JPH10272324A - ガス処理装置 - Google Patents

ガス処理装置

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JPH10272324A
JPH10272324A JP9098371A JP9837197A JPH10272324A JP H10272324 A JPH10272324 A JP H10272324A JP 9098371 A JP9098371 A JP 9098371A JP 9837197 A JP9837197 A JP 9837197A JP H10272324 A JPH10272324 A JP H10272324A
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particulates
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紀一 中島
Katsumi Shindou
克美 神道
Shinsuke Iijima
伸介 飯島
Rougen Katou
籠彦 加藤
Koichi Goi
光一 後夷
Yukio Aizawa
幸雄 相澤
Masao Sekido
容夫 関戸
Haruo Komaki
治雄 古牧
Tomonari Komiyama
知成 小宮山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フィルタの耐久性を改善する。 【解決手段】 ガス処理装置1は、炭素系微粒子等のパ
ティキュレートを含むディーゼル内燃機関の排ガス等の
被処理ガスをフィルタで脱塵処理するものであり、その
フィルタが高温耐熱性金属繊維を集積してなる金属繊維
フィルタ4であると共に、この金属繊維フィルタ4の上
流側に、前記被処理ガスに燃料を吹き込む燃料添加装置
5及びその燃料添加装置5からの燃料を触媒の存在下で
燃焼させて、金属繊維フィルタ4に捕捉されたパティキ
ュレートを燃焼させ得る温度に被処理ガスを加熱する触
媒燃焼部6を備えた加熱装置7を設けてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディーゼル内燃機関
の排ガス等のパティキュレートを含む被処理ガスを脱塵
処理するガス処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディーゼル内燃機関やボイラ等の燃焼装
置などからの排ガスにはパティキュレートが含まれてい
る。例えば、ディーゼル内燃機関は、エネルギー効率が
高く、また耐久性が優れているため、自動車などの輸送
機用、一般動力用、発電器用などに汎用されているが、
排ガス中に主としてスート、SOF、サルフェートから
なるパティキュレートが含まれているため、このまま大
気に開放したのでは環境上大きな問題となる。この対策
として、自動車などの輸送機ではエンジンの改良、燃料
噴射系の改良などが行われ、これによりディーゼル内燃
機関より排出される排ガス中のパティキュレートをある
程度低減することができている。しかし、これらの方法
によるパティキュレートの低減ではまだ十分ではないた
め、さらにパティキュレートを低減する方法として、セ
ラミック製フィルタでパティキュレートを捕捉した後、
このパティキュレートを電気ヒータ、バーナなどで着火
させ、パティキュレート自体の燃焼熱で伝播燃焼させて
除去する方法などが検討されている。一方、定置式や産
業用のディーゼルエンジン、加熱炉、コージェネレーシ
ョンシステム、ヒートポンプ、ボイラ等の燃焼装置で
は、排ガス対策としてサイクロン、バグフィルタなどの
集塵装置を用いる方法がとられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、セラミック
製フィルタを用いてパティキュレートを捕捉し、これを
電気ヒータあるいはバーナを用いて着火させて燃焼し、
フィルタを再生する手段では、フィルタに捕捉されたパ
ティキュレートの全部が着火するように電気ヒータやバ
