JPH10283155A - メニュー制御用データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体ならびにメニュー制御方法および装置 - Google Patents

メニュー制御用データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体ならびにメニュー制御方法および装置

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JPH10283155A
JPH10283155A JP9121497A JP9121497A JPH10283155A JP H10283155 A JPH10283155 A JP H10283155A JP 9121497 A JP9121497 A JP 9121497A JP 9121497 A JP9121497 A JP 9121497A JP H10283155 A JPH10283155 A JP H10283155A
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Toshiaki Setogawa
俊明 瀬戸川
Akihito Nakagawa
彰人 中川
Takeshi Oda
剛 小田
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数ページのメニュー画面を容易に操作する
ことができるようにする。 【解決手段】 メニュー画面には、複数のチャプタ指定
用ボタン1a〜1f、メニュー切り換え用ボタン2a,
2bおよびメニューページ切り換え用ボタン3a,3b
の3種類の操作ボタンが配置されている。ボタン1a〜
1f,2a,2bは、メニュー画面上の左右方向の中央
部分において、縦に一列に並べて配置されている。メニ
ューページ切り換え用ボタン3a,3bは、ボタン2b
の左右の側方に配置されている。ボタン1a〜1f,2
a,2bについては、リモートコントロール装置によっ
て、選択対象となる操作ボタンを左右方向に移動させる
ための操作が行われた際には次に選択対象とする操作ボ
タンはボタン1a,1bとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばディジタル
・ビデオ・ディスク(以下、DVDと記す。)等の記録
媒体より情報を再生する際に使用される、複数ページか
らなるメニューを表示させるためのメニュー制御用デー
タを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体なら
びにメニュー制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル化したビデオデータや
オーディオデータを記録可能な光ディスクであるDV
D、およびDVDからのデータの再生とDVDに対する
データの記録のうちの少なくとも再生を行う装置である
DVDプレイヤが実用化されている。
【0003】DVDのフォーマット(規格)では、MP
EG(Moving Picture Experts Group)2規格でエンコ
ードされた通常の動画部分とは別に、動画に重ねて表示
することのできるサブピクチャと呼ばれる静止画のフォ
ーマットが定義されている。DVDでは、このサブピク
チャによって、映画用の字幕やメニュー画面が実現され
る。
【0004】また、DVDのフォーマットでは、DVD
プレイヤでの再生方法を制御するために、ナビゲーショ
ンコマンド(Navigation Command)
と呼ばれる独特のプログラミング言語が用意されてい
る。ナビゲーションコマンドで記述されたプログラム
は、ビデオデータやオーディオデータと共にDVDに記
録され、DVDプレイヤは、そのナビゲーションコマン
ドで記述されたプログラムに従ってビデオデータやオー
ディオデータを再生する。
【0005】例えば、DVDでは、複数の音声チャンネ
ルを多重化して記録することができるが、ナビゲーショ
ンコマンドによるプログラムは、例えば、複数ある音声
チャンネルのうちのどれを選ぶかを指定したり、チャプ
タ(Chaptar)と呼ばれる特定の頭出し点(映画
であれば、見どころのシーンの始まりや、ストーリの切
れ目の点。CD(コンパクト・ディスク)で言うところ
のトラックのように曲の切れ目等を表わす点)へ直接ジ
ャンプして再生を開始する際等に使用される。なお、こ
の例は、ナビゲーションコマンドによるプログラムの最
も単純なものであるが、もっと複雑な動作も考えられ
る。
【0006】例えば、あるチャプタの再生の終了点で、
視聴者に質問をするような静止画(サブピクチャ)が現
れ、その質問に対する視聴者の回答に応じて、次にジャ
ンプして再生を開始するチャプタを決定するようなイン
タラクティブな(対話形式による)作品(ソフトウェ
ア)も、ナビゲーションコマンドによるプログラムによ
り可能となる。この例は、マルチストーリ/マルチエン
ディングと呼ばれる作品(シーンの切れ目毎に、A、B
等の選択肢があり、その選択の結果によって次のシーン
が決まるような、ゲーム的要素の高い作品)で使われる
手法である。
【0007】さて、上述のようなマルチストーリ/マル
チエンディングのようなインタラクティブな作品の場
合、当然のことながら、視聴者自身が操作できる対話形
式による質問と応答の画面が必要になる。そのような画
面は、その性質から考えて静止画で構成されるが、その
ときに使われるのが、既に説明したサブピクチャであ
る。
【0008】DVDプレイヤでは、通常、視聴者が、D
VDプレイヤ本体の操作ボタンやリモートコントロール
装置の操作ボタンを使用して直接的にインタラクティブ
な操作をすることはなく、画面に現れた操作ボタンをリ
モートコントロール装置のカーソルキー等で間接的に選
択することによってインタラクティブな操作を実現する
ことになる。これにより、DVDプレイヤのハードウェ
アに固有なボタンの機能に制約されず、様々なインタラ
クティブなソフトウェアを提供することが可能となって
いる。
【0009】さて、このようなインタラクティブな操作
をするための静止画面のうち、DVDに共通な要素で、
且つ基本的なものがDVDシステムメニューとして定義
されている。DVDシステムメニューとは、DVDプレ
イヤでDVDを再生する際に、DVDプレイヤのリモー
トコントロール装置に必ず付随していなければならない
とフォーマットで規定されているメニューボタンを、視
聴者自身が操作することで呼び出される画面のことであ
る。このDVDシステムメニューは、画面に表わされる
操作ボタンを含み、視聴者がこの操作ボタンを、カーソ
ルキー(DVDプレイヤのリモートコントロール装置に
必ず付随していなければならないとフォーマットで規定
されているキー)で選択することで、種々の再生パター
ンを指定することを可能とするものである。
【0010】DVDのフォーマットでは、種々のDVD
システムメニューが規定されているが、ここで、図11
に、そのうちの一つであるチャプタ・メニューの画面の
一例を示す。チャプタ・メニューとは、各チャプタに直
接飛ぶことを可能とする操作ボタンが画面に配置された
メニューである。
【0011】図11に示したチャプタメニュー画面に
は、6個のチャプタ指定用ボタン301、2個のメニュ
ー切り換え用ボタン302および2個のメニューページ
切り換え用ボタン303の3種類の操作ボタンが配置さ
れている。6個のチャプタ指定用ボタン301は、画面
中の左側の位置に縦に3個、画面中の右側の位置に縦に
3個並べられている。2個のメニュー切り換え用ボタン
302は、チャプタ指定用ボタン301の下側の位置
に、横に並べられている。2個のメニューページ切り換
え用ボタン303は、前ページへ戻ることを指示するた
めの前ページボタン303aと、次ページへ移行するこ
とを指示するための次ページボタン303bとからな
り、前ページボタン303aはメニュー切り換え用ボタ
ン302の下側の左側の位置に配置され、前ページボタ
ン303bはメニュー切り換え用ボタン302の下側の
右側の位置に配置されている。
【0012】なお、このようなメニューを作成(オーサ
リング)する場合には、各操作ボタンに対応したDVD
におけるサブピクチャのフォーマットに従った画素デー
タを作ることはもちろん、それぞれの操作ボタンに付随
すべきナビゲーションコマンドによるプログラミングを
各操作ボタン毎に行う必要がある。
【0013】図12は、例えば図11に示したようなメ
ニュー画面を用いた操作を説明するための説明図であ
る。この図には、DVDプレイヤ311と、このDVD
プレイヤ311によって再生される画像を表示するため
のモニタ312と、DVDプレイヤ311を操作するた
めのリモートコントロール装置313とが示されてい
る。リモートコントロール装置313は、選択する操作
