JPH10288431A - 冷凍サイクルの流量検出装置 - Google Patents

冷凍サイクルの流量検出装置

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JPH10288431A
JPH10288431A JP9241997A JP9241997A JPH10288431A JP H10288431 A JPH10288431 A JP H10288431A JP 9241997 A JP9241997 A JP 9241997A JP 9241997 A JP9241997 A JP 9241997A JP H10288431 A JPH10288431 A JP H10288431A
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喜代治 沓名
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英人 稲垣
Akinori Saito
昭則 斎藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 圧縮機における潤滑性不足を正確に判定可能
な流量検出装置を提供する。 【解決手段】 圧縮機吸入側冷媒配管に装着される透光
円筒部材10の第1透光部10Aから、光源29からの
光を入射し、透光円筒部材10内部を流れる潤滑油が第
1透光部10Aからの光を受けて発する蛍光を、第2透
光部10Bから透過させ、この蛍光強度をフォトセンサ
20にて検出している。このフォトセンサ20の検出値
は、潤滑油の流量に対応している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルの圧
縮機へ戻る潤滑油や液冷媒の流量を検出する流量検出装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記した流量検出装置として、例
えば特開平2−140557号公報には、冷凍サイクル
のうち、気液分離器下流と膨張弁上流との間の液冷媒が
流れる冷媒配管において、冷媒に混入されている潤滑油
の潤滑油流量を検出するものが提案されている。この流
量検出装置は、図7に示すように、アルミニウム材料か
らなる筒状ハウジング100を備え、この内部に、透光
円筒部材10がシール部材13、14、15、16を介
して密着するように、同軸的に嵌着されている。また、
アルミニウム材料からなる小筒状ハウジング102が、
筒状ハウジング100に径方向に嵌合した状態でろう付
け固定されており、この小筒状ハウジング102内部に
光源29が収容されている。光源29は、定電圧を受け
て紫外線を発光する。
【0003】また、アルミニウム材料からなる小筒状ハ
ウジング103が筒状ハウジング100に径方向に嵌合
した状態でろう付け固定されており、この小筒状ハウジ
ング103内部に光量検出器20が収容されている。な
お、小筒状ハウジング102、103の開口端部には、
アルミニウム材料からなる蓋部材102a、103aが
ビス104にて装着されている。
【0004】そして、ナフテン油等からなる潤滑油は、
紫外線を受けて蛍光を発するアロマ基等の不飽和基を含
むため、潤滑油は、紫外線を受けることにより不飽和基
の流量に応じた蛍光を発し、この蛍光量を蛍光量検出器
20にて検出する。この蛍光量は潤滑油流量に比例する
ため、この蛍光量が所定値以下であるときに、圧縮機へ
戻る潤滑油が不足している(つまり、圧縮機の潤滑性が
不足する)と判定して圧縮機を停止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来技
術の流量検出装置では、膨張弁上流における潤滑油の流
量を検出しているが、この流量検出装置と圧縮機との間
に配置される膨張弁や蒸発器の運転条件は種々変化する
ので、実際に圧縮機に吸入される潤滑油の流量も、膨張
弁や蒸発器の運転条件にて種々変化する。よって、流量
検出装置による潤滑油の流量と、実際に圧縮機に吸入さ
れる潤滑油の流量との関係も種々変化するため、上記従
来技術の流量検出装置にて検出される潤滑油の流量に関
して、圧縮機の潤滑性を良好に保つことが可能な流量を
一義的に決めることは困難であり、圧縮機における潤滑
性不足を正確に判定できないことがわかった。
【0006】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
圧縮機における潤滑性不足を正確に判定可能な流量検出
