JPH10265936A - 耐食性に優れた黒色ステンレス鋼板及びその製造方法 - Google Patents

耐食性に優れた黒色ステンレス鋼板及びその製造方法

Info

Publication number
JPH10265936A
JPH10265936A JP7383697A JP7383697A JPH10265936A JP H10265936 A JPH10265936 A JP H10265936A JP 7383697 A JP7383697 A JP 7383697A JP 7383697 A JP7383697 A JP 7383697A JP H10265936 A JPH10265936 A JP H10265936A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stainless steel
oxide film
concentration
corrosion resistance
steel sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7383697A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3770995B2 (ja
Inventor
Morihiro Hasegawa
守弘 長谷川
Toshiro Nagoshi
敏郎 名越
Takeshi Utsunomiya
武志 宇都宮
Kazu Shiroyama
和 白山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisshin Steel Co Ltd filed Critical Nisshin Steel Co Ltd
Priority to JP07383697A priority Critical patent/JP3770995B2/ja
Publication of JPH10265936A publication Critical patent/JPH10265936A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3770995B2 publication Critical patent/JP3770995B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemical Treatment Of Metals (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐食性に優れた黒色ステンレス鋼を酸化処理
で得る。 【解決手段】 この黒色ステンレス鋼は、16%以上の
Cr及び0.04〜0.40%のAlを含むステンレス
鋼を素地とし、該ステンレス鋼の表面に酸化皮膜が形成
されており、酸化皮膜直下のCr貧化域におけるCr濃
度が11%以上、酸化皮膜内層に酸化物として存在する
Alの濃度が素地ステンレス鋼のAl濃度の3.5倍以
上である。ステンレス鋼板を露点+10℃以上の雰囲気
中で900℃以上の温度に加熱することにより製造され
る。 【効果】 Cr貧化域においても11%以上のCr濃度
が確保されているため、耐食性の低下が抑えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屋根材,外装材等の建
材や家電製品の部材,排ガス部材等として好適な耐食性
に優れた黒色ステンレス鋼板及びその製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ステンレス鋼板は、耐食性,加工性,意
匠性等に優れていることから、内装材,外装材,浴槽エ
プロン,厨房機器等の部材として広範な用途で使用され
ている。ステンレス鋼板の使用形態には、無垢のままで
使用する場合や、着色処理,めっき等の表面処理を施し
て使用する場合がある。無垢のままで使用するステンレ
ス鋼板には2B仕上げ,ヘアライン仕上げ,エンボス等
の仕上げが採用されているが、これらの仕上げは基本的
にはステンレス鋼無垢材がもつ光沢のある銀白色の地肌
を活用している。しかし、意匠に対する好みが多様化し
ている最近では、各種処理によって着色されたステンレ
ス鋼板のニーズが高くなっている。
【0003】ステンレス鋼板の着色には、化学発色処理
法,酸化処理法,塗装処理法,化成処理法等が採用され
ている。化学発色処理法や塗装処理法等では、一旦原板
を製造した後で表面処理を施すため製造コストが高く、
生産能率も悪い。更に化学発色処理法では、高濃度のク
ロム酸や硫酸等の薬品を使用するため、廃棄物処理にか
かる負担が大きくなる。これに対し、酸化処理法は、加
熱によってステンレス鋼の表面に酸化皮膜を生成させて
