JPH10281356A - 部品の接合構造 - Google Patents

部品の接合構造

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JPH10281356A
JPH10281356A JP9089304A JP8930497A JPH10281356A JP H10281356 A JPH10281356 A JP H10281356A JP 9089304 A JP9089304 A JP 9089304A JP 8930497 A JP8930497 A JP 8930497A JP H10281356 A JPH10281356 A JP H10281356A
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adhesive
component
fitting
connection end
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Makoto Suyama
誠 巣山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の目的とするところは嵌合した部品相互
の嵌合面に供給した接着剤が外観部位や他の部分へはみ
出すことを防止し、汚れたり外観が損なわれたりしない
ようにした部品の接合構造を提供することにある。 【解決手段】本発明は、接着剤により接続される2個以
上の部品の接合構造において、部品1,2相互が嵌合さ
れると共に、嵌合部に位置する壁部に、その嵌合面に通
じる、接着剤を流し込む供給用孔8を設け、この孔8を
通じて部品相互が嵌合される嵌合面に接着剤を供給して
部品相互を接着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば医療用器具
の内視鏡や処置具等における2個以上の部品を接着剤で
接続する接合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パイプ材等の樹脂製部品相互を接
着する場合の一般的な方法としては次のような2つの方
法があり、内視鏡や処置具等の医療用器具においても、
それらの方法が採用されてきた。第1の方法は2つの部
品の接続端部相互を印籠式に嵌め合わせると共にその両
部品の嵌合部外周に形成される合わせ目の隙間から嵌合
部内へ接着剤を流し込んで両部品を接着するものであ
る。第2の方法は予め1個の部品の接着される面に接着
剤を塗布し、それを別部品に当てて接着するものであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
(従来技術の問題点)第1の方法にあっては2つの部品
の接続端部を印籠式に嵌合したときの合わせ目の隙間か
ら接着剤を流し込んだ際、接着剤が合わせ目の隙間から
外へ、はみ出し易く、外から見ることができる部位に接
着剤がはみ出す結果、外観を損なう。また、合わせ目の
隙間から接着剤を流し込むようにするため、その合わせ
目の隙間を密着させることができず、むしろある程度大
きい幅で隙間を開けなければならなかった。従って、合
わせ目の隙間が大きくなり、これによっても外観を損な
う。
【0004】一方、第2の方法にあってはパイプ部品等
を嵌合して接着する場合、接着剤が嵌合部分から外に押
し出され、外へはみ出した接着剤が外観を損なう。いず
れの方法にしても外観上見栄えが悪いものであった。
【0005】さらに、従来のいずれの方法も塗布した接
着剤が必要箇所以外の部分へはみ出し易いために、接着
部周辺が接着剤で汚れる事態を発生させるという問題が
あった。
【0006】また、接着対象物を溶剤で化学的に溶かし
て両者を接合する、いわゆる溶剤接着方式のものにあっ
ては目的とする接着面以外に溶剤が付着すると、その表
面が溶かされ、特に外観が損なわれるという問題があっ
た。
【0007】本発明は上記課題に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは嵌合した部品相互の嵌
合面に供給した接着剤が外観部位や他の部分へはみ出す
ことを防止し、汚れたり外観が損なわれたりしないよう
にした部品の接合構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】
(手段)本発明は、部品相互が嵌合されると共に、その
嵌合部が接着剤により接続される2個以上の部品の接合
構造において、嵌合部に位置する壁部に、上記嵌合部の
嵌合面に通じる、接着剤を流し込む供給口部分を設けた
ことを特徴とする。 (作用)部品に設けられた小さな孔や切欠き部等からな
る供給口部分を通じて、部品相互が嵌合される嵌合面に
接着剤を供給して部品相互を接着する。
【0009】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]図1及び図2を参照して、本発明の第
1実施形態を説明する。図1は本実施形態において接着
される複数部品の組立状態の平面図であり、図2はその
部品組立状態の縦断面図である。
【0010】(構成)この実施形態ではパイプ形状の2
