JPH10269599A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

光ピックアップ装置

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JPH10269599A
JPH10269599A JP9073207A JP7320797A JPH10269599A JP H10269599 A JPH10269599 A JP H10269599A JP 9073207 A JP9073207 A JP 9073207A JP 7320797 A JP7320797 A JP 7320797A JP H10269599 A JPH10269599 A JP H10269599A
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JP
Japan
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light
optical
pickup device
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light source
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JP9073207A
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Inventor
Atsushi Yamamoto
敦司 山本
Taku Kaneko
金子  卓
Tsukasa Komura
司 甲村
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Denso Corp
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 可変焦点レンズを利用して焦点位置を調整す
る構成において、焦点位置を十分に短くする。 【解決手段】 可変焦点レンズ部13は可変焦点レンズ
14と固定対物レンズ15とから構成されている。可変
焦点レンズ14はガラスダイヤフラム25上に圧電素子
26が成膜され且つ内部にシリコーンオイル28が封入
されて構成されている。そして、圧電素子26に対する
駆動によりガラスダイヤフラム25の曲率が変化して可
変焦点レンズ部13の焦点距離が変化する。この場合、
半導体レーザからのレーザ光は固定対物レンズ15に入
光することにより集光した状態で可変焦点レンズ14に
入光する。これにより、可変焦点レンズ部13の焦点距
離を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CD−ROM或い
はDVD等の光情報記憶媒体の光情報記憶面に形成され
たピット情報を読取る光ピックアップ装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】この種の光ピックアッ
プ装置の一例を図11に示す。この図11において、対
物レンズ1を保持するボビン2の外周にはフォーカスコ
イル3が巻回されており、そのフォーカスコイル3に図
示しない制御回路から駆動電流が供給されるようになっ
ている。ボビン2はサスペンションバネ4によってヘッ
ドベース5に弾性支持されている。また、ボビン2の側
面にはトラッキングコイル6が装着されており、そのト
ラッキングコイル6に図示しない制御回路から駆動電流
が供給されるようになっている。
【0003】一方、ヘッドベース5にはトラッキングコ
イル6に対向して一対の永久磁石7が固定されている。
そして、フォーカスコイル3に制御回路から駆動電流が
与えられると、フォーカスコイル3と永久磁石7との磁
気作用によりボビン2がフォーカシング方向に上下動す
るので、対物レンズ1の集光位置をフォーカシング方向
に調整することができる。また、トラッキングコイル6
に制御回路から駆動電流を与えると、トラッキングコイ
ル6と永久磁石7との磁気作用によりボビン2がトラッ
キング方向に移動するので、対物レンズ1の集光位置を
トラッキング方向に調整することができる。
【0004】しかしながら、上記構成のものは、対物レ
ンズ1の集光位置をフォーカシング方向に調整する際に
ボビン1全体を上下動させる構成であることから、その
