JPH102900A - サンプル液体中の分析物を検出する方法、試薬キット及び反応容器 - Google Patents

サンプル液体中の分析物を検出する方法、試薬キット及び反応容器

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JPH102900A
JPH102900A JP9064277A JP6427797A JPH102900A JP H102900 A JPH102900 A JP H102900A JP 9064277 A JP9064277 A JP 9064277A JP 6427797 A JP6427797 A JP 6427797A JP H102900 A JPH102900 A JP H102900A
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reaction
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Dieter Josef
ヨーゼフ ディーター
Suzanne Greber
グレーバー ズツァンネ
Jean Adam
アーダム ジャン
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Stiftung fur Diagnostische Forschung
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    • B01L3/00Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
    • B01L3/50Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
    • B01L3/502Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes with fluid transport, e.g. in multi-compartment structures
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/53Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor
    • G01N33/543Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals
    • G01N33/54313Immunoassay; Biospecific binding assay; Materials therefor with an insoluble carrier for immobilising immunochemicals the carrier being characterised by its particulate form

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サンプル液体を凝集試薬と接触させかつ分析
物と凝集試薬との間の反応を測定することにより、凝集
によりサンプル液体中の分析物を検出方法、本方法を実
施する試薬キットを提供する。 【解決手段】 該検出方法は、コンパクトな多孔質マト
リックスを含有しかつ重力の作用に基づき凝集反応の定
量的もしくは準定量的測定を行うことができる反応容器
を使用することよりなる。凝集により試料液体中の分析
物を検出する試薬キットは、(a)コンパクトな多孔質
マトリックスを含有する反応容器、及び(b)分析物と
の凝集錯体を形成することのできる凝集試薬を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンプル液体を凝
集試薬と接触させかつ分析物と凝集試薬との間の反応を
測定することにより、凝集によりサンプル液体中の分析
物を検出する方法に関する。更に、本発明は、本発明に
よる方法を実施するための反応容器及び試薬に関する。
【0002】
【従来の技術】凝集により分析物を検出する方法は公知
である。例えば、欧州特許第0194202号明細書
は、赤血球凝集の検出方法を開示しており、該方法は、
