JPH10276365A - 映像データ圧縮装置、映像記録再生装置および映像データの圧縮符号化方法 - Google Patents

映像データ圧縮装置、映像記録再生装置および映像データの圧縮符号化方法

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JPH10276365A
JPH10276365A JP8008297A JP8008297A JPH10276365A JP H10276365 A JPH10276365 A JP H10276365A JP 8008297 A JP8008297 A JP 8008297A JP 8008297 A JP8008297 A JP 8008297A JP H10276365 A JPH10276365 A JP H10276365A
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circuit
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video
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JP8008297A
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Koichi Ono
公一 小野
Hideo Nishijima
英男 西島
Takayuki Kanesaki
隆之 兼先
Sunao Horiuchi
直 堀内
Nobuyoshi Tsukiji
伸芳 築地
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
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    • HELECTRICITY
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    • H04N19/42Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals characterised by implementation details or hardware specially adapted for video compression or decompression, e.g. dedicated software implementation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の映像データを予測符号化を用いて効率的
にデータ圧縮を行う。 【解決手段】記録時メモリ制御回路13により、映像入
力端子1〜4に入力された映像データが時分割で混合さ
れた混合映像データVSMIrを、映像入力端子1〜4
毎に切り分けて対応するメモリ6〜9に書き込む。ま
た、メモリ6〜9に書き込んだ混合映像データを、メモ
リ6〜9から順番に、所定フレーム数分まとめて読み出
す。そして、MPEG符号化回路11で、当該読み出し
た所定フレーム数分毎に、フレーム間の予測符号化を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像情報の圧縮符
号化装置に関するものであり、特に、監視システムなど
の、複数のビデオカメラで得られた映像情報を順次切り
換えて記録する映像記録装置に好適な圧縮符号化装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数のビデオカメラ(以下、
単にカメラとも称する)で撮像した映像をスイッチャ部
で切り替えて、長時間記録に対応したタイムラプスVT
Rに時分割で記録する監視システムが用いられている。
【0003】このような監視システムとして、特開昭6
4−65989号公報記載のものや、特公平5−733
12号公報記載のものなどがある。
【0004】特開昭64−65989号公報記載のもの
では、基準信号などを使って複数のカメラを同期化する
ことで、映像信号切替時の不連続をなくすようにしてい
る。
【0005】また、VTRの記録タイミングと、映像信
号の切り替えタイミングとを同期化することで、動作が
不安定になる期間を短くしている。これにより、結果的
に映像切り替えの周期を短くすることができるので、時
間的に密度の高い記録を可能にしている。
【0006】さらに、映像信号にカメラの識別信号を重
畳して記録し、再生時に、その識別信号を検出すること
で、希望の映像のみを選択的にモニタすることができる
ようにしている。
【0007】特公平5−73312号公報記載のもので
は、2系統の映像選択手段と2系統の映像信号同期化手
段とを適当なタイミングで切り替えながら用いること
で、外部同期がかからないカメラや、同期化方式が異な
るカメラが混在する監視システムにおいて、任意の複数
の映像信号を同期化して切り替えるようにしている。
【0008】なお、複数のカメラで撮像した映像を時分
割で切り替えて一つの混合映像信号として出力する装置
は、一般にフレームスイッチャと呼ばれ、既に多くの製
品がある。
【0009】ところで、近年、デジタルの画像データを
記録したり再生したりデジタル映像記録再生装置が普及
しつつある。
【0010】一般に、映像のデジタル記録では、情報量
が増大して記録できる時間が短くなるのを防ぐため、画
像データを圧縮して記録している。
【0011】画像データの圧縮方法としては、JPEG
(Joint Photographic Experts Group)やMPEG(Mo
ving Pictures Experts Group)等の規格がある。
【0012】これらの圧縮技術に関しては多くの文献が
あるので、詳細の説明は省略するが、アルゴリズムのポ
イントのみを以下に簡単に説明する。
【0013】まず、JPEGについて説明する。
【0014】JPEGでは、画像を小ブロックに分割
し、ブロック毎にDCT(Discrete Cosine Transfer)
により2次元周波数成分に変換する。そして、変換後の
データを非線形量子化およびエントロピー符号化するこ
とで、データ量を削減する。
【0015】画像のフレーム内相関が高いと、上記の2
次元周波数成分が集中するため、符号化効率が上がり、
画質劣化を生じさせることなくデータ量を削減すること
ができる。
【0016】しかしながら、細かい絵柄の画像では、フ
レーム内相関が小さくなるので、圧縮効率が低くなる。
このため、JPEGで画質劣化がほとんど認められない
圧縮率は数分の一〜十分の一程度といわれている。
【0017】次に、MPEGについて説明する。
【0018】MPEGでは、上述したJPEGと同様の
処理の他に、フレーム間の相関を利用してデータ量を削
減している。すなわち、フレーム間の差分をとり、差分
データに上記DCTなどの処理を行っている。これは、
一般に、フレーム間予測符号化と呼ばれている。
【0019】MPEGを用いた場合、動きの少ない映像
では、フレーム間の差分がほとんど生じないため、出力
すべきデータ量が非常に小さくなる。
【0020】また、MPEGでは、フレーム間の動きベ
クトルを検出して動き補償を行うので、動きのある映像
に対しても予測符号化の効率は非常に高くなる。
【0021】この結果、一般に、数十分の一の圧縮でも
画質劣化がほとんど認められないといわれており、MP
EG圧縮符号化を用いた記録再生装置では、JPEGを
用いた場合よりも、同等の画質の映像データを、長時間
記録することができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来の監視システムで
は、上述したように、アナログの映像信号を磁気テープ
上に記録するタイムラプスVTRが主流であるが、上記
説明したデジタル記録装置を用いて監視システムを構成
することも可能である。
【0023】すなわち、カメラが1台の場合は、その出
力映像信号をデジタル化し、その後、MPEG方式でデ
ータ圧縮してデータ量を削減して、ディスクやテープ上
に記録する。また、カメラが複数台の場合は、カメラ各
々に対応させてMPEG圧縮符号化装置および記録再生
装置を設け、カメラ各々の映像信号をデジタル記録す
る。
【0024】ところで、一般に、MPEG圧縮符号化装
置は非常に高価である。これを複数台用いると非常に高
価な監視システムになってしまう。したがって、システ
ムの低価格化のためには、従来の監視システムのよう
に、複数のカメラで得た映像信号を1台の圧縮符号化装
置でデータ圧縮して、記録することが好ましい。
【0025】しかしながら、フレームスイッチャで作成
された混合映像信号をデジタル化してMPEG圧縮しよ
うとすると以下に示す問題が生じる。
【0026】通常、異なるカメラで得られた映像に相関
はない。したがって、異なるカメラで得られた映像間の
差分データ量は、同一のカメラで得られた映像間の差分
データ量よりも非常に大きくなる。
【0027】このため、時分割により複数のカメラの映
像を頻繁に切り替えると、フレーム間予測符号化の効果
がなくなってしまう。映像データを効率的に圧縮して記
録することができない。
【0028】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、複数の映像データを、予測符号
化を用いて効率的にデータ圧縮を行うことができる映像
データ圧縮装置、映像記録再生装置、および映像データ
の圧縮符号化方法を提供することにある。
【0029】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第一の態様は、複数種の映像データが時分
割で混合された混合映像データを圧縮する映像データ圧
縮装置であって、前記複数種の映像データ毎にフレーム
あるいはフィールドを単位とする画像間の予測符号化を
行うことで、前記混合映像データを圧縮することを特徴
とする。
【0030】たとえば、前記混合映像データを記憶する
第一の記憶手段と、前記記憶手段への前記混合映像デー
タの書き込みおよび読み出しを制御する第一の制御手段
と、前記混合映像データの画像間の予測符号化を行う予
測符号化手段と、を設ける。
【0031】そして、前記第一の制御手段に、前記混合
映像データを前記複数種の映像データ毎に切り分けて、
前記第一の記憶手段に書き込ませるとともに、前記第一
の記憶手段に書き込まれた前記混合映像データを、前記
複数種の映像データ毎に、複数画像分まとめて順次読み
出させ、前記予測符号化手段に、前記第一の記憶手段か
ら複数画像分まとめて順次読み出された映像データの画
像間の予測符号化を行わせる。
【0032】また、たとえば、前記混合映像データが、
前記複数種の映像データが任意画像数分毎に順次切り替
えられて混合されたものである場合、前記混合映像デー
タの画像間の予測符号化を行う予測符号化手段を設け
る。そして、当該予測符号化手段に、前記任意画像数に
前記複数種の映像データの数を乗算した値に、自然数を
乗算した値の画像数分離れた画像同士の予測符号化を行
わせる。
【0033】本発明の第一の態様によれば、複数の映像
データが混合された混合映像データを、前記複数の映像
データ毎に画像間の予測符号化を行って圧縮するので、
当該混合映像データを効率よく圧縮することができる。
【0034】また、本発明の第二の態様は、複数種の映
像データを圧縮する映像データ圧縮装置であって、フレ
ームあるいはフィールドを単位とする画像の所定数分の
映像データを、前記複数種の映像データから順次取得す
る映像データ取得手段と、前記映像データ取得手段で順
次取得した映像データの画像間の予測符号化を行うこと
で、前記混合映像データを圧縮する予測符号化手段と、
を備えていることを特徴とする。
【0035】たとえば、前記映像データ取得手段に、前
記複数種の映像データを記憶する第一の記憶手段と、前
記第一の記憶手段への前記複数種の映像データの書き込
みおよび読み出しを制御する第一の制御手段と、を設け
る。
【0036】そして、前記第一の制御手段に、前記複数
