JPH10288583A - 固形製剤の外観検査装置 - Google Patents

固形製剤の外観検査装置

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JPH10288583A
JPH10288583A JP9049897A JP4989797A JPH10288583A JP H10288583 A JPH10288583 A JP H10288583A JP 9049897 A JP9049897 A JP 9049897A JP 4989797 A JP4989797 A JP 4989797A JP H10288583 A JPH10288583 A JP H10288583A
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drum
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pocket
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泰三 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像処理によってカプセル等の固形製剤を外
観検査するように構成された外観検査装置の検査精度を
向上させて、実用上十分な優れた検査精度を達成すると
共に、通常の外観検査と同時にカプセルの長さ検査をも
行う。 【解決手段】 固定された内筒体11の外周に間欠回転
する外筒体12を取り付け、該外筒体12に所定角度傾
斜したポケット121を設け該ポケット121にカプセ
ルC4を収容して上記内筒体11の外周面を転がすよう
にしてカプセルC4を搬送し、このカプセルC4を内筒
体11の一部に配設された表面が傾斜した自転ローラ1
3上で回転させることにより、カプセルC4を貫通保持
ポケット121の一端側に寄せて位置決めし、この状態
を維持したままカプセルC4を回転させる。そして、こ
の状態でカプセルC4の画像を取り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一定の軸を中心と
して回転対称な形状を有する固形製剤の外観検査を行う
外観検査装置、特にキャップとボディーとからなる硬カ
プセルに薬剤を充填したカプセル剤や薬剤を充填する前
の単にキャップとボディーとを仮連結させた空カプセル
について外観検査を行う場合に好適に使用される外観検
査装置に関し、更に詳述すると、検査対象である上記固
形製剤を正確に位置決めした状態で回転させながら撮像
装置で撮影することにより、高精度な検査を行うことが
できる固形製剤の外観検査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、カプセル剤や楕円球状の錠剤
等の固形製剤の外観検査を自動的に行う外観検査装置と
して、種々の装置が提案されており、近年では作業員の
目視検査からこのような検査機による自動検査へと完全
に移行しつつある。このような外観検査装置として、特
開平7−35693号公報に開示された装置が知られて
いる。
【0003】この特開平7−35693号公報に開示さ
れた外観検査装置は、主にキャップとボディーとからな
る硬カプセル内に薬剤を充填したカプセル剤の外観検査
を行うためのものであり、図6〜8に示した構成を有す
るものである。
【0004】即ち、図6に示されているように、この装
置は、所定量のカプセル剤を収容しこれを順次供給する
供給ホッパー2と、該供給ホッパー2から供給されたカ
プセル剤を軸方向を上下にした直立状態(以下、単に
「直立状態」という)で整列させて方向規制部へと供給
する供給ドラム3と、この供給ドラム3から供給された
カプセル剤を、軸方向を水平にした横転状態(以下、単
に「横転状態」という)で、かつキャップ側が一定の方
向を向いた状態に方向規制する第1方向規制ドラム4及
び第2方向規制ドラム5と、この方向規制されたカプセ
ル剤を外周部に保持して搬送し、搬送途中で該カプセル
剤を回転させる検査ドラムと6と、該検査ドラム6の外
周部に保持され回転するカプセル剤を撮影してその画像
を取り込む撮像装置7と、該撮像装置7により取り込ん
だカプセル剤の画像を画像処理して良否判定を行う良否
判定部8と、該良否判定部8による良否判定に基づいて
上記検査ドラム6からカプセル剤を良品と不良品とに分
別して回収する分別回収部(図示せず)とを具備してな
るものである。なお、本明細書において、各種ドラムの
外周部分に保持されたカプセルについての「上下」と
は、ドラムの径方向に沿って外周側が「上」、中心側が
「下」とした上下であり、また「水平方向」とはドラム
の径方向と直交する方向であり、重力方向を基準とした
上下や水平方向とは必ずしも同一ではない。
【0005】上記供給ドラム3は、水平軸A1を中心に
して所定の速度で回転するもので、その外周面には、カ
プセル剤が直立状態で収容される供給ポケット31が多
数整列して形成されていると共に、該供給ポケット31
内に収容されたカプセル剤がこぼれ落ちることのないよ
うに、外周の下側1/4部分を覆って落下防止板32が
配設されている。
【0006】上記供給ホッパー2は、この供給ドラム3
の上方に配設されたもので、その下端面が部分的に上記
供給ドラム3の外周面に近接した状態となっていると共
に、この下端面の一部が供給ドラム3の外周面へと開放
されている。この供給ホッパー2の底部には、所定間隔
ずつ離間して複数のガイド突条21が上下方向に沿って
突設されており、これらガイド突条21間にカプセル剤
を整列させるためのガイド溝22が形成されている。こ
のガイド溝22は、上記供給ドラム3の供給ポケット3
1に対応した位置に形成されていると共に、その幅はカ
プセル剤の径よりもやや広く、かつカプセル剤の長さよ
りも狭く設定されており、従って、カプセル剤が軸方向
をガイド溝22の長さ方向と一致させた状態でこのガイ
ド溝22内を通過し、このカプセル剤が軸方向のいずれ
かの端部から上記供給ドラム3の供給ポケット31に投
入され、該供給ポケット31内に直立状態で収容される
ようになっている。
【0007】また、この供給ホッパー2には、振動発生
装置(図示せず)により常時振動が与えられるようにな
っており、この振動により供給ホッパー2内のカプセル
剤がスムーズに上記ガイド溝22を通って供給ドラム3
の供給ポケット31内に収容されるようなっている。更
に、供給ポケット31内に収容されずに供給ドラム3の
外周面上に載って移動するカプセル剤は、供給ホッパー
2の端縁部に沿って供給ドラム3上に配設されたブラシ
23により供給ドラム3上から排除され、再び供給ホッ
パー2内へと戻されるようになっている。
【0008】次に、上記第1方向規制ドラム4は、その
外周面を上記供給ドラム3の外周面に近接させた状態で
該供給ドラム3の下方に配設され、水平軸A2を中心に
して所定の速度で供給ドラム3とは逆方向に回転するも
のであり、その外周面には多数の第1方向規制ポケット
41が上記供給ドラム3の供給ポケット31に対応した
整列状態で形成されている。この第1方向規制ポケット
41は、図8に示されているように、横転状態のカプセ
ル剤を完全に収容することができる長楕円状の上部41
aと、該上部41aの一方の端部底面に形成されたカプ
セル剤のボディーのみが進入可能でキャップが進入でき
ない垂直筒状の下部41bとから構成されており、これ
により、この第1方向規制ポケット41は、横転状態の
カプセル剤C1及び軸方向を上下にし、かつキャップを
上にした直立状態(以下、「キャップを上にした直立状
態」という)のカプセル剤C2はほぼ完全に収容するこ
とができるが、軸方向を上下にし、かつボディーを上に
した直立状態(以下、「ボディーを上にした直立状態」