血清と赤血球の混合物をインキューベーションした後
に、場合により抗体を含有するゲル媒体に加え、かつこ
の混合物を、赤血球凝集の測定を可能にする沈降条件に
曝すことよりなる。
【0003】欧州特許公開第0305337号明細書
は、水性媒体中で担体結合した抗原と抗体との錯体を光
学的に可視化することにより抗体又は抗原を検出する方
法を開示しており、該方法では、抗体又は抗原を含有す
る溶液を担体結合した抗原又は抗体と接触させ、この反
応前、反応中又は反応後に不活性粒子の懸濁液もしくは
サスペンジョンを加え、引き続き該混合物を重力に曝す
ことよりなり、この場合抗原・抗体錯体が形成されると
該錯体は強度の陽性の場合には不活性粒子の沈降物上に
存在し、弱い陽性の場合には不活性粒子の内部に存在
し、かつ抗原・抗体錯体が存在しない場合、即ち陰性の
場合には、担体結合した抗体又は抗原は沈降した粒子の
下に存在する。不活性粒子としては、例えばデキストロ
ースポリマー又はガラス球を使用することができる。
【0004】しかしながら、ゲル媒体もしくは粒子状マ
トリックスの使用は、一連の欠点をもたらすことがあ
る。例えば、不活性粒子からなる層は機械的に不安定で
あり、該表面は水平貯蔵の際にずれるか又は振動すると
飛び散るので、場合によっては疑いのあるあるいは更に
間違った結果を生じる恐れがある。更に、該不活性粒子
は、極めて高い精度で製造しなけばならない。それとい
うのもさもなければ、該方法の精度及び感度が強度に変
動することがあるからである。更に、不活性粒子の懸濁
液をマイクロリットルの範囲内の不活性粒子に充填する
ことは技術的に極めて困難である。それというのも、特
に、充填中の常時の必要な撹拌は、不活性粒子を損傷
し、ひいてはまた容積結果を誤らせることがあるからで
ある。公知方法の更にもう1つの欠点は、該方法は実質
的に有色の担体結合した抗原又は抗体、例えば赤血球に
制限されることにある。例えば白血球、血小板又はラテ
ックス反応において存在するような、白色ないしは無色
の抗原は、予め着色しなければ検出することができな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の基礎
とした課題は、不活性粒子からなるマトリックスを使用
することにより生じる前記欠点を少なくとも部分的に排
除することであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題は、サンプル液
体を凝集試薬と接触させかつ分析物と凝集試薬との間の
反応を測定することにより、凝集によりサンプル液体中
の分析物を検出方法により解決され、該方法は、コンパ
クト(compact)な多孔質マトリックスを含有しかつ重
力の作用に基づき凝集反応の定量的もしくは準定量的測
定を行うことができる反応容器を使用することを特徴と
する。
【0007】意想外にも、個々の不活性粒子の代わりに
唯一のコンパクトなマトリックスを使用することによ
り、不活性の粒子を使用する際に生じる見かけ上解決不
能な全ての問題を克服することができることが判明し
た。
【0008】好ましくは、本発明による方法のために
は、通路、特に一定の直径を有する通路を含有するコン
パクトなマトリックスを使用する。該マトリックスの気
孔もしくは通路の内径は、その都度の試験に相応して著
しく変更することができる。例えば、小さい血小板にた
めには比較的大きな白血球のために使用されるより小さ
い直径を有する通路を使用することができる。
【0009】コンパクトなマトリックスは、以下に示す
ように、種々の気孔幅で得られる:
【0010】
【表1】
【0011】ガラス又はプラスチックをベースとするコ
ンパクトなマトリックスを使用するのが有利である。特
に有利であるのは、ガラスマトリックス、例えばコント
ロールド・ポア・ガラス(Controlled Pore Glass)であ
る。このようなマトリックスは、例えばDuranからな
る。これらはブランド社(Firma Brand:ドイツ在)か
ら種々の通路直径で得られる。可能な非特異性吸収を回
避するために、改質した、例えばシラン処理した表面を
有するガラスを使用するのが有利である。
【0012】本発明による方法は、サンプル液体内の分
析物の検出に関する。サンプル液体としては、有利に、
場合により希釈されていてもよい体液、例えば血液、血