ーナを配置することが困難であり、一部に着火させて伝
播させるが、セラミックフィルタは熱伝導率が低いた
め、熱の伝播が悪くフィルタ内にホットスポットつまり
温度分布ができる。その結果、フィルタの溶損が起こる
ことがあり、フィルタの耐久性が悪くなる。また、サイ
クロンはフィルタに比してパティキュレートの捕集効率
が悪く、バグフィルタは装置が大型になると共に耐熱
性、再生効率が悪い。そこで、本発明は、このような実
情に鑑みなされたものであり、その目的は、耐久性に優
れたガス処理装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のガス処理装置は、炭素系微粒子等のパティ
キュレートを含むディーゼル内燃機関の排ガス等の被処
理ガスをフィルタで脱塵処理するガス処理装置におい
て、前記フィルタが高温耐熱性金属繊維を集積してなる
金属繊維フィルタであると共に、この金属繊維フィルタ
の上流側に、前記被処理ガスに燃料を吹き込む燃料添加
装置及びその燃料添加装置からの燃料を触媒の存在下で
燃焼させて、金属繊維フィルタに捕捉されたパティキュ
レートを燃焼させ得る温度に被処理ガスを加熱する触媒
燃焼部を備えた加熱装置を設けたものである。前記金属
繊維フィルタが、高温耐熱性ステンレス鋼の薄板を巻回
したコイル材を端面切削して金属繊維を形成し、この金
属繊維を集積して焼結及び熱処理して成形された高温耐
熱性ステンレス鋼繊維フィルタであることが好ましい。
また、前記金属繊維フィルタに酸化燃焼触媒を担持させ
ることが好ましい。さらに、前記触媒燃焼部の触媒が、
通電により発熱するハニカムに酸化触媒を担持してなる
ことが好ましい。
【0005】このように、フィルタの上流の触媒燃焼部
で燃料を燃焼させることにより、被処理ガス全量を均一
に加熱することができ、フィルタ全体を加熱することが
可能となるので、フィルタの再生を良好に行える。ま
た、フィルタが金属繊維フィルタであるため、熱伝導率
が高く、フィルタの一部分にパティキュレートが集中的
に捕捉されてこれが燃焼しても、熱が他に伝播して、フ
ィルタの温度分布が小さくなるので、耐久性が向上す
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳述する。図1において、1はガス処理
装置を示し、このガス処理装置1は、炭素系微粒子等の
パティキュレートを含む被処理ガスを脱塵処理するもの
である。被処理ガスはディーゼル内燃機関やボイラ等の
燃焼装置から排出される排ガス等の高温(約250℃以
上の温度)のガスであり、例えばディーゼル内燃機関の
排ガスで、このガス中には主としてスート、SOF、サ
ルフェートなどからなるパティキュレートが含まれてい
る。この被処理ガスのガス通路2の途中には処理部3が
設けられ、この処理部は円筒形(あるいは断面矩形状)
であって、ガス通路2より拡径され(断面矩形状の場合
にはガス通路2より断面積が大きく形成され)、この処
理部3にガス処理装置1が主に設けられている。ガス処
理装置1は、被処理ガス中の炭素系微粒子等のパティキ
ュレートを捕捉する金属繊維フィルタ4と、この金属繊
維フィルタ4の上流側に設けられ、被処理ガスに燃料を
吹き込む燃料添加装置5及びその燃料添加装置5からの
燃料を触媒の存在下で燃焼させて、金属繊維フィルタ4
に捕捉されたパティキュレートを燃焼させ得る温度に被
処理ガスを加熱する触媒燃焼部6を備えた加熱装置7と
から主になる。
【0007】金属繊維フィルタ4は、高温耐熱性金属繊
維を焼結した焼結体であり、この焼結体は、被処理ガス
中のパティキュレートを捕捉できるならばどのような形
状でもよく、例えば、平板状、一端部が閉塞された筒
状、カップ状、皿状に形成され、具体的には、図2に示
すように、帯板状、円筒状、断面星型筒状に形成しても
よい。金属繊維フィルタ4(金属繊維)の材質として
は、高温耐熱性を有する金属であり、Fe−Cr−Al
−REM系のステンレス鋼やニッケルクロム材が好まし
い。具体的には、Fe−Cr−Al−REM系のステン
レス鋼では、重量比でCr:15〜23%、Al:2.