ボタンを上下左右に移動させるための上カーソルキー3
21、下カーソルキー322、左カーソルキー323お
よび右カーソルキー324と、選択した操作ボタンの動
作を完了させるためのメニュー決定キー325を含んで
いる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図12に示し
たシステムを用いて、図11に示したメニューを操作す
る場合について考える。一般的に、モニタ312に表示
されたメニュー画面には、いくつかの操作ボタンが配置
されており、使用者は、リモートコントロール装置31
3のカーソルキー321〜324を押して、いずれかの
操作ボタンを選択し、メニュー決定キー325を押し
て、選択した操作ボタンの動作を完了させる。このと
き、どのボタンが選択されているかを画面上で示す手段
として、DVDフォーマットでは、選択されたボタンの
色を変えたり、縁取りをしたりして表現することになっ
ているが、このような表現を、以下、ハイライトと呼
ぶ。図13は、ある操作ボタンがハイライトされた状態
のメニュー画面の一例を示す。この図では、6個のチャ
プタ指定用ボタン301のうちの左上のボタン301a
がハイライトされた状態となっている。
【0015】図13に示したようなメニュー画面の場
合、次のページのメニュー画面に移ろうとしたら、ハイ
ライトされたボタン301aの位置から、下カーソルキ
ー322を4回押し、更に、右カーソルキー324を1
回押して、次ページボタン303bに到達しなければな
らない。メニュー画面のページ数が少なければ、ページ
を送るのに上述のように5回の操作が必要であっても許
容範囲内であろうが、実際に映画等を記録したDVDで
は、チャプタ数は60以上あるのが通常であり、見やす
さを考えると1ページ当たりに配置される操作ボタンの
数は6〜8個となるから、平均的なメニュー画面のペー
ジ数は8〜10ページくらいになってしまう。従って、
もしも、図13に示したようなメニュー画面であれば、
最終ページにたどり着くまでに数10回もカーソルキー
の操作をしなければならないことになり、とても許容で
きる範囲とは言えない。
【0016】なお、DVDのフォーマットにより、メニ
ュー画面のページが再生されたときにどの操作ボタンを
ハイライトさせるかというハイライト初期値は、どのボ
タンにもプログラムしておくことが許されている。従っ
て、全てのページで、次ページボタン303bをハイラ
イトの初期の位置としておくことはできる。こうすれ
ば、メニュー決定キー325を押すだけで次々とページ
を送ることができるが、前ページに戻るためには、やは
りカーソルキーを操作してハイライトの位置を移動しな
ければならず、しかも、次ページへ移行するための操作
と前ページに戻る操作とが異なってしまうという問題点
がある。
【0017】そのため、通常、発売されているDVDに
おいては、チャプタ数は60以上ありながらも、チャプ
タメニューに表示するチャプタ数を意図的に減らして、
結果的に、メニュー画面のページ数を減らすような手法
を採ったものが見受けられるが、このような手法を採っ
た場合には、メニューの機能を十分に果たし得ないこと
は言うまでもない。
【0018】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、複数ページのメニュー画面を容易に
操作することができるようにしたメニュー制御用データ
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体ならび
にメニュー制御方法および装置を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明のメニュー制御用
データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
は、複数ページからなり、各ページがそれぞれ、所定の
指示を行うための複数の指示用操作ボタンとページ送り
を行うためのページ送り用操作ボタンとを含む選択可能
な複数の操作ボタンを有するメニュー画面を表示させる
ためのメニュー制御用データを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体であって、メニュー制御用データ
は、各ページのメニュー画面上における各操作ボタンの
位置を表す位置情報と、各操作ボタン毎に規定され、選
択対象となる操作ボタンを上下左右に移動させるための
操作が行われた際に次に選択対象とする操作ボタンを指
示するための隣接情報とを含むデータ構造を有し、位置
情報は、各ページのメニュー画面上において、複数の指
示用操作ボタンが縦に一列に並べて配置され、ページ送
り用操作ボタンが複数の指示用操作ボタンの左右の側方
に配置されるように、各操作ボタンを表示させるように
設定されたデータ構造を有し、各指示用操作ボタンにつ
いての隣接情報は、選択対象となる操作ボタンを左右方
向に移動させるための操作が行われた際に次に選択対象
とする操作ボタンとしてページ送り用操作ボタンを指示
するように設定されたデータ構造を有するものである。
【0020】本発明のメニュー制御方法は、複数ページ
からなり、各ページがそれぞれ、所定の指示を行うため
の複数の指示用操作ボタンとページ送りを行うためのペ
ージ送り用操作ボタンとを含む選択可能な複数の操作ボ
タンを有するメニュー画面を表示させるためのメニュー
制御方法であって、各ページのメニュー画面上におい
て、複数の指示用操作ボタンが縦に一列に並べて配置さ
れ、ページ送り用操作ボタンが複数の指示用操作ボタン
の左右の側方に配置されるように、各操作ボタンを表示
し、選択された操作ボタンを、他の操作ボタンと区別さ
れた選択対象として表示すると共に、いずれかの指示用
操作ボタンが選択されている状態で、選択対象となる操
作ボタンを左右方向に移動させるための操作が行われた
際には、次にページ送り用操作ボタンを選択対象として
表示するものである。
【0021】本発明のメニュー制御装置は、複数ページ
からなり、各ページがそれぞれ、所定の指示を行うため
の複数の指示用操作ボタンとページ送りを行うためのペ
ージ送り用操作ボタンとを含む選択可能な複数の操作ボ
タンを有するメニュー画面を表示させるためのメニュー
制御装置であって、各ページのメニュー画面上におい
て、複数の指示用操作ボタンが縦に一列に並べて配置さ
れ、ページ送り用操作ボタンが複数の指示用操作ボタン
の左右の側方に配置されるように、各操作ボタンを表示
する操作ボタン表示手段と、選択された操作ボタンを、
他の操作ボタンと区別された選択対象として表示すると
共に、いずれかの指示用操作ボタンが選択されている状
態で、選択対象となる操作ボタンを左右方向に移動させ
るための操作が行われた際には、次にページ送り用操作
ボタンを選択対象として表示する選択対象表示手段とを
備えたものである。
【0022】本発明のメニュー制御用データを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体では、メニュー制
御用データ中の位置情報によって、各ページのメニュー
画面上において、複数の指示用操作ボタンが縦に一列に
並べて配置され、ページ送り用操作ボタンが複数の指示
用操作ボタンの左右の側方に配置されるように、各操作
ボタンが表示され、メニュー制御用データ中の各指示用
操作ボタンについての隣接情報によって、各指示用操作
ボタンが選択されている状態で選択対象となる操作ボタ
ンを左右方向に移動させるための操作が行われた際に
は、次に、ページ送り用操作ボタンが選択対象とされ
る。
【0023】本発明のメニュー制御方法では、各ページ
のメニュー画面上において、複数の指示用操作ボタンが
縦に一列に並べて配置され、ページ送り用操作ボタンが
複数の指示用操作ボタンの左右の側方に配置されるよう
に、各操作ボタンが表示され、更に、選択された操作ボ
タンが、他の操作ボタンと区別された選択対象として表
示されると共に、いずれかの指示用操作ボタンが選択さ
れている状態で、選択対象となる操作ボタンを左右方向
に移動させるための操作が行われた際には、次にページ
送り用操作ボタンが選択対象として表示される。
【0024】本発明のメニュー制御装置では、操作ボタ
ン表示手段によって、各ページのメニュー画面上におい
て、複数の指示用操作ボタンが縦に一列に並べて配置さ
れ、ページ送り用操作ボタンが複数の指示用操作ボタン
の左右の側方に配置されるように、各操作ボタンが表示
され、選択対象表示手段によって、選択された操作ボタ
ンが、他の操作ボタンと区別された選択対象として表示
されると共に、いずれかの指示用操作ボタンが選択され
ている状態で、選択対象となる操作ボタンを左右方向に
移動させるための操作が行われた際には、次にページ送