清又は血漿が利用される。本発明による方法のためのサ
ンプル液体の容量は、広い範囲内で変動することがで
き、マイクロ試験のためには、1〜200μlの容量を
使用するのが有利である。
【0013】分析物を検出するには、凝集試薬、即ち特
異的にかつ分析物と高い親和性をもって結合可能である
物質を使用する。該凝集試薬は、分析物に対する少なく
とも2つの結合位置を含有する。それにより、分析物と
凝集試薬とからなる架橋した凝集錯体の生成が可能にな
る。固定化された、例えばマトリックスに結合された抗
体を使用する場合には、もちろん唯一の結合位置で十分
である。
【0014】本発明による方法により検出可能な分析物
は、特異的にかつ凝集試薬と高親和的交互作用を起こす
ことができる物質、例えば、免疫反応により測定するこ
とができる抗原もしくは抗体である。本発明の第1の有
利な実施態様は、サンプル液体内の分析物としての抗
体、例えばウイルス(HIV、肝炎ウイルス)、細菌も
しくは原生動物のような病原体に対する抗体、自己抗原
に対する抗体、腫瘍に対する抗体又はアレルゲンに対す
る抗体の検出に関する。抗体は遊離抗体、例えばIg
G、又は細胞固定の抗体、例えばIgEであってもよ
い。遊離抗体、即ち特に非細胞結合抗体の検出のために
は、担体結合した抗原を使用するのが有利である。適当
な担体の例は、合成担体、例えばラテックス、デキスト
ロース、アガロース、架橋したポリペプチド等からなる
粒子、及び例えば細胞のような天然の担体、例えば赤血
球である。標識付けした、即ち検出可能な基を施した担
体を使用するのが有利である。例えば赤血球のような着
色された担体を使用する場合には、標識基の付加的な導
入は不必要である。更に、本発明の特定の実施態様で
は、以下に詳細に説明するように、完全に標識基の導入
を省くことができる。
【0015】本発明のもう1つの有利な実施態様は、サ
ンプル液体内の抗原、例えば血清蛋白質、代謝産物、ホ
ルモン、メディエータ等のような遊離抗原、又は例えば
細胞の血液型抗原等のような担体結合した抗原の検出に
関する。担体結合した抗原を検出するためには、有利に
は遊離抗体又はその断片を凝集試薬として使用する。遊
離抗原を検出するためには、有利には担体結合した抗体
もしくは担体結合した抗体断片を使用する。
【0016】本発明による方法においては、重力の作用
に基づき測定すべき分析物と凝集試薬との間の凝集反応
の定量的又は準定量的測定を行うことができるコンパク
トな多孔質マトリックスを使用する。重力の作用は長期
間の沈降によっても惹起することができるが、好ましく
は遠心分離を使用する。それというのも、既に短時間後
に所望の沈降を引き起こすことができるからである。遠
心分離時間及びg値に関する最適な条件は、当業者は困
難なくそれぞれの分析系のために確認することができ
る。これらの条件は、特に凝集試薬と分析物の間の凝集
錯体、未結合状態での反応混合物の成分並びにコンパク
トなマトリックスの気孔径もしくは気孔径分布の性状に
より決定される。
【0017】有利には、マトリックスの気孔径は、強い
凝集の際には測定すべき分析物及び凝集試薬からなる反
応生成物が実質的にコンパクトなマトリックス内に侵入
できないように選択するのが有利である。この反応パタ
ーンについては、例えば図2のB及びCで説明されてい
る。
【0018】分析物と凝集試薬の間の弱い陽性反応の際
には、反応生成物は有利にはコンパクトなマトリックス
内に確かに侵入すべきであるが、但し完全には貫通すべ
きでない。凝集試薬と測定すべき分析物との間に重要な
凝集反応が生じない場合には、反応容器内に収容された
成分、特に担体結合した抗体、抗原もしくは担体結合し
た凝集試薬はコンパクトなマトリックスを実質的に完全
に貫通する。この際生じる反応パターンは、図2のD及
び図3のDに示されている。マトリックスが反応容器の
底部まで達していない反応容器を使用する場合には、陰
性反応の場合には着色されていない担体の検出も可能で
ある。それというのも、液体層を通過する沈降がマトリ
ックスにより制限されるからである。弱い陽性反応の際
には、沈降の高さから準定量的測定を行うことができ
る。
【0019】凝集試薬と分析物の混合は、本発明による
方法の特定の実施態様によれば、両者の成分がマトリッ
クスと接触している間に行うことができる。しかしなが
