JPH1026277A - 管体等の留め具 - Google Patents

管体等の留め具

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JPH1026277A
JPH1026277A JP8180695A JP18069596A JPH1026277A JP H1026277 A JPH1026277 A JP H1026277A JP 8180695 A JP8180695 A JP 8180695A JP 18069596 A JP18069596 A JP 18069596A JP H1026277 A JPH1026277 A JP H1026277A
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JP
Japan
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clip
shape
tube
rod
connector
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JP8180695A
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English (en)
Inventor
Kenji Tozaki
健慈 戸崎
Tokuo Hayakawa
徳男 早川
Minoru Kaneko
稔 金子
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Togo Seisakusho Corp
Original Assignee
Togo Seisakusho Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管体や棒体などの棒状体を取外し可能に挿着
するコネクタ本体に適用し、挿着した棒状体に無理な引
抜き力が作用した場合においても棒状体が抜けないよう
にした留め具を提供する。 【解決手段】 棒状体を挿着するためのコネクタ本体10
の外周の嵌着部15に嵌着してコネクタ本体10に棒状体を
着脱させる留め具1である。嵌着部15を被う形状に被着
部20A が形成され、被着部の内周面には棒状体の挿入部
に嵌着部15の止め孔17を介して突出し棒状体を係止する
係止爪22が設けられかつ拡径操作によって棒状体を外し
得る構造とされ、かつ被着部20A が嵌着部15を被う形状
に形状保持部材24により保持されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は管体や棒体などの
棒状体を保持するための留め具(一般には、クリップと
も云われる。以下、クリップともいう。)の改良に関
し、詳しくは、例えば自動車のフュ−エル配管とフュ−
エルホ−スとの接続に用いるコネクタに適用する留め具
に係わるものである。
【0002】
【従来の技術】先に、本発明者は自動車におけるフュ−
エル配管(以下、単に管体という。)とフュ−エルホ−
スの接続用のコネクタの改良を試み、管体の挿着及び取
外しが容易でかつコネクタ本体の外径を小さくなし得て
自動車の組込みに都合のよいコネクタを発明し出願(特
願平7-107541号)した。このコネクタは挿入部に挿入し
た管体を、コネクタ本体に嵌着したクリップの操作にて
係脱させるようにしたものであり、コネクタ本体の嵌着
部と関連させて管体をクリップの操作にて係脱させるよ
うにした点に特長を有している。
【0003】先発明のコネクタはホ−スと管体を連通状
に接続させるものである。図17には先発明のコネクタ
本体310 の管体接続側と、この接続側に取付けるための
クリップ320 を示している。コネクタ本体310 の管体挿
入部312 は管体30が挿入可能な内径とされ、かつ管体挿
入部312 外周のクリップ嵌着部315 には止め孔317 が貫
設されている。クリップ320 は合成樹脂よりなり両端部
を対向状とし、拡径してクリップ嵌着部315 に装着可能
な縮径状態に付勢した輪状に形成され、かつ輪状の内周
面には前記止め孔317 に挿入し管体挿入部312 の管体30
を係止する係止爪322 が設けられている。管体30は管体
挿入部312 の挿入側に抜止め突部31を有している。
【0004】すなわち、図18に示すように、管体30を
管体挿入部312 に挿入すると、抜止め突部31の前面が係
止爪322 後面322Bのテ−パ面と当接し、管体30がさらに
差し込まれると抜止め突部31の前面が係止爪322 を外方
へ押し広げて係止爪322 を起え、図19に示すように、