着色する方法である。そのため、ステンレス鋼の通常の
製造工程の一つである焼鈍工程を利用して着色皮膜を形
成することができ、工程数を増やす必要がなく、化学発
色処理法のように廃棄物の発生やその処理という問題が
ない。したがって、酸化処理法は、製造コスト及び環境
保全の面から優れた着色処理方法であるといえる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】酸化処理で形成した皮
膜は、一般に色調の調整が難しく、多孔質で耐食性に劣
る。そこで、特開昭61−37974号公報では、大気
中加熱で酸化皮膜を形成させたステンレス鋼を硝酸浸漬
することにより酸化皮膜を改質している。酸化皮膜を硝
酸浸漬するとCr分が表面に富化され、結果として耐食
性が向上するとされている。しかし、要求レベルが高く
なっている傾向に対応できる程度に耐食性を改善できて
いない現状である。本発明は、このような問題を解消す
べく案出されたものであり、酸化皮膜内層のAl濃度を
調整すると共に酸化皮膜直下のCr貧化域におけるCr
濃度を調整することにより、耐食性に優れた黒色系の色
調を呈するステンレス鋼板を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の黒色ステンレス
鋼板は、その目的を達成するため、16重量%以上のC
r及び0.04〜0.40重量%のAlを含むステンレ
ス鋼を素地とし、該ステンレス鋼の表面に酸化皮膜が形
成されており、酸化皮膜直下のCr貧化域におけるCr
濃度が11重量%以上、酸化皮膜内層に酸化物として存
在するAlの濃度が素地ステンレス鋼のAl濃度の3.
5倍以上であることを特徴とする。この黒色ステンレス
鋼板は、16重量%以上のCr及び0.04〜0.40
重量%のAlを含むステンレス鋼板を露点+10℃以上
の雰囲気中で900℃以上の温度に加熱し、酸化物とし
て存在するAlの濃度が素地ステンレス鋼のAl濃度の
3.5倍以上である酸化皮膜を形成させることにより製
造される。
【0006】
【作用】ステンレス鋼を高温に加熱すると、Crを始め
とする合金成分が酸素と結合し、Crの酸化物を主な組
成とする酸化皮膜が生成する。そして、素地鋼から成分
元素が表面側に拡散していくこと及び雰囲気中から酸
素,水蒸気等が酸化皮膜を介して素地鋼に向けて拡散す
ることにより、酸化皮膜が成長する。ステンレス鋼は、
この酸化皮膜の成長に伴って表面が着色される。着色さ
れたステンレス鋼の表面は、酸化皮膜が薄いと、酸化皮
膜の表面で反射された光と酸化皮膜/素地の界面で反射
された光が干渉し、ブルー,ゴールド等の色調を呈す
る。本発明では、黒色系の色調を目標としているので、
光の干渉作用で発色するレベルよりも酸化皮膜を厚くし
ている。定量的には、JIS Z8722に準じてD−
0法で色調を測定した場合に明度指数L* が55以下
で、クロマネチックス指数a* ,b* がそれぞれ−5≦
* ≦5,−5≦b* ≦5の範囲にある黒色を目標とし
ている。このような色調を得るためには、900℃以上
の高温酸化雰囲気で加熱することが必要である。加熱時
間を長く設定するほど黒みがかった色調が得られる。し
かし、生産能率を考慮すると、900℃以上の温度域で
20〜180秒加熱することにより、要求を満足する色
調の酸化皮膜が形成される。
【0007】ところで、酸化皮膜の主組成であるCrの
酸化物が成長する過程では、ステンレス鋼素地から表面
へのCrの拡散よりも表面におけるCrの酸化反応の方
が速い速度で進行する。そのため、酸化皮膜直下にある
素地部分のCr濃度は、バルク部分のCr濃度に比較し
て著しく低下する現象が生じる。この現象は、Crの貧
化現象と称されている。本発明者等は、酸化処理された
着色ステンレス鋼板について表面性状が耐食性に及ぼす
影響を調査した。その結果、酸化皮膜直下のCr貧化の
度合いと耐食性との間に密接な相関関係があり、Crの
貧化が大きい材料ほど耐食性が低いことが明らかになっ
た。Crの貧化が耐食性を劣化させる原因は、次のよう
に推察される。酸化処理で形成される酸化皮膜は、通常
の2D仕上げ等の無垢のステンレス鋼板表面に形成され
ている酸化皮膜,いわゆる不動態皮膜に比較すると緻密
さが非常に低いものと考えられる。そのため、酸化処理
で形成された酸化皮膜は不動態皮膜に比べて保護能に劣
り、得られる着色ステンレス鋼の耐食性が低くなる。
【0008】欠陥部のある酸化皮膜が形成された着色ス
テンレス鋼板が塩素イオン等の腐食性イオンを含む環境
に曝されると、酸化皮膜の欠陥部を介して酸化皮膜/素
地界面の素地部分においてFe等の元素が溶出し、腐食
が開始される。腐食の開始及び進行は、着色ステンレス
鋼板の酸化皮膜直下の部分におけるCrの貧化が大きい
ほど促進される。そこで、本発明者等は、酸化皮膜直下
のCrの貧化が少ない黒色ステンレス鋼を得るために、
種々の酸化処理条件を検討した。その結果、素地成分と
して16重量%以上のCr及び0.04〜0.40重量
%のAlを含むステンレス鋼を素材として用い、露点+
10℃以上の雰囲気で加熱酸化処理するとき、目標とす
る色調を呈し、Cr貧化の度合いが軽減される結果とし
て耐食性が改善された黒色ステンレス鋼板が製造される
ことを見い出した。以下に、本発明で使用するステンレ
ス鋼板に含まれる合金成分,含有量,酸化処理条件等を
説明する。
【0009】先ず、着色ステンレス鋼板の耐食性と酸化
皮膜直下のCr貧化域におけるCr濃度との関連を調査
した結果、Cr貧化域におけるCr濃度が11重量%未
満になると耐食性が著しく低下することが判った。した
がって、良好な耐食性を確保する上で、Cr貧化域にお
けるCr濃度を11重量%以上にすることが必要であ
る。Cr貧化域におけるCr濃度は、素地のAl含有
量,Cr含有量や酸化処理条件に影響される。Cr貧化
域において11重量%以上のCr濃度を確保するために
は、素材成分として16重量%以上のCr含有量が必要
である。Cr含有量が16重量%に満たない素材では、
酸化処理条件を変更してもCr貧化域におけるCrの濃
度を11重量%以上に保つことができなくなる。
【0010】酸化処理でステンレス鋼板表面に形成され
る酸化皮膜は主としてCrの酸化物であるが、素材成分
に約1重量%程度までの濃度でAlが含まれていると、
酸化皮膜の内層にAlの酸化物が生成する。Alの酸化
物の生成量は素材のAl濃度に応じて高くなるが、0.
4重量%を超えるAlが含まれるとステンレス鋼板に表
面疵が発生し、表面性状が損なわれ易くなる。また、A
lは、耐食性の改善にも有効な元素であり、その作用・
効果は0.04重量%以上で顕著になる。本発明者等の
研究によるとき、Alの酸化物が生成した内層がある
と、Crの貧化が抑制され、更にAlの酸化物が一定量
以上濃化していると11重量%を下回るCrの貧化が防
止されることが判った。また、酸化皮膜の内層に酸化物
として含まれるAlの濃度が鋼成分としてのAl濃度の
3.5倍以上になると、Crの貧化が効率よく抑制され
る。なお、酸化皮膜内層とは、酸化皮膜のうち、酸化皮
膜と素地との界面近くにある酸化皮膜の部分をいう。
【0011】Alの酸化物の濃化がCrの貧化を抑制す
る作用は、次のように推察される。Alを添加していな
い材料では、Crのみが酸化されるためCrの貧化が大
きくなる。他方、Alを合金成分として含むステンレス
鋼では、Alの酸化物が酸化皮膜の内層に形成され、そ
の分だけCrの貧化が抑制される。また、酸化皮膜の内
層にAlの酸化物が形成されることにより酸化皮膜が緻
密になり、腐食イオンの侵入に対する保護的効果が発揮
され、耐食性も向上する。このように、本発明において
は、ステンレス鋼に合金成分としてAlを添加し、酸化
皮膜の内層にAlの酸化物を形成させ、酸化皮膜直下に
おいてCr濃度が11重量%を下回るようなCrの貧化
を抑制している。これにより、耐食性に優れた黒色ステ
ンレス鋼板が得られる。
【0012】酸化皮膜の組成制御及び酸化皮膜直下のC
rの貧化抑制は、通常の大気雰囲気よりも露点が高い雰
囲気で酸化処理することにより可能となる。露点が高い
雰囲気,すなわち水蒸気分圧が高い雰囲気で酸化処理す
ると、Alが優先的に酸化され、酸化皮膜内層に酸化物
としての濃縮が促進される。他方、Crの酸化が抑えら
れ、酸化皮膜直下のCr濃度が11重量%以上に保持さ
れる。酸化処理時の雰囲気は、露点+10℃以上に調節
する必要がある。露点が+10℃未満の雰囲気では酸化
性が低く、酸化皮膜内層におけるAlの酸化物としての
濃化が少なくなり、それに伴って酸化皮膜直下における
Crの貧化が促進される。また、酸化処理温度は、酸化
皮膜を適正に成長させ、目標とする黒色系の色調を得る
ために900℃以上の温度に設定される。酸化処理温度
が900℃を下回ると、酸化皮膜の成長が遅く、黒色系
の色調を得るために長時間の加熱が必要になることか
ら、生産能率が低下する。
【0013】本発明で使用するステンレス鋼板には、C
r及びAlの外にMo,Ti,Nb,Cu,Si,V等
の1種又は2種以上を含むことができる。これらの元素
を添加することにより、素材の耐食性や酸化皮膜の保護
能を向上させることができると共に、黒色ステンレス鋼
の耐食性を更に改善することができる。なお、本発明で
使用するステンレス鋼板は、鋼種に制約を受けるもので
はなく、フェライト系,オーステナイト系,二相系,析
出硬化系等の各種ステンレス鋼板が使用可能である。
【0014】
【実施例】表1に示した組成をもつステンレス鋼を溶製
し、鍛造,熱延,冷延を経て板厚0.3mmの冷延鋼板
を製造した。なお、鋼種Aは、耐食性に及ぼすAl含有
量の影響を調査するため、素地のAl含有量が本発明で
規定した範囲を下回る材料である。
【0015】
【0016】各ステンレス冷延鋼板を5%O2 −95%
2 雰囲気及び大気雰囲気中で酸化処理した。このと
き、雰囲気の露点を0〜+40℃の範囲で種々変化させ
た。また、酸化処理時の到達温度を1000℃に設定
し、900〜1000℃の温度域における加熱時間を鋼
種A,Bでは100秒,鋼種Cでは90秒とすることに
より、目標とする黒色系の酸化皮膜がステンレス鋼板表
面に形成された。酸化処理された各ステンレス鋼板につ
いて、酸化皮膜直下のCr貧化域におけるCr濃度,酸
化皮膜内層における酸化物としてのAlの濃化を調査し
た。Crの貧化及びAlの濃化は、グロー放電発光分析
法により表面分析し、各元素の深さ方向に関するプロフ
ァイルから求めた。
【0017】また、次の(1)〜(3)ステップを1サ
イクルとする塩乾湿複合サイクル試験を10サイクル行
い、試験後の発銹率で耐食性を評価した。 (1)5%NaCl水溶液の噴霧15分 (2)60℃,30%RHでの乾燥状態保持60分 (3)50℃,90%RHでの湿潤状態保持180分 調査結果を示す表2にみられるように、露点+10℃以
上の雰囲気で酸化処理したものでは、酸化皮膜直下にお
けるCr貧化域のCr濃度が11重量%以上になってい
た。この条件下で酸化皮膜内層におけるAl量が素地の
Al量の3.5倍以上になっているステンレス鋼板は、
* ≦55以下,−5≦a* ≦5,−5≦b* ≦5の範
囲にある黒色度を呈する色調が得られ、優れた耐食性を
呈していた。これに対し、Cr貧化域のCr濃度が11
重量%を下回るようになった或いは酸化皮膜内層におけ
るAl量が素地のAl量の3.5倍に達しないもので
は、鋼種A〜Cの何れにおいても耐食性が劣っていた。
【0018】
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の黒色ス
テンレス鋼板は、16重量%以上のCr及び0.04〜
0.40重量%のAlを含むステンレス鋼を素地とし、
素地表面に形成された酸化皮膜直下におけるCr貧化域
のCr濃度を11重量%以上とし、酸化皮膜内層のAl
の酸化物として存在するAlの濃度を素地のAl濃度に
比較して3.5倍以上にしている。これにより、屋根
材,外装材等の建築部材や家電製品部材,排ガス部材等
として広範な用途で使用される耐食性に優れた黒色ステ
ンレス鋼板が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白山 和 山口県新南陽市野村南町4976番地 日新製 鋼株式会社技術研究所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 16重量%以上のCr及び0.04〜
    0.40重量%のAlを含むステンレス鋼を素地とし、
    該ステンレス鋼の表面に酸化皮膜が形成されており、酸
    化皮膜直下のCr貧化域におけるCr濃度が11重量%
    以上、酸化皮膜内層に酸化物として存在するAlの濃度
    が素地ステンレス鋼のAl濃度の3.5倍以上であるこ
    とを特徴とする耐食性に優れた黒色ステンレス鋼板。
  2. 【請求項2】 16重量%以上のCr及び0.04〜
    0.40重量%のAlを含むステンレス鋼板を露点+1
    0℃以上の雰囲気中で900℃以上の温度に加熱し、酸
    化物として存在するAlの濃度が素地ステンレス鋼のA
    l濃度の3.5倍以上である酸化皮膜を形成させること
    を特徴とする耐食性に優れた黒色ステンレス鋼板の製造
    方法。
JP07383697A 1997-03-26 1997-03-26 耐食性に優れた黒色ステンレス鋼板 Expired - Fee Related JP3770995B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07383697A JP3770995B2 (ja) 1997-03-26 1997-03-26 耐食性に優れた黒色ステンレス鋼板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07383697A JP3770995B2 (ja) 1997-03-26 1997-03-26 耐食性に優れた黒色ステンレス鋼板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10265936A true JPH10265936A (ja) 1998-10-06
JP3770995B2 JP3770995B2 (ja) 2006-04-26

Family

ID=13529633

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07383697A Expired - Fee Related JP3770995B2 (ja) 1997-03-26 1997-03-26 耐食性に優れた黒色ステンレス鋼板

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3770995B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019178392A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 日鉄日新製鋼株式会社 黒色ステンレス鋼板およびその製造方法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6307188B1 (ja) 2017-02-23 2018-04-04 日新製鋼株式会社 黒色フェライト系ステンレス鋼板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019178392A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 日鉄日新製鋼株式会社 黒色ステンレス鋼板およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3770995B2 (ja) 2006-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2584060C2 (ru) Стальной лист, снабженный образованным горячей гальванизацией погружением слоем с превосходными смачивающей способностью плакирующего покрытия и адгезией слоя покрытия, и способ его получения
EP3045558A1 (en) Hot-dip galvanized steel sheet and galvannealed steel sheet of excellent appearance and plating adhesiveness, and manufacturing method therefor
EP3045559B1 (en) Hot-dip galvanized steel sheets and galvannealed steel sheets that have good appearance and adhesion to coating and methods for producing the same
JP5649181B2 (ja) 耐食性に優れた溶融Zn−Al系合金めっき鋼板およびその製造方法
MX2011010247A (es) Plancha de acero galvanizado por inmersion en caliente de alta resistencia y metodo para producir la misma.
JP4606929B2 (ja) 意匠性に優れたクリヤ塗装ステンレス鋼板およびその素材の製造方法
EP3851550B1 (en) Ferritic stainless steel sheet, method for producing same and al plated stainless steel sheet
JP2011214042A (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JP2007191745A (ja) 高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造装置ならびに高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JP2019073783A (ja) 耐食性に優れるNb含有フェライト系ステンレス鋼材および製造方法
US11136641B2 (en) Mn-containing galvannealed steel sheet and method for producing the same
EP2933351A1 (en) Production method for hot-dip galvanized steel sheet
WO2017007036A1 (ja) 冷延鋼帯の製造方法及び製造設備
JP3770995B2 (ja) 耐食性に優れた黒色ステンレス鋼板
JP5716338B2 (ja) 高強度鋼板およびその製造方法
JPH1161376A (ja) 黒色ステンレス鋼板及びその製造方法
JPS624475B2 (ja)
JPH0331798B2 (ja)
JPS62199759A (ja) 耐酸化性と高温強度にすぐれたアルミニウム拡散鋼板とその製造法
JP2952840B2 (ja) 窒素含有化合物を有する耐銹性に優れたステンレス鋼
JP7007979B2 (ja) 黒色ステンレス鋼板
JP2005330510A (ja) ホーロー密着性が格段に優れたホーロー用鋼板及びその製造方法並びにホーロー製品
JPH11269539A (ja) 脱スケール性に優れたオーステナイト系ステンレス鋼板の製造方法
JPS6137974A (ja) 耐蝕性に優れるステンレス鋼の着色処理方法
US20210189552A1 (en) Black plated steel sheet and manufacturing method thereof

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040322

A977 Report on retrieval

Effective date: 20051027

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20051108

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20060105

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20060207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060208

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090217

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100217

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110217

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110217

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120217

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees