JPH10271349A - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JPH10271349A
JPH10271349A JP9075567A JP7556797A JPH10271349A JP H10271349 A JPH10271349 A JP H10271349A JP 9075567 A JP9075567 A JP 9075567A JP 7556797 A JP7556797 A JP 7556797A JP H10271349 A JPH10271349 A JP H10271349A
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color
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color correction
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JP9075567A
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Tatsuya Tanaka
達哉 田中
Makio Goto
牧生 後藤
Yoshinori Murakami
義則 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 色修正されずに複製された複製画を再度複製
する場合でも、元の原稿に近い忠実な色再現が可能なカ
ラー画像処理装置を提供する。 【解決手段】 カラー原画xの画像情報を読み取る入力
手段102と、この入力手段102により得られた色信
号を処理してカラー画像として出力する出力手段107
とを備え、かつ、入力手段102と出力手段107とを
―つのシステムとしてみなした場合の伝達関数Φの逆変
換Φ-1を、元の原画xからの重複した複製回数に応じた
回数分だけ繰り返す逆変換手段106,109を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーの原画を読
み取って複製画として出力する、たとえば、デジタルカ
ラー複写機や、スキャナから読み取った画像をカラープ
リンタ等などでプリントアウトする機器を構成するため
のカラー画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のカラー画像処理装置10
0'、たとえばカラープリンタでは、図6に示すよう
に、カラーの原画xをスキャナ102で光走査して読み
取ることでr(赤),g(緑),b(青)のデジタルの色分解信
号が生成され、これらの色分解信号が本体処理部10
3'に送られる。
【0003】本体処理部103'のγ補正手段104
は、この色分解信号に対してレベル補正や非線形性の補
正を行ない、続いて、このγ補正後の色分解信号が色修
正手段106に送られる。そして、この色分解信号は、
色修正手段106によって、後述のようにして色修正さ
れてC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の各色修
正信号に変換された後、プリンタ107に送られてプリ
ントアウトされる。
【0004】上記のように色修正手段106を設けてい
るのは、次の理由による。
【0005】各種のスキャナ102やプリンタ107
は、それぞれその特性が異なるので、スキャナ102で
読み取って得られる色分解信号を色修正することなくそ
のままC,M,Yの色信号に変換してプリンタ107に
出力したとしても、元の原画xの色とは異なる色を呈し
た複製画となってしまう。そこで、色修正手段106で
色修正を施すことで、原画xに忠実に色再現された複製
画を得るようにしている。
【0006】ところで、従来、上記の色修正手段106
による色修正のための技術として、たとえば、電子写真
学会誌第29巻第3号(1990年)『忠実な色再現のた
めの色修正技術』に、多項回帰分析を用いた数式化によ
る色修正処理、ルックアップテーブルを用いた三次元補
間処理、ニューラルネットワークを用いた非数式化によ
る色修正処理などの技術が掲載されている。
【0007】一例として、上記の多項回帰分析を用いた
数式化による色修正としては、特開昭61−26197
1号公報に開示されているように、次の(1)式によっ
て、線形項または非線形項を含む多項式の演算を実行す
ることにより、色変換処理を行うようにしている。
【0008】
【数1】
【0009】ここに、MTXは色変換マトリクスの係
数、kiは定数である。
【0010】この多項式を導出するには、出力可能な全
ての色が一様に色修正されるように、たとえば、各C,
M,Yの各値を組み合わせた9×9×9=729色のカ
ラーサンプル作成用の基準データを、たとえば別の機器
で作成し、これをプリンタ107に出力してカラーサン
プルを得る。そして、このカラーサンプルをスキャナ1
