JPH1029465A - 車載標識装置 - Google Patents

車載標識装置

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JPH1029465A
JPH1029465A JP8184488A JP18448896A JPH1029465A JP H1029465 A JPH1029465 A JP H1029465A JP 8184488 A JP8184488 A JP 8184488A JP 18448896 A JP18448896 A JP 18448896A JP H1029465 A JPH1029465 A JP H1029465A
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variable
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Isao Nose
勲 能勢
Kokichi Kawaura
宏吉 川浦
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NIPPON DORO KODAN
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INFOMEX KK
NIPPON DORO KODAN
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行時にも標識による表示が行えると共に、
表示中において降雪があっても屋根に雪が積もることが
なく伏倒することができるものである。 【解決手段】 一端が車両の前方に軸支されたフード3
と、一端がガイドレール2にガイドされ、他端が前記フ
ードの先端に軸支された可変標識体4と、該可変標識体
を前記ガイドレールに沿って移動させる移動手段9,4
cとより構成し、前記可変標識体の伏倒状態において、
該可変標識体は前記フードによって覆われ、可変標識体
の起立状態において、該可変標識体の後面側を斜めの状
態でフードが支持するようにした車載標識装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両の屋根に標識を
起伏自在に取付け、高速道路等において事故が発生した
り、工事が行われていたりした場合に、前記標識を起立
して事故の発生や工事を知らせたりするための車載標識
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における車載用標識装置としては、
道路工事用のトラックの荷台に標識装置を取付けたもの
と、ワゴン車等の車両の屋根に取付けたものとの大別し
て2種類の方式がある。そして、前者のトラック用の標
識装置は固定式のものであり、後者のワゴン用の標識装
置は起伏式のものであった。
【0003】すなわち、後者の起伏式のものは、車両の
走行時には標識装置を屋根に倒した状態にしておき、標
識による表示が必要な場合には、車両を停止して標識装
置を起立させて、後方より来る車両に対して必要な表示
の内容を知らせるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した後
者の車載標識装置にあっては、標識による表示を行う時
には、車両を停止して表示しなければならない。すなわ
ち、走行中に標識を起立したままでは、走行による風圧
によって標識が破損する恐れがあるといった問題があっ
た。
【0005】また、停止中において標識を起立して表示
を行っている場合において、降雪があると車両の屋根に
雪が積もって標識の伏倒が行えなくなり、そのために、
屋根の雪下ろしを行わなければならないといった問題も
あった。
【0006】本発明は前記した問題点を解決せんとする
もので、その目的とするところは、走行時にも標識によ
る表示が行えると共に、表示中において降雪があっても
屋根に雪が積もることがなく伏倒することができる車載
標識装置を提供せんとするにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の車載標識装置は
前記した目的を達成せんとするもので、その手段は、一
端が車両の前方に軸支されたフードと、一端がガイドレ
ールにガイドされ、他端が前記フードの先端に軸支され
た可変標識体と、該可変標識体を前記ガイドレールに沿
って移動させる移動手段とより構成し、前記可変標識体
の伏倒状態において、該可変標識体は前記フードによっ
て覆われ、可変標識体の起立状態において、該可変標識
体の後面側を斜めの状態でフードが支持するようにし
た。
【0008】また、前記可変標識体には回転灯が回動自
在に取付けられ、かつ、車両側との間にステーによって
連結され、可変標識体の起立および伏倒の何れの状態に