装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明者らは、圧縮機吸入側冷媒配管(P5、1
0)を流れる潤滑油の流量を検出することを見出した。
すなわち、請求項1ないし7に記載の発明では、光源
(29)からの光を圧縮機吸入側冷媒配管(P5、1
0)内部へ入射させる第1透光部(10A)を、圧縮機
吸入側冷媒配管(P5、10)に気密に設け、圧縮機吸
入側冷媒配管(P5、10)内部を流れる潤滑油が第1
透光部(10A)から入射された光を受けて発する蛍光
を、圧縮機吸入側冷媒配管(P5、10)外部へ出射さ
せる第2透光部(10B)を、圧縮機吸入側冷媒配管
(P5、10)に気密に設け、潤滑油の流量を、前記第
2透光部(10B)から出射される蛍光の光量として検
出する蛍光量検出手段(20)を設けたことを特徴とし
ている。
【0008】このような構成によれば、蛍光量検出手段
(20)により、圧縮機吸入側冷媒配管(P5、10)
を流れる潤滑油の流量、つまり、圧縮機(1)が実際に
吸い込む潤滑油の流量を検出できるので、この検出され
た潤滑油の流量に基づいて、圧縮機(1)における潤滑
性不足を正確に判定でき、圧縮機(1)の潤滑不足によ
る圧縮機(1)の故障を確実に防止できる。
【0009】なお、圧縮機吸入側冷媒配管(P5、1
0)を流れる冷媒は、蒸発器(4)における熱交換性能
の変動等により気相であったり気液二相であるため、光
源(29)からの光のうち圧縮機吸入側冷媒配管(P
5、10)内部を透過した透過光の変化量では潤滑油の
流量変化を検出できない。これに対して本発明では、潤
滑油が光を受けて発する蛍光の変化量によって潤滑油の
流量変化を検出している。
【0010】また、本発明者らは、圧縮機吸入側冷媒配
管(P5、10)を流れる冷媒が、蒸発器(4)におけ
る熱交換性能の変動等により気相となったり気液二相と
なったりし、この冷媒が気液二相である場合、液冷媒に
より潤滑油が希釈されて圧縮機(1)の潤滑性が低下す
ることに着目して、圧縮機吸入側の冷媒配管(P5、1
0)を流れる液冷媒の流量も検出することを見出した。
【0011】すなわち、請求項2に記載の発明では、第
1透光部(10A)から入射した光のうち圧縮機吸入側
冷媒配管(P5、10)内部を透過した光を、圧縮機吸
入側冷媒配管(P5、10)外部へ出射させる第3透光
部(10C)を、圧縮機吸入側冷媒配管(P5、10)
に気密に設け、透過光量検出手段(28)により、液冷
媒の流量を、第3透光部(10C)から出射される透過
光の光量として検出することを特徴としている。
【0012】このような構成によれば、透過光量検出手
段(28)により、圧縮機吸入側冷媒配管(P5、1
0)を流れる液冷媒の流量を検出できる。このため、上
述のように検出された潤滑油の流量に加えて、液冷媒の
流量も考慮することができるので、圧縮機の潤滑性不足
をより正確に判定でき、圧縮機の故障をより確実に防止
できる。
【0013】また、請求項3に記載の発明では、上記光
源を1つの光源(29)から構成し、この1つの光源
(29)からの光を、第1透光部(10A)から入射さ
せるとともに、第2透光部(10B)および第3透光部
(10C)から出射させている。このように、光源(2
9)を1つにすることにより、流量検出装置(S)が小
型になるとともに、コスト安である。
【0014】また、請求項4に記載の発明では、光源
(29)からの光の進行経路(D)と、蛍光量検出手段
(20)の受光面の垂線(T)とが、鋭角的になるよう
に、光源(29)と蛍光量検出手段(20)とを配置し
ているので、蛍光量検出手段(20)に光源(29)か
らの光が直接入射されることを良好に抑制でき、光源
(29)からの光を蛍光量検出手段(20)にて検出す
ることを抑制できる。
【0015】また、請求項5に記載の発明では、蛍光量
検出手段(20)と第2透光部(10B)との間に、蛍
光を主に透過するフィルタ部材(19)を設けている。
よって、蛍光以外の光(例えば、光源(29)の光が第
2透光部(10B)にて反射した光等)が蛍光量検出手
段(20)に入射されるのを抑制できる。また、請求項
6に記載の発明では、蛍光量検出手段(20)にて検出
された蛍光量、および、透過光量検出手段(28)にて
検出された透過光量に基づいて、潤滑油と液冷媒との流
量比を算出する流量比算出手段(110a)を備えてい
る。よって、この算出された流量比に基づいて、圧縮機
(1)の潤滑性不足を判定できる。
【0016】そして、圧縮機(1)の潤滑性不足を判定