り用操作ボタンが選択対象として表示される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。ここでは、本実施
の形態に係るメニュー制御用データを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体、メニュー制御方法および
メニュー制御装置について、DVDおよびDVDプレイ
ヤに適用した場合の例を挙げて説明する。従って、DV
Dが、本実施の形態に係るメニュー制御用データを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に対応し、D
VDプレイヤによってDVDに記録された情報を再生す
る際に使用されるメニュー画面を表示させるためのメニ
ュー制御方法が、本実施の形態に係るメニュー制御方法
に対応し、DVDプレイヤが、本実施の形態に係るメニ
ュー制御装置に対応する。
【0026】始めに、DVDにおけるメニュー画面を表
示させるために必要となるサブピクチャについて説明す
る。既に説明したように、DVDのフォーマットでは、
MPEG2規格でエンコードされた通常の動画部分とは
別に、動画に重ねて表示することができるサブピクチャ
と呼ばれる静止画のフォーマットが定義されている。こ
こで、DVDのフォーマットにおけるサブピクチャのフ
ォーマットのうち、本実施の形態に関係のある部分を抜
き出して簡単に説明する。
【0027】DVDにおけるサブピクチャでは、図9に
示したように、1枚の画面を縦478×横720(NT
SCビデオ方式の場合)に分割した画素(ピクセル(p
ixel))201のそれぞれに割り当てられた固有の
2ビットの画素データ202の集合体として定義され
る。2ビットの画素データの各値には、それぞれ固有の
色が割り当てられており、画素データによって合計4色
の色が表現できるようになっている。なお、実際には、
16色のカラーパレットの中から任意の4色の組み合わ
せが選択され、サブピクチャの各画素に付される4種類
の色として用いられる。
【0028】また、サブピクチャでは、背景となる動画
部分と重ねる際の比率も設定可能となっている。例え
ば、サブピクチャ0%、動画を100%の比率にすると
サブピクチャは透明となり見えず、また50%:50%
とすれば半透明のサブピクチャとなり、100%:0%
とすれば背景の動画部分は完全に隠れる。
【0029】選ばれた4色が2ビットの画素データの値
のどれに対応するか、また、サブピクチャと背景となる
動画部分とをどのような比率で重ねるのかは、それを指
定するために各画素データ毎に別途用意されたテーブル
によって決定される。
【0030】ここで、一例として、図10を参照して、
「縁取りのついた十文字」を、DVDにおけるサブピク
チャで表わす場合について考える。まず、この「縁取り
のついた十文字」を表わすのに必要な色の数は、図10
(a)に示したように、バックグラウンド211の色、
十文字212の色、縁取り213の色の合計3色であ
る。次に、「縁取りのついた十文字」の大きさを、ここ
では、9×9画素であると仮定する。いま、バックグラ
ウンド211の色には画素データ“00”を割り当て、
十文字212の色には画素データ“11”を割り当て、
縁取り213の色には画素データ“10”を割り当てる
とすれば、図10(b)に示したような9×9の画素デ
ータの集合体が決定される。このような作業を720×
478の全ての画素について行うことにより、1枚分の
DVDにおけるサブピクチャを得ることができる。
【0031】このようなサブピクチャを用いて、例え
ば、720×478画素の全ての領域のうち、下辺に近
いところだけに文字の画素データを置き、それより上の
部分は、全てバックグラウンド211と定義し、且つバ
ックグラウンド211の画素の動画に対する混合比率を
0%とすれば、下辺の部分だけ文字が見え、その他は透
明なサブピクチャができ上がる。DVDでは、このよう
な仕掛けを使って、映画用の字幕等を表現している。
【0032】次に、DVDにおけるメニュー画面につい
て説明する。既に説明したように、DVDのフォーマッ
トでは、インタラクティブな操作をするための静止画面
のうち、DVDに共通な要素で、且つ基本的なものがD
VDシステムメニューとして定義されている。このDV
Dシステムメニューは、DVDプレイヤでDVDを再生
する際に、DVDプレイヤのリモートコントロール装置
に必ず付随していなければならないとフォーマットで規
定されているメニューボタンを、視聴者自身が操作する
ことで呼び出される画面であり、視聴者が、画面に表わ
される操作ボタンを、DVDプレイヤのリモートコント
ロール装置に必ず付随されるカーソルキーで選択するこ
とで、種々の再生パターンを指定することを可能とする
ものである。DVDのフォーマットでは、DVDシステ
ムメニューとして、以下のものが規定されている。
【0033】 1.タイトルメニュー(Title Menu) タイトルメニューは、DVDに、複数のタイトル(映画
やアニメーションの一話分)のオーディオ・ビデオデー
タが記録されている場合に、視聴者がいずれのタイトル
のオーディオ・ビデオデータを再生するかを指定するた
めに用いられるメニュー画面である。
【0034】 2.チャプタメニュー(Chapter Menu) 1本のタイトル(映画なら映画1本分、ミュージックビ
デオ(ビデオクリップ)なら1アルバム分等、通常、作
品と呼ばれるもの)のオーディオ・ビデオデータには、
内部に固有の区切り(映画ならシーンの変わり目、ビデ
オクリップなら曲の切れ目等、レコード会社の制作者が
作品上、頭出しをすることを希望するような区切り)が
設けられており、この区切りはチャプタと呼ばれる。チ
ャプタメニューは、各チャプタから直接、再生を開始す
るための操作ボタンを画面に配置したメニュー画面であ
る。
【0035】 3.オーディオメニュー(Audio Menu) オーディオメニューは、DVDに記録されている各タイ
トルのビデオデータ、複数の音声チャンネルが付されて
いる場合(例えば、映画のビデオデータに、元の言語の
音声(オリジナル音声)と、複数の言語の吹き替え音声
が付されている場合)に、いずれの言語の音声を聞くか
を選択するために用いられるメニュー画面である。この
オーディオメニューでは、選択可能な言語の名称等が付
された操作ボタンが、音声チャンネル毎に独立して画面
上に配置される。
【0036】4.サブタイトルメニュー(Sub Ti
tle Menu;字幕メニュー) サブタイトルは、映画やテレビ放送の用語であって、い
わゆる「字幕スーパー」を意味する。サブタイトルメニ
ューは、DVDに記録されているタイトルに、単数もし
くは複数種類の字幕スーパーが付されている場合に、複
数種類の字幕スーパーのいずれを表示するのかや、字幕
スーパーを表示するか否かを選択するために用いられる
メニュー画面である。このサブタイトルメニューでは、
選択可能な字幕スーパーを示す名称が付された操作ボタ
ンが、字幕スーパーの種類毎に独立して画面上に配置さ
れる。
【0037】 5.アングルメニュー(Angle Menu) アングルとは、DVDのフォーマット固有の機能であ
る。例えば、サッカーの試合を収録する場合には、通
常、複数のカメラが用いられ、これらのカメラによっ
て、試合を同時に、それぞれ異なったカメラアングルか
ら並行して撮影する。つまり、例えば、サッカーの試合
のビデオデータには、試合全体をロングで引いて写して
いるカメラから得られたもの、攻撃側の選手をアップで
追っているカメラから得られたもの、あるいは、守備側
の選手をアップにしているカメラから得られたもの等が
含まれる。このように、対象物を複数のカメラアングル
で同時に並行して撮影して得られた複数のビデオデータ
を多重化してDVDに記録し、DVDプレイヤで再生す
る際に、視聴者がいずれのカメラアングルで撮影して得
られたビデオデータを再生するかを選択できるようにし
たのが、DVDにおいてアングルと呼ばれる機能であ
る。アングルメニューには、選択可能なアングルの名称
等が記された操作ボタンが、アングル毎に独立して画面
上に配置される。
【0038】 6.ルートメニュー(Root Menu) ここまでに、DVDのフォーマットで規定された合計5
種類のメニューについて説明したが、DVDプレイヤの
リモートコントロール装置には、5種類のメニューそれ
ぞれを表示させるための5個のボタンが設けられるとは
限らない。DVDのフォーマットでは、リモートコント
ロール装置に、タイトルメニューを呼び出すボタンとそ
の他のメニューを呼び出すボタンの2個のボタンを義務
づけているだけである。従って、再生するタイトルが、
チャプタメニュー、オーディオメニュー、サブタイトル
メニューおよびアングルメニューのうちのいずれか一つ
以上を要する場合には、それらのメニューを呼び出すた
めに用いられる特別なメニュー画面が必要になる。ルー