種の映像データ各々を、所定画像数間隔で切り出して、
前記第一の記憶手段に書き込ませるとともに、前記第一
の記憶手段に書き込まれた前記複数種の映像データ毎
に、複数画像分まとめて順次読み出させ、前記予測符号
化手段に、前記第一の記憶手段から複数画像分まとめて
順次読み出された映像データの前記画像間の予測符号化
を行わせる。
【0037】本発明の第二の態様によれば、複数種の映
像データから画像の所定数分の映像データを順次取得
し、当該取得した映像データの画像間の予測符号化を行
なって圧縮するので、当該複数種の映像データを効率よ
く圧縮することができる。
【0038】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の第一実施形態に
ついて、図面を参照して説明する。
【0039】図1は本発明の第一実施形態である映像デ
ータの記録再生装置の概略ブロック図である。
【0040】ここで、符号1〜符号4は映像入力端子、
符号5は同期化切替回路、符号6〜符号9および符号1
6〜19はメモリ、符号11はMPEG符号化回路、符
号12はカメラコード判別回路、符号13は記録時メモ
リ制御回路、符号14は記録再生部、符号15はMPE
G復号化回路、符号21は再生時メモリ制御回路、符号
23はカメラコード付加回路、符号24は表示制御回
路、符号25は映像出力端子、符号26はビデオデコー
ダ回路、そして符号27はビデオエンコーダ回路であ
る。また、符号10は同期化切替回路5と表示制御回路
24とでなるフレームスイッチャである。
【0041】映像入力端子1〜4は、図示していないカ
メラから出力されたアナログの映像信号を入力する。
【0042】同期化切替回路5は、映像入力端子1〜4
に入力された4つのアナログ映像信号をデジタル変換す
るとともに、当該4つの映像信号を同期させながら順次
切り替え、一つの混合映像信号として出力する。また、
当該4つの映像信号を識別するためのカメラコードを、
当該混合映像信号の対応する部分に付加する。
【0043】ビデオデコーダ回路26は、同期化切替回
路5から出力された混合映像信号を、MPEG符号化に
合わせた画素数の輝度信号および色差信号からなる映像
データVSMIrに変換する。
【0044】カメラコード判別回路12は、同期化切替
回路5から出力された混合映像信号からカメラコードを
検出する。
【0045】メモリ(1R)6〜メモリ(4R)9は、
映像データVSMIrの対応する部分を各々格納する。
【0046】記録時メモリ制御回路13は、カメラコー
ド判別回路12で判別されたカメラコードにしたがっ
て、ビデオデコーダ回路26から出力された映像データ
VSMIrを格納するメモリを制御する。
【0047】本実施形態では、カメラコードにしたが
い、映像データVSMIrのうち、映像入力端子1に入
力された映像信号に相当する部分をメモリ(1R)6
に、映像入力端子2に入力された映像信号に相当する部
分をメモリ(2R)7に、映像入力端子3に入力された
映像信号に相当する部分をメモリ(3R)8に、そし
て、映像入力端子4に入力された映像信号に相当する部
分をメモリ(4R)9に、各々格納するようにメモリ
(1R)6〜メモリ(4R)9を制御している。
【0048】また、記録時メモリ制御回路13は、メモ
リ(1R)6〜メモリ(1R)9に順次アクセスして、
各々に格納された任意フレーム数分の映像データVSM
Irをまとめて読み出す。
【0049】このようにすることで、ビデオデコーダ回
路26から出力された映像データVSMIrは、フレー
ムの順番が入れ替わった映像データ、すなわち、映像入
力端子1〜4に入力された映像信号に相当する映像デー
タ各々が、順次、任意フレーム数分ずつ連続して構成さ
れた映像データVSMOrに変換される。
【0050】MPEG符号化回路11は、映像データV
SMOrをMPEG符号化し、MPEGビットストリー
ムBSrとして出力する。
【0051】この際、MPEG符号化回路11は、記録
時メモリ制御回路13の指示にしたがって、ビットスト
リームBSrに、当該ビットストリームBsrに変換さ
れたVSMOrの元となる映像信号のカメラコード情報
を付加する。
【0052】記録再生部14は、MPEG符号化回路1
1から出力されたビットストリームBSrを、ディスク
やテープなど記録媒体に記録する。また、記録媒体に記
録したビットストリームを再生し、当該再生したビット
ストリームBSpを出力する。
【0053】MPEG復号化回路15は、記録再生部1
4で再生されたビットストリームBSpを復号して、輝
度信号および色差信号でなる映像データVSMIpに変
換する。また、当該ビットストリームBSpに付加され
たカメラコードを検出する。
【0054】メモリ(1P)16〜メモリ(1P)19
は、MPEG復号化回路15から出力された映像データ
VSMIpの対応する部分を各々記憶する。
【0055】再生時メモリ制御回路21は、MPEG復
号化回路15で検出されたカメラコードにしたがって、
MPEG復号化回路15から出力された映像データVS
MIpを格納するメモリを制御する。
【0056】本実施形態では、カメラコードにしたが
い、MPEG復号化回路15で復号化されたVSMIp
のうち、映像入力端子1に入力された映像信号に相当す
る部分をメモリ(1P)16に、映像入力端子2に入力
された映像信号に対応する部分をメモリ(2P)17
に、映像入力端子3に入力された映像信号に対応する部
分をメモリ(3P)18に、そして、映像入力端子4に
入力された映像信号に対応する部分をメモリ(4P)1
9に、各々格納するようにメモリ(1P)16〜メモリ
(4P)19を制御している。
【0057】また、再生時メモリ制御回路21は、メモ
リ(1P)16〜メモリ(4P)19に順次アクセスし
て、映像データVSMIpをフレーム単位で順番に読み
出す。このようにすることで、映像入力端子1〜4の映
像信号に相当する映像データがフレーム毎に順次切り替
わって構成された映像データVSMOpを生成する。
【0058】ビデオエンコーダ27は、映像データVS
MOpを複合映像信号に変換する。
【0059】カメラコード付加回路23は、再生時メモ
リ制御回路21の指示にしたがい、ビデオエンコーダ2
7で変換された複合映像信号の垂直ブランキング期間
に、対応するカメラコードを付加する。
【0060】表示制御回路24は、従来のフレームスイ
ッチャにおける再生処理と同様に、カメラコードを判別
して希望するカメラの映像のみを選択的に表示するよう
に、映像出力端子25から映像信号を出力する。
【0061】映像出力端子25は、図示していない映像
を表示するモニタに接続される。
【0062】次に、図1に示す映像データの記録再生装
置の各構成について更に詳細に説明する。
【0063】まず、同期化切替回路5について説明す
る。
【0064】図2は図1に示す同期化切替回路5の概略
構成図である。
【0065】ここで、符号31は映像選択回路A、符号
32は映像選択回路B、符号33は入力タイミング発生
回路、符号34、35はA/Dコンバータ、符号36、
37は切替スイッチ、符号38はFIFO(First In F
irst Out)メモリA、符号39はFIFOメモリB、符
号40は書き込み制御回路A、符号41は書き込み制御
回路B、符号42は読み出し制御回路A、符号43は読
み出し制御回路B、符号44は出力選択回路、符号45
は基準タイミング発生回路、そして、符号47はカメラ
コード付加回路である。
【0066】映像選択回路A31は、基準タイミング発
生回路45の制御信号SAにしたがって、入力端子1〜
4に各々入力されたアナログの映像信号VS1〜VS4
のうちのいずれか一つを選択する。
【0067】映像選択回路B39は、基準タイミング発
生回路45の制御信号SBにしたがって、入力端子1〜
4に各々入力されたアナログの映像信号VS1〜VS4
のうちのいずれか一つを選択する。
【0068】A/Dコンバータ34は、映像選択回路A
31で選択されたアナログの映像信号をデジタル変換す
る。
【0069】A/Dコンバータ35は、映像選択回路B
32で選択されたアナログの映像信号をデジタル変換す
る。
【0070】FIFOメモリA38は、書き込み制御回
路A40の制御信号MWAにしたがってA/Dコンバー
タ34から出力された映像信号を書き込むとともに、読
み出し制御回路A42の制御信号MRAにしたがって、
書き込んだ映像信号VQAを読み出す。
【0071】FIFOメモリB39は、書き込み制御回
路B41の制御信号MWBにしたがってA/Dコンバー
タ35から出力された映像信号を書き込むとともに、読
み出し制御回路B43の制御信号MRBにしたがって、
書き込んだ映像信号VQBを読み出す。
【0072】出力選択回路44は、基準タイミング発生
回路45の制御信号SQにしたがって、FIFOメモリ
A38から読み出された映像信号VQAおよびFIFO
メモリB39から読み出された映像信号VQBのうちの
いずれか一方を選択して出力する。
【0073】基準タイミング発生回路45は、たとえば
内蔵の水晶発振子などを用いて、サブキャリア(色副搬
送波)の4倍の周波数クロックである4fscクロック
を生成する。そして、生成した4fscクロックを基
に、各部へ供給する制御信号を生成する。
【0074】カメラコード付加回路47は、映像選択回
路A31、映像選択回路B32、および出力選択回路4
4での映像選択情報に基づいてカメラコードを発生さ
せ、出力選択回路44の出力映像信号VOの垂直ブラン
キング期間にカメラコードを付加する。
【0075】入力タイミング発生回路33は、入力端子
1〜4各々に入力された映像信号VS1〜VS4から、
水平同期信号および垂直同期信号を分離する。そして、
分離した水平同期信号および垂直同期信号を基に映像信
号の1フレームの開始タイミングおよび終了タイミング
を生成する。また、映像信号VS1〜VS4各々に対
し、当該信号のサブキャリアに位相ロックした4fsc
クロックを発生させる。
【0076】なお、アナログ映像信号VS1〜VS4各
々について生成された、当該信号の1フレームの開始お
よび終了タイミングと、4fscクロックとを、当該信
号の入力タイミングと呼ぶこととする。
【0077】切替スイッチ36は、基準タイミング発生
回路45の制御信号SAにしたがって、入力タイミング
発生回路33で生成された映像信号VS1〜VS4各々
の入力タイミングの中から、いずれか1つの入力タイミ
ングを選択して出力する。
【0078】切替スイッチ37は、基準タイミング発生
回路45の制御信号SBにしたがって、入力タイミング
発生回路33で生成された映像信号VS1〜VS4各々
の入力タイミングの中から、いずれか1つの入力タイミ
ングを選択して出力する。
【0079】書き込み制御回路A40は、基準タイミン
グ発生回路45の制御信号と、切替スイッチ36から出
力された入力タイミングとにしたがい、FIFOメモリ
A38が1フレーム分の映像信号を書き込むように制御
信号MWAを発生する。また、A/Dコンバータ34に
前記入力タイミングに含まれる4fscクロックを供給
する。
【0080】書き込み制御回路B41は、基準タイミン
グ発生回路45の制御信号と、切替スイッチ37から出
力された入力タイミングとにしたがい、FIFOメモリ
B39が1フレーム分の映像信号を書き込むように制御
信号MWBを発生する。また、A/Dコンバータ35に
前記入力タイミングに含まれる4fscクロックを供給
する。
【0081】読み出し制御回路A42は、基準タイミン
グ発生回路45の制御信号にしたがい、FIFOメモリ
A38から映像信号を読み出すタイミングを特定する制
御信号MRAを発生する。
【0082】読み出し制御回路B43は、基準タイミン
グ発生回路45の制御信号にしたがい、FIFOメモリ
B39から映像信号を読み出すタイミングを特定する制
御信号MRBを発生する。
【0083】次に、図2に示す同期化切替回路5の動作
について説明する。
【0084】ここでは、入力端子1〜4に各々入力され
る映像信号VS1〜VS4が互いに非同期(垂直同期の
