JPH10278563A - 空調装置の配管接続部のシール構造 - Google Patents

空調装置の配管接続部のシール構造

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JPH10278563A
JPH10278563A JP9108182A JP10818297A JPH10278563A JP H10278563 A JPH10278563 A JP H10278563A JP 9108182 A JP9108182 A JP 9108182A JP 10818297 A JP10818297 A JP 10818297A JP H10278563 A JPH10278563 A JP H10278563A
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JP
Japan
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air conditioner
connector
seal
hole
seal material
Prior art date
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Pending
Application number
JP9108182A
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English (en)
Inventor
Mutsuhiro Onodera
睦浩 小野寺
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Bosch Corp
Original Assignee
Zexel Corp
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Publication date
Application filed by Zexel Corp filed Critical Zexel Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H1/00557Details of ducts or cables
    • B60H1/00571Details of ducts or cables of liquid ducts, e.g. for coolant liquids or refrigerants
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00507Details, e.g. mounting arrangements, desaeration devices
    • B60H2001/00635Air-tight sealing devices

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配管接続用コネクタに外嵌のシール材のシー
ル性の向上を図るものである。 【解決手段】 配管接続用のコネクタの外周にシール材
を外嵌する。このシール材には、そのシール面に切り込
みが形成されている。このため、このシール材を仕切壁
に空調ケースを介して押し付けると、切り込みが開いて
形状変形を内周側へ伝えずコネクタ周囲に隙間が発生せ
ず、シールが確実となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調装置の配管
接続部のシール構造、詳しくは、配管接続用コネクタが
仕切壁の開口部に車室内側から挿入され車室外へ突出し
て、該コネクタに車室外側から配管接続を行うようにし
た空調装置にあって、仕切壁の開口部と配管接続用コネ
クタとの隙間のシールの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調装置にあって、空気冷却用
のエバポレータは、ヒータコア等と共に空調ケース内に
配されて車室内のインストルメントパネルの下方に配置
され、またコンプレッサ、コンデンサはエンジンルーム
内に設けられ、これらと前記エバポレータとは、配管に
て接続されて冷房サイクルが構成されているものであ
る。したがって、配管結合上、エンジンルームと車室内
を仕切る仕切壁を介して連通されている。
【0003】近年、空調装置の組付作業等の簡素化の要
請から、冷媒の導出入パイプの接続をエンジンルーム側
から行われるようになってきており、そのために、車室
内に配される空調装置の構造も変化してきている。即
ち、弊社出願(特開平8−216668号)に示すよう
に、空調ケース13内に収納されるエバポレータ3に一
端に直接ブロック型の膨張弁4を配し、その膨張弁4に
配管接続用コネクタ20を取付け、このコネクタ20を
空調ケース13の開口部2より突出させている。
【0004】このような構造の空調装置1の組付時に、
仕切壁7の開口部8へ前記コネクタ20を車室内から車
室外へ突出させるようにして、その突出したコネクタ2
0に配管9,10をエンジンルーム内から接続させてい
た。したがって、この開口部8とコネクタ20との間に
は、当然ながら隙間がありシールしなければ雨水ないし
排熱などが進入するためシール装置が必要となってい
る。
【0005】この公知例(特開平8−216668号)
のシール装置は、シール材6がコネクタ20に外嵌され
ると共に、コネクタ20のつば23がシール材6の内周
側の外面(エンジンルーム側)と接触し、またシール材
6の外周側で、外面で仕切壁の開口部8の縁部に接触さ
れると共に、内面で空調ケース13に接触して空調ケー
ス13側から押圧されることで開口部8の気密を保って
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シール
材6に空調ケース13からの押圧力にて仕切壁7の開口
部8の縁部が該シール材6にくい込み、図5に示される
ように、矢印に示したような力が働いて孔40が外用方
向へ引き寄せられ、コネクタ20との間に図示のような
隙間が出来て、この隙間を介して雨水等が侵入するなど
の不都合が発生していた。
【0007】このため、この発明においては、コネクタ
に外嵌のシール材により開口部のシール性の向上を図る
ことを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】しかして、この発明に係
る空調装置の配管接続部のシール構造は、配管接続用コ
ネクタが仕切壁の開口部を挿通すると共に、この配管接
続用コネクタにシール材が外嵌され、該シール材を仕切
壁に空調ケースを介して押し付けると共に、シール材の
シール面に切り込みを形成したことにある(請求項
1)。このため、コネクタに外嵌するシール材が仕切壁
と空調ケースに挟まれると、シール材が形状変形し反コ
ネクタ側に向かって働く力が生じるが、この力を切り込