トメニューは、チャプタメニュー、オーディオメニュ
ー、サブタイトルメニューおよびアングルメニューのう
ちのいずれか一つ以上が必要である場合に用いられ、そ
れぞれチャプタメニュー、オーディオメニュー、サブタ
イトルメニューおよびアングルメニューの名称が付され
た操作ボタンが配置されたメニュー画面である。
【0039】上述のような各メニューを作成(オーサリ
ング)する場合には、各操作ボタンに対応したDVDに
おけるサブピクチャのフォーマットに従った画素データ
を作ることはもちろん、それぞれの操作ボタンに付随す
べきナビゲーションコマンドによるプログラミングを各
操作ボタン毎に行う必要がある。なお、ナビゲーション
コマンドとは、既に説明したように、DVDプレイヤで
の再生方法を制御するために、DVDのフォーマットで
用意された独特のプログラミング言語である。このナビ
ゲーションコマンドで記述されたプログラムは、ビデオ
データやオーディオデータと共にDVDに記録され、D
VDプレイヤは、そのナビゲーションコマンドで記述さ
れたプログラムに従ってビデオデータやオーディオデー
タを再生する。
【0040】次に、図3を参照して、上述のようなメニ
ューを構成するためのデータ構造について説明する。上
述の6種類のメニュー、タイトルメニュー、チャプタメ
ニュー、オーディオメニュー、サブタイトルメニュー、
アングルメニューおよびルートメニューは、それぞれ、
本発明におけるメニュー制御用データに対応するプログ
ラムチェイン(図では、PGC(Program Ch
ain)と記す。)20という名前のデータ構造で実現
されている。プログラムチェイン20は個々のメニュー
を構成するページ数には関係なく、一つのメニューには
一つのプログラムチェイン20が対応している。すなわ
ち、6種類のメニューがあれば、プログラムチェイン2
0も6個あることになる。
【0041】以下、図3の説明を簡単にする。一つのメ
ニューを実現するためには、以下で述べるデータ構造の
全てを記述する必要がある。なお、実際には、これらの
データ構造はもっと細かく分かれているが、ここでは、
本実施の形態の説明に必要な部分にのみ着目し、構造は
簡略化してある。
【0042】プログラムチェイン20は、一つのメニュ
ー全体を表す枠組みであり、一つのメニューを実現する
ための必要な全てのデータを含むと共に、DVDプレイ
ヤにおけるメニューやタイトルの再生の単位となる。プ
ログラムチェイン20は、プリコマンド(図では、PR
E CMD(Pre Command)と記す。)21
と、アクセスユニット(図では、ACCESS UNI
Tと記す。)22と、ハイライト情報データ(図では、
HLI(Highlight Informatio
n)と記す。)23と、ポストコマンド(図では、PO
ST CMD(Post Command)と記す。)
24とを有している。
【0043】プリコマンド21には、1つのメニュー画
面(プログラムチェイン)の再生が始まるときに、最初
に実行されるナビゲーションコマンドが記述されてい
る。ここでは、主に、後述するボタンコマンドを実行す
る際に必要なパラメータの初期化のための命令が記述さ
れる。
【0044】アクセスユニット22は、メニュー画面を
表示するための画素データおよび色情報が格納される領
域であり、後述するサブピクチャ画素データ25とボタ
ン色データ(図では、BTN COLORと記す。)2
6とを含む。
【0045】ハイライト情報データ23は、メニュー画
面中の操作ボタンの選択に関する情報が格納される領域
であり、ハイライト色データ(図では、Highlig
htCOLORと記す。)27と、ボタン情報データ
(図では、BTN INFOと記す。)28とを含む。
ハイライト色データ27は、メニュー画面中のある一つ
の操作ボタンが選択されときに、選択されたことを示す
ために、選択された操作ボタンの色を変更する(ハイラ
イトする)ための色情報と、選択された操作ボタンに割
り当てられた機能が実行されたときに操作ボタンの色を
変更するための色情報とを含んでいる。ボタン情報デー
タ28は、各操作ボタンのメニュー画面内での相対的位
置関係と、DVDプレーヤのリモートコントロール装置
のカーソルキーによってメニュー画面中で選択対象とな
る操作ボタンを上下左右に移動させるための操作が行わ
れた際に次に選択対象とする操作ボタンを指示するため
に必要な操作ボタン間の隣接情報とを含んでいる。
【0046】ポストコマンド(図では、POST CM
D(Post Command)と記す。)24には、
一つのメニューの実行が終わるとき(すなわち、一つの
プログラムチェイン20の再生が終わるとき)に、最後
に実行されるナビゲーションコマンドが記述されてい
る。ここでは、主に、後述するボタンコマンドの実行結
果として得られるパラメータによって決定された分岐先
へ飛ぶためのジャンプ命令が記述される。
【0047】サブピクチャ画素データ25には、メニュ
ー画面を表示するためのサブピクチャの画素データが格
納されている。メニュー画面が複数ページから構成され
る場合には、サブピクチャ画素データ25は、複数ペー
ジ分設けられる。
【0048】ボタン色データ26には、メニュー画面を
表示するためのサブピクチャの画素データの非選択時
(ハイライト処理されていないとき)の色情報、および
操作ボタンがハイライト処理されたときの色情報の参照
先であるカラーパレットを示すデータが格納されてい
る。
【0049】ハイライト色データ27は、メニュー画面
中の各操作ボタンのハイライトのための色情報が格納さ
れ、この色情報は、操作ボタンの選択時のハイライト色
を示す選択色データ(図では、SELECT COLO
R)29と、選択された操作ボタンに割り当てられた機
能が実行されたときの操作ボタンのハイライト色を示す
アクション色データ(図では、ACTION COLO
Rと記す。)30とを含んでいる。なお、各色データ2
9,30は、ボタン色データ26中のカラーパレットを
示すデータへのポインタであり、実際の色のデータがこ
こに格納されるわけではない。
【0050】ボタン情報データ28は、各操作ボタンの
メニュー画面内での相対的位置関係を表すボタン位置デ
ータ(図では、BTN POSITIONと記す。)3
1と、DVDプレーヤのリモートコントロール装置のカ
ーソルキーによってメニュー画面中で選択対象となる操
作ボタンを上下左右に移動させるための操作が行われた
際に次に選択対象とする操作ボタンを指示するために必
要な操作ボタン間の隣接情報である隣接ボタンデータ
(図では、ADJ BTNと記す。)32と、操作ボタ
ンに割り当てられた機能を実行させるためのナビゲーシ
ョンコマンドからなるボタンコマンド(図では、BTN
CMDと記す。)33とを含んでいる。ボタン情報デ
ータ28は、メニュー画面の各操作ボタンの機能ロジッ
クを記述する部分として中心的な役割を果たす。
【0051】選択色データ29には、操作ボタンの選択
時のハイライト色のカラーパレットへのポインタが格納
される。
【0052】アクション色データ30には、選択された
操作ボタンに割り当てられた機能が実行されたときの操
作ボタンのハイライト色のカラーパレットへのポインタ
が格納される。
【0053】ボタン位置データ31は、各操作ボタンの
メニュー画面内での相対的位置を、画素の座標で表現し
ている。具体的には、各操作ボタンの論理的表示領域は
長方形と定められているので、ボタン位置データ31
は、その領域の左上と右下の座標のデータを含んでい
る。ボタン位置データ31は、更に、各操作ボタンの非
選択時の色情報のカラーパレットへのポインタも含んで
いる。なお、一つのメニュー画面内においては、操作ボ
タンの数にかかわらず、非選択時の色は1種類と定めら
れている。ボタン位置データ31は、更に、各操作ボタ
ンが選択されたときに、各操作ボタンに割り当てられた
機能を自動的に実行するか否かを示す自動実行情報とし
ての自動実行フラグ(AUTO ACTION FLA
G)を含んでいる。
【0054】隣接ボタンデータ32には、DVDプレー
ヤのリモートコントロール装置のカーソルキーによって
メニュー画面中で選択対象となる操作ボタンを上下左右
に移動させるための操作が行われた際に次に選択対象と
する操作ボタンを指示するために必要な操作ボタン間の
隣接情報が格納されている。
【0055】ボタンコマンド33は、操作ボタンに割り
当てられた機能を実行させるためのナビゲーションコマ
ンドからなり、各操作ボタンに割り当てられた機能を直
接的に定義するものである。
【0056】DVDのフォーマットでは、サブピクチャ
画素データ25からボタンコマンド33までをまとめて
プログラム(図では、PGと記す。)34と呼ぶ。この
プログラム34は、存在するメニュー画面のページ数分
だけ存在する。プログラムチェイン20は、このプログ