位相がずれている)の場合の例について説明する。
【0085】図3は図2に示す同期化切替回路5の動作
を説明するためのタイミング図である。
【0086】図3において、1−1〜1−7は映像信号
VS1の1フレーム分の期間、2−1〜2−7は映像信
号VS2の1フレーム分の期間、3−0〜3−7は映像
信号VS3の1フレーム分の期間、そして、4−1〜4
−7は映像信号VS4の1フレーム分の期間を、それぞ
れ示している。
【0087】基準タイミング発生回路45は、2フレー
ム分の期間毎に、映像信号VS1とVS3とを交互に選
択する制御信号SAを生成する。
【0088】したがって、映像選択回路A31で選択さ
れた映像信号VSAは、図3に示すように、2フレーム
分の期間毎に、映像信号VS1と映像信号VS3とが交
互に切り替わる混合映像信号となる。
【0089】書き込み制御回路A40は、映像選択回路
A31で選択された映像信号VSAが切り替わった後、
最初のフレーム開始タイミングから当該フレームの終了
タイミングの間の映像信号(1フレーム分の映像信号)
に対応するデジタル映像データをFIFOメモリA38
に書き込むように、制御信号MWAを生成する。
【0090】これにより、FIFOメモリA38には、
1フレーム分の映像信号VS1と、1フレーム分の映像
信号VS3とが交互に書き込まれる。
【0091】また、FIFOメモリA38は、読み出し
制御回路A42の制御信号にしたがい、格納した1フレ
ーム分の映像信号を読み出すことで、図3に示すよう
に、1フレーム分の映像信号VS1と、1フレーム分の
映像信号のVS3とが、各々2フレーム毎に交互に同期
化された映像信号VQAを出力する。
【0092】以上の動作がB側の回路(映像選択回路3
2、A/Dコンバータ35、FIFOメモリB39、切
替スイッチ37、書き込み制御回路B41、読み出し制
御回路45)でも同様に行われる。
【0093】これにより、FIFOメモリB39から出
力される映像信号VQBは、図3に示すように、1フレ
ーム分の映像信号VS2と、1フレーム分の映像信号V
S4とが、各々2フレーム毎に交互に同期化された信号
となる。
【0094】基準タイミング発生回路45は、1フレー
ム分の期間毎に、選択するデジタル映像データVQA、
VQBを切り替えるように制御信号SQを生成する。
【0095】これにより、出力選択回路44から出力さ
れる映像信号VOは、デジタル変換された映像信号VS
1〜VS4が同期化されて、1フレーム毎に順次切り替
えられた混合映像信号となる。
【0096】その後、カメラコード付加回路47は、垂
直ブランキング期間内の適当な部分に、当該ブランキン
グ期間に続く混合映像信号が、映像信号VS1〜VS4
のいずれに相当するものであるかを示すカメラコードを
付加する。
【0097】図4にカメラコードを付加した映像信号の
例を示す。
【0098】図4は垂直ブランキング内の任意の1H
(水平同期)期間の混合映像信号を示しており、符号5
1は水平同期信号、符号52はカラーバースト信号、A
〜Dの部分は情報信号である。
【0099】図のA〜Dの部分をハイレベル(例えば8
0IRE)、あるいはロウレベル(例えば0IRE)に
設定することで、カメラの番号を示す4ビットの情報と
することができる。
【0100】本実施形態では、映像信号VS1のときは
4ビットの情報が「1」、映像信号VS2のときは
「2」、映像信号VS3のときは「3」、そして映像信
号VS4のときは「4」となるように、カメラコードを
付加している。
【0101】以上に説明した同期化切替回路5の動作に
より、非同期の4つの映像信号を、同期化して、且つカ
メラコードを付加して、時分割で出力することができ
る。
【0102】次に、カメラコード判別回路12について
説明する。
【0103】図5はカメラコード判別回路12の概略構
成図である。
【0104】ここで、符号53はコンパレータ、符号5
4はラッチ回路、符号55は同期分離回路、そして、符
号56はタイミング発生回路である。
【0105】同期分離回路55は、同期化切替回路5か
ら出力された混合映像信号から、水平同期信号と垂直同
期信号とを分離して、出力する。
【0106】タイミング発生回路56は、同期分離回路
55から出力された水平同期信号および垂直同期信号を
基に、カメラコードの情報信号(図4のA〜Dの部分)
の検出タイミングを生成する。
【0107】コンパレータ53は、同期化切替回路5か
ら出力された混合映像信号を、スレショールドレベル
(例えば50IRE)と比較することにより、当該信号
がハイレベルであるか、あるいはロウレベルであるか判
別する。判別された信号は、タイミング発生回路56で
生成された検出タイミングでラッチされ、次のカメラコ
ードをラッチするまでの約1フレーム期間、保持され
る。
【0108】次に、メモリ(1R)6〜メモリ(4R)
9について説明する。
【0109】メモリ(1R)6〜メモリ(4R)9は、
書き込みと読み出しとを同時に行うことができるFIF
Oメモリである。ライトリセット入力にしたがって書き
込みアドレスをリセットし、ライトイネーブル入力がハ
イの期間のみ、書き込みアドレスをインクリメントしな
がらデータを書き込む。
【0110】同様に、リードリセット入力にしたがって
読み出しアドレスをリセットし、リードイネーブル入力
がハイの期間のみ、読み出しアドレスをインクリメント
しながらデータを読み出す。
【0111】次に、記録時メモリ制御回路13について
説明する。
【0112】図6は記録時メモリ制御回路13の概略構
成図である。
【0113】ここで、符号61は60進カウンタ回路、
符号62はデコーダ回路、符号63〜符号66は一致検
出回路、符号67はエッジ検出回路(DEG)群、そし
て、符号68はOR回路である。
【0114】60進カウンタ回路61は、CK端子に入
力されたクロックの立ち上がりに同期してインクリメン
トする。
【0115】デコーダ回路62は、D端子に入力された
カウント値が所定値になったときに所定の出力端子をハ
イレベルにする。
【0116】本実施形態では、図6において、出力「Q
k(kは自然数)」は、D端子に入力されたカウント値
が「k」のときにハイレベルを出力するようにしてあ
る。たとえば、出力「Q0」は、D端子に入力されたカ
ウント値が「0」のときにハイレベルを出力する。
【0117】また、出力「Qk−l( k、lは自然
数)」は、D端子に入力されたカウント値がkになって
から当該カウント値がlになる間、ハイレベルを出力す
るようにしてある。たとえば、出力「Q51−5」は、
D端子に入力されたカウント値が「51」になってから
当該カウント値が「5」になる間、ハイレベルを出力す
る。
【0118】一致検出回路63〜66は、2つの入力値
が一致したときにハイレベルを出力する。
【0119】エッジ検出回路群67を構成するエッジ検
出回路(DEG)各々は、入力パルスの立ち下がりの1
クロック期間のみハイレベルを出力する。
【0120】次に、図6に示す記録時メモリ制御回路1
3の動作について説明する。
【0121】まず、カウンタ回路61は、ビデオデコー
ダ回路26から出力された映像データVSMIrのフレ
ーム基準タイミング(FT)に同期してインクリメント
する。そして、カウント値が59に達すると、次のイン
クリメントでリセットされる。これにより、60フレー
ム周期でメモリ制御のための基準カウント値を発生させ
る。
【0122】次に、デコーダ回路62は、カウンタ回路
61で生成された基準カウント値が「0」、「15」、
「30」、あるいは「45」になったときに、対応する
出力端子「Q0」、「Q15」、「Q30」、「Q4
5」からハイレベルを出力する。
【0123】これらのデコード出力を受けたエッジ検出
回路群67のエッジ検出回路は、当該デコード出力の立
ち下がりの1クロック期間のみハイレベルのパルスを出
力する。このパルスは、ライトリセット信号(図6に示
すMWR1R〜MWR4R)としてメモリ(1R)6〜
メモリ(4R)9に供給される。
【0124】同様に、デコーダ回路62は、カウンタ回
路61で生成された基準カウント値が「50」、
「5」、「20」、あるいは「35」になったときに、
対応する出力端子「Q50」、「Q5」、「Q20」、
「Q35」からハイレベルを出力する。
【0125】これらのデコード出力を受けたエッジ検出
回路群67のエッジ検出回路は、当該デコード出力の立
ち下がりの1クロック期間のみハイレベルのパルスを出
力する。このパルスは、リードリセット信号(図6に示
すMRR1R〜MRR4R)としてメモリ(1R)6〜
メモリ(4R)9に供給される。
【0126】また、デコーダ回路62は、カウンタ回路
61で生成された基準カウント値が「51」になってか
ら、当該カウント値が「5」になるまで、出力端子「Q
51−5」からハイレベルのパルスを出力する。このパ
ルスは、リードイネーブル信号(図6に示すMR1R)
としてメモリ(1R)6に供給される。
【0127】同様に、デコーダ回路62は、カウンタ回
路61で生成された基準カウント値が「6」になってか
ら当該カウント値が「20」になるまで、「21」にな
ってから当該カウント値が「35」になるまで、そし
て、「36」になってから当該カウント値が「50」に
なるまで、それぞれ対応する出力端子「Q6−20」、
「Q21−35」、「Q36−50」からハイレベルの
パルスを出力する。このパルスは、リードイネーブル信
号(図6に示すMR2R〜MR4R)として、メモリ
(2R)7〜メモリ(4R)に供給される。
【0128】一方、一致回路63は、カメラコード判別
回路12で判別されたカメラコードCCODEが「1」
の場合のみ、出力をハイレベルにする。この一致回路6
3の出力は、ライトイネーブル信号(図6に示すMW1
R)としてメモリ(1R)6に供給される。
【0129】一致回路64は、カメラコード判別回路1
2で判別されたCCODEが「2」の場合のみ、出力を
ハイレベルにする。この一致回路64の出力は、ライト
イネーブル信号(図6に示すMW2R)としてメモリ
(2R)7に供給される。
【0130】一致回路65は、カメラコード判別回路1
2で判別されたCCODEが「3」の場合のみ、出力を
ハイレベルにする。この一致回路65の出力は、ライト
イネーブル信号(図6に示すMW3R)としてメモリ
(3R)8に供給される。
【0131】一致回路66は、カメラコード判別回路1
2で判別されたCCODEが「4」の場合のみ、出力を
ハイレベルにする。この一致回路66の出力は、ライト
イネーブル信号(図6に示すMW4R)としてメモリ
(4R)9に供給される。
【0132】上記説明した記録時メモリ制御回路13の
動作をタイミング図で示すと、図7および図8のように
なる。
【0133】図7は、60進カウンタ61のカウント値
が0〜20になるまでの期間、すなわち約21フレーム
分の期間における各部の波形を示している。
【0134】ここで、「書込み領域1」はメモリ(1
R)6の複数の書込みアドレスを代表値で表したもので
あり、各領域には1フレーム分の映像データが記憶でき
るものとする。
【0135】したがって、「書込み領域1」の値は、1
フレーム分の映像データを書き込む毎に1つずつインク
リメントされ、書込みリセット信号MWR1Rにより0
にリセットされる。
【0136】同様に、「書込み領域2」、「書込み領域
3」、「書込み領域4」は、それぞれメモリ(2R)
7、メモリ(3R)8、メモリ(4R)9の複数の書込
みアドレスを代表値で表したものである。
【0137】図7に示すように、カメラコードCCOD
Eは、4フレーム周期で変化するので、ライトイネーブ
ル信号MW1R〜MW4Rは、4フレームに1回の割合
でハイになる。
【0138】60進カウンタ61の値CT60が、0か
ら1に変わるタイミングにおいて、メモリ(1R)6の
ライトリセット信号MWR1Rがハイになり、書込みア
ドレスがリセットされる。
【0139】そして、次のフレーム期間(CT60が1
の期間)に、映像データVSMIrの「1−1」部分
(映像信号VS1の1フレーム分に相当)が、メモリ