5〜6.0%、REMとしては、La、Y,Ceの1種
または2種以上が用いられ、添加量は0.02〜1%で
ある。また、ニッケルクロム材では、Cr:15〜21
%、Ni:57〜77%、残部Feである。なお、他の
組成として不可避成分を含んでもよい。
【0008】金属繊維を製造する方法としては、引抜き
法、ワイヤ切削法、コイル材切削法、びびり振動切削
法、コーティング法、ウイスカー法などの加工法などが
挙げられ、特にコイル材切削法が好ましい。コイル材切
削法を用いることで、例えば高温耐熱性ステンレス鋼を
長繊維で所定の形状の繊維に製造することが可能であ
る。具体的には、コイル材切削法は、図3に示すよう
に、板厚が例えば5〜150μmの高温耐熱性ステンレ
ス鋼の薄板(箔)10を旋削主軸11にタイトにコイル
状に巻回し、このコイル材の端面12を旋削主軸11と
平行な送りを与えた工具13により所定の切り込みで切
削する。これにより、三次元的に適度にカールした高温
耐熱性ステンレス長繊維束14が工具すくい面に沿って
後方に流出し、途切れなく連続的に創成される。そして
前記繊維束14を幅方向に展張し、10mm〜300m
mの長さに切断することで図4(a)に示すような高温
耐熱性ステンレス鋼繊維15となる。図4(a)(b)
は前記方法で得られた1本の高温耐熱性ステンレス鋼繊
維15を示しており、断面は矩形状をなし、表面はしわ
状の粗面を有している。
【0009】前記コイル材端面切削法によれば、高温耐
熱性ステンレス鋼繊維15は、一辺(繊維幅W)が板厚
に一致し、一辺(繊維厚さt)が工具送り量sによって
決定される。従って、高温耐熱性ステンレス鋼薄板10
の厚さと切込み(工具送り量)を調整することで様々な
形状の繊維を製造することができる。上記繊維製造条件
としては、工具すくい角:15〜45°、切削速度:3
0〜95m/min、送り量:5〜40μm/minで
ある。金属繊維の長さは10〜300mmが好ましく、
長さが10mm未満では繊維同士の絡みあいが少なくな
り、300mmを超えると不均一に固まって均一な通気
孔を形成しにくくなる。金属繊維の幅(繊維の平均直
径)は、5〜500μmが好ましく、より好適には10
〜100μmが好ましく、幅が5μm未満ではパティキ
ュレートが堆積して通気孔の目つまりを起こしやすく、
また機械的強度や耐熱性が低くなり、500μmを超え
ると、パティキュレートが通気孔をガスと共に通過して
フィルタとしての基本機能を持たなくなる。
【0010】高温耐熱性金属繊維を図5に示すようにフ
ィルタ状に成形するには、形状を保持させるために、焼
結したり、金網などの成形体にいれたり、ニードルパン
チなどで機械的に繊維を絡ませたりする。例えば、焼結
を行う場合には、真空もしくは非酸化性雰囲気中で80
0〜1300℃の範囲で10分〜10時間加熱すること
で行う。この焼結時に荷重をかけることも好適である。
また、焼結後にフィルタを波形あるいは凹凸形に加工す
ることも好ましい。フィルタあるいは触媒体を波形ある
いは凹凸形に加工するとフィルタの機械的強度が向上す
る。具体的には、焼結を行う場合、金属繊維16を目付
け重量300〜5000g/m2に集積し、所望形状例
えば板状(あるいは図に例示する形状)のウェブに成形
する。金属繊維16の目付け量が300g/m2未満で
は気孔率が高すぎパティキュレートをほとんど捕捉する
ことができず、5000g/m2を超えるとパティキュ
レートの処理能力はそれ以上変化せず、かえって繊維を
大量に使用するので経済性が悪くなる。次に、このウェ
ブを真空または非酸化性雰囲気中で800〜1250℃
の範囲で10分〜10時間加熱して焼結する。この焼結
時に荷重をかけることも好適である。こうして得られた
焼結体17から必要寸法のフィルタを切り出す。フィル
タ形状が図1に示すものである場合には、この時点で曲
げ加工などを施す。そして、その後、空気などの酸化性
雰囲気中にて600〜1100℃、1〜20時間の条件
で熱処理する。この熱処理により、図6(a)(b)に
示すようにアルミナ薄膜18が焼結繊維19の表面に形
成される。熱処理温度が600℃以下ではアルミナ薄膜
18が十分に形成することができず、1100℃を超え
ると高温では異常酸化によりアルミナが剥離、飛散す
る。前記温度範囲内であって700℃以下では2(F
