JPH102717A - 原点検出装置および原点検出方法 - Google Patents

原点検出装置および原点検出方法

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JPH102717A
JPH102717A JP15391396A JP15391396A JPH102717A JP H102717 A JPH102717 A JP H102717A JP 15391396 A JP15391396 A JP 15391396A JP 15391396 A JP15391396 A JP 15391396A JP H102717 A JPH102717 A JP H102717A
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Toru Yaku
亨 夜久
Masaaki Miyashita
正明 宮下
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Mitutoyo Corp
Mitsutoyo Kiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 明暗パターンのぼけを抑制して原点パルスの
エッジが極力変動しない原点検出装置および原点検出方
法を提供する。 【解決手段】 メインスケール15は、平行光線PLを
任意の明暗パターンで通過させる。このとき、段差17
aによってその直下で光干渉が生じる。この光干渉が明
暗パターンの暗領域18を形成する。インデックススケ
ール16では、明暗パターンの暗領域18に沿って区画
された暗領域パターン19を用いて明暗パターンの光線
を通過させる。受光素子10は、原点スリット20を通
過した光線の光量を測定する。受光素子10が検出する
光量が最低レベル領域にあるときにその明暗パターンの
位置を原点位置として定める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば光電式エン
コーダといった測量計に用いられる原点検出装置および
原点検出方法に関し、特に、供給された平行光線を任意
の明暗パターンで通過させる第1スケールと、明暗パタ
ーンの暗領域に沿って区画された暗領域パターンを用い
て明暗パターンの光線を通過させる第2スケールと、こ
の第2スケールを通過した光線の光量を検出する受光素
子とを備え、受光素子が検出する光量が最低レベル領域
にあるときにその明暗パターンの位置を原点位置として
定める原点検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光電式エンコーダでは、図1に
示すように、例えば移動可能なテーブルに取り付けられ
たメインスケール100と、そのテーブルの移動時に、
移動する光透過性メインスケール100に対して相対移
動する固定の光透過性インデックススケール101とを
備える。原点検出装置102がメインスケール100上
の原点を検出すると、テーブルの移動時、その原点から
の移動距離がメインスケール100上で測定される。
【0003】原点検出装置102では、発光素子103
から発光されてコリメータレンズ104で視準された平
行光線PLがメインスケール100およびインデックス
スケール101を順に透過する。メインスケール100
には例えば30μm幅の不透明なパターン素子105が
取り付けられ、各パターン素子105が平行光線PLの
透過を阻止する。こうして所定の明暗パターンが形成さ
れる。その一方、インデックススケール101には、明
暗パターンの暗領域に沿って区画された暗領域パターン
106が取り付けられる。この暗領域パターン106に
は、各パターン素子105に対向する例えば30μm幅
のスリット107が設けられる。したがって、受光素子
108では、メインスケール100とインデックススケ
ール101との相対移動時、原点位置では、平行光線P
Lはパターン素子105で遮断され、スリット107を
通じて受光素子108に達することはない。その結果、
図2に示すように、原点位置では受光素子108の出力
電圧が降下し、任意の基準電圧V0よりも低い出力信号
区間が原点パルスとして出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の原点検出装
置102では、メインスケール100とインデックスス
ケール101との間隔が広がると、平行光線PLのメイ
ンスケール100透過時に生じる光の回析現象に起因し
て明暗パターンがぼけてしまう。この明暗パターンのぼ
けは、原点パルス幅Dの拡大を招いて原点パルスのエッ
ジを移動させてしまう。
【0005】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、明暗パターンのぼけを抑制して2つのスケール間の
間隙幅の変動に対して原点パルスのエッジ移動を極力小
さくすることができる原点検出装置および原点検出方法
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1発明によれば、供給された平行光線を任意の明