(1R)6の領域0に書き込まれる。
【0140】以後、メモリ(1R)6には、4フレーム
毎に、映像データVSMIrから映像信号VS1の1フ
レームに相当する信号が書込まれる。
【0141】一方、メモリ(2R)7のライトリセット
信号MWR2Rは、CT60が15から16に変わるタ
イミングでハイになり、メモリ(2R)7の書込みアド
レスがリセットされる。
【0142】そして、次のフレーム期間(CT60が1
8の期間)に映像データVSMIrの「2−18」部分
(映像信号VS2の1フレーム分に相当)が、メモリ
(2R)7の領域0に書き込まれる。
【0143】以後、メモリ(2R)7には、4フレーム
毎に、映像データVSMIrから映像信号VS2の1フ
レームに相当する信号が書込まれる。
【0144】メモリ(3R)8、メモリ(4R)9のラ
イトリセット信号MWR3R、MWR4Rは、さらに1
5フレームずつずれたタイミングでハイになる。
【0145】そして、上記と同様の要領で、メモリ(3
R)8では映像信号VS3の1フレームに相当する映像
データが、そしてメモリ(4R)9では映像信号VS4
の1フレームに相当する映像データが、それぞれ4フレ
ーム毎に、領域0から順番に書き込まれる。
【0146】図8は、60進カウンタ61が3周弱回る
期間、すなわち約170フレーム分の期間における各部
の波形を示している。
【0147】なお、ここでは、図が煩雑になるのを防ぐ
ため、VSMIrおよびCCODEを省略してある。ま
た、60進カウンタ61のカウント値CT60は、アナ
ログ値で図示した。
【0148】CT60が「50」から「51」に変わる
タイミングにおいて、メモリ(1R)6のリードリセッ
ト信号MRR1Rがハイになり(図示は省略)、読み出
しアドレスがリセットされる。
【0149】そして、次の15フレーム期間(CT60
が「51」になってから「5」になるまでの期間)、リ
ードイネーブル信号MR1Rがハイになり、これによ
り、メモリ1R(6)に書き込まれたデータが領域0か
ら15まで順次読み出される。
【0150】データ読み出し期間中も、4フレーム周期
で断続的に書込みが行われるが、ライトリセット信号M
WR1Rとリードリセット信号MRR1Rの時間差を適
切に(ここでは、50フレーム分)とってあるので、読
み出しアドレスが書込みアドレスを追い越すことはな
い。すなわち、一回の読み出し期間(15フレーム)内
に新しいデータと古いデータとが混在することはない。
【0151】メモリ(2R)7〜メモリ(4R)9の動
作に関しては、図8に示すように、ライトリセット信
号、リードリセット信号およびリードイネーブル信号の
タイミングがほぼ15フレームずつずれている点を除い
て、メモリ1R(6)の動作とほぼ同様である。
【0152】各々のメモリ(1R)6〜メモリ(4R)
9の出力イネーブル信号は、リードイネーブル信号と接
続されており、リードイネーブル信号がロウの場合、出
力がハイインピーダンスになるように制御されている。
【0153】したがって、映像データVSMOrは、図
8に示すように、15フレーム分毎に、メモリ(1R)
6〜メモリ(4R)9から順次まとめて出力される。
【0154】以上に説明した記録時メモリ制御回路13
の動作により、ビデオデコーダ回路26から出力され
た、フレーム単位で順次時分割された映像信号VS1〜
VS4の映像データVSMIrを、15フレーム単位で
順次時分割された映像信号VS1〜VS4の映像データ
VSMOrに変換することができる。
【0155】次に、MPEG符号化回路11について説
明する。
【0156】図9は、図1に示すMPEG符号化回路1
1の概略構成図である。
【0157】ここで、符号71は画像順並び変え回路、
符号72は減算回路、符号73および符号83は切替回
路、符号74はDCT(Discrete Cosine Transfer)変
換回路、符号75は量子化回路、符号76は可変長符号
化回路、符号77はバッファメモリ、符号78は逆量子
化回路、符号79は逆DCT変換回路、符号80は加算
回路、符号81は画像メモリ、符号82は動き補償回
路、符号84は画像タイプ決定回路、符号85は情報量
制御回路、符号86はカメラコード発生回路、そして、
符号87はビデオ多重符号化回路である。
【0158】MPEG符号化では、フレーム間予測符号
化を行わないI(Intra-coded)ピクチャ、前方向フレ
ーム間予測符号化を行うP(Predictive-coded)ピクチ
ャ、および前後両方向フレーム間予測符号化を行うB
(Bidirectonally predictive-coded)ピクチャの三種
類の符号化を、周期的に繰り返す。
【0159】画像タイプ決定回路84は、これらの画像
タイプに応じた処理が周期的に行われるように管理する
カウンタ回路である。記録時メモリ制御回路13からの
RES信号(図6において、OR回路68から出力され
る信号)によりリセットされ、GOP(Group of Pictu
res)を周期として、上記各ピクチャに対応した制御信
号を各部に送出する。
【0160】画像順並び変え回路71は、画像タイプ決
定回路84から出力された制御信号にしたがって、映像
データVSMOrの画面順序を並べ替える。
【0161】切替回路73は、フレーム内符号化とフレ
ーム間符号化とに対応して入力映像データと差分データ
とを選択するものであり、画像タイプ決定回路84から
の制御信号SWCTLに応じて切り替えられる。
【0162】切り替えられた映像データはDCT変換回
路74において8画素×8ラインのブロック単位で空間
周波数領域に変換され、量子化回路75で量子化マトリ
クスとの演算により量子化される。
【0163】量子化回路75で量子化されたデータは、
可変長符号化回路76において、動き補償回路82から
の動きベクトルや符号化モード情報とともに可変長符号
化され、バッファ77で蓄積された後、ビデオ多重符号
化回路87に出力される。
【0164】情報量制御回路85は、バッファメモリ7
7内のデータ量に応じた量子化スケールを設定して、量
子化回路75および逆量子化回路78に送出する。
【0165】また、量子化回路75で量子化されたデー
タは、逆量子化回路78、逆DCT変換回路79で局部
復号化され、画像メモリ81に記憶される。ただし、B
ピクチャは参照画像として用いないので画像メモリ81
に書き込まない。
【0166】このような書込み制御は、画像タイプ決定
回路84からの制御信号にしたがって行われる。
【0167】切替回路83は、フレーム内復号化とフレ
ーム間復号化を選択するための切替回路で、画像タイプ
決定回路84からの制御信号に応じて切り替えられる。
【0168】動き補償回路82は、画像順並び変え回路
71からの映像データを基に入力映像の動きベクトルを
検出し、画像メモリ81の画像データに対して動き補償
を行う。このとき、動き補償回路82は前方向、後方向
及び両方向の動き補償のうち最適な補償を選択して行
い、またフレーム間の相関が非常に小さいと判断した場
合には「0」を出力する。
【0169】なお、Pピクチャでは、前方向の動き補償
のみにするなど、画像タイプにより処理を切り替える
が、この切り替えは画像タイプ決定回路84からの制御
信号にしたがって行われる。
【0170】カメラコード発生回路86は、記録時メモ
リ制御回路13から出力されるリードイネーブル信号
(図6に示すMR1R〜MR4R)に応じて、対応する
カメラコードを発生する。
【0171】たとえば、リードイネーブル信号MR1R
がハイのときは、図8のタイミング図から明らかなよう
に、入力端子1に入力された映像信号VS1に対応する
映像データが、映像データVSMOrとして出力されて
いるので、「1」に相当するカメラコードを発生する。
【0172】このカメラコードは、ビデオ多重符号化回
路87においてMPEG規格で規定されているGOP層
のユーザデータとして付加され、バッファ77からの映
像符号化データとともにMPEGビットストリームBS
rとして出力される。
【0173】図10は、図9に示すMPEG符号化回路
の動作を示すタイミング図である。
【0174】ここで、図7に示に示す記録時メモリ制御
回路13の動作とのタイミング関係を明確にするため
に、60進カウンタ61のカウンタ値CT60、メモリ
(1R)6のリードイネーブル信号MR1R、映像デー
タVSMOr、およびRES信号を示している。
【0175】図10において、GCTは画像タイプ決定
回路84内部のカウンタのカウント値、PTYPE1は
映像データVSMOrの画像タイプ、PTYPE2は図
2に示す画像順並び替え回路71の出力映像信号VSM
OAの画像タイプを示している。
【0176】GCTはRES信号でリセットされるま
で、1フレーム毎にインクリメントする。
【0177】RES信号は、図7から分かるように、1
5フレーム周期でハイになるので、GCTは15フレー
ム周期でカウント値が変化する。
【0178】図10のPTYPE1で示すように、画像
タイプ決定回路84は、GCT=0のときの映像データ
VSMOr(1フレーム分の映像データ)がIピクチャ
として符号化されるように各部に制御信号を送る。
【0179】同様に、GCT=1、2ときはBピクチ
ャ、GCT=3ではPピクチャとなるようにする。
【0180】画像順並び変え回路71は、Bピクチャの
双方向予測符号化を可能にするために、図10に示すよ
うに、Bピクチャが、予測に使われるI、Pピクチャよ
りも後になるように画像の順序を入れ替える。
【0181】この結果、画像順並び替え回路71の出力
映像信号VSMOAのフレーム処理順序は、図10に示
すVSAのようになる。フレーム「1−1」や「2−
2」はIピクチャとして符号化されるので、画像タイプ
決定回路84の制御信号SWCTLをハイにして、切替
回路72、83がB側を選択するようにする。これによ
り、これらの画像を処理するときはフレーム間予測が行
われない。
【0182】上記説明したMPEG符号化回路11で
は、一つのカメラで得られた映像信号に対応する映像デ
ータ(例えば図10に示すVSMOr「1−1」〜「1
−57」)のみでGOPを構成する。
【0183】他のGOPの映像データは別のカメラで得
られた映像信号に対応するものであり、フレーム間予測
を行っても効果はないので、他のGOPとのフレーム間
予測は行わないように、すなわちクローズドGOPとす
る。
【0184】なお、本実施形態では、15フレームでG
OPを構成し、Pピクチャの間隔は3フレーム間隔とし
たが、これらの設定は一例にすぎず、他の設定でもよ
い。ただし、図6に示すカウンタ61の最大カウント値
は、GOP周期の4(カメラの数に相当)倍になるよう
に構成する必要がある。
【0185】次に、記録再生部14について説明する。
【0186】記録再生部14は、たとえば、VHS(Vi
deo Home System)規格の機構系を基本としてデジタル
信号を記録再生できるようにしたD−VHS(Digital-
Video Home System)規格のVTRなどを用いることが
できる。あるいは、光ディスクやハードディスクなどの
ディスク媒体に記録する装置であってもよい。これら
は、記録時間、コスト、信頼性等の条件から最適なもの
を選べばよい。
【0187】理想的には、記録されるビットストリーム
BSrと再生されるビットストリームBSpとが等しいこ
とが望まれる。
【0188】次に、MPEG復号化回路15について説
明する。
【0189】図11は図1に示すMPEG復号化回路1
5の概略構成図である。
【0190】ここで、符号91は加算回路、符号92は
逆DCT変換回路、符号93は逆量子化回路、符号94
は可変長復号化回路、符号95はバッファメモリ、符号
96はビデオ多重復号化回路、符号97は画像メモリ、
符号98は動き補償回路、符号99は遅延保持回路、そ
して符号100は画像順並び変え回路である。
【0191】記録再生部14で再生されたMPEGビッ
トストリームBSpはバッファメモリ95に一時蓄積さ
れ、その後、ビデオ多重復号化回路96に出力される。
【0192】ビデオ多重復号化回路96は、ビットスト
リームBSpから映像符号化データと各種コードを分離
する。そして、映像符号化データを可変長復号化回路9
4へ出力するとともに、各種コードを基に必要な制御信
号を発生して各部へ送出する。
【0193】また、ビデオ多重復号化回路96は、GO
P層のユーザデータとして挿入されたカメラコードを検
出し、遅延・保持回路99に出力する。
【0194】遅延・保持回路99は、カメラコードを映
像信号の復号に要する時間分だけ遅延させ、画像順並び
変え回路100からの出力に同期させる。また、1GO
P期間、その値(本実施形態では、15フレーム期間)
保持して、再生時メモリ制御回路21へ出力する。
【0195】ビデオ多重復号化回路96で分離された映
像符号化データには、基本的に、MPEG符号化回路1
1での符号化処理と逆の処理が施される。この処理は通
常のMPEG復号の動作と変わらないので、動作の概要
のみ簡単に説明する。
【0196】すなわち、可変長復号化回路94で、マク
ロブロック符号化情報が復号されて、符号化モード、動
きベクトル、量子化情報および量子化DCT係数が分離
される。
【0197】復号された8×8の量子化DCT係数は、
逆量子化回路93でDCT係数に復元され、その後、逆
DCT回路92により映像データに変換される。
【0198】なお、イントラ符号化モードの場合はその
まま出力される。
【0199】また、動き補償予測モードの場合は、動き
補償予測されたブロックデータが加算回路91にて加算
される。
【0200】I、Pピクチャについては、その後の復号
処理で参照画面として用いる必要があるため、画像メモ
リ97に書き込まれる。
【0201】最後に、画像順並び変え回路100におい
て、MPEG符化号回路11での符号化処理で、最初に
行われたフレーム順の並び変えと逆の並び変えが行わ
れ、元のフレーム順序、すなわちMPEG符号化回路1
1に入力された映像データVSMOrと同じフレーム順
番の映像データVSMIpを生成する。
【0202】次に、メモリ(1P)16〜メモリ(4
P)19について説明する。
【0203】メモリ(1P)16〜メモリ(4P)19
は、メモリ(1R)6〜メモリ(4R)9と同様に、F
IFOメモリで構成されており、再生時メモリ制御回路
21が発生するライトリセット信号、ライトイネーブル
信号、リードリセット信号及びリードイネーブル信号に
よって制御される。
【0204】これにより、MPEG復号化された映像デ
ータは、フレーム単位で順序が入れ替えられて、メモリ
(1P)16〜メモリ(4P)19に書き込まれる。
【0205】この順序入れ替えは、映像データVSMI
rのメモリ(1R)6〜メモリ(4R)9への書き込み
及び読み出し順序と逆の処理を行うものである。
【0206】次に、再生時メモリ制御回路21について
説明する。
【0207】図12は図1に示す再生時メモリ制御回路
21の概略構成図である。
【0208】ここで、符号101〜符号104は一致検
出回路、符号105〜符号108は立ち上がり検出回
路、符号109〜符号112は遅延回路、符号113は
4進カウンタ、そして、符号114はデコーダ回路であ
る。
【0209】一致回路101は、図11に示す遅延・保
持回路99から出力されたカメラコード(CCODE
p)が「1」のときにハイレベルを出力する。その出力
は、ライトイネーブル信号(MW1P)としてメモリ
(1P)16に入力される。
【0210】一致回路102は、遅延・保持回路99か
ら出力されたカメラコードCCODEpが「2」のとき
にハイレベルを出力する。その出力は、ライトイネーブ
ル信号MW2Pとしてメモリ(2P)17に入力され
る。
【0211】一致回路103は、遅延・保持回路99か
ら出力されたカメラコードCCODEpが「3」のとき
にハイレベルを出力する。その出力は、ライトイネーブ
ル信号MW3Pとしてメモリ(3P)18に入力され
る。
【0212】一致回路104は、遅延・保持回路99か
ら出力されたカメラコードCCODEpが「4」のとき
にハイレベルを出力する。その出力は、ライトイネーブ
ル信号MW4Pとしてメモリ(4P)19に入力され
る。
【0213】立ち上がり検出回路105はライトイネー
ブル信号MW1Pの立ち上がりの1クロック期間のみハ
イレベルにする。その出力は、ライトリセット信号MW
R1Pとしてメモリ(1P)16に入力される。
【0214】立ち上がり検出回路106はライトイネー
ブル信号MW2Pの立ち上がりの1クロック期間のみハ
イレベルにする。その出力は、ライトリセット信号MW
R2Pとしてメモリ(2P)17に入力される。
【0215】立ち上がり検出回路107はライトイネー
ブル信号MW3Pの立ち上がりの1クロック期間のみハ
イレベルにする。その出力は、ライトリセット信号MW
R3Pとしてメモリ(3P)18に入力される。
【0216】立ち上がり検出回路108はライトイネー
ブル信号MW4Pの立ち上がりの1クロック期間のみハ
イレベルにする。その出力は、ライトリセット信号MW
R4Pとしてメモリ(4P)19に入力される。
【0217】遅延回路109は、ライトリセット信号M
WR1Pを1フレーム分遅延させる。その出力はリード
リセット信号MRR1Pとしてメモリ(1P)16に入
力される。
【0218】遅延回路110は、ライトリセット信号M
WR2Pを1フレーム分遅延させる。その出力はリード
リセット信号MRR2Pとしてメモリ(2P)17に入
力される。
【0219】遅延回路111は、ライトリセット信号M
WR3Pを1フレーム分遅延させる。その出力はリード
リセット信号MRR3Pとしてメモリ(3P)18に入
力される。
【0220】遅延回路112は、ライトリセット信号M
WR4Pを1フレーム分遅延させる。その出力はリード
リセット信号MRR4Pとしてメモリ(4P)19に入
力される。
【0221】4進カウンタ113は、映像データVSM
Ipのフレーム基準タイミングFTpにしたがってカウ
ント値を1ずつインクリメントする。
【0222】デコーダ回路114は、4進カウンタ11
3のカウント値が「0」、「1」、「2」、「3」にな
ったときに、それぞれ出力端子「Q0」、「Q1」、
「Q2」、「Q3」をハイレベルにする。出力端子「Q
0」〜「Q3」から出力されるハイレベルの信号は、そ
れぞれメモリ(1P)16〜メモリ(4P)19のリー
ドイネーブル信号MR1P〜MR4Pとなる。
【0223】次に、上記構成の再生時メモリ制御回路2
1による、映像データVSMIpのメモリ(1P)16
〜メモリ(4P)19への書き込み動作および読み出し
動作について説明する。
【0224】図13は再生時メモリ制御回路21による
映像データVSMIpのメモリ(1P)16〜メモリ
(4P)19への書き込み動作を説明するためのタイミ
ング図である。
【0225】メモリ(1P)16〜メモリ(4P)19
に入力される映像データVSMIpは、図13に示すよ
うに、入力端子1〜4に入力された映像信号VS1〜V
S4に対応する映像データが、15フレーム毎に順次切
り替わった構成となっている。また、カメラコードCC
ODEpは、映像信号VS1〜VS4に対応した番号と
なっている。
【0226】まず、メモリ(1P)16への書き込みの
動作および読み出し動作について説明する。
【0227】ライトイネーブル信号MW1Pは、カメラ
コードCCODEpが値「1」を保持している期間、1
5フレーム分の期間中、ハイレベルとなる。
【0228】ライトリセット信号MWR1Pは、ライト
イネーブル信号MW1Pの立上がりエッジ部分でハイと
なるので、映像信号VS1のフレーム「1−1」からフ
レーム「1−57」までの15フレーム分に相当する映
像データVSMIpが連続してメモリ(1P)16に書
き込まれることになる。
【0229】なお、図13中の、ライトイネーブル信号
MW1Pにおける括弧内の数字は、書き込みが行われる
メモリ領域を示している。
【0230】リードリセット信号MRR1Pは、ライト
リセット信号MWR1Pの1フレーム後にハイレベルと
なる。
【0231】リードイネーブル信号MR1Pは、4フレ
ーム周期で1フレーム期間だけハイレベルになるので、
上記書き込み動作によりメモリ(1P)16に書き込ま
れた映像データVSMIpが、4フレーム周期で間欠的
に読み出される。
【0232】なお、図13中の、リードイネーブル信号
MR1Pにおける括弧内の数字は、読み出しが行われた
メモリ領域を示している。
【0233】この結果、メモリ(1P)16〜メモリ
(4P)19から出力される映像データVSMOpは、
図13に示すように、最初の十数フレーム期間は、4フ
レーム周期で入力端子1に入力された映像信号VS1に
対応する映像データのみが出力される。
【0234】次に、メモリ(2P)17への書き込み動
作および読み出し動作について説明する。
【0235】ライトリセット信号MWR2Pおよびライ
トイネーブル信号MW2Pは、メモリ(1P)16に対
するライトリセット信号MWR1P、ライトイネーブル
信号MW1Pより15フレーム遅れて発生する。
【0236】このため、メモリ(1P)16に対する書
き込みから、15フレーム遅れて、映像信号VS2のフ
レーム「2−2」からフレーム「2−58」までの15
フレーム分に相当する映像データVSMIpが、連続し
てメモリ(2P)17に書き込まれることになる。
【0237】また、リードリセット信号MRR2Pが、
ライトリセット信号MWR2Pから1フレーム期間遅れ
てハイレベルになり、その後のリードイネーブル信号M
R2Pがハイレベルの期間中に、上記書き込み動作で書
き込まれた、入力端子2に入力された映像信号VS2に
対応する映像データが、4フレーム周期で読み出され
る。
【0238】なお、図13において、メモリ(3P)1
8およびメモリ(4P)19の書き込みおよび読み出し
動作については、リードイネーブル信号MR3P、MR
4Pを示しているのみであるが、約15フレームずつ遅
れて、上記説明したメモリ(1P)16およびメモリ
(2P)17の場合と同様の動作を行う。
【0239】以上に説明した再生時メモリ制御回路21
の動作により、MPEG復号化回路15から出力され
た、15フレーム単位で順次時分割された映像信号VS
1〜VS4の映像データVSMIpを、ビデオデコーダ
回路26から出力された映像データVSMIrと略同じ
フレーム順番のVSMOpに変換することができる。
【0240】なお、図13に示す映像データVSMOp
において、映像データ番号がない部分は、メモリへの最
初の書き込みが行われる前に、当該メモリのリードイネ
ーブル信号(MR2Pなど)がハイになって読み出され
た無効データである。この無効データ部分は、カメラコ
ード付加回路23でカメラコードが付加されず、表示制
御回路24でモニタ出力に表われないように処理され
る。
【0241】ところで、上記の再生時メモリ制御回路2
1では、復元された映像データVSMOpのフレーム順
番が、ビデオデコーダ回路26から出力された映像デー
タVSMIrのフレーム順番と多少ずれることになる
が、使用上問題となる程度のものではない。ビデオデコ
ーダ回路26から出力された映像データVSMIrのフ
レーム順番と全く同じフレーム順番に復元するために
は、たとえば映像データVSMOpをメモリなどに格納
して、各映像入力端子VS1〜VS4に入力した映像信
号に相当する映像データの出力タイミングを調節してや
ればよい。
【0242】次に、表示制御回路24について説明す
る。
【0243】図14は図1に示す表示制御回路24の概
略構成図である。
【0244】ここで、符号121は映像信号入力端子、
符号122はA/Dコンバータ、符号123はビデオデ
コーダ、符号124はメモリ、符号125はビデオエン
コーダ、符号126はD/Aコンバータ、符号127は
カメラコード分離回路、符号128はメモリ制御回路、
そして符号129は映像信号端子である。
【0245】メモリ(1P)16〜メモリ(4P)19
から読み出された映像データVSMOpは、ビデオエン
コーダ回路27で復号映像信号に変換された後、映像信
号入力端子121に入力される。
