JPH10289026A - 太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナ - Google Patents

太陽光発電システムにおけるパワーコンディショナ

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JPH10289026A
JPH10289026A JP9098767A JP9876797A JPH10289026A JP H10289026 A JPH10289026 A JP H10289026A JP 9098767 A JP9098767 A JP 9098767A JP 9876797 A JP9876797 A JP 9876797A JP H10289026 A JPH10289026 A JP H10289026A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】太陽電池の出力特性が変化してもパワーコンデ
ィショナを安定的に運転可能とする。 【解決手段】パワーコンディショナ制御部18によって
放電回路14内のスイッチ素子14bをオンオフ制御し
て、当該パワーコンディショナ6の運転停止時における
太陽電池2の消費電力での動作点電圧と、放電回路14
動作時における太陽電池2の消費電力での動作点電圧と
を変化させるとともに、前記各動作点電圧から太陽電池
2の出力特性のカーブが運転可能最小電力を越えるかど
うかを判定するための判定値を計算し、この計算による
判定値から運転開始のための起動条件の判定を行うよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽光発電システ
ムにおけるパワーコンディショナに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の太陽光発電システムの概略につい
て図9を参照して説明すると、2は太陽電池、4は系統
電源であって、これら太陽電池2と系統電源4との間に
パワーコンディショナ6が設けられる。パワーコンディ
ショナ6は、平滑コンデンサ8、昇圧回路10、放電回
路14、インバータ回路16およびパワーコンディショ
ナ制御部18などから構成されている。
【0003】パワーコンディショナ6は、太陽電池2の
直流電圧を平滑コンデンサ8で平滑するとともに、パワ
ーコンディショナ制御部18の制御によって昇圧回路1
0内のスイッチ素子10bをオンオフさせることで昇圧
したうえで放電回路14を介してインバータ回路16に
入力し、パワーコンディショナ制御部18の制御によっ
てこのインバータ回路16内のスイッチ素子16a〜1
6dをオンオフ制御して交流に変換して負荷である系統
電源4側に供給する。放電回路14は、パワーコンディ
ショナ制御部18の制御によって内部のスイッチ素子1
4bがオンされることで放電抵抗14aを介して平滑コ
ンデンサ8および昇圧回路10内の平滑コンデンサ10
cそれぞれの電荷を放電させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】こうした太陽光発電シ
ステムにおいては太陽電池がパワーコンディショナに対
してその運転に必要とされる電力を供給できる出力特性
を有するに至っていることが必要である。太陽電池は照
度に応じて出力特性が変化するので、パワーコンディシ
ョナの運転を開始する際にはその運転が可能な最小電力
を太陽電池が供給できる出力特性を有するかどうかを判
定つまり起動条件の判定をすることがまず必要である。
この起動条件の判定に際してはパワーコンディショナは
運転停止中であるから、太陽電池の運転停止中消費電力
に対応する直流電圧が設定電圧以上であれば、太陽電池
がパワーコンディショナの運転可能な最小電力を供給で
きる出力特性を有していると判定してパワーコンディシ
ョナは運転の開始を決定する。このことについてさらに
図10を参照して説明する。この起動条件の判定のため
の図10では太陽電池2の出力特性として縦軸に太陽電
池の発電電力、横軸にその直流電圧としてとっている。
V0は前記設定電圧である。この設定電圧V0を基準に
すると、出力特性の停止中消費電力に対応する直流電
圧V1は設定電圧V0以上であるからパワーコンディシ
