JPH10282355A - 光部品の接続方法および接続装置 - Google Patents

光部品の接続方法および接続装置

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JPH10282355A
JPH10282355A JP8845597A JP8845597A JPH10282355A JP H10282355 A JPH10282355 A JP H10282355A JP 8845597 A JP8845597 A JP 8845597A JP 8845597 A JP8845597 A JP 8845597A JP H10282355 A JPH10282355 A JP H10282355A
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optical
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light
wavelength
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JP8845597A
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Masaru Yui
大 油井
Hiroo Kanamori
弘雄 金森
Masahide Saito
眞秀 斉藤
Masaichi Mobara
政一 茂原
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光部品端面を高精度に接続する方法およびそ
の装置を提供するものである。 【解決手段】 複数本の光路を有する2つの光部品2−
3aと2−3bを当該光部品の接合端面間に所定の間隙
dを設けて配置し、接合端面を平行に調整してから接近
して接続する方法において、接合端面を観察するカメラ
3−1、3−2と、光部品を保持すると共に直線あるい
は回転可能なステージ5−1、5−2と、光源9および
光を受光し、波長スペクトルを測定する光スペクトルア
ナライザー4とを備えた装置を用いて、連続的に波長が
変化する光を光部品に入射して光部品2−3aと2−3
bの間隙部に多重反射を生じせしめ、当該各波長の多重
反射によって形成される波長スペクトルを観察し、波長
スペクトルのピッチによって、接合端面の間隙を修正す
る方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、種々の光部品の接
合端面を高精度に接続する方法およびその接続装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】光通信では光ファイバ、光導波路、半導
体レーザなどの光部品が数多く接続され、しかもミクロ
ンオーダで位置決めして接続する必要がある。このため
光部品相互間の接続作業は高精度に光軸を調整すること
が基本となる。
【0003】このような光軸の調整に関する従来例とし
ては、例えば図8に示すように顕微鏡24を用いて光導
波路23からの出射光を観察して行なう方法が方法あ
る。即ち、(1)レーザ光源21から出射した光を光フ
ァイバ22を通して固定ステージ27上の光導波路23
の一方の端面にあてながら光ファイバ22を6軸微動ス
テージ26を用いて走査する。(2)光導波路23を伝
搬して光導波路23の他の端面から出射する光を顕微鏡
24とCCDカメラ25を用いて観察する。この手順に
より、接続点29での光軸位置調整をコントローラ28
を介して行うものである(特開平8−179148号公
報)。
【0004】一方、光部品の構成内容が複雑となり、入
出力端の光導波路の数が多くなると接合端面間のあおり
に関する回転軸(θx、θy)方向でより精密な調整が必
要となる。光軸(θx、θy)の調整に関する従来例とし
ては、図9に示すように光導波路37を有する基板26
の端面39と光ファイバ32を有する光ファイバアレイ
31A、31Bとの端面38とを当接させ、接触圧が等
しくなるように加圧することによって、端面38と39
とを平行に調節する方法である(特開平8−20165
0号公報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】光導波路端の出射光を
観察する従来法は、入出力端の光導波路の数が多くなる
と端面長が増大し調整が困難となり、また端面の接触の