ら、他の実施態様によれば、前インキューベーションが
必要である。この前インキューベーションは、別々の容
器で行うことができる。しかしながら、前インキューベ
ーションは、マトリックスをも含有する反応容器の内部
で行うのが有利である。この場合には、反応容器は、容
器内にピペットで採った溶液とマトリックスとの即座の
接触が起こらないように構成されているべきである。こ
のことは、例えば、マトリックスの上に膜を施すか、又
は以下に詳細に説明するように、特殊に構成された反応
容器を使用することにより達成することができる。
【0020】
【実施例】次に、図示の実施例につき本発明を詳細に説
明する。
【0021】図1のA及びBには、本発明による反応容
器のための2つの有利な実施例が示されている。これら
の反応容器10,20は、上方領域10a,20a、中
央領域10b,20b及び下方領域10c,20cを有
する反応容器10,20を有し、その際コンパクトな多
孔質マトリックス12,22は中央領域10b,20
b)に亙り拡がりかつ上方領域10a,20a及び/又
は下方領域10c,20cにマトリックスが存在しない
空間を有する。更に、該反応容器内には液体14,2
4、例えば緩衝剤溶液又は試薬溶液が存在し、該溶液の
液体レベルはマトリックスの上方端部の上に存在する。
更に、図1のBに示された反応容器20は、上方領域2
0a内に拡大部26、例えばホッパーの形の拡大部を有
する。
【0022】反応容器としては、有利には50μl〜2
ml、特に50μl〜1mlの容積を有するマイクロ遠
心分離小管を使用することができる。拡大部26を有す
るマイクロ遠心分離容器20の場合には、液体レベルは
凝集試薬をサンプルに加える前には有利には拡大部26
の下にあるので、サンプル及び凝集試薬をピペットで採
る際に、ピペットにより採られた液体とマトリックスと
の即座の接触を妨害する気泡が形成され得る。
【0023】反応小管は、その都度種々の方法に基づく
実施例によりマトリックスを有していてもよくかつ試薬
(緩衝剤又は抗血清)が充填されていてもよい。この場
合、以下の処理が推奨される:市販のガラスフリットか
ら切片を開口に適合した形に切り取りかつ毛管にセット
する。これは簡単な加熱によりマトリックスに結合させ
ることができる。充填は、毛管を試薬内に浸漬すること
により簡単な毛管より行う。それにより、液体は吸引さ
れかつ空気は下から押し出される。このプロセスはその
都度の所望の充填高さに基づきいつでも中断することが
できる。図1のAに示された反応小管は、簡単溶封によ
り得られる。場合により、長期の保存を予定する場合に
は、毛管の上方開口をも溶封することができる。使用す
るためには、上方部分に簡単に、場合により破断溝によ
り破断することができる。ここに記載した手動の製造方
法は、もちろん今日提供される補助手段により極めて廉
価に機械的に大量生産することができる。
【0024】図1のBに基づく反応容器の充填のために
は、以下の処置が推奨される:僅かに円錐形に成形され
た容器に、相応する試薬を充填しかつ引き続き同様に僅
かに円錐形に成形されたマトリックスを嵌合させる。マ
トリックスと容器壁は重力に基づき正確に互いに適合す
る。この適合は、もちろん遠心分離により促進しかつ固
定することができる。水平な使用のために特定された図
4による反応容器のためには、第3の製造方法を推奨す
る:マトリックスを試薬を入れる前に小管内に圧入す
る。試薬は小管の膨出部は小管の膨出部に入れかつ遠心
分離により下方部に移行させる、それにより同時にマト
リックスは小管壁に押しつけられ、一方小管内に存在す
る空気は押し出される。工業的に製造は、この方法に基
づきまた簡単に実施可能である。
【0025】マトリックスの表面には、本発明による方
法の一定の実施態様のために抗原又は抗体を固定化する
ことができる。
【0026】図2は、サンプル液体内の担体結合された
抗原を検出するための反応工程図、例えば図1のAに示
された反応容器及び凝集試薬として抗体を使用して患者
のサンプル内の血液型マーカーを測定するための反応工
程図を示す。
【0027】このためには反応容器30内に、測定すべ
き分析物に対する抗体を含有する溶液32が内在するコ
ンパクトなマトリックスと一緒に、担体結合した分析
物、例えば赤血球の表面に結合された血液型マーカーを
含有するサンプル液体34、例えば血液を入れる(図2
のA)。遠心分離後に、強い陽性反応の場合(図2の
B)には、マトリックスの上側に凝集生成物36の帯が
存在する。弱い陽性反応のみが起こった場合には、コン
パクトなマトリックスの内部に凝集生成物が見られる
(図2のC参照)。陰性の反応の場合、即ちサンプル内
に分析物が存在せず、従って凝集試薬との反応が起こり
得ない場合には、反応混合物40の凝集しなかった担体
結合した成分が重力に基づき反応容器の底部に溜まる
(図2のD参照)。
【0028】図3は、図1のBによる反応容器内で凝集
試薬として担体結合した抗原を使用してサンプル液体内
に存在する特異的抗体の検出のための反応工程図を示
す。このためには、適当な液体52、例えば緩衝溶液又
は第2の抗体(クームス検査:Coombs-Test)を含有す
る反応容器50に、サンプル液体54及び担体結合した
抗原、例えばラテックス粒子の表面に固定した抗原56
を入れる。有利には、この添加は、サンプル液体と担体
結合した抗原とが気泡58によって液体52から分離さ
れた混合物60が生じるように行う(図3のB参照)。
適当なインキューベーション時間後に、該混合物60を
例えば遠心分離によりマトリックスと接触させる。陽性
の反応の際には、凝集生成物62はマトリックスの上側
に存在し(図3のC)、一方陰性の反応の際には凝集し
なかった凝集試薬、即ち担体結合した抗原64はマトリ
ックスの通路を貫通しかつ反応容器の底部に沈降する
(図3のD参照)。
【0029】本発明による方法を実施するためには、カ
ード又はディスク上に任意の数で並べて配置することが
できるマイクロ反応容器を使用するのが有利である。こ
のような試験カードは、種々の形式で製造することがで
きる。例えば、小管をカード又はディスクに貼り付ける
か、又は小管をカード又はディスク内に一体化されるよ
うに構成することもできる。
【0030】この場合には、反応容器は既に凝集試薬を
収容し、かつ溶着フィルムで密閉することができる。こ
のようにして製造した試験体は、簡単な取り扱いを可能
にしかつ自動化した分析法で使用することができる。こ
の場合には、個々の小管への試料の装入、試料の取り扱
い及び評価は電子的データ処理により制御することがで
きる。
【0031】更に、コンパクトなマトリックスは、凝集
反応を特に簡単にかつ低コストで自動化することができ
る驚異的方法を可能にする。このためには図4による反
応容器70を使用することができる。このような反応容
器は通路72を有するマトリックス並びにマトリックス
を有しない空間を有し、かつ適当な液体76、例えば緩
衝剤又は抗血清がマトリックスの上端部の上まで充填さ
れている。更に、該反応容器は、例えば膨出部の形の拡
大部78を有する。該反応容器は、有利には水平にディ
スク(図5)に任意の数で取り付けられているか又は組
み込まれている。それにより今日まで達成されなかった
反応工程の簡単化を、図6におけるフローチャートで説
明する:第1工程で、それぞれの反応のために必要な試
薬、例えば緩衝剤又は抗血清を、小管の膨出部にピペッ
トで採る。遠心分離により液体を小管の下方部に移行さ
せる、この際同時に小管内に存在する空気は押し出され
る。この第1工程は、本来の分析の直前にあるいは予め
工場での製造工程のいずれかで行うことができる。後者
の場合には、反応容器はもちろん、例えばフィルムで溶
封する密閉されねばならない。第2工程で、患者のサン
プル及び図3による反応の場合には結合した抗原を膨出
部に入れる。第3工程で、抗原と抗体はインキューベー
ション過程で反応する。この工程は、もちろん図2の反
応の際には、省くこともできる。第4工程で、遠心分離
する。その際、図2のB,C,Dによる反応パターンが
形成される。これらの反応パターンを、第5工程で自動
的に読み取り(例えばスキャナーにより))かつコンピ
ュータプログラムでインタープリットする。第6工程
で、該データを検出のために伝送する。その際、それぞ
れの結果を安全のために視覚的に確証することができ
る。
【0032】本発明のもう1つの対象は、凝集により試
料液体中の分析物を検出する試薬キットであり、該キッ
トは(a)コンパクトな多孔質マトリックスを含有する
反応容器、及び(b)分析物との凝集錯体を形成するこ