という)のカプセル剤C3はそのボディー部分が外周面
から突出した状態となるように構成されている。
【0009】この第1方向規制ドラム4の外周面近傍に
は、図6に示されているように、外周面に沿ってガイド
板42が部分的に配設されていると共に、このガイド板
42には、第1方向規制ドラム4の上記第1方向規制ポ
ケット41の配設位置に対応して、一端が開放し他端が
閉塞した複数のガイド溝43が第1方向規制ガイドとし
て形成されている。このガイド溝43の一方の内側縁部
は、第1方向規制ドラム4の回転方向から所定角度傾斜
した押圧部43aとなっており、この押圧部43aが第
1方向規制ドラム4の外周面から突出したカプセル剤C
3(図8参照)のボディー側の端部を横方向に押圧して
上記第1方向規制ポケット41内で横転させるようにな
っている。
【0010】また、上記第2方向規制ドラム5は、その
外周面を上記第1方向規制ドラム4の外周面に近接させ
た状態で該第1方向規制ドラム4の下方に配設され、水
平軸A3を中心にして所定の速度で第1方向規制ドラム
4とは逆方向に回転するものであり、その外周面には多
数の第2方向規制ポケット51が上記第1方向規制ドラ
ム4の第1方向規制ポケット41に対応した整列状態で
形成されている。この第2方向規制ポケット51は、図
8に示されているように、横転状態のカプセル剤C1を
完全に収容し得、かつ直立状態のカプセル剤C3はボデ
ィー側端部を外周面から突出した状態となる長楕円状の
ポケットであり、この場合、該ポケット51の底壁が一
端側へと下降傾斜しており、これによりカプセル剤が一
端側へと寄せられた状態で収容されるようになってい
る。
【0011】この第2方向規制ドラム5の外周面近傍に
も、図6に示されているように、上記第1方向規制ドラ
ム4の外周に沿って配設された上記ガイド板42と同様
のガイド板52が配設されており、特に図示していない
が、このガイド板52に設けられた複数のガイド溝が第
2方向規制ガイドを構成し、これにより第2方向規制ド
ラム5の外周面から突出したカプセル剤C3のボディー
側の端部を横方向に押圧して上記第2方向規制ポケット
51内で横転させるようになっている。
【0012】上記各ドラム3,4,5は、例えば図6の
ように、モーターM1及びタイミングベルトBにより各
ポケット31,41,51が互いに一致するタイミング
で図6中の矢印方向に回転するようになっている。
【0013】そして、上記供給ホッパー2、供給ドラム
3、第1方向規制ドラム4及び第2方向規制ドラム5に
より、検査対象であるカプセル剤を検査ドラム6へと供
給するための供給部が構成されており、この場合、上記
供給ホッパー2からアトランダムに供給されるカプセル
剤を上記供給ドラム3で直立状態で整列させ、このカプ
セル剤全てを上記第1及び第2方向規制ドラム4,5に
より、キャップ側が一定の方向を向いた横転状態に方向
規制して、上記検査ドラム6に供給するようになってい
る。
【0014】次に、上記検査ドラム6は、その外周面を
上記第2方向規制ドラム5の外周面に近接させた状態で
該第2方向規制ドラム5の下方に配設され、水平軸A4
を中心にして所定の速度で第2方向規制ドラム5とは逆
方向に間欠回転するものであり、互いに所定間隔離間し
て対向状態に配置された一対の円盤状フランジ体61,
61と、該両フランジ体61,61間に回転可能に架設
された多数の第1検査ローラ62a及び第2検査ローラ
62bとを具備している。
【0015】上記両フランジ体61,61は、図7に示
されているように、フレーム63に固定された非回転軸
64の外周に回転自在に軸支された間欠回転体65の両
端部に固定されており、更にこの間欠回転体65は、上
記非回転軸64の中心部に回転自在に支持された間欠回
転軸66の基端側に形成されたフランジ66aと連結固
定され、この間欠回転軸66と一体的に回転し得るよう
になっている。そして、この間欠回転軸66は間欠駆動
装置Dに接続されて間欠回転し、これと一体的に上記間
欠回転体65及び上記フランジ体61,61が間欠回転
するようになっている。
【0016】また、上記第1検査ローラ62a,第2検
査ローラ62bは、互いの外周面を近接させた状態で検
査ドラム6の周面に沿って交互に配設されたもので、い
ずれも上記両フランジ体61,61の周縁部間に回転可
能に取り付けられたものである。これら第1及び第2検
査ローラ62a,62bの軸621a,621bは、い
ずれも一端部が一方のフランジ体61を貫通して外方に
突出しており、この突出端部には、遊星歯車622が固
定されている。そして、この遊星歯車622は、上記間
欠回動軸66の基端部に回転自在に取り付けられた太陽
歯車623と歯合しており、更にこの太陽歯車623に
固定されたプーリー624がモータM2の回転軸に取り
付けられた別のプーリー625とタイミングベルト62
6を介して連結されている。これにより、モータM2に
よってタイミングベルト626を介して上記太陽歯車6
23が回転し、更にこの太陽歯車623の周囲で上記各
遊星歯車622が回転し、これと一体的に各第1検査ロ
ーラ62a及び第2検査ローラ62bが上記フランジ6
1,61の間欠回転とは独立して所定の速度で回転す
る。即ち、この第1検査ローラ62a及び第2検査ロー
ラ62bは、上記両フランジ体61,61と共に間欠的
に公転しながら、自転するものである。なお、第1検査
ローラ62aの回転方向と第2検査ローラ62bの回転
方向とは同一方向となる。
【0017】これら第1検査ローラ62aと第2検査ロ
ーラ62bとの間に、上記第2方向規制ドラム5から供
給される方向規制されたカプセル剤C4が載置されて保
持され、これら第1及び第2検査ローラ62a,62b
の公転及び自転により、このカプセル剤C4が自転しな
がら、上記非回転軸64の周囲を公転する。
【0018】この場合、上記第1検査ローラ62aの外
周面には、互いに等間隔ずつ離間して複数の鍔部62c
が形成されており、図9に示されているように、カプセ
ル剤C4は、この鍔部62c間に保持された状態で自転
及び公転するようになっている。また、図7に示されて
いるように、上記間欠回転体65には、カプセル剤を保
持する部分に対応してノズル651が形成されており、
一方上記非回転軸64には、真空ポンプ等の吸引装置
(図示せず)に接続された吸引空洞部641がほぼ半周
に亘って形成されていると共に、コンプレッサー等の圧
空供給装置(図示せず)に接続された圧空流通路642
が不良品回収缶71(図6参照)及び良品回収シュート
72(図6参照)に対応した部分にそれぞれ形成されて
いる。そして、上記各ノズル651が上記吸引空洞部6
41を通して真空吸引され、この吸引力によって上記カ
プセル剤C4が確実に保持されると共に、上記圧空流通
路642を通して上記各ノズル651から圧空が噴射さ
れ、この圧空により上記カプセル剤C4が上記不良品回
収缶71又は良品回収シュート72のいずれかに吹き飛
ばされるようになっている。
【0019】この従来の外観検査装置によるカプセル剤
の外観検査は次のようにして行われる。まず、上記供給
ホッパー2内に所定量のカプセル剤を投入すると、これ
が上述した動作により順次直立状態で上記供給ドラム3
に供給され、該供給ドラム3の外周面に形成された供給
ポケット31内に直立状態で収容されて、該供給ドラム
3の回転運動により下方へと運ばれる。
【0020】このカプセル剤は、図8に示されているよ
うに、供給ドラム3の最下部で上記第1方向規制ドラム
4の第1方向規制ポケット41内に移し替えられる。こ
のとき、キャップを上にした直立状態で移し替えが行わ
れるカプセル剤C2は、そのボディー部分が第1方向規
制ポケット41の下部41b内に挿入され、ほぼ完全に
ポケット41内に収容された状態となり、一方、キャッ
プを下にした直立状態のカプセル剤C3は、そのキャッ
