JPH10274546A - 磁気回転検出システム - Google Patents

磁気回転検出システム

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JPH10274546A
JPH10274546A JP8116697A JP8116697A JPH10274546A JP H10274546 A JPH10274546 A JP H10274546A JP 8116697 A JP8116697 A JP 8116697A JP 8116697 A JP8116697 A JP 8116697A JP H10274546 A JPH10274546 A JP H10274546A
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JP
Japan
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magnetic
detected
rotating body
magnetic sensor
rotation
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JP8116697A
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Inventor
Akihiro Hasegawa
昭宏 長谷川
Masashi Komabayashi
正士 駒林
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転方向の検出用にA相に対して位相が90
゜ずれたB相を設けなければならないため、多数の磁気
抵抗素子を必要としていた。 【解決手段】 基準軸線aを中心として回転駆動される
回転体10と、該回転体10の周面と対向配置され磁束
密度を検出する磁気センサ11と、前記回転体10と前
記磁気センサ11との間に磁界を形成する磁界形成手段
17とを有し、前記回転体10の周面には、互いに間隔
をおいて複数の被検出部14、14・・が設けられ、該
各被検出部14は、それぞれ前記基準軸線a回りの一方
向の一端から他端に向けて前記磁気センサ11において
検出される磁束密度が増加または減少する構成とされて
いることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気回転検出シス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、自動車等の車両において
は、車軸の回転数や回転方向、回転角等を測定し、車両
を制御することが一般に行われている。従来、この種の
車軸の回転数等を測定する装置として、磁気回転検出シ
ステムが知られている。図7に、この磁気回転検出シス
テムの一例を示す。図において、符号1は回転軸、2は
回転体、3は磁気センサである。回転軸1は、回転自在
に支持され、図示しない駆動手段により回転されるよう
になっている。回転体2は、磁性材料で形成され、回転
軸1に固定されている。この回転体2の周面には、全周
にわたって一定間隔で山と谷が形成された歯車状の回転
角検出部2aと、全周に対して一カ所にのみ山が形成さ
れた回転数検出部2bとが形成されている。
【0003】磁気センサ3は、回転体2の周面に対向配
置されている。この磁気センサ3は、第一の磁気抵抗素
子部6と第二の磁気抵抗素子部7とを有している。これ
ら磁気抵抗素子部6、7には、磁気抵抗効果を有するI
n−Sb、In−NiSb、InAs等で形成された磁
気抵抗素子が用いられており、磁性材料からなる回転体
2に形成された山や谷に対応した磁束密度の変化を検出
するようになっている。
【0004】第一の磁気抵抗素子部6は、前記回転体2
の回転角検出部2aに対向配置され、該回転角検出部2
aの山と谷の周期に対応して、互いに位相が90゜ずれ
た信号A相、およびB相を出力するように構成されてい
る(図8参照)。また、この第一の磁気抵抗素子部6
は、SN比向上のため差動型で構成されており、図8に
示すように、A相とB相の逆相の信号Aバー相、Bバー
相を得るようになっている。したがって、図9に示すよ
うに、第一の磁気抵抗素子部6は、8個の磁気抵抗素子
6a、6a・・から構成されている。
