JPH10273956A - 階段装置 - Google Patents

階段装置

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JPH10273956A
JPH10273956A JP9080593A JP8059397A JPH10273956A JP H10273956 A JPH10273956 A JP H10273956A JP 9080593 A JP9080593 A JP 9080593A JP 8059397 A JP8059397 A JP 8059397A JP H10273956 A JPH10273956 A JP H10273956A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は階段の踏みづらの長さ、け上げの高
さを可変とした階段装置に関する。 【解決手段】 複数の水平な踏み板を、水平方向と鉛直
方向に間隔を隔てて平行かつ階段状に配した階段装置で
あって、互いに隣り合う踏み板の水平方向の間隔、及び
/又は鉛直方向の間隔を増減可能としたことを特徴とす
る階段装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、踏み板の水平方
向、及び/又は鉛直方向の間隔を増減でき階段勾配を変
化しうる階段装置に関する。
【0002】
【従来の技術】家屋における階段装置は、昇降に際して
危険を伴うことから、例えば建築基準法施行令第23条
においては、個人住居における一般階段においては、図
9に示すように、上下に隣り合う踏み板2、2間の水平
方向の長さ、即ち踏みづらの長さsは150mm以上、鉛
直方向の高さ、即ちけ上げの高さhは230mm以下と定
められている。従って、同法令は踏みづらの長さs、け
上げの高さh、従って最大の階段勾配の限界値を定めて
いることになる。この建築基準法施行令によるものは図
9における階段A(以下施行令階段Aという)であっ
て、階段勾配が比較的急であるのがわかる。
【0003】従って近年、階段による事故予防の観点か
ら、踏みづらの長さsを220.15cmとした、金融公
庫が推奨する優良工業化住宅の図9の階段B(優良階段
Bという)も提案されている。さらに踏みづらの長さs
を例えば280〜285mm程度とした高齢者、身体障害
者に優しい高規格住宅の階段C(高規格階段Cという)
の採用も考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら一般人
は、それらの階段が存在しているとはいえ、具体的に体
験できる機会は少ないといえる。
【0005】本発明は、踏みづらの長さ、け上げの高さ
を可変とすることを基本として、前記目的を達成する階
段装置の提供を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、複数
の水平な踏み板を、水平方向と鉛直方向とに間隔を隔て
て平行かつ階段状に配した階段装置であって、互いに隣
り合う踏み板の水平方向の間隔、及び/又は鉛直方向の
間隔を増減可能としたことを特徴とする階段装置であ
る。
【0007】階段において、踏みづらの長さ、け上げの
高さの一方、又は双方を調整可能とすることによって、
踏みづらの長さ、け上げの高さが変化し、階段勾配の異
なる階段を体験できる。又それによって居住者が健常
者、高齢者、身体不自由者等であっても、夫々に適した
比較的望ましい仕様の階段(け上げの高さ、踏みづらの
長さ、階段勾配)を設定し選択することが容易となる。
又このような階段勾配等が変化する階段は使用者に適し
たリハビリテーションの設備として使用しうる他、展示
場に配置したときには多くの人が階段を体験し、階段に
ついての認識を改め、リハウスの際の情報ともすること
ができる。
【0008】請求項2の発明は、階段勾配の変化に連動
して手摺り勾配が変化する階段手摺りを設けたことを特
徴としている。
【0009】このように、階段の勾配に連動して可変調
