JPH1028281A - 移動通信チャネル切換制御システム及び移動通信チャネル切換制御方法 - Google Patents

移動通信チャネル切換制御システム及び移動通信チャネル切換制御方法

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JPH1028281A
JPH1028281A JP18248296A JP18248296A JPH1028281A JP H1028281 A JPH1028281 A JP H1028281A JP 18248296 A JP18248296 A JP 18248296A JP 18248296 A JP18248296 A JP 18248296A JP H1028281 A JPH1028281 A JP H1028281A
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Masami Sasaki
正美 笹木
Hiroshi Kobayashi
宏 小林
Osamu Watanabe
理 渡邊
Kenji Funakoshi
健志 船越
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サービスエリアが複雑に入り組んでいるよう
な地域においても、移動局の移動に応じて最適な基地局
に通話チャネルの切り換えを行う。 【解決手段】 移動局1が、周辺基地局2b〜2eから
送信される送信情報の受信レベルをそれぞれ検出し、こ
の各受信レベルを、現在通信中の通信基地局2aを介し
て制御局3に送信する。制御局3には、各基地局間の距
離に応じた重み付け係数が記憶されている。制御局3
は、前記通信基地局2aを介して各受信レベルが送信さ
れると、該通信基地局2aとその周辺基地局2b〜2e
との距離に応じた重み付け係数を検出する。そして、こ
の重み付け係数を用いて、対応する受信レベルに重み付
けを行い、これにより最高値の受信レベルを示す基地局
を、通話チャネルの切り換え先として選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車電
話,携帯電話及び簡易型携帯電話等の移動通信システム
に設けて好適な移動通信チャネル切換制御システム及び
移動通信チャネル切換制御方法に関し、特に、通話中の
移動局の移動に応じて通話チャネル(通信基地局)の切
り換えを行う際に、「移動局と各基地局との間の受信レ
ベル」及び「現在通信中の通信基地局とその周辺に位置
する周辺基地局との間の距離」に応じて通信基地局の切
り換えを行うことにより、常に最適な基地局を通話チャ
ネルの切り換え先として選択可能とした移動通信チャネ
ル切換制御システム及び移動通信チャネル切換制御方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車電話システムや携帯電話シ
ステム,簡易型携帯電話システム等の移動通信システム
においては、複数の基地局を所定間隔で配置することに
より、図7に示すような複数のサービスエリア(無線ゾ
ーン)を形成し、この中において通信サービスを行うよ
うになっている。そして、このサービスエリア間を通話
中の移動局(自動車電話等)が移動する場合、制御局
が、所定の切換条件を満たした基地局に通話チャネルを
切り換えることにより通話の継続を図るようになってい
る。
【0003】具体的には、例えば「デジタル移動通信方
式」の通信システムにおいては、通信時となると、前記
移動局が、各基地局からの送信情報の受信レベルを検出
する。そして、この送信情報の受信レベルが一番高い基
地局を選択して通信を開始する。
【0004】次に、前記選択された基地局(通信基地
局)が、例えば図7に黒塗りの六角形で示すサービスエ
リアSADであったとすると、移動局は、該サービスエ
リアSADに隣接するサービスエリアSAL(同図中、
左斜線の六角形で示す。)を形成する基地局(周辺基地
局)及び該隣接するサービスエリアSALに隣接するサ
ービスエリアSAJ(同図中、右斜線の六角形で示
す。)を形成する周辺基地局からの送信情報の受信レベ
ルを検出し、これらを通信基地局を介して制御局に送信
する。
【0005】次に移動局は、移動により通信基地局から
の送信情報の受信レベルが低くなってきた場合、或いは
他の周辺基地局からの送信情報の受信レベルが高くなっ
てきた場合に、当該通信基地局を介して制御局に通信切
り換え要求を行う。
【0006】制御局は、移動局から通信切り換え要求が
なされると、先に移動局から送信された各周辺基地局の
受信レベルの検出情報に基づいて、一番高い受信レベル
を示す周辺基地局を通話チャネルの切り換え先の基地局
として検出する。そして、この切り換え先の基地局を示
す切り換え先基地局情報を前記通信基地局を介して移動
局に送信すると共に、この切り換え先基地局に通話チャ
ネルの切り換えを行う。これにより、移動局がサービス
エリアを移動する毎に通信基地局を切り換えることがで
きる。
【0007】なお、このような「デジタル移動通信方
式」の通信システムに対して、「アナログ移動通信方
式」の通信システムも知られており、この場合は、周辺
基地局が移動局からの送信情報の受信レベルをそれぞれ
検出して制御局に送信する。制御局は、前記各周辺基地
局からの各受信レベルの中から、一番高い受信レベルを
検出する。そして、この一番高い受信レベルを示す周辺
基地局を通話チャネルの切り換え先の基地局として選択
して通話チャネルの切り換えを行う。これにより、上述
の「デジタル移動通信方式」と同様に、移動局がサービ
スエリアを移動する毎に通信基地局を切り換えることが
できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、前記各基地局
により形成されるサービスエリアは、図7及び図8
(a)に示すように各エリアの境界線が明確なわけでは
なく、都市部等の建築物密集地においては複雑に入り組
んで形成されているのが現状であり、このようにサービ
スエリアが複雑に入り組んでいるような地域において
は、移動局が実際に移動しようとしているサービスエリ
アの受信レベルよりも、遠く離れた他のサービスエリア
の受信レベルのほうが高くなる場合がある。
【0009】しかし、従来の移動通信システムは、「デ
ジタル移動通信方式」及び「デジタル移動通信方式」の
いずれの場合も、前記制御局が、移動局により検出され
た各基地局からの送信情報の受信レベル、或いは各周辺
基地局により形成された移動局からの送信情報の受信レ
ベルが一番高い基地局に通話チャネルの切り換えを行う
ようになっていたため、図8(c)に示すように移動局
が実際に移動しようとしているサービスエリアの基地局
に通話チャネルの切り換えが行われず、同図(b)に示
すように遠く離れた他のサービスエリアの基地局に通話