プ部分が第1方向規制ポケット41の下部41b内に進
入することができないので、ボディー部分が第1方向規
制ドラム4の外周面から突出した状態となる。
【0021】この状態で第1方向規制ドラム4の回転に
より、これらカプセル剤C2,C3が下方へと運ばれ
る。このとき、第1方向規制ポケット41内にほぼ完全
に収容された上記カプセル剤C2はそのままの姿勢でド
ラム4の最下部へと運ばれるが、ボディー部分がドラム
4の外周面から突出した上記カプセル剤C3は、突出し
たボディー部分が上記ガイド板42のガイド溝43(図
6参照)内に挿入され、該ボディー部分がガイド溝43
の押圧部43a(図6参照)により横方向に押圧され、
該カプセル剤C3が第1方向規制ポケット41内で横転
し、キャップを一方向(図では右側)に向けた横転状態
のカプセル剤C1として最下部へと運ばれる。
【0022】次いで、図8に示されているように、これ
らカプセル剤C2,C1は、第1方向規制ドラム4の最
下部で上記第2方向規制ドラム5の第2方向規制ポケッ
ト51内に移し替えられる。このとき、横転状態のカプ
セル剤C1は、横転状態のままほぼ完全に第2方向規制
ポケット51内に収容されるが、キャップを上にした直
立状態のカプセル剤C2は、キャップ側から第2方向規
制ポケット51内に移し替えられて上下が反転し、ボデ
ィーを上にした直立状態のカプセル剤C3として第2方
向規制ポケット51へと移し替えられ、かつこのカプセ
ル剤C3はそのボディー部分が第2方向規制ドラム5の
外周面から突出した状態となる。
【0023】この状態で第2方向規制ドラム5の回転に
より、これらカプセル剤C1,C3が下方へと運ばれ
る。このとき、第2方向規制ポケット51内にほぼ完全
に収容された横転状態の上記カプセル剤C1はそのまま
の姿勢でドラム5の最下部へと運ばれるが、ボディー部
分がドラム5の外周面から突出した上記カプセル剤C3
は、上記ガイド板52(図6参照)のガイド溝(図示せ
ず)の作用により、上記と同様にして第2方向規制ポケ
ット51内で横転し、キャップを一方(図では右側)に
向けた横転状態のカプセル剤となり、最下部へと運ばれ
る。これにより、両カプセル剤は、いずれもキャップを
一方向(図では右側)にした横転状態のカプセル剤C4
となり、上記検査ドラム6の第1,第2検査ローラ62
a,62b上へと移し替えられる。
【0024】なお、各ドラム3,4,5,6間における
カプセル剤の受け渡し時には、図8に示したように、渡
し側の各ポケットに圧空が供給されてカプセル剤が押し
出されると共に、受け側の各ポケットやローラ62a部
分が真空吸引され、スムーズにカプセル剤の移行が行わ
れるようになっている。
【0025】上記検査ドラム6に供給された方向規制さ
れたカプセル剤C4は、上述のように、上記第1検査ロ
ーラ62aと第2検査ローラ62bとの間に載置されて
保持され、上記第1及び第2検査ローラ62a,62b
の回転によって回転しながら、検査ドラム6の間欠回転
により下方へと送られる。この場合、カプセル剤C4
は、図9に示されているように、第1検査ローラ62a
の鍔部62c,62c間に保持された状態で回転しなが
ら搬送され、このとき上述した吸引機構によりカプセル
剤C4は両検査ローラ62a,62bに吸い付けられた
状態で保持される。
【0026】この検査ドラム6に保持されて搬送される
方向規制されたカプセル剤C4は、その搬送途中の所定
箇所で検査ドラム6の回転が間欠的に停止している間に
上記撮像装置7(図6参照)によって撮影される。この
とき、カプセル剤C4は上記第1及び第2検査ローラ6
2a,62bの回転によって所定速度で少なくとも1回
転以上回転し、該カプセル剤C4の全周が撮像装置7に
よって撮影される。そして、撮影後、上記第1及び第2
検査ローラ62a,62b上に保持されたまま検査ドラ
ム6の間欠回転により該検査ドラム6の最下部へと運ば
れる。
【0027】上記撮像装置7により取り込まれたカプセ
ル剤C4の画像は、上記良否判定部8(図6参照)によ
り画像処理されて外観不良の検出が行われ、各カプセル
剤C4の良否の判定が行われる。そして、この判定結果
に基づいて、上述した圧空噴射手段により、各カプセル
剤C4が上記不良品回収缶71又は良品回収シュート7
2のいずれかに吹き落とされ、良品と不良品とに分別さ
れて回収される。
【0028】この場合、外観不良カプセル剤を上記不良
品回収缶71へと吹き落とす部分は、上記良品回収シュ
ート72の手前位置で上記良否判定部8の指示に従って
随時圧空を噴射するもので、上記判定結果により「外観
不良有り」と判定された不良カプセルのみを圧空により
吹き落とすようになっており、一方、良品カプセル剤を
上記良品回収シュート72へと吹き落とす部分は、全て
のカプセル剤保持部分に対して常に圧空を噴射してお
り、この部分に到達した全てのカプセル剤C4を良品回
収シュート72へと吹き落とすようになっている。これ
により、外観不良を有する不良カプセルが手前側で検査
ドラム6から排除されて不良品回収缶71に回収され、
外観不良のない良品カプセル剤のみが良品回収シュート
72から検査装置外へと排出される。
【0029】このように、この従来の外観検査装置によ
れば、アトランダムに投入されたカプセル剤をキャップ
を一定の方向に向けた状態に揃えて整列させ、この方向
規制されたカプセル剤を回転させながら、撮像装置で撮
影し、得られた画像から外観不良の有無を判定し、その
判定結果に基づいて良品と不良品とに分別して回収する
ことができ、カプセル剤の外観検査を完全に自動化する
ことができるものである。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の外観検査装置は、検査精度の点で未だ十分に満足し
得るものではなく、検査性能上の理由から実用化には至
っていない。
【0031】即ち、上記従来の外観検査装置では、図9
に示したように、カプセル剤C4を上記第1検査ローラ
62aの鍔部62c,62c間に保持することによって
位置決めした状態で、撮像装置7による画像の取り込み
が行われるが、この場合、上記鍔部62c,62c間の
幅Wは、上記第2方向規制ドラム5からのカプセル剤C
4の受け渡しが確実かつスムーズに行われるように、カ
プセル剤C4の長さLよりもやや広く設定されているの
で、この鍔部62c,62c間に保持されて回転するカ
プセル剤C4は、軸方向に細かく移動又は振動しながら
回転することとなり、正確に位置決めされた状態で画像
の取り込みを行うことができない。
【0032】このため、得られる画像には、カプセル剤
回転時のぶれに基づく乱れが少なからず発生することと
なり、画像処理による良否判定を厳格にすると、外観不
良のないカプセル剤を多く含む大半のカプセル剤を不良
と判定してしまうこととなる。よって、カプセル剤に多
少のぶれが生じることを考慮して、外観不良であると判
定する基準を設定しなければならず、高度な検査精度を
達成することができない。特にカプセル剤の表面には、
キャップとボディーとの境目に必ず段差が形成される
が、この段差部付近はキャップとボディーとの連結時に
ささくれ状の傷や割れ等の不良が生じやすい箇所であ
り、通常はこれらの不良を上記段差と識別して検出する
ため、上記段差による画像データの変化を予め記憶させ
ておき、この記憶された変化以外の異常を外観不良であ
ると認識する手法が採られる。しかしながら、カプセル
剤のぶれによりこの段差部分が不規則に移動する場合に
は、この段差による画像データの変化を予め正確に予測
して記憶させておくことはほとんど不可能であり、また
段差によるデータの変化が現れる画像上の位置を特定す
ることもできないので、キャップとボディーとの境目部
分に生じた傷や割れ等の不良を上記段差と識別して検出
