JPH102637A - リキッドタンク付きコンデンサ - Google Patents

リキッドタンク付きコンデンサ

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JPH102637A
JPH102637A JP15408596A JP15408596A JPH102637A JP H102637 A JPH102637 A JP H102637A JP 15408596 A JP15408596 A JP 15408596A JP 15408596 A JP15408596 A JP 15408596A JP H102637 A JPH102637 A JP H102637A
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JP
Japan
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liquid tank
condenser
refrigerant
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pipe
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JP15408596A
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English (en)
Inventor
Makoto Tajima
誠 田島
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2339/00Details of evaporators; Details of condensers
    • F25B2339/04Details of condensers
    • F25B2339/044Condensers with an integrated receiver
    • F25B2339/0441Condensers with an integrated receiver containing a drier or a filter
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F25B2339/0446Condensers with an integrated receiver characterised by the refrigerant tubes connecting the header of the condenser to the receiver; Inlet or outlet connections to receiver
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    • F25B2400/162Receivers characterised by the plug or stop
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    • F25B40/02Subcoolers

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ヘッダパイプ4bの耐圧性を確保すると共
に、液化した冷媒の再加熱を防止する。且つ、異物除去
手段37の交換作業を容易にする。 【構成】 コンデンサ1を構成するヘッダパイプ4bを
断面が円形の管状にする。このヘッダパイプ4bの側方
にリキッドタンク2を、着脱自在に接続する。これらヘ
ッダパイプ4bとリキッドタンク2とは、互いの間に隙
間35を設けた状態で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るリキッドタンク付
きコンデンサは、自動車用空調機を構成する蒸気圧縮式
冷凍機のコンプレッサとエバポレータとの間に直列に組
み込む。そして、コンプレッサで圧縮した冷媒を放熱し
凝縮させた後、水分等の異物を除去してからエバポレー
タに送り出す。
【0002】
【従来の技術】自動車用空調機を構成する蒸気圧縮式冷
凍機にはコンデンサとリキッドタンクとを組み込んで、
コンプレッサから吐出された高温・高圧の冷媒を凝縮・
液化してから、空調用の空気を冷却する為のエバポレー
タに送る様にしている。即ち、コンプレッサから吐出さ
れた高温・高圧の冷媒蒸気を、コンデンサを通過させる
事により空気との間で熱交換を行ない、凝縮・液化させ
て液状冷媒とする。そして、この液状冷媒を一度リキッ
ドタンクに溜めてから、膨張弁を介してエバポレータに
送り、このエバポレータ内で蒸発させる。エバポレータ
の温度は、内部で冷媒が蒸発する事により低下する。従
って、このエバポレータに空調用の空気を流通させれ
ば、この空気を冷却すると共に除湿できる。
【0003】ところで、上記コンデンサとリキッドタン
クとは、従来、別個に製作したものを独立して車体に固
定し、冷媒配管により連結していた。これに対して近
年、車体への組み付け性の向上と設置スペースの節約と
を図るべく、これらコンデンサとリキッドタンクとを一
体的に構成する構造が、種々提案されている。例えば、
特開平2−267478号公報、同3−87572号公
報、同4−103973号公報、同4−131667号
公報、同6−50615号公報、同6−94330号公
報には、リキッドタンクを接合すべく、ヘッダパイプの
断面形状を扁平等、非円形とした構造、或は2重管構造
のリキッドタンクをヘッダパイプに接合する構造が記載
されている。例えば、上記特開平2−267478号公
報に記載された、従来の第1例のリキッドタンク付きコ
ンデンサは、コンデンサを構成する一方のヘッダパイプ
を扁平に形成し、この扁平なヘッダパイプにリキッドタ
ンクを、ろう付け等により接合している。又、上記特開
平3−87572号公報に記載された、従来の第2例の
リキッドタンク付きコンデンサは、2重管構造のリキッ
ドタンクをヘッダパイプに接合し、冷媒をコンデンサの
下から上に流通させる事により、このリキッドタンク内
で液状冷媒を上から下に流す様にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の第1例のリ
キッドタンク付きコンデンサの場合、ヘッダパイプが扁
平(断面形状が長円形)である為、その耐圧性が、断面
円形のヘッダパイプに比べて低い。又、ヘッダパイプと
リキッドタンクとをろう付け等により接合固定している
為、リキッドタンク内に配設した乾燥剤(異物除去手
段)等を交換する作業が面倒である。一方、上記従来の
第2例のリキッドタンク付きコンデンサの場合、ヘッダ
パイプの耐圧性は、上記従来の第1例の構造に比べて改
善されはするが、やはりヘッダパイプの断面形状に起因
して、断面円形のヘッダパイプに比べて劣る。又、従来
の第2例の構造の場合、リキッドタンクを構成する筒体
内に流出管を設けた構造に起因して、以下の様な不都合
が存在する。即ち、上記流出管及び上記筒体は、ろう付
けによって接合するが、この流出管は、上記筒体によっ
て断熱される為、ろう付け温度にまで温度上昇するのに
時間を要し、ろう付け不良を起こし易い。更に、この構
造の場合、高温の冷媒が存在する室と低温の冷媒が存在
する貯蓄室とが、筒体を構成する1枚の板材で隔てられ
ているのみである。従って、上記板材を介して伝えられ
る高温の冷媒の熱により、液化した冷媒が再加熱され易
く、蒸気圧縮式冷凍機を組み込んだ自動車用空調機の性
能が悪化する。
【0005】上記従来の第1、2例の構造以外の前述し
た各公報に記載されたリキッドタンク付きコンデンサに
於いても、上述した不都合のうちの少なくとも一つが存
在する。本発明のリキッドタンク付きコンデンサは、こ
の様な不都合を何れも解消すべく発明したものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のリキッドタンク
付きコンデンサは、従来から知られたリキッドタンク付
きコンデンサと同様に、水平方向に間隔をあけて設けら
れた左右1対のヘッダパイプと、それぞれが水平方向に
亙って配設され、それぞれの両端開口を上記各ヘッダパ
イプ内に通じさせた複数本の伝熱管と、上下に隣り合う
伝熱管同士の間に設けられたフィンとを備えたコンデン
サと、上記1対のヘッダパイプのうちの一方のヘッダパ
