JPH10269761A - 記録媒体プレーヤ - Google Patents

記録媒体プレーヤ

Info

Publication number
JPH10269761A
JPH10269761A JP9075871A JP7587197A JPH10269761A JP H10269761 A JPH10269761 A JP H10269761A JP 9075871 A JP9075871 A JP 9075871A JP 7587197 A JP7587197 A JP 7587197A JP H10269761 A JPH10269761 A JP H10269761A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magazine
drive unit
opening
case
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9075871A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Ito
敏行 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP9075871A priority Critical patent/JPH10269761A/ja
Publication of JPH10269761A publication Critical patent/JPH10269761A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マガジン挿入口からマガジン収容部へのマガ
ジンの収容をスムーズに行うことができ、マガジン収容
部のマガジンをマガジン挿入口から取り出す際のマガジ
ンのずれ落ちを防止することもできる記録媒体プレーヤ
を提供する。 【解決手段】 複数個の記録媒体を収納するマガジンを
ケース2内に出し入れするマガジン挿入口21と、該挿
入口21から挿入されたマガジンを収容するマガジン収
容部3と、該収容部3に収容されたマガジン内の任意の
記録媒体の記録情報を再生する再生部とを設ける。再生
部とマガジン収容部3とを有する駆動ユニット4を、防
振部材5を介してケース2内にフローティング状態で支
持する。マガジン挿入口21からのマガジンの出し入れ
の際にフローティング状態の駆動ユニット4を固定し、
その固定をマガジン挿入口21からのマガジンの出し入
れの後に解除するロック手段を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンパクトディス
ク,レーザーディスクあるいはカセットテープ等の記録
媒体に書き込まれた記録情報を再生する記録媒体プレー
ヤ、特に、車輌等の振動条件下で使用される記録媒体プ
レーヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は従来品の一例を示している。この
記録媒体プレーヤAは、車載用のコンパクトディスクプ
レーヤであって、記録情報が書き込まれたコンパクトデ
ィスクである記録媒体Bを複数枚、上下方向へ多段状に
収納するマガジンCと、そのマガジンCをケースD内に
出し入れするためのケースDのマガジン挿入口D1と、
該挿入口D1を開閉するためケースDに取り付けられた
スライド式の開閉蓋Eと、マガジン挿入口D1から挿入
されたマガジンCを収容するマガジン収容部Fと、該収
容部Fに収容されたマガジンC内の任意の記録媒体Bの
記録情報を再生する再生部Gとを具備している。
【0003】マガジン収容部Fと再生部Gとは駆動ユニ
ットH内に形成されており、この駆動ユニットHは、車
輌走行時の振動に起因する音とびを防止するため、防振
ゴムやダンパー等の防振部材Jを介してケースD内にフ
ローティング状態で支持されている。
【0004】なお、図5中の符号Kは、マガジン収容部
Fに収容されたマガジンCを取り出すためのエジェクト
ボタンを示している。
【0005】前記従来例に類似の技術として、特開平4
ー362588号公報或いは実開平5ー31756号公
報などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この記録媒
体プレーヤAは、マガジン収容部Fと再生部Gとを有す