することは極めて困難である。なお、キャップとボディ
ーとの境目にバンドシールを施した場合にも同様の問題
が生じる。
【0033】また、カプセル剤は、その製造上の理由か
らキャップとボディーとの結合長さが必ずしも一定では
なく、従ってカプセル剤の長さLも多少のばらつきがあ
り一定ではない。このため、上記鍔部62c,62c間
の幅W(図9参照)は、かなりの余裕をもって広く形成
しなければならず、このように幅Wを余裕をもって広く
設定した鍔部62c,62c間に比較的全長Lが短い
(不良ではない程度の短さ)カプセル剤が収容された場
合には、回転中のぶれが非常に激しくなり、この場合に
は最早まともな外観検査を行うことができないものであ
る。
【0034】更に、長さLが一定の許容範囲を逸脱した
カプセル剤は、薬剤の充填量に多少があったり、キャッ
プとボディーとの結合が不十分であったりするため、不
良カプセル剤として排除しなければならないが、従来の
外観検査装置では上記のようにカプセル剤が軸方向、即
ち長さ方向に移動又は振動しながら回転し、このぶれを
許容するように外観検査が行われるため、このような長
さ検査を行うことは、実際上不可能である。
【0035】本発明は上記事情に鑑みなされたもので、
カプセル剤等の固形製剤を連続的に供給する供給部と、
該供給部により供給された固形製剤を外周部に保持して
間欠的に回転搬送し、所定の搬送位置で上記固形製剤を
回転させる検査ドラムと、上記回転する固形製剤の表面
を撮影する撮像装置と、該撮像装置により取り込んだ固
形製剤の画像を画像処理して良否の判定を行う良否判定
部と、該良否判定部の判定結果に基づいて不良品と良品
とを分別回収する分別手段とを具備してなる固形製剤の
外観検査装置の検査精度を向上させて、実用上十分な優
れた検査精度を達成し得ると共に、固形製剤の長さ検査
を行うことも可能な固形製剤の外観検査装置を提供する
ことを目的とする。
【0036】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、一定の軸を中心として回転対称な形状を有
する固形製剤の外観を検査する外観検査装置であり、上
記固形製剤を連続的に供給する供給部と、該供給部によ
り供給された固形製剤を外周部に保持して間欠的に回転
搬送し、所定の搬送位置で上記固形製剤を回転させる検
査ドラムと、上記回転する固形製剤の表面を撮影する撮
像装置と、該撮像装置により取り込んだ固形製剤の画像
を画像処理して良否の判定を行う良否判定部と、該良否
判定部の判定結果に基づいて不良品と良品とを分別回収
する分別手段とを具備してなる固形製剤の外観検査装置
において、上記検査ドラムが、固定された内筒体と、該
内筒体の外周に回転可能に取り付けられ、内筒体の外周
面に沿って間欠回転する外筒体とからなり、上記内筒体
の一部には、該内筒体の軸方向に沿った回転軸を有する
自転ローラが、ローラ表面を内筒体の外周面に露出した
状態に内設されていると共に、内筒体の外周面に露出し
た該自転ローラ表面の断面形状が軸方向一端側へと下降
傾斜した形状となっており、また上記外筒体には、該外
筒体の軸方向から所定角度ずれた中心軸を有する楕円形
状又は長楕円形状乃至長方形の貫通保持ポケットが形成
されており、該貫通保持ポケット内に上記固形製剤を保
持して外筒体の間欠回転により該固形製剤を搬送すると
共に、所定の搬送位置で間欠的に停止した貫通保持ポケ
ット内の固形製剤を上記自転ローラ上で回転させ、この
回転する固形製剤の外周面を上記撮像装置により撮影す
るように構成したことを特徴とする固形製剤の外観検査
装置を提供する。
【0037】本発明の外観検査装置は、上記供給部から
供給されたカプセル剤等の固形製剤を上記検査ドラムを
構成する上記外筒体の貫通保持ポケット内に収容して、
この外筒体の間欠回転により搬送し、その搬送途中で検
査ドラム内に配設された自転ローラにより該固形製剤を
回転させながら上記撮像装置で撮影し、得られた画像か
ら上記良否判定部により固形製剤の外観不良の有無を判
定し、その判定結果に基づいて上記分別手段により外観
不良のない良品と外観不良を有する不良品とに分別して
回収するものである。
【0038】この場合、本発明の外観検査装置では、上
記検査ドラムが、固定された内筒体とこの内筒体の外側
に回転可能に取り付けられた間欠回転する外筒体とで構
成されており、この間欠回転する外筒体に設けられた貫
通保持ポケット内に固形製剤を収容して搬送するように
なっているので、搬送中の固形製剤は上記貫通保持ポケ
ット内に保持された状態で内筒体の外周面上を転がりな
がら搬送されることとなる。
【0039】そして、この固形製剤は、上記自転ローラ
が配設された箇所に搬送されて間欠的に停止すると、内
筒体の外周面に露出した該自転ローラの表面上に載置さ
れた状態となり、この自転ローラの回転により貫通保持
ポケット内で回転し、この固形製剤は停止した貫通保持
ポケット内に保持された状態で、回転する自転ローラ表
面上を転がるように回転することとなる。ここで、この
固形製剤を保持する貫通保持ポケットは、上記のよう
に、その中心軸が外筒体の軸方向から所定角度だけずれ
た状態に形成されたものであり、従って、この貫通保持
ポケットの中心軸は内筒体の軸方向に沿って配置された
上記自転ローラの回転軸とも所定角度だけずれた状態と
なり、これによりこの貫通保持ポケット内に保持されて
自転ローラ表面上を転がる固形製剤の回転軸も自転ロー
ラの回転軸からずれた方向となる。よって、固形製剤
は、貫通保持ポケット内に保持された状態で自転ローラ
表面を該自転ローラの回転方向から斜めにずれた方向へ
と向けて転がることとなり、貫通保持ポケット内の固形
製剤は、全て該ポケットの一端側へと寄せられた状態と
なる。また、上記自転ローラは、上記のように、その表
面の断面形状が軸方向一端側へと下降傾斜した形状とな
っており、従ってこの自転ローラ上で回転する固形製剤
は、上記傾斜によっても軸方向一端側へと移動しようと
しながら回転することとなり、上記貫通保持ポケットの
一端側へと寄せられた状態を確実に維持しながら回転す
ることとなる。
【0040】なお、上記貫通保持ポケットの中心軸は外
筒体の軸方向から所定角度だけずれた状態となっている
ため、外筒体の回転によってこの貫通保持ポケット内に
保持されて内筒体の外周面を転がりながら搬送される固
形製剤は、外筒体の回転方向からずれた方向へと向けて
転がることとなり、これによって上記自転ローラの配設
位置まで搬送する間に固形製剤を貫通保持ポケットの一
端側へと寄せられた状態とすることもできる。この場
合、この搬送中に固形製剤が寄せられる端部と、上記自
転ローラ上で回転中に寄せられる端部とを同一の端部と
することにより、搬送中に貫通保持ポケットの一端側に
寄せられた固形製剤を、上記自転ローラ上でこの一端側
に寄せられた状態を維持して回転させるようにすること
ができるが、本発明では、上述のように、上記自転ロー
ラ上においても確実に固形製剤を貫通保持ポケットの一
端側へと移動させて寄せることができ、搬送中に固形製
剤が寄っていく方向と自転ローラ上で固形製剤が寄って
いく方向とが逆方向であっても全く差し支えない。
【0041】このように、本発明の外観検査装置によれ
ば、検査ドラムに保持した固形製剤を、全て貫通保持ポ
ケットの一端側へと寄せて位置決めすることができ、更
にこの状態を確実に維持したまま固形製剤を回転させて
画像の取り込みを行うことができるものである。従っ
て、ぶれ等の乱れがない鮮明な画像を確実に得ることが
でき、良否判定の基準を厳格に設定して高精度な外観検
査を行うことができるものである。
【0042】この場合、キャップとボディーとからなる
硬カプセルに薬剤を充填したカプセル剤の外観検査を行
う場合には、例えば上述の従来例と同様の方向規制手段
など、適宜な方向規制手段を設けて、キャップが一定の
