JPH10272991A - ヒンジ支持構造 - Google Patents
ヒンジ支持構造Info
- Publication number
- JPH10272991A JPH10272991A JP8089297A JP8089297A JPH10272991A JP H10272991 A JPH10272991 A JP H10272991A JP 8089297 A JP8089297 A JP 8089297A JP 8089297 A JP8089297 A JP 8089297A JP H10272991 A JPH10272991 A JP H10272991A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hinge
- hinge arm
- door
- slit
- inner box
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Abstract
向上させ得るヒンジ支持構造を提供する。 【解決手段】 固定部材に固設したヒンジアーム2を介
して、被支持体としてのTVドア10を回動可能に支持
し、TVドア10のヒンジ結合部まわりに、ヒンジアー
ム2に対する逃げ用スリット14を形成すると共に、逃
げ用スリット14にヒンジアーム2に追従作動する可動
遮蔽手段としてのプレート材17を装着する。プレート
材17は、インナボックス11およびアッパプレート1
2間にスライド可能に挿入される。プレート材17はヒ
ンジアーム2に追従作動するかたちでガイド溝18に沿
ってスライドし、これにより常時逃げ用スリット14を
閉塞する。
Description
おいて、タワーコンソールに固設されたヒンジアームを
介して、テレビジョンドアを回動可能に支持するのに好
適なヒンジ支持構造に関するものである。
ル1を装備した例を示している。このタワーコンソール
1の背面側にはテレビジョン(TV)ドア10が回動可
能(両矢印参照)に支持されている。図示のようにTV
ドア10を回動させて開くことで、タワーコンソール1
に組み込まれたTVを見ることができる。
示されるようにインナボックス11とこれに重合するア
ッパプレート12を含み、外側がアウタカバー13で覆
われることで箱型を呈している。タワーコンソール1に
はヒンジアーム2(図8)が固設されており、このヒン
ジアーム2を介してTVドア10を回動可能に支持する
ことができる。TVドア10を開くと、図8のようにア
ッパプレート12がほぼ水平に配置されるようになって
いる。また、TVドア10を閉めると、図11のように
タワーコンソール1に閉合する。
わり(図7、P部)には、TVドア10が回動する際に
ヒンジアーム2と干渉しないように、インナボックス1
1およびアッパプレート12の所定部位を切り欠いて成
る逃げ用スリット14が形成されている。ところが、こ
のようなスリット14を設けると、そのままではTVド
ア10の開時に内部が見えてしまい、またスリット14
から小物等がTVドア10の内部に落下する場合があ
る。
にインナボックス11の内側からフェルト材あるいはゴ
ム材で成る小薄片15をあてがい、スリット14を塞ぐ
ようにしたものが知られている。小薄片15は、図10
に示したようにインナボックス11の内側に熱カシメ1
6等によって固定される。この場合、小薄片15の長手
方向に沿ってヒンジアーム2の板厚とほぼ同程度の切込
(もしくはスリット)15aを形成することで、TVド
ア10が回動する際にヒンジアーム2と干渉しないよう
にする必要があった。
タワーコンソール1あるいはTVドア10において、逃
げ用スリット14を隠すべくスリット14に小薄片15
を設けているが、小薄片15は前述のようにインナボッ
クス11の内側からあてがわれているため、図9から明
らかなようにスリット14自体が凹状に深く見え、TV
ドア10の開時に必ずしもヒンジ結合部まわりの良好な
外観を得ることができなかった。
形成するのが好ましいが、このように形成すると、TV
ドア10が回動する際にヒンジアーム2との間で擦れ音
等の発生原因になる。一方、小薄片15の切込15aの
幅を広げると、小薄片15が柔らかい材料(フェルト材
等)で形成されていることもあって、小物等がTVドア
10内部に落下する危険がある。
コンソールにおいて外観上の見栄えを向上させ得るヒン
ジ支持構造を提供することを目的とする。
は、固定部材に固設されたヒンジアームを介して、被支
持体を前記固定部材に対して回動可能に支持するヒンジ
支持構造であって、被支持体のヒンジ結合部まわりに、
ヒンジアームに対する逃げ用スリットを形成すると共
に、このスリットにヒンジアームに追従作動する可動遮
蔽手段を装着したものである。
支持体がインナボックスとこれに重合するアッパプレー
トを含む箱型を呈し、逃げ用スリットが形成されたヒン
ジ結合部におけるインナボックスおよびアッパプレート
間に遮蔽手段がスライド可能に挿入されることを特徴と
する。
蔽手段が少なくとも逃げ用スリットを閉塞し得るプレー
ト材で成り、ヒンジアームに弾接するように弾性付勢さ
れていることを特徴とする。
ルに固設されたヒンジアームを介して、タワーコンソー
ルに対して回動可能に支持されるテレビジョンドアであ
って、上記請求項1乃至3のいずれかに記載のヒンジ支
持構造を介して、タワーコンソールに回動可能に支持さ
れることを特徴とする。また、請求項5に記載のタワー
コンソールは、所定部位にヒンジアームを有し、このヒ
ンジアームを介してテレビジョンドアを回動可能に支持
するようにしている。
ドアを回動可能に支持する際に好適なヒンジ支持構造が
提供される。TVドアの逃げ用スリットに対してインナ
ボックスおよびアッパプレート間に遮蔽手段としてのプ
レート材が設定される。このプレート材はヒンジアーム
に弾接するように弾性付勢されることで、ヒンジアーム
に追従作動するかたちでスライドし、これにより常時逃
げ用スリットを閉塞することができる。
した従来例の場合と実質的に同一または対応する部材に
は同一符号を用いて、本発明によるヒンジ支持構造の好
適な実施の形態を説明する。
に、固定部材、本例ではタワーコンソール1に固設され
たヒンジアーム2を介して、TVドア10を回動可能に
