JPH10287370A - 緩衝部材 - Google Patents

緩衝部材

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JPH10287370A
JPH10287370A JP9114287A JP11428797A JPH10287370A JP H10287370 A JPH10287370 A JP H10287370A JP 9114287 A JP9114287 A JP 9114287A JP 11428797 A JP11428797 A JP 11428797A JP H10287370 A JPH10287370 A JP H10287370A
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JP
Japan
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cushioning member
straw
article
grass
shape
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JP9114287A
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Inventor
Kaichi Ishizawa
火一 石沢
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02W90/10Bio-packaging, e.g. packing containers made from renewable resources or bio-plastics

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  • Buffer Packaging (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用後は土に返すことにより無公害に分解さ
れ、且つ、大量に生産された藁を有効的に利用できる緩
衝部材を提供する。 【解決手段】 乾燥した所定量の藁11を圧縮して形状
を整えて糸12で縫い束ね所定の弾性を付与する。物品
18の外形に沿って緩衝部材10を糸12で縫いつけそ
の内側を切り抜く。切り抜いた藁屑11Aを袋14に詰
め部品18を保護する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、草等の弾性部材、
特に藁を用いた弾性部材で物品の変形や破損を防止する
緩衝部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば合成樹脂(スチロール樹脂
等)を発泡して製造された緩衝部材によって、物品の搬
送移動時の振動や衝撃による変形や破損を防止してい
た。該合成樹脂を使用して製造された緩衝部材は、量産
性、成形性、耐久性などが優れており、今世紀驚異的な
速度で、技術発展とそれに伴う消費拡大を遂げてきた。
近年では、これら合成樹脂を使用した緩衝部材が大量に
使用され、廃棄される量も膨大になってきている。
【0003】ところが、合成樹脂の廃棄物は、野ざらし
にしても錆びたり、光やオゾンで分解することもなく、
これらのゴミによって環境を悪化させていた。また、梱
包用緩衝部材等の高発泡に成形されたものにあっては、
大きな体積を必要としているため、回収コストも高額な
ものとなってしまう。このような状況下、リサイクル運
動が行われるようになってきているが、大半のゴミは焼
却処理されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、廃棄さ
れたゴミの焼却処理場においては、合成樹脂廃棄物が原
因で様々な問題が提起されてきている。即ち、合成樹脂
は分子結合が非常に強いため、焼却時には高熱を発生し
て焼却炉の壁面を損傷してしまうと共に、有毒な燃焼ガ
スを大量に発生する問題があった。
【0005】また、分解性の合成樹脂も使用されるよう
になってきているが、分解性の合成樹脂は昨今の技術開
発が著しく、消費も拡大の傾向にある。しかし、これら
分解性の合成樹脂は発泡させるのが困難であると共に、
成形に多大な手間がかかりコストアップになってしまう
問題があった。
【0006】本発明は、係る従来技術の課題を解決する
ために成されたものであり、使用後は土に返すことによ
り無公害に分解され、且つ、大量に生産された藁を有効
的に利用できる緩衝部材を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、請求項1の発明の
緩衝部材は、外力から物品を保護するもので、乾燥した
