JPH10289489A - 光学記録媒体の製造方法および製造装置 - Google Patents

光学記録媒体の製造方法および製造装置

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JPH10289489A
JPH10289489A JP12983697A JP12983697A JPH10289489A JP H10289489 A JPH10289489 A JP H10289489A JP 12983697 A JP12983697 A JP 12983697A JP 12983697 A JP12983697 A JP 12983697A JP H10289489 A JPH10289489 A JP H10289489A
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宣之 荒川
Toshiyuki Kashiwagi
俊行 柏木
Mitsuo Naito
光男 内藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報の読み込み、あるいは書き込みを行う光
透過層を均一な厚さに形成する。 【解決手段】 基板の中心孔を閉塞板で閉塞して合体基
板とし、この合体基板の中心部に光硬化性樹脂を滴下し
て、回転延伸させ、光硬化することにより、光透過層を
形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学記録媒体の製
造方法および製造装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】オーディオ用、ビデオ用その他の各種情
報を記録する光学記録媒体として、その記録もしくは再
生を光照射によって行う光ディスク、光カード、光磁気
ディスク、相変化光学記録媒体等のROM(Read
Only Memory)型、追記型、書換え型等の光
学記録媒体があるが、例えば、コンパクトディスクにお
けるようなROM型においてその情報記録層のデータ情
報、トラッキングサーボ信号等の記録がなされる位相ピ
ット、プリグルーブ等の微細凹凸は、射出成形によって
形成される。
【0003】記録情報量の増大化に伴い、高記録密度化
を図る必要があり、これによって、光ピックアップの対
物レンズの開口数N.A.をできるだけ大きくする必要
が生じた。このように、対物レンズの開口数N.A.を
大きくする場合、対物レンズと情報記録層との間隔は小
さく選定される必要があり、また、この場合、光学記録
媒体の傾き許容度が減少することから、情報記録層に対
する光照射は、これの上に形成された光透過層側からな
され、しかも、この光透過層の厚さは充分小に、例えば
0.5mm以下とする必要が生じている。
【0004】図20に、従来製法により作製した、情報
記録層上に形成された光透過層側から記録情報の読み出
し、あるいは書き込みを行う構成の光学記録媒体の概略
断面図を示す。
【0005】図20に示す光学記録媒体は、基板1を射
出成形によって形成すると同時に微細凹凸2の転写がな
され、その後、微細凹凸2に例えばAl蒸着膜による反
射膜4を成膜し、情報記録層5を形成し、その情報記録
層5上に、0.5mm以下の厚さの光透過層8形成した
構成を有する。
【0006】図20に示す光学記録媒体の作製方法を以
下に示す。
【0007】先ず、射出成形による基板1の成形と同時
に微細凹凸2の転写を行い、次に、図21に示すよう
に、基板1の情報記録層5形成面側に、ノズル9から液
体光硬化性樹脂3を例えば円形に塗布し、その後、基板
1を回転させることにより延伸し、これを光硬化するこ
とにより、図20に示した光透過層8を形成する。
【0008】この図20に示す光学記録媒体に対する情
報記録層5からの情報の読み出しは、光透過層8側か
ら、読み出し光Lの光照射によって行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、液体光硬化性樹脂3を基板1上に例えば円形
に回転塗布して光硬化させることにより、光透過層8を
形成すると、遠心力により液体光硬化性樹脂3が基板1
上の最外周部に偏り、これにより、図20に示すよう
に、光透過層8が、基板1上の最外周部が内周部よりも