抜止め突部31が係止爪322 の前方に挿入されて管体30が
挿着される。挿着した管体30は抜止め突部31の後面と係
止爪322 の前面322Aが係合するため通常は抜けない。
【0005】挿着した管体30をコネクタ301 より外す場
合は、クリップ320 の両つまみ部321 を近づける操作を
すればクリップ320 が拡径され、係止爪322 が外方へ退
避することにより抜止め突部31を通過させることがで
き、管体30を簡単に外すことができる。この先発明のコ
ネクタ301 はコネクタ本体310 の管体挿入部312 の外周
にクリップ320 を嵌めるので、コネクタ本体310 の外径
を小さくなし得る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、先発明
のコネクタ301 は通常の使用においては支障はないが、
コネクタ301 に挿着した管体30に引抜き方向(図19の
矢印P方向)への無理な力が作用した場合、クリップ32
0 の係止爪322 のテ−パ面が止め孔317 方向に向いてい
る関係でクリップ320 が開き、管体30がコネクタ301 よ
り外れる恐れがある。そこでこの発明はクリップに改良
を加えたものである。また、本発明は前記したコネクタ
用のクリップに限らず、管体や棒体などの棒状体をコネ
クタ本体に取外し可能に挿着するためのクリップに対し
ても適用し得るようにしたものである。
【0007】本発明の課題は、管体や棒体などの棒状体
を取外し可能に挿着するコネクタ本体に適用し、挿着し
た棒状体に無理な引抜き力が作用した場合においても棒
状体が抜けないようにした留め具を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項1の発明の留め具は、棒状体を挿着するための
コネクタ本体の外周の嵌着部に嵌着してコネクタ本体に
棒状体を着脱させる留め具であって、前記嵌着部を被う
形状に被着部が形成され、被着部の内周面には前記棒状
体の挿入部に嵌着部の止め孔を介して突出し棒状体を係
止する係止爪が設けられ、かつ拡径操作によって棒状体
を外し得る構造とされ、かつ被着部が前記嵌着部を被う
形状に形状保持部材により保持されてなることを特徴と
する。
【0009】この請求項1の留め具は嵌着部を被い得る
形状保持部材により形状が保持されていて開かない。こ
のため、挿着した棒状体に無理な引抜き力が作用した場
合に、棒状体が抜けない。
【0010】前記課題を解決するために請求項2の発明
の留め具は、請求項1の留め具において、形状保持部材
が線形あるいは帯形をなし、嵌着部を被う被着部の周面
に固定手段を介して配置されてなることを特徴とする。
【0011】この請求項2の留め具は、被着部周面に配
置した線形あるいは帯形の形状保持部材により形状保持
される。
【0012】前記課題を解決するために請求項3の発明
の留め具は、請求項1の留め具において、形状保持部材
が線形あるいは帯形をなし、嵌着部を被う被着部の肉厚
内に、前記被着部に沿って埋込まれてなることを特徴と
する。
【0013】この請求項3の留め具によれば、線形ある
いは帯形の形状保持部材を含む留め具を、合成樹脂のイ
ンサ−ト成形により容易に得ることができる。この留め
具は形状保持部材が露出していないので、見栄えが良
い。
【0014】形状保持部材は剛性の大きい金属線材、あ
るいは剛性の大きい帯状金属板、または所定の輪形状に
付勢されたばね線、帯ばねなど形状保持性を有する部材
が採用される。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図8に基づいて説明する。本実施の形態のクリップ20
は、自動車におけるフュ−エル送り用の管体30とホ−ス
40の接続に用いるコネクタ1に適用した場合である。な
お、この実施の形態の場合のように管体(パイプ)30を
接続するクリップ1は通常、管体(パイプ)保持具とも
云われる。図1はコネクタ1とするための筒状のコネク
タ本体10と、コネクタ本体10に管体30を抜止めするため
の輪状のクリップ20を示す。
【0016】前記管体30は図5(ハ)に示すように、挿
着側の外面にフランジ状の抜止め突部31が設けられてい
る。この抜止め突部31は前面(先端側)31A が前方へ尖
ったテ−パ面にされ、かつ後面31B は係止面となる立面
状に形成されている。
【0017】前記コネクタ本体10は図1,図5などに示
すように、ホ−ス40を接続するためのホ−ス接続部11を
一端側に有し、他端側には抜止め突部31が設けられた管
体30を挿着する管体挿入部12を有している。なお、管体
挿入部12は入口側の所定部分が抜止め突部31を挿入可能