チャネルの切り換えが行われ、通信断となる不都合を生
ずる場合があった。
【0010】本発明は、上述の問題点に鑑みてなされた
ものであり、サービスエリアが複雑に入り組んでいるよ
うな地域においても、移動局の移動に応じて最適な基地
局を選択して、これに通話チャネルを切り換えて通話の
継続を図ることができるような移動通信チャネル切換制
御システム及び移動通信チャネル切換制御方法の提供を
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係る移動通信チ
ャネル切換制御システム及び移動通信チャネル切換制御
方法は、複数の基地局によりそれぞれ形成される無線ゾ
ーン間を通話中の移動局が移動する際に、制御局が、所
定の切換条件を満たした基地局に通話チャネルを切り換
えることにより通話の継続を図る移動通信チャネル切換
制御システム及び移動通信チャネル切換制御方法であ
る。そして、上述の課題を解決するために以下の特徴的
な各手段を有する。
【0012】すなわち、請求項1及び請求項2記載の本
発明に係る移動通信チャネル切換制御システムは、前記
移動局側に設けられ、現在通信中の通信基地局の周辺に
位置する周辺基地局から送信される送信情報の受信レベ
ルをそれぞれ検出して送信する受信レベル検出手段と、
前記制御局側に設けられ、受信レベル検出手段から送信
された各周辺基地局の受信レベル、及び、予め記憶され
ている前記通信基地局と各周辺基地局との間の距離に基
づいて最適な基地局を選択し、この選択された基地局に
通話チャネルの切り換えを行う基地局選択手段とを有す
る。
【0013】具体的には、前記基地局選択手段には、前
記通信基地局と各周辺基地局との間の距離に応じた重み
付け係数が予め記憶されており、各周辺基地局の受信レ
ベルに対してそれぞれ重み付けを行い、これにより最も
高い受信レベルとなる周辺基地局を、通話チャネルの切
り換えを行う基地局として選択する。
【0014】また、請求項9及び請求項10記載の本発
明に係る移動通信チャネル切換制御方法は、前記移動局
により、現在通信中の通信基地局の周辺に位置する周辺
基地局から送信される送信情報の受信レベルをそれぞれ
検出するステップと、前記制御局により、前記移動局で
検出された各周辺基地局の受信レベル、及び、予め記憶
されている前記通信基地局と各周辺基地局との間の距離
に基づいて最適な基地局を選択し、この選択された基地
局に通話チャネルの切り換えを行うステップとを有す
る。
【0015】具体的には、前記制御局で通話チャネルの
切り換えを行う基地局を選択する際に、予め記憶されて
いる前記通信基地局と各周辺基地局との間の距離に応じ
た重み付け係数を用いて、各周辺基地局の受信レベルに
対してそれぞれ重み付けを行い、これにより最も高い受
信レベルとなる周辺基地局を、通話チャネルの切り換え
を行う基地局として選択する。
【0016】このような移動通信チャネル切換制御シス
テム及び移動通信チャネル切換制御方法は、移動局が基
地局からの送信情報の受信レベルを検出し、制御局がこ
の受信レベルに、通信基地局と各周辺基地局との間の距
離に応じた重み付けをそれぞれ行うシステム及び方法で
ある。これにより、一時的な受信レベルの強弱に惑わさ
れることなく、真に最適な基地局を選択し、この基地局
に通話チャネルの切り換えを行うことができる。
【0017】次に、請求項3及び請求項4記載の本発明
に係る移動通信チャネル切換制御システムは、前記各基
地局に設けられ、前記移動局との通信を行う通信基地局
となった際に、予め記憶されている当該通信基地局とそ
の周辺基地局との間の距離に関する距離情報を移動局に
送信する距離情報送信手段と、前記移動局側に設けら
れ、各周辺基地局から送信される送信情報の受信レベル
をそれぞれ検出する受信レベル検出手段とを有する。ま
た、前記移動局側に設けられ、前記受信レベル検出手段
により検出された各周辺基地局の受信レベルを、それぞ
れ前記通信基地局から送信された当該通信基地局とその
周辺基地局との間の距離に関する距離情報を反映したか
たちとし、これらを受信レベル検出情報として制御局に
送信する受信レベル送信手段と、前記制御局側に設けら
れ、前記受信レベル送信手段から送信された各受信レベ
ル検出情報を受信し、これらの中から最適な受信レベル
検出情報を選択し、この最適な受信レベル検出情報で示
される基地局に通話チャネルの切り換えを行う基地局選
択手段とを有する。
【0018】具体的には、前記距離情報送信手段は、予
め記憶されている通信基地局とその周辺基地局との間の
距離に応じた重み付け係数を前記距離情報として移動局
に送信し、前記受信レベル送信手段は、前記距離情報と
して送信された重み付け係数により、各周辺基地局の受
信レベルに対してそれぞれ重み付けを行い受信レベル検
出情報を形成し、前記基地局選択手段は、前記重み付け
により形成された各受信レベル検出情報の中から、最も
高い受信レベル検出情報を検出し、この受信レベル検出
情報を示す周辺基地局を、通話チャネルの切り換えを行
う周辺基地局として選択する。
【0019】また、請求項11及び請求項12記載の本
発明に係る移動通信チャネル切換制御方法は、前記各基
地局のうち、前記移動局との通信を行う通信基地局とな
った基地局が、予め記憶されている当該通信基地局とそ
の周辺基地局との間の距離に関する距離情報を移動局に
送信するステップと、前記移動局が、各周辺基地局から
送信される送信情報の受信レベルをそれぞれ検出すると
共に、この検出した各受信レベルを、前記通信基地局か
ら送信された、当該通信基地局とその周辺基地局との間
の距離に関する距離情報を反映したかたちの受信レベル
検出情報として制御局に送信するステップとを有する。
また、前記制御局が、前記各受信レベル検出情報の中か
ら最適な受信レベル検出情報を選択し、この最適な受信
レベル検出情報で示される基地局に通話チャネルの切り
換えを行うステップを有する。
【0020】具体的には、前記通信基地局は、予め記憶
されている当該通信基地局とその周辺基地局との間の距
離に応じた重み付け係数を前記距離情報として移動局に
送信し、前記移動局は、前記重み付け係数を用いて各周
辺基地局の受信レベルに対してそれぞれ重み付けを行い
受信レベル検出情報を形成し、前記制御局は、前記重み
付けにより形成された各受信レベル検出情報の中から、
最も高い受信レベル検出情報を検出し、この受信レベル
検出情報を示す周辺基地局を、通話チャネルの切り換え
を行う周辺基地局として選択する。
【0021】このような移動通信チャネル切換制御シス
テム及び移動通信チャネル切換制御方法は、移動局が基
地局からの送信情報の受信レベルを検出し、この検出し
た受信レベルに、通信基地局と各周辺基地局との間の距
離に応じた重み付けをし制御局に送信するシステム及び
方法である。これにより、一時的な受信レベルの強弱に