方向を向いた横転状態にカプセル剤を方向規制し、この
状態で上記検査ドラムにカプセル剤を供給し、上記貫通
保持ポケット内で全カプセル剤をキャップ側へと寄せて
位置決めし、検査を行うようにすることで、キャップと
ボディーとの境目に形成される段差を正確に位置決めし
て検査を行うことができる。従って、上記段差による画
像データの変化を予め記憶させておく従来からの手法に
よって、この段差部付近に生じ易いささくれ状の傷や割
れ等の不良を上記段差と確実に識別して検出することが
でき、厳格な外観検査を容易に行うことができる。な
お、キャップとボディーとの境目にバンドシールを施し
た場合にも、同様にしてこのバンドシール部分に生じた
傷等の不良を確実にバンドシールと識別して検出するこ
とができるものである。
【0043】即ち、カプセル剤は、上述のようにキャッ
プとボディーとの結合長さのばらつきにより、その全長
が必ずしも一定なものではないが、ボディーの外側に嵌
合するキャップの長さは常に一定であるから、カプセル
剤をキャップ側に寄せて位置決めすることにより、キャ
ップとボディーとの境目を正確に位置決めすることがで
きる。これにより、上記段差による画像データの変化を
予め正確に予測して記憶させておくことができ、しかも
この段差によるデータの変化が現れる画像上の位置を確
実に特定することができるので、予め記憶された変化と
は異なる異常として現れる傷等の不良を確実に上記段差
と識別して検出することができるものである。
【0044】更に、本発明の外観検査装置によれば、上
述のように、検査対象の固形製剤が全て上記貫通保持ポ
ケット内の一端側へと寄せられた状態で画像の取り込み
が行われるため、得られる画像は全て固形製剤の一端が
そろったものとなり、従って、固形製剤の他端を検出す
ることにより固形製剤の長さを正確に検査することがで
き、通常の外観検査と同時に長さ検査を行うこともでき
るものである。
【0045】このように、本発明の固形製剤の外観検査
装置によれば、実用上十分に満足される優れた検査精度
を達成し得ると共に、通常の外観検査と同時に長さ検査
を行うこともできるものである。なお、本発明において
検査対象となる固形製剤は、一定の軸を中心として回転
対称な形状を有するものであり、具体的には硬カプセ
ル、軟カプセル、楕円球状や球状の錠剤などが挙げられ
るが、特にキャップとボディーとからなる硬カプセルの
外観検査を行う場合に好適に使用されるものである。こ
の場合、硬カプセルは、内部に薬剤を充填したカプセル
剤であっても、薬剤を充填する前の単にキャップとボデ
ィーとを仮連結させた空カプセルであってもよく、空カ
プセルについて外観検査を行う場合にも上述したカプセ
ル剤についての場合と全く同一の作用効果を奏するもの
である。
【0046】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、実施例を示し、
本発明をより具体的に説明する。図1〜5は、本発明の
一実施例にかかる外観検査装置を示すものである。この
外観検査装置は、キャップとボディーとからなる硬カプ
セルに薬剤を充填したカプセル剤や、薬剤を充填する前
の単にキャップとボディーとを仮連結させた空カプセル
(以下、これらをまとめて単に「カプセル」という)に
ついて外観検査を行うものであり、図1に示されている
ように、供給ホッパー2、供給ローラ3、第1方向規制
ドラム4、第2方向規制ドラム5、検査ドラム1、不良
品回収缶71、良品排出シュート72、撮像装置7、良
否判定部(図示せず)及び分別手段(図示せず)を具備
している。
【0047】この場合、上記供給ホッパー2、供給ドラ
ム3、第1方向規制ドラム4及び第2方向規制ドラム5
により、上記検査ドラム1にカプセルを供給する供給部
sが構成されていると共に、上記供給ホッパー2からア
トランダムに供給されるカプセルを上記供給ドラム3で
直立状態で整列し、このカプセル全てを上記第1及び第
2方向規制ドラム4,5により、キャップ側が一定の方
向を向いた横転状態に方向規制して、上記検査ドラム1
に供給するようになっている。なお、この供給部sは、
上述した従来の外観検査装置(図6〜図9)の供給部と
同様に構成されており、かつ同様の動作によりカプセル
の供給及び方向規制を行うようになっているので、本実
施例では、この供給部sの構成及び動作については各構
成部分に上記従来の外観検査装置(図6〜図9)と同一
の参照符号を付してその説明を省略する。
【0048】上記検査ドラム1は、上記第2方向規制ド
ラム5から供給される方向規制されたカプセルを外周部
に保持して間欠回転し、該カプセルを下方へと搬送する
と共に、その搬送途中で撮像装置7による画像の取り込
みを行い、また内部に備えられた分別手段(図示せず)
によってカプセルを不良品回収缶71と良品回収シュー
ト72とに分別するものであり、上述した従来の外観検
査装置(図6〜図9)の検査ドラム6に相当するもので
ある。
【0049】本実施例の検査ドラム1は、図2〜図4に
示されているように、固定された内筒体11と、この内
筒体11の外周に回転可能に取り付けられた外筒体12
とを具備している。
【0050】上記内筒体11には、その内側に該内筒体
11の径方向に沿った回転軸A5を有する自転ローラ1
3が配設されている。この自転ローラ13には、図4に
示されているように、肉厚鍔状の突出リング13aが複
数個設けられており、この突出リング13aの外周面
が、内筒体11に形成された複数のローラ挿通窓11a
を通して内筒体11の外周面に露出している。また、内
筒体11の外周面に露出しているこの突出リング13a
の表面(ローラ表面)は、軸方向中間部に段差を有する
と共に、全体の断面形状が軸方向一端側(図では右側)
へと下降傾斜した形状となっており、かつ下降傾斜側
(図中右側)の端縁部には、リング状のゴム材13bが
周方向に沿って取り付けられている。なお、上記突出リ
ング13a表面(ローラ表面)の傾斜角度は通常3〜5
゜程度とされる。
【0051】また、上記ローラ挿通窓11aの内面と上
記自転ローラ13の突出リング13aの側面との間に
は、下降傾斜側(図中右側)に存して所定の間隙13c
が形成されている。この場合、内筒体11の内部は常に
真空ポンプ等によって減圧吸引されており、上記間隙1
3cを通して自転ローラ13上に載置されたカプセルC
4が吸引されるようになっている。
【0052】この自転ローラ13は、図3に示されてい
るように、上記回転軸A5の両端部が内筒体11の両側
壁にそれぞれ回転自在に支持されて、回転可能に取り付
けられており、この回転軸A5の一方の端部に歯車13
1が取り付けられていると共に、この歯車131がモー
タ等の駆動源(図示せず)と接続された駆動軸132に
固定された駆動歯車133と歯合している。これによ
り、自転ローラ13が常に所定の速度で回転しているよ
うになている。
【0053】また、内筒体11の周壁には、特に図示し
ていないが、一側方部及び最下部にそれぞれ後述する外
筒体12の貫通保持ポケット121に対応して圧空噴射
ノズルが設けられている。上記一側方部に設けられたノ
ズルは不良品カプセルを不良品回収缶71(図1,2参
照)へと吹き飛ばすためのもので、良否判定部からの指
示に従って随時圧空を噴射するようになっており、一
方、上記最下部設けられたノズルは良品カプセルを良品
回収シュート72へと吹き飛ばすためのもので、常に圧
空が噴射されている。以下、上記一側方部に設けられた
ノズルを「不良品排出ノズル」といい、上記最下部に設
けられたノズルを「良品排出ノズル」という。
【0054】次に、上記外筒体12は、その周壁に多数
の貫通保持ポケット121が整列して形成されたもので
ある。この貫通保持ポケット121は、図5に示されて
いるように、略長楕円形状に形成されたもので、その長