e,Cr,Al)+4.5O2→Fe23+Cr23
Al23の反応により、700℃以上ではFe23+A
l→Al23+2Feの反応により各々耐久性薄膜18
が生成される。しかも、組成としてREMが添加されて
いるので、高温でのアルミナ薄膜18の安定性が向上
し、900℃以下の使用温度で良好な機械的特性を示
す。これにより、図5に示すように、金属繊維16をラ
ンダムに配向して接触部を融着した多孔構造の焼結体1
7が得られ、例えば断面略矩形状の焼結金属繊維19の
表面には、図6(a)に示すように、均一な厚さのアル
ミナ薄膜18が被覆されている。このアルミナ薄膜18
は、金属繊維19の交差部分では、図6(b)に示すよ
うに、これを囲繞するように被覆され、交差接触部分が
メタルタッチとなっている。
【0011】また、金属繊維フィルタ4に酸化触媒を担
持するようにしてもよい。酸化触媒の担体としては、特
に限定されるものではないが、アルミナ、シリカ、ズル
コニア、チタニア、ZSM−5、USY、SAPO、Y
型ゼオライトなどのゼオライト類、シリカ−アルミナ、
アルミナ−ジルコニア、アルミナ−チタニア、シリカ−
チタニア、シリカ−ジルコニア、チタニア−ジルコニア
から選ばれる少なくとも1種類が好ましい。担体の粒子
径は0.01〜20μmが好ましく、特に好ましいのは
0.1〜10μmである。粒子径が0.01μm未満では
製造が困難であり、20μmを超えるとフィルタの孔を
閉塞あるいはフィルタからの剥離が生じやすくなる。触
媒担体に担持する触媒活性成分としては、Pt、Pd、
Cu、K、Rb、Cs、Mo、Cr、Mn、Rh、A
g、Ba、Ca、Zr、Co、Fe、La、Ceあるい
はこれらの金属酸化物から選ばれる少なくとも1種類が
好ましく、これらの中でもより好ましくはPt、Pd、
Cu、K、Mo、Fe、Ceあるいはこれらの金属酸化
物がよく、最も好ましいのはCu、K、Moの3成分で
ある。この3成分を使用することにより、低温でパティ
キュレートの燃焼を可能とすると共に、ガス中に含まれ
るSO2等の触媒被毒成分に対して耐久性がある。これ
らの金属あるいは金属酸化物の触媒担体への担持量は、
それぞれの金属分に換算して担体1gに対して0.01
〜2gが好ましく、より好ましくは0.05〜1.0g
であり、担持量が0.01g未満であると触媒の活性が
発現せず、2gを超えるとフィルタに担持させる場合に
フィルタの閉塞を起こすおそれがある。触媒担体と触媒
をフィルタ4に担持させる手段としては、特に限定され
るものではないが、例えばウォッシュコート法、含浸
法、ノズルを用いた吹き付け法などの方法を用いること
ができる。
【0012】金属繊維フィルタ4の上流側に設けられて
いる加熱装置7は、図1に示すように、被処理ガスに燃
料を吹き込む燃料添加装置5と、その燃料添加装置5か
らの燃料を触媒の存在下で燃焼させる触媒燃焼部6とか
ら主になる。触媒燃焼部6は、ガス通路2の処理部3内
であって金属繊維フィルタ4の上流側に設けられ、燃料
添加装置5からの燃料を酸化触媒の存在下で燃焼させる
ものである。触媒燃焼部(酸化触媒層)6を形成する構
造体の形状は特に限定されないが、ハニカム形状が好ま
しく、構造体は構造体全体が通電され得る材料で成形す
ることが好ましい。具体的には、触媒燃焼部6は、例え
ばアルミナ、シリカ、アルミナ−シリカ、ジルコニア、
チタニアを担体として、この担体に白金、パラジウム、
ロジウム等の酸化触媒を含浸させ、これを通電により発
熱するハニカム状の構造体の壁面に担持させて成形され
る。このように、触媒燃焼部6を通電により発熱し得る
ように成形する際には、この触媒燃焼部6に通電を行う
通電装置(図示せず)を取り付けることが望ましく、こ
れにより、触媒燃焼部6で燃料を燃焼させるとき、被処
理ガスの温度が低かったり(例えばガスの温度が250
〜300℃)、燃料が燃焼しにくい(揮発しにくい)燃
料であったりしても燃料の燃焼を十分に行え、かつ、通
電により触媒燃焼部6の立ち上がりが早くなる。つま
り、通電により触媒燃焼部6自体が昇温され、立ち上が
りが早くなる。
【0013】燃料添加装置5はガス通路2の処理部3よ
り上流側に設けられ、通路2内に軽油、灯油等の液燃料
やガス燃料を吹き込む(噴出する)ものである。燃料添
加装置5は、燃料をガス通路2内に吹き込むものならば