02で読み取って色分解信号とし、続いて、この色分解
信号のr,g,b値と前述のカラーサンプル作成のための
基準データのC,M,Y値とから、色変換マトリクスの
係数MTXを重回帰分析を用いて求め、このマトリクス
の係数MTXを記憶装置105に予め記憶させておく。
【0011】そして、原画xなどをスキャナ102で読
み取った際に、色修正手段106において、記憶装置1
05に記憶された上記のマトリックス係数MTXを用い
て上記(1)式の演算を実行して色修正を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スキャナ1
02やプリンタ107は、必ずしも図6に示すような構
成の本体処理部103'に接続されるものとは限らず、
たとえば、図7に示すように、PC108等のコンピュ
ータに接続される場合がある。
【0013】その場合、スキャナ102で原画xが読み
取られた場合、その原画xの色分解信号はPC108に
送られるが、PC108によっては色修正処理を行うよ
うなアプリケーションプログラムが無い場合がある。
【0014】このときには、原画xを読み取って得られ
た色分解信号は、PC108で何ら色修正処理されるこ
となく、プリンタ107に送られてプリントアウトされ
る。
【0015】なお、以下の説明では、原画xから一度複
製されたものを第1複製画x1と称する。
【0016】ところで、原画xを汚したくないような場
合、あるいはその原画xが手元にないような場合、また
は、原画xを不意に紛失してしまったような場合には、
第1複製画x1を用いてこれを再度複製する必要が生じる
ことがある。
【0017】その場合、第1複製画x1を再度複製して得
られるもの(以下、これを第2複製画と称する)x2は、で
きるだけ原画xに近い色が再現されることが望ましい。
【0018】しかし、色修正されていない第1複製画x1
をスキャナ102で読み取って、図6に示した構成のカ
ラー画像処理装置100'を用いて色修正手段106で
一度色修正を行ったとしても、プリンタ107でプリン
トアウトして得られる第2複製画x2は、第1複製画x1
近い色が再現されるだけであって、元々の原画xに近い
色を再現する保証は何ら得られない。
【0019】このことをさらに図8を参照して説明す
る。
【0020】いま、スキャナ102とプリンタ107と
を―つのシステムとしてみなした場合の伝達関数をΦ、
その逆変換をΦ-1としたとき、色修正手段106で色修
正することは、一種の逆変換Φ-1を行ったことと等価で
ある。そして、前述の(1)式における色変換マトリクス
の係数MTXは、スキャナ102とプリンタ107とを
含めた装置100'全体のシステムの伝達関数Φの逆変
換Φ-1を行う場合の修正係数となっている。
【0021】ここで、図8(a)に示すように、原画xをス
キャナ102で読み取った後、これを何ら色修正するこ
となくプリンタ107に出力したときの第1複製画x1
Φ(x)となるが、その前に色修正手段106で一度色修
正(逆変換)Φ-1を行うのでx1=xとなり、元の原画xの色
が比較的忠実に再現される。
【0022】これに対して、図8(b)に示すように、色
修正されていない第1複製画x1を用いて第2複製画x2
得るとき、何ら色修正しなければ元の原画xから見れ
ば、原画xが色修正なしで2度複製されたことになるの
でΦ[Φ(x)]となるが、実際には色修正手段106によ
って一度色修正(逆変換)Φ-1が行われるからx2=Φ(x)
となる。
【0023】しかし、色修正手段106で一度色修正
(逆変換)Φ-1を行ったとしても、その第2複製画x2はΦ
(x)であって、元の原画xと異なっており、忠実な色再現
を保証することができない。
【0024】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、色修正されずに一度複製された複製画
を再度複製したときでも、元々の原画に近い忠実な色再
現を可能にすることを課題とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、カラー原画の画像情報を読み取る入力手
段と、この入力手段により得られた色信号を処理してカ
ラー画像として出力する出力手段とを備えたカラー画像
処理装置において、次の構成を採用している。
【0026】すなわち、請求項1記載の発明では、入力
手段と出力手段とを―つのシステムとしてみなした場合
の伝達関数の逆変換を、元の原画からの重複した複製回
数に応じた回数分だけ繰り返す逆変換手段を備えてい
る。
【0027】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
構成において、逆変換手段は、前記色信号に対して前記
入力手段および出力手段の特性に応じた色修正を行う色
修正手段と、この色修正手段の出力を再度色修正手段に
入力する色修正選択手段とからなる。
【0028】なお、色修正手段としては、請求項3のよ
うに、マトリクス変換方式を用いたものや、請求項4の