惑わされることなく、真に最適な基地局を選択し、この
基地局に通話チャネルの切り換えを行うことができる。
【0022】次に、請求項5及び請求項6記載の本発明
に係る移動通信チャネル切換制御システムは、前記制御
局側に設けられ、移動局から送信される送信情報の受信
レベルをそれぞれ検出し、この検出情報を返信するよう
に、現在、移動局と通信中の通信基地局の周辺に位置す
る各周辺基地局をそれぞれ制御する受信レベル検出制御
手段と、前記制御局側に設けられ、前記各周辺基地局か
ら返信された前記受信レベルの検出情報、及び、予め記
憶されている前記通信基地局と各周辺基地局との間の距
離に基づいて最適な基地局を選択し、この選択された基
地局に通話チャネルの切り換えを行う基地局選択手段と
を有する。
【0023】具体的には、前記基地局選択手段は、予め
記憶されている前記通信基地局と各周辺基地局との間の
距離に応じた重み付け係数により、各周辺基地局の受信
レベルの検出情報に対してそれぞれ重み付けを行い、こ
れにより最も高い受信レベルとなる周辺基地局を、通話
チャネルの切り換えを行う基地局として選択する。
【0024】また、請求項13及び請求項14記載の本
発明に係る移動通信チャネル切換制御方法は、前記制御
局が、移動局から送信される送信情報の受信レベルをそ
れぞれ検出するように、現在、移動局と通信中の通信基
地局の周辺に位置する各周辺基地局を制御するステップ
と、前記制御局が、前記各周辺基地局によりそれぞれ検
出された前記受信レベルの検出情報、及び、予め記憶さ
れている前記通信基地局と各周辺基地局との間の距離に
基づいて最適な基地局を選択し、この選択された基地局
に通話チャネルの切り換えを行うステップとを有する。
【0025】具体的には、前記制御局は、通話チャネル
の切り換えを行う基地局を選択する際に、予め記憶され
ている前記通信基地局と各周辺基地局との間の距離に応
じた重み付け係数により、各周辺基地局により検出され
た各受信レベルの検出情報に対してそれぞれ重み付けを
行い、これにより最も高い受信レベルとなる周辺基地局
を、通話チャネルの切り換えを行う基地局として選択す
る。
【0026】このような移動通信チャネル切換制御シス
テム及び移動通信チャネル切換制御方法は、各周辺基地
局が移動局からの送信情報の受信レベルを検出し、この
検出した受信レベルに、制御局が、この受信レベルに通
信基地局と各周辺基地局との間の距離に応じた重み付け
をするシステム及び方法である。これにより、一時的な
受信レベルの強弱に惑わされることなく、真に最適な基
地局を選択し、この基地局に通話チャネルの切り換えを
行うことができる。
【0027】次に、請求項7及び請求項8記載の本発明
に係る移動通信チャネル切換制御システムは、前記制御
局側に設けられ、移動局から送信される送信情報の受信
レベルをそれぞれ検出するように、現在、移動局と通信
中の通信基地局の周辺に位置する周辺基地局を制御する
受信レベル検出制御手段と、前記制御局側に設けられ、
予め記憶されている前記通信基地局と各周辺基地局との
間の距離に関する距離情報を、該各周辺基地局に送信す
る距離情報送信手段とを有する。また、前記各基地局側
に設けられ、前記制御局による制御に応じて移動局から
の送信情報の受信レベルを検出すると共に、この受信レ
ベルを、前記距離情報送信手段から送信された距離情報
を反映したかたちとし、これを受信レベル検出情報とし
て前記制御局に送信する受信レベル検出手段と、前記制
御局側に設けられ、各周辺基地局から送信された前記受
信レベル検出情報に基づいて最適な基地局を選択し、こ
の選択された基地局に通話チャネルの切り換えを行う基
地局選択手段とを有する。具体的には、前記距離情報送
信手段は、前記距離情報として、予め記憶されている前
記通信基地局と各周辺基地局との間の距離に応じた重み
付け係数を該各周辺基地局に送信し、前記受信レベル検
出手段は、前記検出した移動局からの送信情報の受信レ
ベルに、前記距離情報送信手段から送信された重み付け
係数に応じた重み付けを行い、これを前記受信レベル検
出情報として制御局に送信し、前記基地局選択手段は、
前記重み付けにより形成された受信レベル検出情報のう
ち、最も高い受信レベル検出情報を示す周辺基地局を、
通話チャネルの切り換えを行う基地局として選択する。
【0028】また、請求項15及び請求項16記載の本
発明に係る移動通信チャネル切換制御方法は、前記制御
局が、移動局から送信される送信情報の受信レベルをそ
れぞれ検出するように、現在、移動局と通信中の通信基
地局の周辺に位置する各周辺基地局を制御するステップ
と、前記制御局が、予め記憶されている前記通信基地局
と各周辺基地局との間の距離に関する距離情報を該各周
辺基地局に送信するステップとを有する。また、前記各
周辺基地局が、前記制御局の制御により検出した移動局
からの送信情報の受信レベルを、前記制御局から送信さ
れた距離情報を反映したかたちの受信レベル検出情報と
して前記制御局に送信するステップと、前記制御局が、
各周辺基地局から送信された前記受信レベル検出情報に
基づいて最適な基地局を選択し、この選択された基地局
に通話チャネルの切り換えを行うステップとを有する。
【0029】具体的には、前記制御局は、前記距離情報
として、予め記憶されている前記通信基地局と各周辺基
地局との間の距離に応じた重み付け係数を該各周辺基地
局に送信し、前記各周辺基地局は、前記制御局から送信
された重み付け係数により、制御局の制御により検出し
た移動局からの送信情報の受信レベルに対して重み付け
を行い、これを前記受信レベル検出情報として制御局に
送信し、前記制御局は、前記重み付けにより形成された
受信レベル検出情報のうち、最も高い受信レベル検出情
報を示す周辺基地局を、通話チャネルの切り換えを行う
基地局として選択する。
【0030】このような移動通信チャネル切換制御シス
テム及び移動通信チャネル切換制御方法は、周辺基地局
が移動局からの送信情報の受信レベルを検出し、この検
出した受信レベルに通信基地局と各周辺基地局との間の
距離に応じた重み付けを行い制御局に送信するシステム
及び方法である。これにより、一時的な受信レベルの強
弱に惑わされることなく、真に最適な基地局を選択し、
この基地局に通話チャネルの切り換えを行うことができ
る。
【0031】そして、前記各請求項記載の本発明に係る
移動通信チャネル切換制御システム及び移動通信チャネ
ル切換制御方法は、通信が集中するような場所で、通信
の疎通率を減らすために比較的小さいサービスエリアを
形成する基地局を設置するような場合でも移動局が通信
を行う基地局を優先的に割り当てることができ、当該シ
ステム及び方法を適用する移動通信システム全体の移動
局の収容能力を高めることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る移動通信チャ