つの樹脂製部品を接着して接続する例のものである。第
1の部品1は樹脂で成形されたパイプ形状部品であり、
第2の部品2は同じく樹脂材料で成形されたパイプ形状
部品である。第1の部品1と第2の部品2はその突き当
て端部を互いに嵌め合わせてその嵌合面を接着剤にて接
着して接続される。
【0011】第1の部品1の接続端部4はそれ以外の部
分と内外径とも等径なストレートのパイプ形状をなして
いる。一方、第2の部品2の接続端部5はその外周が小
径な段部として形成されている。そして、第1の部品1
の接続端部4の内周面と第2の部品2の接続端部5の外
周面が互いに嵌合するように形成されており、両者の嵌
合面の間の隙間に接着剤を流し込んで接着するようにな
っている。第1の部品1の接続端部4の終端と第2の部
品2の接続端部5における段部の立上り壁面との合わせ
目の隙間6は僅かに形成されている。
【0012】第1の部品1の接続端部4と第2の部品2
の接続端部5とは嵌合すると共に、その嵌合部における
外側に位置する、第1の部品1の接続端部4における壁
部には、1個以上の比較的小さな孔8が形成されてい
る。上記孔8はこれより接着剤を流し込む供給口部分を
構成するものである。そして、孔8から互いに嵌合する
接続端部4,5の嵌合面の間の隙間に水状の接着剤を流
し込み、互いに嵌合した接続端部4,5の両者を接着し
て接続するようになっている。
【0013】第1の部品1と第2の部品2を形成する材
料は例えば、ポリスルフォン、フェノールサルフォン、
ポリエーテルイミド、ポリフェニルサルホン、ポリアミ
ドイミド、ポリエーテルサルホン、ポリフタルサルホ
ン、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド等の熱可
塑性樹脂である。接着剤としては例えば、テトラヒドラ
フランやメチルエチルケトン等が用いられる。
【0014】一方、図2において示すように、接着剤注
入用ニードル9が用意されている。このニードル9は第
1の部品1と第2の部品2を接着する際に、接着剤供給
用孔8に水状の接着剤を流し込むためのものである。ニ
ードル9の先端部分は上記孔8の径よりも細く、その孔
8内に挿入可能なものである。尚、第1の部品1の接続
端部4はそれ以外の部分と内外径が異なってもよいこと
は言うまでもない。
【0015】(作用)第1の部品1と第2の部品2の接
続方法を説明する。まず最初に、第1の部品1の接続端
部4内に第2の部品2の接続端部5を押し込んで挿入
し、図2で示す状態に、印籠式に嵌め合わせる。このと
き、第1の部品1と第2の部品2の嵌合部分の間の隙間
はわずかである。
【0016】一方、この嵌合部から若干離れた位置に設
置された、水状の接着剤を入れた容器(図示せず)内の
液にニードル9の先端を付け、ニードル9の先端部に適
量の接着剤を付着させる。そして、このニードル9の先
端を上記第1の部品1の接着剤注入用孔8の位置へ移動
し、その孔8内に、ニードル9の先端を挿入して接着剤
を流し込むと、第1の部品1と第2の部品2の接合部に
おける嵌合面の間はわずかな隙間であるために接着剤が
毛細管現象で嵌合面全体にしみわたり、接合部全体が接
着される。
【0017】また、供給された接着剤が多少多くても第
1の部品1と第2の部品2には外部に臨む部分に隙間6
があるため、余った接着剤はその隙間6に溜まり、外観
部へはみ出すことはない。尚、接着剤としては接着対象
物を溶剤で化学的に溶かして両者を接合する接着する接
着剤の場合であってもよい。この場合には第1の部品1
と第2の部品2の材料に接着剤で溶融する樹脂を使用す
る。
【0018】(効果)本実施形態によれば、第1の部品
1と第2の部品2の嵌合部に供給した接着剤が外観部に
はみ出すことを防止できる。尚、本実施形態において部
品形状はパイプ状で記載したが、板、ロッド材等の形状
でも良い。また、接着剤注入用孔8は図示のものでは丸
形状であるが、貫通していれば、四角、三角等の他形状
でも構わない。また、ニードル9は本実施形態ではパイ
プ状のニードルを用いたが、接着剤を付着させて孔8内
に供給できれば、棒、ペン先等でも構わない。さらに、
ニードル9にポンプ及び接着剤タンクを接続し、ポンプ
を駆動して接着剤タンクの接着剤を適量ずつ分注する方
式で、接着剤注入用孔8に接着剤を供給するようにして
もよい。
【0019】第1実施形態の適用例としては内視鏡用処
置具の手元操作部本体とシースの2部品の例や、内視
鏡、処置具やカテーテル等における2部品のシースやチ
ューブの例がある。
【0020】[第2実施形態]図3及び図4を参照し
て、本発明の第2実施形態を説明する。 (構成)この実施形態では第1実施形態においての第1
の部品1における接続端部4に設けた孔8の代わりに、
その接続端部4の端縁に1個所以上の比較的小さな切欠
き部11を設け、これを接着剤供給口部分としたもので
ある。これ以外は前述した第1実施形態と同様であるの
で、それらの説明は省略する。
【0021】(作用)第1の部品1と第2の部品2を接
合する場合、第1の部品1と第2の部品2を図4で示す
ように嵌合した状態で、切欠き部11から接着剤を供給