ョナは運転可能であると起動条件の判定をする。また、
出力特性の停止中消費電力に対応する直流電圧V2は
設定電圧V0以下であるからパワーコンディショナは運
転不可能であると起動条件の判定をする。出力特性の
場合はそのカーブが運転可能最小電力を越えているので
起動条件の判定は正しい。また、出力特性の場合はそ
のカーブが運転可能最小電力を越えていないので起動条
件の判定は正しい。
【0005】しかしながら、太陽電池2は使用者の使用
の仕方によってその使用枚数が変更されたり、あるいは
温度特性が変化するとか、太陽電池2の直列枚数とか並
列枚数とが変わるとか、あるいは太陽電池2の種類の変
更といった様々な要因によってその出力特性が例えば
であるとかのように変わる場合がある。そうすると、
上記設定電圧V0を基準にして出力特性について起動
条件の判定を行うと、その停止中消費電力に対応する直
流電圧V3は設定電圧V0以下であるから、パワーコン
ディショナは運転不可能であると起動条件の判定を行う
が、出力特性のカーブは運転可能最小電力を越えてい
るので運転が可能なはずである。また、同じく設定電圧
V0を基準にして出力特性について起動条件の判定を
行うと、その停止中消費電力に対応する直流電圧V4は
設定電圧V0以上であるから、パワーコンディショナは
運転可能であると起動条件の判定を行うが、出力特性
のカーブは運転可能最小電力を越えていないので運転が
不可能なはずである。
【0006】したがって、従来のパワーコンディショナ
によれば、太陽電池からは運転が可能な電力を供給でき
るのに起動条件の判定では運転不可能とされて運転がい
つまでたっても開始されなかったり、起動条件の判定で
は運転可能と判定されても、太陽電池からは運転が可能
な電力が供給できないから一向に運転が開始されないな
ど極めて不安定な運転になってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のパワーコンディ
ショナにおいては、太陽電池の消費電力を変化させるこ
とで前記太陽電池の動作点電圧を変え、各動作点電圧か
ら前記太陽電池の出力特性のカーブが運転可能最小電力
を越えるかどうかの予想値に基づいてその運転開始のた
めの起動条件の判定を行うように構成されていることに
よって上述した課題を解決している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0009】図1は本発明の実施の形態にかかる太陽光
発電システムにおけるトランスレス型のパワーコンディ
ショナの回路図であり、図9で示される従来のそれと対
応する部分には同一の符号を付し、同一の符号に係る部
分については名称を列記するにとどめその詳しい説明は
省略する。図1において2は太陽電池、4は系統電源、
6はパワーコンディショナ、8は平滑コンデンサ、10
は昇圧回路、14は放電回路、16はインバータ回路、
18はパワーコンディショナ制御部、20は直流電流計
測用抵抗である。昇圧回路10はインダクタ10a、ス
イッチ素子10b、平滑コンデンサ10cおよび逆流防
止ダイオード10dを備え、放電回路14は放電抵抗1
4aおよびスイッチ素子14bを備え、インバータ回路
10はHブリッジ接続された4つのスイッチ素子16a
〜16dを備えている。
【0010】パワーコンディショナ制御部18は、昇圧
回路10内のスイッチ素子10b、放電回路14内のス
イッチ素子14b、インバータ回路10内のスイッチ素
子16a〜16dのオンオフを制御して太陽電池2の直
流を系統電源4に交流として供給するようになってい
る。この動作は周知であるので詳しい説明は省略する。
【0011】そしてパワーコンディショナ制御部18
は、太陽電池2の直流電圧を計測し、直流電流計測用抵
抗20の両端間電圧とそれの抵抗値とから直流電流を計
測するとともに、これら両計測データに基づいて消費電
力の計測データを得る。
【0012】以下、パワーコンディショナ制御部18に
おける動作制御について図2ないし図4を参照して説明
する。
【0013】まず、太陽電池2が図2の出力特性を有
している場合について説明すると、パワーコンディショ
ナ制御部18は起動条件の判定を行うためにまずステッ
プn1で運転停止中において放電回路14内のスイッチ
素子14bをオフにするとともに、ステップn2で太陽