イプに支持され、この一方のヘッダパイプの下流端に溜
った液状冷媒を導入及び貯溜自在なリキッドタンクとを
備える。特に、本発明のリキッドタンク付きコンデンサ
に於いては、上記1対のヘッダパイプ及びリキッドタン
クは、それぞれ断面が円形の管状若しくは筒状として、
耐圧性を向上させている。又、上記リキッドタンクと上
記一方のヘッダタンクとは、上部支持部及び下部支持部
により、着脱自在に支持している。更に、互いに支持さ
れた状態で、これら一方のヘッダパイプとリキッドタン
クとの間で上記上部、下部両支持部を除く部分には隙間
が介在する。
【0007】
【作用】上述の様に構成される本発明のリキッドタンク
付きコンデンサの場合、1対のヘッダパイプ及びリキッ
ドタンクを断面円形の管状若しくは筒状としている為、
十分な耐圧性を確保できる。又、一方のヘッダパイプと
リキッドタンクとは、隙間を介在させた状態で互いに接
続している為、リキッドタンク内に存在する液化した冷
媒が、上記ヘッダパイプ(の上方)内に存在する比較的
高温の冷媒によって再加熱されにくい。更に、リキッド
タンクは、上記上部、下部両支持部により、一方のヘッ
ダパイプに着脱自在に支持している為、例えば、リキッ
ドタンク内に設けた異物除去手段を交換する場合に、こ
のリキッドタンクを上記ヘッダパイプから取り外した状
態で行なえる。従って、この様な異物除去手段の交換作
業が容易になる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、図1〜7は本発明の実施の
形態の1例を示している。本例は、コンデンサにより凝
縮液化した冷媒を、サブコンデンサにより過冷却してか
ら送り出す、サブコンデンサを付設した構造に、本発明
を適用したものである。即ち、本例のリキッドタンク付
きコンデンサは、図1に示す様に、コンデンサ1とリキ
ッドタンク2とサブコンデンサ3とを、同図に矢印で示
す冷媒の流れ方向に関して、上流側から下流側に向け互
いに直列に配置して成る。このうちのサブコンデンサ3
は上記コンデンサ1の下側に、上記リキッドタンク2は
これらコンデンサ1及びサブコンデンサ3の側方に、そ
れぞれ設けている。
【0009】上記コンデンサ1及びサブコンデンサ3は
それぞれ、互いに間隔をあけて配置された左右1対のヘ
ッダパイプ4a、4bを含んで構成される。各ヘッダパ
イプ4a、4bの下部内側には、それぞれ隔壁5、5を
設けて、各ヘッダパイプ4a、4bの下部内側を気密・
液密を保持した状態で仕切っている。そして、上記1対
のヘッダパイプ4a、4bの一部で上記各隔壁5、5よ
りも上側部分によって上記コンデンサ1を構成し、これ
ら1対のヘッダパイプ4a、4bの残部で上記各隔壁
5、5よりも下側部分によって上記サブコンデンサ3を
構成している。上記各ヘッダパイプ4a、4bは、円管
状の部材の上下両端開口を蓋体で塞ぐ事により、或は、
それぞれ1対の素子を最中状に組み合わせる事により、
それぞれ構成する。但し、何れの場合であっても、ヘッ
ダパイプ4a、4bは、断面円形の管状とする。
【0010】上記コンデンサ1を構成すべく、上記左右
1対のヘッダパイプ4a、4bの一部内側面同士の間に
は、図1〜2に示す様に複数本の伝熱管6、6を設けて
いる。各伝熱管6、6の両端部(図1の左右方向両端
部)は、それぞれ上記各ヘッダパイプ4a、4bの内側
壁(互いに対向する側壁)を気密・液密を保持した状態
で貫通している。又、これら伝熱管6、6は、上下に間
隔をあけた状態で互いに平行に配置されており、上下に
隣り合う伝熱管6、6同士の間には、コルゲート型のフ
ィン7、7を設けている。又、最上段に配置された伝熱
管6の上面と、上記1対のヘッダパイプ4a、4bの上
端部内側面同士の間に掛け渡したサイドプレート8aの
下面との間にも、同様のフィン7を設けている。
【0011】又、図示の例の場合には、上記1対のヘッ
ダパイプ4a、4bの一部の中間部内側に、それぞれ仕
切板9、9を設け、このコンデンサ1内に送り込まれた
冷媒が1対のヘッダパイプ4a、4bの間を行き来しつ
つ流れる様にしている。上記ヘッダパイプ4aの上部外
側面には入口側ブロック10を、同じく下部外側面には
出口側ブロック11を、それぞれろう付け固定してい