する。この点以外については前述した第1実施形態のも
のと同じである。
【0022】(効果)本実施形態によれば、第1実施形
態の効果に加えて、第1の部品1は接着剤供給口部分を
切欠き部11としたから、第1実施形態の形状に比べ、
安価に製作することが可能なものとなる。
【0023】[第3実施形態]図5を参照して、本発明
の第3実施形態を説明する。 (構成)この実施形態では第2の部品2における接続端
部5の外周面部に、その全周にわたる1本以上の溝2
2,23を設けたものである。この溝22,23を設け
た点以外は前述した第1実施形態と同様であるので、そ
れらの説明は省略する。
【0024】尚、溝22,23の断面形状は図5で示す
ような三角形のもの以外でもよく、例えば半円状や矩形
状等の形状でも構わない。溝22,23の数は本実施形
態では2本で示したが、必要により1本、または3本以
上でも構わない。また、周回する無端状の溝ではなく線
分状のものや点々の穴状のものであってもよい。
【0025】(作用)第1実施形態と同じである。 (効果)本実施形態によれば、ニードル9により接着剤
供給用孔8に供給された接着剤が多すぎて接続端部4,
5の嵌合面間の隙間のみで吸収しきれない場合でも、余
った接着剤を溝22,23に溜めることで、外観部への
接着剤のはみ出しを防止することが可能である。
【0026】[第4実施形態]図6を参照して、本発明
の第4実施形態を説明する。 (構成)この実施形態において第1の部品31はその中
央に貫通孔32を設けた部材である。この第1の部品3
1の接続端部33には直径Cで深さDのくぼみ穴34が
同軸的に形成されている。第1の部品31におけるくぼ
み穴34の壁部には1個以上の比較的小さな接着剤供給
用孔35が設けられている。
【0027】第2の部品36もその中央に貫通孔37が
形成されており、この貫通孔37は第1の部品31の貫
通孔32に同軸的に連通する。第2の部品36の先端部
には、第1の部品31のくぼみ穴34の内面に嵌合する
接続端部38が形成されている。この接続端部38の外
周は外側に位置する第1の部品31のくぼみ穴34の内
面に嵌合する小径の段部として形成されている。そし
て、第1の部品31のくぼみ穴34内に第2の部品36
の接続端部38を嵌め込むと、第1の部品31の接続端
部33における先端が、その第2の部品36の接続端部
38の段部における立上り端面(接触面)39に突き当
たるようになっている。
【0028】さらに、第2の部品36の接続端部38の
外周における、立上り端面39に隣接する後端部分には
周回する溝41が形成されている。また、第2の部品3
6の接続端部38における先端縁には小径とした段差部
42が形成されている。段差部42より内側に位置す
る、接続端部38における先端面43は第1の部品31
のくぼみ穴34の内端面との間にわずかな隙間を形成し
ている。
【0029】尚、第2の部品36の接続端部38におけ
る先端面43を第1の部品31のくぼみ穴34の内端面
と密着させる場合には第1の部品31の接続端部33に
おける先端が、第2の部品36の接続端部38の段部に
おける立上り端面39との間に若干の隙間を形成するよ
うに設定する。
【0030】また、溝41と段差部42の断面形状は図
6で示す如くいずれも矩形状としたが、これ以外でも三
角形や半円状等の他の形状でも構わない。本実施形態で
は溝41が1本だけのものであるが、接続端部38の中
間部に1本または複数本の溝を加えてもよい。さらに接
続端部38の中間部のみに溝を形成してもよい。この実
施形態において他の構成は前述した第1の実施形態と同
じであるので、それらの説明は省略する。
【0031】(作用)この実施形態において、第1の部
品31と第2の部品36を嵌合して接着する場合、まず
第1の部品31のくぼみ穴34内に、第2の部品36の
接続端部38を嵌め込む。このとき、第1の部品31の
接続端部33における先端が、その第2の部品36の接
続端部38の段部における立上り端面39に突き当た
り、第2の部品36の接続端部38における先端面43
は第1の部品31のくぼみ穴34の内端面との間にわず
かな隙間を形成する。
【0032】そして、前述した第1実施形態の場合と同
様、孔35にニードル9の先端を挿入して接着剤を供給
すると、第1部品31と第2の部品36の接合端部にお
ける嵌合面の間に接着剤が毛細管現象でしみ込み、その
嵌合面全体に行きわたり接合端部全体が接着される。ま
た、供給された接着剤が多少多くても第1の部品31と
第2の部品36の間には溝41及び段差部42の隙間が
あるため、余った接着剤はその隙間内に溜まり、外観部
または内部の貫通孔32,37内へ回り込むことはな
い。
【0033】それらの隙間のみで吸収しきれない場合で
も、第1の部品31の接続端部33における先端と、第
2の部品36の接続端部38の段部における立上り端面
39との間を密着した場合には外部へのはみ出しを完全
に防止できる。一方、第2の部品36の接続端部38に
おける先端43と第1の部品31のくぼみ穴34の内端
面との間を密着させた場合には貫通孔32,37内へ接
着剤の回り込みを完全に防止できる。
【0034】(効果)本実施形態によれば、ニードル9