所定量の草を圧縮して形状を整え、所定の弾性を付与し
たものである。
【0008】また、請求項2の発明の緩衝部材は請求項
1において、所定量の草を糸で縫い束ねたものである。
【0009】また、請求項3の発明の緩衝部材は請求項
2において、物品の外形に沿って糸を縫いつけ、この縫
いつけた部分の内側を切り抜いたものである。
【0010】また、請求項4の発明の緩衝部材は請求項
1において、所定量の草を袋詰めしたものである。
【0011】また、請求項5の発明の緩衝部材は、外力
から物品を保護するもので、草を所定寸法に刻んで接着
剤を混合すると共に、圧縮して形状を整え、所定の弾性
を付与したものである。
【0012】更に、請求項6の発明の緩衝部材は請求項
1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5におい
て、草として藁を使用したものである。
【0013】更にまた、請求項7の発明の緩衝部材は請
求項1、請求項2、請求項3又は請求項6において、藁
を長手方向が交互に交差するよう積層したものである。
【0014】また、請求項8の発明の緩衝部材は請求項
1、請求項2、請求項3、請求項5、請求項6又は請求
項7において、周囲にシートを接着して覆ったものであ
る。
【0015】また、請求項9の発明の緩衝部材は請求項
1、請求項2、請求項3、請求項5、請求項6、請求項
7又は請求項8において、箱状に形成したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、図面に基づき本発明の実施
形態を詳述する。図1は草(藁11)を糸12で縫いつ
けた緩衝部材10の斜視図、図2は物品18の形状に切
り抜いた緩衝部材10の斜視図、図3は草(藁11)を
袋14詰めした緩衝部材10の斜視図、図4は物品18
を緩衝部材10で保護して段ボール箱17に詰めた状態
を示す縦断側面図をそれぞれ示している。
【0017】実施例の緩衝部材10は、例えば物品18
の移動による振動或いは衝撃などの外力によって変形或
いは破損してしまうのを防止するためのもので、草とし
ての乾燥した藁11(草は、萱や葦等でも差し支えな
い)と、この藁11を縫いつけるための糸12とから構
成されている。該、藁11は米や麦を収穫することによ
り大量に生産されるもので、湿気によりカビや腐食等が
無く、また乾燥のし過ぎによって弾力を失わない程度の
乾燥が行われたもの。この藁11は、米や麦の収穫後は
堆肥或いは家畜の飼料等に僅か利用されているだけで、
他には殆ど利用されず比較的安価に入手できると共に、
使用後は土に返すことにより無公害に分解される。
【0018】また、藁11は図示しない細く長い茎と葉
とで形成されており、この藁11を完全に密着しない程
度の圧力で圧縮する。即ち、所定量の藁11を所定の圧
力で圧縮すると、藁11は所定の圧力で弾性変形される
と共に、加えた圧力を解除すると弾性復帰される。ま
た、糸12は麻或いは綿等の植物繊維で構成されてお
り、これもまた使用後に土に返すことにより無公害に分
解される。即ち、所定量の藁11を所定の圧力で圧縮し
て糸12で縫いつけることにより所定の弾性が付与され
る。
【0019】そして、所定量の藁11を同一長手方向に
して所定の厚さに並べ、更にその上に同一長手方向の藁
11を所定量並べる。この場合、最初に並べた藁11に
交直して次の藁11を並べる。これを交互に繰り返して
複数段積層した後、図示しない圧縮装置で所定の圧力に
圧縮する。そして、図示しないミシンで縦横に所定の幅
に糸12を縫いつけて束ね緩衝部材10を製造する(図
1)。
【0020】係る、緩衝部材10は所定量の藁11が所
定の圧力で圧縮されて、糸12で縫いつけられて束ねら
れているので、これにより、藁11は所定の形状に整え
られて圧縮した藁11は膨張し分散されてしまうのが防
止される。即ち、緩衝部材10は所定量の藁11を所定
の圧力で圧縮して糸12で束ねられて、所定の縦長略矩
形状に整えられることにより、全体として所定の重量の
物品18を保護できるような緩衝性が得られるように構
成している。
【0021】そして、緩衝部材10を機械或いは食品等
の物品18(この場合例えばガラス瓶に入ったウイスキ
ー)の形状に沿って糸12を縫いつける。この場合、物
品18より少許大きな形状に糸12を縫いつけ、縫いつ
けた糸12の内側を物品18の形状に沿ってプレス(図
示せず)で切断し、切り抜き部13を設ける。係る場
合、切断して切り取った切り抜き部13の藁屑11A
は、紙或いは綿等の袋14に入れて封を行う。これを袋
14詰めの緩衝部材10Aとする。即ち、緩衝部材10
を物品18の形状に切断して切り抜き部13を形成し、
その切り抜き部13の藁屑11Aを袋14詰めして緩衝
部材10Aを製造する。これによって緩衝部材10Aも
所定の弾性が付与される。
【0022】そして、切り抜き部13を設けない緩衝部
材10を木或いは紙箱等の箱(この場合段ボール箱)1
7に入れ、その上に切り抜き部13を設けた緩衝部材1
0Aを入れる。次に、切り抜き部13に物品18を入
れ、これを複数段積層して最上段に切り抜き部13を設
けない緩衝部材10を載せ、段ボール箱17を閉じる。
尚、段ボール箱17を横に倒したり、裏返しにしなけれ
ば切り抜き部13を設けない最上段の緩衝部材10は載
せなくても差し支えない。
【0023】このように、物品18は緩衝部材10、1
0Aによって動かないように保持される。係る物品18
は、緩衝性を有する緩衝部材10、10Aによって保持
されているので、搬送移動中の振動或いは衝撃などの外
力が加わった場合、各緩衝部材10、10Aは弾性変形
して外力を吸収することができる。これにより、物品1
8の変形或いは破損を容易に防止することが可能とな
る。
【0024】次に、図5に他の緩衝部材10Bを説明す
る。他の緩衝部材10Bは、例えば藁11を所定寸法に
刻んで接着剤15を混合すると共に、所定の圧力で圧縮
して接着剤15が硬化するまで所定期間放置する。係る
接着剤15は所定の衝撃で緩衝部材10Bが緩衝性効果
を発揮できる量を混合する。そして、藁11を物品18
の形状に合わせて成形する。これにより、通常の緩衝部
材同様に様々な形状に対応した緩衝部材10を製造する
ことができると共に、切断による藁11の分散を防止す
ることができる。
【0025】ここで、接着剤15は市販のもので、成分
としてはデンプンのり、ふのり、アラビアガム、ニカ
ワ、カゼイン、アマニ油、酢酸デンプン、カルボキシメ
チルスターチ等のデンプン誘導体、メチルセルロース、
エチルセルロース等の繊維素誘導体、アルギン酸ソー
ダ、ローカストビーンガム、ポリビニルアルコール等の
ビニル系合成糊、酢酸ビニルアクリル酸共重合物等のビ
ニル系共重合物合成糊、ポリアクリル酸ソーダ等のアク
リル系合成糊、スチロールマレイン酸共重合物等のスチ
ロール系合成糊等、天然、半合成、合成糊等がある。
尚、接着剤15の成分に天然物や成分分解性のものを用
いれば緩衝部材10を無公害とすることができる。
【0026】また、シート16を接着した緩衝部材10
Cを図6に説明する。この場合、前記糸12で縫いつけ
た緩衝部材10及び接着剤15で接着した緩衝部材10
B周囲にシート16接着して覆う。この場合シート16
は、所定の厚さの紙、ビニル、ポリエステル或いは布等
が使用されており、緩衝部材10、10Bの周囲に前述
同様の接着剤15で接着される。これにより、緩衝部材
10Cを切断しても、切断部分から藁屑11Aが分散す
ることなく清潔に扱うことができるようになり、精密部
品及びゴミを嫌う物品18を振動或いは衝撃などの外力
から保護することができる。また、緩衝部材10Cの表
面に印刷等を行えるので商品価値を向上することがで
き、幅広く有効に使用することができる。
【0027】一方、図7に緩衝部材10(緩衝部材10
B及び緩衝部材10Cを含む)を用いた緩衝部材箱19
を説明する。この場合、各緩衝部材10・・・の端部を
接着剤15、或いは、自然の木や竹の釘等(図示せず)
で固定する。そして、緩衝部材10で構成した緩衝部材
箱19内に機械或いは食品等の物品(図示せず)をじか
に収納し、物品18と緩衝部材箱19とにできた隙間に
袋14詰めした緩衝部材10Bを入れる。この緩衝部材
10Bで、緩衝部材箱19に入れた物品を動かないよう
に固定する。
【0028】これにより、物品は緩衝部材箱19内に収
納されると共に、緩衝性の緩衝部材10(緩衝部材10
A、10B、10Cを含む)で動かないように保持され
る。係る緩衝部材箱19に収納された物品は、移動中に
振動或いは衝撃などの外力が加わった場合でも、緩衝部
材10A、10B、10Cの変形により外力が吸収され
る。これにより、物品の変形或いは破損を容易に防止す
ることが可能となる。
【0029】このように、緩衝部材10は米や麦の生産
によって大量に得られる藁11を使用し、所定量を圧縮
して糸12で縫いつけたり、接着剤15で接着すること
により所定の緩衝性を付与される。これにより、殆ど有
効に使用されていなかった藁11を有効に利用すること
ができると共に、緩衝部材10を比較的安価に製造する
ことが可能となる。また、緩衝部材10の使用後は土に
返すことにより分解されるので、有毒な燃焼ガス等の公
害も発生せず、緩衝部材10の廃棄による環境悪化も防
止することが可能となる。
【0030】また、緩衝部材10を物品18形状に切断
した切り抜き部13の藁屑11Aを袋14詰めして緩衝
部材10Aとして利用するようにしているので、藁11