ように、3次元ルックアップテーブルを用いたものや、
さらには、請求項5のように、ニューラルネットワーク
を用いたものを適用することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
カラー画像処理装置のシステム構成を示すブロック図で
あり、図6および図7に示した従来例に対応する部分に
は同一の符号を付す。
【0030】図1において、100はカラー画像処理装
置の全体を示し、102は画像の入力手段としてのスキ
ャナ、103は本体処理部、107は画像の出力手段と
してのプリンタである。
【0031】スキャナ102は、カラーの原画を読み取
ってr,g,bの色分解信号を得るもので、光走査した原
画からr,g,bの各256段階のデジタル信号に色分解
するようになっている。
【0032】プリンタ107は、本体処理部103で色
修正して得られるC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエ
ロー)の色修正信号に基づいて画像を出力するようにな
っている。なお、この場合もプリンタ107は、C,
M,Yの各色インクを使用して各256段階のデジタル
濃度でプリントアウトするものとなっている。
【0033】処理装置本体部103は、γ補正手段10
4、RAM等の記憶装置105、色修正手段106、お
よび色修正選択手段109を備える。
【0034】ここで、γ補正手段104、記憶装置10
5、色修正手段106の各構成は、図6に示した従来の
場合と同様であるから、ここでは詳しい説明は省略す
る。
【0035】この実施形態の特徴は、色修正手段106
の出力を再度色修正手段106に入力する色修正選択手
段109が設けられていることである。そして、上記の
色修正手段106と色修正選択手段109とが特許請求
の範囲における逆変換手段に相当する。
【0036】図1の構成において、スキャナ102によ
って読み取るものが、元の原画xか、あるいは色修正さ
れていない第1複製画x1かを区別するための情報を予め
色修正選択手段109に与えておく。
【0037】ここで、たとえば、スキャナ102によっ
て元の原画xを読み取る場合には、その原画xがr,g,b
などの色分解信号にされた後、これらの信号が本体処理
部103に送られる。
【0038】本体処理部103に入力された色分解信号
r,g,bは、γ補正手段104に送られる。γ補正手段
104は、γ補正テーブルに基づいてレベル補正や非線
形性の補正を行なう。
【0039】このγ補正後の色分解信号は色修正手段1
06に送られて色修正されてC(シアン),M(マゼン
タ),Y(イエロー)の各色修正信号に変換された後、色
修正選択手段109に送られる。
【0040】色修正選択手段109は、スキャナ102
で読み取られたものが元の原画xの場合には、この色修
正信号をそのままプリンタ107に出力する。このた
め、図8(a)に示したように、原画xの色が忠実に再現さ
れた複製画が得られる。
【0041】一方、スキャナ102で読み取られるもの
が、原画xから色修正することなく複製された第1複製
画x1である場合には、同様に、これをスキャナ102で
読み取り、その色分解信号を本体処理部103のγ補正
手段104でレベル補正や非線形性の補正を行った後、
これらの色分解信号を色修正手段106に送出して色修
正を行なうが、色修正選択手段109は、この色修正後
の信号を、再度、色修正手段106に送って色修正を行
うようにする。つまり、二度にわたって色修正を行うよ
うにする。
【0042】これにより、元々の原稿xの色を忠実に再
現する色修正が行なわれるので、その後、この色修正信
号が色修正選択手段109を介してプリンタ107に出
力される。
【0043】次に、色修正されていない第1複製画x1
スキャナ102で読み取ってプリンタ107に出力して
第2複製画を得る場合に、二度色修正を行うことによ
り、上記のように原画xに忠実な色が得られる理由につ
いて説明する。
【0044】図2に示すように、最初に原画xを色修正
なしに複製した第1複製画x1はΦ(x)、この第1複製画x
1をさらに何ら色修正なしに複製した場合はΦ[Φ(x)]と
なる。
【0045】しかし、この実施形態の場合には、色修正
手段106によってΦ[Φ(x)]に対して二度色修正(逆変
換)Φ-1が行われるから第2複製画x2はxとなり、元の原
画xに忠実な色が再現される。
【0046】次に、この伝達関数Φの逆変換Φ-1(つま
り色修正)を行う方法について、次の3つの手法につい
て説明する。
【0047】 多項式の演算に基づく色修正 次の(2)式に示す線形項または非線形項を含む多項式の
演算に基づいて色変換処理を行う。
【0048】
【数2】
【0049】この(2)式で示される多項式を導出する方
法として、多項式の色変換マトリクスの係数MTXを、
たとえば重回帰モデルにより求める。実際には、出力可
能な全ての色が一様に色修正されるように、たとえば、
