JPH10286720A - スクリュロータのスクリュ部加工方法 - Google Patents
スクリュロータのスクリュ部加工方法Info
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- JPH10286720A JPH10286720A JP9089497A JP9089497A JPH10286720A JP H10286720 A JPH10286720 A JP H10286720A JP 9089497 A JP9089497 A JP 9089497A JP 9089497 A JP9089497 A JP 9089497A JP H10286720 A JPH10286720 A JP H10286720A
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- JP
- Japan
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- hob
- work
- screw
- single cutter
- finishing
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23F—MAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
- B23F15/00—Methods or machines for making gear wheels of special kinds not covered by groups B23F7/00 - B23F13/00
- B23F15/08—Making intermeshing rotors, e.g. of pumps
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gear Processing (AREA)
Abstract
で行うこと。 【課題解決手段】 ホブ盤によりシングルカッタとホブ
とを用いてスクリュロータのスクリュ部を加工する方法
において、シングルカッタとホブとをホブ主軸に同一軸
上に配置して、荒加工をシングルカッタにより行い、仕
上加工をホブにより行う。
Description
ッサに用いるスクリュロータのスクリュ部加工方法に関
する。
のロータ(以下、「スクリュロータ」という)のスクリ
ュ部の加工は、ホブ盤により行われていた。即ち、ホブ
盤のロータリテーブルにワークを取り付け、ホブヘッド
のホブ主軸に切削工具を取り付けて加工されていた。
設けたフライス(以下、「ホブ」という)と、一条切り
のカッタ(以下、「シングルカッタ」という)があっ
た。前記シングルカッタを用いる加工では、スクリュロ
ータのスクリュ部の一溝毎に割り出しを行う必要があ
り、その割り出しに手間がかかると言う問題があった。
そして、製品精度は割り出し精度に左右されるという問
題があった。しかし、シングルカッタはホブに比べて高
速切削が可能であった。
溝を加工することができるので、ワークの割り出しが不
要となり、高精度の加工が可能であった。しかし、切削
速度が遅いため、シングルカッタに比べ、加工時間がか
かると言う問題があった。
ブと仕上加工用ホブを、ホブ主軸に取り付けられたホブ
アーバに取付け、ホブアーバを軸方向にシフトさせるこ
とにより、加工時間の短縮を図っていた。しかし、荒加
工にホブを使用しているため、回転数を上げることが出
来ず、加工効率を上げることが出来なかった。
上をホブで行うようにした加工方法もあるが、シングル
カッタとホブとでは、ワークに対する刃物の取付角度が
相違するため、別々の機械で行う必要があり、段取り替
えが必要となり、加工効率の向上が図れなかった。更
に、荒加工と仕上加工をシングルカッタで行うことも考
えられるが、この場合、荒加工は精度が悪くてもよいの
で、割り出しを短時間で行うことができるが、仕上では
高精度の割り出しを行う必要があるので、割り出しに時
間が掛かり加工効率の向上を図ることが困難であった。
効率の向上を図ることが困難であった。本発明は、この
ような問題点を解決するため、高能率加工ができる新た
な加工方法を提供することを目的とする。
め、本発明は次の手段を講じた。即ち、本発明の特徴と
するところは、ホブ盤によりシングルカッタとホブとを
用いてスクリュロータのスクリュ部を加工する方法にお
いて、シングルカッタとホブとをホブ主軸に同一軸上に
配置して、荒加工をシングルカッタにより行い、仕上加
工をホブにより行う点にある。
出しに時間がかかるが、荒加工であるので、正確な割り
出しは必要でないので、高速割り出しを行っても問題は
なく、そして、シングルカッタは高速加工が可能である
ので、荒加工が高速に行える。一方、仕上加工において
は、ホブで加工するので割り出しの必要がなく、高精度
に加工ができる。
れまでシングルカッタとワークとが対向していたのを、
ホブとワークとが対向するよう、前記ホブ主軸を軸方向
に自動的に移動させ、ホブ刃と荒加工されたワーク歯溝
とを位相合わせして、且つ、前記ホブ主軸のワークに対
する取付角度を自動的に変更して行う。
て図面を用いて説明する。図1、2に示すものは、ホブ
盤であり、該ホブ盤は、フロアー上に据え付けられるベ
ッド1と、該ベッド1の一側部に固定されたコラム2
と、該コラム2に上下動自在に設けられたホブサドル3
と、該ホブサドル3に水平軸心回りに回動自在に設けら