支持するヒンジ支持構造に本発明を適用するものとし、
ヒンジ支持構造の基本構成は従来例のものと実質的に同
一である。従って、図1に示すように、TVドア10は
インナボックス11とこれに重合するアッパプレート1
2を含み、アウタカバー13で覆われるようになってい
る。これらの部材を一体的に結合することで、TVドア
10が構成される。一方、タワーコンソール1にはヒン
ジアーム2が固設されており、このヒンジアーム2を介
してTVドア10を回動可能に支持することができる。
には、TVドア10が回動する際にヒンジアーム2と干
渉しないように、インナボックス11およびアッパプレ
ート12の所定部位を切り欠いて成る逃げ用スリット1
4が形成されている。
るヒンジ結合部において、インナボックス11およびア
ッパプレート12間に逃げ用スリット14に対する遮蔽
手段としてのプレート材17がスライド可能に挿入され
る。このプレート材17は適宜のプレスチック材料で形
成することができ、後述のようにヒンジアーム2に弾接
するように弾性付勢される。
るプレート材17の装着構造例を示している。アッパプ
レート12には逃げ用スリット14に沿ってガイド溝1
8が形成され、プレート材17はガイド溝18によって
スライドガイドされる。プレート材17の一端17a
は、インナボックス11に開設した長穴19からインナ
ボックス11内部に突出する。プレート材17の一端1
7aおよびインナボックス11の内端部11a間にコイ
ルスプリング20が張架され、プレート材17はコイル
スプリング20の弾力によってヒンジアーム2側へ付勢
される。
と、図2のようにアッパプレート12がほぼ水平に配置
される。このときヒンジアーム2は、プレート材17と
干渉しないように実質的に逃げ用スリット14から退避
している。プレート材17は、コイルスプリング20の
弾力によってヒンジアーム2側の移動端へガイド溝18
に沿ってスライドし、図3のように逃げ用スリット14
を完全に閉塞する。
リット14が完全に閉塞されているためTVドア10の
内部が見える心配がなく、良好な外観上の見栄えを得る
ことができる。また、スリット14から小物等がTVド
ア10内部に落下することがない。また、プレート材1
7はアッパプレート12の上表面近くに配置されてお
り、従来の小薄片15のようにインナボックス11の内
側にあてがわれるのとは異なり、この点でも良好な外観
見栄えを確保する。さらに、プレート材17自体におい
て、ヒンジアーム2に対する逃げ用の切込等がないた
め、外観がすっきりすると共にそのような切込等から小
物等が落下する心配がない。
動途中においてプレート材17は、コイルスプリング2
0の弾力によって付勢されることで、ヒンジアーム2に
弾接する。TVドア10がヒンジアーム2に対して如何
なる回動位置にあるときでも常に、プレート材17はヒ
ンジアーム2に追従作動するかたちでガイド溝18に沿
ってスライドし、これにより常時逃げ用スリット14を
閉塞する。
閉動作の途中で常に、逃げ用スリット14が完全に閉塞
されるので良好な外観上の見栄えを確保すると共に、小
物等の落下を確実に防止することができる。また、ヒン
ジアーム2に対する逃げ用の切込等を設けていないた
め、特にTVドア10の回動時に従来のような擦れ音等
が発生することがない。
ール1にヒンジアーム2を介して、TVドア10を回動
可能に支持する場合に本発明を適用する例を説明した
が、本発明はこのような例にのみ限定されるものではな
い。すなわち、固定部材に固設されたヒンジアームを介
して、被支持体を固定部材に対して回動可能に支持する
その他のヒンジ支持構造においても、本発明を有効に適
用可能であり、上記実施形態と同様な作用を得ることが
できる。
Vドアのヒンジ結合部の逃げ用スリットに対して材遮蔽
手段としてのプレート材を設定することにより、常に逃
げ用スリットが完全に閉塞されるので、ヒンジ結合部ま
わりの良好な外観上の見栄えが確保されると共に、小物
等の落下を確実に防止することができる。
体構成例を示す分解斜視図である。
Vドアの部分斜視図である。
におけるプレート材の装着構造例を示す要部斜視図であ
る。
Vドアの回動動作の状態を示す部分斜視図である。
の斜視図である。
斜視図である。
わりの要部斜視図である。
動動作の状態を示す部分斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 固定部材に固設されたヒンジアームを介
して、被支持体を前記固定部材に対して回動可能に支持
するヒンジ支持構造であって、 前記被支持体のヒンジ結合部まわりに、前記ヒンジアー
ムに対する逃げ用スリットを形成すると共に、このスリ
ットに前記ヒンジアームに追従作動する可動遮蔽手段を
装着したことを特徴とするヒンジ支持構造。 - 【請求項2】 前記被支持体はインナボックスとこれに
重合するアッパプレートを含む箱型を呈し、前記逃げ用
スリットが形成された前記ヒンジ結合部における前記イ
ンナボックスおよび前記アッパプレート間に前記遮蔽手
段がスライド可能に挿入されることを特徴とする、請求
項1に記載のヒンジ支持構造。 - 【請求項3】 前記遮蔽手段は少なくとも前記逃げ用ス
リットを閉塞し得るプレート材で成り、前記ヒンジアー
ムに弾接するように弾性付勢されていることを特徴とす
る、請求項1または2に記載のヒンジ支持構造。 - 【請求項4】 タワーコンソールに固設されたヒンジア
ームを介して、前記タワーコンソールに対して回動可能
に支持されるテレビジョンドアであって、 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のヒンジ支持構造
を介して、前記タワーコンソールに回動可能に支持され
ることを特徴とするテレビジョンドア。 - 【請求項5】 所定部位にヒンジアームを有し、このヒ
ンジアームを介して請求項4に記載のテレビジョンドア