重量が原因となってフォーカシングを調整するための応
答時間が長いという問題がある。また、ボビン2全体を
移動することから、ボビン2から外部に導出されたフォ
ーカスコイル3のリード線にストレスが印加され、フォ
ーカスコイル3の断線が懸念されるという問題がある。
【0005】そこで、本出願人は、光学系を移動するこ
となく集光位置を調整する手段として特願平8−348
83号のものを出願した。このものは、可変焦点レンズ
を組み込んだカメラ装置に関するもので、その実施例と
して、図12に示すような円環状の圧電素子8が一体に
設けられた加圧用弾性膜9を透光性弾性膜10の対向す
る側に配置すると共に、加圧用弾性膜9と透光性弾性膜
10との間の空間に透明動作液を封入した構成を提案し
た。この場合、圧電素子8を圧電駆動して透光性弾性膜
10の曲率を変化させることにより可変焦点レンズの焦
点位置を調整することができる。
【0006】ところで、上述した特願平8−34883
号のものでは、透光性弾性膜10に膜厚分布を持たせる
ことにより光学収差を低減した可変焦点レンズを提案し
ているが、光ピックアップ装置に適用するにあたって
は、薄形化への要求から工夫すべき点が残されている。
つまり、可変焦点レンズの焦点距離はその部材である透
光性弾性膜10の曲率によって決定されるものの、透光
性弾性膜10の曲率を小さくするには構造上限界がある
ため、その焦点距離を実用的な距離まで短くすることは
困難であった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、可変焦点レンズを利用して焦点位置を
調整する構成において、焦点距離を十分に短くすること
ができる光ピックアップ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれ
ば、可変集光手段として透光性弾性膜の曲率を変化させ
る方式を採用することにより、レンズをフォーカシング
方向に移動させることなく集光位置を調整することがで
きる。
【0009】この場合、透光性弾性膜の形状を変化させ
るだけの構成であるので、高速応答が可能になり、焦点
ずれによる再生時の音飛び等の可能性が低減される。ま
た、従来技術において焦点調整に必要であったフォーカ
シングコイルが不要になるためフォーカシングコイルの
断線の懸念が取り除かれ、耐久性、信頼性を向上するこ
とができる。
【0010】請求項2の発明によれば、駆動手段は透光
性弾性膜に一体に設けられた圧電素子であることから、
薄形の可変焦点レンズを容易に製作することができる。
従って、可変焦点レンズ及び固定対物レンズから薄型の
可変焦点レンズを容易に製作でき、全体の小形化、省ス
ペース化に寄与する。
【0011】請求項3の発明によれば、透光性弾性膜は
光学収差を低減するように膜厚分布を有するように形成
されているので、集光位置の精度を高めることができ
る。
【0012】請求項4の発明によれば、光ピックアップ
装置の光源が赤外レーザの場合は、赤外光透過率の高い
シリコンを透光性弾性膜とすることで、半導体プロセス
を用いたバッチ処理によって透光性弾性膜の製作プロセ
スが簡略化され、低コスト、大量生産が可能となる。
【0013】請求項5の発明によれば、固定対物レンズ
を光源と可変焦点レンズとの間に配置した場合には、固
定対物レンズで集光された光が可変焦点レンズに入光す
ることになり、可変焦点レンズに対する入射角度が大き
くなる。この場合、可変焦点レンズの透光性弾性膜は屈
折率が大きなシリコンダイヤフラムであることから、可
変焦点レンズへの入射角が大きいときは、透光性弾性膜
と透光性物質との界面で全反射を生じて可変焦点レンズ
の透光性物質に光が入光しないことになる。そこで、可
変焦点レンズを光源と固定対物レンズとの間に配置する
ことにより、可変焦点レンズに光源からの光を有効に入
光させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施例)以下、本発明をCD−ROM或いはDV
Dの光ピックアップ装置に適用した第1実施例を図1乃
至図7を参照して説明する。図2は光ピックアップ装置
を構成する集光光学部を示す斜視図であり、図3は光ピ
ックアップ装置全体の構成を示す概略図である。これら
の図2及び図3において、光ピックアップ装置は集光光
学部11と周辺光学部12(図3のみに示す)とから構
成されており、まず、集光光学部11について説明する