な大径とされ、内部側は管体30の先端が挿入可能な小径
とされている。管体挿入部12の奥部はホ−ス接続部11の
小径の通孔部13と連通されている。管体挿入部12の大径
の奥側には挿入した管体30と密着させるための、Oリン
グ14A が止め部材14B により挿着固定されている。
【0018】管体挿入部12の入口側の外周部はクリップ
20を嵌着するクリップ嵌着部15とされ、図1,図5など
に示すように中央部分に対して薄肉に形成され、入口側
外周部は、クリップ嵌着部15より径方向外向きに突出さ
せたフランジ状の止め縁部16とされている。止め縁部16
の高さはクリップ20の肉厚とほぼ同じにされている。ク
リップ嵌着部15における所定の対向位置には後述する係
止爪22の止め孔17が貫設され、かつ止め孔17に近接した
周面には所定深さでかつ次第に浅くなり周面につながる
保持溝18(図1,図6など参照)が凹設されている。止
め孔17と保持溝18の近接部分は図1,図6などに示すよ
うに小間隔の周面部15A とされている。なお、本例のコ
ネクタ本体10は強度の大きい合成樹脂、例えばガラス繊
維を配合した12ナイロンにて一体成形されている。
【0019】前記クリップ20は図1,図2に示すよう
に、対向する端部の一側部を相互に切欠した凸形状と
し、コネクタ本体10のクリップ嵌着部15外周より少し小
径または同径の輪状に形成され、拡径可能な弾性を有す
る合成樹脂にて形成されている。すなわち、本例のクリ
ップ20は凸形状の先端部が相互に挿入可能な輪状とさ
れ、一方の先端部には外方に曲げ形成したつまみ部21が
設けられている。クリップ20の輪状部分の厚さはコネク
タ本体10の薄肉部に嵌着した際にコネクタ本体10の大径
部分より厚くならないように形成されている。クリップ
20のクリップ嵌着部15を被う輪状の部分は被着部20A と
される。
【0020】また、クリップ20の内周面の所定位置には
ボディ10の各止め孔17に挿入され、かつ管体挿入部12に
突出する係止爪22が突設されている。クリップ20の係止
爪22は、図5(ロ)に示すように、前面22A が抜止め突
部31の後面31B を係止可能な立面状とされ、係止爪22の
後面22B は管体30の抜止め突部31の挿入を許す後方が開
いたテ−パ面にされている。また図6(ロ)に示すよう
に、クリップ20の回転方向(Q矢印方向)の係止爪22の
側面は止め孔17を乗り上げる傾斜面22C とされ、その反
対側の側面は止め孔17と当接する立面22Eとされてい
る。係止爪22の突出長は管体挿入部12において管体30の
抜止め突部31を係止し得る長さとされる。なお、本例の
クリップ20は合成樹脂例えば12ナイロンにて形成され、
つまみ部21の操作によりクリップ嵌着部15の周りに回動
可能である。
【0021】図2(イ)に示すように、クリップ20の外
周面すなわち被着部20A の幅中央部分には、被着部20A
に沿って、装着溝23が凹設され、図2(ロ)に示すよう
に、クリップ20の内径より少し小径の輪状にされた剛性
線材よりなる形状保持部材24が装着溝23に嵌着される。
この剛性線材は形状保持性が大きく、輪状の広がり及び
縮小がされにくい特性のものである。装着溝23に対する
形状保持部材24の装着状態は図3,図4に示す通りであ
り、装着溝23に装着した形状保持部材24は外れない。
【0022】クリップ20のコネクタ本体10への取付け
は、図1に示すように、クリップ20はコネクタ本体10の
クリップ嵌着部15に対し、係止爪22の前面22A 側を対向
させ、かつ係止爪22が止め孔17に挿入させ易い配置とす
る。しかる後、適宜な治具にてクリップ20の両端部を開
き操作してクリップ20の径を充分に大きくし、係止爪22
がクリップ嵌着部15に挿入可能とする。大径にしたクリ
ップ20はその前端面をコネクタ本体10の段差壁に当接す
るまでクリップ嵌着部15に挿入し、止め孔17と係止爪22
が係合する配置とした後、治具による拡径操作を解除
し、クリップ20自体及び形状保持部材24の弾性力により
縮径させ、係止爪22を止め孔17に係合させる(図5
(イ),図6(イ)参照)。
【0023】次いで管体30の抜止め突部31側をコネクタ
1の管体挿入部12に挿入する。挿入する管体30は、その
抜止め突部31の前面31A が係止爪22の後面22B と当接す
る。(図5参照)管体30の押込みにより、前方へ尖った
抜止め突部31の前面31A は後方が開いた係止爪22の後面
22B を押し広げるため、クリップ20が係止爪22を介して
押し広げられ、管体30の抜止め突部31が係止爪22を乗り
越えると係止爪22は管体挿入部12内に戻り、クリップ20
はクリップ嵌着部15に嵌着した状態に戻る。(図5
(イ)の仮想線に示す管体30参照)管体30の挿入部分と
コネクタ本体10はOリング14A によってシ−ルされる。
なお、コネクタ本体10のホ−ス接続部11には所定のホ−
ス40が接続される。管体30は管体挿入部12に押し込むこ
とにより簡単にコネクタ本体10に接続させ得る。
【0024】一方、コネクタ1に接続した管体30を外す
場合は、クリップ20のつまみ部21を周方向において押し
操作すると、係止爪22は、図7に示すように、傾斜面22
C によりクリップ嵌着部15の周面部15A を乗り越えて保
持溝18に係合し、クリップ20は広げられた状態に保持さ
れる。すなわち、クリップ20の係止爪22は管体挿入部12
より除去された状態にされるため、装着した管体30を簡
単に外すことができる。管体30を抜き去ったコネクタ1
は保持状態のクリップ20に対し、つまみ部21を押す操作
によって、再び管体30を挿着可能な状態に戻すことがで
きる。
【0025】すなわち、図7に示す状態のコネクタ1に
おいてつまみ部21を矢印Q方向へ押し続けることによ
り、保持態様のクリップ20の係止爪22をスライドさせて
保持溝18よりクリップ嵌着部15に乗り上げさせ、クリッ
プ嵌着部15の外周面を経て、図8に示すように、係止爪
22を止め孔17に係合させ得る。係止爪22が止め孔17に係
合した状態においては、管体30を管体挿入部12に差し込
むことにより、コネクタ1に管体30を挿着し得る。
【0026】しかして、コネクタ1に挿着した管体30を
強く引抜いた場合、クリップ1は形状保持部材24により
形状が保持されているため、従来とは異なり、係止爪22
が開くことがなく、管体30の挿着が保持される。また、
管体30を挿着したコネクタ1を、例えば40℃の高温に置
いた後、管体30を強く引抜いた場合においても、形状保
持部材24がクリップ20の形状を保持するため、係止爪22
が開くことがなく、管体30の挿着が保持された。
【0027】前記したクリップ20はつまみ部21を押すこ
とによりクリップ嵌着部15の周りに回転させ、係止爪22
が止め孔17より退避する構造としたが、本発明のクリッ
プはこれに限定するものではない。またクリップは管体
30の挿着用のみに限るものではなく棒体の着脱用とする
こともできる。
【0028】例えば、図9,図10に示すクリップ120
は合成樹脂製で、コネクタ本体110のクリップ嵌着部115
に嵌めた際は止め孔117 を介して係止爪122 がクリッ
プ挿着部115 内に突出し、両つまみ部121 を近づける操
作によりクリップ120 を拡径させ係止爪122 をクリップ
嵌着部115 の止め孔117 内に退避させる構造のものであ
る。クリップ嵌着部115 を被うクリップ120 被着部120A
の外周の装着溝23には線形の形状保持部材24が嵌込んで
ある。
【0029】筒状のコネクタ本体110 のクリップ嵌着部
115 にクリップ120 を取付けた後、つまみ部121 の操作
で係止爪122 を退避させ、抜止め突部31を設けた管体30
又は棒体(図示せず。)をコネクタ本体110 に挿入しク
リップ120 の係止爪122 を止め孔117 を介して突出させ
て管体30あるいは棒体を抜止め状に挿着することができ
る。挿着した管体30あるいは棒体に、引抜き方向の力が
作用した場合は、被着部120Aに配置した形状保持部材24
が被着部120Aの拡径を防止するため、挿着した管体30あ
るいは棒体は外れない。
【0030】前記した実施の形態における形状保持部材
24は剛性金属の輪状の線材を被着部20A ,120Aの装着溝
23,123 に嵌めることにより被着部20A ,120Aに固定さ
せたが、形状保持部材24の固定手段は図11〜図16等
に示すように適宜になし得る。
【0031】図11は先端部を折曲げた線形の形状保持
部材24を、折曲げ片24A とともに被着部20A の装着溝23
に固定する場合を示す。折曲げ片24A によって被着部20
A への取付け、取外しがし易い。
【0032】図12は線形の形状保持部材24を被着部20
A に突設したL形の係止爪25に係止させて固定させる場
合を示す。
【0033】図13は線形の形状保持部材24を上方が開
口した係止爪26に係止させて固定させる場合である。
【0034】図14は帯形の形状保持部材24を被着部20
A に固定させる場合を示す。形状保持部材24の先端側に
は止め凹部24B を形成して凹凸状となし、装着溝23はこ
の形状保持部材24を装着し得る溝形状に凹設して形状保
持部材24を装着固定させる。なお、23A は形状保持部材
24の止め凹部24B に対応する係止部であり抜止め作用を
なす。
【0035】図15は、同様に、帯形の形状保持部材24
を被着部20A に固定させる場合である。被着部20A に突
設した抜け止め状の頭部をもつ係止ピン27に対し、形状
保持部材24に設けた嵌合爪24C を嵌合させて、被着部20
A の外周面に形状保持部材24を保持させる。
【0036】また、図16(イ)(ロ)に示すクリップ
220 は被着部220Aの肉厚内に線形あるいは帯形の形状保
持部材24を含ませたものである。なお、28は肉抜き孔で
ある。この形状保持部材24はクリップ220 を得る成形型
に形状保持部材24を配置し合成樹脂のインサ−ト成形に
より得ることができる。このクリップ220 も形状保持性
が良好であり、クリップ220 に挿着した管体30や棒体の
引抜きを防止することができる。
【0037】
【発明の効果】しかして、請求項1乃至請求項3の発明
の留め具によれば、被着部が嵌着部を被う形状に形状保
持部材により保持されているため、コネクタ本体に挿着
した棒状体に無理な引抜き力が作用した場合にあっても
被着部は形状保持されて開かないため、簡単には抜けな
い。なお、管体の挿着及び挿着した管体を外す操作は所
定の手段にて行い得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の留め具をコネクタ本体とと
もに示す斜視図である。
【図2】実施形態の留め具の部品図であり、(イ)は留
め具本体の斜視図、(ロ)は形状保持部材の斜視図であ
る。
【図3】図1のIII −III 線における拡大断面図であ
る。
【図4】装着した形状保持部材に沿って断面した留め具
の断面図である。
【図5】(イ)は留め具を適用したコネクタの断面図、
(ロ)は留め具の断面図、(ハ)は管体先端側の形状図
である。
【図6】(イ)は図5のVI−VI線における拡大断面図
で、(ロ)は係止爪の拡大断面図である。
【図7】図6の留め具の作用説明図である。
【図8】図6の留め具の作用説明図である。
【図9】他の実施形態の留め具とコネクタ本体の要部を
示す図である。
【図10】図9の留め具の側面図である。
【図11】線形の形状保持部材の取付け手段を示す別形
態例図である。
【図12】同じく、線形の形状保持部材の取付け手段の
別形態図である。
【図13】線形の形状保持部材の取付け手段の別形態図
である。
【図14】帯形の形状保持部材の取付け手段を示す別形
態図である。
【図15】帯形の形状保持部材の取付け手段の別形態図
である。
【図16】(イ)留め具の別形態図である。(ロ)留め
具(イ)の断面図である。
【図17】従来の留め具と、従来のコネクタの取付け側
部分を示す斜視図である。
【図18】パイプを挿着する場合の従来コネクタの要部
断面図である。
【図19】挿着したパイプに引抜き方向への力が作用し
た場合の作用説明図である。
【符号の説明】
1 コネクタ 10 コネクタ本体 12 管体挿入部 15 クリップ嵌着部 17 止め孔 20 クリップ 20A 被着部 21 つまみ部 22 係止爪 23 装着溝 24 形状保持部材 30 管体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 棒状体を挿着するためのコネクタ本体の
    外周の嵌着部に嵌着してコネクタ本体に棒状体を着脱さ
    せる留め具であって、前記嵌着部を被う形状に被着部が
    形成され、被着部の内周面には前記棒状体の挿入部に嵌
    着部の止め孔を介して突出し棒状体を係止する係止爪が
    設けられ、かつ拡径操作によって棒状体を外し得る構造
    とされ、かつ被着部が前記嵌着部を被う形状に形状保持
    部材により保持されてなることを特徴とした留め具。
  2. 【請求項2】 形状保持部材が線形あるいは帯形をな
    し、嵌着部を被う被着部の周面に固定手段を介して配置
    されてなることを特徴とした請求項1に記載の留め具。
  3. 【請求項3】 形状保持部材が線形あるいは帯形をな
    し、嵌着部を被う被着部の肉厚内に、前記被着部に沿っ
    て埋込まれてなることを特徴とした請求項1に記載の留
    め具。
JP8180695A 1996-07-10 1996-07-10 管体等の留め具 Pending JPH1026277A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112636018A (zh) * 2020-11-19 2021-04-09 国网山东省电力公司惠民县供电公司 一种接地线夹及其使用方法

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