厚く形成され、光透過層8の厚さに不均一が生じる。
【0010】このように光透過層8の厚さが不均一にな
ると、光学記録媒体の光ピックアップによる信号の記録
再生の際に、集光スポットの収差を生じる原因となり、
記録再生信号の劣化を生じる。
【0011】ここで、基板上に液体光硬化性樹脂を塗布
する場合に、光硬化性樹脂の塗布開始位置の基板中心か
らの距離(r0 )と、光透過層の厚さの分布との関係を
図22に示す。図22に示した光硬化性樹脂の塗布開始
位置の基板中心からの距離(r0 )と、光透過層の厚さ
の分布との関係を測定する場合には、光硬化性樹脂の塗
布開始位置の基板中心からの距離(r0 )は5〜25
(mm)の範囲で5(mm)間隔で移動させた場合の分
布を示す。光硬化性樹脂はSD−301(大日本インキ
社製)を使用した。また、光硬化性樹脂を回転延伸させ
る際の基板の回転パターンを図23に示す。
【0012】ここで、図22において、曲線31は、光
硬化性樹脂の塗布開始位置の基板中心からの距離
(r0 )が5(mm)のときの光透過層の厚さ(μm)
の分布を表し、曲線32はr0 =10(mm)、曲線3
3はr0 =15(mm)、曲線34はr0 =20(m
m)、曲線35はr0 =25(mm)のときのそれぞれ
の光透過層の厚さの分布を表す。
【0013】図22によれば、光硬化性樹脂の塗布開始
位置(r0 )が基板の内周側に行くほど、内外周の光透
過層厚差の小さい分布が得られることがわかる。例えば
塗布開始位置が20(mm)のときの光透過層の内外周
における厚さの差は7μm以上であるのに対し、塗布開
始位置が5(mm)のときの光透過層の内外周における
厚さの差は1μm以下となる。このように光硬化性樹脂
の塗布開始位置をさらに基板の内周側に持っていき、基
板の中心部から光硬化性樹脂を塗布することとすると、
理論上は、膜厚差のない完全に平面の光透過層が得られ
ることになる。
【0014】しかし、光学記録媒体の、特に光ディスク
の場合には、ディスクの中心孔や、基板の射出成形の際
に生じた微細凹凸転写用のスタンパーによる押圧溝があ
るため、光硬化性樹脂の塗布開始位置を基板の中心部と
することができず、スタンパーの押圧溝の外側が光硬化
性樹脂の塗布開始位置の限界であった。このため、光透
過層の厚さにむらが生じることとなっていた。
【0015】そこで、本発明においては、光透過層を形
成する際の、基板上の光硬化性樹脂の塗布開始位置を基
板の中心部とすることができるようにして光透過層の厚
さにむらが生じることを効果的に回避した光学記録媒体
を作製する。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、中心孔の周辺
部に凹部が形成されている基板を用いて、基板の凹部
に、凹部を埋め込んで閉塞する閉塞板を嵌め込んで、合
体基板とし、この合体基板の中心部に光硬化性樹脂を滴
下して、光硬化性樹脂を、合体基板を回転することによ
って、延伸させ、光硬化することにより、光透過層を形
成し、中心部を打ち抜いて、中心孔を貫通させて、光学
記録媒体を作製する。
【0017】また、本発明は、基板の中心孔に閉塞板を
嵌め込んで、合体基板とし、この合体基板の中心部に光
硬化性樹脂を滴下して回転延伸させ、合体基板の回転中
に閉塞板を取り外し、光硬化性樹脂を光硬化することに
より、光透過層を形成して光学記録媒体を作製する。
【0018】本発明によれば、基板の中心部に光硬化性
樹脂を滴下して、回転塗布し、その後光硬化することに
より光透過層を形成するため、基板の内外周の光透過層
の厚さ分布の極めて小さいすなわち、厚さむらが小さい
光学記録媒体を作製することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の具体的な実施の形態につ
いて説明する。以下において、ディスク状、いわゆる円
板状の光ディスクに適用する場合について説明するが、
本発明はこのような光ディスクに限られるものではな
く、光磁気ディスク、相変化ディスク、その他微細凹凸
を情報記録層に有し、情報記録層に、光透過層を介して
光をフォーカシングされることにより、情報の再生、あ
るいは記録を行うものであれば、いかなるものについて
も適用することができる。
【0020】本発明は、例えば図1に示す構成の光学記
録媒体を得るものである。すなわち、図1に示す光学記