【0005】第二の磁気抵抗素子部7は、図7に示すよ
うに、回転体2の回転数検出部2bに対向配置され、回
転体2が一回転する毎に一回の信号、すなわちZ相を出
力するように構成されている(図8参照)。
【0006】このように構成された磁気回転検出システ
ムは、回転体2の回転に応じて磁気センサ3における磁
束密度の変化を以下のように検出する。回転軸1の回転
とともに回転体2も回転する。第一の磁気抵抗素子部6
は、回転体2の回転角検出部2aに対向配置されている
ので、回転角検出部2aの山と谷に対応した出力信号A
相、B相を出力する(図8参照)。この場合に、A相、
B相は、回転角検出部2aに一定間隔で形成した山と谷
に対応した正弦波となるので、この正弦波の位相により
回転軸1および回転体2の回転角が検出できるようにな
っている。さらに、A相とB相は、90゜ずらされた出
力信号となるように構成されているので、A相とB相の
比較により回転方向の検出も可能となっている。第二の
磁気抵抗素子部7は、回転体2の回転数検出部2bに対
向配置されているので、この回転数検出部2bの山に対
応したZ相を出力する(図8参照)。この場合に、回転
数検出部2bの山は、回転体2の全周に対して一つ形成
されたものなので、回転軸1および回転体2の回転数の
検出が可能となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の磁気
回転検出システムには、以下の問題があった。第一の磁
気抵抗素子部6は、回転体2の回転方向の検出用にA相
に対して位相が90゜ずれたB相を必要とするため、全
体として8個もの磁気抵抗素子6a、6a・・を設けな
ければならなかった。そのため、磁気抵抗素子の数を減
少させることができず、磁気センサ3の小型化を図るこ
とができなかった。したがって、磁気回転検出システム
のコストダウンを阻む要因となっていた。
【0008】そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたもので、A相、B相という二つの出力信号を用いず
に一つの出力信号で回転体の回転方向を検出することを
可能とする磁気回転検出システムを提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気回転検出シ
ステムでは、上記課題を解決するため、以下の手段を採
用した。請求項1記載の磁気回転検出システムは、基準
軸線を中心として回転駆動される回転体と、該回転体の
周面と対向配置され磁束密度を検出する磁気センサと、
前記回転体と前記磁気センサとの間に磁界を形成する磁
界形成手段とを有し、前記回転体の周面には、互いに間
隔をおいて複数の被検出部が設けられ、該各被検出部
は、それぞれ前記基準軸線回りの一方向の一端から他端
に向けて前記磁気センサにおいて検出される磁束密度が
増加または減少する構成とされていることを特徴とす
る。
【0010】回転体の被検出部に対向配置された磁気セ
ンサにより磁束密度が検出される。この場合、被検出部
は、基準軸線回りの一方向の一端から他端に向けて前記
磁気センサにおいて検出される磁束密度が増加または減
少する構成とされている。したがって、回転体の回転方
向によって、被検出部が磁気センサに対応する位置を通
過する場合に磁気センサにおいて検出される磁束密度が
増加するか、あるいは減少するかが決定されるので、回
転体の回転方向が判別されることになる。
【0011】請求項2記載の磁気回転システムは、請求
項1記載の磁気回転検出システムにおいて、前記被検出
部は、磁性体からなり、前記基準軸線回りの仮想円に対
してその厚みが該基準軸線回りの一方向へ厚くまたは薄
くなるように形成されていることを特徴とする。
【0012】被検出部は、基準軸線回りの仮想円に対し
てその厚みが該基準軸線の一方向へ厚くまたは薄くなる
ように形成されている。したがって、被検出部が磁気セ
ンサに対応する位置を通過する際、磁気センサと被検出
部との間隔は、該被検出部の厚みにしたがって大きくな
ったり、小さくなったりするようになる。ゆえに、磁気
センサにおいて検出される磁束密度が増加または減少す
る構成とされることとなる。
【0013】 請求項3記載の
磁気回転システムは、基準軸線を中心として回転駆動さ
れる回転体と、該回転体の周面と対向配置された磁気セ
ンサと、前記回転体と磁気センサとの間に磁界を形成す
る磁界形成手段とを有し、前記回転体の周面には、互い
に間隔をおいて複数の被検出部が設けられ、該被検出部
のうち一の被検出部を基準被検出部として、該基準被検
出部から前記基準軸線回りの一方向に向けた仮想円上の
各被検出部間の谷部寸法Lが増加または減少するように
形成されていることを特徴とする。
【0014】基準被検出部から前記基準軸線回りの一方
向に向けた仮想円上の各被検出部間の谷部寸法Lが増加
または減少するように構成されているので、磁気センサ
による検出信号は、谷部寸法Lの増加または減少に対応
した出力波形となる。したがって、回転体の回転方向に
よって、谷部寸法Lの増加、あるいは減少が決定される
ので、磁気センサの出力波形により回転体の回転方向が
判別されることになる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
1および図2を参照して説明する。図1は、本発明であ
る磁気回転検出システムの第一の実施の形態を示す断面
図であり、符号10は回転体、11は磁気センサであ
る。回転体10は、紙面に対して直交する方向の基準軸
線aを中心として図示しない駆動源により回転駆動され
るようになっている。この回転体10の周面には、一定
の間隔をおいて複数の被検出部14、14・・が形成さ
れている。被検出部14は、磁性材料からなり、前記基
準軸線a回りの仮想円C1に対してその厚み14aが該
基準軸線a回りの矢印b(一方向)へ厚くなるように形
成されている。このように被検出部14を形成すること
により、該被検出部14において基準軸線a回りの矢印
bの方向(一方向)の一端から他端に向けて磁気センサ
11において検出される磁束密度が減少するようになっ
ている。
【0016】磁気センサ11は、前記回転体10の周面
と対向配置されている。この磁気センサ11は、磁気抵
抗素子部16と、永久磁石(磁界形成手段)17とを有
した構成とされている。磁気抵抗素子部16は、磁気セ
ンサ11の回転体10側の先端部に配置されている。こ
の磁気抵抗素子部16は、磁気抵抗効果を有するIn−
Sb、In−NiSb、InAs等で形成された磁気抵
抗素子が複数配置されたものであり、この磁気抵抗素子
部16における磁束密度を検出するようになっている。
永久磁石17は、磁気抵抗素子部16の後方、すなわち
回転体10の周面と磁気抵抗素子部16を挟むように配
置されている。この永久磁石17は、回転体10と磁気
抵抗素子部16との間に磁界を形成するために用いられ
ている。
【0017】磁気センサ11の出力は、微分回路18と
コンパレータ19を介して演算部20に導かれるように
なっている。
【0018】次に、上記構成の磁気回転検出システムの
使用方法を説明する。回転体10は、図示しない駆動源
により、矢印b方向に回転駆動される。回転体10に形
成された各被検出部14、14・・は、磁気センサ11
に対応する位置に順次接近・離間する。この被検出部1
4が磁気センサ11に対応する位置を通過する場合、被
検出部14は、その厚み14aが基準軸線a回りの矢印
b(一方向)へ厚くなるように形成されているので、ギ
ャップ(磁気センサ11と被検出部14との距離)が大
きくなるため、磁気センサ11において検出される磁束
密度は、減少するようになる。そのため、磁気センサ1
1の出力波形は、図2(a)に示すように、一旦立ち上
がった後に徐々に減少する波形となる。そして、磁気セ
ンサ11に対応する位置に被検出部14が存在しない場
合は、磁気センサ11における磁束密度が変化しないの
で、磁気センサ11の出力も変化しない。再び、磁気セ
ンサ11に対応する位置に被検出部14が接近すると、
磁気センサ11における磁束密度が変化して磁気センサ
11の出力が変化する。以上の被検出部14の接近・離
間の繰り返しにより、磁気センサ11の出力は、図2
(a)に示す形の正回転波形22となる。
【0019】一方、回転体10を矢印bと反対方向に回
転駆動させた場合は、矢印b方向に回転駆動させた場合
とは逆に、磁気センサ11において検出される磁束密度
が増加するようになるので、図2(a)に示す逆回転波
形23となる。
【0020】これらの出力22、23は、コンパレータ
19を介して演算部20に導かれる。コンパレータ19
において、正回転波形22および逆回転波形23は、図
