JPH10255748A - 電池挿入機構 - Google Patents
電池挿入機構Info
- Publication number
- JPH10255748A JPH10255748A JP9059654A JP5965497A JPH10255748A JP H10255748 A JPH10255748 A JP H10255748A JP 9059654 A JP9059654 A JP 9059654A JP 5965497 A JP5965497 A JP 5965497A JP H10255748 A JPH10255748 A JP H10255748A
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- JP
- Japan
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- battery
- housing
- dry
- battery housing
- outer housing
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 乾電池の着脱が容易であって、電源供給が確
実に行え、さらに、部材の紛失の虞れのない電池挿入機
構を提供する。 【解決手段】 乾電池１０６を収納する電池収納筺１
を、電子機器の外筐体４に対して回動可能に取付ける。
電池収納筺１は、外筐体４に対して回動されることによ
り開蓋、閉蓋される。電池収納筺１内の切片端子３は、
電池収納筺１が閉蓋されたときに、電池収納筺１の回動
に連動して乾電池１０６の電極部に押接され、電池収納
筺１が開蓋されたときに、乾電池１０６の電極部より離
間される。
実に行え、さらに、部材の紛失の虞れのない電池挿入機
構を提供する。 【解決手段】 乾電池１０６を収納する電池収納筺１
を、電子機器の外筐体４に対して回動可能に取付ける。
電池収納筺１は、外筐体４に対して回動されることによ
り開蓋、閉蓋される。電池収納筺１内の切片端子３は、
電池収納筺１が閉蓋されたときに、電池収納筺１の回動
に連動して乾電池１０６の電極部に押接され、電池収納
筺１が開蓋されたときに、乾電池１０６の電極部より離
間される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に携帯用の電子
機器において、この電子機器に電源供給を行うための乾
電池を該電子機器の外筐体内に収納させるための電池挿
入機構に関する技術分野に属する。
機器において、この電子機器に電源供給を行うための乾
電池を該電子機器の外筐体内に収納させるための電池挿
入機構に関する技術分野に属する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ラジオ、テープレコーダ、ビデオ
テープレコーダやディスクレコーダ（プレーヤ）等の如
き電子機器、特に携帯用に構成された電子機器は、この
電子機器に電源供給を行うための乾電池を該電子機器の
外筐体内に収納するように構成されている。すなわち、
このような電子機器の外筐体は、図６に示すように、背
面部に開口部１０１を有するとともに、この開口部１０
１内に位置する電池収納筺１０２を内蔵している。この
電池収納筺１０２内は、開口部１０１を介して、外方側
に開放されている。開口部１０１は、着脱可能な蓋部材
１０３により、開閉可能となされている。すなわち、こ
の蓋部材１０３は、外筐体１０４の背面部に対して着脱
可能となされており、開口部１０１を閉蓋した状態にお
いて、この外筐体１０４の背面部の一部をなす。
テープレコーダやディスクレコーダ（プレーヤ）等の如
き電子機器、特に携帯用に構成された電子機器は、この
電子機器に電源供給を行うための乾電池を該電子機器の
外筐体内に収納するように構成されている。すなわち、
このような電子機器の外筐体は、図６に示すように、背
面部に開口部１０１を有するとともに、この開口部１０
１内に位置する電池収納筺１０２を内蔵している。この
電池収納筺１０２内は、開口部１０１を介して、外方側
に開放されている。開口部１０１は、着脱可能な蓋部材
１０３により、開閉可能となされている。すなわち、こ
の蓋部材１０３は、外筐体１０４の背面部に対して着脱