録媒体は、基板10の成形と同時に微細凹凸12の転写
を行い、その後、微細凹凸12に例えばAl蒸着膜によ
る反射膜14を成膜して情報記録層15を形成し、その
情報記録層15上に、0.5mm以下の厚さの光透過層
18形成した構成を有する。
【0021】図1に示す光学記録媒体の本発明における
作製方法を以下に示す。
【0022】この例においては、中心孔10hの周辺部
に凹部が形成されている基板10を用いて、基板の凹部
20に、凹部20を埋め込み閉塞する閉塞板21を嵌め
込んで、合体基板とし、この合体基板の中心部に光硬化
性樹脂を滴下して、光硬化性樹脂を、合体基板を回転す
ることによって、延伸させ、光硬化することにより、光
透過層18を形成し、中心部を打ち抜いて、中心孔10
hを貫通させて、光学記録媒体を得る。
【0023】先ず、中心孔の周辺部に凹部が形成されて
いる基板10を作製する。図2は、基板作製装置の一例
の概略断面図である。この例においては、例えばポリカ
ーボネート等の光透過性樹脂の射出成形によって、基板
10の成形を行い、基板10の成形と同時に、情報記録
層15を構成する微細凹凸12を形成し、さらに基板1
0に、基板の凹部20を形成する。
【0024】図2に示す基板作製装置は、基板10を成
形するためのキャビティ50を構成する例えばステンレ
ス系金属よりなる基板側金型51とスタンパー側金型5
2からなる金型装置53を有してなる。スタンパー側金
型52は、キャビティ50内に溶融した光透過性樹脂を
送り出す光透過性樹脂送出機構90のゲート80に連結
されている。
【0025】光透過性樹脂送出機構90には、スクリュ
ー40sが設けられ、このスクリュー40sを回転させ
ることにより、光透過性樹脂はゲート80に送り出され
る。
【0026】基板側金型51には、中心部に最終的に成
形基板10の中心孔10hを打ち抜いて形成するための
基板中心孔打抜ピン51aが配置されている。
【0027】基板10の成形において使用するスタンパ
ー側金型52には、基板10の情報記録層15を構成す
る微細凹凸12を転写するスタンパー7が例えば真空チ
ャック方式により配置され、また、最終的に得る基板1
0の凹部20を形成する凸部付金型40とが配置され
る。
【0028】凸部付金型40には、最終的に得る基板1
0の所要の位置、図示の例では基板10の情報信号形成
面の中心孔10hの周辺部であって、情報記録層形成領
域よりも内側の位置の非情報記録領域に、全周に渡って
凹部20を形成するための所要の大きさのリング状の凹
部形成用凸部40aが設けられている。
【0029】そして凸部付金型40の中心部の凸部付金
型40の中心孔40hに、ゲート80が連通する。ま
た、スタンパー7の中心部には、凸部付金型40の凸部
40aが挿入される中心孔7hが穿設されている。
【0030】この基板作製装置を用いて、基板10を成
形する方法について説明する。
【0031】先ず、基板側金型51とスタンパー側金型
52とを合致させて、両者間にキャビティ50を形成す
る。この状態で、光透過性樹脂、例えば溶融ポリカーボ
ネートを、スクリュー40sを回転させることによりゲ
ート80に送り込む。光透過性樹脂はゲート80を通過
した後、凸部付金型40の中心孔40hを通じて、キャ
ビティ50内に流し込まれると、放熱され固化する。次
に、基板中心孔打抜ピン51aを押し出し突出させ、基
板の中心孔10hを形成し、基板10が得られる。
【0032】このようにして、図3に示すように、基板
の中心孔10hの周辺部であって、情報記録層形成領域
よりも内側の位置の非情報記録領域に、凹部形成用凸部
40aが転写されて凹部20が形成された基板10が成
形される。
【0033】この基板10の凹部20は、基板10の中
心孔の径を15(mm)とすると、その外周を例えば3
0(mm)、深さは、0.3(mm)以下であることが
望ましく、例えば0.2(mm)に選定することができ
る。
【0034】次に、基板10上に、基板10の射出成形
と同時に形成した微細凹凸12に、例えばAl蒸着膜に
よる反射膜14を被着して情報記録層15を形成する。
【0035】次に、基板の凹部20に埋め込み閉塞する
閉塞板21を用意する。基板10の凹部20は円形凹部
とすることが好ましく、この場合、これを埋め込み閉塞
する閉塞板21は円形状とされ、そして、図4に示すよ
うに、基板10の凹部20に、閉塞板21を嵌め込ん
で、合体基板25を形成する。この閉塞板21は、基板
10と同じ素材、例えばポリカーボネートにより作製す
る。そして、閉塞板21の径は、基板10の凹部20の
内周径に対応して選定され、凹部20内にちょうど嵌め
込まれる大きさに選定される。また、この閉塞板21の
厚さは、基板の凹部20内に嵌め込まれた状態で、その
表面が基板面と同一平面を形成するように、凹部20の
深さと同じか、あるいは基板の凹部20の深さよりも、
わずかに大きく、従って、凹部20に嵌め込んだとき、
基板面よりわずかに突出するように選定する。
【0036】次に、図5に示すように、基板10の中心
部、すなわちこの場合、基板10の凹部20に嵌め込ま
れた閉塞板21の中心上に、ノズル9により、液状の光
硬化性樹脂3を滴下する。
【0037】次に、図6に示すように、基板10を高速
回転し、液状光硬化性樹脂3を延伸する。このとき、基
板10の回転による液状光硬化性樹脂3の延伸と同時
に、光源22による紫外線照射により、液状光硬化性樹
脂3の光硬化を行い、最終的に得られる光透過層18を
作製することができる。
【0038】このように、基板10の凹部20に閉塞板
21を嵌め込んだ構成としたことにより、基板10の中
心部から、光硬化性樹脂3を滴下することができるよう
になり、これにより、上記の図22において説明した測
定結果において示したように、光透過層18の厚さを均
一に形成することができる。
【0039】次に、図7に示すように、中心孔打ち抜き
機71を、基板10の中心部から挿入して、閉塞板21
および光硬化性樹脂3を光硬化させて形成した光透過層
18および閉塞板21を打ち抜き、貫通させて、基板1
0の中心孔10hを形成して、最終的に目的とする光学
記録媒体を得ることができる。
【0040】また、基板10の中心孔10hを基板10
の中心部を貫通させて形成する場合には、図8に示すよ
うに、基板10の光透過層18形成面側から、中心孔打
ち抜き機71を打ち込み、光透過層18および閉塞板を
打ち抜き、貫通させて、基板10の中心孔10hを形成
することもできる。
【0041】上述のようにして、光透過層18の作製工
程において、基板10の中心孔10hを閉塞板21によ
り閉塞させた状態で光硬化性樹脂3を塗布し、回転延伸
させ、光硬化する方法を採ることにより、情報記録層1
5からの情報の読み出しあるいは書き込みを行う光透過
層18の厚さ分布の極めて小さい光学記録媒体を作製す
ることができる。
【0042】次に、光透過層の厚さ分布の極めて小さ
い、すなわち均一な厚さの光学記録媒体を作製する他の
実施例について、図9〜図15を参照して説明する。
【0043】図9に本発明の光学記録媒体の製造装置の
概略図を示す。この光学記録媒体の製造装置は、基板の
中心孔に貫通する中心軸101を有し、この中心軸を中
心として水平方向に回転機能を有する水平基台100
と、基板の中心孔10hを閉塞する閉塞板121と、こ
の閉塞板121を基板10から脱着可能な電磁石102
と、光硬化性樹脂を硬化するためのランプLからなる。
【0044】この閉塞板121は、基板の中心孔10h
の内径より大なる外径を有し、その下面に中心孔10h
に挿入される突出支持部121aが設けられて成る。閉
塞板121または突出支持部121aは、少なくともい
ずれか一方の少なくとも一部が磁性体によって構成され
る。例えば閉塞板121は磁性金属板によって構成する
とか、例えば射出成形で作製した樹脂板に磁性材料を塗
布して構成することができる。この閉塞板121は、そ
の厚さを0.3mm程度以下、好ましくは0.1mm以
下とする。
【0045】また、この電磁石102と、基板10上に
液状光硬化性樹脂を滴下するノズル9とは、図15に示
すように、交換可能な構成とされている。
【0046】例えば、ノズル9と電磁石102とは、回
転軸部131上に一体に回転させる構造として、ノズル
9と電磁石102とが、交代して基板10の中心部に持
ち来されるようにする。一方、複数の基板10が搬送手
段130によって搬送されるようになされる。
【0047】また、ランプLの形状は、円形、線形のい
ずれの形状のものも使用することができる。このランプ
Lは、閉塞板121よりも基板10の外周側に配置され