する手段として、請求項7に記載の発明では、蛍光量検
出手段(20)の検出値が所定値以下であるとき、およ
び、流量比算出手段(110a)の算出値が所定値以下
であるときのいずれか1つであるとき、圧縮機(1)が
潤滑性不足であると判定する判定手段(110a)を設
け、さらに、この判定手段(110a)にて圧縮機
(1)の潤滑性不足が判定されたとき、圧縮機(1)を
停止する圧縮機停止手段(110b)を設けている。
【0017】よって、圧縮機(1)の潤滑性不足が判定
されたときに圧縮機(1)を停止できるので、圧縮機
(1)の故障を確実に防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示す実施形態
について説明する。本実施形態は、図1に示す車両用空
調装置の冷凍サイクルにおいて、液冷媒の流量および潤
滑油の流量を検出する流量検出装置に本発明を適用した
ものである。この冷凍サイクルには、適正量の冷媒(例
えば、HFC−134a)および適正量の潤滑油(コン
プレッサオイル、例えば、PAG油、合成油等)が封入
されている。潤滑油には、適正量の蛍光材料が混入させ
てある。
【0019】なお、本実施形態では、蛍光材料として、
蛍光の発光ピーク波長が530nm、主発光波長が50
0〜580nmの範囲内にあるもの(例えば、栄進化学
製L−DT−B)を使用し、潤滑油に対して蛍光材料を
0.025wt%混入させている。冷凍サイクルは圧縮
機1を備えており、この圧縮機1には、動力伝達を断続
する電磁クラッチ1aが装着されており、この電磁クラ
ッチ1aが接続状態になると、図示しない車両エンジン
から動力が伝達されて圧縮機1は作動し、冷媒および潤
滑油を吸入するとともに、潤滑作用を受けて冷媒を圧縮
し、高温高圧のガス冷媒を潤滑油とともに吐出する。
【0020】圧縮機1から吐出された冷媒および潤滑油
は凝縮器2に流入し、この凝縮器2において、図示しな
い冷却ファンによる空冷作用を受けて上記高温高圧のガ
ス冷媒が凝縮される。この凝縮後の液冷媒は、潤滑油と
ともに受液器3内に流入する。この受液器3は、その内
部に流入した凝縮冷媒を気液分離して、液冷媒のみを潤
滑油とともに流出させる。
【0021】受液器3の下流側には、液冷媒を気液二相
状態に減圧膨張させる膨張弁4が設けてあり、この膨張
弁4を通過した低温低圧の冷媒は、潤滑油とともに蒸発
器5へ流入し、蒸発する。そして、図示しない送風ファ
ンにて蒸発器5へ送風される送風空気から冷媒の蒸発潜
熱を吸熱することにより、送風空気を冷却し、この冷却
した空気を車室内へ循環させて車室内の冷房をしてい
る。膨張弁4は、周知のごとく、蒸発器5の出口冷媒の
過熱度を所定値に維持するように弁開度が自動調整され
る温度式の膨張弁である。そして、蒸発器5にて蒸発さ
せた冷媒を、潤滑油とともに再び圧縮機1に吸入させて
いる。
【0022】なお、上記した圧縮機1、凝縮器2、受液
器3、膨張弁4、蒸発器5は、冷媒配管P1、P2、P
3、P4、P5にて相互に接続されている。そして、冷
媒配管P5(つまり、蒸発器5下流で、圧縮機1上流の
冷媒配管、圧縮機吸入側冷媒配管)の途中には、液冷媒
の流量、および、潤滑油の流量を同時に検出する流量検
出装置Sが装着されている。
【0023】次に、流量検出装置Sの具体的構造を図2
および図3に基づいて説明する。流量検出装置Sは、冷
媒配管P5の途中に同軸的に組付けられている。この流
量検出装置Sは、硼珪酸ガラス、石英ガラス、アルミノ
珪酸ガラス等の透明耐圧材料からなる透光円筒部材10
を備えている。硼珪酸ガラス、石英ガラス、アルミノ珪
酸ガラス等は、後述する光源29からの紫外線の透過率
が高いため、この検出装置Sの検出精度が良好となる。
また、破壊強度も大きいため、この透光円筒部材10の
厚みを薄くでき、装置Sの小型化を図ることができる。
【0024】この透光円筒部材10の一端部10a、他
端部10bには、アルミニウム材料からなる円筒状ハウ
ジング11、12の一端部11a、12aが外嵌されて
いる。透光円筒部材10の一端部10a、他端部10b
側外周と、円筒状ハウジング11、12の一端部11
a、12a側内周との間は、ゴム製の(弾性材料からな
る)パッキン14、16にてシールされている。また、
円筒状ハウジング11、12の一端部11a、12a側
に形成された段付き部111、121に、透光円筒部材
10の一端部10a、他端部10bがゴム製のパッキン
13、15を介して弾性的に支持されている。
【0025】ここで、冷媒配管P5は、流量検出装置S