さは検査対象のカプセルC4の長さよりも余裕をもって
長く形成されていると共に、その中心軸121aが外筒
体12の軸方向12aから所定角度θだけずれた状態と
なっている。なお、貫通保持ポケット121の中心軸1
21aと外筒体12の軸方向12aとの角度θは、特に
制限されるものではなく、諸条件に応じて適宜選定され
るものであるが、通常は1〜5゜程度とされる。
【0055】この外筒体12は、図3に示されているよ
うに、上記内筒体11の外周に回転可能に取り付けられ
ており、その側壁123の中心部が内筒体11の中心軸
上に配設された間欠回転軸122に連結固定されてい
る。そして、この間欠回転軸122は間欠駆動装置(図
示せず)に連結されており、この間欠駆動装置に駆動さ
れて間欠駆動軸122と一体的に外筒体12が間欠回転
するようになっている。これにより、この外筒体12の
周壁に形成された上記貫通保持ポケット121が、内筒
体11の外周面に沿って周方向に移動するようになって
いる。
【0056】なお、図1中7は、上記のように撮像装置
であり、この撮像装置7は、ラインセンサカメラ74と
照明装置75とを具備し、間欠的に停止した上記外筒体
12の貫通保持ポケット121内で、上記自転ローラ1
3上に載置された状態で回転するカプセルを、上記照明
装置75で照明しながら上記ラインセンサカメラ74で
撮影するようになっている。この撮像装置7によりカプ
セルの撮影を行う検査ドラム1上の撮影位置は、特に制
限されるものではないが、カプセルの安定性を考慮して
検査ドラム1の最上点から搬送方向に20〜40゜程度
下流側の位置とすることが好ましい。また、図1中73
は、上記不良品回収缶71の上部に配設されたカバーで
あり、このカバー73により上記不良品排出ノズルから
の圧空により貫通保持ポケット121内から吹き飛ばさ
れた不良品カプセルを不良品回収缶71へと確実に回収
するようになっている。更に、図1,2中14は、上記
不良品排出ノズルによる不良品カプセル排出部よりも下
流側において、上記外筒体12の外周に沿って配設され
た落下防止板であり、この落下防止板14によりカプセ
ルが良品回収シュート72部分まで搬送される前に上記
貫通保持ポケット121からこぼれ落ちることを防止す
るようになっている。
【0057】ここで、特に図示していないが、上記カバ
ー73内には、赤外線センサが取り付けられており、こ
の赤外線センサにより不良品カプセルが上記貫通保持ポ
ケット121から飛び出してカバー73を通過すること
を検出し、不良品カプセルが貫通保持ポケット121か
ら排出されたことを確認するようになっている。この場
合、1列の貫通保持ポケット121に複数個の不良品カ
プセルがある場合には、これを順次1個づつ排出し、カ
プセルが上記赤外線センサを横切る回数を検出すること
により、不良カプセルが全て排出されたことを検出し得
るようになっている。そして、この赤外線センサにより
不良品カプセルが検査ドラム1に残っていることが検出
された場合には、自動的に装置が停止し、不良品カプセ
ルが良品カプセル中に混ざることを防止するようになっ
ている。
【0058】なお、図1中9は外観検査装置内に検査対
象であるカプセルを投入するための投入ホッパーで、こ
の投入ホッパー9から装置内の上記供給ホッパー2内に
カプセルが投入されるようになっており、また図1中1
0は各種検査条件の設定を行う操作板であり、この操作
板10には検査状況が表示されるモニターが備えらてい
る。
【0059】本実施例の外観検査装置では、まず、上記
投入ホッパー9から装置内に投入され、一旦上記供給ホ
ッパー2内に収容されたアトランダムな状態のカプセル
を上記供給ドラム3で直立状態に整列し、このカプセル
の全てを上記第1及び第2方向規制ドラム4,5によ
り、キャップ側が一定の方向を向いた横転状態に方向規
制して、上記検査ドラム1に供給する。これら一連の動
作は、上述した従来の外観検査装置(図6〜図9)の場
合と同様である。
【0060】次いで、上記第2方向規制ドラム5から方
向規制された状態で上記検査ドラム1に供給されたカプ
セルC4を該検査ドラム1を構成する上記外筒体12の
貫通保持ポケット121内に収容して、この外筒体12
の間欠回転により搬送し、その搬送途中で検査ドラム1
内に配設された上記自転ローラ13により該カプセルC
4を回転させながら上記撮像装置7のラインセンサカメ
ラ74で撮影し、得られた画像から上記良否判定部(図
示せず)により固形製剤の外観不良の有無を判定し、そ
の判定結果に基づいて不良品カプセルを上記不良品排出
ノズル(図示せず)により上記貫通保持ポケット121
から不良品回収缶71に吹き飛ばした後、残った良品カ
プセルを上記良品排出ノズル(図示せず)により良品回
収シュート72へと吹き飛ばし、カプセルC4を外観不
良のない良品と外観不良を有する不良品とに分別して回
収するものである。
【0061】この場合、本実施例の外観検査装置では、
上記検査ドラム1が、固定された内筒体11とこの内筒
体11の外側に回転可能に取り付けられた間欠回転する
外筒体12とで構成されており、この外筒体12に設け
られた貫通保持ポケット内121にカプセルC4を収容
して搬送するようになっているので、図2に示されてい
るように、搬送中のカプセルC4は上記貫通保持ポケッ
ト121内に保持された状態で内筒体11の外周面上を
転がりながら搬送される。
【0062】そして、このカプセルC4は、上記自転ロ
ーラ13が配設された箇所に搬送されて間欠的に停止す
ると、図4に示されているように、内筒体11の外周面
に露出した該自転ローラ13の突出リング13aの表面
上に載置された状態となり、この自転ローラ13の回転
により貫通保持ポケット121内で回転し、このカプセ
ルC4は停止した貫通保持ポケット121内に保持され
た状態で、回転する自転ローラ13の突出リング13a
表面上を転がるように回転することとなる。
【0063】ここで、このカプセルC4を保持する貫通
保持ポケット121は、図5に示されているように、そ
の中心軸121aが外筒体の軸方向12aから所定角度
θだけずれた状態に形成されたものであり、従って、こ
の貫通保持ポケット121の中心軸121aは内筒体1
1の軸方向に沿って配置された上記自転ローラ13の回
転軸A5とも所定角度だけずれた状態となり、これによ
りこの貫通保持ポケット121内に保持されて自転ロー
ラ13の突出リング13a表面上を転がるカプセルC4
の回転軸も自転ローラ13の回転軸A5からずれた方向
となる。よって、カプセルC4は、貫通保持ポケット1
21内に保持された状態で自転ローラ13の突出リング
13a表面を該自転ローラ13の回転方向から斜めにず
れた方向へと向けて転がることとなり、貫通保持ポケッ
ト121内のカプセルC4は、全て該ポケット121の
一端側(図5中、右側)へと寄せられた状態となる。ま
た、上記自転ローラ13の突出リング13aは、上記の
ように、その表面の断面形状が軸方向一端側へと下降傾
斜した形状となっており、従ってこの突出リング13a
上で回転するカプセルC4は、上記傾斜によっても軸方
向一端側(図5中、右側)へと移動しようとしながら回
転することとなり、上記貫通保持ポケット121の一端
側(図5中、右側)へと寄せられた状態を確実に維持し
ながら回転することとなる。この場合、本実施例では、
図5に示されているように、カプセルC4が図中右側の
キャップ側へと寄せられるようになっている。
【0064】更に、本実施例の装置では、この自転ロー
ラ13の突出リング13a上でカプセルC4が回転する
とき、上記突出リング13aと内筒体11のローラ挿通
窓11aとの間に設けられた間隙13cからの吸引によ
りカプセルC4はより確実に一端側(キャップ側)へと
寄せられ、回転中もこの状態がより確実に維持される。
また、カプセルC4の回転は、上記突出リング13aの