暗パターンで通過させる第1スケールと、前記明暗パタ
ーンの暗領域に沿って区画された暗領域パターンを用い
て前記明暗パターンの光線を通過させる第2スケール
と、この第2スケールを通過した光線の光量を検出する
受光素子とを備え、受光素子が検出する光量が最低レベ
ル領域にあるときにその明暗パターンの位置を原点位置
として定める原点検出装置において、前記第1スケール
は、光透過性材の段差が引き起こす光干渉に基づいて前
記暗領域を形成することを特徴とする。
【0007】かかる構成によれば、光透過性材の段差が
引き起こす光干渉に基づいて極めて幅の狭い明暗パター
ンの暗領域を形成することができる。その結果、暗領域
パターンとの協働によってパルス幅の狭い原点パルスを
簡単に得ることができる。
【0008】また、第2発明によれば、第1発明に係る
原点検出装置において、前記段差は、光透過性の基体
と、この基体上に形成される光透過性のパターン素子と
によって形成されることを特徴とする。基体とパターン
素子とによって簡単に光干渉を引き起こすことができ
る。基体とパターン素子とは一体に形成されてもよい。
【0009】さらに、第3発明によれば、第2発明に係
る原点検出装置において、前記パターン素子および基体
を連続的に通過する光線と、前記基体を通過する光線と
は半波長の波長差を有することを特徴とする。その結
果、明暗パターンにおける明領域と暗領域とのコントラ
ストを一層際立たせることができる。
【0010】さらにまた、第4発明によれば、第1〜第
3発明のいずれかに係る原点検出装置において、前記明
暗パターンは疑似ランダム符号に基づいて形成されるこ
とを特徴とする。かかる構成によれば、疑似ランダム符
号の自己相関関数を利用することによって、原点位置と
非原点位置とでの明暗比を確実に確保することができ
る。
【0011】さらにまた、第5発明によれば、第1〜第
4発明のいずれかに係る原点検出装置において、前記パ
ターン素子は光透過性支持部材を介して前記基体表面に
取り付けられることを特徴とする。かかる構成によれ
ば、既存のスケールに対して簡単に本発明を適用するこ
とが可能となる。
【0012】さらにまた、第6発明によれば、第1〜第
5発明のいずれかに係る原点検出装置において、前記パ
ターン素子はSiO2 の透明薄膜として形成されること
を特徴とする。
【0013】さらにまた、第7発明によれば、平行光線
を利用して任意の明暗パターンを形成する工程と、前記
明暗パターンの暗領域に沿って区画された暗領域パター
ンを用いて前記明暗パターンの光線を通過させる工程
と、前記暗領域パターンを通過した光線の光量が最低レ
ベル領域にあるときに前記明暗パターンの位置を原点位
置として判断する工程とを含み、前記暗領域は、光透過
性材の段差が引き起こす光干渉に基づいて形成されるこ
とを特徴とする原点検出方法が提供される。かかる方法
によれば、光透過性材の段差が引き起こす光干渉に基づ
いて極めて幅の狭い明暗パターンの暗領域を形成するこ
とができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しつつ本発
明の好適な実施形態を説明する。
【0015】図3は本発明の第1実施形態に係る原点検
出装置を示す。この原点検出装置ODは、受光素子10
に向けて平行光線PLを供給する光供給源11を備え
る。この光供給源11では、発光素子12から拡散発光
された光線がコリメータレンズ13によって平行光線P
Lに変換される。受光素子10は、原点検出手段14を
透過してきた平行光線PLを受光して、その光線PLの
光量に対応する出力電圧を受光信号OUTとして出力す
る。受光信号OUTの出力レベルが降下して最低レベル
領域すなわち任意の基準電圧V0以下の電圧領域(図2
参照)に達すると、その時点で原点パルスの初期エッジ
が形成される。続いて、受光信号OUTの出力レベルが
最低レベル領域を抜け出した時点で原点パルスの終期エ
ッジが形成される。
【0016】原点検出手段14は、供給された平行光線
PLを任意の明暗パターンで通過させる移動可能な第1
スケールとしての光透過性メインスケール15と、この
メインスケール15の下流側で発光素子12および受光
素子10間に設けられる固定の第2スケールとしての光
透過性インデックススケール16とを備える。メインス
ケール15基体の下向き表面15aには例えばSiO2
の透明薄膜すなわち位相シフト層(パターン素子)17
が成膜され、この位相シフト層17の縁によって光透過
性材の段差17aが形成される。この段差17aが引き
起こす光干渉に基づいて明暗パターンの暗領域18が形
成される。かかる暗領域生成の原理については後述す
る。
【0017】メインスケール15の下向き表面15aに
例えば0.5〜2.0mm幅の間隔で対向するインデッ
クススケール16の上向き表面16aには、メインスケ
ール15の明暗パターンの暗領域18に沿って区画され
た暗領域パターン19が付着される。この暗領域パター
ン19には例えば5μm幅の原点スリット20が形成さ
れる。したがって、メインスケール15が図示左右方向
に移動すると、その移動に伴って明暗パターンの暗領域
18が移動し、この暗領域18が原点スリット20を通
