JPH1028289A - 着信呼出制御装置 - Google Patents

着信呼出制御装置

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JPH1028289A
JPH1028289A JP8179722A JP17972296A JPH1028289A JP H1028289 A JPH1028289 A JP H1028289A JP 8179722 A JP8179722 A JP 8179722A JP 17972296 A JP17972296 A JP 17972296A JP H1028289 A JPH1028289 A JP H1028289A
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JP
Japan
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incoming call
background sound
background
circuit
control device
Prior art date
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Pending
Application number
JP8179722A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Yoshino
誠 吉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手を要することなく周囲環境に適した着信
呼び出しが得られる着信呼出制御装置の提供。 【解決手段】 マイク1に入力された背景音は周波数分
割部22で背景音の周波数成分が取り出され、背景音辞
書23に格納された各背景音のパターンと照合部24で
照合される。レベル検出部25では背景音のレベルが検
出される。その照合結果と背景音のレベル情報は制御回
路26から制御回路104に入力される。制御回路10
4はその照合結果と背景音レベル情報に応じた着信呼出
回路をメモリ102より読み出し、切替部105にその
着信呼出回路107〜109のいずれかと接続させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は着信呼出制御装置に
関し、特に移動機の着信呼出制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の移動機の着信呼出方法
は、電子音、振動、発光等の呼び出し方法が知られてお
り、使用者はこれらの呼び出し方法を例えば「発光と電
子音」の組み合わせとか「振動のみの単独での呼び出
し」を設定し使用している。
【0003】図3は従来の着信呼出制御装置の一例の構
成図である。従来の着信呼出制御装置101は、複数の
着信呼出回路の中から所望の着信呼出回路を選択するた
めの情報が記憶されるメモリ102と、このメモリ10
2へ情報を書き込むためのキー入力部103と、着信信
号が入力された場合にメモリ102の内容に従っていず
れかの着信呼出回路を選択する制御回路104と、この
制御回路104からの選択出力信号に従っていずれかの
着信呼出回路を制御回路104に接続する切替回路10
5と、着信呼出回路106とからなる。
【0004】又、着信呼出回路106は、電子音で呼び
出す電子音呼出回路107と、光で呼び出す発光回路
(例えば、発光ダイオード(LED)による)108
と、振動で呼び出すバイブレータ回路109とからな
る。
【0005】このメモリ102には、例えば、午前6時
から正午までは電子音呼出回路107が選択され、正午
過ぎから午後6時までは発光回路108と電子音呼出回
路107(音量:大)が選択され、午後6時過ぎから翌
朝6時未満まではバイブレータ回路109が選択される
ような情報が予め書き込まれているとする。
【0006】いま、無線基地局から制御回路104に着
信信号が入力されると、制御回路104は内蔵されてい
る時計(不図示)により現在の時刻を調べ、例えば午後
1時であるとすると、この午後1時に対応する着信呼出
回路をメモリ102より読み出す。
【0007】メモリ102には午後1時に対応する着信
呼出回路として発光回路108と電子音呼出回路107
(音量:大)が書き込まれている。そこで、制御回路1
04は切替回路105に対し発光回路108と電子音呼
出回路107(音量:大)の組み合わせに切り替えるよ
う指令する。この指令を受け、切替回路105は発光回
路108と電子音呼出回路107とを制御回路104に
接続する。
【0008】これにより、制御回路104は発光回路1
08を発光させ、かつ電子音呼出回路107の電子音を
大にして出力する。
【0009】尚、キー入力部103からのキー入力によ
り制御回路104を介してメモリ102に情報の書き込
み及び書き替えが可能である。
【0010】又、この種の着信呼出制御装置として、時
刻により音量レベルを変えるようにした自動車電話端末
装置が特開平3−239022号公報に開示されてい
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の着信呼
出制御装置では、着信時の周囲の状況に関わらず現在設
定してある呼出方法により着信を知らせるため、例え
ば、音呼び出し方式で音量を小さく設定した状態で、電
