JPH10279147A - 幅広の可撓性帯状物の裁断方法及び裁断装置 - Google Patents

幅広の可撓性帯状物の裁断方法及び裁断装置

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JPH10279147A
JPH10279147A JP8534997A JP8534997A JPH10279147A JP H10279147 A JPH10279147 A JP H10279147A JP 8534997 A JP8534997 A JP 8534997A JP 8534997 A JP8534997 A JP 8534997A JP H10279147 A JPH10279147 A JP H10279147A
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flexible band
pipe
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JP8534997A
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Takashi Sakuma
隆 佐久間
Hiromichi Asari
弘道 麻里
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2406/00Means using fluid
    • B65H2406/10Means using fluid made only for exhausting gaseous medium
    • B65H2406/11Means using fluid made only for exhausting gaseous medium producing fluidised bed
    • B65H2406/113Details of the part distributing the air cushion
    • B65H2406/1131Porous material

Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅広の可撓性帯状物を所定の幅を持つ幅狭の
可撓性帯状物に高精度に裁断することができる幅広の可
撓性帯状物の裁断方法及び裁断装置を提供する。 【解決手段】 供給部2である原反ロール3から繰り出
された幅広の原反4を案内する複数のガイドローラ5a
〜5f及び5hと、原反4の供給速度を制御するための
基準装置でもあり、原反4を介して対向配置された弾性
ローラ6及び基準ローラ7と、幅広の原反4を所定の幅
狭の磁気テープ8(8a,8b)に裁断する裁断部9
と、裁断部9によって所定の幅に裁断された磁気テープ
8を複数のガイドローラ10(10a,10b,10
c,10d)を介してそれぞれ巻き取る巻取りロール1
1(11a,11b)と、裁断部9の近傍に配設された
多孔質パイプ20とから構成され、多孔質パイプ20に
エアを供給することにより、裁断部9の直前で原反4を
浮上させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は幅広の可撓性帯状物
の裁断方法及び裁断装置に関し、特に、幅広の可撓性帯
状物を幅方向に均一な張力を与えながら裁断部へ供給す
ることができる幅広の可撓性帯状物の裁断方法及び裁断
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、幅広の可撓性帯状物を所定の
幅に裁断する幅広の可撓性帯状物の裁断装置(以下、単
に「裁断装置」とも表記する)が用いられている。な
お、本発明でいう「幅広の可撓性帯状物」とは、一般
に、厚みが例えば5μm〜300μm、長さが1000
m〜10000mにも及ぶポリエチレンテレフタレート
等のようなプラスチックフィルム、紙、樹脂を塗布ある
いはラミネートした紙、アルミニウム,銅等の金属箔
等、また、それらの表面に用途に応じて表面処理、例え
ば磁性塗布液、写真感光塗布液、表面保護塗布液、帯電
防止塗布液あるいは滑性用塗布液を塗布する表面処理、