が挿入可能となるように、蒸発器側冷媒配管P51と圧
縮機側冷媒配管P52とに、所定距離を隔てて分離され
ている。冷媒配管P51、P52の端部はフレアー状と
なっており、ネジ孔を備えたナット50が外嵌されてい
る。そして、冷媒配管P51、P52の端部と、円筒状
ハウジング11、12の他端部11b、12bとを当接
させ、ナット50を、円筒状ハウジング11、12の他
端部11b、12bに形成されたネジ山11c、12c
にネジ結合することにより、冷媒配管P51、P52の
端部と、円筒状ハウジング11、12の他端部11b、
12bとをメタルシールしている。
【0026】この冷媒配管P51、P52の内径と、円
筒状ハウジング11、12の内径と、透光円筒部材10
の内径は、全て統一されている。これにより、流量検出
装置Sを冷媒配管P5の途中に装着することによる冷媒
流れの圧損を最小限に抑えている。円筒状ハウジング1
1、12の外周部全周には、径方向外方へ延びるフラン
ジ部112、122が一体に備えられている。このフラ
ンジ部112、122は、正面外形状が略正方形であ
り、このフランジ部112、122間には、アルミニウ
ム材料からなる4つの長尺板状ハウジング17、18、
24、25(ハウジング24、25は、図3参照)が設
けられている。
【0027】そして、ハウジング17、18の両端部
は、フランジ部112、122にボルト30にて締結さ
れている。この両端部とフランジ部112、122との
間は、図示しないシール部材にてシールされている。ま
た、図3に示すように、ハウジング17、18の長手方
向に沿った両側端面に、ハウジング24、25の長手方
向に沿った両側端面側が、ボルト30にて締結されてい
る。このハウジング17、18の両側端面とハウジング
24、25の両側端面側とは、シール部材31、32に
てシールされている。
【0028】そして、上記した円筒状ハウジング11、
12と、ハウジング17、18、24、25とにより、
透光円筒部材10の周囲に密閉空間Cを形成するカバー
部材100を構成している。ハウジング24には、光源
29を収容する光源収容部24aが形成されており、こ
の光源29の出光方向後方には、光学フィルタ26およ
びフォトセンサ27を収容する収容部24bが形成され
ている。光源収容部24aと収容部24bとの間には、
光源29の紫外線が光学フィルタ26およびフォトセン
サ27に対して斜めに入射されるような紫外線通路形成
部24cが形成してある。
【0029】光源29は、図示しない定電圧電源から定
電圧を受けて紫外線を発光するものである。この光源2
9は、図4に示すように、アルミニウム製の本体部29
0と、本体部290に支持される水銀ランプ291(例
えば、浜松ホトニクス製 L1549−04)とを備え
ている。この水銀ランプ291のガラス内壁には蛍光剤
が塗られており、この蛍光剤は、254nmの水銀スペ
クトルにて励起されることにより、ピーク波長が351
nm、主発光波長域が300〜400nmの紫外線を発
光する。つまり、この紫外線が、水銀ランプ291の発
する光である。なお、254nmの水銀スペクトルは人
体に有害であるが、蛍光剤にて吸収されるために、25
4nmの水銀スペクトルがかなり低減される。
【0030】光学フィルタ26は、光源29からの光の
うち、所定波長(例えば、280〜400nm)の光の
みを透過させるものであり、最大透過率の波長が355
nm、最大透過率が47%、半値幅が55nmの紫外線
透過可視吸収フィルタからなる(例えば、東芝硝子製
UV−D36A)。この光学フィルタ26は、厚さが例
えば3mm程度のガラス板であるが、この光学フィルタ
26を、収容部24bに形成される支持部24dに支持
させつつ、ゴム製パッキン34にて弾性的に支持するこ
とにより、検出装置Sに加わる外的衝撃等により光学フ
ィルタ26が破損するのを抑制している。
【0031】フォトセンサ27は、光学フィルタ26を
通過した紫外線の強度を検出するものであり、紫外域か
ら可視域までを精度よく測定でき、かつ、赤外感度が抑
制された板状のシリコンフォトダイオード(例えば、浜
松ホトニクス製 S1227−16BR)からなる。こ
のフォトセンサ27の受光面(図3中右側面)を光源2
9に対向させるとともに、この受光面が光学フィルタ2
6に接着固定されている。
【0032】なお、光源29からの光は、透光円筒部材
10にて反射して、さらにこの反射光が光学フィルタ2
6にて反射する恐れがあり、このため、フォトセンサ2
7を光学フィルタ26から離して設けると、フォトセン