下降側端縁部に取り付けられたゴム材13bにカプセル
C4のキャップ側周面が当接し、該ゴム材13bの摩擦
抵抗によって確実かつ安定的に行われる。
【0065】なお、上記貫通保持ポケット121の中心
軸121aは外筒体12の軸方向12aから所定角度θ
だけずれた状態となっているため、外筒体12の回転に
よってこの貫通保持ポケット121内に保持されて内筒
体11の外周面を転がりながら搬送されるカプセルC4
は、外筒体12の回転方向からずれた方向へと向けて転
がることとなり、これによって上記自転ローラ13の配
設位置まで搬送する間にカプセルC4を貫通保持ポケッ
ト121の一端側へと寄せられた状態とすることもでき
る。この場合、この搬送中にカプセルC4が寄せられる
端部と、上記自転ローラ13の突出リング13a上で回
転中に寄せられる端部とを同一の端部とすることによ
り、搬送中に貫通保持ポケット121の一端側(キャッ
プ側)に寄せられたカプセルC4を、上記自転ローラ1
3の突出リング13a上でこの一端側(キャップ側)に
寄せられた状態を維持して回転させるようにすることも
できるが、本実施例の装置では、上述のように、上記自
転ローラ13の突出リング13a上においても確実にカ
プセルC4を貫通保持ポケット121の一端側(キャッ
プ側)へと移動させて寄せることができ、搬送中にカプ
セルC4が寄っていく方向と自転ローラ13の突出リン
グ13a上でカプセルC4が寄っていく方向とが逆方向
であっても全く差し支えない。
【0066】このように、本実施例の外観検査装置によ
れば、検査ドラム1に保持したカプセルC4を、全て貫
通保持ポケット121の一端側へと寄せて位置決めする
ことができ、更にこの状態を確実に維持したままカプセ
ルC4を回転させて画像の取り込みを行うことができる
ものである。従って、ぶれ等の乱れがない鮮明な画像を
確実に得ることができ、良否判定の基準を厳格に設定し
て高精度な外観検査を行うことができるものである
【0067】この場合、本実施例の外観検査装置では、
キャップとボディーとからなるカプセルをキャップが一
定の方向を向いた横転状態に方向規制し、この状態でカ
プセルを上記検査ドラム1に供給し、上記貫通保持ポケ
ット121内で全カプセルC4をキャップ側へと寄せて
位置決めし、検査を行うようになっているので、キャッ
プとボディーとの境目に形成される段差を正確に位置決
めして検査を行うことができる。従って、上記段差によ
る画像データの変化を予め記憶させておく従来からの手
法によって、この段差部付近に生じ易いささくれ状の傷
や割れ等の不良を上記段差と確実に識別して検出するこ
とができ、厳格な外観検査を容易に行うことができる。
【0068】即ち、キャップとボディーとを結合したカ
プセルにあっては、キャップとボディーとの結合長さに
若干のばらつきがあるため、その全長は必ずしも一定で
はないが、ボディーの外側に嵌合するキャップの長さは
常に一定であり、本実施例では、カプセルをキャップ側
に寄せて位置決めすることにより、キャップとボディー
との境目を正確に位置決めすることができる。これによ
り、上記段差による画像データの変化を予め正確に予測
して記憶させておくことができ、しかもこの段差による
データの変化が現れる画像上の位置を確実に特定するこ
とができるので、予め記憶された変化とは異なる異常と
して現れる傷等の不良を容易に上記段差と識別して検出
することができるものである。
【0069】更に、本実施例の外観検査装置によれば、
上述のように、検査対象のカプセルC4が全て上記貫通
保持ポケット121内の一端側へと寄せられた状態で画
像の取り込みが行われるため、得られる画像は全てカプ
セルの一端(キャップ側の先端)がそろったものとな
り、従って、カプセルの他端(ボディー側の先端)を検
出することによりカプセルの長さを正確に検査すること
ができ、通常の外観検査と同時に長さ検査を行うことも
できるものである。
【0070】このように、本実施例の外観検査装置によ
れば、実用上十分に満足される優れた検査精度を達成し
得ると共に、通常の外観検査と同時に長さ検査を行うこ
ともできるものである。
【0071】なお、本発明の外観検査装置は、上記実施
例に限定されるものではなく、種々変更することができ
る。例えば、上記実施例では、カプセルを直立状態で整
列させて供給する供給ドラム3と2つの方向規制ドラム
4,5とにより、カプセルをキャップ側を一定の方向に
向けた横転状態に方向規制するようにしたが、この供給
部sに設けられる方向規制手段は、これに限定されるも
のではなく、キャップを一定の方向に向けた横転状態に
方向規制して検査ドラム1に安定的に供給し得るもので
あればいずれのものであってもよい。また、上記実施例
ではキャップとボディーとからなる硬カプセルに薬剤を
充填したカプセル剤や薬剤を充填する前の単にキャップ
とボディーとを仮連結した状態の空カプセルについて外
観検査を行う場合について示したが、検査対象となる固
形製剤はこれに限定されるものではなく、本発明の検査
装置は、ソフトカプセルや楕円球状の錠剤などの外観検
査を行う場合にも好適に使用し得、この場合には特に方
向規制を行う必要はないので、方向規制手段は省略する
ことができ、供給部sは単にこれら固形製剤を横転状態
で安定的に供給し得るものであればよい。更に、良品と
不良品を分別して回収するための機構や撮像装置7の構
成などは適宜変更することができ、その他の構成につい
ても本発明の要旨を逸脱しない限り、種々変更して差し
支えない。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の固形製剤
の外観検査装置によれば、検査対象である固形製剤を正
確に位置決めした状態で回転させながら画像の取り込み
を行うことができ、これにより高精度な外観検査を行う
ことができると共に、固形製剤の長さ検査も通常の外観
検査と同時に行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる固形製剤の外観検査
装置を示す概略図である。
【図2】同外観検査装置の検査ドラム部分を示す一部を
切り欠いて断面とした概略図である。
【図3】同外観検査装置の検査ドラムを示す断面図であ
る。
【図4】同検査ドラムに設けられた自転ローラ部分を示
す部分拡大断面図である。
【図5】同検査ドラムの外筒体に設けられた貫通保持ポ
ケット内に収容されたカプセルの動作を説明する説明図
である。
【図6】従来の外観検査装置を示す概略斜視図である。
【図7】同外観検査装置の検査ドラムを示す断面図であ
る。
【図8】同外観検査装置におけるカプセルの動きを説明
する説明図である。
【図9】同外観検査装置の検査ドラムにおけるカプセル
の保持状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 検査ドラム 11 内筒体 12 外筒体 121 貫通保持ポケット 13 自転ローラ 13b ゴム材 2 供給ホッパー 3 供給ドラム 31 供給ポケット 4 第1方向規制ドラム 41 第1方向規制ポケット 42 ガイド板 43 ガイド溝(第1方向規制ガイド) 43a 押圧部 5 第2方向規制ドラム 51 第2方向規制ポケット 52 ガイド板(第2方向規制ガイドを具備する) 7 撮像装置 s 供給部 C4 方向規制された横転状態のカプセル(固形製剤) A1〜A4 水平軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年2月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この状態で第1方向規制ドラム4の回転に
より、これらカプセル剤C2,C3か下方へと運ばれ
る。このとき、第1方向規制ポケット41内にほぼ完全
に収容された上記カプセル剤C2はそのままの姿勢でド
ラム4の最下部へと運ばれるが、ボディー部分がドラム
4の外周面から突出した上記カプセル剤C3は、突出し
たボディー部分が上記ガイド板42のガイド溝43(図
6参照)内に挿入され、該ボディー部分がガイド溝43
の押圧部43a(図6参照)により横方向に押圧され、
該カプセル剤C3が第1方向規制ポケット41内で横転
し、キャップを一方向(図8では右側)に向けた横転状
態のカプセル剤C1として最下部へと運ばれる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、実施例を示し、
本発明をより具体的に説明する。図1〜5は、本発明の
一実施例にかかる外観検査装置を示すものである。この
外観検査装置は、キャップとボディーとからなる硬カプ
セルに薬剤を充填したカプセル剤や、薬剤を充填する前
の単にキャップとボディーとを仮連結させた空カプセル
(以下、これらをまとめて単に「カプセル」という)に
ついて外観検査を行うものであり、図1に示されている
ように、供給ホッパー2、供給ドラム3、第1方向規制
ドラム4、第2方向規制ドラム5、検査ドラム1、不良
品回収缶71、良品排出シュート72、撮像装置7、良
否判定部(図示せず)及び分別手段(図示せず)を具備
している。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】上記内筒体11には、その内側に該内筒体
11の軸方向に沿った回転軸A5を有する自転ローラ1
3が配設されている。この自転ローラ13には、図4に
示されているように、肉厚鍔状の突出リング13aが複
数個設けられており、この突出リング13aの外周面
が、内筒体11に形成された複数のローラ挿通窓11a
を通して内筒体11の外周面に露出している。また、内
筒体11の外周面に露出しているこの突出リング13a
の表面(ローラ表面)は、軸方向中間部に段差を有する
と共に、全体の断面形状が軸方向一端側(図では右側)
へと下降傾斜した形状となっており、かつ下降傾斜側
(図中右側)の端縁部には、リング状のゴム材13bが
周方向に沿って取り付けられている。なお、上記突出リ
ング13a表面(ローラ表面)の傾斜角度は通常3〜5
゜程度とされる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0053
【補正方法】変更
【補正内容】
【0053】また、内筒体11の周壁には、特に図示し
ていないが、一側方部及び最下部にそれぞれ後述する外
筒体12の貫通保持ポケット121に対応して圧空噴射
ノズルが設けられている。上記一側方部に設けられたノ
ズルは不良品カプセルを不良品回収缶71(図1,2参
照)へと吹き飛ばすためのもので、良否判定部からの指
示に従って随時圧空を噴射するようになっており、一
方、上記最下部に設けられたノズルは良品カプセルを良
品回収シュート72へと吹き飛ばすためのもので、常に
圧空が噴射されている。以下、上記一側方部に設けられ
たノズルを「不良品排出ノズル」といい、上記最下部に
設けられたノズルを「良品排出ノズル」という。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の軸を中心として回転対称な形状を
    有する固形製剤の外観を検査する外観検査装置であり、
    上記固形製剤を連続的に供給する供給部と、該供給部に
    より供給された固形製剤を外周部に保持して間欠的に回
    転搬送し、所定の搬送位置で上記固形製剤を回転させる
    検査ドラムと、上記回転する固形製剤の表面を撮影する
    撮像装置と、該撮像装置により取り込んだ固形製剤の画
    像を画像処理して良否の判定を行う良否判定部と、該良
    否判定部の判定結果に基づいて不良品と良品とを分別回
    収する分別手段とを具備してなる固形製剤の外観検査装
    置において、上記検査ドラムが、固定された内筒体と、
    該内筒体の外周に回転可能に取り付けられ、内筒体の外
    周面に沿って間欠回転する外筒体とからなり、上記内筒
    体の一部には、該内筒体の軸方向に沿った回転軸を有す
    る自転ローラが、ローラ表面を内筒体の外周面に露出し
    た状態に内設されていると共に、内筒体の外周面に露出
    した該自転ローラ表面の断面形状が軸方向一端側へと下
    降傾斜した形状となっており、また上記外筒体には、該
    外筒体の軸方向から所定角度ずれた中心軸を有する楕円
    形状又は長楕円形状乃至長方形の貫通保持ポケットが形
    成されており、該貫通保持ポケット内に上記固形製剤を
    保持して外筒体の間欠回転により該固形製剤を搬送する
    と共に、所定の搬送位置で間欠的に停止した貫通保持ポ
    ケット内の固形製剤を上記自転ローラ上で回転させ、こ
    の回転する固形製剤の外周面を上記撮像装置により撮影
    するように構成したことを特徴とする固形製剤の外観検
    査装置。
  2. 【請求項2】 上記自転ローラ表面の下降傾斜側の端縁
    部に、周方向に沿ってリング状のゴム材が取り付けられ
    ている請求項1記載の外観検査装置。
  3. 【請求項3】 固形製剤がキャップとボディーとからな
    る硬カプセルであり、上記供給部に該カプセルをキャッ
    プ側を一定の方向に向けて整列させる方向規制手段を設
    け、該方向規制手段により一定の方向に規制された状態
    で上記カプセルを上記外筒体の貫通保持ポケット内に収
    容して搬送するように構成した請求項1又は2記載の外
    観検査装置。
  4. 【請求項4】 上記供給部が、所定数のカプセルを一旦
    収容して、順次供給ドラムへと供給する供給ホッパー
    と、上記カプセルを軸方向を上下にした直立状態で収容
    する多数の供給ポケットが外周面に整列して形成され、
    水平軸を中心に回転する供給ドラムと、軸方向を水平に
    した横転状態又はキャップを上にした直立状態のカプセ
    ルは完全に収容し得るが、ボディーを上にした直立状態
    のカプセルはそのボディー部分が外周面から突出した状
    態となる第1方向規制ポケットが、上記供給ポケットに
    対応した整列状態で外周面に形成されており、上記供給
    ドラムの下方に外周面を近接させた状態に配設され、水
    平軸を中心に回転する第1方向規制ドラムと、この第1
    方向規制ドラムの外周面に沿って設けられ、該第1方向
    規制ドラムの回転方向からやや傾斜した押圧部を有して
    おり、該押圧部が第1方向規制ドラムの外周面から突出
    したカプセルのボディー側の端部を横方向に押圧して、
    カプセルを上記第1方向規制ポケット内で横転させる第
    1方向規制ガイドと、横転状態のカプセルは完全に収容
    し得るが、直立状態のカプセルはその端部が外周面から
    突出した状態となる第2方向規制ポケットが、上記第1
    方向規制ポケットに対応した整列状態で外周面に形成さ
    れており、上記第1方向規制ドラムの下方に外周面を近
    接させた状態に配設され、水平軸を中心に回転する第2
    方向規制ドラムと、この第2方向規制ドラムの外周面に
    沿って設けられ、該第2方向規制ドラムの回転方向から
    やや傾斜した押圧部を有しており、該押圧部が第2方向
    規制ドラムの外周面から突出したカプセルのボディー側
    の端部を横方向に押圧して、該カプセルを上記第1方向
    規制ポケット内で横転させる第1方向規制ガイドとを具
    備してなるものである請求項3記載の外観検査装置。
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