る駆動ユニットHがケースD内にフローティング状態で
支持されているため、ケースD内において駆動ユニット
Hが不安定であり、この駆動ユニットHの不安定に起因
して、ケースDのマガジン挿入口D1から駆動ユニット
Hのマガジン収容部FにマガジンCを収容させる際に
は、その収容がスムーズに行かずに手間取るおそれがあ
る。
【0007】また、記録媒体プレーヤAは、駆動ユニッ
トHの不安定に起因して、駆動ユニットHのマガジン収
容部Fに収容されているマガジンCをケースDのマガジ
ン挿入口D1から取り出す際には、マガジン挿入口D1
に向かってマガジン収容部Fを移動するマガジンCの自
重により駆動ユニットHが傾斜して、マガジン挿入口D
1からのマガジンCの取り出し方向がずれ、マガジン挿
入口D1からマガジンCがずれ落ちてしまうおそれがあ
る。
【0008】そして、マガジン挿入口D1からマガジン
Cがずれ落ちてしまうと、マガジンCから記録媒体Bが
飛び出して、記録媒体Bを損傷してしまう恐れがある。
【0009】従来技術の前記問題点に鑑み、本発明で
は、マガジン挿入口からマガジン収容部へのマガジンの
収容をスムーズに行うことができ、かつ、マガジン収容
部のマガジンをマガジン挿入口から取り出す際のマガジ
ンのずれ落ちを防止することもできる記録媒体プレーヤ
を提供することを課題としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明では、記録情報が書き込
まれた複数個の記録媒体を上下方向へ多段状に収納する
マガジンと、該マガジンをケース内に出し入れするため
のケースのマガジン挿入口と、該挿入口からケース内に
挿入されたマガジンを収容するマガジン収容部と、該収
容部に収容されたマガジン内の任意の記録媒体の記録情
報を再生する再生部とを具備し、該再生部と前記マガジ
ン収容部とを有する駆動ユニットが防振部材を介して前
記ケース内にフローティング状態で支持されている記録
媒体プレーヤにおいて、前記マガジン挿入口からのマガ
ジンの出し入れの際にフローティング状態の前記駆動ユ
ニットを固定し、マガジン挿入口からのマガジンの出し
入れの後に前記駆動ユニットの固定を解除するロック手
段が設けられている、という構成を採用している。
【0011】請求項1の発明によれば、マガジン挿入口
から駆動ユニットのマガジン収容部へマガジンを収容す
る際には、その収容をスムーズに行うことができ、駆動
ユニットのマガジン収容部に収容されているマガジンを
マガジン挿入口から取り出す際には、マガジン挿入口に
向かってマガジンがマガジン収容部を移動しても駆動ユ
ニットが傾斜せず、その結果、マガジン挿入口からのマ
ガジンの取り出し方向のずれが発生せず、マガジン挿入
口からのマガジンのずれ落ちを防止することができる。
【0012】なお、請求項1の発明では、ロック手段に
よる駆動ユニットの固定はマガジン挿入口からのマガジ
ンの出し入れの後に解除されるので、駆動ユニットのマ
ガジン収容部に収容されたマガジンに収納されている記
録媒体の記録情報を駆動ユニットの再生部で再生する際
には、駆動ユニットはフローティング状態に戻ってお
り、駆動ユニットの振動に起因する音飛びは従来通り防
止される。
【0013】請求項2の発明は、請求項1記載の記録媒
体プレーヤであって、ロック手段が、駆動ユニット又は
ケースの何れか一方に設けられた係止部と、駆動ユニッ
ト又はケースの他方に移動自在に設けられ前記係止部に
係止されて駆動ユニットを固定する被係止部と、マガジ
ン挿入口からのマガジンの出し入れの際に前記被係止部
を前記係止部と非係合の初期位置から係止部との係合位
置まで移動させ、マガジン挿入口からのマガジンの出し
入れの後に被係止部を前記係合位置から前記初期位置ま
で移動させる駆動部とを具備していることを特徴とする
ものである。
【0014】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
と同様、ケースのマガジン挿入口から駆動ユニットのマ
ガジン収容部へマガジンを収容する際には、その収容を
スムーズに行うことができ、駆動ユニットのマガジン収
容部に収容されているマガジンをマガジン挿入口から取
り出す際には、マガジン挿入口に向かってマガジンがマ
ガジン収容部を移動しても駆動ユニットが傾斜せず、そ