C,M,Yの各値を組み合わせた9×9×9=729色
のカラーサンプル作成用の基準データを、たとえば別の
機器で作成し、これをプリンタ107に出力してカラー
サンプルを得る。続いて、このカラーサンプルをスキャ
ナ102で読み取って色分解信号とし、次に、この色分
解信号のr,g,b値と前述のカラーサンプル作成用の基
準データのC,M,Y値とから、色変換マトリクスの係
数MTXを重回帰分析を用いて求め、この色変換マトリ
クスの係数MTXを記憶装置105に予め記憶させてお
く。
【0050】そして、スキャナ102で色修正されてい
ない第1複製画x1を読み取って色修正手段106で色修
正する際には、記憶装置105に予め記憶されている色
変換マトリックスの係数MTXを用いて二度色修正を行
えば、上記(2)式の演算が実行されて、逆変換Ф-1が二
度施されたことになる。
【0051】 3次元ルックアップテーブルによる色
修正 前述と同様にして、入力される色分解信号r,g,bと出
力される色修正信号C,M,Yの関係を予め求めてお
き、図4(a)に示すように、入力される色分解信号を3
次元の空間座標として配置し、この色分解信号座標を複
数の単位立方体に分割する。そして、各単位立方体の8
頂点の各座標に対して、出力すべき最適な色修正信号D
xi(i=1〜8)を対応させておき、これを3次元ルック
アップテーブルとして記憶装置105に記憶させる。
【0052】色変換の際には、入力される色分解信号の
データが、上記のように記憶装置105に予め記憶され
たデータに直接対応していない場合には、その近傍の既
知の色修正信号のデータDxiを用いて3次元補間演算を
実行する。この3次元補間の演算には、たとえば、図4
(b)に示すように、所属する単位立方体の8頂点のデー
タDxiから、次の(3)式によって補間処理を行う。
【0053】
【数3】
【0054】ここに、Dxは補間により得られる色修正
信号、Dxiは各頂点における既知の色修正信号、Viは
各頂点の対角に位置する直方体の体積である。
【0055】この場合も、色修正手段106によって記
憶装置105に記憶されている3次元ルックアップテー
ブルを用いて色修正された信号を、再度、色修正選択手
段109を介して色修正手段106に入力して3次元ル
ックアップテーブルに基づく色修正を行えば、上記で説
明したように、逆変換Ф-1が二度施されたことになる。
【0056】 ニューラルネットワークによる色修正 ニューラルネットワークとして、たとえば、バックプロ
パゲーションアルゴリズムと呼ばれているものは、図5
に示すように、入力層I1、中間層I2、出力層I3から
なっており、各層I1〜I3を構成するユニットuが順次
互いに結合し合ってネットワークを形成している。これ
らの各ユニットuは、多入力−1出力の非線形素子であ
って、ユニットu間の接続状態と、その結合の強さ(重み
係数wi)によって信号処理の機能を発揮する。
【0057】すなわち、ある信号を入力層I1に入力す
れば、中間層I2を介して重み付けされた信号が出力層
3から出力されるもので、結合の強さを学習させるこ
とができる。すなわち、入力層I1にある信号を与えた
ときに望ましい出力層I3の信号(教師信号)を教えて、
実際の誤差を小さくするように結合の強さを修正してい
く方法で、これを繰り返し行うことによって習熟度が増
し、精度が上がっていく。
【0058】このニューラルネットワークを用いる場合
も、の場合と同様に、カラーサンプルをプリンタ10
7に出力されたカラーサンプルを再びスキャナ102で
読み取って色分解信号を得て、この色分解信号をネット
ワークへの入力信号として、また、教師信号として上記
と同様にして求めた出力色信号C,M,Yを用いること
によって実現できる。そして、この時に学習された結合
の強さの状態を予め記憶装置105に記憶させておく。
【0059】この場合も、色修正手段106でニューラ
ルネットワークに基づいて色修正された信号を、再度、
色修正選択手段109を介して色修正手段106に入力
してニューラルネットワークに基づく色修正を行えば、
上記で説明したように、逆変換Ф-1が二度施されたこと
になる。
【0060】なお、上記の実施形態では、色修正されて
いない第1複製画x1を再度複製して第2複製画x2を得る
場合の色修正処理について説明したが、このような実施
形態に限定されるものではない。たとえば、何ら色修正
されていない第2複製画x2=Φ[Φ(x)]を再度複製して
複製画を得るような場合には、色修正(逆変換)Φ-1を三
度行えば、原画xに忠実な色が再現されることになる。
【0061】
【発明の効果】本発明に係るカラー画像処理装置によれ
ば、次の効果を奏する。
【0062】(1) 請求項1については、色修正されず
に複製された複製画を再度複製する場合でも、元の原稿
に近い忠実な色再現が可能となる。
【0063】(2) 請求項2については、請求項1の効
果を有するカラー画像処理装置を簡便な構成でもって実
現することが可能となる。