整される階段手摺りを具える。このため各種勾配の階段
の手摺りを用いた場合、用いない場合の昇降動作をとも
に体験することができる。従って、より実際に近い動作
を体験できる。なおこの階段手摺りは階段勾配に応じて
勾配をかえるため、昇降者の安全を図る。
【0010】請求項3の発明において、前記階段手摺り
が高さ調整可能であることによって、昇降者の身長、身
体の不自由部分など各種の条件に応じて、階段手摺りの
最適な高さを設定することが可能となる。
【0011】請求項4の発明は、水平方向、鉛直方向の
前記間隔の前記踏み板の配置を表示する踏み板表示部を
具えているため、急勾配から緩勾配まで、踏み板表示部
で表示された踏み板配置の階段と比較をしながら、階段
を昇降でき、実感の確認に役立つ。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、好ましい実施の態様を図面
に基づいて説明する。図1〜3において、階段装置1
は、複数の水平な踏み板2…を具えるとともに、水平方
向との間隔、即ち踏みづらの長さs及び/又は鉛直方向
の間隔、即ちけ上げの高さhを、互いに隣り合う踏み板
2間で増減可能とするものであり、本例では図1に示す
ような、階段勾配変化を体験するための展示装置として
形成される。なお、いわゆるリハビリテーション用装
置、テスト装置などとしても形成できる。
【0013】図1〜3に示す階段装置1は、踏み板2の
鉛直方向の間隔、即ちけ上げの高さhは一定とし、水平
方向の間隔、即ち踏みづらの長さsのみを変化すること
によって、図9で示した施行令階段A、優良階段B、高
規格階段Cの位置を含み、前記施行令階段Aと高規格階
段との間の自在の位置で踏み板2を停止できる。
【0014】さらに階段装置1は、本実施例では、前記
踏み板2を有する階段部5、この階段部5の両側縁に沿
ってのびる側壁6、7、階段手摺り8、8を具えてい
る。又前記階段部5は、最下段の踏み板2Aは、階段装
置1の底部をなす短形の基台9の上面として形成され
る。
【0015】他方、踏み板2Aの上方で順次隣り合う4
つの踏み板2B〜2Eは、各け込み板3…を含む箱体1
0B〜10Eを構成している。
【0016】なお、図9に示すように、前記施行令階段
Aでの踏みづらの長さsAは150mm、高規格階段の踏
みづらの長さsCを例えば281.6mmであるとする
と、一段当たりの踏みづら長さの差(sC−sA)は1
31.6mmであって、4段の踏み板2B〜2Eが移動す
る本例では、その4倍の約526.4mm程度の行程sM
を、最上段の箱体10Eが水平移動する。かつその下方
の箱体10D〜10Bは順次その3/4、2/4、1/
4倍の行程を移動する。
【0017】また階段装置1は、前記箱体10B〜10
Eを、各踏み板2B〜2Eを所定高さに保持して水平方
向に移動可能とする踏み板スライド手段11と、箱体1
0B〜10Eを各踏み板2B〜2Eの高さに比例した前
記行程で前後に送る踏み板送り手段12を具えている。
【0018】前記箱体10B〜10Dは、図2に示すご
とく、枠材21を後端開放のコ字に接合した枠組の上面
に、前記踏み板2B〜2Dを、前記高規格階段の踏みづ
らの長さsCをこえる長さに亘って前端から添設し、か
つけ込み板3を配している。
【0019】なお最上段の箱体10Eは矩形に枠材21
を接合した枠組の上面全面に踏み板2Eを添設し、かつ
け込み板3を設けるとともに、後端には後壁Wを一体に
移動可能に立上げている。
【0020】さらに箱体2B〜2Eは、側方に位置する
側の枠材21から踏み板2B〜2E、け込み板3の各側
縁部分がはみ出すはみ出し部23(図2に示す)を具
え、このはみ出し部23の下方で空所24を形成すると
ともに、この空所24に前記踏み板スライド手段11が
配される。
【0021】踏み板スライド手段11は、箱体2B〜2
Eを水平に案内する種々な周知のものを採用できる。
【0022】例えば行程の小な箱体2Bには、側壁6、
7に固定したレール26と、このレール26を転動し箱
板2Bに枢支される案内ローラ27とからなるガイド金