ており、基板10の最外周部にも充分光照射が可能な位
置に配置されている。
【0048】上述の本発明装置を用いて光学記録媒体を
作製する。先ず、図10に示すように、1つの基板10
が情報記録層を上にして水平基台100の上方に搬送手
段130によって搬送されて来る。そして、水平基台1
00が上昇し、その中心軸101が基板10の中心孔1
0h中に挿入されると共に、図示しないが、水平基台1
00に設けられている真空チャックにより基板10が水
平基台100上に吸着載置される。
【0049】一方、このとき、電磁石102に吸着され
た閉塞板121が水平基台100上の基板10の中心部
の上方に持ち来されていて、その突出支持部121aが
基板の中心孔10h内に挿入されると共に、閉塞板12
1が、基板の中心孔10hの上端面に衝合してこれを閉
塞する。そして、この閉塞がなされた状態で電磁石10
2への通電が断たれ、閉塞板121が基板10の中心孔
10hを閉塞した状態で合体し、合体基板125が構成
される。
【0050】次に、図11に示すように、電磁石102
を移動させ、代わりに光硬化性樹脂を供給するノズル9
を基板10の上方に設置して、合体基板125の中心部
にノズル9から光硬化性樹脂を滴下する。
【0051】その後、ノズル9を移動させて代わりに再
び電磁石102を基板10の上方に設置する。
【0052】次に、図12に示すように、この合体基板
125上に滴下した光硬化性樹脂を、合体基板125を
回転基台100を回転することによって、一様に延伸塗
布する。
【0053】その後、図13に示すように、合体基板1
25の回転中に閉塞板121を電磁石102によって吸
着して、合体基板125から取り外す。
【0054】次に、図14に示すように、光硬化性樹脂
をランプLにより光硬化して、最終的に得られる光学記
録媒体を構成する光透過層を形成する。
【0055】上述した工程は、図15で説明したように
基板10を搬送手段130によって順次水平基台100
上に持ち来すことによって連続して繰り返し行うことが
できる。そして、上述の構成によれば、光硬化性樹脂を
供給滴下するノズル9と、閉塞板121の吸着および脱
着を行う電磁石102とは、一体に回転する構造とした
ことにより迅速に基板10の中心部上に移動交代するこ
とができる。
【0056】上述の実施例において、図9に示した閉塞
板121は、例えば厚さ0.3mm程度の金属板や、光
硬化性樹脂を射出成形することにより作製した樹脂板に
磁性粉を塗布したものを用いることができるが、この閉
塞板121は繰り返し使用する必要があるため、繰り返
し使用に耐えられる強度が要求される。このため、この
閉塞板121をある程度厚くすることが必要になる。
【0057】そこで、図16に示すように、基板10の
中心部周辺に予め凹部10aを形成しておくと、図17
に示すように、基板10と閉塞板121を合致させて合
体基板を形成したときにも閉塞板121が基板から突出
しすぎることを回避できるので、ある程度厚い閉塞板1
21を用いることができる。但し、この場合、この基板
の凹部10aの深さは閉塞板121の厚さよりも浅く選
定されていることか好ましい。例えば基板10の厚さを
1.2mmとし、基板凹部10aの深さを0.3mmと
すると、閉塞板121の厚さを0.4mm程度にするこ
とができる。
【0058】また、上述した実施例において、図18に
示すように、閉塞板121と基板10との接触部にOリ
ング、あるいはパッキングを取り付けることにより、基
板10と閉塞板121との間に光硬化性樹脂が侵入する
ことを防止することができ、これにより光硬化性樹脂の
塗布むらや最終的に得られる光学記録媒体の外観不良を
回避することができる。
【0059】また、図19に示すように、閉塞板121
の側面をテーパー状にし、基板10の中心孔10hを埋
め込んだときに、基板の中心孔10hの側壁部と線接触
させた状態とすると、基板10と閉塞板121との間に
隙間ができないため、光硬化性樹脂の侵入を回避するこ
とができる。
【0060】本発明の光学記録媒体を構成する情報記録
層15の反射膜14は、上述の実施例においては、Al
蒸着膜により形成したが、本発明は、この例に限定され
るものではなく、Au等の金属も適用することができ
る。
【0061】また、上述した実施例においては、単層構
造の光学記録媒体を作製する場合について説明したが、