サ27に、光学フィルタ26からの反射光が入射され
て、紫外線の強度を精度よく検出できなくなる恐れがあ
る。これに対して本実施形態では、フォトセンサ27を
光学フィルタ26に接着固定することにより、上記恐れ
を防止している。
【0033】また、光源29からの紫外線は光源29近
傍の温度変化によって出力特性が変化するため、フォト
センサ27にて光源29からの紫外線の強度を測定し、
後述するフォトセンサ20、28の検出値の補正を行な
うようにしている。具体的には、フォトセンサ20、2
8の検出値を、フォトセンサ27の検出値にて割ること
により、補正している。
【0034】ハウジング24とシール部材31との間に
は、遮光性および剛性を有する材料(例えば鉄)からな
る遮光支持板33が配置されている。なお、ハウジング
24と遮光支持板33、および、遮光支持板33とシー
ル部材31とは、接着されている。遮光支持板33に
は、光源29の光を透光円筒部材10の第1透光部10
Aへ照射するための透光窓330が開口形成されてい
る。この第1透光部10Aを透過した光は、透光円筒部
材10内部に入射される。なお、第1透光部10Aと
は、透光円筒部材10のうち光源29の光が入射される
部位のことである。
【0035】また、ハウジング17には、光学フィルタ
(フィルタ部材)19、フォトセンサ(蛍光量検出手
段)20、および、ゴム製の絶縁シール部材21を重ね
て収容する収容部17aが形成されている。収容部17
aのうち、透光円筒部材10側部位の内壁に形成された
枠状の支持部17bと、収容部17aのうち、透光円筒
部材10の反対側部位を覆う金属製(例えばアルミニウ
ム)の押さえ板22との間に、光学フィルタ19、フォ
トセンサ20、および、絶縁シール部材21が、順に配
置されて支持されている。押さえ板22は、ボルト23
にて長尺厚板状ハウジング17に装着されている。
【0036】そして、第1透光部10Aから入射された
光を潤滑油が受けて発する蛍光が、透光円筒部材10の
第2透光部10Bを経て、光学フィルタ19およびフォ
トセンサ20へ入射される。なお、第2透光部10Bと
は、透光円筒部材10のうち、支持部17bの内側に形
成される矩形状の開口部17cに入射される光を出射す
る部位であり、開口部17cに対向する部位およびその
近傍である。
【0037】光学フィルタ19は、透光円筒部材10か
らの光のうち、所定波長(例えば、480〜600n
m)の光を主に透過させるものであり、最大透過率の波
長が530nm、最大透過率が42%、半値幅が48n
mのバンドパスフィルタ(例えば、富士写真フィルム製
BPN−53)からなる。この光学フィルタ19は、
厚さが例えば0.2mm程度のトリアセテートを主成分
とする板状フィルタである。そして、光学フィルタ19
の受光面(図3中下面)を透光円筒部材10の第2透光
部10Bに対向させている。ここで、光学フィルタ19
の受光面、つまり、フォトセンサ20の受光面(図3中
下面)の垂線Tと、紫外線通路形成部24cにて形成さ
れる光源29の進行経路Dとが、鋭角的に配置されるよ
うに、光源29、光学フィルタ19、および、フォトセ
ンサ20が配置されている。この結果、フォトセンサ2
0に光源29からの光が直接入射されることを良好に抑
制でき、光源29からの光をフォトセンサ20にて検出
することを防止できる。
【0038】なお、波長が480〜600nmの光を主
に透過させる光学フィルタ19により、波長が280〜
400nmの光を主に透過させる光学フィルタ26を透
過した光が、フォトセンサ20へ入射されるのを抑制で
きる。よって、光学フィルタ26を透過した光と、後述
する潤滑油からの蛍光とを良好に分離できる。よって、
このフォトセンサ20の検出精度は良好である。また、
フォトセンサ20は、光学フィルタ19を通過した蛍光
の蛍光強度Aを検出するものであり、紫外域から可視域
までを精度よく測定でき、かつ、赤外感度が抑制された
シリコンフォトダイオード(例えば、浜松ホトニクス製
S1227−1010BR)からなる。
【0039】また、ハウジング25のうち、透光円筒部
材10を中心にして光源29と点対称な位置には、フォ
トセンサ(透過光量検出手段)28を収容する収容部2
5aが形成されている。ハウジング25とパッキン32
との間には、遮光性および剛性を有する材料(例えば
鉄)からなり、フォトセンサ28を支持する遮光支持板
35が配置されている。この遮光支持板35には、フォ
トセンサ28に光を入射可能とする開口部350が形成
されており、この開口部350の縁部にてフォトセンサ