る。このうちの入口側ブロック10は、上記コンデンサ
1側に設けられるもので、冷媒を送り込む為の冷媒配管
(図示せず)の下流側端部が接続される。又、上記出口
側ブロック11は、上記サブコンデンサ3側に設けられ
るもので、過冷却された冷媒を送り出す為の冷媒配管
(図示せず)の上流側端部が接続される。
【0012】上記サブコンデンサ3は、上記1対のヘッ
ダパイプ4a、4bの残部である、前記各隔壁5、5の
下側部分の内側面同士の間に、図1〜2に示す様に1乃
至複数本(図示の例では2本)のサブ伝熱管12、12
を設けて成る。各サブ伝熱管12、12の両端部(図1
の左右方向両端部)は、それぞれ上記各ヘッダパイプ4
a、4bの下部内側壁を気密・液密を保持した状態で貫
通している。又、これらサブ伝熱管12、12は、上下
に間隔をあけた状態で互いに平行に配置されており、上
下に隣り合うサブ伝熱管12、12同士の間には、コル
ゲート型のフィン7、7を設けている。又、上段に配置
されたサブ伝熱管12の上面と、前記複数本の伝熱管
6、6のうちで最下段に配置された伝熱管6の下面との
間、並びに下段に配置されたサブ伝熱管12の下面と上
記1対のヘッダパイプ4a、4bの下端部内側面同士の
間に掛け渡したサイドプレート8bの上面との間にも、
同様のフィン7、7を設けている。尚、図示は省略した
が、このサイドプレート8bの中間部下面には、車体へ
の取り付け用のブラケットを固定している。
【0013】上記リキッドタンク2は、図1〜2に示す
様に、円筒状のケース19と、このケース19の上端開
口に着脱自在で、装着時にこの開口の気密及び液密を保
持する蓋体18と、上記ケース19の下端開口部に、こ
の開口を気密且つ液密に塞いだ状態で固定された接続ブ
ロック20とを備える。この接続ブロック20の内側面
(ヘッダパイプ4bに対向する側面で、図1、2、4の
左側面)には、平坦な接続面26を形成している。尚、
図示の例の場合に、この接続面26は、ケース19のヘ
ッダパイプ4b側の面よりも凹入させている。そして、
この凹入した部分に、後述する取付ブロック13の外半
部を嵌合自在としている。又、この接続ブロック20の
内部には、それぞれ第一の冷媒通路27及び第二の冷媒
通路28を設けている。そして、これら両冷媒通路2
7、28の一端(図1、2、4の左端)を、上記接続面
26に開口させている。上記第一の冷媒通路27は、一
端側の水平部分と他端側の垂直部分とから成る、横L字
形に形成されている。このうち、第一の冷媒通路27の
垂直部分の開口端部内周面には雌ねじを形成し、次述す
る冷媒導入管36の下端部を螺合自在としている。一
方、第二の冷媒通路28は、やはり一端側の水平部分と
他端側の垂直部分とから成るが、図6〜7に示す様に、
第二の冷媒通路28の垂直部分は、その横断面をU字形
とし、且つ、上半部で広く、下方に向かうに従って狭く
なる形状としている。
【0014】更に、上記リキッドタンク2の内側には、
第一の冷媒通路27を送られてきた冷媒をリキッドタン
ク2内に送り込む、冷媒導入管36を設けている。この
冷媒導入管36の下端部外周面には雄ねじを設け、この
雄ねじを上記第一の冷媒通路27の他端部に設けた雌ね
じに螺合させる事により、冷媒導入管36を第一の冷媒
通路27に挿通させている。そして、この冷媒導入管3
6の上端を、リキッドタンク2の内側上部に位置させて
いる。従って、上記第一の冷媒通路27からこの冷媒導
入管36に送られてきた冷媒は、リキッドタンク2の内
側上部位置から送り出される。更に、リキッドタンク2
の内側で、上記冷媒導入管36の上端よりも下方位置に
は、この冷媒導入管36の外周面と上記リキッドタンク
2の内周面との間にほぼ嵌合する断面形状及び大きさを
有し、全体を円筒状に形成された異物除去手段37を設
けている。この異物除去手段37は、フィルタ38、3
8、乾燥剤39等を備え、冷媒中に混入した異物や水分
を除去するもので、従来から知られたものを使用する。
【0015】上記リキッドタンク2は、特許請求の範囲
に記載した一方のヘッダパイプであるヘッダパイプ4b
に、次の様に支持している。即ち、ヘッダパイプ4bの
下部外側面には取付ブロック13を、ろう付け等により
固定している。この取付ブロック13には、出口ポート