可能となされており、開口部１０１を閉蓋した状態にお
いて、この外筐体１０４の背面部の一部をなす。
【０００３】そして、電池収納筺１０２は、所定の本数
の乾電池を収納可能に構成されている。この電池収納筺
１０２内には、この電池収納筺１０２に収納された乾電
池の電極部に接触される切片部材１０５が配設されてい
る。この切片部材１０５は、コイルバネ状の弾性材料に
より形成されており、電池収納筺内１０２に乾電池が収
納されると、この乾電池の電極部に押接する。この切片
部材１０５は、外筐体１０４内において、電子機器の電
源入力部に接続されている。すなわち、この切片部材１
０５は、電池収納筺１０２内に乾電池が収納されると、
この乾電池の電極部と電子機器の電源入力部とを接続さ
せ、この乾電池による該電子機器への電源供給を可能と
する。
の乾電池を収納可能に構成されている。この電池収納筺
１０２内には、この電池収納筺１０２に収納された乾電
池の電極部に接触される切片部材１０５が配設されてい
る。この切片部材１０５は、コイルバネ状の弾性材料に
より形成されており、電池収納筺内１０２に乾電池が収
納されると、この乾電池の電極部に押接する。この切片
部材１０５は、外筐体１０４内において、電子機器の電
源入力部に接続されている。すなわち、この切片部材１
０５は、電池収納筺１０２内に乾電池が収納されると、
この乾電池の電極部と電子機器の電源入力部とを接続さ
せ、この乾電池による該電子機器への電源供給を可能と
する。
【０００４】なお、電池収納筺１０２に対する乾電池の
挿入及びこの電池収納筺１０２よりの乾電池の取り出し
は、蓋部材１０３を外筐体１０４より取り外して、開口
部１０１を開蓋させた状態で、この開口部１０１を介し
て行う。また、この電子機器の使用時においては、電池
収納筺１０２に乾電池を収納した状態で、蓋部材１０３
を外筐体１０４に取付け、開口部１０１を閉蓋させてお
く。
挿入及びこの電池収納筺１０２よりの乾電池の取り出し
は、蓋部材１０３を外筐体１０４より取り外して、開口
部１０１を開蓋させた状態で、この開口部１０１を介し
て行う。また、この電子機器の使用時においては、電池
収納筺１０２に乾電池を収納した状態で、蓋部材１０３
を外筐体１０４に取付け、開口部１０１を閉蓋させてお
く。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な電池収納筺１０２を備えて構成された電子機器におい
ては、開口部１０１が開蓋されたとき、電池収納筺１０
２が外筐体１０４の背面側に対して開放される。そのた
め、電池収納筺１０２に対する乾電池の挿入及びこの電
池収納筺１０２よりの乾電池の取り出しの操作は、外筐
体１０４の背面部を上方側に向けた状態、すなわち、該
外筐体１０４を前倒しにして該外筐体１０４の前面部を
下方側に伏せた状態としなければ困難である。
な電池収納筺１０２を備えて構成された電子機器におい
ては、開口部１０１が開蓋されたとき、電池収納筺１０
２が外筐体１０４の背面側に対して開放される。そのた
め、電池収納筺１０２に対する乾電池の挿入及びこの電
池収納筺１０２よりの乾電池の取り出しの操作は、外筐
体１０４の背面部を上方側に向けた状態、すなわち、該
外筐体１０４を前倒しにして該外筐体１０４の前面部を
下方側に伏せた状態としなければ困難である。
【０００６】また、電池収納筺１０２に対する乾電池の
挿入及びこの電池収納筺１０２よりの乾電池の取り出し
の操作は、この乾電池を介して切片部材を弾性的に変位
させつつ行う必要があるので、煩雑、かつ、困難であ
る。切片部材１０５の電極部への接触を確実にするため
に該切片部材１０５の弾性力を強くした場合には、いっ
そう、この切片部材１０５を変位させることが困難とな
る。
挿入及びこの電池収納筺１０２よりの乾電池の取り出し
の操作は、この乾電池を介して切片部材を弾性的に変位
させつつ行う必要があるので、煩雑、かつ、困難であ
る。切片部材１０５の電極部への接触を確実にするため
に該切片部材１０５の弾性力を強くした場合には、いっ
そう、この切片部材１０５を変位させることが困難とな
る。
【０００７】特に、電池収納筺１０２内において、複数
の乾電池が直列に接続されて収納される場合には、切片