電池2の停止中消費電力Paとそれに対応する直流電圧
Va(=V1)とを計測した後、ステップn3でスイッ
チ素子14bをオンに制御して放電回路14を動作させ
る。そして、ステップn4で放電回路14の動作時の太
陽電池2の消費電力Pbとそれに対応する直流電圧Vb
(=V1’)とを得る。こうして運転停止時と放電回路
動作時それぞれにおける直流電圧Va(=V1)、Vb
(=V1’)を得ると、パワーコンディショナ制御部1
8は起動条件の判定を行うための計算をステップn5で
行う。ステップn5で示される起動条件の判定計算式に
よる計算値は運転可能最小電力Pcにおける太陽電池2
の直流電圧予想値Vc(判定電圧)である。ここで運転
可能最小電力Pcは既知の値である。したがって、パワ
ーコンディショナ制御部18はこの計算式にVa(=V
1)、Vb=(V1’)、Pa、Pb、Pcの各値をそ
れぞれ代入することで、直流電圧予想値Vcつまり判定
電圧Vcを得ることができる。
【0014】こうしてステップn5で判定電圧Vcを計
算したのち、ステップn6では判定電圧Vcがパワーコ
ンディショナ6の最小運転が可能な直流電圧範囲に入っ
ているかどうかを判定する。この判定の結果、判定電圧
Vcが最小運転可能電圧範囲内であればパワーコンディ
ショナ制御部18は太陽電池2が出力特性の場合は運
転可能としてステップn7で運転を開始する。
【0015】同様に、太陽電池2が出力特性を有して
いる場合では、パワーコンディショナ制御部18は図4
のフローチャートを実行して、VaがV2、VbがV
2’であるから、出力特性の場合ではステップn6で
は判定電圧Vcが最小運転可能電圧範囲内でないと判定
して運転を開始しない。
【0016】同様に、太陽電池2が出力特性を有して
いる場合では、パワーコンディショナ制御部18は、図
4のフローチャートを実行してVaがV3、VbがV
3’であるから、出力特性の場合ではステップn6で
は判定電圧Vcが最小運転可能電圧範囲内であると判定
し運転を開始する。
【0017】同様に、太陽電池2が出力特性を有して
いる場合では、パワーコンディショナ制御部18は、図
4のフローチャートを実行してVaがV4、VbがV
4’であるから、出力特性の場合ではステップn6で
は判定電圧Vcが最小運転可能電圧範囲内でないと判定
して運転を開始しない。
【0018】なお、上述の実施の形態における放電回路
14を動作させる代わりに昇圧回路10内のスイッチ素
子10bをオンオフさせることでも同様にパワーコンデ
ィショナ制御部18は運転の開始あるいは開始しないと
いう起動条件の判定が可能である。
【0019】なお、上述の実施の形態においては放電回
路14内のスイッチ素子14bをオンオフさせることで
放電抵抗14aによる消費電力を制御して停止中消費電
力Paでの直流電圧Vaと放電回路動作時消費電力Pb
での直流電圧Vbとをそれぞれ計測動作点として得てい
たが、放電回路14内に図5で示すように充電式電池1
4cを放電抵抗14aとスイッチ素子14bと共に直列
に接続しても構わない。放電抵抗14aで電力を消費す
るのは不経済であるので、放電抵抗14aでの放電電流
を充電式電池14cに充電させる一方、この充電式電池
14cによって前記計測動作点を変更させるようにして
も構わない。このように充電式電池14cを用いた場合
では、運転開始のための起動条件を判定している間に、
充電式電池14cに充電した電力を用いて他の用途に使
用できるから、パワーコンディショナ6の運転上の効率
が向上する。
【0020】なお、上述の実施の形態においては、放電
回路14内の放電抵抗14aによる消費電力を制御する
ことで前記計測動作点の変更を行っているが、放電回路
動作時消費電力Pbを図6で示すように運転可能最小電
力Pcと同程度にすることで、そのときの直流電圧Vb
がパワーコンディショナ6が動作可能な電圧範囲Vzo
ne(この範囲外では運転停止する。)になったことで
運転を開始させるようにしても構わない。この場合では
上述のような複雑な計算式を用いる必要がなくなり、パ
ワーコンディショナ制御部18におけるその計算式の計
算誤差による起動条件の誤判定が少なくなる。図6では
太陽電池2が出力特性を有している場合は放電回路1
4の動作時直流電圧Vbが動作可能電圧範囲Vzone
内であるから太陽電池2の電力はパワーコンディショナ