を無駄なく利用することができる。これにより、緩衝部
材10をそのまま、或いは、物品18形状に切断した藁
屑11Aも利用することができるので、緩衝部材10の
コストを大幅に低減することが可能になる。
【0031】尚、実施例では藁11を所定の圧力で圧縮
して糸12で縫いつけたがこれに限らず、物品18の重
さにより藁11の圧縮率を変えて糸12を縫いつけるこ
とにより、各種重さに対応した緩衝部材10にしても差
し支えない。
【0032】また、所定寸法に刻んで接着剤15を混合
した藁11を整えて縦長略矩形状の緩衝部材10Bを形
成したがこれに限らず、藁11を所定寸法に刻んで接着
剤15を混合し、物品の形状に成形した緩衝部材10を
製造しても差し支えない。
【0033】
【発明の効果】以上詳述した如く請求項1の発明によれ
ば、緩衝部材は、外力から物品を保護するもので、乾燥
した所定量の草を圧縮して形状を整え、所定の弾性を付
与して構成しているので、物品の搬送移動中に振動或い
は衝撃などの外力が加わった場合でも、緩衝部材により
これら外力を吸収することが可能となる。従って、草を
用いた緩衝部材で物品の変形或いは破損を確実に防止す
ることができると共に、使用後は土に返すことにより分
解されるので、有毒な燃焼ガス等の公害も発生せず、従
来の如き緩衝部材の廃棄による環境悪化も防止すること
ができるようになるものである。
【0034】また、請求項2の発明によれば請求項1に
おいて、所定量の草を糸で縫い束ねているので、所定の
圧力で圧縮した草を所定の大きさに束ねることができ
る。これにより、草を所定の形状の弾性部材に形成する
ことが可能となる。従って、緩衝部材が分散するのを防
止することができると共に、草を糸で束ねているので弾
性部材の形状を分散させることなく安定させることがで
きるものでる。
【0035】また、請求項3の発明によれば請求項2に
おいて、物品の外形に沿って糸を縫いつけ、この縫いつ
けた部分の内側を切り抜くようにしているので、緩衝部
材の切り抜いた切断物分から藁が分散せず、容易に取り
扱うことが可能になる。これにより、物品に藁屑が付着
するのを防止することが可能となるものである。
【0036】また、請求項4の発明によれば請求項1に
おいて、所定量の草を袋詰めしているので、物品の間に
緩衝部材を入れて動かないようにすることができる。こ
れにより、物品形状に切断した草の屑を袋に入れて簡単
な緩衝部材として利用することが可能となる。従って、
切断した草の屑も廃棄せずに緩衝部材として利用するこ
とができ、大幅に緩衝部材のコストを低減することがで
きるようになるものである。
【0037】また、請求項5の発明によれば、緩衝部材
は、外力から物品を保護するもので、草を所定寸法に刻
んで接着剤を混合すると共に、圧縮して形状を整え、所
定の弾性を付与して構成しているので、緩衝部材を物品
形状に合わせた形状に成形することができると共に、緩
衝部材を切断しても草の分散を防止することができる。
従って、通常の緩衝部材同様に様々な形状に対応した幅
広い分野に利用することができるようになるものであ
る。
【0038】更に、請求項6の発明によれば請求項1、
請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5において、
草として藁を使用しているので、米や麦の生産によって
得られる大量の藁を緩衝部材として利用することができ
る。これにより、藁を燃焼させたり肥料にする以前に有
効利用することが可能となると共に、使用後は緩衝部材
を土に返すことにより分解される。従って、殆ど使用さ
れていなかった大量の藁を効果的に利用することができ
るようになるものである。
【0039】更にまた、請求項7の発明によれば請求項
1、請求項2、請求項3又は請求項6において、藁を長
手方向が交互に交差するよう積層しているので、緩衝部
材を切断した場合でも切断面が崩れて藁が分散するのを
効果的に防止することができる。これによって、藁を切
り抜いて物品形状に合わせた緩衝部材を製造することが
可能となるものである。
【0040】また、請求項8の発明によれば請求項1、
請求項2、請求項3、請求項5、請求項6又は請求項7
において、周囲にシートを接着して覆っているので、緩
衝部材から藁屑も分散することなく清潔に扱うことがで
きる。これにより、精密部品及びゴミを嫌う物品を保護
できると共に、緩衝部材の表面に印刷等を行うことが可
能となる。従って、幅広く有効に使用することができて
商品価値を大幅に向上することができるようになるもの
である。
【0041】また、請求項9の発明によれば請求項1、
請求項2、請求項3、請求項5、請求項6、請求項7又
は請求項8において、緩衝部材を箱状に形成しているの
で、その中にじかに物品を収納して搬送移動することが