により孔35に供給された接着剤が多すぎて嵌合部の隙
間のみで吸収しきれない場合でも余った接着剤を溝41
や段差部42内に溜めることで外観部への接着剤のはみ
出しを防止することが可能である。さらに本実施形態で
は段差部42に接着剤が溜まってもこれよりくぼみ穴3
4と先端面43の間の隙間は小さいので接着剤が貫通孔
32,37へまわりこむことが防止でき、その貫通孔3
2,37の表面を接着剤で汚すことがない。また、接続
端部33,38の嵌合部に隣接する突き当て部分を密着
させれば、その方への接着剤のはみ出しを完全防止する
ことができる。
【0035】第4実施形態の適用例としては内視鏡用処
置具の手元操作部本体を構成する2部品の例がある。 <付記>上記の説明によれば、以下のような事項が得ら
れる。 1.部品相互が嵌合されると共に、その嵌合部が接着剤
により接続される2個以上の部品の接合構造において、
嵌合部における、例えば外側に位置する壁部に、上記嵌
合部の嵌合面に通じる、接着剤を流し込む供給口部分を
設けたことを特徴とする部品の接合構造。 2.付記項1において、部品相互の嵌合面の終端にはわ
ずかな隙間があることを特徴とする部品の接合構造。 3.付記項1において、接着剤を流し込む供給口部分
は、少なくとも一方の部品に形成された1個以上の孔ま
たは切欠きであることを特徴とする部品の接合構造。 4.付記項1において、部品相互の嵌合面の間に接着剤
を流し込む供給口部分の近傍における上記嵌合面に余分
な接着剤を収容する溝や段部等の収容部を設けた少なく
とも1つの部品を用いたことを特徴とする部品の接合構
造。
【0036】5.付記項1において、部品相互の嵌合面
部に近接して向き合う端面相互部分が複数ある場合、少
なくとも1つ端面相互部分はわずかな隙間が設けられた
ことを特徴とする部品の接合構造。 6.付記項1の接合構造において、少なくとも一方の部
品は少なくとも嵌合部分が樹脂製であり、使用する接着
剤はその樹脂を溶かす作用があることを特徴とする部品
の接合構造。 7.付記項6において、使用する接着剤は水状の粘度で
あることを特徴とする部品の接合構造。 8.2個以上の部品を接着剤により接続する部品の接合
方法において、部品相互の嵌合面に通じる供給口部分
に、接着剤を流し込む供給部材で、接着剤を供給するこ
とを特徴とする部品の接合方法。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
観部及び必要箇所以外への接着剤のはみ出しを防止する
ことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る部品の組立状態の平面図。
【図2】同じく第1実施形態に係る部品組立状態の縦断
面図。
【図3】第2実施形態に係る部品組立状態の平面図。
【図4】同じく第2実施形態に係る部品組立状態の縦断
面図。
【図5】第3実施形態に係る部品組立状態の縦断面図。
【図6】第4実施形態に係る部品組立状態の縦断面図。
【符号の説明】
1…第1の部品、2…第2の部品、4…第1の部品の接
続端部、5…第2の部品の接続端部、8…接着剤供給用
孔、9…接着剤注入用ニードル。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年9月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】一方、この嵌合部から若干離れた位置に設
置された、水状の接着剤を入れた容器(図示せず)内の
液にニードル9の先端を漬け、ニードル9の先端部に適
量の接着剤を付着させる。そして、このニードル9の先
端を上記第1の部品1の接着剤注入用孔8の位置へ移動
し、その孔8内に、ニードル9の先端を挿入して接着剤
を流し込むと、第1の部品1と第2の部品2の接合部に
おける嵌合面の間はわずかな隙間であるために接着剤が
毛細管現象で嵌合面全体にしみわたり、接合部全体が接
着される。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】さらに、第2の部品36の接続端部38の
外周における、立上り端面39に隣接する部分には周回
する溝41が形成されている。また、第2の部品36の
接続端部38における先端縁には小径とした段差部42
が形成されている。段差部42より内側に位置する、接
続端部38における先端面43は第1の部品31のくぼ
み穴34の内端面との間にわずかな隙間を形成してい
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品相互が嵌合されると共に、その嵌合部
    が接着剤により接続される2個以上の部品の接合構造に
    おいて、嵌合部に位置する壁部に、上記嵌合部の嵌合面
    に通じる、接着剤を流し込む供給口部分を設けたことを
    特徴とする部品の接合構造。
JP9089304A 1997-04-08 1997-04-08 部品の接合構造 Withdrawn JPH10281356A (ja)

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