あるいは、磁性金属、非磁性金属あるいはその合金を真
空蒸着する表面処理等が施され、そして必要に応じて仕
上げ処理が施された後、所定の幅及び長さに裁断されて
製品となるものである。
【0003】その代表的な例としては、塗布型や蒸着型
の磁気テープ、各種フィルム、印画紙、金属箔等を挙げ
ることができる。以下の説明においては、便宜上、幅広
の可撓性帯状物として磁気テープを採り挙げて説明す
る。
【0004】まず、従来の裁断装置を図8を参照して説
明する。図8は従来の裁断装置の構成を示す模式図であ
る。テープレコーダやビデオテープレコーダに用いられ
る磁気テープは、幅広で長尺のポリエステル等のベース
フィルムの表面に、磁性塗料を塗布して形成した、ある
いはCo−Ni合金、Co−Cr合金等の金属磁性材料
を真空蒸着等の真空薄膜形成手段によって直接形成した
幅広で長尺の磁気テープ原反(以下、単に「「原反」と
も表記する)を図8に示したような裁断装置を用い所定
の幅に裁断して得られるものである。
【0005】従来の裁断装置1は、供給部2である原反
ロール3から繰り出された幅広の原反4を案内する複数
のガイドローラ5a〜5hと、原反4の供給速度、例え
ば500m/分の速度を制御するための基準装置でもあ
り、原反4を介して対向配置された弾性ローラ6及び基
準ローラ7と、幅広の原反4を所定の幅狭の磁気テープ
8(8a,8b)に裁断する裁断部9と、裁断部9によ
って所定の幅に裁断された磁気テープ8を複数のガイド
ローラ10(10a,10b,10c,10d)を介し
てそれぞれ巻き取る巻取りロール11(11a,11
b)とを具備している。なお、図8においては、便宜
上、原反4を2本の磁気テープ8a,8bに裁断する様
子を図示してあるが、実際はより多数の磁気テープに裁
断される。
【0006】裁断部9は、その詳細な構造の説明を省略
するが、所定の間隔幅で複数の回転雌刃が配列されてい
る下ナイフ13と、回転雌刃に対応して所定の間隔幅で
複数の回転雄刃が配列されている上ナイフ12とから構
成されている。
【0007】ところで、金属磁性材料を用い真空薄膜形
成手段によって磁気記録層を形成した原反や極薄のベー
スフィルムを用いた原反のように、極めて薄く作成され
た原反4は裁断特性が比較的悪いことから、裁断部9に
おいて高精度の幅を保って裁断することが極めて困難と
なる。このため、下ナイフ13の回転雌刃及び上ナイフ
12の回転雄刃の形状、材質あるいは回転速度、原反4
の供給速度等についての種々の検討が行われている。こ
のように、原反4の裁断精度を向上させるための検討
は、これまでは専ら裁断部9の改善を中心に行われてい
た。
【0008】一方で、裁断精度の向上検討を重ねていっ
た過程で、裁断部9で原反4を高精度に裁断するために
は、原反4の裁断部9への供給状態も極めて重要である
ことが判明した。上述したような極めて薄く作成された
原反4の原反ロール3は、僅かな厚みむらでもロール状
に数千から数万層に巻かれ積層することで、厚みむらの
部分がのびや皺になってしまうことが多い。また、原反
ロール3にその製作過程で熱処理を施す場合には、その
のびや皺が顕著になることがある。
【0009】原反4ののび及び皺の部分は、原反4の幅
方向で見るとたるみとなっている。図8に示した従来の
裁断装置1にのびや皺を有したままの原反4を供給する
と、幅方向においてのび及び皺の部分は張力が小で、の
び及び皺の部分以外は張力が大の状態で裁断部9に至
る。一般的に張力が大で裁断された原反は幅が広く、張
力が小で裁断された原反は幅が狭く裁断されるため、裁
断された磁気テープ8の幅寸法にばらつきが生じるとい
った問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明が解決
しようとする課題は、幅広の可撓性帯状物を、幅方向に
おける張力が均一な状態で裁断部に供給することによ
り、幅広の可撓性帯状物を所定の幅を持つ幅狭の可撓性
帯状物に高精度に裁断することができる幅広の可撓性帯
状物の裁断方法及び裁断装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の幅広の可撓性帯状物の裁断方法は、幅広で