可能となる。従って、緩衝部材と梱包箱を兼用すること
が可能となって、緩衝部材を段ボール箱などに収納する
手間も省け、大幅にコストダウンを図ることが可能にな
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】草(藁)を糸で縫いつけた緩衝部材の斜視図で
ある。
【図2】物品の形状に切り抜いた緩衝部材の斜視図であ
る。
【図3】草(藁)を袋詰めした緩衝部材の斜視図であ
る。
【図4】緩衝部材で保護した物品を、段ボール箱に詰め
た状態を示す縦断側面図である。
【図5】藁を接着剤で固定した緩衝部材の斜視図であ
る。
【図6】周囲にシートを接着した緩衝部材の斜視図であ
る。
【図7】緩衝部材で製造した緩衝部材箱の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10 緩衝部材 11 藁 11A 藁屑 12 糸 13 切り抜き部 14 袋 15 接着剤 16 シート 18 物品 19 緩衝部材箱

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外力から物品を保護する緩衝部材におい
    て、 乾燥した所定量の草を圧縮して形状を整え、所定の弾性
    を付与したことを特徴とする緩衝部材。
  2. 【請求項2】 所定量の草を糸で縫い束ねたことを特徴
    とする請求項1の緩衝部材。
  3. 【請求項3】 物品の外形に沿って糸を縫いつけ、この
    縫いつけた部分の内側を切り抜いたことを特徴とする請
    求項2の緩衝部材。
  4. 【請求項4】 所定量の草を袋詰めしたことを特徴とす
    る請求項1の緩衝部材。
  5. 【請求項5】 外力から物品を保護する緩衝部材におい
    て、 草を所定寸法に刻んで接着剤を混合すると共に、圧縮し
    て形状を整え、所定の弾性を付与したことを特徴とする
    緩衝部材。
  6. 【請求項6】 草として藁を使用したことを特徴とする
    請求項1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5
    の緩衝部材。
  7. 【請求項7】 藁を長手方向が交互に交差するよう積層
    したことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3又
    は請求項6の緩衝部材。
  8. 【請求項8】 周囲にシートを接着して覆ったことを特
    徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項5、請
    求項6又は請求項7の緩衝部材。
  9. 【請求項9】 箱状に形成したことを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項5、請求項6、請求項
    7又は請求項8の緩衝部材。
JP9114287A 1997-04-15 1997-04-15 緩衝部材 Pending JPH10287370A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015121167A1 (de) * 2014-02-11 2015-08-20 Landpack GmbH & Co. KG Isolierverpackung zur wärmedämmung oder schockabsorption aus stroh oder heu
DE102020201893A1 (de) 2020-02-14 2021-08-19 Lisa Antonie Scherer Verpackungsformteil, verfahren zu dessen herstellung und verpackungsgebinde

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2015121167A1 (de) * 2014-02-11 2015-08-20 Landpack GmbH & Co. KG Isolierverpackung zur wärmedämmung oder schockabsorption aus stroh oder heu
DE102020201893A1 (de) 2020-02-14 2021-08-19 Lisa Antonie Scherer Verpackungsformteil, verfahren zu dessen herstellung und verpackungsgebinde

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