を回動可能に支持することを特徴とするタワーコンソー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08089297A JP3581902B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ヒンジ支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08089297A JP3581902B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ヒンジ支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10272991A true JPH10272991A (ja) | 1998-10-13 |
JP3581902B2 JP3581902B2 (ja) | 2004-10-27 |
Family
ID=13731022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08089297A Expired - Fee Related JP3581902B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ヒンジ支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3581902B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112987338A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-06-18 | 闪耀现实(无锡)科技有限公司 | 铰接机构及眼镜 |
CN112987316A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-06-18 | 闪耀现实(无锡)科技有限公司 | 折叠机构及智能眼镜 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP08089297A patent/JP3581902B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112987338A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-06-18 | 闪耀现实(无锡)科技有限公司 | 铰接机构及眼镜 |
CN112987316A (zh) * | 2021-04-13 | 2021-06-18 | 闪耀现实(无锡)科技有限公司 | 折叠机构及智能眼镜 |
CN112987338B (zh) * | 2021-04-13 | 2023-08-08 | 闪耀现实(无锡)科技有限公司 | 铰接机构及眼镜 |
CN112987316B (zh) * | 2021-04-13 | 2024-02-13 | 闪耀现实(无锡)科技有限公司 | 折叠机构及智能眼镜 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3581902B2 (ja) | 2004-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2000104437A (ja) | 安全用遮蔽板体付きヒンジ | |
JPH0479296A (ja) | 二つ折り電子機器の配線カバー機構 | |
JPH10272991A (ja) | ヒンジ支持構造 | |
JP2004306904A (ja) | サンシェード装置 | |
JP3570758B2 (ja) | ターンシグナルスイッチのキャンセル装置 | |
JPH0977108A (ja) | リッドの開閉構造 | |
JPH09301219A (ja) | フード支持構造 | |
JP2000192695A (ja) | 自動車のドアアウトサイドハンドル装置 | |
JP3585740B2 (ja) | 自動車におけるテールゲート用ストッパの取付構造 | |
JPS5820058Y2 (ja) | 自動車のドアチェッカ装置 | |
KR0149291B1 (ko) | 트렁크 리드 힌지의 소음 저감구조 | |
KR0130586B1 (ko) | 차량용 콘솔 박스의 리드 개폐장치 | |
JP3682034B2 (ja) | スライドドアの給電構造 | |
JPS6126109Y2 (ja) | ||
JP2004114970A (ja) | グローブボックスの開速度緩和構造 | |
JPH07179151A (ja) | 車両用コンソールボックス | |
JPH0130518Y2 (ja) | ||
JPS5838109Y2 (ja) | 自動車用ドア装置におけるインサイドハンドル部の隙間遮閉装置 | |
JPH09286281A (ja) | ボックス用リッドの取付構造 | |
JP3074866U (ja) | バニティミラー付き車両用サンバイザ | |
JP2561780Y2 (ja) | 車両用小物入れの構造 | |
JPS602049Y2 (ja) | 自動車用開閉体のヒンジ装置 | |
JPS5938151A (ja) | 自動車用グロ−ブボツクス | |
JPS6216635Y2 (ja) | ||
KR970002721Y1 (ko) | 버스용 플랩(plap)의 설치구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040302 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040506 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040629 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20040709 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080806 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100806 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110806 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |