JPH10263632A - ベンディング機構外付け圧延機 - Google Patents

ベンディング機構外付け圧延機

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Publication number
JPH10263632A
JPH10263632A JP7322897A JP7322897A JPH10263632A JP H10263632 A JPH10263632 A JP H10263632A JP 7322897 A JP7322897 A JP 7322897A JP 7322897 A JP7322897 A JP 7322897A JP H10263632 A JPH10263632 A JP H10263632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal member
stand frame
bending mechanism
supported
work roll
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7322897A
Other languages
English (en)
Inventor
Setsu Uchiyama
攝 内山
Haruo Masuda
治生 増田
Masayuki Nakamura
将之 中村
Masami Yonenaga
正美 米長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP7322897A priority Critical patent/JPH10263632A/ja
Publication of JPH10263632A publication Critical patent/JPH10263632A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Of Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタンドフレームの外側にベンディング機構
を設けた圧延機を提供する。 【解決手段】 小径のワークロール2と多段バックアッ
プロール3がスタンドフレーム1内に設けられており、
ワークロール2の軸がスタンドフレーム1の外側まで伸
長され、この伸長部にベンディング機構4,5,6,7
が取付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Xミル等の小径多
段ミルに関する。
【0002】
【従来の技術】Xミル等の小径多段ミルは、一例として
直径100〜150mm程度の一対のワークロールと、
各ワークロールに対して直径250〜350mm程度の
複数個のバックアップロールから構成されている。従来
の小径多段ミルには幅方向の板形状を制御するベンディ
ング機構は設けられておらず、エッジドロップにより耳
伸びした形状になり易い圧延材の両幅端を切断(トリミ
ング)して製品としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年ユーザの板精度向
上の要求が強まり、小径多段ミルにベンディング機構を
設けることが検討されてきた。比較的大きな径のワーク
ロールの場合、ベンディング機構はスタンドフレーム内
に納まるが、小径のワークロールでは比較的大径のバッ
クアップロールの軸箱が隣接しており、スタンドフレー
ム内にベンディング機構を設けるスペースがないという
問題点があった。
【0004】本発明はかかる問題点を解決すために創案
されたものである。すなわち、本発明の目的は、スタン
ドフレームの外側にベンディング機構を設けた圧延機を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明では、小径のワークロールと多段バ
ックアップロールがスタンドフレーム内に設けられてお
り、ワークロールの軸がスタンドフレームの外側まで伸
長され、この伸長部にベンディング機構が取付けられて
いる。
【0006】ワークロールの軸をスタンドフレームの外
側まで伸長し、この伸長部にベンディング機構を取付け
ることにより、小径のワークロールへのベンディング機
構の取付けが可能となる。
【0007】請求項2の発明では、前記ベンディング機
構は、ワークロールを軸支する水平部材と、この水平部
材の両端に設けられ水平部材を上下方向に昇降させるア
クチュエータと、このアクチュエータをスタンドフレー
ムに固定する取付け部材とを備える。
【0008】水平部材の中央部でワークロールの軸を軸
支し、水平部材の両端をアクチュエータで上下方向に移
動可能に支持し、取付け部材はこのアクチュエータをス
タンドフレームに固定する。これによりワークロールの
両端に上下方向のベンディングモーメントを加えること
ができ、板幅方向の板形状制御を行うことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において共通す
る部分には同一の符号を付して使用する。図1は、本発
明のベンディング機構外付け圧延機の側面図である。図
2は図1のX−X矢視面で同圧延機の正面図、図3は図
2のY−Y断面図である。
【0010】スタンドフレーム1はバックアップロール
3の両端に配置された2個のフレームとこのフレームの
上下端を接続する水平部材により一体に構成された構造
体で、この両フレーム間にワークロール2とバックアッ
プロール3が設けられている。ワークロール2は例え
ば、直径120〜130mm程度の1対のロールよりな
り、各ワークロール2に対して例えば、直径280〜3
50mm程度の2個のバックアップロール3が、左右対
称に上下方向からワークロール2を保持している。なお
2個より多くのバックアップロール3が設けられる場合
もある。
【0011】ワークロール2の軸端は図3に示すように
スタンドフレーム1の外側まで伸長しており、上部のワ
ークロール2の両軸端は上部水平部材4で軸支され、下
部のワークロール2の両軸端は下部水平部材5で軸支さ
れている。上部水平部材4は両端上部をシリンダ6aで
支持され、両端下部をシリンダ6bで支持されている。