どのような構造のものでもよく、例えば噴出ノズルを1
つまたは2以上用いて燃料を噴出するようにしてもよ
く、また燃料の噴出方向も特に限定されないが、ガスの
流れ方向に沿って噴出することが好ましい。燃料添加装
置5からの燃料量及び触媒燃焼部6の触媒成分量は、金
属繊維フィルタ4に流入する被処理ガスの温度が600
〜900℃、好ましくは650〜700℃になるように
調整する。ガス温度が600℃未満ではパティキュレー
トが燃焼せず、900℃を超えるとフィルタ4の耐熱性
が問題となる。なお、フィルタ4に酸化触媒を担持する
場合には、パティキュレートを低温で燃焼させることが
できるので、前記被処理ガスの温度の下限を例えば50
0℃に下げることが可能となる。
【0014】燃料の供給(燃料添加装置5からの燃料の
噴出)すなわちフィルタ4の再生は、フィルタ4の前後
の差圧を検出して、その差圧が予め設定した設定値にな
ったときに行ったり、所定の時間間隔をおいて行うよう
にする。例えば、差圧による場合には、金属繊維フィル
タ4の前後にガス圧力検出器(図示せず)を設け、これ
ら検出器からの検出値から差圧を求め、この差圧の値が
設定値になったとき燃料が被処理ガス中に噴出されるよ
うにする。その設定値は、予め実験等で測定した結果に
基づいて内燃機関や燃焼装置の燃焼状態等が悪くならな
い範囲で任意に設定された値にすることは勿論である。
また、所定の時間間隔をおいて行う場合には、予め実験
等で測定した結果に基づいて内燃機関や燃焼装置の燃焼
状態等が悪くならないような時間間隔で行うようにす
る。
【0015】また、ガス通路2の処理部3より上流側に
燃料添加装置5を設けて、ガス通路2内に燃料を噴出
し、これが処理部3に流入することにより燃料がある程
度ガス中に拡散するが、燃料添加装置5の下流であっ
て、例えばガス通路(あるいは処理部3内の触媒燃焼部
6の上流側)に分散混合器例えばスワラー8を設けるよ
うにしてもよい。これにより、燃料の分散を確実に行え
ることになる。
【0016】つぎにこのガス処理装置1の作用を述べ
る。被処理ガス例えばディーゼル内燃機関の排ガスは、
ガス通路2内を流れて、処理部3に流入する。そこでガ
スが金属繊維フィルタ4を通過し、ガス中のパティキュ
レートがフィルタ4に捕捉され、脱塵処理される。脱塵
処理されたガス(処理ガス)はガス通路2内をさらに下
流へと流れる。そして、フィルタ4に捕捉されたパティ
キュレートの量が多くなると、燃料添加装置5から燃料
例えば軽油がガス通路2内に噴出される。この軽油と排
ガスが処理部3に流入し、スワラー8により分散混合さ
れる。この混合体が触媒燃焼部6に流入してそこで触媒
の存在下で軽油が燃焼し、排ガスが加熱されて昇温され
る。この昇温されたガスが金属繊維フィルタ4に流入
し、このガスによりフィルタ4に捕捉されている炭素系
微粒子等のパティキュレートが燃焼し、フィルタ4上の
パティキュレートが除去される。これにより、フィルタ
4が再生され、良好にガスの脱塵処理を行える状態にな
る。
【0017】このように、金属繊維フィルタ4の上流で
燃料を添加し、この添加燃料を触媒燃焼部6で燃焼させ
るので、排ガス全量を均一に加熱することができる。こ
の際、スワラー8を設けることにより、一層排ガスを均
一に加熱することができる。これによって、フィルタ4
全体がガスにより加熱されるため、フィルタ4に捕捉さ
れているパティキュレートは燃え残ることなく全部が燃
焼する。このため、フィルタ4の再生を良好に行えるこ
とになる。また、フィルタが金属繊維フィルタ4である
ため、熱伝導率が高く、ホットスポットができないと共
に、フィルタ4の一部分にパティキュレートが集中的に
捕捉されてこれが燃焼しても、熱が他に伝播して、フィ
ルタ4の温度分布が小さくなるので、フィルタ4の耐久
性が向上することになる。さらに、触媒燃焼部6を設け
ているため、その触媒燃焼部6でもパティキュレートの
捕捉を行えるので、フィルタ4のみの時と比較してパテ
ィキュレートの除去効率が高くなる。すなわち、パティ
キュレートの処理能力が高くなる。
【0018】また、金属繊維フィルタ4を構成する金属
繊維15がコイル材切削法で製造されていることによ
り、基材として低コストの高温耐熱性ステンレス鋼を用
いることができるので、金属繊維15を容易に低コスト
