JPH10291702A - シート状キャリア送り出し装置 - Google Patents

シート状キャリア送り出し装置

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JPH10291702A
JPH10291702A JP9101995A JP10199597A JPH10291702A JP H10291702 A JPH10291702 A JP H10291702A JP 9101995 A JP9101995 A JP 9101995A JP 10199597 A JP10199597 A JP 10199597A JP H10291702 A JPH10291702 A JP H10291702A
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JP
Japan
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carrier
roll
joining
cutting member
speed
Prior art date
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Withdrawn
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JP9101995A
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English (en)
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Mamoru Takeda
守 武田
Yoshimi Motojiyuku
欣巳 本宿
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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  • Replacement Of Web Rolls (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 新ロールの外径に拘らず、常に一定のテール
長が維持され、確実な連続送り出し動作を実現する。 【解決手段】 旧ロール1のキャリア2の終端部近傍を
接合ロール5によって新ロール3のキャリア4の始端部
の接合部に圧接させ、キャリア2,4の連続的送り出し
を行う装置で、新ロール3の回転角速度、外径センサ1
3による新ロール3の外径の検出、接合部センサ12に
よる接合部の通過タイミングの検出とに応じ、接合ロー
ル5及び切断部材6を移動制御する。接合ロール5及び
切断部材6は、同一の支持体8により支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池の製造に用いる電
極原反の製造工程において、複数のシート状のキャリア
ロールよりキャリアを連続して送り出すためのキャリア
送り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電池の製造に用いる電極原反
の製造工程においては、この電極原反のベースとなる銅
箔やアルミニウム箔の如きシート状のキャリアを巻装し
たキャリアロールより、該キャリアを送り出し、塗布工
程や裁断工程の如き次工程に送るシート状キャリア送り
出し装置が用いられている。
【0003】そして、このシート状キャリア送り出し装
置としては、図3に示すように、旧ロール、すなわち、
第1のキャリアロール101より送り出される第1のキ
ャリア102が終端に近づいたときに、この第1のキャ
リア102の終端近傍を新ロール、すなわち、第2のキ
ャリアロール103に巻装された第2のキャリア44の
始端部に接合させることにより、複数のキャリア10
2,104を連続させて次々に送り出すことを可能とな
したキャリア送り出し装置が提案されている。
【0004】このようなシート状キャリア送り出し装置
においては、上記第2のキャリアロール103は、外周
面上となる上記第2のキャリア44の始端部分に粘着剤
等が被着された接合部が設けられている。そして、この
第2のキャリアロール103は、スピードアップモータ
107の駆動力により、リングコーン108及びスピー
ドアップローラ109を介して、回転操作される。スピ
ードアップローラ109の外周面は、第2のキャリアロ
ーラ103の外周面に接触されている。
【0005】この第2のキャリアロール103の回転速
度は、周速が上記第1のキャリアロール101より送り
出されて搬送されている第1のキャリア102の速度に
等しくなるように制御される。この第2のキャリアロー
ル103の周速は、周速検出センサ110によって検出
される。また、接合部の位置は、接合部検出センサ11
1によって検出される。
【0006】そして、上記第1のキャリア102の終端
近傍は、上記第2のキャリアロール103の外周面上の
接合部に圧接され、この第2のキャリア44の始端部分
に接合される。このような第1のキャリア102の第2
のキャリア44への圧接は、第2のキャリアロール10
3に対して接離操作可能となされた接合ロール105に
より行われる。上記第2のキャリア44は、上記第1の
キャリア102の終端部近傍に追従して、送り出され
る。このとき、上記第1のキャリア102は、上記第2
のキャリア44に接合された部分よりも搬送方向後方側
の位置において、切断部材106により切断される。
【0007】そして、上記第2のキャリア44の終端部
分は、上記第1のキャリア102の終端部分と同様に、
次の新ロール、すなわち、第3のキャリアロールとして
巻装された第3のキャリアの始端部近傍に接合される。
このようにして、順次的に次のキャリアが接合されて送
り出され、連続したキャリアの送り出しが行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
なシート状キャリア送り出し装置においては、接合ロー
ル105と切断部材106との距離が離れていると、第
1のキャリア102において、接合部に接合された箇所
より終端部までの部分、すなわち、テール部分の長さが
長くなる。
【0009】このようなテール部分の長さが長くなる
と、キャリアの搬送中における巻き込みや暴れといった
事故が生じてキャリアの切断が起こる虞れがある。ま
た、この場合においては、接合箇所近傍において、キャ
リアの皺が生じる虞れがある。
【0010】また、第2のキャリアロールの周速が第1
のキャリアの搬送速度に対して正確に同期されていない
と、テール部分の長さが一定に制御されず、キャリア同
士の接合が安定して行われなくなる虞れがある。
【0011】上述した従来のシート状キャリア送り出し
装置においては、スピードアップローラ109がリング
コーン108を介して回転操作されるために、いわゆる
メカロスが生じて、第2のキャリアロール103の回転
速度が充分に制御されない虞れがある。そのため、この
シート状キャリア送り出し装置においては、接合ロール
105の動作及び切断部材106の動作のタイミングが
演算値に対して誤差を生ずる虞れがあり、テール部分の
長さが一定に制御されない。
【0012】なお、このようなテール部分の長さの不安
定により生ずる事故を防止するため、図4に示すよう
に、第1のキャリアと第2のキャリアと2箇所で接合す
ることが考えられる。しかし、キャリア同士を2箇所で
接合することとした場合、接合部間に空気が進入してキ
ャリアに皺が生じる虞れがある。また、キャリア同士を
2箇所で接合することとしても、テール部分の長さが安
定しないと、図5に示すように、テール部分が短くなっ
た場合、2箇所めの接合部に対して第1のキャリアが接
合されない虞れがある。第1のキャリアが接合されなか
った接合部は、第2のキャリアのガイドローラ等への貼
り付きの原因となる。
【0013】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、搬送されている第1のキャリア
を第2のキャリアの始端部分に接合させる際に、第2の
キャリアロールの周速が正確に検出されることによっ
て、該第1のキャリアの第2のキャリアロールへの接合
が確実に行えるようになされ、これらキャリアの連続的
な送り出しが円滑、かつ、確実に行えるようになされた
シート状キャリア送り出し装置を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し上記
目的を達成するため、本発明に係るシート状キャリア送
り出し装置においては、第1のキャリアを第2のキャリ
アの始端側の接合部に接合させる接合ロール及び第1の
キャリアを接合部への接合箇所の搬送方向後方側で切断
する切断部材を、一体的な部材により支持させて配設し
た。
【0015】そして、接合ロール及び切断部材の移動操
作を制御する制御手段は、第1のキャリアを、第2のキ
ャリアの接合部に接合された箇所より所定の距離内にお
いて切断部材により切断する。
【0016】したがって、このシート状キャリア送り出
し装置においては、第2のキャリアロールの外径が異な
る場合であっても、第1のキャリアの第2のキャリアへ
の接合箇所よりも後端側のテール部分の長さが一定に保
たれる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態を図面を参照しながら説明する。
【0018】本発明に係るシート状キャリア送り出し装
置においては、図1に示すように、第1及び第2のキャ
リアロール1,3がそれぞれ回転可能に支持されてい
る。これらキャリアロール1,3は、互いに回転軸を平
行として、図示しない基台上にターレット軸を介して回
転可能に支持されたターレットアーム14の両端側にお