とのできる凝集試薬を有する。
【0033】反応容器と凝集試薬は、物理的に分離され
た形で存在することができる。他面、特定の試験フォー
マットにおいては凝集試薬は既に反応容器内に存在して
もよい。コンパクトなマトリックスは、有利には反応容
器内に、遠心分離の際に移動が起こり得ないように嵌合
されている。更に、マトリックスは好ましくは反応容器
の内側と直接接触しているので、遠心分離の際に反応混
合物の成分は反応容器内壁とマトリックスの間を貫通す
ることはできない。マトリックスは好ましくは反応容器
の全領域に拡がっておらず、中央領域にのみ拡がってい
る。
【0034】本発明の有利な実施態様では、試薬キット
は、カード又はディスク上に一緒に配置された多数の反
応容器を有する。カード又はディスク上に存在する反応
容器は、同じ分析物を検出するため又は異なった分析物
を検出するために特定されていてもよい。反応容器の容
積は、有利には50μl〜2mlである。
【0035】本発明のもう1つの対象は、コンパクトな
多孔質マトリックスを収容した反応容器であり、この場
合マトリックスは、容器の遠心分離の際に容器内でのマ
トリックスの移動が行われないように配置されている。
有利には、反応容器は少なくとも部分的い透明であるの
で、凝集反応の発生又は非発生の簡単な測定が可能であ
る。
【0036】次に実施例につき本発明を詳細に説明す
る。
【0037】例1:反応容器の製造 a)フリット材料(Duran, Firma Brand, ドイツ在)か
ら、コンパクトなマトリックスを所望の形に相応して
(図1のA又はB)を切り取る。
【0038】b)コンパクトなマトリックスを王水(H
NO3 1部及びHCl 3部)中で5分間活性化のため
に煮沸し、蒸留水で十分に洗浄し、乾燥しかつ引き続き
テトラメトキシシラン(Fluka)(メタノール中0.0
01%)で室温で30分間シラン処理し、蒸留水で洗浄
しかつ乾燥する。
【0039】c)引き続き、シラン処理したマトリック
スをガラス毛管内(図1のA)での反応のためにガラス
毛管に挿入しかつ短時間加熱することにより毛管のガラ
ス壁と結合させる。円錐形に形成されたマトリックスを
有する図1のBによる反応容器のためには、この工程は
不必要である。それというのも、マトリックスはその形
状に基づき自動的に反応容器内部の所望の位置に固定さ
れるからである。
【0040】例2:反応容器の充填 a)図1のAのガラス毛管を所望の緩衝剤又は抗血清に
浸漬し、毛細管力に基づき毛管は自動的に所望の充填高
さまで、有利にはコンパクトなマトリックスの直ぐ上ま
で充填される。充填後に、毛管の底部を溶封するか又は
接合剤で密封する。同様に、毛管の上端部も密閉するこ
とができる。使用するためには、毛管の上端部に例えば
アンプルから公知の破断溝を設ける。
【0041】b)図1のBの反応容器の場合には、緩衝
剤又は抗血清を先ず反応容器に充填しかつコンパクトな
マトリックスをその後初めて挿入する。該反応容器は、
充填後に、問題なく公知方法に基づき密閉することがで
きる。
【0042】c)図4及び図5の反応容器の場合には、
緩衝剤又は抗血清を膨出部に入れかつ短時間遠心分離
(5分間、900rpm)することにより反応容器の下
方部に移行させる。
【0043】例3:血液型Aの検定 図1のAの毛管内での検定 ガラス毛管(100μl)に、例1に基づきコンパクト
なマトリックス(G1)を挿入しかつ例2に基づき市場
で得られる抗−A−試薬(DiaMed)に浸漬する。液体レ
ベルがマトリックスの上に達するや否や、毛管を取出し
かつ下部を短時間加熱することにより溶封する。引き続
き、患者の血液の5%の懸濁液(NaCl 0.9%)
50μlを加えかつへラウス(Heraeus)遠心分離器内
で1000rpmで6分間遠心分離する。陽性の反応の
際には、凝集した赤血球がマトリックスの上に存在し
(図2のB)、陰性の反応の際には遊離赤血球は毛管の
底部に存在する(図2のD)。
【0044】b)図1のbの反応容器での検定 検定容器(DiaMed)を例1におけると同様に製造しかつ
例2bに基づき抗−A4μlを充填する。引き続き、患
者の血液の5%の懸濁液(NaCl 0.9%)50μ
lを加えかつ910rpmで10分間遠心分離する(遠
心分離器、DiaMed)。反応パターンは、例3aと同じで
ある。
【0045】c)図5のディスクでの検定 反応容器(図4)を、例1及び2cに記載のように、製
造しかつ抗−A4μlを充填する。引き続き、膨出部に
患者の血液の5%の懸濁液50μlを入れかつ該ディス
クを910rpmで10分間ディスク用に改造した遠心
分離器(DiaMed)で遠心分離する。反応パターンは、例
3のA及びBと同じである。
【0046】例4:赤血球上の抗原に向けられた抗体の
検定 反応容器を前記と同様に製造しかつ抗体溶液を充填す
る。ただ、この場合には抗−Aの代わりに、クームス血
清(アンチヒューマンIgG)を充填する。ホッパー
(図2のB)又は膨出部(図4)を有する適当な充填し
た容器に、0.8%の赤血球懸濁液(試験細胞、 DiaMe
d)50μlを充填しかつ患者の血清25μlと混合す
る。ホッパー(図1のB)又は膨出部(図4)内で、試
験細胞と血清の混合物を37℃で15分間インキューベ
ーションする。遠心分離後、反応パターンは、前記例と
同じである。弱い抗体反応の場合には、図2のCの反応
パターンが存在する。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはコンパクトなマトリックス及び通路を有す
る反応容器の第1実施例、例えばマトリックスを組み込
んだ、市販のガラス毛管の横断面図である。Bはコンパ
クトなマトリックス及び通路を有する反応容器の第2実
施例、例えば、市販の、例えばDiaMed及びOrt
hoから得られかつマトリックスを組み込んだマイクロ
反応容器の横断面図である。
【図2】図1のAによる反応容器内でのサンプル液体内
の担体結合した抗原と凝集試薬との反応を示す図であ
る。
【図3】図1のBによる反応容器内での担体結合した凝
集試薬と、サンプル液体内に存在する特異的抗体との反
応を示す図である。
【図4】反応容器の第3実施例の平面図であり、この場
合には小管は試験実施のための水平状態で示されてお
り、コンパクトなマトリックスを使用することによりマ
トリックスの表面は変形され得ない。
【図5】円形ディスク上に図4の反応容器を配置する1
例を示す図である。
【図6】図5による装置を使用して分析物の測定を自動
化することができるフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
10,20 反応領域、 10a,20a 上方領域、
10b,20b 中央領域、 10c,20c 下方
領域、 12,22 マトリックス、 26,78 拡
大部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジャン アーダム スイス国 ヴィラル アン カヴア (番 地なし)

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サンプル液体を凝集試薬と接触させかつ
    分析物と凝集試薬との間の反応を測定することにより、
    凝集によりサンプル液体中の分析物を検出する方法にお
    いて、コンパクトな多孔質マトリックスを含有しかつ重
    力の作用に基づき凝集反応の定量的もしくは準定量的測
    定を行うことができる反応容器を使用することを特徴と
    する、サンプル液体中の分析物を検出する方法。
  2. 【請求項2】 一定の直径を有するコンパクトなマトリ
    ックスを使用する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ガラス又はプラスチックをベースとする
    マトリックス使用する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 場合により表面変性したガラスマトリッ
    クスを使用する、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 シラン処理したガラスマトリックスを使
    用する、請求項3又は4記載の方法。
  6. 【請求項6】 マトリックスの気孔寸法を、重力の作用
    に基づき、 (a)強い凝集では、測定すべき分析物と凝集試薬から
    なる反応生成物が実質的にコンパクトなマトリックス内
    に侵入できない、 (b)弱い凝集では、反応生成物はコンパクトなマトリ