で製造することが可能となると共に、均一な形状の繊維
15を形成することが可能となる。また、金属繊維15
を集積してウェブにして焼結するだけではなく、焼結後
に熱処理して繊維表面にアルミナ薄膜18を形成してい
るので、高温耐久性、耐酸化性、機械強度が高くなる。
さらに、製造される繊維15の径や集積してウェブにす
る際の集積する量を自由に変化させることで細孔径を任
意に調整できるため、排ガス中のパティキュレートの処
理率を任意に変えることができると共に、ガス中やパテ
ィキュレート中の灰分を堆積しないように調整すること
ができる。さらにまた、金属繊維15は寸法形状がそろ
っている上に表面積が大きく、かつ断面を矩形状に形成
することで、排ガス中のパティキュレートを各辺のエッ
ジで確実に捕捉することができる。
【0019】さらに、金属繊維フィルタ4に酸化触媒を
担持させることにより、パティキュレートを燃焼させる
温度を下げることができ、低い温度でフィルタ4の再生
を行えるので、よりフィルタ4の耐久性が向上すること
になる。また、フィルタ4での再生温度が下がること
で、燃料の供給量を低減することができ、経済性も良く
なる。
【0020】従って、本発明のガス処理装置は、パティ
キュレートの処理能力が高いと共に、優れた耐久性を有
し、かつ、経済性や再生能力にも良好なものとなる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
はこれによって何ら限定されるものではない。
【0022】触媒燃焼部1 アルミナ・粒子(粒子径5μm)9.5gを純水100
mlに塩化白金酸1.3gを溶かしてできた水溶液中に
浸し、130℃で1時間乾燥した後500℃で2時間乾
燥して、白金触媒(以後、Pt/SiO2・Al23
を調製した。次にこの触媒10gを純水100mlと混
合させ、ボールミルで24時間粉砕混合して触媒スラリ
ーを調製した。この触媒スラリーを市販のセラミックハ
ニカム(100cell/inch2、400cc)にウ
ォッシュコートして110℃で1時間乾燥した後、50
0℃で2時間焼成する操作をハニカム1リットル当たり
Ptを6g担持するまで繰り返すことによって排ガス昇
温用酸化触媒燃焼部を作成した。
【0023】フィルタ1 高温耐熱性ステンレス鋼(Cr:20.02、Al:
4.9%、La:0.08%残部Fe及び不可避成分)の
薄板を巻き回したコイル材を端面切削して製造した繊維
径50μmの金属繊維を集積してウエブにし、それを焼
結および熱処理して焼結して高温耐熱性金属繊維フィル
タを製作した。
【0024】フィルタ2 チタニア粒子7gを、硝酸銅3水和塩3.8g、硝酸カ
リウム2.6g、モリブデン酸アンモニウム4水和塩
1.8gより調製した水溶液200ml中に混合し、こ
の混合溶液をかくはんしながら水分を蒸発させ、110
℃で1時間乾燥した後、500℃で2時間焼成し触媒を
調製した。この触媒10gを純度99%のエタノール9
0mlと混合させ、ボールミルで24時間粉砕混合して
触媒スラリーを調製した。この触媒スラリーを、高温耐
熱性ステンレス鋼(Cr:20.02、Al:4.9
%、La:0.08%残部Fe及び不可避成分)の薄板
を巻き回したコイル材を端面切削して製造した繊維径5
0μmの金属繊維を集積してウエブにし、それを焼結お
よび熱処理して焼結してなる高温耐熱性金属繊維フィル
タ上にウオッシュコートして110℃で1時間乾燥した
後、500℃で2時間焼成する操作を金属繊維フィルタ
1g当たり50mg触媒粒子が担持されるまで繰り返す
ことによって高温耐熱性金属繊維フィルタを製作した。
【0025】実施例1 前記触媒燃焼部1とフィルタ1を備えたガス処理装置で
ディーゼル排ガスの処理を行い、その評価をおこなっ
た。ディーゼル排ガス4Nm3/hrを1時間ガス処理
装置内を通過させ、金属繊維フィルタでパティキュレー
トを捕集する。その後、排ガス昇温用触媒燃焼部の50
cm前に挿入された燃料添加ノズルから軽油を48ml
/hrの流量で供給し、その供給口から10cm下流側
にあるスワラーで分散混合させたのち、触媒燃焼部に送
り込む。送り込まれた軽油燃料は触媒燃焼部で燃焼し、
排ガスを加熱する。昇温されたガスがさらに下流側にあ
る金属繊維フィルタを通過する時にフィルタ上のパティ
キュレートを燃焼する。その結果を図7及び図8に示
す。図7は、図1に示したガス処理装置の各位置での温
度との関係を示した図であり、図8は、燃料を供給して
から金属繊維フィルタの前後の差圧がどのように変化す
るかを調べた図である。
【0026】実施例2 前記触媒燃焼部1とフィルタ2を備えたガス処理装置で
ディーゼル排ガスの処理を行い、その評価をおこなっ
た。ディーゼル排ガス4Nm3/hrを1時間ガス処理
装置内を通過させ、金属繊維フィルタでパティキュレー
トを捕集する。その後、排ガス昇温用触媒燃焼部の50
cmm前に挿入された燃料添加ノズルから軽油を33m
l/hrの流量で供給し、供給口から10cm下流側に
あるスワラーで分散混合させたのち、触媒燃焼部に送り
込む。送り込まれた軽油燃料は触媒燃焼部で燃焼し、排
ガスを加熱する。昇温されたガスがさらに下流側にある
触媒担持金属繊維フィルタを通過する時にフィルタ上の
パティキュレートを燃焼する。その結果を図7及び図8
に示す。
【0027】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、フィルタ
の耐久性が向上すると共にフィルタの再生を良好に行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス処理装置の一例を示す概略図であ
る。
【図2】金属繊維フィルタの形状を示す図である。
【図3】コイル材切削装置の一例を示す斜視図である。
【図4】金属繊維の一例を示す図であり、その(a)は
斜視図、(b)は断面図である。
【図5】金属繊維をフィルタ状にした状態を示す図であ
る。
【図6】金属繊維に熱処理を施した状態を示す断面図で
あり、その(a)は繊維単体を示す図、(b)は繊維が
交差した部分を示す図である。
【図7】フィルタ内の温度分布を示す図である。
【図8】再生時間とフィルタの差圧との関係を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ガス処理装置 4 金属繊維フィルタ 5 燃料添加装置 6 触媒燃焼部 7 加熱装置
フロントページの続き (72)発明者 神道 克美 愛知県豊川市国府町豊成44 (72)発明者 飯島 伸介 愛知県蒲郡市金平町頂拝13−13 (72)発明者 加藤 籠彦 愛知県新城市緑が丘5−6−5 (72)発明者 後夷 光一 愛知県岡崎市上地3−23−26 (72)発明者 相澤 幸雄 神奈川県川崎市中原区木月大町203 (72)発明者 関戸 容夫 神奈川県横浜市磯子区洋光台6−28−7 (72)発明者 古牧 治雄 神奈川県横浜市港北区菊名2−5−1− 131 (72)発明者 小宮山 知成 神奈川県横浜市鶴見区栄町通3−32−1

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素系微粒子等のパティキュレートを含
    むディーゼル内燃機関の排ガス等の被処理ガスをフィル
    タで脱塵処理するガス処理装置において、前記フィルタ
    が高温耐熱性金属繊維を集積してなる金属繊維フィルタ
    であると共に、該金属繊維フィルタの上流側に、前記被
    処理ガスに燃料を吹き込む燃料添加装置及びその燃料添
    加装置からの燃料を触媒の存在下で燃焼させて、金属繊
    維フィルタに捕捉されたパティキュレートを燃焼させ得
    る温度に被処理ガスを加熱する触媒燃焼部を備えた加熱
    装置を設けたことを特徴とするガス処理装置。
  2. 【請求項2】 前記金属繊維フィルタが、高温耐熱性ス
    テンレス鋼の薄板を巻回したコイル材を端面切削して金
    属繊維を形成し、この金属繊維を集積して焼結及び熱処
    理して成形された高温耐熱性ステンレス鋼繊維フィルタ
    である請求項1記載のガス処理装置。
  3. 【請求項3】 前記金属繊維フィルタに酸化燃焼触媒を
    担持させた請求項1または2記載のガス処理装置。
  4. 【請求項4】 前記触媒燃焼部の触媒が、通電により発
    熱するハニカムに酸化触媒を担持してなる請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載のガス処理装置。
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