ネル切換制御システム及び移動通信チャネル切換制御方
法の好ましい実施の形態について図面を参照しながら詳
細に説明する。本発明に係る移動通信チャネル切換制御
システム及び移動通信チャネル切換制御方法は、図1に
示すような自動車電話システムに適用することができ
る。
【0033】まず、本発明の第1の実施の形態に係る自
動車電話システムの要部は、例えば普通自動車に設けら
れた移動局1と、複数の基地局2と、通信制御を行う制
御局3とで構成されている。
【0034】前記各基地局2は、それぞれ所定の範囲の
サービスエリア(無線ゾーン)CELA〜CELEを形
成しており、前記制御局3は、このサービスエリア間に
おける移動局1の移動に応じて通話チャネル(通信基地
局)を切り換え制御するようになっている。また、この
通話チャネルの切り換えは、移動局1が周辺基地局2か
らの送信情報の受信レベルを検出し、この検出結果を現
在通信中の通信基地局を介して制御局3に送信する「デ
ジタル移動通信方式」により行うようになっている。
【0035】具体的には、当該第1の実施の形態に係る
自動車電話システムにおける通話チャネルの切り換え動
作は、図2のフローチャートに示すようになっており、
まず、ステップS1において、移動局1が、現在位置し
てるサービスエリアCELAの周辺に位置する各サービ
スエリアCELB〜CELEを形成する各基地局2b〜
2eからの送信情報をそれぞれ受信してステップS2に
進む。ステップS2では、移動局1が、前記各周辺基地
局2b〜2eからの送信情報の受信レベルをそれぞれ検
出してステップS3に進む。ステップS3では、移動局
1が、前記ステップS2で検出した各受信レベルを、現
在通信中の基地局である通信基地局2aを介して制御局
3に送信してステップS4に進む。
【0036】次にステップS4においては、制御局3
が、前記移動局1から各周辺基地局2b〜2eからの送
信情報の受信レベルが送信されたか否かを判別し、No
の場合は、該受信レベルが送信されるまで当該ステップ
S4を繰り返し、Yesの場合は、ステップS5に進
む。
【0037】ステップS5では、制御局3が、前記移動
局1から送信された各受信レベルを受信してステップS
6に進む。ステップS6では、制御局3が、現在、移動
局1が通信を行っている通信基地局2aに近い周辺基地
局を検索してステップS7に進む。ステップS7では、
制御局3が、予め距離情報として記憶している基地局と
基地局との間の距離を示す距離情報に基づいて、現在の
通信基地局2aと、その各周辺基地局2b〜2eとの間
の距離を検出し、この各距離に応じた重み付け係数を用
いて、前記各受信レベルに重み付けを行いステップS8
に進む。
【0038】具体的には、前記各周辺基地局2b〜2e
の受信レベルが、それぞれE2,E3,E4,E5であ
りE2>E5>E3>E4のレベル関係にあり、また、
前記通信基地局2aとの間の距離が近い順に割り当てら
れる重み付け係数がX1,X2,X3,X4でありX1
>X2>X3>X4の大小関係にあった場合、前記制御
局3は、前記重み付け係数により重み付けを行った各受
信レベルEIを形成する。すなわち、前記通信基地局2
aとの間の距離が周辺基地局2b〜2eの順に近かった
とすると、前記制御局3は、EI2=E2+X1,EI
3=E3+X2,EI4=E4+X3,EI5=E5+
X4とのように重み付けを行った各受信レベルEIを形
成する。
【0039】ステップS8では、制御局3が、前記重み
付けを行った各受信レベルEIの中から最高レベルを示
す受信レベルを選択し、この受信レベルを示す周辺基地
局を通話チャネルの切り換え先の基地局に決定してステ
ップS9に進む。この場合、前記重み付けにより、EI
2>EI3>EI4>EI5となるため、前記制御局3
は、最高レベルを示す受信レベルEI2を選択し、この
受信レベルを示す周辺基地局2bを通話チャネルの切り
換え先の基地局に決定する。
【0040】移動局1は、移動により現在通信中の通信
基地局2aからの送信情報の受信レベルが低くなると、
或いは他の周辺基地局からの送信情報の受信レベルが、
通信基地局2aからの送信情報の受信レベルよりも高く
なると、該通信基地局2aを介して制御局3に通話チャ
ネルの切り換え要求を行う。ステップS9では、この移
動局1からの通話チャネルの切り換え要求があったか否
かを判別し、Noの場合は通話チャネルの切り換え要求
があるまで上述のステップS4〜ステップS9の各ルー
チンを繰り返し、Yesの場合はステップS10に進
む。
【0041】ステップS10では、制御局3が、前記ス
テップS8において決定した通話チャネルの切り換え先
の基地局を、現在通信中の通信基地局2aを介して移動
局1に指定すると共に、該切り換え先の基地局に通話チ
ャネルを切り換え制御してステップS1に戻る。通話中
においては、このようなステップS1〜ステップS10
に示す各ルーチンを繰り返し実行するようになってい
る。
【0042】以上の説明から明らかなように、当該第1
の実施の形態に係る自動車電話システムは、制御局3
が、移動局1により検出された「各周辺基地局2b〜2
eの受信レベル」及び該制御局3に予め記憶されている
「通信基地局2aと各周辺基地局2b〜2eとの間の距
離」に応じて、該各受信レベルに重み付けを行い、この
重み付けにより最高値を示す受信レベルの基地局を通話
チャネルの切り換え先の基地局として該通話チャネルの
切り換えを行う。
【0043】これにより、一時的な受信レベルの強弱に
惑わされることなく、真に最適な基地局を選択し、この
基地局に通話チャネルの切り換えを行うことができる。
また、通信が集中するような場所で、通信の疎通率を減
らすために比較的小さいサービスエリアを形成する基地
局を設置するような場合でも移動局が通信を行う基地局
を優先的に割り当てることができ、当該自動車電話シス
テム全体の移動局の収容能力を高めることができる。
【0044】次に、本発明の第2の実施の形態に係る自
動車電話システムの説明をする。上述の第1の実施の形
態に係る自動車電話システムは、「デジタル移動通信方
式」において、上述の重み付けを制御局3が行うように
したものであるが、当該第2の実施の形態に係る自動車
電話システムは、同じく「デジタル移動通信方式」にお
いて、上述の重み付けを移動局1が行うようにしたもの
である。なお、この第2の実施の形態に係る自動車電話
システムの構成は、上述の第1の実施の形態に係る自動
車電話システムと同様のため、その動作のみ詳細に説明
する。
【0045】すなわち、当該第2の実施の形態に係る自
動車電話システムにおける通話チャネルの切り換え動作
は、図3のフローチャートに示すようになっており、ま
ず、現在通信中の通信基地局2aは、予め記憶されてい
る当該通信基地局2aとその周辺に位置する周辺基地局
2b〜2eとの距離に応じた各重み付け係数と、移動局
1が受信レベルを検出すべき周辺基地局を示す受信レベ
ル測定対象局情報を該移動局1に送信する。ステップS
11では、移動局1が、この重み付け係数及び受信レベ
ル測定対象局情報を受信してステップS12に進む。
【0046】ステップS12では、移動局1が、前記受
信レベル測定対象局情報に基づいて各周辺基地局2b〜
2eの受信レベルを検出してステップS13に進む。ス
テップS13では、移動局1が、検出した各周辺基地局
2b〜2eの受信レベルに対して前記各重み付け係数を
用いた重み付けを行いステップS14に進む。ステップ
S14では、前記重み付けを行うことにより形成した各
受信レベル情報を、通信基地局2aを介して制御局1に
送信する。
【0047】次に、ステップS15においては、制御局
3が、前記移動局1から各受信レベル情報が送信された
か否かを判別し、Noの場合は移動局1から各受信レベ
ル情報が送信されるまで当該ステップS15を繰り返
し、Yesの場合はステップS16に進む。ステップS
16では、制御局3が、前記移動局1から送信された受
信レベル情報を受信してステップS17に進む。ステッ
プS17では、制御局3が、前記受信レベル情報に基づ
いて、前記重み付けにより最高値の受信レベルを示す基
地局を通話チャネルの切り換え先の基地局に決定してス
テップS18に進む。ステップS18では、移動局1か
らの通話チャネルの切り換え要求があったか否かを判別
し、Noの場合はステップS15に戻り、Yesの場合
はステップS19に進む。ステップS19では、制御局
3が、前記ステップS17において決定した通話チャネ
ルの切り換え先の基地局を、現在通信中の通信基地局2
aを介して移動局1に指定すると共に、該切り換え先の
基地局に通話チャネルを切り換え制御してステップS1
1に戻る。通話中においては、このようなステップS1
1〜ステップS19に示す各ルーチンを繰り返し実行す
るようになっている。
【0048】以上の説明から明らかなように、当該第2
の実施の形態に係る自動車電話システムは、移動局1
が、各周辺基地局2b〜2eの受信レベルに対して、通
信基地局2aと各周辺基地局2b〜2eとの間の距離に
応じた重み付けを行い制御局3に送信する。そして、制
御局3が、この重み付けにより最高値を示す受信レベル
の基地局を通話チャネルの切り換え先の基地局として該
通話チャネルの切り換えを行う。これにより、上述の第
1の実施の形態に係る自動車電話システムと同じ効果を
得ることができる。
【0049】次に、本発明の第3の実施の形態に係る自
動車電話システムの説明をする。上述の第1,第2の実
施の形態に係る自動車電話システムは、移動局1が周辺
基地局2からの送信情報の受信レベルを検出し、この検
出結果を現在通信中の通信基地局を介して制御局3に送
信する「デジタル移動通信方式」により通話チャネルの
切り換えを行うものであったが、当該第3の実施の形態
に係る自動車電話システム及び後に説明する第4の実施
の形態に係る自動車電話システムは、図4に示すように
各周辺基地局2b〜2eが、移動局1から送信される送
信情報の受信レベルをそれぞれ検出して制御局3に送信
することにより通話チャネルの切り換えを行う「アナロ
グ移動通信方式」によるものである。
【0050】この第3の実施の形態に係る自動車電話シ
ステムにおける通話チャネルの切り換え動作は、図5に
示すようになっており、まず、ステップS21において
各周辺基地局2b〜2eが、制御局3から受信レベルの
検出を行う指令を受信してステップS22に進む。ステ
ップS22では、各周辺基地局2b〜2eが、移動局1
からの送信情報の受信レベルをそれぞれ検出してステッ
プS23に進む。ステップS23では、各周辺基地局2
b〜2eが、それぞれ検出した受信レベルを制御局3に
送信する。
【0051】次に、ステップS24では、制御局3が、
各周辺基地局2b〜2eから受信レベルの送信がなされ
たか否かを判別し、Noの場合は当該ステップS24を
繰り返し、Yesの場合はステップS25に進む。ステ
ップS25では、制御局3が、各周辺基地局2b〜2e
から送信された受信レベルをそれぞれ受信してステップ
S26に進む。ステップS26では、制御局3が、現在
通信中の通信基地局2aの周辺の基地局を検出してステ
ップS27に進む。ステップS27では、制御局3が、
各周辺基地局2b〜2eから送信された各受信レベル
に、予め記憶されている通信基地局2aと各周辺基地局
2b〜2eとの距離に応じた重み付け係数を用いて上述
の重み付けを行いステップS28に進む。
【0052】ステップS28では、制御局3が、前記重
み付けにより、最高値となった受信レベルを検出し、こ
の受信レベルに対応する基地局を通話チャネルの切り換
え先の基地局に決定してステップS29に進む。
【0053】当該アナログ移動通信方式においては、移
動局1からの送信情報の受信レベルが低くなると通信基
地局2aがこれを検出して制御局3に切り換え要求を行
い、或いは移動局1からの送信情報の受信レベルが高く
なった周辺基地局がこれを検出して制御局3に切り換え
要求を行うようになっている。このため、ステップS2
9では、制御局3が、前記通信基地局2a或いは周辺基
地局から通話チャネルの切り換え要求があったか否かを
判別し、Noの場合はステップS24に戻り、Yesの
場合はステップS30に進む。ステップS30では、制
御局3が、前記ステップS28において決定した通話チ
ャネルの切り換え先の基地局を、現在通信中の通信基地
局2aを介して移動局1に指定すると共に、該切り換え
先の基地局に通話チャネルを切り換え制御してステップ
S21に戻る。通話中においては、このようなステップ
S21〜ステップS30に示す各ルーチンを繰り返し実
行するようになっている。
【0054】以上の説明から明らかなように、当該第3
の実施の形態に係る自動車電話システムは、「アナログ
移動通信方式」において、各周辺基地局2b〜2eが移
動局からの送信情報の受信レベルを検出し、制御局3
が、通信基地局2aと各周辺基地局2b〜2eとの間の
距離に応じた重み付けを行い、この重み付けにより最高
値を示す受信レベルの基地局を通話チャネルの切り換え
先の基地局として該通話チャネルの切り換えを行う。こ
れにより、上述の第1,第2の実施の形態に係る自動車
電話システムと同じ効果を得ることができる。
【0055】次に、本発明の第4の実施の形態に係る自
動車電話システムの説明をする。上述の第3の実施の形
態に係る自動車電話システムは、前記重み付けを制御局
3が行うようにしたものであるが、当該第4の実施の形
態に係る自動車電話システムは、前記重み付けを各周辺
基地局2b〜2eが行うようにしたものである。なお、
この第4の実施の形態に係る自動車電話システムの構成
は、上述の第3の実施の形態に係る自動車電話システム
と同様のため、その動作のみ詳細に説明する。
【0056】すなわち、この第4の実施の形態に係る自
動車電話システムにおける通話チャネルの切り換え動作
は、図6にフローチャートに示すようになっており、ま
ず、制御局3は、各周辺基地局2b〜2eに対して、移
動局1からの送信情報の受信レベルを検出するように検
出指令を出すと共に、該制御局3に予め記憶されている
通信基地局2aと各周辺基地局2b〜2eとの距離に応
じた各重み付け係数を送信する。ステップS31におい
ては、各周辺基地局2b〜2eが、制御局3から送信さ
れる受信レベルの検出指令及び重み付け係数を受信して
ステップS32に進む。ステップS32では、各周辺基
地局2b〜2eが、移動局1からの送信情報の受信レベ
ルをそれぞれ検出してステップS33に進む。ステップ
S33では、各周辺基地局2b〜2eが、ステップS3
2で検出した受信レベルに、前記重み付け係数を用いて
重み付けを行いステップS34に進む。ステップS34
では、各周辺基地局2b〜2eが、前記重み付けを行っ
た受信レベルをそれぞれ制御局3に送信する。
【0057】次に、ステップS35では、制御局3が、
各周辺基地局2b〜2eから前記重み付けを行った受信
レベルが送信されたか否かを判別し、Noの場合は当該
ステップS35を繰り返し、Yesの場合はステップS
36に進む。ステップS36では、制御局3が、各周辺
基地局2b〜2eから送信された前記重み付けのなされ
た各受信レベルを受信してステップS37に進む。ステ
ップS37では、制御局3が、前記重み付けされた受信
レベルの中から最高値を示す受信レベルを検出し、この
受信レベルに対応する基地局を通話チャネルの切り換え
先の基地局に決定してステップS38に進む。ステップ
S38では、制御局3が、上述のように通信基地局2a
或いは周辺基地局から通話チャネルの切り換え要求があ
ったか否かを判別し、Noの場合はステップS35に戻
り、Yesの場合はステップS39に進む。ステップS
39では、制御局3が、前記ステップS37において決
定した通話チャネルの切り換え先の基地局を、現在通信
中の通信基地局2aを介して移動局1に指定すると共
に、該切り換え先の基地局に通話チャネルを切り換え制
御してステップS31に戻る。通話中においては、この
ようなステップS31〜ステップS39に示す各ルーチ
ンを繰り返し実行するようになっている。
【0058】以上の説明から明らかなように、当該第4
の実施の形態に係る自動車電話システムは、「アナログ
移動通信方式」において、各周辺基地局2b〜2eが移
動局からの送信情報の受信レベルを検出し、この受信レ
ベルに、通信基地局2aと各周辺基地局2b〜2eとの
間の距離に応じた重み付けを行い、制御局3に送信す
る。そして、制御局3が、この重み付けにより最高値を
示す受信レベルの基地局を通話チャネルの切り換え先の
基地局として該通話チャネルの切り換えを行う。これに
より、上述の各実施の形態に係る自動車電話システムと
同じ効果を得ることができる。
【0059】なお、上述の各実施の形態の説明では、本
発明に係る移動通信チャネル切換制御システム及び移動
通信チャネル切換制御方法を自動車電話システムに適用
することとしたが、これは、携帯電話システムや簡易型
携帯電話システム(PHS)等の移動通信システムにも
適用するようにしてもよい。
【0060】また、上述の重み付けにより最高値となっ
た受信レベルに基づいて通話チャネルの切り換え先を選
択することとしたが、これは、例えば最高値から数えて
2番目の値を示す受信レベルに基づいて通話チャネルの
切り換え先を選択する等のように「所定の値」に基づい
て行うようにしてもよく、この他、本発明に係る技術的
思想を逸脱しない範囲であれば設計等に応じて種々の変
更が可能であることは勿論である。
【0061】
【発明の効果】本発明に係る移動通信チャネル切換制御
システム及び移動通信チャネル切換制御方法は、サービ
スエリアが複雑に入り組んでいるような地域において
も、移動局の移動に応じて最適な基地局を選択し、これ
に通話チャネルを切り換えて良好な通話の継続を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動通信チャネル切換制御システ
ム及び移動通信チャネル切換制御方法を適用した自動車
電話システムの第1の実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【図2】前記第1の実施の形態に係る自動車電話システ
ムの通話チャネルの切り換え動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図3】本発明に係る移動通信チャネル切換制御システ
ム及び移動通信チャネル切換制御方法を適用した自動車
電話システムの第2の実施の形態における通話チャネル
の切り換え動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図4】本発明に係る移動通信チャネル切換制御システ
ム及び移動通信チャネル切換制御方法を適用した自動車
電話システムの第3の実施の形態の構成を示すブロック
図である。
【図5】前記第3の実施の形態に係る自動車電話システ
ムの通話チャネルの切り換え動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
【図6】本発明に係る移動通信チャネル切換制御システ
ム及び移動通信チャネル切換制御方法を適用した自動車
電話システムの第4の実施の形態における通話チャネル
の切り換え動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【図7】移動通信システムにおけるサービスエリアの分
布を示す模式図である。
【図8】従来の通話チャネルの切り換えを説明するため
の模式図である。
【符号の説明】
1 移動局 2 基地局 3 制御局 CELA〜CELE サービスエリア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡邊 理 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 船越 健志 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基地局によりそれぞれ形成される
    無線ゾーン間を通話中の移動局が移動する際に、制御局
    が、所定の切換条件を満たした基地局に通話チャネルを
    切り換えることにより通話の継続を図る移動通信チャネ
    ル切換制御システムであって、 前記移動局側に設けられ、現在通信中の通信基地局の周
    辺に位置する周辺基地局から送信される送信情報の受信
    レベルをそれぞれ検出して送信する受信レベル検出手段
    と、 前記制御局側に設けられ、受信レベル検出手段から送信
    された各周辺基地局の受信レベル、及び、予め記憶され
    ている前記通信基地局と各周辺基地局との間の距離に基
    づいて最適な基地局を選択し、この選択された基地局に
    通話チャネルの切り換えを行う基地局選択手段とを有す
    ることを特徴とする移動通信チャネル切換制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記基地局選択手段には、前記通信基地
    局と各周辺基地局との間の距離に応じた重み付け係数が
    予め記憶されており、各周辺基地局の受信レベルに対し
    てそれぞれ重み付けを行い、これにより最も高い受信レ
    ベルとなる周辺基地局を、通話チャネルの切り換えを行
    う基地局として選択することを特徴とする請求項1記載
    の移動通信チャネル切換制御システム。
  3. 【請求項3】 複数の基地局によりそれぞれ形成される
    無線ゾーン間を通話中の移動局が移動する際に、制御局
    が、所定の切換条件を満たした基地局に通話チャネルを
    切り換えることにより通話の継続を図る移動通信チャネ
    ル切換制御システムであって、 前記各基地局に設けられ、前記移動局との通信を行う通
    信基地局となった際に、予め記憶されている当該通信基
    地局とその周辺基地局との間の距離に関する距離情報を
    移動局に送信する距離情報送信手段と、 前記移動局側に設けられ、各周辺基地局から送信される
    送信情報の受信レベルをそれぞれ検出する受信レベル検
    出手段と、 前記移動局側に設けられ、前記受信レベル検出手段によ
    り検出された各周辺基地局の受信レベルを、それぞれ前
    記通信基地局から送信された当該通信基地局とその周辺
    基地局との間の距離に関する距離情報を反映したかたち
    とし、これらを受信レベル検出情報として制御局に送信
    する受信レベル送信手段と、 前記制御局側に設けられ、前記受信レベル送信手段から
    送信された各受信レベル検出情報を受信し、これらの中
    から最適な受信レベル検出情報を選択し、この最適な受
    信レベル検出情報で示される基地局に通話チャネルの切
    り換えを行う基地局選択手段とを有することを特徴とす
    る移動通信チャネル切換制御システム。
  4. 【請求項4】 前記距離情報送信手段は、予め記憶され
    ている通信基地局とその周辺基地局との間の距離に応じ
    た重み付け係数を前記距離情報として移動局に送信し、 前記受信レベル送信手段は、前記距離情報として送信さ
    れた重み付け係数により、各周辺基地局の受信レベルに
    対してそれぞれ重み付けを行い受信レベル検出情報を形
    成し、 前記基地局選択手段は、前記重み付けにより形成された
    各受信レベル検出情報の中から、最も高い受信レベル検
    出情報を検出し、この受信レベル検出情報を示す周辺基
    地局を、通話チャネルの切り換えを行う周辺基地局とし
    て選択することを特徴とする請求項3記載の移動通信チ
    ャネル切換制御システム。
  5. 【請求項5】 複数の基地局によりそれぞれ形成される
    無線ゾーン間を通話中の移動局が移動する際に、制御局
    が、所定の切換条件を満たした基地局に通話チャネルを
    切り換えることにより通話の継続を図る移動通信チャネ
    ル切換制御システムであって、 前記制御局側に設けられ、移動局から送信される送信情
    報の受信レベルをそれぞれ検出し、この検出情報を返信
    するように、現在、移動局と通信中の通信基地局の周辺
    に位置する各周辺基地局をそれぞれ制御する受信レベル
    検出制御手段と、 前記制御局側に設けられ、前記各周辺基地局から返信さ
    れた前記受信レベルの検出情報、及び、予め記憶されて
    いる前記通信基地局と各周辺基地局との間の距離に基づ
    いて最適な基地局を選択し、この選択された基地局に通
    話チャネルの切り換えを行う基地局選択手段とを有する
    ことを特徴とする移動通信チャネル切換制御システム。
  6. 【請求項6】 前記基地局選択手段は、予め記憶されて
    いる前記通信基地局と各周辺基地局との間の距離に応じ
    た重み付け係数により、各周辺基地局の受信レベルの検
    出情報に対してそれぞれ重み付けを行い、これにより最
    も高い受信レベルとなる周辺基地局を、通話チャネルの
    切り換えを行う基地局として選択することを特徴とする
    請求項5記載の移動通信チャネル切換制御システム。
  7. 【請求項7】 複数の基地局によりそれぞれ形成される
    無線ゾーン間を通話中の移動局が移動する際に、制御局
    が、所定の切換条件を満たした基地局に通話チャネルを
    切り換えることにより通話の継続を図る移動通信チャネ
    ル切換制御システムであって、 前記制御局側に設けられ、移動局から送信される送信情
    報の受信レベルをそれぞれ検出するように、現在、移動
    局と通信中の通信基地局の周辺に位置する周辺基地局を
    制御する受信レベル検出制御手段と、 前記制御局側に設けられ、予め記憶されている前記通信
    基地局と各周辺基地局との間の距離に関する距離情報
    を、該各周辺基地局に送信する距離情報送信手段と、 前記各基地局側に設けられ、前記制御局による制御に応
    じて移動局からの送信情報の受信レベルを検出すると共
    に、この受信レベルを、前記距離情報送信手段から送信
    された距離情報を反映したかたちとし、これを受信レベ
    ル検出情報として前記制御局に送信する受信レベル検出
    手段と、 前記制御局側に設けられ、各周辺基地局から送信された
    前記受信レベル検出情報に基づいて最適な基地局を選択
    し、この選択された基地局に通話チャネルの切り換えを
    行う基地局選択手段とを有することを特徴とする移動通
    信チャネル切換制御システム。
  8. 【請求項8】 前記距離情報送信手段は、前記距離情報
    として、予め記憶されている前記通信基地局と各周辺基
    地局との間の距離に応じた重み付け係数を該各周辺基地
    局に送信し、 前記受信レベル検出手段は、前記検出した移動局からの
    送信情報の受信レベルに、前記距離情報送信手段から送
    信された重み付け係数に応じた重み付けを行い、これを
    前記受信レベル検出情報として制御局に送信し、 前記基地局選択手段は、前記重み付けにより形成された
    受信レベル検出情報のうち、最も高い受信レベル検出情
    報を示す周辺基地局を、通話チャネルの切り換えを行う
    基地局として選択することを特徴とする請求項7記載の
    移動通信チャネル切換制御システム。
  9. 【請求項9】 複数の基地局によりそれぞれ形成される
    無線ゾーン間を通話中の移動局が移動する際に、制御局
    が、所定の切換条件を満たした基地局に通話チャネルを
    切り換えることにより通話の継続を図る移動通信チャネ
    ル切換制御方法であって、 前記移動局により、現在通信中の通信基地局の周辺に位
    置する周辺基地局から送信される送信情報の受信レベル
    をそれぞれ検出し、 前記制御局により、前記移動局で検出された各周辺基地
    局の受信レベル、及び、予め記憶されている前記通信基
    地局と各周辺基地局との間の距離に基づいて最適な基地
    局を選択し、この選択された基地局に通話チャネルの切
    り換えを行うこと を特徴とする移動通信チャネル切換
    制御方法。
  10. 【請求項10】 前記制御局で通話チャネルの切り換え
    を行う基地局を選択する際に、予め記憶されている前記
    通信基地局と各周辺基地局との間の距離に応じた重み付
    け係数を用いて、各周辺基地局の受信レベルに対してそ
    れぞれ重み付けを行い、これにより最も高い受信レベル
    となる周辺基地局を、通話チャネルの切り換えを行う基
    地局として選択することを特徴とする請求項9記載の移
    動通信チャネル切換制御方法。
  11. 【請求項11】 複数の基地局によりそれぞれ形成され
    る無線ゾーン間を通話中の移動局が移動する際に、制御
    局が、所定の切換条件を満たした基地局に通話チャネル
    を切り換えることにより通話の継続を図る移動通信チャ
    ネル切換制御方法であって、 前記各基地局のうち、前記移動局との通信を行う通信基
    地局となった基地局が、予め記憶されている当該通信基
    地局とその周辺基地局との間の距離に関する距離情報を
    移動局に送信し、 前記移動局が、各周辺基地局から送信される送信情報の
    受信レベルをそれぞれ検出すると共に、この検出した各
    受信レベルを、前記通信基地局から送信された、当該通
    信基地局とその周辺基地局との間の距離に関する距離情
    報を反映したかたちの受信レベル検出情報として制御局
    に送信し、 前記制御局が、前記各受信レベル検出情報の中から最適
    な受信レベル検出情報を選択し、この最適な受信レベル
    検出情報で示される基地局に通話チャネルの切り換えを
    行うことを特徴とする移動通信チャネル切換制御方法。
  12. 【請求項12】 前記通信基地局は、予め記憶されてい
    る当該通信基地局とその周辺基地局との間の距離に応じ
    た重み付け係数を前記距離情報として移動局に送信し、 前記移動局は、前記重み付け係数を用いて各周辺基地局
    の受信レベルに対してそれぞれ重み付けを行い受信レベ
    ル検出情報を形成し、 前記制御局は、前記重み付けにより形成された各受信レ
    ベル検出情報の中から、最も高い受信レベル検出情報を
    検出し、この受信レベル検出情報を示す周辺基地局を、
    通話チャネルの切り換えを行う周辺基地局として選択す
    ることを特徴とする請求項11記載の移動通信チャネル
    切換制御方法。
  13. 【請求項13】 複数の基地局によりそれぞれ形成され
    る無線ゾーン間を通話中の移動局が移動する際に、制御
    局が、所定の切換条件を満たした基地局に通話チャネル
    を切り換えることにより通話の継続を図る移動通信チャ
    ネル切換制御方法であって、 前記制御局が、移動局から送信される送信情報の受信レ
    ベルをそれぞれ検出するように、現在、移動局と通信中
    の通信基地局の周辺に位置する各周辺基地局を制御し、 前記制御局が、前記各周辺基地局によりそれぞれ検出さ
    れた前記受信レベルの検出情報、及び、予め記憶されて
    いる前記通信基地局と各周辺基地局との間の距離に基づ
    いて最適な基地局を選択し、この選択された基地局に通
    話チャネルの切り換えを行うことを特徴とする移動通信
    チャネル切換制御方法。
  14. 【請求項14】 前記制御局は、通話チャネルの切り換
    えを行う基地局を選択する際に、予め記憶されている前
    記通信基地局と各周辺基地局との間の距離に応じた重み
    付け係数により、各周辺基地局により検出された各受信
    レベルの検出情報に対してそれぞれ重み付けを行い、こ
    れにより最も高い受信レベルとなる周辺基地局を、通話
    チャネルの切り換えを行う基地局として選択することを
    特徴とする請求項13記載の移動通信チャネル切換制御
    方法。
  15. 【請求項15】 複数の基地局によりそれぞれ形成され
    る無線ゾーン間を通話中の移動局が移動する際に、制御
    局が、所定の切換条件を満たした基地局に通話チャネル
    を切り換えることにより通話の継続を図る移動通信チャ
    ネル切換制御方法であって、 前記制御局が、移動局から送信される送信情報の受信レ
    ベルをそれぞれ検出するように、現在、移動局と通信中
    の通信基地局の周辺に位置する各周辺基地局を制御し、 前記制御局が、予め記憶されている前記通信基地局と各
    周辺基地局との間の距離に関する距離情報を該各周辺基
    地局に送信し、 前記各周辺基地局が、前記制御局の制御により検出した
    移動局からの送信情報の受信レベルを、前記制御局から
    送信された距離情報を反映したかたちの受信レベル検出
    情報として前記制御局に送信し、 前記制御局が、各周辺基地局から送信された前記受信レ
    ベル検出情報に基づいて最適な基地局を選択し、この選
    択された基地局に通話チャネルの切り換えを行うことを
    特徴とする移動通信チャネル切換制御方法。
  16. 【請求項16】 前記制御局は、前記距離情報として、
    予め記憶されている前記通信基地局と各周辺基地局との
    間の距離に応じた重み付け係数を該各周辺基地局に送信
    し、 前記各周辺基地局は、前記制御局から送信された重み付
    け係数により、制御局の制御により検出した移動局から
    の送信情報の受信レベルに対して重み付けを行い、これ
    を前記受信レベル検出情報として制御局に送信し、 前記制御局は、前記重み付けにより形成された受信レベ
    ル検出情報のうち、最も高い受信レベル検出情報を示す
    周辺基地局を、通話チャネルの切り換えを行う基地局と
    して選択することを特徴とする請求項15記載の移動通
    信チャネル切換制御方法。
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