車内や雑踏等の周囲雑音が大きい所で着信した場合、そ
の着信を認識できないという欠点があった。
【0012】逆に、音量を最大に設定した状態で、会議
中やレストラン等の静かな場所で着信した場合、周囲に
対して迷惑をかけるという欠点があった。
【0013】更に、振動呼び出し、発光呼び出しの設定
を行った場合、移動機を鞄の中に入れた状態では着信を
認識できずビジネスチャンスを逃すおそれもあり得る。
【0014】このように、設定状態を周囲環境の状態に
合わせてその都度使用者が設定を変更することは非常に
煩わしくかつ負担となる。又、時刻によって音量を変え
るとしても、一日の行動の中で不規則に刻々と変わる周
囲環境に対応させることは非常に困難である。
【0015】尚、周囲ノイズの大きさによりオーディオ
装置の音量レベルを変える技術が特開昭56−3551
7号公報に開示され、音声ノイズのみをディジタル変換
することにより周囲ノイズのないディジタル音声を出力
する技術が特開平5−114880号公報に開示されて
いる。
【0016】しかし、周囲ノイズの大きさにより着信呼
出を制御する技術は開示されていない。
【0017】そこで本発明の目的は、人手を要すること
なく周囲環境に適した着信呼び出しが得られる着信呼出
制御装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、背景音を収集する背景音収集手段と、この
背景音収集手段で収集された背景音を分析する背景音分
析手段と、複数の異なる着信呼出手段と、前記背景音分
析手段での分析結果に基づき前記着信呼出手段のうちの
少なくとも1つを選択する着信呼出選択手段とからなる
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明によれば、背景音分析手段
により分析された背景音に基づき、着信呼出選択手段が
少なくとも1つの着信呼出手段を選択する。
【0020】以下、本発明の実施の形態について添付図
面を参照しながら説明する。図1は本発明に係る着信呼
出制御装置の最良の実施の形態の全体構成図である。こ
の着信呼出制御装置は主に移動機に用いられる着信呼出
制御装置である。以下、着信呼出制御装置を「移動機」
と表現する場合もある。
【0021】着信呼出制御装置は、背景音を収集するマ
イクロフォン1と、背景音を分析する背景音分析部2
と、分析結果に基づき少なくとも1つの着信呼出回路を
選択する着信呼出選択部3とからなる。
【0022】背景音分析部2は、マイクロフォン1から
の出力信号を増幅するバッファ21と、バッファ21か
らの出力信号を周波数分割する周波数分割部22と、背
景音の周波数構成に応じた周波数構成データが格納され
る背景音辞書23と、周波数分割後の信号と背景音辞書
23に格納された周波数構成データとの照合を行う照合
部24と、バッファ21からの出力信号のレベルを検出
するレベル検出部25と、照合部24での照合結果とレ
ベル検出部25で検出された信号レベルに基づき制御信
号を出力する制御回路26とからなる。
【0023】図2は周波数分割部22の構成図である。
周波数分割部22は、バッファ21からの出力信号を増
幅するバッファ51と、バッファ51からの出力信号を
3つの異なる周波数に分割する3つのバンドパスフィル
タ(BPF)52〜54と、このバンドパスフィルタ5
2〜54の出力を各々ディジタルデータに変換する3つ
のAD変換部55〜57とからなり、AD変換部55〜
57の出力データは夫々照合部24へ入力される。
【0024】着信呼出選択部3は、従来例(図3)と同
様の構成につき各構成部分に従来例の同一番号を付し、
その説明を省略する。
【0025】但し、着信呼出選択部3の制御回路104
に背景音分析部2の制御回路26より制御信号が入力さ
れる点が従来例と異なる。
【0026】次に、着信呼出制御装置の動作について説
明する。本装置は背景音から移動機の周囲の状況を判別
し、複数の着信呼出回路から最適の着信呼出回路を選択
するものである。
【0027】マイクロフォン1により移動機の周囲の背
景音が集音されると、その背景音入力信号はバッファ2
1で増幅される。そして、その増幅された背景音入力信
号はレベル検出部25へ入力される。
【0028】レベル検出部25では、背景音入力信号の
レベルが測定され、そのレベルにより静かな場所にいる
のか、雑踏のような騒がしい場所にいるのかの結果が制
御回路26へ出力される。
【0029】又、背景音入力信号はバッファ21より周
波数分割部22へも入力される。周波数分割部22で
は、内部のバンドパスフィルタ52〜54により複数の
周波数成分に分割され、夫々のレベルが測定される。そ
して、その測定結果はAD変換部55〜57でディジタ
ル信号に変換され、照合部24へ出力される。
【0030】照合部24は入力されたディジタル信号と
背景音辞書23のデータとを照合し、最もパターンが近
似しているものを選択し、現在の移動機がどのような背
景に置かれているのかを判別する。
【0031】又、背景音辞書23には、背景音の周波数
構成は各場面において特徴を持つことから、その特徴に
応じた周波数構成データが予め格納されている。
【0032】制御回路26はレベル検出部25及び照合
部24のデータから移動機がどのような環境に置かれて
いるかを分析し、分析結果としての制御信号を制御回路
104へ出力する。
【0033】メモリ102には、各背景音毎の着信呼出