みが開くことで吸収し、コネクタ側の内周側に影響を与
えずシール材とコネクタとの間に隙間が生じることなく
シール性は完全に保たれる。
【0009】また、シール材の中心に孔を有する(請求
項2)し、コネクタへの外嵌時に、該コネクタのつばが
その外面に接触される(請求項3)し、さらに、シール
材のシール面の切り込みは、貫通孔と相似形である(請
求項4)と共に、その材質はウレタンで製造された(請
求項5)ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を以
下に説明する。
【0011】図1及び図2において、空調装置1は、積
層型のエバポレータ3が空調ケース13に収納され、図
1にその一部が示され該エバポレータ3の側部に形成の
出入口通路20,21に膨張弁4が膨張弁取付継手22
を介して取付られている。
【0012】膨張弁4は、ブロック型のもので、それ自
体公知のものであるから、ここでは説明を省略するが、
後述する配管接続用コネクタ5を介して冷媒流入用の高
圧配管9と流出用の低圧配管10とが接続され、流入用
の配管9を介してコンデンサ側から送られてくる高圧高
温冷媒をエバポレータ3へ導くと共に、エバポレータ3
で蒸発気化した冷媒を流出用の配管10を介してコンプ
レッサに送出するようになっている。
【0013】空調ケース13の側壁には、ブロック型の
膨張弁4と対峙する位置に、開口部が形成され、このこ
の開口部2を介してブロック型の膨張弁4と配管9,1
0と接続するための配管接続用コネクタ5がケース外に
突出している。この配管接続用コネクタ5は、図3にも
示されるように、平面から見て中央部両脇に形成された
通孔14,14を介してブロック型膨張弁4と共に螺子
15,15にて前記膨張弁取付継手22に螺子止めされ
ており、また配管9,10を挿着させる連通路16,1
7と、配管9,10をフランジ11,12によって螺子
止めする螺子孔17,18とが前記通孔14の上下にそ
れぞれ形成されている。
【0014】また、前記配管接続用コネクタ5には、周
囲につば5aが張り出し、該つば5a先端は空調装置1
側に曲がって形成されている。
【0015】空調装置1の側方には、車室の内外を区画
する仕切壁7が設けられ、この仕切壁7には前記空調ケ
ース13の開口部2と整合する箇所に縁部を車室側へ折
り曲げた開口部8が形成されている。そして、前記配管
接続用コネクタ5の外周にシール材6が外嵌され、この
シール材6が前記配管接続用コネクタ5のつば5aに接
しながら仕切壁7と空調ケース13とにより挟持されて
いる。
【0016】シール材6は、図4に示されるごとく、所
定の厚みを有する平面状のウレタンを型抜きして製造さ
れ、中心に長円状の孔6aを有し、外周端も同じように
前記孔6aと相似形の長円形状となっている。前記孔6
aは、前記した配管接続用コネクタ5の外形形状に等し
いか又は多少寸法的に小さな相似形状となっている。そ
してシール面の一方である外面6cに前記孔6aと相似
形の切り込み6bが形成されている。なお、シール面の
他方である内面6dには切り込みは表れていない。
【0017】以上のようなシール材6を組付けシールす
るには、コネクタ5を膨張弁4に取付前にシール材6の
外面6cをコネクタ5のつば5aに向けて外嵌する。コ
ネクタ5とシール材6は孔6aの寸法から確実に密着す
る。その後にコネクタ5を螺子15,15を介して空調
装置1内に収納のエバポレータ3に固着の膨張弁4に取
付ける。これによりシール材6の内面6dの外周面側が
空調ケース13に接触した状態となる。
【0018】そして、空調装置1はインストルメントパ
ネル下の所望の位置に取付られると、前記コネクタ5が
仕切壁7に形成の開口部8内に挿入され、その反膨張弁
側が車室外へ面しながら突出される。その際に、コネク
タ5に外嵌のシール材6の外面6cの外周は、仕切壁7
の開口部8の縁部に接触するようになる。
【0019】即ち、空調装置1が車体に完全に取付られ
ると、シール材6は空調ケース13の押圧力にて仕切壁
7に押圧されることになる。特に仕切壁7と空調ケース
13との挟持力にてシール材6を外周方向(反コネクタ
側方向)へ引き寄せられるが、切り込み6bが図1,図
2に示すごとく、断面V形に開いてその力を伝えず、孔
6aが拡大せずにコネクタ5間に隙間が発生しなくなっ
た。したがって、シールは完全に維持されるものであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、コネ
クタに外嵌するシール材が仕切壁と空調ケースに挟まれ
ると、シール材が変形して反コネクタ側に向かって働く
力が生じるが、この力を切り込みが開かれて吸収し、シ
ール材の内周側に影響を与えずシール材とコネクタとの
間に隙間が生じることなく、シール性は完全保たれる効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】同上の要部拡大断面図である。
【図3】空調装置がインストルメントパネルの適所に取
付られる前の配管接続用コネクタ側から見た正面図であ
る。
【図4】4aはシール材の正面図であり、4bはその断
面図である。
【図5】従来例の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 空調装置 3 エバポレータ 4 膨張弁 5 配管接続用コネクタ 5a つば 6 シール材 6a 孔 6b 切り込み 6c 外面 6d 内面 7 仕切壁 8 開口部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配管接続用コネクタが仕切壁の開口部を
    挿通すると共に、 この配管接続用コネクタにシール材が外嵌され、該シー
    ル材を仕切壁に空調ケースを介して押し付けると共に、
    シール材のシール面に切り込みを形成したことを特徴と
    する空調装置の配管接続部のシール構造。
  2. 【請求項2】 シール材の中心に孔を有することを特徴
    とする請求項1記載の空調装置の配管接続部のシール構
    造。
  3. 【請求項3】 シール材は配管接続用コネクタへの外嵌
    時に、該配管接続用コネクタのつばがその外面に接触さ
    れるようにしたことを特徴とする請求項1記載の空調装
    置の配管接続部のシール構造。
  4. 【請求項4】 シール材のシール面の切り込みは、貫通
    孔と相似形としたことを特徴とする請求項1記載の空調
    装置の配管接続部のシール構造。
  5. 【請求項5】 シール材はウレタンであることを特徴と
    する請求項1記載の空調装置の配管接続部のシール構
    造。
JP9108182A 1997-04-10 1997-04-10 空調装置の配管接続部のシール構造 Pending JPH10278563A (ja)

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