ラム34が複数連なっているところから名付けられたも
のである。
【0057】次に、本実施の形態に係るメニュー制御用
データを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体、メニュー制御方法およびメニュー制御装置につい
て、詳細に説明する。
【0058】本実施の形態に係るメニュー制御用データ
を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体である
DVDには、上述のように、DVDより情報を再生する
際に使用され、複数ページからなり、各ページがそれぞ
れ、再生に関する所定の指示を行うための複数の指示用
操作ボタンとページ送りを行うためのページ送り用操作
ボタンとを含む選択可能な複数の操作ボタンを有するメ
ニュー画面を表示させるためのメニュー制御用データと
してのプログラムチェイン20が格納されている。
【0059】プログラムチェイン20は、上述のよう
に、各ページのメニュー画面上における各操作ボタンの
位置を表す位置情報としてのボタン位置データ31と、
各操作ボタン毎に規定され、選択対象となる操作ボタン
を上下左右に移動させるための操作が行われた際に次に
選択対象とする操作ボタンを指示するための隣接情報と
としての隣接ボタンデータ32等を含んでいる。また、
ボタン位置データ31は、各操作ボタンが選択されたと
きに、各操作ボタンに割り当てられた機能を自動的に実
行するか否かを示す自動実行情報としての自動実行フラ
グを含んでいる。
【0060】本実施の形態では、ボタン位置データ31
は、各ページのメニュー画面上において、複数の指示用
操作ボタンが縦に一列に並べて配置され、ページ送り用
操作ボタンが複数の指示用操作ボタンの左右の側方に配
置されるように、各操作ボタンを表示させるように設定
されたデータ構造を有し、各指示用操作ボタンについて
の隣接ボタンデータ32は、選択対象となる操作ボタン
を左右方向に移動させるための操作が行われた際に次に
選択対象とする操作ボタンとしてページ送り用操作ボタ
ンを指示するように設定されたデータ構造を有してい
る。更に、ページ送り用操作ボタンについての自動実行
フラグは、選択対象とされたときに、ページ送り用操作
ボタンに割り当てられた機能、すなわちページ送りの機
能を自動的に実行するように設定されたデータ構造を有
している。
【0061】以下、本実施の形態の特徴について、図1
に示した具体例に参照して説明する。図1は、本実施の
形態におけるメニュー画面の一例を示したものである。
このメニュー画面には、チャプタ指定用ボタン1、メニ
ュー切り換え用ボタン2およびメニューページ切り換え
用ボタン3の3種類の操作ボタンが配置されている。チ
ャプタ指定用ボタン1は、メニュー画面上の左右方向の
中央部分において、縦に一列に並べて配置された6個の
チャプタ指定用ボタン1a〜1fを有している。メニュ
ー切り換え用ボタン2は、チャプタ指定用ボタン1fの
下側に配置された、ルートメニューへ戻ることを指示す
るためのボタン2aと、このボタン2aの下側に配置さ
れた、表示されているメニューのキャンセルを指示する
ためのボタン2bとを有している。メニューページ切り
換え用ボタン3は、前ページへ戻ることを指示するため
の前ページボタン3aと、次ページへ移行することを指
示するための次ページボタン3bとを有している。
【0062】ボタン1a〜1fおよびボタン2a,2b
は、本発明における指示用操作ボタンに対応し、これら
は、メニュー画面上の左右方向の中央部分において、縦
に一列に並べて配置されている。ボタン3a,3bは、
本発明におけるページ送り用操作ボタンに対応し、これ
らは、メニュー画面内における下側の位置でボタン1a
〜1fおよびボタン2a,2bの左右の側方、より厳密
には、ボタン3aはボタン2bの左側に、ボタン3bは
ボタン2bの右側に配置されている。このような各操作
ボタンの配置は、図3におけるボタン位置データ31に
よって実現される。
【0063】図2は、図1に示した各操作ボタンにおけ
る隣接関係を表したものである。図中の矢印が隣接関係
を表している。この隣接関係は、図3における隣接ボタ
ンデータ32によって、各操作ボタン毎に、上下左右の
4方向について規定される。メニュー画面上の左右方向
の中央部分において縦に一列に並べて配置されたボタン
1a〜1fおよびボタン2a,2bでは、上下方向につ
いては、それぞれ上下に隣り合ったボタンへの関係付け
がなされている。すなわち、これらのボタン1a〜1f
およびボタン2a,2bについては、原則として、選択
対象となる操作ボタンを上方向に移動させるための操作
が行われた際には次に選択対象とする操作ボタンは上方
向に隣り合う操作ボタンとなり、選択対象となる操作ボ
タンを下方向に移動させるための操作が行われた際には
次に選択対象とする操作ボタンは下方向に隣り合う操作
ボタンとなる。ただし、一番下のボタン2bについて
は、選択対象となる操作ボタンを下方向に移動させるた
めの操作が行われた際には次に選択対象とする操作ボタ
ンは一番上のボタン1aとなり、逆に、一番上のボタン
1aについては、選択対象となる操作ボタンを上方向に
移動させるための操作が行われた際には次に選択対象と
する操作ボタンは一番下のボタン2bとなるように関係
付けがなされている。なお、選択された操作ボタンは、
図3におけるハイライト色データ27に基づいてハイラ
イト処理される。
【0064】また、メニュー画面上の左右方向の中央部
分において縦に一列に並べて配置されたボタン1a〜1
fおよびボタン2a,2bでは、左方向については、図
中符号5で示したように、全て前ページボタン3aへの
関係付けがなされ、右方向については、図中符号6で示
したように、全て次ページボタン3bへの関係付けがな
されている。従って、これらのボタン1a〜1fおよび
ボタン2a,2bについては、選択対象となる操作ボタ
ンを左方向に移動させるための操作が行われた際には次
に選択対象とする操作ボタンは前ページボタン1aとな
り、選択対象となる操作ボタンを右方向に移動させるた
めの操作が行われた際には次に選択対象とする操作ボタ
ンは次ページボタン1bとなる。この場合も、選択され
た操作ボタンは、図3におけるハイライト色データ27
に基づいてハイライト処理される。
【0065】なお、最初のページには前ページボタン3
aが存在しないので、最初のページにおいて縦に一列に
並べて配置された操作ボタンについては、選択対象とな
る操作ボタンを左方向に移動させるための操作が行われ
た際には次に選択対象とする操作ボタンはそれぞれの出
発点の操作ボタン自身へ戻るような関係付けがなされて
いる。同様に、同様に最終ページには次ページボタン3
bが存在しないので、最終ページにおいて縦に一列に並
べて配置された操作ボタンについては、選択対象となる
操作ボタンを右方向に移動させるための操作が行われた
際には次に選択対象とする操作ボタンはそれぞれの出発
点の操作ボタン自身へ戻るような関係付けがなされてい
る。
【0066】更に、各操作ボタンのうち、前ページボタ
ン3aと次ページボタン3bのみについての自動実行フ
ラグは、選択対象とされたときに、その操作ボタンに割
り当てられた機能、すなわちページ送りの機能を自動的
に実行するように設定されている。
【0067】更に、前ページボタン3aについてのボタ
ンコマンド33には、前ページに相当するプログラム3
4の再生指示命令と、前ページにおける一番上の操作ボ
タンをハイライトさせるような命令が書き込まれてい
る。同様に、次ページボタン3bついてのボタンコマン
ド33には、次ページに相当するプログラム34の再生
指示命令と、次ページにおける一番上の操作ボタンをハ
イライトさせるような命令が書き込まれている。
【0068】また、各メニューページ(各プログラム3
4)毎に、各操作ボタンに対して1番から振られる識別
番号ID1〜IDnのうち、ID1は、各メニューペー
ジとも、縦に一列に並べて配置された操作ボタンのうち
の一番上に位置する操作ボタンとなるように設定されて
いる。これは、DVDプレイヤでは、メニューの再生を
開始するときの初期のハイライトの位置は、ID1の操
作ボタンとすることが定められているため、再生初期状
態でのハイライトの位置をページ送り後のハイライトの
位置と統一させるためである。
【0069】次に、図4を参照して、例えば図1に示し
たような本実施の形態におけるメニュー画面を用いた操
作について説明する。図4には、DVDプレイヤ11
と、このDVDプレイヤ11によって再生される画像を
表示するためのモニタ12と、DVDプレイヤ11を操
作するためのリモートコントロール装置13とが示され
ている。リモートコントロール装置13は、選択する操
作ボタンを上下左右に移動させるための上カーソルキー
15、下カーソルキー16、左カーソルキー17および