れたホブヘッド4と、前記ベッド1に水平方向移動自在
に設けられたスライドテーブル5と、該スライドテーブ
ル5に設けられた縦軸心回りに回動自在なロータリテー
ブル6と、該スライドテーブル5に固定されたサポート
7と、該サポート7に上下動自在に設けられたサポート
アーム8とから主構成されている。
交する軸心を有して回転駆動されるホブ主軸9を有し、
該ホブ主軸9は、ホブシフト装置10により軸方向に移
動自在とされている。このホブ主軸9にホブアーバ11
が着脱自在に取り付けられ、該ホブアーバ11にシング
ルカッタ12とホブ13とが同一軸上に取り付けられ
る。
端が取り付けられ、該ワーク14の上端は、前記サポー
トアーム8によって支持され、該ワーク14は、ロータ
リテーブル6によって縦軸心回りに回転駆動される。前
記ホブ盤は、NC(数値制御)化されており、各部の動
きは、全自動で行われる。
はホブ13を示す。図5を参照して、前記ホブ盤を用い
た加工方法を説明する。先ず、シングルカッタ12とホ
ブ13とを同一のアーバ11に直列状に取付、該アーバ
11をホブ主軸9に装着する。そて、ワーク14の下端
部をロータリテーブル6に取付け、その上端をサポート
アーム8で支持する。そしてスタートボタンを押すと、
ホブ盤は全自動で加工を開始する。
工は、ワーク14の軸心に対してホブ主軸9が所定の角
度で交差するよう、ホブヘッド4の回動角度が設定さ
れ、また、シングルカッタ12がワーク14に対向する
ようホブシフト装置10が制御され、そして、スライド
テーブル5が駆動されてワーク14とシングルカッタ1
2とが接触し、さらに、ロータリテーブル6が駆動さ
れ、且つサドル3も駆動されて、ワーク14に対してス
クリュ部のネジ切削加工が行われる。スクリュ部の一溝
の加工が終了すると、隣の溝の加工を行うべく、ロータ
リテーブル6が割り出しを行い、前記と同様に当該溝の
荒加工が行われる。この荒加工の切削速度は約150m
/minである。
に移る。この仕上加工に際して、ホブ主軸9のワーク1
4に対する交差角度が変更される。そして、ホブ13が
ワーク14に対向するよう、ホブシフト装置10が制御
される。次にホブ主軸9の回転数、ロータリテーブル6
の回転数、サドル3等の送り速度等が全て全自動で制御
され、スクリュ部の仕上加工が行われる。このときの切
削速度は約50〜60m/minである。
来迄の荒加工と仕上げ加工のワーク乗せ替えが不用とな
った。すなわち、ワークのセッテング(芯だし及び位相
合わせ)を省略したワンチャック加工の実施ができた。
前記方法によれば、従来の荒と仕上をホブで行うものに
比べ、約31%の加工時間の短縮が図られた。
るものではない。
リュ部の加工に際して、高精度の加工が行えると共に、
加工時間の短縮が図られるものである。また、従来、2
台で加工していたものを、1台の機械で加工することに
より、搬送コスト及びフロアスペースを小さくすること
ができる。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 ホブ盤によりシングルカッタとホブとを
用いてスクリュロータのスクリュ部を加工する方法にお
いて、 シングルカッタとホブとをホブ主軸に同一軸上に配置し
て、荒加工をシングルカッタにより行い、仕上加工をホ
ブにより行うことを特徴とするスクリュロータのスクリ
ュ部加工方法。 - 【請求項2】 荒加工から仕上加工への移行は、それま
でシングルカッタとワークとが対向していたのを、ホブ
とワークとが対向するよう、前記ホブ主軸を軸方向に自
動的に移動させて、且つ、前記ホブ主軸のワークに対す
る取付角度を自動的に変更して行うことを特徴とする請
求項1記載のスクリュロータのスクリュ部加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9089497A JPH10286720A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | スクリュロータのスクリュ部加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9089497A JPH10286720A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | スクリュロータのスクリュ部加工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10286720A true JPH10286720A (ja) | 1998-10-27 |
Family
ID=14011121
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9089497A Pending JPH10286720A (ja) | 1997-04-09 | 1997-04-09 | スクリュロータのスクリュ部加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10286720A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-04-09 JP JP9089497A patent/JPH10286720A/ja active Pending
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