の結果、マガジン挿入口からのマガジンの取り出し方向
のずれが発生せず、マガジン挿入口からのマガジンのず
れ落ちを防止することができる。
【0015】そして、請求項2の発明によれば、マガジ
ン挿入口からのマガジンの出し入れの後には、ロック手
段の駆動部によって被係止部は、係止部との係合位置か
ら係止部と非係合の初期位置まで移動させられ、係止部
との係合が解除されて駆動ユニットの固定を解除するの
で、請求項1の発明と同様、駆動ユニットのマガジン収
容部に収容されたマガジンに収納されている記録媒体の
記録情報を駆動ユニットの再生部で再生する際には、駆
動ユニットはフローティング状態に戻っており、駆動ユ
ニットの振動に起因する音飛びは従来通り防止される。
【0016】請求項3の発明は、請求項2記載の記録媒
体プレーヤであって、係止部が駆動ユニットに形成さ
れ、被係止部が、ケースに回動自在に取り付けられた回
動部材に形成され、駆動部が、ケースに設けられマガジ
ン挿入口を開閉する開閉蓋と、該開閉蓋の開閉に連動
し、開閉蓋がマガジン挿入口を開く際に前記回動部材を
回動させて被係止部を前記初期位置から前記係合位置ま
で移動させ、開閉蓋がマガジン挿入口を閉じる際に前記
回動部材を回動させて被係止部を前記係合位置から前記
初期位置まで移動させる機構部よりなることを特徴とす
るものである。
【0017】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
と同様、ケースのマガジン挿入口から駆動ユニットのマ
ガジン収容部へマガジンを収容する際には、その収容を
スムーズに行うことができ、駆動ユニットのマガジン収
容部に収容されているマガジンをマガジン挿入口から取
り出す際には、マガジン挿入口に向かってマガジンがマ
ガジン収容部を移動しても駆動ユニットが傾斜せず、そ
の結果、マガジン挿入口からのマガジンの取り出し方向
のずれが発生せず、マガジン挿入口からのマガジンのず
れ落ちを防止することができる。
【0018】なお、請求項3の発明によれば、駆動部の
開閉蓋がマガジン挿入口を閉じる際には、開閉蓋に連動
する駆動部の機構部により回動部材が回動させられて、
回動部材の被係止部は、駆動ユニットの係止部との係合
位置から係止部と非係合の初期位置まで移動させられ、
係止部との係合が解除されて駆動ユニットの固定を解除
する。
【0019】このため、請求項3の発明では、マガジン
をマガジン挿入口から挿入して駆動ユニットのマガジン
収容部に収容したら、駆動部の開閉蓋でマガジン挿入口
を閉じることにより、マガジンに収納されている記録媒
体の記録情報を駆動ユニットの再生部で再生する際に
は、駆動ユニットをフローティング状態に戻すことがで
き、駆動ユニットの振動に起因する音飛びを従来通り防
止することができる。
【0020】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、マガジン挿入
口からのマガジンの出し入れの際に、フローティング状
態の駆動ユニットがロック手段で固定されてケース内で
安定するので、マガジン挿入口から駆動ユニットのマガ
ジン収容部へマガジンを収容する際には、その収容をス
ムーズに行うことができ、マガジン収容部に収容されて
いるマガジンをマガジン挿入口から取り出す際には、マ
ガジン挿入口に向かってマガジンが駆動ユニットのマガ
ジン収容部を移動しても駆動ユニットが傾斜せず、マガ
ジン挿入口からのマガジンのずれ落ちを防止することが
できる。
【0021】しかも、請求項1記載の発明では、ロック
手段による駆動ユニットの固定はマガジン挿入口からの
マガジンの出し入れの後に解除されるので、マガジンに
収納されている記録媒体の記録情報を駆動ユニットの再
生部で再生する際には、駆動ユニットはフローティング
状態に戻っており、駆動ユニットの振動に起因する音飛
びは従来通り防止される。
【0022】請求項2記載の発明では、マガジン挿入口
からのマガジンの出し入れの際に、ロック手段の駆動部
により被係止部が係止部に係止されて、駆動ユニットが
固定されるので、請求項1記載の発明と同様、ケースの
マガジン挿入口から駆動ユニットのマガジン収容部へマ
ガジンを収容する際には、その収容をスムーズに行うこ
とができ、駆動ユニットのマガジン収容部に収容されて
いるマガジンをマガジン挿入口から取り出す際には、マ
ガジンのずれ落ちを防止することができる。
【0023】しかも、請求項2記載の発明では、マガジ
ン挿入口からのマガジンの出し入れの後に、ロック手段
の駆動部によって被係止部は係止部との係合が解除さ
れ、駆動ユニットの固定が解除されるので、請求項1の
発明と同様、マガジンに収納されている記録媒体の記録
情報を駆動ユニットの再生部で再生する際には、駆動ユ
ニットはフローティング状態に戻っており、駆動ユニッ
トの振動に起因する音飛びは従来通り防止される。
【0024】請求項3記載の発明では、マガジン挿入口
からのマガジンの出し入れの際に開閉蓋を開けると、回
動部材の被係止部が駆動ユニットの係止部に係止され
て、駆動ユニットがケース内で固定されるので、請求項
1の発明と同様、ケースのマガジン挿入口から駆動ユニ
ットのマガジン収容部へマガジンを収容する際には、そ
の収容をスムーズに行うことができ、駆動ユニットのマ
ガジン収容部に収容されているマガジンをマガジン挿入
口から取り出す際には、マガジンのずれ落ちを防止する
ことができる。
【0025】しかも、請求項3の発明では、開閉蓋を閉
じると、回動部材の被係止部と係止部との係合が解除さ
れて、駆動ユニットの固定が解除されるので、マガジン
を駆動ユニットのマガジン収容部に収容したら、開閉蓋
を閉じることにより、マガジンに収納されている記録媒
体の記録情報を駆動ユニットの再生部で再生する際に
は、駆動ユニットをフローティング状態に戻すことがで
き、駆動ユニットの振動に起因する音飛びを従来通り防
止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1,図2は、請求項1〜3記載
の各発明を併せて実施した実施の形態の一例を示してお
り、図1は記録媒体プレーヤ1の開閉蓋6を閉じた状態
を、図2は開閉蓋6を開けた状態をそれぞれ示してい
る。
【0027】この記録媒体プレーヤ1は、図5図示の従
来品と同様、車載用のコンパクトディスクプレーヤであ
って、記録情報が書き込まれたコンパクトディスクであ
る記録媒体(図示省略)を複数枚、上下方向へ多段状に
収納するマガジン(図示省略)と、該マガジンをケース
2内に出し入れするためのケース2のマガジン挿入口2
1と、該挿入口21からケース2内に挿入されたマガジ
ンを収容するマガジン収容部3と、該収容部3の奥に該
収容部3に連続して形成され、マガジン収容部3に収容
されたマガジン内の任意の記録媒体の記録情報を再生す
る再生部(図示省略)とを具備している。
【0028】マガジン収容部3と再生部とは、駆動ユニ
ット4内に形成されており、この駆動ユニット4は、車
輌走行時の振動に起因する音とびを防止するため、マガ
ジン収容部3と再生部とを収納している箱型フレーム4
0が、防振ダンパーである防振部材5を介してケース2
内にフローティング状態で支持されている。
【0029】駆動ユニット4の箱型フレーム40には、
ケース2のマガジン挿入口21を臨む部位に、前記マガ
ジンを箱型フレーム40内のマガジン収容部3に出し入
れするための開口部41が形成され、その開口部41の
脇に、マガジン収容部3に収容されたマガジンをマガジ
ン収容部3から取り出すためのエジェクトボタン42が
取り付けられ、左右両側壁の開口部41寄りの外面に、
開口部へ向かって「く」の字状に切り込まれた切込みで
ある係止部43を有する係止部材44が固着されてい
る。
【0030】ケース2におけるマガジン挿入口21を臨
む部位には、該挿入口21を開閉する開閉蓋6が回動自
在に取り付けられ、この開閉蓋6の表面には、開閉用の
ノブ61が取り付けられ、開閉蓋6の左右両側面には、
それぞれ第1歯車62が固着されている。
【0031】ケース2の左右両側壁の内面には、それぞ
れ開閉蓋6の第1歯車62と噛み合う第2歯車22が回
転自在に取り付けられ、この第2歯車22と噛み合う第
3歯車23を有する板状の回動部材24が回動自在に取
り付けられており、この回動部材24は、その先端部が
駆動ユニット4の箱型フレーム40へ向かって約90度
折曲されて、駆動ユニット4の箱型フレーム40の係止
部材44の係止部43に係止される被係止部25とされ
ている。
【0032】図3は、記録媒体プレーヤ1の開閉蓋6を
開ける時の様子を示しており、(a)は開閉蓋6を開け
る直前の状態を、(b)は開閉蓋6を開けた直後の状態
をそれぞれ示している。
【0033】図3(a)に図示するように、開閉蓋6が
ケース2のマガジン挿入口21を閉じている状態では、
回動部材24はケース2の底壁26に沿って伸びてお
り、回動部材24の先端の被係止部25は、駆動ユニッ
ト4の箱型フレーム40の係止部43と非係合の初期位
置に位置している。
【0034】開閉蓋6の開閉用のノブ61に指を押し当
てて開閉蓋6を開けると、図3(b)に図示するよう
に、開閉蓋6に固着された第1歯車62が開閉蓋6と共
に回動し、この第1歯車62と噛み合う第2歯車22を
介して第2歯車22と噛み合う第3歯車23が回動部材
24と共に回動して、回動部材24の先端の被係止部2
5が、前記初期位置から駆動ユニット4の箱型フレーム
40の係止部43と係合する係合位置まで移動し、該係
合位置で前記係止部43に係止される。
【0035】そして、回動部材24の被係止部25が駆
動ユニット4の箱型フレーム40の係止部43に係止さ
れると、ケース2内にフローティング状態で支持されて
いる駆動ユニット4がケース2内で固定される。
【0036】従って、記録媒体プレーヤ1では、開閉蓋
6を開けることにより、駆動ユニット4が固定されてケ
ース2内で安定するので、マガジン挿入口21から駆動
ユニット4のマガジン収容部3へマガジンを収容する際
には、その収容をスムーズに行うことができ、マガジン
収容部3に収容されているマガジンをマガジン挿入口2
1から取り出す際には、マガジン挿入口21に向かって
マガジンが駆動ユニット4のマガジン収容部3を移動し
ても駆動ユニット4が傾斜せず、その結果、マガジン挿
入口21からのマガジンの取り出し方向のずれが発生せ
ず、マガジン挿入口21からのマガジンのずれ落ちを防
止することができる。
【0037】図4は、記録媒体プレーヤ1の開閉蓋6を
閉じる時の様子を示しており、(a)は開閉蓋6を閉じ
る直前の状態を、(b)は開閉蓋6を閉じた直後の状態
をそれぞれ示している。
【0038】図4(a)に図示するように、開いている
開閉蓋6を閉じると、図4(b)に図示するように、開
閉蓋6に固着された第1歯車62が開閉蓋6と共に回動
し、この第1歯車62と噛み合う第2歯車22を介して
第2歯車22と噛み合う第3歯車23が回動部材24と
共に回動して、回動部材24の先端の被係止部25は、
駆動ユニット4の箱型フレーム40の係止部43と係合
する係合位置から係止部43と非係合の初期位置まで移
動して、前記係止部43との係合が解除される。
【0039】そして、回動部材24の被係止部25が駆
動ユニット4の箱型フレーム40の係止部43との係合
を解除されると、駆動ユニット4は、その箱型フレーム
40と共にケース2内での固定が解除されて、ケース2
内において再びフローティング状態で支持されることに
なる。
【0040】従って、記録媒体プレーヤ1では、開けた
開閉蓋6を閉じることにより、ケース2内において駆動
ユニット4がフローティング状態で支持されるので、開
閉蓋6を開けてマガジンを駆動ユニット4のマガジン収
容部3に収容したら、開閉蓋6を閉じることによって、
マガジンに収納されている記録媒体の記録情報を駆動ユ
ニット4の再生部で再生する際には、駆動ユニット4を
フローティング状態に戻すことができ、駆動ユニット4
の振動に起因する音飛びを防止することができる。
【0041】以上説明したように、記録媒体プレーヤ1
では、開閉蓋6がケース2のマガジン挿入口21を開く
際に、回動部材24を回動させて回動部材24の被係止
部25を駆動ユニット4の箱型フレーム40の係止部4
3と非係合の初期位置から係止部43との係合位置まで
移動させ、開閉蓋6がマガジン挿入口21を閉じる際
に、回動部材24を回動させて回動部材24の被係止部
25を前記係合位置から前記初期位置まで移動させる機
構部7は、第1歯車62と第2歯車22と第3歯車23
より形成されている。
【0042】そして、マガジン挿入口21からのマガジ
ンの出し入れの際に被係止部25を前記初期位置から前
記係合位置まで回動部材24を介して移動させ、マガジ
ン挿入口21からのマガジンの出し入れの後に被係止部
25を前記係合位置から前記初期位置まで回動部材24
を介して移動させる駆動部8は、前記機構部7と開閉蓋
6よりなっている。
【0043】従って、記録媒体プレーヤ1では、マガジ
ン挿入口21からのマガジンの出し入れの際にフローテ
ィング状態の駆動ユニット4を固定し、マガジン挿入口
21からのマガジンの出し入れの後に駆動ユニット4の
固定を解除するロック手段が、駆動ユニット4の箱型フ
レーム40に形成された係止部43と、ケース2に回動
自在に取り付けられた回動部材24に形成された被係止
部25と、前記機構部7と開閉蓋6よりなる前記駆動部
8とを具備している。
【0044】なお、以上説明した記録媒体プレーヤ1は
車載用のものであるが、本発明に係る記録媒体プレーヤ
は、記録媒体に書き込まれた記録情報を再生するもので
あれば良いのであるから、車載用のものに限定されない
のは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を、一部を省略し一
部を破断させて示す斜視図である。
【図2】図1に示すものの開閉蓋を開けた状態を示す斜
視図である。
【図3】図1に示すものの開閉蓋を開ける様子を示す側
面図であって、(a)は開閉蓋を開ける直前の状態を、
(b)は開閉蓋を開けた直後の状態を示している。
【図4】図1に示すものの開閉蓋を閉じる様子を示す側
面図であって、(a)は開閉蓋を閉じる直前の状態を、
(b)は開閉蓋を閉じた直後の状態を示している。
【図5】従来品の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 記録媒体プレーヤ 2 ケース 3 マガジン収容部 4 駆動ユニット 5 防振部材 6 開閉蓋 7 機構部 8 駆動部 21 マガジン挿入口 24 回動部材 25 被係止部 43 係止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録情報が書き込まれた複数個の記録媒
    体を上下方向へ多段状に収納するマガジンと、該マガジ
    ンをケース内に出し入れするためのケースのマガジン挿
    入口と、該挿入口からケース内に挿入されたマガジンを
    収容するマガジン収容部と、該収容部に収容されたマガ
    ジン内の任意の記録媒体の記録情報を再生する再生部と
    を具備し、該再生部と前記マガジン収容部とを有する駆
    動ユニットが防振部材を介して前記ケース内にフローテ
    ィング状態で支持されている記録媒体プレーヤにおい
    て、 前記マガジン挿入口からのマガジンの出し入れの際にフ
    ローティング状態の前記駆動ユニットを固定し、マガジ
    ン挿入口からのマガジンの出し入れの後に前記駆動ユニ
    ットの固定を解除するロック手段が設けられていること
    を特徴とする記録媒体プレーヤ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の記録媒体プレーヤであっ
    て、 前記ロック手段が、 前記駆動ユニット又は前記ケースの何れか一方に設けら
    れた係止部と、 駆動ユニット又はケースの他方に移動自在に設けられ前
    記係止部に係止されて駆動ユニットを固定する被係止部
    と、 前記マガジン挿入口からのマガジンの出し入れの際に前
    記被係止部を前記係止部と非係合の初期位置から係止部
    との係合位置まで移動させ、前記マガジン挿入口からの
    マガジンの出し入れの後に被係止部を前記係合位置から
    前記初期位置まで移動させる駆動部とを具備しているこ
    とを特徴とする記録媒体プレーヤ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の記録媒体プレーヤであっ
    て、 前記係止部が駆動ユニットに形成され、 前記被係止部が、ケースに回動自在に取り付けられた回
    動部材に形成され、 前記駆動部が、 ケースに設けられ前記マガジン挿入口を開閉する開閉蓋
    と、 該開閉蓋の開閉に連動し、開閉蓋がマガジン挿入口を開
    く際に前記回動部材を回動させて被係止部を前記初期位
    置から前記係合位置まで移動させ、開閉蓋がマガジン挿
    入口を閉じる際に前記回動部材を回動させて被係止部を
    前記係合位置から前記初期位置まで移動させる機構部よ
    りなることを特徴とする記録媒体プレーヤ。