右カーソルキー18と、選択した操作ボタンの動作を完
了させるためのメニュー決定キー19とを含んでいる。
【0070】前述のようなプログラムチェイン20のデ
ータ構造を有するDVDを、DVDプレイヤ11によっ
て再生する場合には、視聴者は、まず、DVDプレイヤ
のリモートコントロール装置に設けられた図示しないメ
ニューボタン等を操作して、所望のメニュー画面をモニ
タ12に表示させる。例えば図1に示したようなメニュ
ー画面を表示させた場合、最初は、一番上の操作ボタン
1aがハイライトされた状態となっている。この状態か
ら、視聴者が、リモートコントロール装置13の上カー
ソルキー15または下カーソルキー16のみを押し続け
ると、縦に一列に並べて配置された操作ボタン1a〜1
f,2a,2bを順番にループ状に選択できる。操作ボ
タン1a〜1f,2a,2bのうちのいずれかが選択さ
れた状態(ハイライトされた状態)で、視聴者がメニュ
ー決定キー19を押すと、選択されていた操作ボタンに
割り当てられた機能(例えば、所定のチャプタからの再
生開始)が実行される。
【0071】また、縦に一列に並べて配置された操作ボ
タン1a〜1f,2a,2bのうちのいずれかが選択さ
れた状態(ハイライトされた状態)で、視聴者が、リモ
ートコントロール装置13の左カーソルキー17を押す
と、前ページボタン3aが選択され且つハイライトさ
れ、更に自動的に前ページに戻り、前ページにおいて縦
に一列に並べて配置された操作ボタンのうちの一番上の
操作ボタンが選択され且つハイライトされる。
【0072】同様に、縦に一列に並べて配置された操作
ボタン1a〜1f,2a,2bのうちのいずれかが選択
された状態(ハイライトされた状態)で、視聴者が、リ
モートコントロール装置13の右カーソルキー18を押
すと、次ページボタン3bが選択され且つハイライトさ
れ、更に自動的に次ページに移行し、次ページにおいて
縦に一列に並べて配置された操作ボタンのうちの一番上
の操作ボタンが選択され且つハイライトされる。
【0073】従って、視聴者は、リモートコントロール
装置13の左カーソルキー17または右カーソルキー1
8を押すだけで、メニュー画面のページ送りを行うこと
ができ、複数ページのメニュー画面を容易に操作するこ
とが可能となる。
【0074】次に、図5を参照して、本実施の形態に係
るメニュー制御装置としてのDVDプレイヤの構成の一
例について説明する。この図に示したDVDプレイヤ
は、DVD40を回転させるためのモータ41と、この
モータ41によって回転されるDVD40に対向するよ
うに配置され、DVD40に記録された情報を検出する
ピックアップ42と、このピックアップ42の出力信号
を復調して出力する復調器43と、2つの固定接点44
a,44bと可動接点44cとを有し、可動接点44c
が復調器43の出力端に接続されたスイッチ44とを備
えている。なお、ピックアップ42は、DVD40に対
して光を照射すると共に戻り光を検出して、DVD40
に記録された情報を光学的に読み出すものである。ま
た、ピックアップ42は、DVD40に対する光の照射
位置をDVD40の半径方向に移動させて、DVD40
における情報の読み出し位置を制御するための駆動装置
を含んでいる。
【0075】DVDプレイヤは、更に、入力端がスイッ
チ44の固定接点44aに接続され、スイッチ44を介
して入力される復調器43の出力信号を、DVDプレイ
ヤでの再生方法を制御するためナビゲーションパック
(Navigation Pack)(図では、NAV
Iと記す。)61と視聴者に提供する情報であるプレゼ
ンテーションデータ(Presentation Da
ta)62とに分離するデマルチプレクサ(1)45
と、スイッチ44の固定接点44bからの信号およびデ
マルチプレクサ(1)45からのナビゲーションパック
61を入力すると共に、モータ41、ピックアップ42
およびスイッチ44を制御する本発明におけるコンピュ
ータとしてのCPU(中央処理装置)46とを備えてい
る。なお、CPU46は、プログラムを格納したROM
(リード・オンリ・メモリ)および作業領域となるRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)を含み、RAMを作
業領域として、ROMに格納されたプログラムを実行す
ることにより、後述する動作を行うようになっている。
【0076】DVDプレイヤは、更に、デマルチプレク
サ(1)45からのプレゼンテーションデータ62を、
符号化されたサブピクチャ信号(図では、SPと記
す。)63と符号化されたビデオ信号(図では、Vと記
す。)64と符号化されたオーディオデータ(図では、
Aと記す。)65とに分離するデマルチプレクサ(2)
47と、デマルチプレクサ(2)47からのサブピクチ
ャ信号63をデコード(復号化)するサブピクチャデコ
ーダ48と、デマルチプレクサ(2)47からのビデオ
信号64をデコードするビデオデコーダ49と、デマル
チプレクサ(2)47からのオーディオ信号65をデコ
ードして、オーディオ出力信号66として出力するオー
ディオデコーダ50と、サブピクチャデコーダ48から
のデコード後のサブピクチャ信号を一旦記憶してサブピ
クチャを形成するディスプレイメモリ51と、ビデオデ
コーダ49からのデコード後のビデオ信号を一旦記憶し
て動画部分を形成するディスプレイメモリ52と、ディ
スプレイ51,52の各出力信号を加算して、ビデオ出
力信号67として出力する加算器53とを備えている。
【0077】CPU46は、RAM内に、インフォメー
ションデータ(Information Data)を
記憶するためのインフォメーションデータ記憶領域71
と、ナビパック61に含まれるナビゲーションコントロ
ールデータ(Navigation Control
Data)を記憶するナビゲーションコントロールデー
タ記憶領域72とを有している。インフォメーションデ
ータ記憶領域71は、ジェネラルコントロールデータ
(General Control Data)を記憶
するジェネラルコントロールデータ記憶領域71aと、
エントリサーチインフォメーション(Entry Se
rch Information)を記憶するエントリ
サーチインフォメーション記憶領域71bとを含んでい
る。インフォメーションデータは、スイッチ44を介し
て入力されるようになっている。また、CPU46は、
サブピクチャにおけるハイライトを制御するためのハイ
ライトディスプレイコントロール(Highlight
Display Control)信号68をディス
プレイメモリ51に送るようになっている。
【0078】DVDプレイヤは、図示しないが、更に、
リモートコントロール装置からの信号を受信し、信号処
理して、リモートコントロール装置のキー操作に応じた
信号に変換してCPU46に与える受信装置を有してい
る。
【0079】次に、図5に示したDVDプレイヤの動作
について説明する。始めに、DVDプレイヤによるイン
フォメーションデータの読み込みの動作について説明す
る。この場合、CPU46は、スイッチ44を固定接点
44b側に切り換えておき、サーボ制御によって、ピッ
クアップ42とモータ41とを動かして、DVD40よ
り、ジェネラルコントロールデータとエントリサーチイ
ンフォメーションとを読み込み、それぞれ、ジェネラル
コントロールデータ記憶領域71aとエントリサーチイ
ンフォメーション記憶領域71bに記憶させる。ジェネ
ラルコントロールデータには、ビデオのアスペクト比や
オーディオのコーディングの種類や本数等、再生に必要
な静的な情報が書かれている。また、エントリサーチイ
ンフォメーションは、メニューの各ページの多重化デー
タや各タイトルの多重化データがDVD40上の何番地
に書いてあるかのアドレス情報をテーブルにまとめたも
のである。DVDプレイヤは、このエントリサーチイン
フォメーションを使って、任意のメニューやタイトルの
指示されたアドレスまでピックアップ42を移動して再
生を開始することができる。
【0080】次に、DVDプレイヤによるメニューの再
生の動作について説明する。この場合、CPU46は、
スイッチ44を固定接点44a側に切り換えておき、エ
ントリサーチインフォメーションからメニューの先頭番
地を知り、そのメニューの情報を読み込めるように、ピ
ックアップ42とモータ41とを動かして、ピックアッ
プ42より再生信号を得る。再生信号は、復調器43に
より、通常のディジタル信号に戻り、再生ストリーム6
0となる。この、再生ストリーム60を模式的に拡大す
ると、ナビゲーションパック(NAVI)、ビデオ信号
(V)、オーディオ信号(A)およびサブピクチャ信号
(SP)が順番に多重化されて並んでいるように見え
る。
【0081】次に、復調器43より出力される再生スト
リーム60は、デマルチプレクサ(1)45によって、
ナビゲーションパック61とプレゼンテーションデータ