長尺の可撓性帯状物を供給する工程と、供給された可撓
性帯状物を所定の幅に裁断する裁断工程と、裁断された
可撓性帯状物をそれぞれ巻き取る工程とを有する幅広の
可撓性帯状物の裁断方法において、裁断工程の直前に、
供給された可撓性帯状物を多孔質ガイドに巻き付けると
ともに、多孔質ガイドより空気を噴射し、可撓性帯状物
を浮上させる工程を有することを特徴とする。
【0012】また、本発明の幅広の可撓性帯状物の裁断
装置は、幅広で長尺の可撓性帯状物を供給する帯状物供
給部と、供給された可撓性帯状物を所定の幅に裁断する
裁断部と、裁断された可撓性帯状物をそれぞれ巻き取る
複数の巻取りロールとを備えた幅広の可撓性帯状物の裁
断装置において、裁断部の可撓性帯状物進行方向上流側
の近傍に、供給された可撓性帯状物に空気を噴射し、可
撓性帯状物を浮上させる多孔質ガイドを配設したことを
特徴とする。上記の多孔質ガイドは、例えば円筒状の多
孔質パイプ等を用いることができる。
【0013】本発明の幅広の可撓性帯状物の裁断方法及
び裁断装置によれば、多孔質ガイドの外周面に巻き付け
た幅広の可撓性帯状物に空気を噴射し浮上させることに
より、幅広の可撓性帯状物ののび及び皺が伸ばされ、幅
広の可撓性帯状物を幅方向に均一な張力を有した状態で
裁断部へ供給することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図
面を参照して説明する。なお、図中の構成要素で従来の
技術と同様の構造をなしているものについては、同一の
参照符号を付すものとする。
【0015】図1は本発明の裁断装置で用いる多孔質ガ
イドとしての多孔質パイプを示す図であり、(a)は側
面断面図、(b)は正面断面図である。図2は本発明の
裁断装置の構成を示す模式図である。まず、多孔質パイ
プの構成について説明する。図1(b)に示すように、
多孔質パイプ20は、中心軸として多孔質パイプ20の
幅より十分に長い寸法の中空の固定軸であるパイプ支軸
21を備え、パイプ支軸21の両端は裁断装置のフレー
ムに装着されている。パイプ支軸21の管壁には、均一
に複数の貫通孔22が形成されている。貫通孔22は、
多孔質パイプ20に原反4を巻き付ける範囲と同様の範
囲に形成してあればよいが、パイプ支軸21の全面、あ
るいは任意の位置に形成してもよい。パイプ支軸21に
は、図示を省略したエアコンプレッサや圧縮空気配管等
のエア供給手段が接続されており、パイプ支軸21の両
端のエア供給口からエアを供給するようになされてい
る。
【0016】多孔質パイプ20の幅(軸方向の長さ)
は、幅広の原反4の幅よりやや長い((広い)寸法を有
しており、その外径寸法は例えば75mmと、多孔質パ
イプ20に隣接するガイドローラの外径寸法と同じ外径
寸法とすることが望ましい。多孔質パイプ20の管壁
は、全周に渡って例えば開孔率20%以上の均一な多孔
で構成されている。多孔質パイプ20の両端にはシール
板23が装着されており、多孔質パイプ20の側面を気
密に保っている。また、図1(a)に示すように、多孔
質パイプ20の内周面の原反4が巻き付けられない範囲
に、マスク24が貼着されている。マスク24は塩化ビ
ニル、PET(ポリエチレンテレフタレート)等でなる
通気性のないシートを用いることができる。また、多孔
質パイプ20の原反4が巻き付けられない範囲を、通気
性のない部材で構成してもよい。
【0017】上述したパイプ支軸21及び多孔質パイプ
20は固定されており、回転しないものである。多孔質
パイプ20は、例えばアルミニウム等の金属粉末や粒子
を型に入れ、適当な温度と圧力条件下で焼結することに
より作製することができる。あるいは、真鍮、PP(ポ
ロプロピレン)、PE(ポリエチレン)、セラミクス、
セルロース繊維やウール等の材質を用いて作製してもよ
い。
【0018】以上の説明では、多孔質ガイドとして円筒
状の多孔質パイプ20を例示したが、多孔質ガイドとし
ては、上面が曲面で他の部位が任意の形状、例えば矩形
の断面形状がかまぼこ形等の他の形状を有する多孔質ガ
イドを用いることもできる。この場合、曲面部位を多孔
質部材で構成し、他の部位を通気性のない部材で構成し
て用いることができる。
【0019】次に、本発明の裁断装置の構成について図
2を参照して説明する。本発明の裁断装置14は、従来
の裁断装置1と同様に、供給部2である原反ロール3か
ら繰り出された幅広の原反4を案内する複数のガイドロ
ーラ5a〜5f及び5hと、原反4の供給速度、例えば
500m/分の速度を制御するための基準装置でもあ
り、原反4を介して対向配置された弾性ローラ6及び基
準ローラ7と、幅広の原反4を所定の幅狭の磁気テープ
8(8a,8b)に裁断する裁断部9と、裁断部9によ
って所定の幅に裁断された磁気テープ8を複数のガイド
ローラ10(10a,10b,10c,10d)を介し
てそれぞれ巻き取る巻取りロール11(11a,11
b)とを具備しており、裁断部9の原反進行方向上流側
の近傍、例えば従来の裁断装置1におけるガイドローラ
5gの配設位置に、図1に示した多孔質パイプ20を配
設して構成したものである。
【0020】そして、多孔質パイプ20と、多孔質パイ
プ20に隣接するガイドローラ5f及び5hとで浮上部
15を構成している。多孔質パイプ20の配設にあたっ
ては、従来の裁断装置1におけるガイドローラ5gのシ
ャーシ部分に取り付ける。
【0021】次に、本発明の裁断装置1の動作について
説明する。図2に示すように、原反ロール3から繰り出
された原反4は、ガイドローラ5a〜5eで案内され、
基準ローラ7及び弾性ローラ6に挟持されて供給速度を
制御された後、浮上部15に至る。浮上部15において
は、原反4をガイドローラ5f及び5hにより、多孔質
パイプ20外周面の広範な範囲、例えば120°〜20
0°の範囲に渡って巻き付ける。そして、エア供給手段
の駆動によりパイプ支軸21から導入したエアを、多孔
質パイプ20の多孔から噴射し、原反4を浮上させる。
これにより、原反4ののび及び皺を伸ばし幅方向に均一
な張力を与えた状態で、原反4を裁断部9へと供給する
ことができる。
【0022】次に、多孔質パイプ20を用いて原反4の
幅方向張力分布の測定を行った。図3(a)は測定に用
いた測定器の全体構成を示す斜視図、図3(b)は測定
器の一部を示す側面図である。この測定器は、図3
(a)に示すように、2つのガイドローラ26a,26
b及びその間に配置した多孔質パイプ20に原反4を巻
き付け、一方のガイドローラ26bと原反4とで圧力セ
ンサシート25(ニッタ社製:タクタイルセンサnew
scanシステム PINCH−A3)を挟持したもの
である。そして、原反4の両端に同一の張力Tを加え、
多孔質パイプ20にエアを供給しないときと、エアを供
給したときの圧力センサシート25の出力値をそれぞれ
測定した。図3(a)中、二点鎖線はエアを供給しない
とき、実線はエアを供給したときの原反4をそれぞれ示
す。
【0023】この測定器は、図3(b)に示すように、
圧力センサシート25を用いて原反4の圧力(センサ出
力値P)を測定することにより、原反4の幅方向張力分
布を測定することができるものであり、センサ出力値P
と張力Tとの関係は下記(1)式で表すことができる。
【数1】
【0024】エアを供給したときの測定結果を図4に、
エアを供給しないときの測定結果を図5にそれぞれ示
す。図5においては、幅広磁気テープ原反の中央部分に
おいては極端に張力(センサ出力値P)が小さく、かつ
張力のばらつきが大であることがわかる。一方、図4に
おいては、多孔質パイプよりエアを噴射し幅広の原反を
浮上させ、原反ののび及び皺を伸ばすことにより、幅広
磁気テープ原反の両端部を除いて張力がほぼ一定であ
り、かつ張力のばらつきも小であることがわかる。従っ
て、多孔質パイプの採用により、原反を幅方向張力がほ
ぼ均一な状態に矯正できることが確認された。
【0025】さらに、図2に示した本発明の裁断装置1
4で裁断した幅狭磁気テープのテープ幅の分布と、図8
に示した従来の裁断装置1で裁断した幅狭磁気テープの
テープ幅の分布とをレーザ式テープ幅測定器(ソニー社
製)により測定した。なお、裁断にあたっては両装置と
も同一の原反を使用し、サンプル数は47とした。
【0026】本発明の裁断装置14による測定結果を図
6に、従来の裁断装置1による測定結果を図7にそれぞ
れ示す。図7においては標準偏差(σ)が0.0033