物29が用いられる。
【0023】なおレール26は、その前端が、前記高規
格階段Cでのけ込み板3の位置よりも後方に位置するこ
とによって、はみ出し部23がレール26を隠し外部か
らの看取を防止できる。
【0024】他方、施行令階段Aと高規格階段Cとの間
の行程sMが大きい最上段の箱体2Eの場合には、踏み
板スライド手段11として、図2に略示するように、側
壁6、7に固定したレール26と、このレール26を転
動する複数個の案内ローラ27…を有する継ぎ杆31
と、箱体10Eの側の枠材21に固定されるレール状の
保持杆32とからなる引出し金物33を用いている。
【0025】この保持杆32は、継ぎ杆31の向き合う
案内ローラ27、27に挟持されかつ前端の案内ローラ
27で支持されることによって前後に水平にスライドす
る。なおこの保持杆32が最も前に突出しているとき、
前記継ぎ杆31が、その半分長さを前進することによっ
て、レール26と保持杆32とを継いで箱体10Eに作
用する力を負担できる。又レール26の前端は、高規格
階段での箱体2Eのけ込み板3の後方に位置させ、同様
に目隠しする。
【0026】なお第3段、第4段の箱体2C、2Dはガ
イド金物29、引出し金物33のいずれかを利用でき
る。
【0027】さらに各箱体10の上面又は側縁に設けた
例えばレール、案内ローラを用いた踏み板スライド手段
11を例えば併用することもできる。
【0028】前記踏み板送り手段12は、箱体10B〜
10Eを前記施行令階段Aと高規格階段Cとの間の行程
を移動させる。
【0029】踏み板送り手段12は、本例では前記基台
9間を横切る支軸36で前後に揺動可能に下端を枢支さ
れるレバー37、このレバー37を揺動させかつ所定位
置で停止させうる運動機39、および前記レバー37
と、箱体2B〜2Eに架け渡した支軸40との間を連結
する連結杆42B〜42Eからなる。
【0030】前記レバー37は、その上端が箱体10E
の内部に位置し、レバー37の揺動とともに連結杆2E
を介して箱体2Eを施行令階段Aと高規格階段Cとの間
の前記行程sMを移動させる。又連結杆42B〜42D
もレバー37の枢支点から各等分位置で連結されること
によって、同様に、各箱体10B〜10Dを施行令階段
Aと高規格階段Cの間の行程で移動させる。
【0031】なお側壁6、7はともに前記基台9に立設
されるとともに、一方の側壁6は、図1に示すごとく、
前縁部が、例えば施行令階段Aの踏み板配置の形状で折
曲がることによって、この折曲がり部は、前記施行令階
段Aを表示する踏み板表示部14を形成している。なお
他方の側壁7には、施行令階段A、優良階段Bを表示す
るラインLA、LBからなる踏み板表示部14が形成さ
れる。
【0032】昇降者は、昇降しつつ踏み板表示部14と
対比することによって昇降している階段の勾配をより具
体的に把握でき、対比を容易とする。なお踏み板表示部
14として、ラインを塗料、テープなどで描いたもの、
又側壁の階段よりも上方部を前記ラインを表示した透光
板などとすることもできる。又踏み板表示部14は、装
置1における踏み板2…の移動の範囲外の配置とするこ
ともできる。
【0033】前記階段部5は、前記階段手摺り8を具え
る。階段手摺り8は、階段勾配に合わせて手摺り勾配が
変化するとともに、高さが可変な手摺り16を具えてい
る。
【0034】階段手摺り8は、本例では踏み板2Aと踏
み板2Eとの各前端部両側に親柱状具44、44を立設
し、かつ親柱状具44の上端の受具45、46間に前記
手摺り16を架け渡している。
【0035】なお親柱状具44は、本例では、踏み板2
A、2E下面にロッドを上に取付けられる例えば電動式
ネジシリンダなどの作動機49と、前記ロッドに継手を
介して固着されて立上がる支柱50とを具え、かつ踏み
板2Eにある支柱50上端の前記受部46は、前記手摺
り16をスライド可能に保持している。なお前記継手は
カバー52により覆われる。
【0036】然して階段装置1において、踏み板送り手
段12の運動機39の作動によって、レバー37、連結