28の外周部を支持している。なお、ハウジング25と
遮光支持板35、および、遮光支持板35とパッキン3
2とは接着されている。
【0040】フォトセンサ28は、透光円筒部材10か
らの光(透過光)の透過光強度Bを検出するものであ
り、上記したフォトセンサ20と同様のシリコンフォト
ダイオードからなる。そして、第1透光部10Aから入
射された光のうち透光円筒部材10内部を透過した光
(つまり、液冷媒および潤滑油に吸収および散乱されな
かった光)が、第3透光部10Cを経て、フォトセンサ
28(つまり、遮光支持板35の開口部35内側)に入
射される。
【0041】上記したフォトセンサ20、27、28
は、図示しない一対のリード端子を有し、このリード端
子を、図示しないアンプに繋ぐことにより、フォトセン
サ20、27、28の受光電圧を検出するようになって
いる。また、透光円筒部材10は、請求項でいう第1、
第2、第3透光部を構成するとともに、圧縮機吸入側冷
媒配管をも構成している。
【0042】ここで、第2透光部10Bから出射される
蛍光の蛍光強度Aと、透光円筒部材10を流れる潤滑油
の流量Q(つまり、潤滑油に含まれる蛍光材料の流量)
とは、図5のグラフに示すような関係にある。つまり、
透光円筒部材10を流れる潤滑油は、入射紫外線により
流量Qに比例した蛍光強度Aをもって蛍光(500〜5
80nmの主発光波長を持つ)を散乱的に発し、この蛍
光がフォトセンサ20に入射される。そして、フォトセ
ンサ20は、蛍光強度Aをもった蛍光を受光することに
より、受光電圧Vを生じる。
【0043】また、第3透光部10Cから出射される透
過光の透過光強度Bと、透光円筒部材10を流れる液冷
媒の流量Rとは、図6のグラフに示すような関係にあ
る。つまり、透光円筒部材10内を流れる液冷媒の流量
Rに対応して透光円筒部材10内における入射紫外線の
散乱量が変化するために、透光円筒部材10に入射され
る入射紫外線のうち透光円筒部材10を透過して透光円
筒部材10からフォトセンサ28へ向かって出射する光
(透過光)は、液冷媒の流量Rに対応した透過光強度B
をもってフォトセンサ28へ入射する。このフォトセン
サ28は、透過光強度Bをもった透過光を受光すること
により、受光電圧Eを生じる。なお、潤滑油による紫外
線の吸収量は、液冷媒による紫外線の散乱量に比べて非
常に小さいため、第3透光部10Cから出射される透過
光の透過光強度Bにより、液冷媒の流量Rを検出できる
のである。
【0044】そして、車両に搭載される電気制御装置
(図1参照)110は、上記フォトセンサ20、28に
て生じた受光電圧V、Eを読み込み、この読み込んだ情
報に基づいて演算手段110aにて演算を行い、この演
算結果に基づいて、駆動制御手段110bにより電磁ク
ラッチ1aの接続状態(つまり、圧縮機1の作動停止)
を駆動制御する。
【0045】以下に、演算手段110aおよび駆動制御
手段110bの作動を詳しく説明する。まず、電気制御
装置110のROMには、所定電圧V0 および所定電圧
比H0が予め記憶されている。上記所定電圧V0 は所定
蛍光強度A0 に対応し、この所定蛍光強度A0 は、圧縮
機1の潤滑性不足を招く潤滑油流量の上限値である所定
流量Q0 (例えば、1kg/h)に対応する。上記所定
電圧比H0 は所定光強度比に対応し、この所定光強度比
は、圧縮機1の潤滑性不足を招く潤滑油と液冷媒との流
量比(潤滑油流量/液冷媒流量)の上限値である所定流
量比(例えば、1/10)に対応する。
【0046】そして、演算手段110aは、受光電圧V
と受光電圧Eとの電圧比(受光電圧V/受光電圧E)H
を算出して、この電圧比Hと所定電圧比H0 とを比較す
るとともに、受光電圧Vと所定電圧V0 とを比較する。
なお、演算手段110aは、上記電圧比Hを算出するこ
とにより、潤滑油と液冷媒との流量比(潤滑油流量/液
冷媒流量)を算出する流量比算出手段を構成している。
【0047】そして、演算手段110aにより、V>V
0 (つまり、潤滑油の流量Qが上記所定流量Q0 よりも
大きい)であり、かつ、H>H0 (つまり、潤滑油と液
冷媒との流量比が、上記所定流量比よりも大きい)であ
ると判定されると、圧縮機1の潤滑が良好に行なわれる
と判定して、駆動制御手段110bは、圧縮機1の電磁
クラッチ1aを接続状態とする接続用信号を発生する。
これにより、電磁クラッチ1aが接続状態となり、圧縮
機1が作動する。
【0048】また、演算手段110aにより、V≦V0
(つまり、潤滑油の流量Qが上記所定流量Q0 以下であ