方向に圧力を加えてこれを平行に調整する従来法は装置
が複雑となりコスト高となる。
【0006】そこで本発明の目的は、かかる問題を解決
して光部品端面を高精度に接続する方法およびその装置
を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる光部品の
接続方法は、複数本の光路を有する2つの光部品を対向
して配置し、当該光部品の接合端面を介して接続する光
部品の接続方法において、光部品の接合端面を所定の間
隙を設けて配置する第1工程と、光部品の1つの光路に
連続的に波長が変化する光を入射して光部品の接合端面
間で多重反射を生じせしめ、出力側では各波長の多重反
射光によって形成される第1波長スペクトルを観察する
と共に、光部品の他の1つの光路に光を入射して光部品
の接合端面間に形成される第2波長スペクトルを観察す
る第2工程と、第1波長スペクトルの周期的パワー変動
のピッチと第2波長スペクトルの周期的パワー変動のピ
ッチとが等しくなるように接合端面の間隙を調整する第
3工程と、光部品の接合端面を接近して接合せしめる第
4工程とを備えることを特徴とし、第2工程の第1波長
スペクトルと第2波長スペクトルの観察は光部品の接合
端面において両外周部に形成された光路について観察す
る工程であることが好ましい。
【0008】本発明に係わる光部品の接続方法によれ
ば、接続される光部品の接合端面間に波長が変化する光
を入射して多重反射を生じせしめ、各波長の多重反射光
を合成して形成される波長に対するパワーの周期変動の
ピッチを測定して間隔を調整するので、理論的には波長
の1/10、実際には3μm程度の精度で調整できる。
また、本発明に係わる光部品の接続装置は、z軸を光軸
とし、x方向に並べられた複数本の光路を有する2つの
光部品を当該光部品の接合端面間に所定の間隙を設けて
配置し、接合端面を平行に調整してから接近して接続す
る光部品の接続装置において、接合端面の上面および側
面を観察するカメラと、光部品を保持すると共にx軸、
z軸およびこれらと直交するy軸方向とθx、θyおよび
θz方向に移動あるいは回転可能なステージと、光部品
に入射する光を発振する光源と、この光源からの光を受
光し、波長スペクトルを測定する光スペクトルアナライ
ザーと、を備えることを特徴とする。
【0009】本発明に係わる光部品の接続装置によれ
ば、接合端面間に設けた間隙に多重反射を発生させ、多
重反射による波長スペクトルを測定する方式を採用して
いるので、格別に設計された装置を用いることなく幅広
い接合端面を有する光部品についても高精度に調整して
接続することができる。したがって、装置が簡単であ
り、安価となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図面の説明に
おいて同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明
を省略する。 (実施形態1)図1は本発明の実施形態1に係わる光部
品の接続装置を示す全体図であり、本実施形態の光部品
は、1×16(1入力、16出力)分岐光導波路を有す
る導波路型光部品1と、導波路型光部品1の入出力端面
にそれぞれ配置された1本あるいは16本の光ファイバ
を保持する入射側光ファイバ保持部材2−1と出射側光
ファイバ保持部材2−2とで形成される。導波路型光部
品1と入射側光ファイバ保持部材2−1および出射側光
ファイバ保持部材2−2の光軸を調整ために、これら各
部材を保持すると共に、x、y、z軸方向ならびに、θ
x、θy、θz方向に移動可能の機能を有 するステージ5
−1、5−2を備えている。さらに、光ファイバ保持部
材2−1と導波路型光部品1および導波路型光部品1と
光ファイバ保持部材2−2の接合端面を観察する上面観
察用CCDカメラ3−1と側面観察用CCDカメラ3−
2とを備え、受像機7を介してコントローラ8と接続さ
れる。ここでは、図1に示すようにz軸を光軸とし、複
数本の光路はx軸方向に並べられ、y軸はこれらと直交
する方向に定義する。
【0011】図1に示す装置において、光源9からの光
は、入射側の光ファイバ保持部材2−1に導入され、導
波路型光部品1を通過した光は出射側の光ファイバ保持
部材2−2を通過して光スペクトルアナライザー4に導
入され、波長スペクトルが測定される。
【0012】図2は、図1に示す1×16分岐光導波路
を有する導波路型光部品1を示す平面図である。図2に
おいて、石英ガラス基板上にはコア、およびコアより低
屈折率のクラッドからなる光導波路1aが1個の入力ポ
ートを有し、出力側は16個の出力ポートからなる光導
波路1bを備えている。入力端1−1から入射した光は
16分割されて出力端1−2から出射される。
【0013】図3は、図1に示す入射側光ファイバ保持
部材2−1を示す斜視図である。図3において、1心の
光ファイバ10が光ファイバ整列基板2−1aの内表面
に形成されたV溝2−1bに保持され、押え板2−1c
によって押さえ付け、高分子樹脂によって固着されたも
のである。
【0014】図4は、図1に示す出射側光ファイバ保持
部材2−2を示す斜視図である。図4において、16心
の光ファイバ10をテープ状に配置して全体を被覆した
リボン型光ファイバ11が光ファイバ整列基板2−2a
の内表面に形成されたV溝2−2bに保持され、押え板
2−2cによって押さえ付け、高分子樹脂によって固着
されたものである。
【0015】光ファイバ10は、外径が数十μmのコア
と、コアの周りに設けられた外径125μmのクラッド
からなる石英系ガラスのマルチモード光ファイバ、ある
いは外径が数μmのコアと、コアの周りに設けられた外
径125μmのクラッドからなる石英系ガラスのシング
ルモード光ファイバが使用される。
【0016】次に、導波路型光部品1、入射側光ファイ
バ保持部材2−1および出射側光ファイバ保持部材2−
2を接続する場合の従来の手順について説明する。最初
に、入射側光ファイバ保持部材2−1を導波路型光部品
の入力端1−1に接近させ、ビジコンカメラでモニタし
ながら軸合わせをする。
【0017】次いで、出射側光ファイバ保持部材2−2
を導波路型光部品の出力端1−2に接近させ、ビジコン
カメラでモニタしながら軸合わせをする。次に、出射側
光ファイバ保持部材2−2をz軸にそって移動し、端面
距離が1μm程度まで接近させると共に、θxとθy方向
の平行度を調整する。最後に、入射側光ファイバ保持部
材2−1に光を入射し、出射側光ファイバ保持部材2−
2の両側に配置された2心の出力パワーをパワーメータ
でモニタし、これらのパワーが最大となるように出射側
光ファイバ保持部材2−2および入射側光ファイバ保持
部材2−1を調整して、接合端面を樹脂で固着する。
【0018】このような方法によって光軸を調整して接
続した場合、出射側光ファイバ保持部材2−2の接合端
面には16本の光ファイバ10が平面状に配列している
ので、特にθy方向に誤差が現われやすい。その原因は
目視調整による精度は経験上0.3゜が限界であり、そ
のために接合端面に配置される光ファイバ数が増加する
に比例して、両端で大きい差が生じることになる。仮
に、θy 方向に0.3゜のずれが生じたとし、各光ファ
イバ10が125μmのピッチで配列されているとする
と、第1心と第16心とでは約20μmの差が生じるこ
とになる。これは接続損失で0.2dBの誤差に相当す
る。
【0019】本発明はこのような接合端面間の平行度の
ずれを軽減することを目的としてなされたものであり、
図1に示した装置を参照しながら接続方法について説明
する。
【0020】第1工程:入射側光ファイバ保持部材2−
1と導波路型光部品の入力端1−1との接続は、接合端
面の光路が1つなので上述した従来の方法によって軸調
整をする。
【0021】第2工程: 次いで、出射側光ファイバ保
持部材2−2を導波路型光部品の出力端1−2に接近さ
せ、上面および側面観察用CCDカメラ3−1、3−2
で受像機7に映し出された画像を見ながら端面の平行度
(θxとθy)を合わせる。次に、出射側光ファイバ保持
部材2−2を保持しているステージ5−2をz軸にそっ
て移動し、接合端面の距離を所定の間隙d、例えば15
μm程度まで接近させると共に、出射側光ファイバ保持
部材2−2の第1心の光ファイバは切替スイッチ6によ
って光スペクトラムアナライザー4に接続する。
【0022】光源9から所定の波長帯域(例えば、15
50nm±100nm程度)の光が入射側光ファイバ保
持部材2−1に入射され、導波路型光部品1によって分
割され、出射側光ファイバ保持部材2−2の第1心の光
ファイバを通過した光は光スペクトラムアナライザー4
に導入されて波長スペクトルが測定される。この時、出
射側光ファイバア保持部材2−2と導波路型光部品1と
の接合端面の間隙では多重反射が発生し、図5に示する
ような波長に対して周期的にパワー変動する波長スペク
トルが形成される。
【0023】この波長スペクトルは、接合端面の間隙が
d、周期的パワー変動の山と山あるいは谷と谷の波長が
λ1、λ2(λ2>λ1)、ピッチがΔλ=λ2−λ1、屈折
率がnの場合、次の関係が成立する。
【0024】 d={λ1/Δλ+1}λ1/2n={λ2/Δλ−1}λ2/2n・・・(1) (1)式から、第1心側の間隙d1を求めることができ
る。この方法を用いると、理論上は波長の1/10、実
際には3μm程度の精度で調整することができる。
【0025】次に、切替えスイッチ6を第16心側に切
替え、同様の方法によって接合端面の第16心側の間隙
d16を調整する。第1心と第16心の出力光の波長スペ
クトルを光スペクトラムアナライザー4によって観測
し、両者のΔλが等しくなるように、あおり角θyを調
整することによって、接合端面を平行に配置することが
できる。
【0026】第1波長スペクトルと第2波長スペクトル
の観察は光部品の接合端面において両外縁に形成された
光路のように離れた光路について観察すると、高精度に
調整することができるので好ましい。このように調整し
た後、ステージ5−2をz方向に移動して光部品1の出
力端1−2に接近させ、紫外線硬化型樹脂で接着する。
【0027】(実施形態2)図6は、16心の光ファイ
バ10を保持した光ファイバ保持部材2−3aと2−3
bを接合端面で固着した光部品を示す図であり、この光
部品を図7に示した接続装置を用いて接続する方法を詳
細に説明する。
【0028】まず、光ファイバ保持部材2−3aと2−
3bを保持したステージ5−1と5−2を対向して配置
し、上面および側面観察用CCDカメラ3−1、3−2
で受像機7に映し出された画像を見ながらθxおよびθy
方向の平行度を調整した。
【0029】次に、光ファイバ保持部材2−3aを保持
しているステージ5−1をz軸にそって移動し、接合端
面の距離を15μm程度まで接近させ、光ファイバ保持
部材2−3aの第1心の光ファイバから、1550nm
±100nm程度の波長の広がりを有する光を入射し
た。また、光ファイバ保持部材2−3bの第1心の出力
光の第2波長スペクトルを光スペクトラムアナライザー
4で測定した。この時、光ファイバ保持部材2−3a、
2−3bの接合端面の間に多重反射が発生し、図5に示
するような周期的にパワー変動する波長スペクトルが測
定された。図5に示す波長スペクトルにおいて、山部の
波長はλ1が1511nm、λ2が1595nmであるの
で、(1)式から第1心側の間隙d1は14.3μmで
あった。
【0030】次に、切替えスイッチ6を第16心側に切
替え、同様の方法によって第16心側の間隙d16を決定
した。第1心と第16心の出力光の波長スペクトルを光
スペクトラムアナライザー4によって測定し、両者のΔ
λが等しくなるように、第1心と第16心の接合端面の
距離を調整することによって、接合端面距離d1とd1 6
を等しく調整 することができ、接合端面が平行に配置
することができた。このように調整した後、ステージ5
−1をz方向に移動して光部品1の出力端1−2に接近
させ、紫外線硬化型樹脂で接着した。このように接続し
た光部品について第1心の接合端面と第16心の接合端
面との間隙の差を顕微鏡で調べた結果、誤差は3μmで
あった。この差は0.05°の精度に相当する。
【0031】(比較例)因みに、実施形態2と同様の方
法で作成した光ファイバ保持部材2−3a、2−3bを
図7に示した接続装置を用いて通常の方法で接続した。
【0032】接続方法は、ステージ5−1、5−2に保
持した光ファイバ保持部材2−2aと2−3bとを接近
させ、上面および側面観察用CCDカメラ3−1、3−
2で受像機7に映し出された画像を見ながら端面の平行
度(θxとθy)を合わせた。次に、光ファイバ保持部材
2−3aを保持しているステージ5−1をz軸にそって
移動し、接合端面の距離を1μm程度まで接近させると
共に、この光ファイバ保持部材2−3aの光軸が光ファ
イバ保持部材2−3bの光軸と略一致するように仮調整
した。
【0033】最後に、光ファイバ保持部材2−3aに光
を入射し、他方の光ファイバ保持部材2−3bの出力パ
ワーをモニタし、これらのパワーが最大となるように調
整すると共に、接合端面を樹脂で固着した。このように
接続した光部品について第1心側の接合端面と第16心
の接合端面との間隙の差を顕微鏡で調べた結果、誤差は
20μmであり、高精度の接続は困難であった。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0035】本発明の接続方法によれば、接続される光