杆42B〜42Eなどを介して、箱体10B〜10Eは
前記踏み板スライド手段11によってスライドし、施行
令階段A、優良階段B、高規格階段Cの間の行程を水平
に移動しかつ停止できる。これによって階段勾配が変化
する。従って昇降者は異なる勾配の階段の昇降を、踏み
板表示部14と対比しつつ体験でき、適した踏み板配置
の階段を選定できる。
【0037】さらに箱体10Eの親柱状具44はともに
移動しかつ前記受部46は手摺り16をスライド可能に
保持することにより、図3に示すごとく手摺り勾配も、
階段勾配に合わせて変化させうる。さらに作動機49に
よって、支柱50を伸縮し、手摺り16の高さを調整で
き、好ましい高さを選択できる。
【0038】なお運動機39、作動機49として、油、
空圧のシリンダ、モータ作動ネジ式シリンダなどの他、
減速モータのアーム端にリンクを設けるクランク形式の
もの、他のリンク式のものなど、レバー37を揺動さ
せ、又は支柱50を昇降できさえすれば、種々なものが
利用できる。
【0039】図4は、踏み板スライド手段11、踏み板
送り手段12を兼用した平行クランク機構を用いる他の
例を示している。
【0040】前記階段部5の後部両側で立上がりかつ下
端を踏み板2Aの高さ近傍で枢支した主レバー52と、
略け上げの高さh1の長さであって、踏み板2Bのけ込
み板3の後方に位置するとともにその下端を主レバー5
2の下端に揃えたけ込みレバー53B、このけ込みレバ
ー53Bの上端と、主レバー52の同高さ位置とを継ぐ
連結棒54B、及び基台9により平行クランク機構を形
成する。又同様に、け込みレバー53C〜53E、連結
棒54C〜54Eによって順次積重ね平行クランク機構
を形成する。従って主レバー52を運動機39により揺
動させることによって、施行令階段Aと高規格階段Cと
の間で移動する。
【0041】なお平行クランク機構を用いる本例では、
け上げの高さhを230mmとするとき、行程の中間位置
では両端に比して、高さkが約40mm以下程度、最上段
の踏み板2Eが昇降する(最下段の踏み板2Bでは約1
0mm)。
【0042】又け込み板3下端はこれによって、下の踏
み板2との間の間隙Gが変化する。この変化による危険
の防止のために、たとえば図5に示すようなスライド板
56を用いて常時、隙間Gを閉じることができる。なお
側部の間隙は側壁などを聞いて閉止するのがよい。
【0043】図6は2つの主レバー52、52を用いる
平行クランク機構によって、踏みづらの長さsととも
に、け上げの高さhをも同時に変化させる階段装置1を
例示している。
【0044】なおこの平行クランク機構は、け上げの高
さhを大巾に変化でき、さらに踏み板のけ上げの高さh
を変化させる踏み板昇降手段13を形成しているといえ
る。
【0045】図7、8は水平方向の間隔である踏みづら
の長さs、及び鉛直方向の間隔であるけ上げの高さhを
互いに独立して変化させうることにより多様な階段勾配
の階段を形成しうる階段装置1を示している。
【0046】図7において、基台9の両側には、図1に
示す側壁6、7(図7において開示せず)内に収容しう
る前記踏み板昇降手段13が設けられる。
【0047】踏み板昇降手段13は、本例では前記基台
9の後端、中間位置で縦材を立設した門形フレーム6
0、その上枠材61と基台9との間に平行に配したガイ
ド軸62、62、このガイド軸62、62により案内さ
れる軸受63、63を両端に有する支持軸64B〜64
E、各支持軸64B〜64Eに交わり部を枢支しかつ下
端を基台9で枢着するパンタグラフ機構65、および例
えば最上段の支持軸63Eを昇降する作動機(種々なも
のが利用できる)66からなる。
【0048】又各支持軸64B〜64Eは、図8に示す
ように、例えば前記軸受63を介して、各側壁6、7内
の向き合う支持軸(図示せず)を継ぎ軸67によって結
合している。
【0049】その結果、前記作動機66による支持軸6
4Eの昇降とともに、各支持軸64B〜63Dは、パン
タグラフ機構65によって各踏み板2の床面からの高さ