る)、および、H≦H0 (つまり、潤滑油と液冷媒との
流量比が、上記所定流量比以下である)のいずれか一方
が判定されると、圧縮機1が潤滑性不足であると判定
し、この判定を受けて駆動制御手段110bは、圧縮機
1の電磁クラッチ1aを非接続状態とする非接続用信号
を発生する。これにより、電磁クラッチ1aが非接続状
態となり、圧縮機1が停止する。
【0049】そして、冷媒配管P5を流れる潤滑油の流
量に対応するフォトセンサ20の受光電圧Vに基づい
て、圧縮機1における潤滑性不足を正確に判定できるの
で、圧縮機1の潤滑性不足による圧縮機1の故障を確実
に防止できる。また、フォトセンサ20の受光電圧Vに
加えて、冷媒配管P5を流れる液冷媒の流量に対応する
フォトセンサ28の受光電圧Eも検出することにより、
圧縮機の潤滑性不足をより正確に判定でき、圧縮機1の
故障をより確実に防止できる。
【0050】なお、演算手段110aは、V≦V0 およ
びH≦H0 のいずれか一方であるとき、圧縮機1が潤滑
性不足であると判定する判定手段を構成している。ま
た、駆動制御手段110bは、演算手段110aにて圧
縮機1の潤滑性不足が判定されたとき、圧縮機1を停止
する圧縮機停止手段を構成している。 (他の実施形態)まず、透光円筒部材10の表面および
カバー部材100の内壁面において、光源29からの光
が反射してフォトセンサ20、27、28側へ入射され
るのを抑制するために、透光円筒部材10の表面および
カバー部材100の内壁面に、反射防止層を形成しても
よい。具体的には、透光円筒部材10の表面やカバー部
材100の内壁面に、黒色系の光吸収層を形成してもよ
いし、透光円筒部材10の表面やカバー部材100の内
壁面に、光を乱反射させる光拡散層を形成してもよい。
【0051】また、上記実施形態では、潤滑油の流量Q
の減少や、上記流量比の減少により圧縮機1を停止して
いたが、他の種々の制御を行なってもよい。例えば、蒸
発器5に送風する送風量を増加して熱交換を促進し、蒸
発器5における冷媒蒸発量を増加させてもよいし、膨張
弁4により、膨張弁開度を小さくして冷媒流量を減少さ
せて冷媒を完全に蒸発させてもよいし、膨張弁開度を大
きくして潤滑油流量を増加させてもよい。
【0052】また、液冷媒の流量Rが多いと、圧縮機1
の吸い込み作動が良好に行なわれなくなることに着目し
て、受光電圧Eを所定電圧E0 と比較することにより、
圧縮機1の作動停止を制御してもよい。なお、所定電圧
0 は所定透過光強度B0 に対応し、この所定透過光強
度B0 は、圧縮機1の吸い込み作動が良好に行なわれな
くなるような液冷媒の流量の上限値である所定流量R0
(例えば、10kg/h)に対応する。
【0053】また、上記実施形態では、第3透光部10
Cから出射される透過光の透過光強度Bを、液冷媒の流
量に対応させて検出していたが、第3透光部10Cから
出射される透過光の透過光強度Bを、液冷媒および潤滑
油の流量に対応させて検出し、この検出値と、蛍光強度
Aにて検出される潤滑油の流量とを用いて、圧縮機1の
潤滑性を良好に保つよう制御してもよい。
【0054】また、実験室内に配置される実験用の冷凍
サイクルに本発明の流量検出装置Sを適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷凍サイクルの全体構成図および電気
ブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の流量検出装置の断面
図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】第1の実施形態における流量検出装置の構成部
品の配置関係を示す図である。
【図5】潤滑油の流量と蛍光強度との関係を示すグラフ
である。
【図6】液冷媒の流量と透過光強度との関係を示すグラ
フである。
【図7】従来技術に係わる流量検出装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
1…圧縮機、2…凝縮器、4…膨張弁、5…蒸発器、P
5…冷媒配管(圧縮機吸入側冷媒配管)、10…透光円
筒部材、10A、10B、10C…第1、第2、第3透
光部、29…光源、20…フォトセンサ(蛍光量検出手