過することによって受光素子10の出力電圧は相対的に
降下する。この電圧降下が原点スリット20の幅だけ継
続されることによって、そのスリット幅に応じた原点パ
ルス幅Dを持った原点パルスを得ることができる。
【0018】図4を参照しつつ明暗パターンの生成原理
を詳述する。明暗パターンの暗領域18は透過光線2
1、22の干渉に基づいて形成される。すなわち、メイ
ンスケール15のみを透過してくる基準光線21と、位
相シフト層17を透過してくる位相シフト光線22との
間には、空気中の光速度に比べて位相シフト層17中の
光速度が遅いことから位相差が生じる。この位相差を持
った光線21、22同士が段差17aの回折を通じて干
渉を引き起こし、段差17a直下では干渉による暗領域
18が形成される。すなわち、距離tにおける基準光線
21の光路長L=t(空気の屈折率n=1に基づく)で
あって、位相シフト光線22の光路長L=nt(位相シ
フト層17の媒体の屈折率はn)である。両者21、2
2の光路長差dL=t(n−1)となる。波長λの2つ
の光線21、22の位相差が半波長λ/2になるように
位相シフト層17の厚みを設定すれば、最も高コントラ
ストな暗領域が得られる。したがって、位相シフト層1
7の厚みt=λ/[2(n−1)]が導かれる。
【0019】実験によれば、発光素子の波長λ=630
nm(赤色光)、位相シフト層17の厚みt=750n
mに設定した場合、段差17a直下1mmの投影面で約
26μm幅の暗領域18投影が得られ、段差17a直下
2mmの投影面で約32μm幅の暗領域18投影が得ら
れた。したがって、原点パルスの2つのエッジでは、間
隙幅の変動によっても移動量が約±3μmに抑えられて
いる。
【0020】メインスケール15の原点位置の検出にあ
たっては、まず、発光素子12を発光させ平行光線PL
を供給する。続いて、発光素子12および受光素子10
間でメインスケール15を平行移動させると、段差17
aが原点スリット20を横切る。このとき、受光素子1
0からの受光信号OUTの出力レベルを観察し続ける。
段差17aが原点スリット20に進入した時点で原点パ
ルスの初期エッジが得られ、段差17aが原点スリット
20から脱出した時点で原点パルスの終期エッジが得ら
れる。
【0021】図5は本発明の第2実施形態に係る原点検
出装置を示す。この第2実施形態では、位相シフト層1
7によって形成される段差17aがランダムに複数個形
成されていることが特徴とされる。かかる構成によれ
ば、原点スリット20の延べ開口幅を広げることによっ
て非原点位置での受光素子10の受光量を増加させ、そ
の結果、原点位置と非原点位置とでの明暗度が拡大され
る。したがって、原点パルスの検出が一層容易となる。
なお、前述の第1実施形態と同一の構成に関しては同一
の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0022】段差17aのランダム配置にあたっては、
例えばM系列符号(MaximumLength)とい
った疑似ランダム符号を適用することができる。この疑
似ランダム符号は、n段のシフトレジスタと加算とによ
って算出される系列のうち最も長い系列によって成り立
っている。例えば、図6には、4段のシフトレジスタD
0、D1、D2、D3によって作り出される長さ15の
M系列符号が示される。すなわち、n段のシフトレジス
タを用いれば、長さ(2n −1)のM系列符号が得られ
る。かかる系列では、「1」の出現個数と「0」の出現
個数との差は常に1に保たれ、すなわち、「1」と
「0」とがほぼ同数ずつ現れ、しかも、同一符号の連続
符号列の長さが長くなるほど、その出現頻度は少なくな
る。すなわち、長さ1の符号列(「1」や「0」)は符
号列全体の1/2個であり、長さ2の符号列(「11」
や「00」)は1/4個、長さ3の符号列(「111」
や「000」)は1/8個、長さmの符号列は1/2m
個といった出現頻度となる。その結果、自己相関関数ρ
(k)は、完全一致の場合に1となり、その他一致して
いない場合に−[1/(2n −1)]となる。図7に示
すように、符号列が完全に一致したときのみ相関関数ρ
(k)=1が成立し、自己/非自己選択制の強いことが
わかる。
【0023】こういったM系列符号を明暗パターンに応
用したものが図8に示される。M系列符号中の符号
「1」の位置で段差17aが形成され、その結果、その
段差17aによって複数の暗領域18が形成される。イ
ンデックススケール16には、これらの暗領域18の間
隔と等しい間隔で原点スリット20が形成された暗領域
パターン19が形成される。原点位置と非原点位置とで
明暗比が確実に拡大され、SN比のよい原点パルスを得
ることができる。M系列符号の長さを長くすればするほ
ど、SN比は改善される。
【0024】図9は本発明の第3実施形態に係る原点検
出装置を示す。この第3実施形態では、位相シフト層1
7が光透過性部材としてのガラス片30を介してメイン
スケール15基体の表面15aに取り付けられる。暗領
域18は位相シフト層17による位相差によって形成さ
れることから、たとえガラス片30を接着剤によってメ
インスケール15に接着させても、暗領域の形成に対し
てガラス片30や接着層(図示せず)の厚み並びに材質
の影響や端面の影響が及ぶことはない。その結果、安価
に本発明に係るメインスケール15を製造することがで
きる。
【0025】以上の実施形態では、メインスケール15
で明暗パターンを形成する一方で、インデックススケー
ル16に暗領域パターンを形成しているが、図10に示
すように、これらの関係を逆転することもできる。すな
わち、インデックススケール16側で明暗パターンを形
成し、この明暗パターンをメインスケール15側で検出
するのである。
【0026】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、光透過性
材の段差が引き起こす光干渉に基づいて明暗パターンの
暗領域を形成するので、第1および第2スケール間の間
隙幅が変動しても、原点パルスのエッジが移動すること
を極力抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 既存の原点検出装置の概略を示す構成図であ
る。
【図2】 原点検出時の受光素子の出力電圧を示すグラ
フである。
【図3】 本発明の第1実施形態に係る原点検出装置の
全体構成図である。
【図4】 位相シフト層による明暗パターン形成の原理
を示す図である。
【図5】 本発明の第2実施形態に係る原点検出装置の
全体構成図である。
【図6】 長さ15のM系列符号の計算方法を示す図で
ある。
【図7】 長さ15のM系列符号の自己相関関数を示す
図である。
【図8】 長さ15のM系列符号が応用された原点検出
装置の全体構成図である。
【図9】 本発明の第3実施形態に係る原点検出装置の
全体構成図である。
【図10】 インデックススケール側に位相シフト層を
設けた原点検出装置の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 受光素子、15 第1または第2スケールとして
のメインスケール、16 第1または第2スケールとし
てのインデックススケール、17 パターン素子として
の位相シフト層、17a 段差、18 明暗パターンの
暗領域、21基準光線、22 位相シフト光線、30
光透過性支持部材としてのガラス片、PL 平行光線。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給された平行光線を任意の明暗パター
    ンで通過させる第1スケールと、前記明暗パターンの暗
    領域に沿って区画された暗領域パターンを用いて前記明
    暗パターンの光線を通過させる第2スケールと、この第
    2スケールを通過した光線の光量を検出する受光素子と
    を備え、受光素子が検出する光量が最低レベル領域にあ
    るときにその明暗パターンの位置を原点位置として定め
    る原点検出装置において、 前記第1スケールは、光透過性材の段差が引き起こす光
    干渉に基づいて前記暗領域を形成することを特徴とする
    原点検出装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の原点検出装置におい
    て、前記段差は、光透過性の基体と、この基体上に形成
    される光透過性のパターン素子とによって形成されるこ
    とを特徴とする原点検出装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の原点検出装置におい
    て、前記パターン素子および基体を連続的に通過する光
    線と、前記基体を通過する光線とは半波長の波長差を有
    することを特徴とする原点検出装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の原点検
    出装置において、前記明暗パターンは疑似ランダム符号
    に基づいて形成されることを特徴とする原点検出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の原点検
    出装置において、前記パターン素子は光透過性支持部材
    を介して前記基体表面に取り付けられることを特徴とす
    る原点検出装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかに記載の原点検
    出装置において、前記パターン素子はSiO2 の透明薄
    膜として形成されることを特徴とする原点検出装置。
  7. 【請求項7】 平行光線を利用して任意の明暗パターン
    を形成する工程と、前記明暗パターンの暗領域に沿って
    区画された暗領域パターンを用いて前記明暗パターンの
    光線を通過させる工程と、前記暗領域パターンを通過し
    た光線の光量が最低レベル領域にあるときに前記明暗パ
    ターンの位置を原点位置として判断する工程とを含み、
    前記暗領域は、光透過性材の段差が引き起こす光干渉に
    基づいて形成されることを特徴とする原点検出方法。
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