14及び入口ポート15を設け、上記ヘッダパイプ4b
の一部でコンデンサ1を構成する部分に設けた通孔16
と上記出口ポート14とを、同じく、サブコンデンサ3
を構成する部分に設けた通孔17と上記入口ポート15
とを、それぞれ連通させている。前記接続ブロック20
は、上記取付ブロック13に対して着脱自在としてい
る。即ち、上記取付ブロック13に形成したフランジ部
21にねじ孔22を、上記接続ブロック20に形成した
フランジ部23の一部で上記ねじ孔22と整合する位置
には通孔24を、それぞれ形成している。更に、上記取
付ブロック13の外側面には、上記接続面26と密接自
在な、平坦な被接続面29を設けている。そして、この
被接続面29と上記接続面26とを密接させると共に、
上記通孔24に挿通したボルト25を上記ねじ孔22に
螺合し更に緊締する事により、上記接続ブロック20を
取付ブロック13に結合自在としている。上記各ブロッ
ク13、20及びボルト25が下部支持部を構成する。
この際、上記ボルト25により上記接続ブロック20と
上記取付ブロック13とを結合した状態で、この取付ブ
ロック13に設けた吐出ポート14及び入口ポート15
と、上記第一、第二の冷媒通路27、28のそれぞれ一
端とを密に接続させる。この為に、接続ブロック20の
接続面26で、第一、第二の冷媒通路27、28のそれ
ぞれ一端開口の周囲には、環状凹溝40、41を設け、
これら各凹溝40、41内にOリング42、43を装着
している。
【0016】更に、このリキッドタンク2の上端部は、
前記蓋体18に設けたフランジ部30と、上記ヘッダパ
イプ4bの上端部に固定した取付ブロック31とを、や
はりボルト32により結合固定している。即ち、上記取
付ブロック31にねじ孔33を、上記フランジ部30に
通孔34を、それぞれ形成すると共に、この通孔34を
挿通したボルト32を上記ねじ孔33に螺合緊締する事
により、リキッドタンク2の上端部をヘッダパイプ4b
に結合固定する。尚、フランジ部30と取付ブロック3
1との当接面は、上記接続ブロック20の接続面26と
取付ブロック13の被接続面29と同様、互いに平坦と
し、互いに密着自在とする。これらフランジ部30、取
付ブロック31、ボルト32が上部支持部を構成する。
尚、上述の様にリキッドタンク2をヘッダパイプ4bに
結合した場合、このリキッドタンク2は、ヘッダパイプ
4bと平行に、且つこのヘッダパイプ4bとの間に隙間
35を設けた状態で、このヘッダパイプ4bに対し支持
される。
【0017】上述の様に構成される本例のリキッドタン
ク付きコンデンサを、蒸気圧縮式冷凍機に組み込む場合
には、前記入口側ブロック10に設けた入口ポートにコ
ンプレッサに通じる冷媒配管の下流端を、前記出口側ブ
ロック11に設けた出口ポートにエバポレータに通じる
冷媒配管の上流端を、それぞれ接続する。この状態でコ
ンプレッサを運転すると、本例のリキッドタンク付きコ
ンデンサは、コンプレッサから吐出された冷媒を凝縮
し、更に過冷却してから、エバポレータに送り出す。
【0018】上記入口側ブロック10に設けた入口ポー
トからコンデンサ1に送り込まれた冷媒ガスは、このコ
ンデンサ1を構成する複数本の伝熱管6、6を、1対の
ヘッダパイプ4a、4b同士の間を折り返しつつ流れ
る。そして上記冷媒ガスはこの間に、これら各伝熱管
6、6及びフィン7、7の間を通過する空気との間で熱
交換を行なって凝縮液化する。この結果生じた液状冷媒
は、前記取付ブロック13に設けた出口ポート14か
ら、上記リキッドタンク2を構成する接続ブロック20
に設けた第一の冷媒通路27に送り込まれる。この様に
第一の冷媒通路27に送り込まれた液状冷媒は、上記冷
媒導入管36を通じて上記ケース19の上部に送られて
から、このケース19の内側を流下する。そして、流下
する間に異物除去手段37を構成するフィルタ38、3
8及び乾燥剤39により、冷媒中に混入した異物や水分
を除去されてから、上記第二の冷媒通路28を通じて、
上記取付ブロック13に設けた入口ポート15に送り込
まれる。この様にして入口ポート15に送り込まれた液
状冷媒は、上記サブコンデンサ3を構成するサブ伝熱管
12、12を通過する間に過冷却される。そして、この
様にして過冷却された液状冷媒は、上記出口側ブロック
11に形成した出口ポートを通じて、上記エバポレータ
に向けて送り出される。
【0019】上述の作用は、従来から知られた、サブコ
ンデンサを備えたリキッドタンク付きコンデンサと同様
である。又、リキッドタンク2とコンデンサ1とを一体
的に組み合わせる事による設置作業の容易化等の効果を
有する事も、従来から知られたリキッドタンク付きコン
デンサと同様である。特に、本発明のリキッドタンク付
きコンデンサの場合には、ヘッダパイプ4aはもとよ
り、ヘッダパイプ4bの断面形状を円形としている為、
特に各ヘッダパイプ4a、4bの肉厚を大きくしなくて
も、十分な耐圧性を確保できる。又、ヘッダパイプ4b
とリキッドタンク2とを、これら両部材4b、2同士の
間に隙間35を設けた状態で、互いに接続している為、
リキッドタンク2内に存在する液化した冷媒が、ヘッダ
パイプ4bの内側上方に存在する比較的高温の冷媒によ
って再加熱されにくい。更に、リキッドタンク2は、ボ
ルト25、32を外す事により、ヘッダパイプ4bから
容易に取り外せる為、例えば異物除去手段37の交換等
の作業が容易になる。
【0020】尚、上述した例は、本発明を、サブコンデ
ンサを付設したリキッドタンク付きコンデンサに適用し
た例に就いて説明したが、本発明はサブコンデンサを付
設しないリキッドタンク付きコンデンサにも適用できる
事は勿論である。
【0021】
【発明の効果】本発明のリキッドタンク付きコンデンサ
は、以上に述べた通り構成され作用するので、ヘッダパ
イプの耐圧性を向上させられると共に、液化した冷媒の
再加熱を防止できる。更に、リキッッドタンクは、ヘッ
ダパイプから容易に取り外せる為、異物除去手段の交換
等の作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の1例を示す縦断面図。
【図2】図1の右部拡大図。
【図3】図1の上方から見た図。
【図4】リキッドタンクの下端部を示す部分断面図。
【図5】図4の左方から見た図。
【図6】図4の上方から見た図。
【図7】図4の下方から見た図。
【符号の説明】
1 コンデンサ 2 リキッドタンク 3 サブコンデンサ 4a、4b ヘッダパイプ 5 隔壁 6 伝熱管 7 フィン 8a、8b サイドプレート 9 仕切板 10 入口側ブロック 11 出口側ブロック 12 サブ伝熱管 13 取付ブロック 14 出口ポート 15 入口ポート 16、17 通孔 18 蓋体 19 ケース 20 接続ブロック 21 フランジ部 22 ねじ孔 23 フランジ部 24 通孔 25 ボルト 26 接続面 27 第一の冷媒通路 28 第二の冷媒通路 29 被接続面 30 フランジ部 31 取付ブロック 32 ボルト 33 ねじ孔 34 通孔 35 隙間 36 冷媒移送管 37 異物除去手段 38 フィルタ 39 乾燥剤 40、41 凹溝 42、43 Oリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平方向に間隔をあけて設けられた左右
    1対のヘッダパイプと、それぞれが水平方向に亙って配
    設され、それぞれの両端開口を上記各ヘッダパイプ内に
    通じさせた複数本の伝熱管と、上下に隣り合う伝熱管同
    士の間に設けられたフィンとを備えたコンデンサと、上
    記1対のヘッダパイプのうちの一方のヘッダパイプに支
    持され、この一方のヘッダパイプの下流端に溜った液状
    冷媒を導入及び貯溜自在なリキッドタンクとを備えたリ
    キッドタンク付きコンデンサに於いて、 上記1対のヘッダパイプ及びリキッドタンクは、それぞ
    れ断面が円形の管状若しくは筒状であり、 上記リキッドタンクは上記一方のヘッダタンクに対し
    て、上部支持部及び下部支持部により、着脱自在に支持
    されており、且つ、互いに支持された状態で、これら一
    方のヘッダパイプとリキッドタンクとの間で上記上部、
    下部両支持部を除く部分には隙間が介在する事を特徴と
    する、リキッドタンク付きコンデンサ。
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