いて支持されている。ターレットアーム14は、180
°毎の角度位置に、間欠的に回転操作できるようになさ
れている。
【0019】上記各キャリアロール1,3をなす第1の
キャリア2及び第2のキャリア4は、例えばリチウムイ
オン2次電池の如き電池の電極原反のベースとなる銅箔
やアルミニウム箔であって、該各キャリアロール1,3
より送り出され、塗布工程や裁断工程の如き次工程に搬
送されるものである。
【0020】上記第1のキャリアロール1は、上記第2
のキャリアロール3が未使用の新ロールであるのに対
し、この第2のキャリアロール3に先だって第1のキャ
リア2を送り出す旧ロールとなる。すなわち、上記第1
のキャリアロール1をなす第1のキャリア2は、上記第
2のキャリアロール3をなす第2のキャリア4より先
に、次工程への搬送を終了されるものである。
【0021】上記第1のキャリアロール1は、図示しな
い回転駆動装置により、第1のキャリア2を送り出す方
向に回転操作される。回転駆動装置は、速度制御装置に
より制御されて、送り出される第1のキャリア2の搬送
速度が一定となるように、第1のキャリアロール1の回
転角速度を制御する。第1のキャリア2は、複数のガイ
ドローラ15,16にガイドされ、さらに、ガイドロー
ラ17にガイドされて、図1中矢印Aで示すように、次
工程に搬送される。また、この第1のキャリア2の搬送
速度は、図示しない搬送速度検出手段となる搬送速度検
出センサにより検出される。
【0022】そして、第2のキャリアロール3は、回転
操作手段を構成するスピードアップモータ9の駆動力に
より、スピードアップローラ10を介して、図1中矢印
Bで示すように、第1のキャリアロール1の回転方向と
同一の方向である第2のキャリア4を送り出す方向に回
転操作される。スピードアップモータ9は、スピードア
ップローラ10を直接に回転操作する。そして、スピー
ドアップローラ10は、第2のキャリアロール3の外周
面に接触されている。
【0023】上記スピードアップモータ9は、速度制御
装置により制御されて、第2のキャリアロール3の周速
が第1のキャリア2の搬送速度に同期するように、第2
のキャリアロール3の回転角速度を制御する。
【0024】そして、このキャリア送り出し装置は、タ
ーレットアーム14に取付けられた第2のキャリアロー
ル3の外径を測定する外径検出手段となる外径検出セン
サ13を有している。この外径検出センサ13は、第2
のキャリアロール3の支軸より所定の位置に配設され、
この第2のキャリアロール3の外周面までの距離を測定
することにより、この第2のキャリアロール3の外径を
算出する。この外径検出センサ13の検出出力は、速度
制御装置に送られる。
【0025】上記第2のキャリアロール3の外周面上に
ある上記第2のキャリア4の始端部分には、接合部が設
けられている。この接合部は、粘着剤が塗布せれること
により形成されており、上記第2のキャリアロール3の
外方側に臨んで設けられている。
【0026】そして、このキャリア送り出し装置は、第
2のキャリア4の接合部を検出する接合部検出手段とな
る接合部検出センサ12を有している。この接合部検出
センサ12は、この接合部検出センサ12に対向する位
置に接合部が通過したときに検出信号を出力するように
構成されている。接合部検出センサ12は、サーボモー
タ11により、第2のキャリアロール3に対して進退可
能となされ、第2のキャリアロール3の外周面に対して
常に一定の距離となる位置となされる。この接合部検出
センサ12の検出出力は、速度制御装置に送られる。
【0027】第2のキャリアロール3の周速Vrは、外
径検出センサ13により検出される第2のキャリアロー
ル3の直径φDと、接合部検出センサ12により検出さ
れる接合部の通過周期Tsとにより算出される。すなわ
ち、第2のキャリアロール3の回転角速度をωとする
と、 Vr=2πr/ω=πφD/Ts により算出される。
【0028】そして、上記第2のキャリアロール3の近
傍には、この第2のキャリアロール3と共働して上記第
1のキャリア2の搬送経路を挟む位置となされて、接合
ロール5が配設されている。この接合ロール5は、支持
部材8に基端側を回動可能に支持された回動アーム上に
回転可能に配設されている。
【0029】接合ロール5は、回動アームが、図1中矢
印Cで示すように、第2のキャリアロール3側に回動さ
れることにより、この第2のキャリアロール3の外周面
に近接する位置に移動操作される。そして、この接合ロ
ール5は、第2のキャリアロール3と共働して第1のキ
ャリア2を挟持し、この第1のキャリア2を第2のキャ
リアロール3に圧接させる。
【0030】また、支持部材8には、接合ロール5と第
1のキャリアロール1との間となる位置に、切断部材6
が配設されている。この切断部材6は、接合ロール5が
第1のキャリア2を第2のキャリアロール3に圧接させ
ているとき、図1中矢印Dで示すように、第1のキャリ
ア2側に移動操作され、この第1のキャリア2を、接合
ロール5と第1のキャリアロール1との間の部分におい
て、切断する。
【0031】また、支持部材8は、サーボモータ7の駆
動力により、第2のキャリアロール3に対する接離方向
に移動操作可能となされている。これら支持部材8、接
合ロール5及び切断部材6の移動操作のタイミングは、
速度制御装置が制御する。
【0032】上述のように構成されたシート状キャリア
送り出し装置においては、第1のキャリア2の次工程へ
の搬送が進行して第1のキャリアロール1における該第
1のキャリア2の残余が少なくなると、この第1のキャ
リア2の終端側部分の第2のキャリア4の始端部分への
接合が行われる。
【0033】すなわち、第1のキャリアロール1におけ
る第1のキャリア2の残余が所定量以下となると、上記
接合ロール5は、サーボモータ7及び回動アームの動作
により、第1のキャリア2を第2のキャリアロール3の
外周面部に圧接させる。第2のキャリアロール3の外周
面部に圧接された第1のキャリア2は、接合部に接合さ
れ、この接合部が設けられた第2のキャリア4の始端部
分とともに、搬送を続行される。そして、第1のキャリ
ア2は、切断部材6により、接合部への接合箇所よりも
搬送方向後方側において切断される。このようにして、
次工程へは、第1のキャリア2の終端側部分と第2のキ
ャリア4の始端側部分とが接合された状態で、連続した
搬送が行われる。
【0034】この後、第2のキャリアロール3は、ター
レットアーム14が180゜回動されることにより、第
1のキャリアロール1が位置していた位置に移動され
る。そして、第1のキャリアロール1を支持していた支
軸には、この第1のキャリアロール1に代えて、第3の
キャリアロールが装着される。この第3のキャリアロー
ルは、第2のキャリアロール3よりの第2のキャリア4
の送り出しが終了するときに、第2のキャリア4の終端
部側に第3のキャリアの始端部分を接合させる新ロール
となる。
【0035】そして、このシート状キャリア送り出し装
置においては、接合ロール5による第1のキャリア2の
上記第2のキャリアロール3への圧接は、図2に示すよ
うに、接合部が接合ロール5に対して第2のキャリアロ
ール3の支軸回りに180゜の角度を隔てた位置にある
とき、すなわち、接合部が接合部検出センサ12の正面
に対して第2のキャリアロール3の支軸回りに90゜の
角度を隔てた位置にあるときに開始され、接合部が接合
ロール5に対応する位置に移動されるまでに亘って行わ
れる。また、切断部材6による第1のキャリア2の切断
は、接合部が接合ロール5に対応する位置に移動された
とき、すなわち、接合部が接合部検出センサ12の正面
に対して第2のキャリアロール3の支軸回りに270゜
の角度を隔てた位置にあるときに行われる。
【0036】そして、このシート状キャリア送り出し装
置においては、速度制御装置は、第1のキャリア2の搬
送速度、すなわち、第2のキャリアロール3の周速と、
接合部検出センサ12による接合部の検出のタイミング
とに応じて、接合ロール5及び切断部材6の移動操作の
タイミングを制御する。
【0037】ここで、接合ロール5を移動操作すべき制
御が開始されてから実際に接合ロール5が第1のキャリ
ア2を第2のキャリアロール3上に圧接させるまでの時
間、すなわち、接合ロール5の遅延時間をTnとする
と、接合ロール5を移動操作すべき制御は、 Ts/4−Tn・Vr によって規定されるタイミングによって行われる。この
ようなタイミングを採ることにより、接合ロール5が第
1のキャリア2を実際に第2のキャリアロール3上に圧
接させるタイミングを、接合部が接合部検出センサ12
の正面に対して90゜の角度を隔てた位置にあるときと
することができる。
【0038】また、切断部材6を移動操作すべき制御が
開始されてから実際に切断部材6が第1のキャリア2を
切断するまでの時間、すなわち、切断部材6の遅延時間
をTkとすると、切断部材6を移動操作すべき制御は、 3Ts/4−Tn・Vk によって規定されるタイミングによって行われる。この
ようなタイミングを採ることにより、切断部材6が第1
のキャリア2を実際に切断するタイミングを、接合部が
接合部検出センサ12の正面に対して270゜の角度を
隔てた位置にあるときとすることができる。
【0039】本発明に係るシート状キャリア送り出し装
置は、電池製造用以外のキャリア送り出し装置にも適用
することができることは言うまでもない。
【0040】
【発明の効果】上述のように、本発明に係るシート状キ
ャリア送り出し装置においては、第1のキャリアを第2
のキャリアの始端側の接合部に接合させる接合ロール及
び第1のキャリアを接合部への接合箇所の搬送方向後方
側で切断する切断部材を、一体的な部材により支持させ
て配設している。そして、接合ロール及び切断部材の移
動操作を制御する制御手段は、第1のキャリアを、第2
のキャリアの接合部に接合された箇所より所定の距離内
において切断部材により切断する。
【0041】したがって、このシート状キャリア送り出
し装置においては、第2のキャリアロールの外径が異な
る場合であっても、第1のキャリアの第2のキャリアへ
の接合箇所よりも後端側のテール部分の長さを一定に保
つことができる。
【0042】すなわち、本発明は、搬送されている第1
のキャリアを第2のキャリアの始端部分に接合させる際
に、第2のキャリアロールの周速が正確に検出されるこ
とによって、該第1のキャリアの第2のキャリアロール
への接合が確実に行えるようになされ、これらキャリア
の連続的な送り出しが円滑、かつ、確実に行えるように
なされたシート状キャリア送り出し装置を提供すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート状キャリア送り出し装置の
構成を示す側面図である。
【図2】上記シート状キャリア送り出し装置において第
2のキャリアロール上における接合ロール及び切断部材
の動作のタイミングを示す側面図である。
【図3】従来のシート状キャリア送り出し装置の構成を
示す側面図である。
【図4】従来のシート状キャリア送り出し装置におい
て、接合部を2箇所とした場合の接合箇所の状態を示す
側面図である。
【図5】従来のシート状キャリア送り出し装置におい
て、接合部を2箇所とした場合に、接合が不完全である
状態を示す側面図である。
【符号の説明】
1 第1のキャリアロール、2 第1のキャリア、3
第2のキャリアロール、4 第2のキャリア、5 接合
ロール、6 切断部材、12 接合部検出センサ、13
外径検出センサ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に支持された第1のキャリアロ
    ールより送り出されている第1のキャリアの搬送速度を
    検出する搬送速度検出手段と、 第2のキャリアが巻装された第2のキャリアロールを回
    転操作する回転操作手段と、 上記第2のキャリアロールの外径を検出する外径検出手
    段と、 上記第2のキャリアの始端部近傍のロール外周面側に設
    けられた接合部を検出する接合部検出手段と、 上記外径検出手段により検出される第2のキャリアロー
    ルの外径と上記接合部検出手段により検出される接合部
    の通過周期とから、第2のキャリアロールの周速を算出
    するとともに、上記回転操作手段を制御し、第2のキャ
    リアロールの周速を第1のキャリアの搬送速度に同期さ
    せる速度制御手段と、 回転可能に支持されるとともに上記第2のキャリアロー
    ルに対する接離方向に移動操作可能となされ、上記第1
    のキャリアロールより送り出されている第1のキャリア
    を該第2のキャリアロールの周面に圧接させる接合ロー
    ルと、 搬送されている第1のキャリアロールに対する接離方向
    に移動操作可能となされ、該第1のキャリアを、上記接
    合ロールにより上記第2のキャリアの接合部に対して接
    合された部分の搬送方向後方側において切断する切断部
    材と、 上記接合ロール及び切断部材に対する移動操作を制御す
    る制御手段と、 を備え、 上記接合ロール及び切断部材は、一体的な部材により支
    持されて配設されており、 上記制御手段は、上記周速検出手段及び上記接合部検出
    手段による検出結果に基づき、上記接合ロール及び切断
    部材の移動操作を制御し、上記第1のキャリアを、上記
    第2のキャリアの接合部に接合された箇所より所定の距
    離内において上記切断部材により切断することを特徴と
    するシート状キャリア送り出し装置。
  2. 【請求項2】 回転操作手段は、第2のキャリアロール
    を直接的に駆動することを特徴とする請求項1記載のシ
    ート状キャリア送り出し装置。
  3. 【請求項3】 接合部検出手段は、位置制御機構によ
    り、検出部が第2のキャリアロールの外周面より一定の
    距離となる位置に位置制御されることを特徴とする請求
    項1記載のシート状キャリア送り出し装置。
JP9101995A 1997-04-18 1997-04-18 シート状キャリア送り出し装置 Withdrawn JPH10291702A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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SG103305A1 (en) * 2000-07-18 2004-04-29 Nisshin Spinning Slitter for an electrode raw material sheet and the slitting process
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