部材１０５は、この切片部材１０５及び電極部間の接触
のみならず、複数の乾電池の電極部同士間の接触をも確
実なものとするため、弾性力の強いものが使用される。
この場合には、切片部材１０５を変位させることがより
困難となり、電池収納筺１０２に対する乾電池の挿入及
びこの電池収納筺１０２よりの乾電池の取り出しの操作
が相当に困難となる。
の乾電池が直列に接続されて収納される場合には、切片
部材１０５は、この切片部材１０５及び電極部間の接触
のみならず、複数の乾電池の電極部同士間の接触をも確
実なものとするため、弾性力の強いものが使用される。
この場合には、切片部材１０５を変位させることがより
困難となり、電池収納筺１０２に対する乾電池の挿入及
びこの電池収納筺１０２よりの乾電池の取り出しの操作
が相当に困難となる。
【０００８】さらに、上述のような電子機器において
は、乾電池の挿入及び取り出しの操作中に、蓋部材１０
３を紛失する虞れが大きい。
は、乾電池の挿入及び取り出しの操作中に、蓋部材１０
３を紛失する虞れが大きい。
【０００９】そこで、本発明は、上述の実情に鑑みて提
案されるものであって、電池収納筺に対する乾電池の挿
入及びこの電池収納筺よりの乾電池の取り出しの操作が
容易でありながら、この電池収納筺内に収納された乾電
池による電子機器への電源供給が確実に行われ、さら
に、部材の紛失の虞れがないようになされた電池挿入機
構の提供という課題を解決しようとするものである。
案されるものであって、電池収納筺に対する乾電池の挿
入及びこの電池収納筺よりの乾電池の取り出しの操作が
容易でありながら、この電池収納筺内に収納された乾電
池による電子機器への電源供給が確実に行われ、さら
に、部材の紛失の虞れがないようになされた電池挿入機
構の提供という課題を解決しようとするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る電池挿入機構は、一方向への開放部を
有し電子機器の外筐体に対して回動可能に支持され該外
筐体側に回動操作されることにより該開放部を該外筐体
によって閉塞され該外筐体より離間される方向に回動操
作されることにより該開放部を外方側に向けて開放する
電池収納筺と、該電池収納筺に該電子機器に電源供給を
行うための乾電池が収納されたときにこの乾電池の電極
部に接触されるとともに該電子機器の電源入力部に接続
され該乾電池よりの該電源入力部に対する電源供給を行
わせる切片部材とを備えて構成されている。
め、本発明に係る電池挿入機構は、一方向への開放部を
有し電子機器の外筐体に対して回動可能に支持され該外
筐体側に回動操作されることにより該開放部を該外筐体
によって閉塞され該外筐体より離間される方向に回動操
作されることにより該開放部を外方側に向けて開放する
電池収納筺と、該電池収納筺に該電子機器に電源供給を
行うための乾電池が収納されたときにこの乾電池の電極
部に接触されるとともに該電子機器の電源入力部に接続
され該乾電池よりの該電源入力部に対する電源供給を行
わせる切片部材とを備えて構成されている。
【００１１】また、本発明は、上記電池挿入機構におい
て、上記切片部材は、弾性材料により形成されるととも
に、上記電池収納筺の上記外筐体に対する回動に連動し
て移動操作され、該電池収納筺が該外筐体側に回動操作
されたときに、該電池収納筺に収納された乾電池の電極
部に弾性的に押接され、該電池収納筺が該外筐体より離
間される方向に回動操作されたときには、該電極部に対
する押接力を緩めることとしたものである。
て、上記切片部材は、弾性材料により形成されるととも
に、上記電池収納筺の上記外筐体に対する回動に連動し
て移動操作され、該電池収納筺が該外筐体側に回動操作
されたときに、該電池収納筺に収納された乾電池の電極
部に弾性的に押接され、該電池収納筺が該外筐体より離
間される方向に回動操作されたときには、該電極部に対
する押接力を緩めることとしたものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
【００１３】本発明に係る電池挿入機構は、ラジオ、テ
ープレコーダ、ビデオテープレコーダやディスクレコー
ダ（プレーヤ）等の如き電子機器、特に、携帯用の電子
機器の外筐体内に組み込まれ、この電子機器に電源供給