JP9075871A 1997-03-27 1997-03-27 記録媒体プレーヤ Pending JPH10269761A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9075871A JPH10269761A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 記録媒体プレーヤ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9075871A JPH10269761A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 記録媒体プレーヤ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10269761A true JPH10269761A (ja) 1998-10-09

Family

ID=13588774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9075871A Pending JPH10269761A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 記録媒体プレーヤ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10269761A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341668A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Ngk Spark Plug Co Ltd 回路基板ケース
JP2008226379A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Canon Inc 電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006341668A (ja) * 2005-06-08 2006-12-21 Ngk Spark Plug Co Ltd 回路基板ケース
JP2008226379A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Canon Inc 電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5560481A (en) Holder for a rectangular cassette
JP3495158B2 (ja) ディスクカートリッジ装置
EP0493845B1 (en) Holder for a rectangular cassette
JP3490554B2 (ja) ディスクカートリッジ装置
JP2816316B2 (ja) ディスク収納ケース
JPH10269761A (ja) 記録媒体プレーヤ
JP3173224B2 (ja) ディスク装置
JP3437499B2 (ja) 記録媒体の再生装置
KR20050084749A (ko) 정보기록매체 카트리지
JP3515016B2 (ja) 記録媒体の記録・再生装置
JPH07320440A (ja) 記録媒体の収納装置
JP3862130B2 (ja) トレイ飛び出し防止構造および情報ディスク装置
JPH0668583A (ja) ディスクチェンジャ及びディスクマガジン
JP2565244B2 (ja) テープカセット
JPH048540Y2 (ja)
JP2565221B2 (ja) テ−ププレ−ヤ
JP3284685B2 (ja) 記録媒体カートリッジ収納ケース
JP4348694B2 (ja) 開閉蓋を備えた電子機器
JP3636488B2 (ja) 情報記録媒体記録再生装置
JPH1050025A (ja) ディスクカートリッジ
JP3049823B2 (ja) ディスクカセット用アダプタおよびディスク装置
JPH08161812A (ja) ディスク演奏装置
JP2003068066A (ja) 記憶媒体用ケースの収納装置
JPH11238285A (ja) カートリッジのシャッター開放装置及び方法
JPH0676522A (ja) カートリッジディスク用マガジン