2(a)に示す閾値Vaを設定することにより矩形波に
処理される。このように、各被検出部14の位置が検出
されることになるので、演算部20により回転体10の
回転角が算出されることになる。
【0021】また、正回転波形22および逆回転波形2
3は、微分回路18にも導かれる。この正回転波形22
は、逆回転波形23に比べて出力の立上りが大きいた
め、図2(b)に示す波形22aとなる。一方、逆回転
波形23は、出力の立上りが正回転波形22に比べて緩
やかなので、図2(b)に示す波形23aとなる。した
がって、図2(b)に示すように閾値Vbを設定する
と、正回転波形22と逆回転波形23との判別、すなわ
ち回転体10の回転方向の判別が可能となる。
【0022】このように、本実施の形態における磁気回
転検出システムは、被検出部14の厚み14aを矢印b
方向へ厚くなるように形成したので、該矢印b方向の一
端から他端に向けて磁気センサ11において検出される
磁束密度を減少させるように形成することが可能とな
る。したがって、磁気センサ11において検出される磁
束密度の変化に応じて、正回転時と逆回転時の磁気セン
サ11の出力波形が異なるので、回転体10の回転方向
を判別することが可能となる。ゆえに、磁気センサ11
の出力信号を一つ用いるだけで、回転体10の回転方向
を検出することが可能となる。また、被検出部14を一
定間隔で配置した構成としたので、同時に回転体10の
回転角も検出することが可能となる。
【0023】なお、本実施の形態において、回転体10
および被検出部14の形状は、図1に限定されるもので
はない。例えば、図3に示すように、基準軸線a回りの
仮想円C1から欠落する溝部25を形成し、この溝部2
5の溝深さを基準軸線aの一方向に深くまたは浅くする
構成としてもよい。また、図4に示すように、回転体の
周面に突出する被検出部27を複数形成し、FeやNi
等の含有率を異ならせることによって、該被検出部27
の基準軸線a回りの一方向の一端から他端に向けて透磁
率μを増加または減少させる構成としてもよい。また、
被検出部14の個数は、本実施の形態で示したものに限
定されるものではない。
【0024】次に、本発明である磁気回転検出システム
の第二の実施の形態について図5および図6を参照して
説明する。なお、これらの図において第一の実施の形態
で示した図1と共通する部分については、同一符号を付
し、その説明を省略する。図5は、第二の実施の形態を
示す断面図であり、図において符号30は回転体、31
は被検出部である。被検出部31は、回転体30の周面
に複数形成されている。これら被検出部31、31・・
は、基準被検出部31aから基準軸線a回りの矢印b方
向(一方向)に向けた仮想円C1上の各被検出部31間
の谷部寸法Lが増加するように形成されている。
【0025】以上の構成からなる磁気回転検出システム
の磁気センサ11における出力は、図5の矢印b方向に
回転体30を回転させた場合、図6(a)に示すような
波形になる。この波形は、谷部寸法Lの増加に対応して
該波形の極大値の間隔L1が広くなっていくものとな
る。一方、図5の矢印b方向と反対方向に回転体30を
回転させた場合は、磁気センサ11の出力は、図6
(b)に示すような波形になる。この回転方向の場合
は、磁気センサ11からみると、谷部寸法Lが減少する
ように観測される。したがって、図6(b)の波形の極
大値の間隔L2が狭くなっていく波形となる。
【0026】このように、回転体30の回転方向によっ
て、磁気センサの出力波形における極大値の間隔L1、
L2が異なったものとなる。したがって、回転体30の
回転方向の検出が可能となる。また、谷部寸法Lを既知
の値に設定しておけば、回転体30の回転角の検出も同
時に可能となる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の磁気回転
検出システムによれば、以下の効果を得ることができ
る。請求項1記載の発明は、被検出部を基準軸線回りの
一方向の一端から他端に向けて磁気センサにおいて検出
される磁束密度が増加または減少する構成としたので、
回転体の回転方向によって、磁気センサにおいて検出さ
れる磁束密度が増加するか、あるいは減少するかが決定
され、回転方向を判別することが可能となる。また、被
検出部を所定間隔で配置させておけば、回転体の回転角