段)、28…フォトセンサ(透過光量検出手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沓名 喜代治 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 (72)発明者 稲垣 英人 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内 (72)発明者 斎藤 昭則 愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41番 地の1 株式会社豊田中央研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機(1)、凝縮器(2)、膨張弁
    (4)、蒸発器(5)を順次冷媒配管(P1〜P5、1
    0)にて接続してなる冷凍サイクルのうち、蒸発器
    (5)と圧縮機(1)との間の圧縮機吸入側冷媒配管
    (P5、10)に設けられる冷凍サイクルの流量検出装
    置であって、 光源(29)と、 前記圧縮機吸入側冷媒配管(P5、10)に気密に設け
    られ、前記光源(29)からの光を前記圧縮機吸入側冷
    媒配管(P5、10)内部へ入射させる第1透光部(1
    0A)と、 前記圧縮機吸入側冷媒配管(P5、10)に気密に設け
    られ、この圧縮機吸入側冷媒配管(P5、10)内部を
    流れる潤滑油が前記第1透光部(10A)から入射され
    た光を受けて発する蛍光を、前記圧縮機吸入側冷媒配管
    (P5、10)外部へ出射させる第2透光部(10B)
    と、 前記潤滑油の流量を、前記第2透光部(10B)から出
    射される蛍光の光量として検出する蛍光量検出手段(2
    0)とを備えることを特徴とする冷凍サイクルの流量検
    出装置。
  2. 【請求項2】 前記圧縮機吸入側冷媒配管(P5、1
    0)に気密に設けられ、前記第1透光部(10A)から
    入射した光のうち、前記圧縮機吸入側冷媒配管(P5、
    10)内部を透過した光を、前記圧縮機吸入側冷媒配管
    (P5、10)外部へ出射させる第3透光部(10C)
    と、 液冷媒の流量を、前記第3透光部(10C)から出射さ
    れる透過光の光量として検出する透過光量検出手段(2
    8)とを備えることを特徴とする請求項1に記載の冷凍
    サイクルの流量検出装置。
  3. 【請求項3】 前記光源は1つの光源(29)から構成
    されており、 この1つの光源(29)からの光を、前記第1透光部
    (10A)から入射させるとともに、前記第2透光部
    (10B)および前記第3透光部(10C)から出射さ
    せることを特徴とする請求項2に記載の冷凍サイクルの
    流量検出装置。
  4. 【請求項4】 前記光源(29)からの光の進行経路
    (D)と、前記蛍光量検出手段(20)の受光面の垂線
    (T)とが、鋭角的に配置されるように、前記光源(2
    9)および前記蛍光量検出手段(20)が配置されてい
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに
    記載の冷凍サイクルの流量検出装置。
  5. 【請求項5】 前記蛍光量検出手段(20)と前記第2
    透光部(10B)との間には、前記蛍光を主に透過する
    フィルタ部材(19)を設けてあることを特徴とする請
    求項1ないし4のいずれか1つに記載の冷凍サイクルの
    流量検出装置。
  6. 【請求項6】 前記蛍光量検出手段(20)にて検出さ
    れた蛍光量、および、前記透過光量検出手段(28)に
    て検出された透過光量に基づいて、前記潤滑油と前記液
    冷媒との流量比を算出する流量比算出手段(110a)
    を備えていることを特徴とする請求項2ないし5のいず
    れか1つに記載の冷凍サイクルの流量検出装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の冷凍サイクルの流量検
    出装置と、 前記蛍光量検出手段(20)の検出値が所定値以下であ
    るとき、および、前記流量比算出手段(110a)の算
    出値が所定値以下であるときのいずれか一方であると
    き、前記圧縮機(1)が潤滑性不足であると判定する判
    定手段(110a)と、 前記判定手段(110a)にて前記圧縮機(1)の潤滑
    性不足が判定されたとき、前記圧縮機(1)を停止する
    圧縮機停止手段(110b)とを備えていることを特徴
    とする冷凍サイクルの制御装置。
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