に略比例して昇降できる。
【0050】なお支持軸64B〜64Eには、図8に一
点鎖線で示すように、その内面に、図2、3で示した踏
み板スライド手段11のレール26等を取付けるととも
に、同様な踏み板送り手段12を配することによって踏
み板2B〜2Eを移動でき、このように別個に踏みづら
の長さs、け上げの高さhの調整ができ、階段勾配を自
在に変化できる。
【0051】さらに前記した第6図で示す平行クランク
機構において、主レバー52、52間に、図7、8の支
持軸64B〜64Eを枢支し、かつこの支持軸64B〜
64Eに踏み板スライド手段11のレール26等を設け
るのもよい。なお踏み板の段数を変化するなど種々変更
しうる。
【0052】
【発明の効果】請求項1の発明においては、踏みづらの
長さ、け上げの高さの一方、又は双方を調整可能とする
ことによって、踏みづらの長さ、け上げの高さが変化
し、昇降者は階段勾配の異なる階段を体験できる。従っ
て居住者が健常者、高齢者、身体不自由者等であって
も、夫々に適した比較的望ましい仕様の階段の設定選択
が容易となる。又このような階段はリハビリテーション
の設備となる他、展示場に配置したときには多くの人が
階段を体験し、階段についての認識を改め、リハウスの
際の情報ともなる。
【0053】請求項2の発明においては階段勾配の変化
に連動して手摺り勾配が変化する階段手摺りを設けてい
るため、各種勾配の階段の昇降の手摺りを用いた場合、
用いない場合の動作をともに体験することができる。従
って、より実際に近い動作を体験できる。なおこの階段
手摺りは階段勾配に応じて勾配をかえるため、昇降者の
安全を図る。
【0054】請求項3の発明において、階段手摺りが高
さ調整可能であることによって、昇降者自体の各種の条
件に応じて、階段手摺りの最適な高さを設定することが
できる。
【0055】請求項4の発明において、踏み板表示部を
具えているため、急勾配から緩勾配までの階段を、踏み
板表示部で表示された踏み板配置の階段と比較をしなが
ら、階段を昇降でき、対比を容易とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その要部を例示する斜視図である。
【図3】その作用を例示する線図である。
【図4】他の実施例を示す断面図である。
【図5】け込み板と踏み板間の間隙の閉止を例示する断
面図である。
【図6】他の実施例を示す断面図である
【図7】他の実施例を示す側面図である。
【図8】その要部を示す斜視図である。
【図9】勾配の異なる階段を例示する線図である。
【符号の説明】
2A〜2E 踏み板 3 け込み板 5 階段部 6、7 側壁 8 階段手摺り 11 踏み板スライド手段 12 踏み板送り手段 13 踏み板昇降手段 14 踏み板表示部 16 手摺り

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の水平な踏み板を、水平方向と鉛直方
    向とに間隔を隔てて平行かつ階段状に配した階段装置で
    あって、互いに隣り合う踏み板の水平方向の間隔、及び
    /又は鉛直方向の間隔を増減可能としたことを特徴とす
    る階段装置。
  2. 【請求項2】前記踏み板は、前記水平方向の間隔、及び
    /又は鉛直方向の間隔の前記増減により階段勾配が変化
    するとともに、階段勾配の変化に連動して手摺り勾配が
    変化する階段手摺りを設けたことを特徴とする請求項1
    記載の階段装置。
  3. 【請求項3】前記階段手摺りは高さが調整可能であるこ
    とを特徴とする請求項2記載の階段装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3記載の階段装置であっ
    て、水平方向の前記間隔及び/又は鉛直方向の前記間隔
    の前記踏み板の配置を表示する踏み板表示部を具えた階
    段装置。
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