【0246】A/Dコンバータ122は、映像信号入力
端子121に入力された復号映像信号を、デジタル変換
する。
【0247】ビデオデコーダ123は、A/Dコンバー
タ122でデジタル変換された復号映像信号を、輝度信
号データと色差信号データとに分離する。
【0248】カメラコード分離回路127は、復号映像
信号の垂直同期部分に挿入されているカメラコードを分
離して、メモリ制御回路128に送出する。
【0249】メモリ制御回路128は、送られてくるカ
メラコードを基に、指定されたカメラ番号で特定される
映像信号の輝度信号データおよび色差信号データのみを
メモリ124に書き込むように制御信号を発生する。
【0250】また、読み出しは連続で行うように制御信
号を発生する。
【0251】ビデオエンコーダ125は、メモリ124
から読み出された輝度信号データおよび色差信号データ
をデジタルの復号映像信号に変換する。
【0252】D/Aコンバータ129は、ビデオエンコ
ーダ125で変換したデジタル復号映像信号をアナログ
の復号映像信号に変換する。
【0253】そして、映像信号出力端子129から出力
されて、図示していないモニタに入力される。
【0254】以上の動作により、操作者が望むカメラ番
号の映像のみをモニタすることができる。あるいは、メ
モリ124への書き込み時に映像を水平・垂直に間引き
をし、4つに分割したメモリ領域に各カメラの映像デー
タを順次書き込むことにより、4台のカメラ映像を4分
割で一度にモニタすることもできる。これらの表示制御
回路24の動作は従来のフレームスイッチャの再生処理
と同じなので、詳細の説明は省略する。
【0255】上記の第一実施形態では、同期化切替回路
5により、4台のビデオカメラで得た映像信号VS1〜
VS4がフレーム毎に順次切り替えられて生成された混
合映像信号VOを、記録時メモリ制御回路13により、
映像信号VS1〜VS4毎に、対応するメモリ(1R)
6〜メモリ(4R)9に、複数フレーム(ここで、15
フレーム)分まとめて記憶させている。
【0256】そして、メモリ(1R)6〜メモリ(4
R)9に記憶した複数フレーム分の映像信号を、順次ま
とめて読み出して、MPEG符号化回路11でMPEG
符号化を行っている。
【0257】すなわち、映像信号VS1〜VS4は4フ
レーム間隔毎に間引きされながらメモリ(1R)16〜
メモリ(4R)19に書き込まれ、書き込まれた映像デ
ータは15フレーム分連続して読み出され、1画像グル
ープ(GOP)が構成される。
【0258】そして、この画像グループ内の画像データ
はフレーム間予測を用いてMPEG圧縮処理される。
【0259】したがって、MPEG符号化回路11に入
力される映像信号のフレーム間の相関が高くなるので、
一つの映像を圧縮符号化する場合と同様に、小さな画質
劣化で大きなデータ圧縮効率が得られる。
【0260】すなわち、第一実施形態によれば、4台の
ビデオカメラで得た映像信号VS1〜VS4がフレーム
毎に順次切り替えられて生成された混合映像信号のデー
タを1つのMPEG符号化回路11を用いて効率よく符
号化することができるので、これにより、低価格の映像
データ圧縮符号化装置または圧縮符号化回路を内蔵した
低価格の映像データ記録再生装置を提供することができ
る。
【0261】また、第一実施形態では、同期化切替回路
5や表示制御回路24として、従来のタイムラプスVT
R用のフレームスイッチャをそのまま使うことができ
る。同期化切替回路5の機能により、4台のカメラの同
期をとる必要はない。
【0262】なお、第一実施形態では、1GOPを15
フレーム(n=15)としたが、本発明はこの値に限定
されるものではない。また、カメラの数も4台(m=
4)に限定するものではない。上記のm、nが他の値の
場合には、図6に示す60進カウンタ61を(m×n)
進カウンタにし、デコーダ回路62のデコード値を適当
な値に設定することで対応できる。
【0263】また、第一実施形態では、同期化切替回路
5で生成された混合映像データを圧縮するものについて
説明したが、同期化切替回路5は別段設けなくてもよ
い。
【0264】たとえば、映像入力端子1〜4に入力され
た映像信号各々をビデオデコーダでデコードした後、所
定フレーム数分の映像を、前記映像信号各々から順次取
得して、対応するメモリ6〜9に格納するようにしても
よい。各々の映像に対して、1フレーム分の映像データ
をメモリ6〜9に格納する(すなわち、書き込み動作を
行う)周期を4フレーム周期とすれば、メモリ6〜9に
格納される映像データは第一実施形態と同一になるの
で、メモリ6〜9読み出し制御以降の動作を第一実施形
態と同一にすることにより、第一実施形態と同じ効果が
得られる。
【0265】次に、本発明の第二実施形態について説明
する。
【0266】図15は本発明の第二実施形態である映像
データの記録再生装置の概略ブロック図である。
【0267】図15に示す映像データの記録再生装置が
図1に示す本発明の第一実施形態の装置と異なる点は、
メモリ(1R)6〜メモリ(4R)9、メモリ(1P)
16〜メモリ(4P)19を設けていないこと、およ
び、MPEG符号化回路11、MPEG復号化回路15
に代えてMPEG符号化回路131、MPEG復号化回
路132を各々設けたことである。
【0268】その他の構成は、図1に示す映像データの
記録再生装置と同じである。そこで、その他の構成につ
いは、図1に示すものと同じ番号を付すことで、その詳
細な説明を省略する。
【0269】まず、MPEG符号化回路131について
説明する。
【0270】図16はMPEG符号化回路131の概略
構成図である。
【0271】ここで、符号143は4フレーム周期で画
像タイプを切り替える画像タイプ決定回路、符号141
は画像タイプ決定回路143で決定された画像タイプに
したがい、4フレーム単位でフレーム順を並べ変える画
像順並び替え回路、符号142は画像タイプ決定回路1
43で決定された画像タイプにしたがい、4フレーム単
位で映像データを記憶する画像メモリ回路、符号144
は遅延回路である。
【0272】その他の構成は図9に示すMPEG符号化
回路11と同じである。そこで、その他の構成について
は、図9に示すものと同じ符号を付すことで、その詳細
な説明を省略する。
【0273】最初に、図16に示す画像順並び替え回路
141について説明する。
【0274】図17は図16に示す画像順並び替え回路
141の概略構成図である。
【0275】ここで、符号151〜符号154はメモ
リ、符号155〜符号157は選択回路、符号158は
メモリ制御回路である。また、VSEIはビデオデコー
ダ回路26から出力された映像データである。
【0276】図18は、図17に示す画像順並び替え回
路141の動作を説明するためのタイミング図である。
【0277】ここで、映像データVSEI内の数字は、
カメラコードCCODEの値、すなわち、映像入力端子
1〜4の番号を示している。
【0278】CT60は、画像タイプ決定回路143に
内蔵された60進カウンタであり、1フレーム毎にイン
クリメントする。そして、画像タイプ決定回路143に
入力されるカメラコードCCODEが1になる時に同期
してリセットされる。
【0279】PTYPEは、画像タイプ決定回路143
によって決定された画像タイプである。画像タイプ決定
回路143は、CT60の値に応じて、4フレーム毎に
画像タイプPTYPEを決定し、その結果を各部に送
る。
【0280】たとえば、CT60が「0」から「3」の
期間はIピクチャであり、1番目のIピクチャというこ
とで、図では「I1」と示してある。以後、Bピクチャ
「B2」、Bピクチャ「B3」、Pピクチャ「P4」、
というように、4フレーム毎にピクチャタイプを決定す
る。
【0281】図17に示すメモリ制御回路158は、C
T60の値に基づいてメモリ151〜154の制御信号
を生成する。
【0282】具体的には、図18に示すように、Iメモ
リ151のライトイネーブル信号であるwrite I
を生成する。これを受けて、Iメモリ151には、wr
ite Iがハイレベルの間、映像データが書き込まれ
る。
【0283】ここで、図18に示すwrite Iでの
矢印は、メモリ制御回路158が生成したIメモリ15
1のライトリセット信号を示しており、矢印のタイミン
グでライトアドレスがリセットされる。
【0284】これにより、Iメモリ151は、図18に
示すように、CT60の値が「0」の始めのタイミング
でリセットされ、CT60の値が「0」から「3」の間
で書き込みを行う。したがって、「Iピクチャ」と指定
された映像データのみを60フレーム周期で4フレーム
分書き込むことになる。
【0285】また、メモリ制御回路158は、Iメモリ
151のリードイネーブル信号であるread Iを生
成する。これを受けて、Iメモリ151から、read
Iがハイレベルの間、映像データが読み出される。
【0286】ここで、図18に示すread Iでの矢
印は、Iメモリ151のリードリセット信号を示してお
り、矢印のタイミングでリードアドレスがリセットされ
る。
【0287】したがって、Iメモリ151は、図18に
示すように、4フレーム周期でリードアドレスをリセッ
トしながら常に読み出しをしていることになる。
【0288】また、メモリ制御回路158は、Bメモリ
154の制御信号であるwriteBおよびread
B、PAメモリ152の制御信号であるwrite P
Aおよびread PA、そして、PBメモリ153の
制御信号であるwrite PB、read PBを、図
18に示すようなタイミングで生成する。
【0289】この結果、Bメモリ154には、「Bピク
チャ」と指定された映像データのみが書き込まれ、PA
メモリ152およびPBメモリ153には、「Pピクチ
ャ」と指定された映像データのみが書き込まれることに
なる。
【0290】なお、メモリ151〜154は、ライトリ
セットとリードリセットのタイミングが一致した場合に
は、旧データを読み出すものとする。読み出される映像
データの内容を図18に示すread Iでの文字で示
している。
【0291】したがって、たとえばIメモリ151は、
CT60の値が「4」の始めで映像データが更新され、
その後、60フレーム期間、4フレーム周期で同じ映像
データを繰り返し読み出すことになる。
【0292】さらに、メモリ制御回路158は、上記の
メモリ制御信号のほかに、選択回路155〜157の選
択信号を生成する。
【0293】具体的には、図18に示すように、選択回
路155が、その入力端子に入力された映像データを選
択するための選択信号SEL Nを生成する。
【0294】ここで、「I」、「V」、「B」等は、図
17において、これ等の文字で示されている入力端子に
入力される映像データを選択したことを示している。
【0295】また、「Nout」は、選択回路155の
Q端子から出力される映像データを示しており、図18
に示すように、通常のMPEG符号化における画像タイ
プの処理順序(I、P、B、B、P、B・・・)の映像
データが出力される。
【0296】ただし、これ等の画像タイプの切り替わり
の周期は、4フレームであり、通常の1フレームではな
い。
【0297】なお、このNoutは、符号化される映像
データVSAとして、図16に示す減算回路72および
切替回路73に供給され、同時に、動きベクトル検出用
の現信号として動き補償回路82にも供給される。
【0298】また、メモリ制御回路158は、選択回路
156がその入力端子に入力された映像データを選択す
るための選択信号SEL F、そして選択回路157が
その入力端子に入力された映像データを選択するための
選択信号SEL Bを、図18に示すようなタイミング
で生成する。
【0299】ここで、「Fout」は選択回路156の
Q端子から出力される映像データを示している。「Fo
ut」は、順方向動きベクトル検出用信号として動き補
償回路82に供給される。なお、図中の「−」は動き検
出として使用されない映像データを示しており、例えば
「0」を出力する。
【0300】また、「Bout」は、選択回路157の
Q端子から出力される映像データを示している。「Bo
ut」は逆方向動きベクトル検出用信号として動き補償
回路82に供給される。
【0301】以上に説明した画像順並び替え回路141
の動作により、映像データは映像入力端子1〜4に順次
入力された4フレーム分の映像データが一つのまとまり
として扱われる。したがって、図18に示す「Nou
t」、「Fout」および「Bout」のデータにおけ
るカメラ番号は常に同期している。
【0302】このため、動き補償回路82での動きベク
トルの検出等のフレーム間処理で、同じ映像入力端子に
入力された映像データ同士で演算が行われて、動きベク
トルが順次検出される。言い換えれば、一つの動き補償
回路82を4台のカメラ映像データに対して時分割で使
うということになる。
【0303】次に、図16に示す画像メモリ回路142
について説明する。
【0304】図19は図16に示す画像メモリ回路14
2の概略構成例である。
【0305】ここで、符号161はIピクチャを記憶す
るIメモリ、符号162はPAメモリ、符号163はP
ピクチャを記憶するPBメモリ、符号164、165は
選択回路、符号166はメモリ制御回路である。
【0306】メモリ161〜163は、図1に示すメモ
リ(1R)6等と同様のFIFOメモリである。これら
は、メモリ制御回路166が発生するライトリセット信
号、ライトイネーブル信号、リードリセット信号、およ
びリードイネーブル信号によって制御される。
【0307】選択回路164は、SEL端子入力に入力
される選択信号SEL FDに応じてI、PA、PBの
入力端子に入力された映像データのうちのいずれか1つ
を選択し、Q端子から出力する。
【0308】選択回路165は、SEL端子入力に入力
される選択信号SEL BDに応じてPA、PBの入力
端子に入力された映像データのうちのいずれか1つを選
択し、Q端子から出力する。
【0309】図20は、図19に示す画像メモリ回路1
42の動作を説明するためのタイミング図である。
【0310】なお、図20に示す画像メモリ回路142
の動作タイミングは、図18に示す画像順並び替え回路
141の動作タイミングと略同じなので、その詳細な説
明は省略する。
【0311】画像メモリ回路142では、メモリ制御回
路166によって制御されるメモリ161〜163への
書き込み、読み出し動作、および選択回路164、16
5での選択動作により、選択回路164で選択された映
像データFDoutと、選択回路165で選択された映
像データBDoutとを得る。
【0312】これらの映像データは、図16に示す動き
補償回路82において、映像データFDoutは順方向
の動き補償用として、映像データBDoutは逆方向の
動き補償用として利用される。
【0313】これらの映像データFDout、BDou
tは、図17に示す画像順並び替え回路141の場合と
同様に、映像入力端子1〜4までの4フレーム分の映像
データが一つのまとまりとして扱われており、入力映像
データVSEDと同期して出力される。
【0314】このため、動き補償回路82、加算回路8
0および減算回路72において、同じ映像入力端子同士
の映像データが演算処理される。
【0315】なお、厳密には、DCT変換や量子化等の
処理には一定の時間が必要であり、VSEIとVSED
とは若干の時間ずれがあるが、図が繁雑になるのを防ぐ
ため、図20ではこれらの時間ずれは無視している。
【0316】カメラコードCCODEは、遅延回路14
4において、映像データ符号化に要する時間分だけ遅延
されてバッファ77から出力される映像符号化データに
同期化され、ビデオ多重符号化回路87において、各フ
レーム毎にピクチャ層のユーザデータとして付加され
る。
【0317】次に、MPEG復号化回路132について
説明する。
【0318】図21は図15に示すMPEG復号化回路
132の概略構成図である。
【0319】ここで、符号171は画像メモリ回路を、
符号172は画像順並び替え回路を示している。その他
の構成は図11に示すMPEG符号化回路15と同じで
ある。そこで、その他の構成については、図11に示す
MPEG符号化回路15と同じ符号を付すことで、その
詳細な説明を省略する。
【0320】画像メモリ回路171は、図19に示すM
PEG符号化回路131の画像メモリ回路142と同じ
回路構成である。
【0321】画像メモリ回路171において、図19に
示すメモリ制御回路166に相当する回路は、フレーム
毎に付加されているカメラコードと、画像タイプコード
とに基づいて、図20に示すライトイネーブル信号wr
ite I、リードイネーブル信号read I等と同じ
メモリ制御信号を発生する。
【0322】画像メモリ回路171において、図19に
示すメモリ161〜163に相当するメモリ各々に入力
される映像データの順序や、上記のメモリ制御信号は、
図20に示すものと同じである。
【0323】したがって、画像メモリ回路171から出
力される映像データも、図20に示すタイミングで出力
され、順方向の参照画像データFDoutおよび逆方向
の参照画像データBDoutとして動き補償回路98に
供給される。
【0324】画像順並び替え回路172は、図17に示
すMPEG符号化回路131の画像順並び替え回路14
1と同じ回路構成であるが、この画像メモリ回路141
と逆の画像並び変えを行う。
【0325】すなわち、図18のNoutに示す順序で
入力される画像データを、図17に示すメモリ151〜
154に相当するメモリに書き込み、順序を変えて読み
出す。これにより、図18のVSEIに示す元の画像順
序で出力する。
【0326】この動作は、4フレームを一つのまとまり
として処理するところ以外は通常のMPEG復号化にお
ける画像順並び替えと同じであるので、詳細な回路構成
やタイミング図は省略する。
【0327】上記の第二実施形態では、同期化切替回路
5により、映像入力端子1〜4に順次入力された映像信
号がフレーム毎に順次切り替えられて生成された混合映
像信号を、画像順並び替え回路141で、入力端子1〜
4に順次入力された4フレームの映像データを単位とし
て並び替えを行って、当該4フレームのk(kは自然
数)倍の時間間隔の映像データを動き補償回路82に送
る。
【0328】また、画像メモリ回路142においても、
同様に、入力端子1〜4に順次入力された4フレームの
映像データを単位として、映像データの書き込み・読み
出し処理を行うことで、4フレームのk(kは自然数)
倍の時間間隔の映像データを参照画像として動き補償回
路82に送る。
【0329】この結果、動き補償回路82では、同じカ
メラの上記時間間隔離れた映像データ同士で動き補償処
理が行われることになるので、フレーム間予測符号化の
効果としては一つのカメラで得た映像データを符号化す
る場合と同じとなり、高いデータ圧縮率が得られる。
【0330】また、第二実施形態では、複数のカメラ映
像を処理するためのメモリ回路をMPEG符号化回路1
31およびMPEG復号化回路132の内部に(画像並
び変え回路141と172、画像メモリ142と17
1)設けたので、図1のメモリ(1R)6〜メモリ(4
R)9、およびメモリ(1P)16〜メモリ(4P)1
9が不要になり、装置を簡略化することができる。
【0331】なお、本発明は上記の各実施形態に限定さ
れるものではなく、その要旨の範囲内で数々の変形が可
能である。
【0332】たとえば、上記の各実施形態では、フレー
ム間の予測符号化を行っているが、フィールド間の予測
符号化を行うようにしてもよい。具体的には、例えば、
前述の第一実施形態、第二実施形態の説明における「フ
レーム」をすべて「フィールド」に置き換えることによ
り、実現できる。
【0333】また、上記の各実施形態において、複数設
けられているメモリを1つにまとめて管理するようにし
てもよい。
【0334】また、本発明の記録再生装置は、監視シス
テムに限られず、複数の映像信号が混合した混合映像信
号を記録・再生するすべての記録再生装置に適用するこ
とが可能である。
【0335】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の映像データを、前記複数の映像データ毎にフレー
ム間の予測符号化を行って圧縮するので、当該混号映像
データを効率よく圧縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態である映像データ記録再
生装置の概略ブロック図である。
【図2】図1に示す同期化切替回路5の概略構成図であ
る。
【図3】図2に示す同期化切替回路5の動作を説明する
ためのタイミング図である。
【図4】図2に示す同期化切替回路5の出力映像信号に
含まれるカメラコード部分の波形を説明するための図で
ある。
【図5】図1に示すカメラコード判別回路12の概略構
成図である。
【図6】図1に示す記録時メモリ制御回路13の概略構
成図である。
【図7】図6に示す記録時メモリ制御回路13の動作を
説明するためのタイミング図である。
【図8】図6に示す記録時メモリ制御回路13の動作を
説明するためのタイミング図である。
【図9】図1に示すMPEG符号化回路11の概略構成
図である。
【図10】図9に示すMPEG符号化回路11の動作を
説明するためのタイミング図である。
【図11】図1に示すMPEG復号化回路15の概略構
成図である。
【図12】図1に示す再生時メモリ制御回路21の概略
構成図である。
【図13】図12に示す再生時メモリ制御回路21の動
作を説明するためのタイミング図である。
【図14】図1に示す表示制御回路24の概略構成図で
ある。
【図15】本発明の第二実施形態である映像データ記録
再生装置の概略ブロック図である。
【図16】図15に示すMPEG符号化回路131の概
略構成図である。
【図17】図16に示す画像順並び変え回路141の概
略構成図である。
【図18】図17に示す画像順並び変え回路141の動
作を説明するためのタイミング図である。
【図19】図15に示す画像メモリ回路142の概略構
成図である。
【図20】図19に示す画像メモリ回路1425の動作
を説明するためのタイミング図である。
【図21】図15に示すMPEG復号化回路132の概
略構成図である。
【符号の説明】
1〜4、121 映像入力端子 5 同期化切替回路 6〜9、16〜19、38、39、124、151〜1
54、161〜193メモリ 11、131 MPEG符号化回路 12 カメラコード判別回路 13 記録時メモリ制御回路 14 記録再生部 15、132 MPEG復号化回路 21 再生時メモリ制御回路 23、47 カメラコード付加回路 24 表示制御回路 26、123 ビデオデコーダ回路 27、125 ビデオエンコーダ回路 31、32 映像選択回路 33 入力タイミング発生回路 34、35、122 A/Dコンバータ 36、37、73、83 切替スイッチ 40、41 書き込み制御回路 42、43 読み出し制御回路 44 出力選択回路 45 基準タイミング発生回路 53 コンパレータ 54 ラッチ回路 55 同期分離回路 56 タイミング発生回路 61 60進カウンタ回路 62、114 デコーダ回路 63〜66、101〜104 一致検出回路 71、100、141 画像順並び変え回路 72 減算回路 74 DCT変換回路 75 量子化回路 76、94 可変長符号化回路 77、95 バッファメモリ 78、93 逆量子化回路 79、92 逆DCT変換回路 80、91 加算回路 81、97、142 画像メモリ回路 82、98 動き補償回路 84、143 画像タイプ決定回路 85 情報量制御回路 86 カメラコード発生回路 87、96 ビデオ多重符号化回路 99 遅延保持回路 105〜108 立ち上がり検出回路 109〜112:遅延回路 113 4進カウンタ 126 D/Aコンバータ 127 カメラコード分離回路 128、158、166 メモリ制御回路 129 映像信号端子 155〜157、164、165 画像データ選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兼先 隆之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所映像情報メディア事業部 内 (72)発明者 堀内 直 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 築地 伸芳 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数種の映像データが時分割で混合された
    混合映像データを圧縮する映像データ圧縮装置であっ
    て、 前記複数種の映像データ毎にフレームあるいはフィール
    ドを単位とする画像間の予測符号化を行うことで、前記
    混合映像データを圧縮することを特徴とする映像データ
    圧縮装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の映像データ圧縮装置であっ
    て、 前記混合映像データを記憶する第一の記憶手段と、前記
    記憶手段への前記混合映像データの書き込みおよび読み
    出しを制御する第一の制御手段と、前記混合映像データ
    の画像間の予測符号化を行う予測符号化手段と、を備
    え、 前記第一の制御手段は、前記混合映像データを前記複数
    種の映像データ毎に切り分けて、前記第一の記憶手段に
    書き込むとともに、 前記第一の記憶手段に書き込まれた前記混合映像データ
    を、前記複数種の映像データ毎に、複数画像分まとめて
    順次読み出すものであり、 前記予測符号化手段は、前記第一の記憶手段から複数画
    像分まとめて順次読み出された映像データの画像間の予
    測符号化を行うものであることを特徴とする映像データ
    圧縮装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載の映像データ圧縮装置であっ
    て、 前記予測符号化手段で予測符号化された混合映像データ
    を復号する復号手段と、前記復号手段で復号された混合
    映像データを記憶する第二の記憶手段と、前記第一の記
    憶手段への前記復号された混合映像データの書き込みお
    よび読み出しを制御する第二の制御手段と、を備え、 前記第二の制御手段は、前記復号手段で復号された混合
    映像データを、前記第一の制御手段での読み出し順番に
    したがい、前記複数種の映像データ毎に切り分けて、前
    記第二の記憶手段に書き込むとともに、 前記第二の記憶手段に書き込まれた前記混合映像データ
    を、前記第一の制御手段での書き込み順番にしたがって
    読み出すことで、前記混合映像データの画像順番を元の
    順番に略復元するものであることを特徴とする映像デー
    タ圧縮装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の映像データ圧縮装置であっ
    て、 前記混合映像データの画像間の予測符号化を行う予測符
    号化手段を備え、 前記混合映像データは、前記複数種の映像データが任意
    画像数分毎に順次切り替えられて混合されたものであ
    り、 前記予測符号化手段は、前記任意画像数に前記複数種の
    映像データの数を乗算した値に、自然数を乗算した値の
    画像数分離れた画像同士の予測符号化を行うものである
    ことを特徴とする映像データの圧縮装置。
  5. 【請求項5】請求項4記載の映像データ圧縮装置であっ
    て、 前記任意画像数に前記複数種の映像データの数を乗算し
    た値に、自然数を乗算した値の画像数分離れた画像同士
    で復号を行うことで、前記予測符号化手段で予測符号化
    された混合映像データを復号する復号手段を備えたこと
    を特徴とする映像データ圧縮装置。
  6. 【請求項6】複数種の映像データを圧縮する映像データ
    圧縮装置であって、 フレームあるいはフィールドを単位とする画像の所定数
    分の映像データを、前記複数種の映像データから順次取
    得する映像データ取得手段と、 前記映像データ取得手段で順次取得した映像データの画
    像間の予測符号化を行うことで、前記混合映像データを
    圧縮する予測符号化手段と、 を備えていることを特徴とする映像データ圧縮装置。
  7. 【請求項7】請求項6記載の映像データ圧縮装置であっ
    て、 前記映像データ取得手段は、前記複数種の映像データを
    記憶する第一の記憶手段と、前記第一の記憶手段への前
    記複数種の映像データの書き込みおよび読み出しを制御
    する第一の制御手段と、を備え、 前記第一の制御手段は、前記複数種の映像データ各々
    を、所定画像数間隔で切り出して、前記第一の記憶手段
    に書き込むとともに、 前記第一の記憶手段に書き込まれた前記複数種の映像デ
    ータ毎に、複数画像分まとめて順次読み出すものであ
    り、 前記予測符号化手段は、前記第一の記憶手段から複数画
    像分まとめて順次読み出された映像データの前記画像間
    の予測符号化を行うものであることを特徴とする映像デ
    ータ圧縮装置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の映像データ圧縮装置であっ
    て、 前記予測符号化手段で予測符号化された前記複数種の映
    像データを復号する復号手段と、前記復号手段で復号さ
    れた前記複数種の映像データを記憶する第二の記憶手段
    と、前記第一の記憶手段への前記複数種の映像データの
    書き込みおよび読み出しを制御する第二の制御手段と、
    を備え、 前記第二の制御手段は、前記復号手段で復号された前記
    複数種の映像データを、前記第一の制御手段での読み出
    し順番にしたがい、前記複数種の映像データ毎に切り分
    けて、前記第二の記憶手段に書き込むとともに、 前記第二の記憶手段に書き込まれた前記複数種の映像デ
    ータを、前記第一の制御手段での書き込み順番にしたが
    って読み出すものであることを特徴とする映像データ圧
    縮装置。
  9. 【請求項9】複数のカメラで得た映像を時分割で混合し
    て混合映像データを生成する混合映像データ生成手段
    と、 前記混合映像データ生成手段で生成された混合映像デー
    タを記憶する第一の記憶手段と、 前記第一の記憶手段への前記混合映像データの書き込み
    および読み出しを制御する第一の制御手段と、 前記混合映像データのフレームあるいはフィールドを単
    位とした画像間の予測符号化を行う予測符号化手段と、 前記予測符号化手段で予測符号化された混合映像データ
    を記録媒体に記録あるいは再生する記録再生手段と、 前記記録再生手段で再生された、前記予測符号化手段で
    予測符号化された混合映像データを復号する復号手段
    と、 前記復号手段で復号された混合映像データを記憶する第
    二の記憶手段と、 前記記憶手段への前記復号された混合映像データの書き
    込みおよび読み出しを制御する第二の制御手段と、を備
    え、 前記第一の制御手段は、前記混合映像データを前記複数
    のカメラ各々の映像データに切り分けて、前記第一の記
    憶手段に書き込むとともに、前記第一の記憶手段に書き
    込まれた前記混合映像データを、前記複数のカメラ各々
    の映像データ毎に、複数画像分まとめて順次読み出すも
    のであり、 前記予測符号化手段は、前記第一の記憶手段から複数画
    像分まとめて順次読み出された映像の画像間の予測符号
    化を行うものであり、 前記第二の制御手段は、前記復号手段で復号された混合
    映像データを、前記第一の制御手段での読み出し順番に
    したがい、前記複数のカメラ各々の映像データ毎に切り
    分けて、前記第二の記憶手段に書き込むとともに、前記
    第二の記憶手段に書き込まれた前記混合映像データを、
    前記第一の制御手段での書き込み順番にしたがって読み
    出すことで、前記混合映像データの画像順番を元の順番
    に略復元するものであることを特徴とする映像記録再生
    装置。
  10. 【請求項10】複数のカメラで得た映像をフレームある
    いはフィールドを単位とする任意の画像数分毎に順次切
    り替えて混合して混合映像データを生成する混合映像デ
    ータ生成手段と、 前記混合映像データの画像間の予測符号化を行う予測符
    号化手段と、 前記予測符号化手段で予測符号化された混合映像データ
    を記録媒体に記録あるいは再生する記録再生手段と、 前記記録再生手段で再生された、前記予測符号化手段で
    予測符号化された混合映像データを復号する復号手段
    と、を備え、 前記予測符号化手段は、前記任意画像数に前記複数のカ
    メラの数を乗算した値に、自然数を乗算した値の画像数
    分離れた画像同士の予測符号化を行うものであり、 前記復号手段は、前記任意画像数に前記複数種の映像デ
    ータの数を乗算した値に、自然数を乗算した値の画像数
    分離れた画像同士で復号を行うことで、前記予測符号化
    手段で予測符号化された混合映像データを復号するもの
    であることを特徴とする映像記録再生装置。
  11. 【請求項11】複数のカメラで得た映像データを記憶す
    る第一の記憶手段と、前記第一の記憶手段への前記映像
    データの書き込みおよび読み出しを制御する第一の制御
    手段と、 前記映像データのフレームあるいはフィールドを単位と
    した画像間の予測符号化を行う予測符号化手段と、 前記予測符号化手段で予測符号化された映像データを記
    録媒体に記録あるいは再生する記録再生手段と、 前記記録再生手段で再生された、前記予測符号化手段で
    予測符号化された映像データを復号する復号手段と、 前記復号手段で復号された映像データを記憶する第二の
    記憶手段と、 前記記憶手段への前記復号された映像データの書き込み
    および読み出しを制御する第二の制御手段と、を備え、 前記第一の制御手段は、前記複数のカメラで得た映像デ
    ータ各々を、所定画像数間隔で切り出して、前記第一の
    記憶手段に書き込むとともに、前記第一の記憶手段に書
    き込まれた前記複数のカメラの映像データ毎に、複数画
    像分まとめて順次読み出すものであり、 前記予測符号化手段は、前記第一の記憶手段から複数画
    像分まとめて順次読み出された映像データの画像間の予
    測符号化を行うものであり、 前記第二の制御手段は、前記復号手段で復号された映像
    データを、前記第一の制御手段での読み出し順番にした
    がい、前記複数のカメラで得た映像データ毎に切り分け
    て、前記第二の記憶手段に書き込むとともに、前記第二
    の記憶手段に書き込まれた前記複数のカメラで得た映像
    データを、前記第一の制御手段での書き込み順番にした
    がって読み出すものであることを特徴とする映像記録再
    生装置。
  12. 【請求項12】複数種の映像データが時分割で混合され
    た混合映像データを圧縮する映像データの圧縮方法であ
    って、 前記複数種の映像データ毎にフレームあるいはフィール
    ドを単位とする画像間の予測符号化を行うことで、前記
    混合映像データを圧縮することを特徴とする映像データ
    の圧縮方法。
  13. 【請求項13】複数種の映像データを圧縮する映像デー
    タの圧縮方法であって、 フレームあるいはフィールドを単位とする画像の所定数
    分の映像データを、前記複数種の映像データから順次取
    得し、当該取得した映像データの画像間の予測符号化を
    行うことで、前記複数種の映像データを圧縮することを
    特徴とする映像データ圧縮方法。
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