6が運転可能な最小電力を維持していることになり、起
動条件の判定はパワーコンディショナ6は運転開始可能
とされ、太陽電池2が他の出力特性およびを有して
いる場合はそれぞれの放電回路14の動作時直流電圧V
bが動作可能電圧範囲Vzone内でないから起動条件
の判定はパワーコンディショナ6は運転開始不可能とさ
れる。
【0021】なお、上述の実施の形態においては、放電
回路14内の放電抵抗14aによる消費電力を制御する
ことで前記計測動作点の変更を行っているが、太陽電池
2は一度設置された場合はその種類が変更されるとか枚
数が変更されることがないから、その出力特性は照度に
応じて変化するものの停止中の消費電力における直流電
圧はそのままとなるはずである。したがって、太陽電池
2がこのような出力特性を有する場合においては、その
出力特性の傾きは照度があがると大きく、照度がさがる
と小さくなるが、それは一定の相関関係に従う。そこ
で、一度、パワーコンディショナ6の運転を開始して上
述の実施の形態のように太陽電池2の計測動作点の変化
を計測することで図7で示すように太陽電池2の出力特
性とかの形状を予想し、この予想データを記憶して
おく。この場合では、停止時から運転を開始したときの
出力特性とそれぞれの動作点電圧の変化の傾きα
8、α9とそれぞれの停止時の動作点電圧β8、β9と
を記憶し、停止時の動作点電圧β8、β9が一定でも傾
きα8、α9それぞれが違えば、図7で示すように太陽
電池2の出力特性に違いが生じていることになる。した
がって、この傾きα8、α9と停止時の各動作点電圧β
8、β9とから起動条件の判定を行えるようにしても構
わない。
【0022】なお、上述の実施の形態においては、放電
回路14内の放電抵抗14aによる消費電力を制御する
ことで動作点の変更を行っているが、運転中に夕方など
で太陽電池2の周囲が暗くなって太陽電池2の直流電圧
が運転可能最小電圧を下回ってパワーコンディショナ6
の運転が停止したときの運転停止時の太陽電池2の直流
電圧を記憶する。そして、朝方などで太陽電池2の周囲
が明るくなったときは太陽電池2の直流電圧が前記記憶
した停止時の直流電圧を上回ってくるとパワーコンディ
ショナ6が運転を開始させることを起動条件の判定条件
としても構わない。
【0023】なお、上述の実施の形態においては、放電
回路14内の放電抵抗14aによる消費電力を制御する
ことで動作点の変更を行っているが、図8で示すように
この動作点を複数測定し、その動作点から運転可能な最
小電力での動作点電圧を曲線近似で計算し、この動作点
電圧が最小動作電圧範囲を越えたときに運転を開始する
ようにしても構わない。
【0024】なお、上述の実施の形態においては、放電
回路14内の放電抵抗14aによる消費電力を制御する
ことで動作点の変更を行っているが、パワーコンディシ
ョナ6の運転開始の際の太陽電池2の直流電圧の判定値
をその運転が成功したか失敗したかによって変化させ、
運転が可能な条件になったときにパワーコンディショナ
6が運転を開始できるようにしても構わない。
【0025】なお、上述の実施の形態においては、放電
回路14内の放電抵抗14aによる消費電力を制御する
ことで動作点の変更を行っているが、運転中の最大発電
電力と停止時の直流電圧とから起動判定用の電圧を求め
る変換表をあらかじめ作成しておき、実際に運転が可能
となったときに最大発電電力を計測する。そのとき、一
旦運転を停止し、このときの直流電圧を計測する。この
計測最大発電電力と計測直流電圧との2つの計測値から
上記変換表を用いて起動に必要な電圧を判定して記憶し
ておく。停止時にはこの判定値が直流電圧が越えたとき
に運転を開始するようにしても構わない。この場合、起
動判定用の変換表に代えて数式を用いて演算するように
しても勿論構わない。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、太陽電池
の消費電力を変化させることで前記太陽電池の動作点電
圧を変え、各動作点電圧から前記太陽電池の出力特性の
カーブが運転可能最小電力を越えるかどうかの予想値に
基づいてその運転開始のための起動条件の判定を行うよ
うに構成されていることから、太陽電池からは運転が可
能な電力を供給できるのに起動条件の判定では運転不可
能とされて運転がいつまでたっても開始されなかった