62とに分離される。分離された一方のデータであるナ
ビゲーションパック61は、CPU46のナビゲーショ
ンコントロールデータ記憶領域72に記憶される。ナビ
ゲーションパック61には、図3に示したハイライト情
報データ23が含まれているので、メニューを再生する
ための命令(図3における隣接ボタンデータ32やボタ
ンコマンド33等)も、この段階でCPU46に記憶さ
れることになる。
【0082】デマルチプレクサ(1)45によって分離
された他方のデータであるプレゼンテーションデータ6
2は、デマルチプレクサ(2)47によって、更にサブ
ピクチャ信号63、ビデオ信号64およびオーディオ信
号65に分離され、それぞれに対応したデコーダ48〜
50によって、復号化されたサブピクチャ信号、ビデオ
信号およびオーディオ信号に戻される。なお、サブピク
チャデコーダ48より出力されるサブピクチャ信号とビ
デオデコーダ49より出力されるビデオ信号は、それぞ
れディスプレイメモリ51,52に一旦記憶され、その
後、加算器53で加算されて、ビデオ出力信号67とし
て出力される。ディスプレイメモリ51には、CPU4
6からのハイライトディスプレイコントロール信号68
が与えられている。例えば、メニュー画面において、リ
モートコントロール装置のカーソルキーの操作に応じて
ハイライトを移動させるとき等には、CPU46は、こ
のハイライトディスプレイコントロール信号68を使っ
て、直接、ディスプレイメモリ51におけるハイライト
に対応する場所のデータを書き換えることで、ハイライ
ト色の移動という視覚的効果を得る。
【0083】次に、図6および図7に示す流れ図を参照
して、DVDプレイヤによるメニューの再生の動作につ
いて説明する。なお、この流れ図は、図5におけるCP
U46がナビゲーションコントロールデータ(ナビゲー
ションパック)を読みながら、ハイライトディスプレイ
コントロール信号68を使って、直接、ディスプレイメ
モリ51におけるハイライトに対応する場所のデータを
書き換えることで、ハイライト色の移動という視覚的効
果を得たり、エントリサーチインフォメーションから次
のページのメニューの先頭番地を知り、そこまで、ピッ
クアップ42とモータ41を動かして、新しいメニュー
ページの再生信号を得る様子を示したものである。
【0084】図6および図7に示した動作は、視聴者が
リモートコントロール装置によってDVDプレイヤに対
して所定のメニューの再生を指示する(ステップS10
1)ことから始まる。DVDプレイヤのCPU46は、
所定のメニューの再生が指示されると、所定のメニュー
をモニタに表示させる。このとき、表示されるメニュー
では、ID1番のボタン(縦に一列に並べて配置された
操作ボタンのうちの一番上の操作ボタン)がハイライト
する(ステップS102)。次に、CPU46は、リモ
ートコントロール装置において何かキーが押されたか否
かを判断する(ステップS103)。キーが押されてい
なければ(N)、ステップS103を繰り返す。何かキ
ーが押されたら(Y)、CPU46は、カーソルキーが
押されたか否かを判断すると共に、カーソルキーが押さ
れたと判断した場合、上下左右のどのカーソルキーが押
されたかを判断する(ステップS104)。
【0085】カーソルキーが押された場合(ステップS
104;Y)において、左カーソルキーが押された場合
には、CPU46は、最初のページか否かを判断する
(ステップS105)。最初のページの場合(Y)に
は、前ページボタンが存在しないので、出発点の操作ボ
タン自身へ戻るように、ステップS103に戻る。最初
のページではない場合(ステップS105;N)は、C
PU46は、前ページボタンにハイライトを移動し(ス
テップS106)、前ページボタンのボタンコマンドを
実行して(ステップS107)、前ページのメニューを
再生し(ステップS108)、前ページにおけるID1
番のボタンにハイライトを移動して(ステップS10
9)、ステップS102に戻る。
【0086】カーソルキーが押された場合(ステップS
104;Y)において、右カーソルキーが押された場合
には、CPU46は、最終ページか否かを判断する(ス
テップS110)。最終ページの場合(Y)には、次ペ
ージボタンが存在しないので、出発点の操作ボタン自身
へ戻るように、ステップS103に戻る。最初のページ
ではない場合(ステップS110;N)は、CPU46
は、次ページボタンにハイライトを移動し(ステップS
111)、次ページボタンのボタンコマンドを実行して
(ステップS112)、次ページのメニューを再生し
(ステップS113)、次ページにおけるID1番のボ
タンにハイライトを移動して(ステップS114)、ス
テップS102に戻る。
【0087】カーソルキーが押された場合(ステップS
104;Y)において、上カーソルキーまたは下カーソ
ルキーが押された場合には、CPU46は、隣接ボタン
データに従いハイライトの移動のみを行い(ステップS
115)、ステップS103に戻る。
【0088】カーソルキーが押されなかった場合(ステ
ップS104;N)には、CPU46は、メニュー終了
キーが押された否かを判断する(ステップS116)。
メニュー終了キーが押された場合(Y)には、CPU4
6は、メニュー表示に関する動作を終了する。メニュー
終了キーが押されなかった場合(N)には、CPU46
は、メニュー決定キーが押されたか否かを判断する(ス
テップS117)。メニュー決定キーが押されなかった
場合(N)には、ステップS103に戻る。メニュー決
定キーが押された場合(ステップS117;Y)には、
CPU46は、ハイライトしているボタンのボタンコマ
ンドを実行して(ステップS118)、メニュー表示に
関する動作を終了する。
【0089】以上説明したように本実施の形態に係るメ
ニュー制御用データを記録したコンピュータ読み取り可
能な記録媒体、メニュー制御方法およびメニュー制御装
置によれば、各ページのメニュー画面上において、複数
の指示用操作ボタンが縦に一列に並べて配置され、ペー
ジ送り用操作ボタンが複数の指示用操作ボタンの左右の
側方に配置されるように、各操作ボタンを表示させるよ
うにしたと共に、いずれかの指示用操作ボタンが選択さ
れている状態で、選択対象となる操作ボタンを左右方向
に移動させるための操作が行われた際には、次にページ
送り用操作ボタンが選択対象として表示されるようにし
たので、記録媒体(DVD)より情報を再生する際に使
用される複数ページのメニュー画面を容易に操作するこ
とができる。
【0090】更に、本実施の形態では、ページ送り用操
作ボタンについて、選択対象とされたときに、ページ送
り用操作ボタンに割り当てられた機能、すなわちページ
送りの機能を自動的に実行するように設定したので、ペ
ージ送りのために要するキー操作の回数をより少なくす
ることができる。
【0091】なお、上記実施の形態では、例えば図4に
示したリモートコントロール装置13における左カーソ
ルキー17および右カーソルキー18が、ページ送りの
ためにのみ使用される場合について説明したが、これら
のキー17,18は、ページ送り以外の目的でも使用可
能である。例えば、図8(a)に示したような1ページ
からなるメニュー画面において、左カーソルキー17お
よび右カーソルキー18を、項目の選択のために使用さ
れるようにしてもよい。図8(a)に示した例のメニュ
ー画面では、6個の選択可能な項目81と、ルートメニ
ューへ戻ることを指示するためのボタン82と、表示さ
れているメニューのキャンセルを指示するためのボタン
83とを有している。6個の選択可能な項目81は、そ
れぞれ、表示可能な静止画の種類を表している。図8
(a)に示した例では、6個の項目81は、上下2段に
分けられ、各段毎に3個ずつ横方向に並べられている。
そのため、選択対象となる項目81を横方向に移動させ
る際に、左カーソルキー17および右カーソルキー18
が使用される。6個の項目81のうちの一つが選択さ
れ、実行されたときには、例えば図8(b)に示したよ
うに、選択した項目81に対応した静止画84が表示さ
れる。なお、図8(b)に示した例では、静止画84と
共に、ルートメニューへ戻ることを指示するためのボタ
ン85と、表示されているメニューのキャンセルを指示
するためのボタン86も表示されるようになっている。
【0092】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、例えば、本発明に係るメニュー制御用データを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記実施
の形態で挙げたようなDVDに限らず、他の種類の記録
媒体でも良い。同様に、本発明に係るメニュー制御方法
および装置も、DVDプレイヤによってDVDに記録さ
れた情報を再生する際に使用されるメニュー画面を表示