回路107〜109の選択、音量レベルの設定に関する
情報が格納されている。
【0034】制御回路104は制御回路26からの制御
信号に基づき、メモリ102から制御信号に対応する着
信呼出回路(107〜109のいずれか又は2つ以上の
組み合わせ)を読み出し、切替回路105にその読み出
した着信呼出回路(107〜109のいずれか又は2つ
以上の組み合わせ)に切り替えさせる。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、背景音を収集する背景
音収集手段と、この背景音収集手段で収集された背景音
を分析する背景音分析手段と、複数の異なる着信呼出手
段と、前記背景音分析手段での分析結果に基づき前記着
信呼出手段のうちの少なくとも1つを選択する着信呼出
選択手段とを有するため、人手を要することなく周囲環
境に適した着信呼び出しが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る着信呼出制御装置の最良の実施の
形態の全体構成図である。
【図2】同装置の周波数分割部の構成図である。
【図3】従来の着信呼出制御装置の一例の構成図であ
る。
【符号の説明】
1 マイクロフォン 2 背景音分析部 3 着信呼出選択部 22 周波数分割部 23 背景音辞書 24 照合部 25 レベル検出部 26,104 制御回路 103 キー入力部 105 切替回路 107 電子音呼出回路 108 発光回路 109 バイブレータ回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 背景音を収集する背景音収集手段と、こ
    の背景音収集手段で収集された背景音を分析する背景音
    分析手段と、複数の異なる着信呼出手段と、前記背景音
    分析手段での分析結果に基づき前記着信呼出手段のうち
    の少なくとも1つを選択する着信呼出選択手段とからな
    ることを特徴とする着信呼出制御装置。
  2. 【請求項2】 前記背景音分析手段は、背景音の周波数
    構成に基づき背景音を分析する手段であることを特徴と
    する請求項1記載の着信呼出制御装置。
  3. 【請求項3】 前記背景音分析手段は、背景音のレベル
    を検出するレベル検出手段をさらに有することを特徴と
    する請求項2記載の着信呼出制御装置。
  4. 【請求項4】 前記着信呼出手段は、電子音発声手段、
    発光手段及び振動発声手段のうち少なくとも2つの手段
    からなることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載
    の着信呼出制御装置。
  5. 【請求項5】 前記着信呼出選択手段は、背景音各々に
    対応する着信呼出手段が記憶される記憶手段を有し、前
    記背景音分析手段での分析結果に基づく着信呼出手段を
    前記記憶手段より読み出し、その読み出した着信呼出手
    段を選択する手段であることを特徴とする請求項1〜4
    いずれかに記載の着信呼出制御装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段に記憶させる情報を外部よ
    り入力する外部入力手段をさらに有することを特徴とす
    る請求項5記載の着信呼出制御装置。
JP8179722A 1996-07-10 1996-07-10 着信呼出制御装置 Pending JPH1028289A (ja)

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JP8179722A JPH1028289A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 着信呼出制御装置

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ID=16070736

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JP8179722A Pending JPH1028289A (ja) 1996-07-10 1996-07-10 着信呼出制御装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6775361B1 (en) 1998-05-01 2004-08-10 Canon Kabushiki Kaisha Recording/playback apparatus with telephone and its control method, video camera with telephone and its control method, image communication apparatus, and storage medium
US6906767B1 (en) 1999-09-14 2005-06-14 Seiko Epson Corporation LCD with diffuser having particular haze value and diffuser-reflector distance, and reduced parallax

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