に、従来技術と同一部分には同一符号を付して説明を省
略する。即ち、集光光学部11はボビン2を主体として
構成されており、そのボビン2に可変焦点レンズ部13
が設けられている。この可変焦点レンズ部13は、可変
焦点レンズ14及び固定対物レンズ15からなり、それ
らのレンズ14,15はボビン2に接着等により一体固
定されている。ボビン2の側面にはトラッキングコイル
6が接着等によりボビン2に取付けられている。
【0015】ボビン2は弾性支持バネ16によりヘッド
ベース5から離間した状態で支持されている。この弾性
支持バネ16は、図2に示すように中央部がボビン2に
固定されていると共に端部がヘッドベース5に固定され
ており、ボビン2のフォーカシング方向の移動を拘束し
且つトラッキング方向の移動を可能とする構造であるこ
とを特徴とする。つまり、弾性支持バネ16は適当な幅
があるので、フォーカシング方向には変形しないが、湾
曲部がトラッキング方向に弾性変形可能となっている。
そして、ボビン2に設けられたトラッキングコイル6に
対向してヘッドベース5には一対の永久磁石7が固定さ
れている。以上の構成により、ボビン2は、ヘッドベー
ス5に固定された一対の永久磁石7間に弾性支持されて
いる。
【0016】図3中に示す周辺光学部12は光ディスク
の記録情報を再生するため光学系で、その構成は一般的
なものであることから、簡単に説明する。即ち、光源と
しての半導体レーザ17はレーザ光を投光し、そのレー
ザ光はコリメータレンズ18、回折格子19、偏光ビー
ムスプリッタ20等の光学部品を通過してから集光光学
部11の可変焦点レンズ部13に入光する。そして、可
変焦点レンズ部13により光情報記憶媒体としての光デ
ィスク21(図6参照)の光情報記憶面に集光された状
態で反射し、その反射光は偏光ビームスプリッタ20を
直進して集光レンズ22により集光された状態で光検出
部23によって検出される。従って、光ディスク21の
光情報記憶面での反射光強度に応じた出力信号がフォー
カシングのサーボ情報を与え、その情報に基づいて可変
焦点レンズ部13の焦点位置が調整される。
【0017】図1はボビン2に設けられた可変焦点レン
ズ部13の詳細図である。この可変焦点レンズ部13は
固定対物レンズ15の焦点距離に対して薄形化するた
め、以下のように構成されている。即ち、円環状のシリ
コンスペーサ24に対して透光性弾性膜としての薄膜の
ガラスダイヤフラム25が陽極接合によって接合されて
いる。ガラスダイヤフラム25上には、PZT等の駆動
手段としての圧電素子26がスパッタ等の成膜方法によ
って円環状に形成されている。また、図示はしていない
がガラスダイヤフラム25は、中央部となるほど膜厚が
徐々に薄肉となる膜厚分布を有するように形成されてお
り、これにより可変焦点レンズ部13の光学収差を低減
するようになっている。
【0018】上記圧電素子26は電圧が印加されていな
い状態では図4に示すように初期形状となっており、そ
の初期形状ではガラスダイヤフラム25が変形すること
はない。これに対して、圧電素子26に電圧が印加され
た状態では図5に示すように圧縮が生じて圧電素子26
が湾曲形状に変形し、その湾曲形状に伴ってガラスダイ
ヤフラム25も湾曲形状に変形する。
【0019】そして、上述したシリコンスペーサ24及
びガラスダイヤフラム25からなる一体物が図1に示す
ように接着等の手段によって対向して貼り合わせられて
おり、これによりガラスダイヤフラム25間に空間部が
形成されている。
【0020】ここで、シリコンスペーサ24の側面には
微細な貫通孔27が2個形成されており、それらの貫通
孔27を通じてガラスダイヤフラム25間の空間部に透
光性物質としてのシリコーンオイル28が封入されてい
る。つまり、一方の貫通孔27をシリコーンオイルに浸
漬させた状態で他方の貫通孔27から真空引きすると、
ガラスダイヤフラム25間の空間部にシリコーンオイル
28が導入される。そののち2個の貫通孔27を樹脂等
で封止することにより内部にシリコーンオイル28が封
入された可変焦点レンズ14を形成することができる。
この場合、シリコーンオイル28は、その屈折率がガラ
スダイヤフラム25と略同じであるため、シリコーンオ
イル28とガラスダイヤフラム25との界面での反射を
避ける目的のために選択されている。さらに、ガラスダ
イヤフラム25には、特開平8−114703号公報に