0であったのに対し、図6では標準偏差(σ)が0.0
0228であり、テープ幅のばらつきが小であった。従
って、本発明の裁断装置14によれば、多孔質パイプ2
0の採用により、裁断部9へ原反4を幅方向張力がほぼ
均一な状態で供給することができるため、幅広の磁気テ
ープ原反4を精度良く裁断し、テープ幅のばらつきの少
ない幅狭の磁気テープ8を作製できることが確認され
た。
【0027】上記の形態例では、幅広の可撓性帯状物と
して磁気テープを採り挙げて説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、先述したような他の幅広の
可撓性帯状物を所定の幅に裁断する裁断装置にも適用す
ることができる。
【0028】
【発明の効果】本発明の幅広の可撓性帯状物の裁断方法
及び裁断装置によれば、多孔質ガイドに広範囲に渡って
巻き付けた幅広の可撓性帯状物にエアを噴射し、浮上さ
せることにより、幅広の可撓性帯状物ののび及び皺を伸
ばし、幅方向に均一な張力を付与しながら裁断部に供給
することができ、幅広の可撓性帯状物を高精度に、かつ
安定した状態で裁断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の幅広の可撓性帯状物の裁断装置に用
いる多孔質パイプを示す図であり、(a)は側面断面
図、(b)は正面断面図。
【図2】 本発明の幅広の可撓性帯状物の裁断装置の構
成を示す模式図。
【図3】 原反の幅方向張力分布の測定に用いた測定器
を示す図であり、(a)は測定器の全体構成を示す斜視
図、(b)は測定器の一部を示す側面図。
【図4】 多孔質パイプにエアを供給したときの幅広磁
気テープ原反の幅方向張力分布を示すグラフ。
【図5】 多孔質パイプにエアを供給しないときの幅広
磁気テープ原反の幅方向張力分布を示すグラフ。
【図6】 本発明の裁断装置で裁断した幅狭磁気テープ
のテープ幅分布を示すグラフ。
【図7】 従来の裁断装置で裁断した幅狭磁気テープの
テープ幅分布を示すグラフ。
【図8】 従来の幅広の可撓性帯状物の裁断装置の構成
を示す模式図。
【符号の説明】
2…供給部、3…原反ロール、4…原反、5a〜5f,
5h…ガイドローラ、6…弾性ローラ、7…基準ロー
ラ、8…磁気テープ、9…裁断部、10…ガイドロー
ラ、11…巻取りロール、12…上ナイフ、13…下ナ
イフ、14…本発明の裁断装置、15…浮上部、20…
多孔質パイプ、21…パイプ支軸、22…貫通孔、23
…シール板、24…マスク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 幅広で長尺の可撓性帯状物を供給する工
    程と、 供給された前記可撓性帯状物を所定の幅に裁断する裁断
    工程と、 裁断された前記可撓性帯状物をそれぞれ巻き取る工程と
    を有する幅広の可撓性帯状物の裁断方法において、 前記裁断工程の直前に、 供給された前記可撓性帯状物を多孔質ガイドに巻き付け
    るとともに、前記多孔質ガイドより空気を噴射し、前記
    可撓性帯状物を浮上させる工程を有することを特徴とす
    る幅広の可撓性帯状物の裁断方法。
  2. 【請求項2】 幅広で長尺の可撓性帯状物を供給する帯
    状物供給部と、 供給された前記可撓性帯状物を所定の幅に裁断する裁断
    部と、 裁断された前記可撓性帯状物をそれぞれ巻き取る複数の
    巻取りロールとを備えた幅広の可撓性帯状物の裁断装置
    において、 前記裁断部の可撓性帯状物進行方向上流側の近傍に、 供給された前記可撓性帯状物に空気を噴射し、前記可撓
    性帯状物を浮上させる多孔質ガイドを配設したことを特
    徴とする幅広の可撓性帯状物の裁断装置。
  3. 【請求項3】 前記多孔質ガイドは、円筒状の多孔質パ
    イプであることを特徴とする請求項2記載の幅広の可撓
    性帯状物の裁断装置。
JP8534997A 1997-04-03 1997-04-03 幅広の可撓性帯状物の裁断方法及び裁断装置 Pending JPH10279147A (ja)

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