おいても回転灯が水平を保つようにしたものであり、さ
らに、前記可変標識体は起立開始時にはスプリング等の
弾性部材によって上方向にバネ付勢することが望まし
く、また、前記フードの両側と車両との間に幕体を張設
し、前記可変標識体を起立した状態においては、幕体が
可変標識体における裏面の両側を覆い、可変標識体を伏
倒した状態においては、フード内に収容されるようにす
ることが望ましいものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車載標識装置の実
施の一形態を図面と共に説明する。図1、図2におい
て、1はワゴン車やワンボックス車等の屋根のある車両
Aの屋根に固定されるキャリアにして、左右両側に上方
が開口されているコ字状のガイドレール2が固定されて
いる。また、キャリア1の先端側には合成樹脂等の軽量
材によるフード3が回動自在に取付けられ、このフード
の両側下縁には補強梁3aが一体化されている。なお、
このフード3の後端はテーパ部3bとなっている。
【0010】4は字幕式や発光ダイオード式等の公知の
可変標識体にして、キャリア1に対して伏倒状態におい
て下部先端の左右に取付けられた一対の車輪4aが前記
ガイドレール2に案内されている。そして、可変標識体
4の上端左右は前記したフード3の先端が軸杆4bによ
って軸支されている。
【0011】5は回転灯にして、その取付枠5aが起立
状態における可変標識体4の上端に軸杆5bによって軸
支されている。また、取付枠5aには一端が前記ガイド
レール2に固定された取付金具2aに軸支されたステー
6の先端が軸杆5cによって軸支されている。
【0012】7は前記キャリア1とフード3の左右側面
に上下縁が固定されたゴム幕や布等による雪の侵入防止
や可変標識体4の背面に対する風圧軽減を目的とする幕
体にして、左右の幕体7の間にはスプリング8が張設さ
れている。この幕体7は図1、図2において実線に示す
ように可変標識体4の起立状態にあっては、キャリア1
とフード4との間に生じる空間を塞ぐように張られ、従
って、降雪時において雪が前記空間に侵入するのを防止
している。また仮想線のように可変標識体4が伏倒状態
にあっては、スプリング8によって引っ張られ折り畳ま
れた状態でフード3内に収納されるようになっている。
【0013】図3において、9は前記キャリア1に固定
金具9aを介して固定されたモータにして、その出力軸
は先端が支持金具9bによって軸支されたネジ棒9cと
なっている。このネジ棒9cには前記した可変標識体4
の下部先端(図3において左端)に回動自在に取付けら
れたナット4cが螺合されている。またキャリア1の後
方(図3において右端)にはスプリング等の弾性部材1
0が取付けられていて、可変標識体4の後端を常時上方
に押し上げている。
【0014】11はキャリア1に取付けられ反時計方向
のバネ力が付勢された止めフックにして、可変標識体4
に取付けられた止めピン4dに引っかけられるようにな
っている。そして、前記止めフック11を止めピン4d
に引っかけることにより、可変標識体4の後方が前記弾
性部材10によって押し上げられるのを防止している。
【0015】次に、前記した構成に基づいて動作を説明
する。図1、図2の仮想線の状態、すなわち、回転灯5
が可変標識体4に対して直交した状態で、かつ、可変標
識体4が伏倒している状態から、図1、図2の実線で示
す可変標識体4が起立している状態への動作について説
明する。
【0016】先ず、止めフック11を止めピン4dより
外すと、可変標識体4の後方が弾性部材10によって押
し上げられる。この状態において、モータ9を駆動して
ネジ棒9cを回転させると、ナット4cが図1、図2に
おいて右方向に移動する。このナット4cの移動によっ
て、可変標識体4の車輪4aがガイドレール2によって
ガイドされ、かつ、可変標識体4の上部先端がフード3
の先端に軸支されていることによって、該可変標識体4
は右方向に移動、かつ、半時計方向に回動しながら起立
する。
【0017】また、可変標識体4に軸支されている回転
灯5の取付枠5aは、ガイドレール2の取付金具2aに
一端が軸支されているステー6の他端が軸支されている
ので、該可変標識体4の回動に伴って水平移動して、図
1、図2の実線で示す起立状態となる。
【0018】そして、可変標識体4が完全に起立状態と
なると、フード3はキャリア1と可変標識体4の上端と
の間で斜め状態となる。また、フード3が回動すること
により、該フード3とキャリア1との両側間に幕体7は
張られた状態となって、降雪時においても雪が内部に入
らないため可変標識体4の伏倒が雪によって不能になる
ことはない。
【0019】また、フード3が可変標識体4の背面側を
覆うと共に斜め状態となっていることにより、車両Aが
走行してもフード3によって直接風圧が可変標識体4に
当たらず空気抵抗が小さくなるので、走行した状態で可
変標識体4による表示も行える。
【0020】次に、前記した可変標識体4の起立状態か
ら伏倒状態への動作について説明するに、モータ9を前
記したとは逆の方向に回転することにより、可変標識体
4の下部先端側が左方向に移動するので、該可変標識体
4は時計方向に回動して伏倒状態となる。また、この伏
倒によってフード3も閉じる方向に回動するので、幕体
7はスプリング8のバネ力によって内側に引っ張られた
状態で折り畳まれる。
【0021】そして、可変標識体4が完全に伏倒する状
態で、一端は弾性部材10に当接して僅かに押し上げら
れた状態を保持するので、モータ9を引続き回転し可変
標識体4を左方向に移動することで、該弾性部材10の
バネ力に抗して可変標識体4を押し下げて、止めフック
11を時計方向に回転させ止めピン4dに自動係合する
ことにより、可変標識体4はキャリア1に固定される。
【0022】また、前記した可変標識体4の伏倒に伴っ
て回転灯5もステー6によって平行移動して可変標識体
4が完全に伏倒した状態においても回転灯5が水平状態
を保持するので、該回転灯5を点灯しながら車両Aが走
行しても外部から該回転灯5を見ることができる。
【0023】なお、前記した実施の一形態では、可変標
識体4の起立に際して止めフック11を手で外す必要の
ある例を示したが、止めフック11と止めピン4dとの
係合を電磁ロックによって行ってもよい。また、弾性部
材10に代えて可変標識体4の上部先端を起立時に持ち
上げる駆動機構を設けてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明は前記したように、可変標識体を
伏倒した状態(無表示状態)においては、該可変標識体
はフードによって覆われているので、可変標識体が汚れ
たりすることがなく、かつ、回転灯も車両の後方におい
て水平状態を保っているので、走行しながら点灯しても
後方から回転灯を見ることができる。
【0025】また、可変標識体を起立した状態(表示状
態)においては、フードは可変標識体の後方において斜
め状態で位置しているので、空気抵抗が小さくなって車
両を走行しながら表示を行うことができる。
【0026】また、前記表示状態において、可変標識体
の後方は幕体によって覆われているので、降雪時におい
て雪が可変標識体の後方に積もることがなく、従って、
可変標識体の伏倒時に雪が邪魔になって伏倒ができなく
なることがない等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る車載標識装置の側面図である。
【図2】同上の拡大側面図である。
【図3】駆動機構を示す要部の側面図である。
【図4】図2の可変標識体を起立した状態の右側面図で
ある。
【図5】図2の可変標識体を伏倒した状態の右側面図で
ある。
【符号の説明】
A 車両 1 キャリア 2 ガイドレール 3 フード 4 可変標識体 5 回転灯 6 ステー 7 幕体 8 スプリング 9 モータ 9a ネジ棒 10 弾性部材 11 止めフック

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が車両の前方に軸支されたフード
    と、一端がガイドレールにガイドされ、他端が前記フー
    ドの先端に軸支された可変標識体と、該可変標識体を前
    記ガイドレールに沿って移動させる移動手段とより構成
    し、前記可変標識体の伏倒状態において、該可変標識体
    は前記フードによって覆われ、可変標識体の起立状態に
    おいて、該可変標識体の後面側を斜めの状態でフードが
    支持するようにしたことを特徴とする車載標識装置。
  2. 【請求項2】 前記可変標識体には回転灯が回動自在に
    取付けられ、かつ、車両側との間にステーによって連結
    され、可変標識体の起立および伏倒の何れの状態におい
    ても回転灯が水平を保つようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の車載標識装置。
  3. 【請求項3】 前記可変標識体は起立開始時にはスプリ
    ング等の弾性部材によって上方向にバネ付勢されている
    ことを特徴とする請求項1記載の車載標識装置。
  4. 【請求項4】 前記フードの両側と車両との間に幕体を
    張設し、前記可変標識体を起立した状態においては、幕
    体が可変標識体における裏面の両側を覆い、可変標識体
    を伏倒した状態においては、フード内に収容されること
    を特徴とする請求項1記載の車載標識装置。
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