も検出可能となるので、A相やB相といった二つの出力
信号を用いることなく一つの出力信号で回転角および回
転方向が検出可能となる。ゆえに、磁気センサに用いる
磁気抵抗素子の数を減少させることができるので、磁気
センサの小型化、ひいては磁気回転検出装置のコストダ
ウンが可能となる。
【0028】請求項2記載の発明は、被検出部は、基準
軸線回りの仮想円に対してその厚みが該基準軸線の一方
向へ厚くまたは薄くなるように形成されているので、磁
気センサにおいて検出される磁束密度が、回転方向によ
って増加または減少する構成となり、回転体の回転方向
の判別が可能となる。
【0029】請求項3記載の発明は、基準被検出部から
前記基準軸線回りの一方向に向けた仮想円上の各被検出
部間の谷部寸法Lが増加または減少するように形成され
ているので、回転体の回転方向によって、谷部寸法Lの
増加、あるいは減少が決定されることになり、回転体の
回転方向の判別が可能となる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明である磁気回転検出システムの第一の
実施の形態を示す断面図である。
【図2】 図1の磁気センサ検出出力を示すものであ
り、(a)は磁気センサ直後の検出出力を示し、(b)
は微分回路で波形を処理した後の出力を示す図である。
【図3】 図1の被検出部の変形例を示す断面図であ
る。
【図4】 図1の被検出部の変形例を示す断面図であ
る。
【図5】 本発明である磁気回転検出システムの第二の
実施の形態を示す断面図である。
【図6】 図5の磁気センサの検出出力を示すものであ
り、(a)は回転体を矢印b方向に回転させた場合の出
力を示し、(b)は回転体を矢印bと反対方向に回転さ
せた場合の出力を示す。
【図7】 従来の技術である磁気回転検出システムを示
す正面図である。
【図8】 図7の磁気センサの検出出力を示す図であ
る。
【図9】 磁気センサの磁気抵抗素子の配列状態を示す
平面図である。
【符号の説明】
10 回転体 11 磁気センサ 14 被検出部 14a 厚み 17 磁界形成手段 27 被検出部 30 回転体 31 被検出部 a 基準軸線 L 谷部寸法 C1 仮想円
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01P 13/04 G01P 13/04 C

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準軸線を中心として回転駆動される回
    転体と、 該回転体の周面と対向配置されて磁束密度を検出する磁
    気センサと、 前記回転体と前記磁気センサとの間に磁界を形成する磁
    界形成手段とを有し、 前記回転体の周面には、互いに間隔をおいて複数の被検
    出部が設けられ、 該各被検出部は、それぞれ前記基準軸線回りの一方向の
    一端から他端に向けて前記磁気センサにおいて検出され
    る磁束密度が増加または減少する構成とされていること
    を特徴とする磁気回転検出システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の磁気回転検出システムに
    おいて、 前記被検出部は、磁性体からなり、前記基準軸線回りの
    仮想円に対してその厚みが該基準軸線回りの一方向へ厚
    くまたは薄くなるように形成されていることを特徴とす
    る磁気回転検出システム。
  3. 【請求項3】 基準軸線を中心として回転駆動される回
    転体と、 該回転体の周面と対向配置された磁気センサと、 前記回転体と磁気センサとの間に磁界を形成する磁界形
    成手段とを有し、 前記回転体の周面には、互いに間隔をおいて複数の被検
    出部が設けられ、 該被検出部のうち一の被検出部を基準被検出部として、
    該基準被検出部から前記基準軸線回りの一方向に向けた
    仮想円上の各被検出部間の谷部寸法Lが増加または減少
    するように形成されていることを特徴とする磁気回転検
    出システム。
JP8116697A 1997-03-31 1997-03-31 磁気回転検出システム Withdrawn JPH10274546A (ja)

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