り、起動条件の判定では運転可能と判定されても、太陽
電池からは運転が可能な電力が供給できないから一向に
運転が開始されないなど極めて不安定な運転になってし
まうことがなくなり、安定した運転が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパワーコンディショナ
の回路図。
【図2】太陽電池の消費電力と直流電圧との関係を示す
を示す特性図。
【図3】太陽電池の消費電力と直流電圧との関係を示す
を示す特性図。
【図4】本発明の実施の形態の動作説明に供するフロー
チャート。
【図5】本発明の他の実施の形態に係るパワーコンディ
ショナの回路図。
【図6】本発明の他の実施の形態における太陽電池の消
費電力と直流電圧との関係を示すを示す特性図。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態における太陽電
池の消費電力と直流電圧との関係を示すを示す特性図。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態における太陽電
池の消費電力と直流電圧との関係を示すを示す特性図。
【図9】従来のパワーコンディショナの回路図。
【図10】従来のパワーコンディショナ1における太陽
電池の消費電力と直流電圧との関係を示すを示す特性
図。
【符号の説明】
2は太陽電池、 4は系統電源、 6はパワーコンディショナ、 8は平滑コンデンサ、 10は昇圧回路、 14は放電回路、 16はインバータ回路、 18はパワーコンディショナ制御部、 20は直流電流計測用抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】太陽電池の消費電力を変化させることで前
    記太陽電池の動作点電圧を変え、各動作点電圧から前記
    太陽電池の出力特性のカーブが運転可能最小電力を越え
    るかどうかの予想値に基づいてその運転開始のための起
    動条件の判定を行うように構成されていることを特徴と
    する、太陽光発電システムにおけるパワーコンディショ
    ナ。
  2. 【請求項2】内部の放電回路を動作させることで前記動
    作点電圧を変化させることを特徴とする、請求項1に記
    載の太陽光発電システムにおけるパワーコンディショ
    ナ。
  3. 【請求項3】内部の昇圧回路を動作させることで前記動
    作点電圧を変化させることを特徴とする、請求項1に記
    載の太陽光発電システムにおけるパワーコンディショ
    ナ。
  4. 【請求項4】太陽電池の直流電圧を平滑化するコンデン
    サと、前記平滑コンデンサ出力を昇圧するためにスイッ
    チ素子とこれに並列のコンデンサとを有する昇圧回路
    と、放電抵抗と前記コンデンサの充電電荷を該放電抵抗
    を介して放電するために制御されるスイッチ素子とを備
    えた放電回路と、前記昇圧回路出力を交流に変換するた
    めに複数のスイッチ素子を備えたインバータ回路と、前
    記各スイッチ素子のオンオフを制御するパワーコンディ
    ショナ制御部とを備えた太陽光発電システムにおけるパ
    ワーコンディショナにおいて、 前記パワーコンディショナ制御部によって前記放電回路
    内のスイッチ素子をオンオフ制御して、当該パワーコン
    ディショナの運転停止時における前記太陽電池の消費電
    力での動作点電圧と、前記放電回路動作時における前記
    太陽電池の消費電力での動作点電圧とを変化させるとと
    もに、前記各動作点電圧から前記太陽電池の出力特性の
    カーブが運転可能最小電力を越えるかどうかを判定する
    ための判定値を計算し、この計算による判定値から前記
    運転開始のための起動条件の判定を行うように構成され
    ていることを特徴とする、太陽光発電システムにおける
    パワーコンディショナ。
  5. 【請求項5】前記放電回路内のスイッチ素子のオンオフ
    制御に代えて前記昇圧回路内のスイッチ素子のオンオフ
    を制御することを特徴とする、請求項4に記載の太陽光
    発電システムにおけるパワーコンディショナ。
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