    ックス内に侵入できるが、完全には貫通できない、及び (c)凝集が起こらなければ、反応容器内に収容された
    成分がコンパクトなマトリックスを実質的に完全に貫通
    できるように選択する、請求項1から5までのいずれか
    1項記載の方法。
  7. 【請求項7】 遊離抗体の検出のために担体結合した抗
    原を凝集試薬として使用する、請求項1から6までのい
    ずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 担体結合した抗原の検出のために遊離抗
    体又はその断片を凝集試薬を使用する、請求項1から6
    までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 遊離抗体の検出のために担体結合した抗
    原もしくは担体結合した抗体断片を凝集試薬として使用
    する、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 マトリックスと接触させる前に、凝集
    試薬及びサンプル液体を予備混合する、請求項1から9
    までのいずれか1項記載の方法。
  11. 【請求項11】 上方領域(10a,20a)、中央領
    域(10b,20b)及び下方領域(10c,20c)
    を有する反応容器(10,20)を使用し、その際マト
    リックス(12,22)が中央領域(10b,20b)
    に亙り拡がりかつ上方領域(10a,20a)及び/又
    は下方領域(10c,20c)にマトリックスが存在し
    ない空間を有する、請求項1から10までのいずれか1
    項記載の方法。
  12. 【請求項12】 反応容器(20)の上方領域(20
    a)が拡大部(26,78)を有する、請求項11記載
    の方法。
  13. 【請求項13】 拡大部がホッパー又は膨出部の形であ
    る、請求項12記載の方法。
  14. 【請求項14】 反応容器として50μl〜2mlの容
    積を有するマイクロ遠心分離小管を使用する、請求項1
    から13までのいずれか1項記載の方法。
  15. 【請求項15】 凝集により試料液体中の分析物を検出
    する試薬キットにおいて、 (a)コンパクトな多孔質マトリックスを含有する反応
    容器、及び(b)分析物との凝集錯体を形成することの
    できる凝集試薬を有することを特徴とする、試薬キッ
    ト。
  16. 【請求項16】 反応容器(10,20)が、上方領域
    (10a,20a)、中央領域(10b,20b)及び
    下方領域(10c,20c)を有し、その際マトリック
    ス(12,22)が中央領域(10b,20b)のみに
    亙り拡がっている、請求項15記載の試薬キット。
  17. 【請求項17】 複数の反応容器がカード又はディスク
    上に配置されている、請求項15又は16記載の試薬キ
    ット。
  18. 【請求項18】 反応容器が50μl〜2mlの容積を
    有する、請求項15から17までのいずれか1項記載の
    試薬キット。
  19. 【請求項19】 コンパクトな多孔質マトリックスを含
    有し、該マトリックスが、遠心分離の際に容器内でのマ
    トリックスの移動が行われないように配置されているこ
    とを特徴とする、反応容器。
  20. 【請求項20】 上方領域(10a,20a)、中央領
    域(10b,20b)及び下方領域(10c,20c)
    を有し、その際マトリックス(12,22)が中央領域
    (10b,20b)のみに亙り拡がっている、請求項1
    9記載の反応容器。
  21. 【請求項21】 上方領域(20a)が拡大部(26,
    78)を有する、請求項19又は20記載の反応容器。
  22. 【請求項22】 50μl〜2mlの容積を有する、請
    求項19から21までのいずれか1項記載の反応容器。
JP9064277A 1996-03-18 1997-03-18 サンプル液体中の分析物を検出する方法、試薬キット及び反応容器 Pending JPH102900A (ja)

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