記述されているように膜厚分布を持たせることで光学収
差の低減を図っているが、同様の技術であるので、その
説明は省略する。
【0021】固定対物レンズ15は、レンズホルダ29
の内周段部と保持リング30との間に挟持された状態で
接着等の手段により固定されている。そして、上述した
可変焦点レンズ14と固定対物レンズ15とは接着等の
手段により外周部が互いに接合されて一体化されてい
る。この場合、可変焦点レンズ14と固定対物レンズ1
5との配置上の上下関係は任意である。
【0022】次に、焦点位置合わせの原理をフォーカシ
ング方向について説明する。半導体レーザ17が駆動さ
れると、半導体レーザ17からレーザ光が投光される。
このレーザ光はコリメータレンズ18で平行光に変換さ
れた状態で回折格子19を通過してから偏光ビームスプ
リッタ20により直交方向に反射されて集光光学部11
の可変焦点レンズ部13に入光する。
【0023】さて、圧電素子26に外部電源から電圧を
印加すると、図6に示すように圧電素子26が変形し、
それに伴って圧電素子26と一体のガラスダイヤフラム
25は弾性変形する。これにより、可変焦点レンズ部1
3に入射したレーザ光は、固定対物レンズ15を通過す
ることにより当該固定対物レンズ15の焦点位置に集光
するように可変焦点レンズ14に入射する。そして、固
定対物レンズ15を通過したレーザ光は可変焦点レンズ
14によりさらに集光された状態で光ディスク21に照
射される。
【0024】この場合、ガラスダイヤフラム25の曲率
の変化により可変焦点レンズ部13の焦点距離が変化
し、それに伴って集光光学部11の焦点距離が変化す
る。従って、光ディスク21からの反射光を受ける光検
出部23からのサーボ信号に基づいて光ディスク21の
光情報記憶面に焦点を合わせることができる。
【0025】また、図7に示すように光ディスク21の
反りの影響により可変焦点レンズ部13の焦点位置が光
ディスク21の光情報記憶面から外れた場合は、光検出
部23からのサーボ信号に基づいて可変焦点レンズ14
を構成する圧電素子8に外部電源により大きなサーボ電
圧を印加する。これにより、圧電素子8ひいてはガラス
ダイヤフラム25の曲率が大きくなって可変焦点レンズ
部13の焦点距離が短くなるので、光ディスク21の光
情報記憶面に焦点合せすることができる。この場合、圧
電素子26に対するサーボ電圧により可変焦点レンズ1
4のガラスダイヤフラム25の形状を変化させる構成で
あるので、可変焦点レンズ14の焦点距離を高速で調整
することが可能になる。
【0026】トラッキング方向については、ボビン2の
側面に設けられたトラッキングコイル6への通電時に生
じる磁場と永久磁石7が作る磁場との相互作用によりボ
ビン2全体がトラッキング方向に移動することにより調
整する。
【0027】上記構成のものによれば、可変焦点レンズ
部13を可変焦点レンズ14と固定対物レンズ15とを
組合わせて構成することにより、可変焦点レンズ部14
が設けられているボビン2、ひいては集光光学部11の
薄形化を図るようにしたので、可変焦点レンズ14だけ
を使用した構成に比較して、可変焦点レンズ部14の短
焦点距離化を図ることができる。
【0028】また、圧電素子8をガラスダイヤフラム2
5に成膜方法により形成するようにしたので、可変焦点
レンズ部14の薄形化が可能であると共に製品の品質が
ばらつくことなく大量生産することができる。
【0029】(第2実施例)光ディスク21の光情報記
憶面が2層式のDVDの場合には、図8及び図9に示す
ように圧電素子8に対する駆動電圧を調整することによ
り可変焦点レンズ部13の焦点位置を上部の光情報記憶
面と下部の光情報記憶面とに切り替えることにより対応
することが可能である。さらに、光ディスク21の光情
報記憶面が3層式以上になっても対応することができ
る。
【0030】(第3実施例)光ピックアップ装置に用い
る光源の光の波長が可視光ではなく赤外光の場合には、
シリコンでも光の透過、屈折が可能であるため、上述の
ようなガラスダイヤフラム25と円環状のシリコンスペ
ーサ24とを貼り合せる必要はなく、図10に示すよう
に外周部を厚くした透光性弾性膜としてのシリコンダイ
ヤフラム31上に圧電素子26を形成したものを互いに
接着等の手段によって貼り合せて内部にシリコーンオイ
ル28を封入する構成としてもよい。