【0064】(3) 請求項3については、請求項2の効
果に加えて、色修正手段にマトリクス変換方式を用いる
ことにより、記憶手段に記憶させるデータを少なくする
ことができ、また、高速な処理が可能となる。
【0065】(4) 請求項4については、請求項2の効
果に加えて、色修正手段に3次元ルックアップテーブル
を用いることにより、高速な処理および高精度な変換が
可能となる。
【0066】(5) 請求項5にいては、請求項2の効果
に加えて、色修正手段にニューラルネットワークを用い
ることにより、記憶手段に記憶させるデータを少なくす
ることができ、また高精度な変換が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るカラー画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】原画を色修正なしに二度複製する場合の説明図
である。
【図3】色修正していない第1複製画を、二度色修正し
て複製する場合の説明に供する図である。
【図4】色修正手段に採用される色変換ルックアップテ
ーブルを示す説明図である。
【図5】色修正手段に採用される色変換ニューラルネッ
トワークを示す説明図である。
【図6】従来のカラー画像処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図7】原画を色修正なしで複製した複製画を元にし
て、さらに複製する場合の状況の説明図である。
【図8】原画および色修正していない第1複製画を、一
度色修正して複製する場合の説明に供する図である。
【符号の説明】
100…カラー画像処理装置、102…スキャナ、10
3…本体処理部、104…γ補正手段、105…記憶装
置、106…色修正手段、107…プリンタ、108…
PC(パーソナルコンピュータ)、109…色修正選択手
段、x…原画、x1…第1複製画、x2…第2複製画。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/06 G06F 15/66 310 H04N 1/46 H04N 1/46 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー原画の画像情報を読み取る入力手
    段と、この入力手段により得られた色信号を処理してカ
    ラー画像として出力する出力手段とを備えたカラー画像
    処理装置において、 前記入力手段と前記出力手段とを―つのシステムとして
    みなした場合の伝達関数の逆変換を、元の原画からの重
    複した複製回数に応じた回数分だけ繰り返す逆変換手段
    を備えることを特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカラー画像処理装置にお
    いて、 前記逆変換手段は、前記色信号に対して前記入力手段お
    よび出力手段の特性に応じた色修正を行う色修正手段
    と、この色修正手段の出力を再度色修正手段に入力する
    色修正選択手段とからなることを特徴とするカラー画像
    処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカラー画像処理装置にお
    いて、 前記色修正手段は、マトリクス変換方式を用いたもので
    あることを特徴とするカラー画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のカラー画像処理装置にお
    いて、 前記色修正手段は、3次元ルックアップテーブルを用い
    たものであることを特徴とするカラー画像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のカラー画像処理装置にお
    いて、 前記色修正手段は、ニューラルネットワークを用いたも
    のであることを特徴とするカラー画像処理装置。
JP9075567A 1997-03-27 1997-03-27 カラー画像処理装置 Pending JPH10271349A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017037330A (ja) * 2012-09-19 2017-02-16 株式会社ニコン 視線情報補正装置、視線情報検出装置、眼鏡レンズの設計方法、眼鏡レンズの製造方法、眼鏡レンズ選択装置、眼鏡レンズ選択方法、および眼鏡レンズ

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JP2017037330A (ja) * 2012-09-19 2017-02-16 株式会社ニコン 視線情報補正装置、視線情報検出装置、眼鏡レンズの設計方法、眼鏡レンズの製造方法、眼鏡レンズ選択装置、眼鏡レンズ選択方法、および眼鏡レンズ

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