
の孔7を用いて、吊り下げて陳列することもできる。
【0028】以上の実施形態は、ワイシャツ用のたたた
み付け台紙について述べたが、その他のドレスシャツ
や、ポロシャツ等の各種カジュアルシャツにも適用でき
ることは勿論である。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明のたたたみ付け
台紙は、台紙本体と枠体の輪郭線を1枚の台紙上にはめ
絵状に形成して型抜し、型抜きされた枠体を上下逆にし
て台紙本体の背面側に重ねて組み立てる構成としたの
で、台紙素材からの抜き捨て余剰部を極力少なくできる
とともに、1つの型で両者を同時に型抜きできるため、
安価に製作できる。また、この発明のたたたみ付け台紙
は、台紙本体の中央部からはめ絵状の枠体部分がくり抜
かれているため柔らかさを有し、かつ台紙本体と枠体と
が2枚構造になり、この2枚の台紙の間にシャツの裾が
折り込まれて膨らみが形成されるため、たたみ付けたシ
ャツを折れ曲がり難くすることができる。さらに、台紙
本体の台衿保持部の基部にフック用の孔を設けたので、
たたみ付けたシャツを吊り下げて陳列することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態の台紙本体と枠体の輪郭線を示
す図
【図2】第2の実施形態の台紙本体と枠体の輪郭線を示
す図
【図3】第3の実施形態の台紙本体と枠体の輪郭線を示
す図
【図4】実施形態のたたたみ付け台紙の斜視図
【図5】図4にシャツをたたみ付けた状態を示す斜視図
【図6】図5のVI−VI線に沿った断面図
【図7】従来のたたたみ付け台紙の平面図
【図8】aは図7のa−a線に沿った断面図、bは図7
のb−b線に沿った断面図
【図9】従来の他のたたみ付け台紙の平面図
【符号の説明】 1 枠体 2 下辺 3 差し込み部 4 台紙本体 5 スリット 6 台衿保持部 7 孔 8 折り目 9 枠体 10、11 差し込み部 12 台紙本体 13 折り目 14 台衿保持部 15、16 切り込み 17 枠体 18 台紙本体 19 差し込み部 20 台衿保持部 21 孔 22 折り目 23 スリット 24 たたみ付け台紙 25 ワイシャツ 26 台衿 27 脇部 28 胴部 29 裾 30 クリップ 31 台衿保持部 32 台紙本体 33 枠体 34 差し込み部 35 切り込み 36 台紙本体 37 くり抜き部 38 薄紙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に台衿保持部を有する台紙本体と、
    シャツの裾が折り込まれる枠体からなるシャツのたたみ
    付け台紙において、前記台紙本体と枠体とが、1枚の台
    紙上にその輪郭線をはめ絵状に形成されて型抜きされた
    ものであり、この枠体が上下を逆にして台紙本体の背面
    側に重ねられるとともに、この台紙本体の下部もしくは
    枠体の下部のいずれか一方に差し込み部が、他方に切り
    込みもしくはスリットが設けられ、これらの差し込み部
    と切り込みもしくはスリットが、互いに嵌め合わされて
    組み立てられたことを特徴とするシャツのたたみ付け台
    紙。
  2. 【請求項2】 前記台紙から型抜きされる枠体が、台紙
    の下辺を頭部とする逆T字形であることを特徴とする請
    求項1に記載のシャツのたたみ付け台紙。
  3. 【請求項3】 前記台紙から型抜きされる枠体が、台紙
    の下辺を頭部とする逆門字形であることを特徴とする請
    求項1に記載のシャツのたたみ付け台紙。
  4. 【請求項4】 前記上下を逆にして台紙本体の背面側に
    重ねられた枠体の上部両側に差し込み部が設けられると
    ともに、台紙本体の上部両側に切り込みもしくはスリッ
    トが設けられ、これらの差し込み部と切り込みもしくは
    スリットが、互いに嵌め合わされたことを特徴とする請
    求項1乃至請求項3のいずれかに記載のシャツのたたみ
    付け台紙。
  5. 【請求項5】 前記台紙本体の台衿保持部の基部中央
    に、フック用の孔を設けたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項4のいずれかに記載のシャツのたたみ付け台
    紙。
JP11215397A 1997-04-30 1997-04-30 シャツのたたみ付け台紙 Pending JPH10295505A (ja)

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