【0031】このような構成によれば、特開平5−15
2185号公報或いは特開平6−300989号公報に
記載の半導体プロセスを用いたバッチ処理によって、低
コスト、大量生産が可能になる。この場合、図10に示
すように可変焦点レンズ32を光源と固定対物レンズ1
5との間に配置するのが好ましい。これは、シリコンの
屈折率3.4がシリコーンオイル28の屈折率1.5に
対してかなり大きいことによる。つまり、固定対物レン
ズ15を光源と可変焦点レンズ14との間に配置した場
合には、固定対物レンズ15で屈折された光は臨界角以
上の入射角でシリコンダイヤフラム31とシリコーンオ
イル28の界面に入射する可能性があり、このような場
合は全反射を起してシリコーンオイル28内に入射しな
いことが懸念されるためである。
【0032】本発明は、上記実施例にのみ限定されるも
のではなく、次のように変形または拡張できる。可変焦
点レンズ14としては、片面のみに透光性弾性膜9を設
けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における可変焦点レンズ部
を示す分解斜視図
【図2】集光光学部を示す斜視図
【図3】全体構成を示す概略図
【図4】圧電素子及びガラスダイヤフラムの初期形状を
示す模式図
【図5】圧電素子及びガラスダイヤフラムの変形形状を
示す模式図
【図6】可変焦点レンズによる焦点合せを示す模式図
【図7】光ディスクの移動に追従した状態を示す図6相
当図
【図8】本発明の第2実施例において2層式の光ディス
クの下側の光情報記憶面に対する可変焦点レンズによる
焦点合せを示す模式図
【図9】上側の光情報記憶面に対する焦点合せを示す図
8相当図
【図10】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図11】従来例を示す図2相当図
【図12】可変焦点レンズを断面にして示す斜視図
【符号の説明】
2はボビン、6はトラッキングコイル、7は永久磁石、
11は集光光学部、12は周辺光学部、13は可変焦点
レンズ部、14は可変焦点レンズ、14は固定対物レン
ズ、17は半導体レーザ(光源)、21は光ディスク
(光情報記憶媒体)、25はガラスダイヤフラム(透光
性弾性膜)、26は圧電素子(駆動手段)、27はシリ
コーンオイル(透光性物質)、31はシリコンダイヤフ
ラム(透光性弾性膜)、32は可変焦点レンズである。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を光情報記憶媒体に照射す
    ることにより当該光情報記憶媒体の光情報記憶面に形成
    されたピット情報を読取る光ピックアップ装置におい
    て、 前記光源の光軸上に配置され、少なくとも一方が透光性
    弾性膜からなる一対の透光性膜により閉鎖された内部空
    間に変形可能な透光性物質が封入された可変集光手段
    と、 この可変集光手段に一体に設けられ前記透光性弾性膜の
    曲率を変化させるための駆動手段と、 前記光源の光軸上に配置された固定対物レンズとを備
    え、 前記光源からの光を前記可変集光手段及び前記固定対物
    レンズを介して前記光情報記憶媒体の光情報記憶面に集
    光するように構成したことを特徴とする光ピックアップ
    装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段は、前記透光性弾性膜に一
    体に設けられた円環状の圧電素子であることを特徴とす
    る請求項1記載の光ピックアップ装置。
  3. 【請求項3】 前記透光性弾性膜は、光学収差を低減す
    るために膜厚分布を有するように形成されていることを
    特徴とする請求項1または2記載の光ピックアップ装
    置。
  4. 【請求項4】 前記光源は赤外線を投光し、 前記透光性弾性膜はシリコンダイヤフラムであることを
    特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の光ピックア
    ップ装置。
  5. 【請求項5】 前記可変焦点レンズは、前記光源と前記
    固定対物レンズとの間に配置されていることを特徴とす
    る請求項4記載の光ピックアップ装置。
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