本発明は、上述の基板10上に光硬化性樹脂3を塗布し
た後に情報記録層を構成する微細凹凸転写用のスタンパ
ーを合致させる工程を追加して、その後、さらに上述し
た実施例と同様に光透過層を形成させることにより、2
層構造、あるいはそれ以上情報記録層を有する多層構造
の光学記録媒体を作製する場合においても、適用するこ
とができる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、光学記録媒体の情報記
録層からの記録情報の読み出し、あるいは情報の書き込
みを行う光透過層を液状光硬化性樹脂を光硬化させるこ
とにより形成する場合に、基板の中心に滴下して回転延
伸させる工程を経て形成させることができるため、光透
過層をを薄く、かつ均一な厚さに形成することができ、
光学記録媒体の高記録密度化を図ることができた。
【0063】また、基板の回転により液状の光硬化性樹
脂を延伸させると同時に光照射により光硬化性樹脂を硬
化させることにより、光硬化性樹脂がその表面張力によ
り最終的に得られる光透過層の厚さに分布が生じること
を効果的に回避することができた。
【0064】また、基板の凹部の外周を、基板上に形成
された情報記録層を構成する微細凹凸の最内周よりも内
側に形成することにより、情報記録層に欠陥を生じるこ
とを回避することができた。
【0065】また、基板の凹部を埋め込むための閉塞板
の厚さを、基板の凹部の深さと略同一か、あるいは凹部
の深さよりも厚く形成させることにより、基板に閉塞板
を埋め込んだ状態において、基板の中心部が窪んだ状態
となることを回避することができ、これにより、液状光
硬化性樹脂を塗布、延伸する際に、液状光硬化性樹脂が
基板中心部に溜まり、延伸が妨げられる状態となること
を回避することができた。
【0066】また、基板の凹部の深さを0.3(mm)
以下に選定することにより、基板の凹部を埋め込む閉塞
板21の厚さを薄く設定することができ、これにより、
基板の中心孔を容易に打ち抜けるようにすることができ
た。
【0067】また、基板の中心孔に嵌め込み、これを閉
塞する閉塞板として磁性を有する材料を用いて合体基板
の回転中に閉塞板の脱着を行うことにより、光学記録媒
体の作製工程をより簡易かつ迅速に行うことができるよ
うになった。
【0068】また、本発明の光学記録媒体の製造装置に
よれば、光学記録媒体を構成する光透過層を、薄くかつ
均一な厚さに、簡易かつ迅速に形成することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により作製した光学記録媒体の概略
断面図を示す。
【図2】基板作製装置の概略図を示す。
【図3】基板の概略断面図を示す。
【図4】合体基板の作製工程図を示す。
【図5】光透過層の作製工程図を示す。
【図6】光透過層の作製工程図を示す。
【図7】基板の中心孔を打ち抜き作製する工程図を示
す。
【図8】基板の中心孔を打ち抜き作製する他の例の工程
図を示す。
【図9】本発明方法による光学記録媒体の他の例の一製
造工程図を示す。
【図10】本発明方法による光学記録媒体の他の例の一
製造工程図を示す。
【図11】本発明方法による光学記録媒体の他の例の一
製造工程図を示す。
【図12】本発明方法による光学記録媒体の他の例の一
製造工程図を示す。
【図13】本発明方法による光学記録媒体の他の例の一
製造工程図を示す。
【図14】本発明方法による光学記録媒体の他の例の一
製造工程図を示す。
【図15】本発明方法による光学記録媒体の製造装置の
概略図を示す。
【図16】本発明方法による光学記録媒体の他の例の製
造工程図を示す。
【図17】本発明方法による光学記録媒体の他の例の製
造工程図を示す。
【図18】本発明方法による光学記録媒体の他の例の製
造工程図を示す。
【図19】本発明方法によるの光学記録媒体の他の例の
作製工程図を示す。
【図20】従来方法により作製した光学記録媒体の概略
断面図を示す。
【図21】従来方法による光学記録媒体の一製造工程図
を示す。
【図22】光硬化性樹脂の塗布開始位置の基板中心から
の距離と、光透過層の厚さとの関係図を示す。
【図23】光硬化性樹脂を回転延伸させる際の基板の回
転パターンを示す。
【符号の説明】
1,10 基板、1h,10h 基板の中心孔、2,1
2 微細凹凸、3 光硬化性樹脂、4,14 反射膜、
5,15 情報記録層、7 スタンパー、7hスタンパ
ーの中心孔、8,18 光透過層、9 ノズル、20
基板の凹部、21,121 閉塞板、22 光源、2
5,125 合体基板、31 光硬化性樹脂の塗布開始
位置が5(mm)のときの光透過層の厚さの分布、32
光硬化性樹脂の塗布開始位置が10(mm)のときの
光透過層の厚さの分布、33 光硬化性樹脂の塗布開始
位置が15(mm)のときの光透過層の厚さの分布、3
4光硬化性樹脂の塗布開始位置が20(mm)のときの
光透過層の厚さの分布、35 光硬化性樹脂の塗布開始
位置が25(mm)のときの光透過層の厚さの分布、4
0 凸部付金型、40a 凹部形成用凸部、40h 凸
部付金型の中心孔、40s スクリュー、50 キャビ
ティ、51 基板側金型、51a 基板中心孔打抜ピ
ン、52 スタンパー側金型、53 金型装置、70,
71 中心孔打ち抜き機、80 ゲート、90 光透過
性樹脂送出機構、100 水平基台、101 中心軸、
102 電磁石、121a 突出支持部、130 搬送
手段、131 回転軸部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心孔の周辺部に凹部が形成されている
    基板を用いて、 上記凹部に、該凹部を埋め込む閉塞板を嵌め込んで、合
    体基板とする工程と、 該合体基板の中心部に光硬化性樹脂を滴下して該光硬化
    性樹脂を、上記合体基板を回転することによって、延伸
    させ、光硬化することにより、光透過層を形成する工程
    と、 中心部を打ち抜いて、中心孔を貫通させる工程とを有す
    ることを特徴とする光学記録媒体の製造方法。
  2. 【請求項2】 上記合体基板の中心部に滴下した光硬化
    性樹脂を回転延伸する工程において、同時に光硬化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光学記録媒体の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 上記中心孔の周辺部に形成されている透
    明基板の凹部の外周が、上記透明基板上に形成された情
    報記録層を構成する微細凹凸の最内周よりも、内側にあ
    ることを特徴とする請求項1に記載の光学記録媒体の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 上記中心孔の周辺部に形成されている透
    明基板の凹部の深さが、0.3mm以下であることを特
    徴とする請求項1に記載の光学記録媒体の製造方法。
  5. 【請求項5】 中心孔を有する基板を用いて、該基板の
    中心孔を閉塞する閉塞板を嵌め込んで、合体基板とする
    工程と、 該合体基板の中心部に光硬化性樹脂を滴下して該光硬化
    性樹脂を、上記合体基板を回転することによって、延伸
    させる工程と、 合体基板の回転中に上記閉塞板を取り外す工程と、 上記光硬化性樹脂を光硬化することにより、光透過層を
    形成する工程とを有することを特徴とする光学記録媒体
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 上記閉塞板を取り外す工程において、 磁石により上記閉塞板を吸着することを特徴とする請求
    項5に記載の光学記録媒体の製造方法。
  7. 【請求項7】 上記閉塞板を取り外す工程の後、合体基
    板の回転中に、上記光硬化性樹脂を光硬化して光透過層
    を形成することを特徴とする請求項5に記載の光学記録
    媒体の製造方法。
  8. 【請求項8】 基板を水平方向に回転する機能を有する
    水平基台と、基板の中心孔を閉塞する閉塞板と、該閉塞
    板を基板から脱着する機能を有する電磁石と、ランプか
    らなり、上記電磁石と、基板上に液状光硬化性樹脂を滴
    下するノズルとが、交換可能な構成とされていることを
    特徴とする光学記録媒体の製造装置。
  9. 【請求項9】 上記閉塞板が磁性材料であることを特徴
    とする請求項8に記載の光学記録媒体の製造装置。
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