部品の接合端面間に多重反射を生じせしめ、各波長の多
重反射光を合成して形成される波長スペクトルのピッチ
を測定して間隔を調整するので、接続される光部品の幅
が広い場合でも高精度に調整して接続することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係わる光部品の接続装置を示す全
体図である。
【図2】本実施形態に係わる導波路型光部品の平面図で
ある。
【図3】本実施形態に係わる光ファイバ保持部材の斜視
図である。
【図4】本実施形態に係わる他の光ファイバ保持部材の
斜視図である。
【図5】接合端面間に形成された波長スペクトルの測定
例を示すグラフである。
【図6】実施形態2によって接続された光部品を示す斜
視図である。
【図7】実施形態2に係わる光部品の接続装置を示す全
体図である。
【図8】従来の接続方法を説明するための図である。
【図9】従来法によって接続された光部品を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1・・・導波路型光部品、1a、1b・・・光導波路、1−1
・・・入力端、1−2・・・出力端、2−1、2−2、 2−
3a、2−3b・・・光ファイバ保持部材、2−1a、2
−2a・・・基板、2−1b、2−2b・・・V溝、2−1
c、2−2c・・・押え板、3・・・観察用カメラ、 4・・・光
スペクトラムアナライザー、5・・・ステージ、6・・・切替
スイッチ、7・・・受像機、8・・・コントローラ、9・・・光
源、10・・・光ファイバ、11・・・リボン型光ファイバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂原 政一 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光路を有する2つの光部品を対
    向して配置し、当該光部品の接合端面を介して接続する
    光部品の接続方法において、 前記光部品の接合端面を所定の間隙を設けて配置する第
    1工程と、 前記光部品の1つの光路に連続的に波長が変化する光を
    入射して前記光部品の接合端面間で多重反射を生じせし
    め、出力側では前記各波長の多重反射光によって形成さ
    れる第1波長スペクトルを観察すると共に、前記光部品
    の他の1つの光路に前記光を入射して前記光部品の接合
    端面間に形成される第2波長スペクトルを観察する第2
    工程と、 前記第1波長スペクトルの周期的パワー変動のピッチと
    前記第2波長スペクトルの周期的パワー変動のピッチと
    が等しくなるように前記接合端面の間隙を調整する第3
    工程と、 前記光部品の接合端面を接近して接合せしめる第4工程
    とを備えることを特徴とする光部品の接続方法。
  2. 【請求項2】 前記第2工程の波長スペクトルは、接合
    端面の間隙がd、周期的パワー変動の山と山あるいは谷
    と谷の波長がλ1、λ2(λ2>λ1)、ピッチがΔλ=λ
    2−λ1、屈折率がnの場合、 d={λ1/Δλ+1}λ1/2n={λ2/Δλ−1}
    λ2/2n の関係にあることを特徴とする請求項1に記載の光部品
    の接続方法。
  3. 【請求項3】 前記第2工程の第1波長スペクトルと第
    2波長スペクトルの観察は前記光部品の接合端面におい
    て両外周部に形成された光路について観察する工程であ
    ることを特徴とする請求項1に記載の光部品の接続方
    法。
  4. 【請求項4】 z軸を光軸とし、x方向に並べられた複
    数本の光路を有する2つの光部品を当該光部品の接合端
    面間に所定の間隙を設けて配置し、前記接合端面を平行
    に調整してから接近して接続する光部品の接続装置にお
    いて、 前記接合端面の上面および側面を観察するカメラと、前
    記光部品を保持すると共にx軸、z軸およびこれらと直
    交するy軸方向とθx、θyおよびθz方向に移動あるい
    は回転可能なステージと、前記光部品に入射する光を発
    振する光源と、前記光を受光し、波長スペクトルを測定
    する光スペクトルアナライザーとを備えることを特徴と
    する光部品の接続装置。
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