させる場合に限らず、他の種類の記録媒体に記録された
情報を再生する際等に使用されるメニュー画面を表示さ
せる場合にも適用でき、更には、DVDのようにリムー
バブルな記録媒体に記録されたメニュー制御用データを
用いず、例えば、予めコンピュータの記憶装置に記憶さ
れたメニュー制御用データを用いてメニュー画面を表示
させるような場合にも適用することができる。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または2記
載のメニュー制御用データを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体、請求項3または4記載のメニュー
制御方法、もしくは請求項5または6記載のメニュー制
御装置によれば、各ページのメニュー画面上において、
複数の指示用操作ボタンが縦に一列に並べて配置され、
ページ送り用操作ボタンが複数の指示用操作ボタンの左
右の側方に配置されるように、各操作ボタンを表示させ
るようにしたと共に、いずれかの指示用操作ボタンが選
択されている状態で、選択対象となる操作ボタンを左右
方向に移動させるための操作が行われた際には、次にペ
ージ送り用操作ボタンが選択対象として表示されるよう
にしたので、複数ページのメニュー画面を容易に操作す
ることが可能となるという効果を奏する。
【0094】請求項2記載のメニュー制御用データを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、請求項4
記載のメニュー制御方法、もしくは請求項6記載のメニ
ュー制御装置によれば、ページ送り用操作ボタンが選択
されたときに、ページ送り用操作ボタンに割り当てられ
た機能が自動的に実行されるようにしたので、更に、ペ
ージ送りに要する操作の回数を少なくすることができる
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるメニュー画面の
一例を示す説明図である。
【図2】図1に示した各操作ボタンにおける隣接関係を
表す説明図である。
【図3】本発明の一実施の形態におけるメニューを構成
するためのデータ構造を示す説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態におけるメニュー画面を
用いた操作を説明するための説明図である。
【図5】本発明の一実施の形態におけるDVDプレイヤ
の構成の一例を示すブロック図である。
【図6】本発明の一実施の形態におけるDVDプレイヤ
によるメニューの再生の動作を示す流れ図である。
【図7】本発明の一実施の形態におけるDVDプレイヤ
によるメニューの再生の動作を示す流れ図である。
【図8】本発明の一実施の形態におけるDVDプレイヤ
のリモートコントロール装置の左カーソルキーおよび右
カーソルキーがページ送り以外の目的でも使用可能であ
ることを説明するための説明図である。
【図9】DVDにおけるサブピクチャについて説明する
ための説明図である。
【図10】DVDにおけるサブピクチャについて説明す
るための説明図である。
【図11】DVDにおけるチャプタメニューの画面の一
例を示す説明図である。
【図12】DVDプレイヤにおけるメニュー画面を用い
た操作を説明するための説明図である。
【図13】操作ボタンがハイライトされた状態のDVD
におけるメニュー画面の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1…チャプタ指定用ボタン、2…メニュー切り換え用ボ
タン、3…メニューページ切り換え用ボタン、11…D
VDプレイヤ、12…モニタ、13…リモートコントロ
ール装置、46…CPU

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ページからなり、各ページがそれぞ
    れ、所定の指示を行うための複数の指示用操作ボタンと
    ページ送りを行うためのページ送り用操作ボタンとを含
    む選択可能な複数の操作ボタンを有するメニュー画面を
    表示させるためのメニュー制御用データを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 前記メニュー制御用データは、各ページのメニュー画面
    上における各操作ボタンの位置を表す位置情報と、各操
    作ボタン毎に規定され、選択対象となる操作ボタンを上
    下左右に移動させるための操作が行われた際に次に選択
    対象とする操作ボタンを指示するための隣接情報とを含
    むデータ構造を有し、 前記位置情報は、各ページのメニュー画面上において、
    複数の指示用操作ボタンが縦に一列に並べて配置され、
    ページ送り用操作ボタンが複数の指示用操作ボタンの左
    右の側方に配置されるように、各操作ボタンを表示させ
    るように設定されたデータ構造を有し、 各指示用操作ボタンについての前記隣接情報は、選択対
    象となる操作ボタンを左右方向に移動させるための操作
    が行われた際に次に選択対象とする操作ボタンとして前
    記ページ送り用操作ボタンを指示するように設定された
    データ構造を有することを特徴とするメニュー制御用デ
    ータを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  2. 【請求項2】 前記メニュー制御用データは、更に、各
    操作ボタン毎に規定され、選択対象とされたときに、各
    操作ボタンに割り当てられた機能を自動的に実行するか
    否かを示す自動実行情報を含むデータ構造を有し、 前記ページ送り用操作ボタンについての前記自動実行情
    報は、選択対象とされたときに、前記ページ送り用操作
    ボタンに割り当てられた機能を自動的に実行するように
    設定されたデータ構造を有することを特徴とすることを
    特徴とする請求項1記載のメニュー制御用データを記録
    したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  3. 【請求項3】 複数ページからなり、各ページがそれぞ
    れ、所定の指示を行うための複数の指示用操作ボタンと
    ページ送りを行うためのページ送り用操作ボタンとを含
    む選択可能な複数の操作ボタンを有するメニュー画面を
    表示させるためのメニュー制御方法であって、 各ページのメニュー画面上において、複数の指示用操作
    ボタンが縦に一列に並べて配置され、ページ送り用操作
    ボタンが複数の指示用操作ボタンの左右の側方に配置さ
    れるように、各操作ボタンを表示し、 選択された操作ボタンを、他の操作ボタンと区別された
    選択対象として表示すると共に、いずれかの指示用操作
    ボタンが選択されている状態で、選択対象となる操作ボ
    タンを左右方向に移動させるための操作が行われた際に
    は、次に前記ページ送り用操作ボタンを選択対象として
    表示することを特徴とするメニュー制御方法。
  4. 【請求項4】 前記ページ送り用操作ボタンが選択され
    たときには、前記ページ送り用操作ボタンに割り当てら
    れた機能を自動的に実行することを特徴とすることを特
    徴とする請求項3記載のメニュー制御方法。
  5. 【請求項5】 複数ページからなり、各ページがそれぞ
    れ、所定の指示を行うための複数の指示用操作ボタンと
    ページ送りを行うためのページ送り用操作ボタンとを含
    む選択可能な複数の操作ボタンを有するメニュー画面を
    表示させるためのメニュー制御装置であって、 各ページのメニュー画面上において、複数の指示用操作
    ボタンが縦に一列に並べて配置され、ページ送り用操作
    ボタンが複数の指示用操作ボタンの左右の側方に配置さ
    れるように、各操作ボタンを表示する操作ボタン表示手
    段と、 選択された操作ボタンを、他の操作ボタンと区別された
    選択対象として表示すると共に、いずれかの指示用操作
    ボタンが選択されている状態で、選択対象となる操作ボ
    タンを左右方向に移動させるための操作が行われた際に
    は、次に前記ページ送り用操作ボタンを選択対象として
    表示する選択対象表示手段とを備えたことを特徴とする
    メニュー制御装置。
  6. 【請求項6】 前記ページ送り用操作ボタンが選択され
    たときには、前記ページ送り用操作ボタンに割り当てら
    れた機能を自動的に実行する自動実行手段を備えたこと
    を特徴とすることを特徴とする請求項5記載のメニュー
    制御装置。
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