下部水平部材5は両端上部をシリンダ6cで支持され、
両端下部をシリンダ6dで支持されている。各シリンダ
6a,6b,6c,6dは取付け部材7に固定されてお
り、取付け部材7はスタンドフレーム1に固定されてい
る。
【0012】図2に示すように、上下2本づつのバック
アップロール3の両端は上下別々の軸箱8a,8bで軸
支され、この上軸箱8aとスタンドフレーム1の間には
プレッシャブロック10が設けられ、下軸箱8bとスタ
ンドフレーム1の間にはプッシュアップシリンダ11が
設けられ、プッシュアップシリンダ11を押し上げるこ
とにより上下軸箱8a,8bはスタンドフレーム1に固
定される。図3に示すようにワークロール2の駆動側の
軸端には図示しない駆動軸との接続部9が設けられ、回
転を伝達される。図3は上ワークロール2とその周囲の
構造を示しているが、下ワークロール2とその周囲の構
造も同様である。
【0013】次に、ベンディング機構の動作について説
明する。圧延材がたいこ状の場合、上部水平部材4の下
側のシリンダ6bと下部水平部材5の上側のシリンダ6
cとを作動させる。これにより圧延材の中央部が凹み平
坦になる。また、圧延材がつづみ状の場合、上部水平部
材4の上側のシリンダ6aと下部水平部材5の下側のシ
リンダ6dとを作動させる。これにより圧延材の両端部
が凹み平坦になる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、小径のワークロールの両端をスタンドフレームの外
側に伸長し水平部材で軸支することによりベンディング
機構を設けることができる。これにより均一な板厚の圧
延材を得ることができ、品質の向上により不良品が減少
し生産性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のベンディング機構外付け圧延機の側面
図である。
【図2】図1のX−X矢視図示す。
【図3】図2のY−Y断面を示す。
【符号の説明】
1 スタンドフレーム 2 ワークロール 3 バックアップロール 4 上部水平部材 5 下部水平部材 6a,6b,6c,6d シリンダ 7 取付け部材 8 バックアップロール軸箱 8a 上軸箱 8b 下軸箱 9 駆動軸との接続部 10 プレッシャブロック 11 プッシュアップシリンダ
フロントページの続き (72)発明者 中村 将之 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンタ内 (72)発明者 米長 正美 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンタ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 小径のワークロールと多段バックアップ
    ロールがスタンドフレーム内に設けられており、ワーク
    ロールの軸がスタンドフレームの外側まで伸長され、こ
    の伸長部にベンディング機構が取付けられていることを
    特徴とするベンディング機構外付け圧延機。
  2. 【請求項2】 前記ベンディング機構は、ワークロール
    を軸支する水平部材と、この水平部材の両端に設けられ
    水平部材を上下方向に昇降させるアクチュエータと、こ
    のアクチュエータをスタンドフレームに固定する取付け
    部材とを備えることを特徴とする請求項1記載のベンデ
    ィング機構外付け圧延機。
JP7322897A 1997-03-26 1997-03-26 ベンディング機構外付け圧延機 Pending JPH10263632A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7322897A JPH10263632A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 ベンディング機構外付け圧延機

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JP7322897A JPH10263632A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 ベンディング機構外付け圧延機

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JPH10263632A true JPH10263632A (ja) 1998-10-06

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ID=13512123

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7322897A Pending JPH10263632A (ja) 1997-03-26 1997-03-26 ベンディング機構外付け圧延機

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JP (1) JPH10263632A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10036564C2 (de) * 1999-08-03 2001-06-21 Achenbach Buschhuetten Gmbh Mehrwalzengerüst

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10036564C2 (de) * 1999-08-03 2001-06-21 Achenbach Buschhuetten Gmbh Mehrwalzengerüst
US6314782B1 (en) 1999-08-03 2001-11-13 ACHENBACH BUSCHHüTTEN GMBH Roll stand with multiple rolls

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Effective date: 20061031

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