を行う乾電池（一次電池または二次電池）を収納するも
のである。
ープレコーダ、ビデオテープレコーダやディスクレコー
ダ（プレーヤ）等の如き電子機器、特に、携帯用の電子
機器の外筐体内に組み込まれ、この電子機器に電源供給
を行う乾電池（一次電池または二次電池）を収納するも
のである。
【００１４】この電池挿入機構は、図１に示すように、
電子機器の外筐体４の背面部に回動可能に取付けられた
電池収納筺１を有して構成される。この電池収納筺１
は、図３に示すように、一方向、すなわち、上方側への
開放部を有する筐体状に形成されている。すなわち、こ
の電池収納筺１は、底面部とこの底面部の周縁部分より
上方側に立ち上げられた周壁部とを有して一体的に形成
されている。
電子機器の外筐体４の背面部に回動可能に取付けられた
電池収納筺１を有して構成される。この電池収納筺１
は、図３に示すように、一方向、すなわち、上方側への
開放部を有する筐体状に形成されている。すなわち、こ
の電池収納筺１は、底面部とこの底面部の周縁部分より
上方側に立ち上げられた周壁部とを有して一体的に形成
されている。
【００１５】この電池収納筺１は、電子機器に電源供給
を行うのに必要な所定の本数の乾電池が、開放された上
方側より挿入されて収納するように構成されている。こ
の電池収納筺１内において、各乾電池は、所定の方向と
なされて配列される。例えば、図１に示すように、これ
ら乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄは、
４本が電池収納筺１に２列に配列されて収納される。こ
の場合において、第１の乾電池１０６ａの陰極（−（マ
イナス）極）に第２の乾電池１０６ｂの陽極（＋（プラ
ス）極）が接触され、第２の乾電池１０６ｂの陰極に第
３の乾電池１０６ｃの陽極が後述する中継部材３ｃを介
して接触され、第３の乾電池１０６ｃの陰極に第４の乾
電池１０６ｄの陽極が接触される。このとき、第１の乾
電池１０６ａの陰極と第４の電池１０６ｄの陽極との間
で、電子機器に供給される電源が取り出される。このと
きの電源電圧は、１本の乾電池の起電力の４倍となる
（１本の乾電池の起電力が１．５Ｖの場合には、６
Ｖ）。
を行うのに必要な所定の本数の乾電池が、開放された上
方側より挿入されて収納するように構成されている。こ
の電池収納筺１内において、各乾電池は、所定の方向と
なされて配列される。例えば、図１に示すように、これ
ら乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄは、
４本が電池収納筺１に２列に配列されて収納される。こ
の場合において、第１の乾電池１０６ａの陰極（−（マ
イナス）極）に第２の乾電池１０６ｂの陽極（＋（プラ
ス）極）が接触され、第２の乾電池１０６ｂの陰極に第
３の乾電池１０６ｃの陽極が後述する中継部材３ｃを介
して接触され、第３の乾電池１０６ｃの陰極に第４の乾
電池１０６ｄの陽極が接触される。このとき、第１の乾
電池１０６ａの陰極と第４の電池１０６ｄの陽極との間
で、電子機器に供給される電源が取り出される。このと
きの電源電圧は、１本の乾電池の起電力の４倍となる
（１本の乾電池の起電力が１．５Ｖの場合には、６
Ｖ）。
【００１６】そして、この電池収納筺１は、電子機器の
外筐体４に対して回動可能に支持されている。外筐体４
の背面部には、図５に示すように、開口部５が設けられ
ている。この開口部５は、電池収納筺１の底面部に対応
した形状及び大きさとなっている。電池収納筺１は、底
面部近傍の前端側部分の両側部に、回動支軸となる一対
の突起部６，６を有している。これら突起部６，６は、
外筐体４の開口部５の下方側部分に両側側に位置して設
けられた一対の支軸嵌合穴に対応して嵌合され、電池収
納筺１を外筐体１に対して回動可能に支持している。
外筐体４に対して回動可能に支持されている。外筐体４
の背面部には、図５に示すように、開口部５が設けられ
ている。この開口部５は、電池収納筺１の底面部に対応
した形状及び大きさとなっている。電池収納筺１は、底
面部近傍の前端側部分の両側部に、回動支軸となる一対
の突起部６，６を有している。これら突起部６，６は、
外筐体４の開口部５の下方側部分に両側側に位置して設
けられた一対の支軸嵌合穴に対応して嵌合され、電池収
納筺１を外筐体１に対して回動可能に支持している。
【００１７】電池収納筺１は、外筐体４側に回動操作さ
れた状態においては、図２に示すように、底面部を該外
筐体４の背面部に略々面一となして該底面部により開口
部５を閉蓋する状態となり、周壁部を該外筐体４内に収
納させる状態となる。この状態においては、電池収納筺
１は、開放部を外筐体４によって閉塞されていることと
なる。この状態において、電池収納筺１は、解除可能に
ロックされる。
れた状態においては、図２に示すように、底面部を該外
筐体４の背面部に略々面一となして該底面部により開口
部５を閉蓋する状態となり、周壁部を該外筐体４内に収
納させる状態となる。この状態においては、電池収納筺
１は、開放部を外筐体４によって閉塞されていることと
なる。この状態において、電池収納筺１は、解除可能に
ロックされる。
【００１８】そして、電池収納筺１は、外筐体４より離
間される方向に回動操作された状態においては、図１に
示すように、開口部５を介して該外筐体４の後方側に突
出された状態となる。この状態においては、電池収納筺
１は、開放部を上方側に向け、外方側に向けて開放した
状態となっている。このように、電池収納筺１が開放部
を外方側に向けて開放した状態においては、この電池収
納筺１に対する乾電池の挿入及びこの電池収納筺１より
の乾電池の取り出しを行うことができる。そして、この
電池挿入機構においては、このように、電池収納筺１が
開放部を外方側に向けて開放した状態においても、外筐
体４より離間（分離）される部材がないので、部材の紛
失の虞れがない。
間される方向に回動操作された状態においては、図１に
示すように、開口部５を介して該外筐体４の後方側に突
出された状態となる。この状態においては、電池収納筺
１は、開放部を上方側に向け、外方側に向けて開放した
状態となっている。このように、電池収納筺１が開放部
を外方側に向けて開放した状態においては、この電池収
納筺１に対する乾電池の挿入及びこの電池収納筺１より
の乾電池の取り出しを行うことができる。そして、この
電池挿入機構においては、このように、電池収納筺１が
開放部を外方側に向けて開放した状態においても、外筐
体４より離間（分離）される部材がないので、部材の紛
失の虞れがない。
【００１９】電池収納筺１内には、切片部材３が取付け
られたスライダ２が配設されている。このスライダ２
は、電池収納筺１内の一側側に位置し、この電池収納筺
１の周壁部の一側側部分に設けられた欠損部を介して、
この電池収納筺１の外方側に臨んでいる。このスライダ
２は、図４に示すように、略々平板状に形成され、電池
収納筺１の周壁部の欠損部を略々閉蓋する状態となされ
て配設されている。このスライダ２は、電池収納筺１の
一側側位置である第１の位置とこの第１の位置よりも電
池収納筺１の内方側である第２の位置とに亘って、スラ
イド可能となされている。
られたスライダ２が配設されている。このスライダ２
は、電池収納筺１内の一側側に位置し、この電池収納筺
１の周壁部の一側側部分に設けられた欠損部を介して、
この電池収納筺１の外方側に臨んでいる。このスライダ
２は、図４に示すように、略々平板状に形成され、電池
収納筺１の周壁部の欠損部を略々閉蓋する状態となされ
て配設されている。このスライダ２は、電池収納筺１の
一側側位置である第１の位置とこの第１の位置よりも電
池収納筺１の内方側である第２の位置とに亘って、スラ
イド可能となされている。
【００２０】このスライダ２には、一対の切片部材３
ａ，３ｂが取付けられている。これら切片部材３ａ，３
ｂは、電池収納筺１に各乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１
０６ｃ，１０６ｄが収納されたときに、第１の乾電池１
０６ａの電極部（陽極部）及び第４の乾電池１０６ｄの
電極部（陰極部）に接触される。そして、電池収納筺１
の他側側の周壁部には、この電池収納筺１内に位置し
て、中継部材３ｃが取付けられている。この中継部材３
ｃは、上述したように、電池収納筺１に各乾電池１０６
ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄが収納されたとき
に、第２の乾電池１０６ｂの陰極部及び第３の乾電池１
０６ｃの陽極部に接触される。これら切片部材３ａ，３
ｂ及び中継部材３ｃは、金属の如き導電材料により形成
されている。また、これら切片部材３ａ，３ｂ及び中継
部材３ｃは、金属の如き弾性材料により形成されてお
り、電池収納筺１に各乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１０
６ｃ，１０６ｄが収納されたとき、各電極部に対して弾
性力により押接する。
ａ，３ｂが取付けられている。これら切片部材３ａ，３
ｂは、電池収納筺１に各乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１
０６ｃ，１０６ｄが収納されたときに、第１の乾電池１
０６ａの電極部（陽極部）及び第４の乾電池１０６ｄの
電極部（陰極部）に接触される。そして、電池収納筺１
の他側側の周壁部には、この電池収納筺１内に位置し
て、中継部材３ｃが取付けられている。この中継部材３
ｃは、上述したように、電池収納筺１に各乾電池１０６
ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄが収納されたとき
に、第２の乾電池１０６ｂの陰極部及び第３の乾電池１
０６ｃの陽極部に接触される。これら切片部材３ａ，３
ｂ及び中継部材３ｃは、金属の如き導電材料により形成
されている。また、これら切片部材３ａ，３ｂ及び中継
部材３ｃは、金属の如き弾性材料により形成されてお
り、電池収納筺１に各乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１０
６ｃ，１０６ｄが収納されたとき、各電極部に対して弾
性力により押接する。
【００２１】したがって、電池収納筺１に各乾電池１０
６ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄが収納されると、
これら乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄ
は、各切片部材３ａ，３ｂ間において直列に接続された
状態となる。
６ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄが収納されると、
これら乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄ
は、各切片部材３ａ，３ｂ間において直列に接続された
状態となる。
【００２２】各切片部材３ａ，３ｂは、電池収納筺１が
外筐体４内に収納された状態となったとき、この外筐体
４内において、電子機器の電源入力部に接続される。す
なわち、電池収納筺１が外筐体４内に収納されたとき、
各切片部材３ａ，３ｂは、各乾電池１０６ａ，１０６
ｂ，１０６ｃ，１０６ｄよりの電源入力部に対する電源
供給を行わせる。
外筐体４内に収納された状態となったとき、この外筐体
４内において、電子機器の電源入力部に接続される。す
なわち、電池収納筺１が外筐体４内に収納されたとき、
各切片部材３ａ，３ｂは、各乾電池１０６ａ，１０６
ｂ，１０６ｃ，１０６ｄよりの電源入力部に対する電源
供給を行わせる。
【００２３】そして、各切片部材３ａ，３ｂは、電池収
納筺１の外筐体４に対する回動に連動して、スライダ２
とともに電池収納筺１に対して移動（スライド）操作さ
れる。すなわち、外筐体４には、開口部５の内方側に位
置して、電池収納筺１が外筐体４内に収納されたときに
スライダ２に当接してこのスライダ２をスライドさせる
テーパリブ部７が設けられている。
納筺１の外筐体４に対する回動に連動して、スライダ２
とともに電池収納筺１に対して移動（スライド）操作さ
れる。すなわち、外筐体４には、開口部５の内方側に位
置して、電池収納筺１が外筐体４内に収納されたときに
スライダ２に当接してこのスライダ２をスライドさせる
テーパリブ部７が設けられている。
【００２４】電池収納筺１が外筐体４側に回動操作され
てこの外筐体４内に収納されたときには、図２に示すよ
うに、テーパリブ部７によりスライダ２が押圧され、こ
のスライダ２は、図２中矢印Ａで示すように、電池収納
筺１の内方側、すなわち、この電池収納筺１に収納され
た乾電池側に（第２の位置に）移動される。このとき、
各切片部材３ａ，３ｂは、第１及び第４の乾電池１０６
ａ，１０６ｄの電極部に弾性的に押接される。このよう
にして各切片部材３ａ，３ｂが第１及び第４の乾電池１
０６ａ，１０６ｄの電極部に押接されることにより、各
乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄより電
子機器への電源供給が確実に行われる。
てこの外筐体４内に収納されたときには、図２に示すよ
うに、テーパリブ部７によりスライダ２が押圧され、こ
のスライダ２は、図２中矢印Ａで示すように、電池収納
筺１の内方側、すなわち、この電池収納筺１に収納され
た乾電池側に（第２の位置に）移動される。このとき、
各切片部材３ａ，３ｂは、第１及び第４の乾電池１０６
ａ，１０６ｄの電極部に弾性的に押接される。このよう
にして各切片部材３ａ，３ｂが第１及び第４の乾電池１
０６ａ，１０６ｄの電極部に押接されることにより、各
乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄより電
子機器への電源供給が確実に行われる。
【００２５】そして、電池収納筺１が外筐体４より離間
される方向に回動操作されてこの外筐体４の外方側に突
出されたときには、テーパリブ部７よりスライダ２が離
間するので、このスライダ２は、各切片部材３ａ，３ｂ
の弾性力により、図２中矢印Ｂで示すように、電池収納
筺１の外方側、すなわち、この電池収納筺１に収納され
た乾電池より離間する方向に（第１の位置に）移動され
る。このとき、各切片部材３ａ，３ｂは、第１及び第４
の乾電池１０６ａ，１０６ｄの電極部に対する押接力を
緩めることとなる。この電池挿入機構においては、この
ようにして、電池収納筺１が外筐体４の外方側に突出さ
れたときに各切片部材３ａ，３ｂの第１及び第４の乾電
池１０６ａ，１０６ｄの電極部に対する押接力が緩まる
ので、該電池収納筺１に対する各乾電池１０６ａ，１０
６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄの挿入及びこの電池収納筺１
よりの各乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６
ｄの取り出しを容易に行うことができる。
される方向に回動操作されてこの外筐体４の外方側に突
出されたときには、テーパリブ部７よりスライダ２が離
間するので、このスライダ２は、各切片部材３ａ，３ｂ
の弾性力により、図２中矢印Ｂで示すように、電池収納
筺１の外方側、すなわち、この電池収納筺１に収納され
た乾電池より離間する方向に（第１の位置に）移動され
る。このとき、各切片部材３ａ，３ｂは、第１及び第４
の乾電池１０６ａ，１０６ｄの電極部に対する押接力を
緩めることとなる。この電池挿入機構においては、この
ようにして、電池収納筺１が外筐体４の外方側に突出さ
れたときに各切片部材３ａ，３ｂの第１及び第４の乾電
池１０６ａ，１０６ｄの電極部に対する押接力が緩まる
ので、該電池収納筺１に対する各乾電池１０６ａ，１０
６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄの挿入及びこの電池収納筺１
よりの各乾電池１０６ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６
ｄの取り出しを容易に行うことができる。
【００２６】
【発明の効果】上述のように、本発明に係る電池挿入機
構は、一方向への開放部を有し電子機器の外筐体に対し
て回動可能に支持され該外筐体側に回動操作されること
により該開放部を該外筐体によって閉塞され該外筐体よ
り離間される方向に回動操作されることにより該開放部
を外方側に向けて開放する電池収納筺を備えている。
構は、一方向への開放部を有し電子機器の外筐体に対し
て回動可能に支持され該外筐体側に回動操作されること
により該開放部を該外筐体によって閉塞され該外筐体よ
り離間される方向に回動操作されることにより該開放部
を外方側に向けて開放する電池収納筺を備えている。
【００２７】したがって、この電池挿入機構において
は、外筐体より離間（分離）される部材がなく、電池収
納筺に対する乾電池の挿入及び取り出しの操作を行うと
きに、部材の紛失の虞れがない。
は、外筐体より離間（分離）される部材がなく、電池収
納筺に対する乾電池の挿入及び取り出しの操作を行うと
きに、部材の紛失の虞れがない。
【００２８】そして、この電池挿入機構においては、電
池収納筺に該電子機器に電源供給を行うための乾電池が
収納されたときにこの乾電池の電極部に接触されるとと
もに該電子機器の電源入力部に接続されており該乾電池
よりの該電源入力部に対する電源供給を行わせる切片部
材が設けられている。すなわち、乾電池から電子機器へ
の電源供給は、切片部材を介して行われる。
池収納筺に該電子機器に電源供給を行うための乾電池が
収納されたときにこの乾電池の電極部に接触されるとと
もに該電子機器の電源入力部に接続されており該乾電池
よりの該電源入力部に対する電源供給を行わせる切片部
材が設けられている。すなわち、乾電池から電子機器へ
の電源供給は、切片部材を介して行われる。
【００２９】また、本発明に係る電池挿入機構において
は、上記切片部材は、弾性材料により形成されるととも
に、上記電池収納筺の上記外筐体に対する回動に連動し
て移動操作され、該電池収納筺が該外筐体側に回動操作
されたときに、該電池収納筺に収納された乾電池の電極
部に弾性的に押接され、該電池収納筺が該外筐体より離
間される方向に回動操作されたときには、該電極部に対
する押接力を緩めるようになされている。
は、上記切片部材は、弾性材料により形成されるととも
に、上記電池収納筺の上記外筐体に対する回動に連動し
て移動操作され、該電池収納筺が該外筐体側に回動操作
されたときに、該電池収納筺に収納された乾電池の電極
部に弾性的に押接され、該電池収納筺が該外筐体より離
間される方向に回動操作されたときには、該電極部に対
する押接力を緩めるようになされている。
【００３０】したがって、この電池挿入機構において
は、電池収納筺に対する乾電池の挿入及びこの電池収納
筺よりの乾電池の取り出しの操作が切片部材の弾性力に
影響されることなく容易に行えながら、この電池収納筺
内に収納された乾電池による電子機器への電源供給が切
片部材の弾性力によって確実に行われるようになされて
いる。
は、電池収納筺に対する乾電池の挿入及びこの電池収納
筺よりの乾電池の取り出しの操作が切片部材の弾性力に
影響されることなく容易に行えながら、この電池収納筺
内に収納された乾電池による電子機器への電源供給が切
片部材の弾性力によって確実に行われるようになされて
いる。
【００３１】すなわち、本発明は、電池収納筺に対する
乾電池の挿入及びこの電池収納筺よりの乾電池の取り出
しの操作が容易でありながら、この電池収納筺内に収納
された乾電池による電子機器への電源供給が確実に行わ
れ、さらに、部材の紛失の虞れがないようになされた電
池挿入機構を提供することができるものである。
乾電池の挿入及びこの電池収納筺よりの乾電池の取り出
しの操作が容易でありながら、この電池収納筺内に収納
された乾電池による電子機器への電源供給が確実に行わ
れ、さらに、部材の紛失の虞れがないようになされた電
池挿入機構を提供することができるものである。
【図１】本発明に係る電池挿入機構の構成を示す斜視図
である。
である。
【図２】上記電池挿入機構の要部の構成を示す要部横断
面図である。
面図である。
【図３】上記電池挿入機構の電池収納筺の構成を示す平
面図である。
面図である。
【図４】上記電池挿入機構のスライダの構成を示す平面
図である。
図である。
【図５】上記電池挿入機構が適用される電子機器の外筐
体の構成を示す背面図である。
体の構成を示す背面図である。
【図６】従来の電子機器の外筐体及びこの外筐体におけ
る電池収納筺の構成を示す斜視図である。
る電池収納筺の構成を示す斜視図である。
１ 電池収納筺、３ 切片部材、４ 外筐体、１０６
乾電池
乾電池
Claims (2)
- 【請求項１】 一方向への開放部を有し、電子機器の外
筐体に対して回動可能に支持され、該外筐体側に回動操
作されることにより、該開放部を該外筐体によって閉塞
され、該外筐体より離間される方向に回動操作されるこ
とにより、該開放部を外方側に向けて開放する電池収納
筺と、 上記電池収納筺に上記電子機器に電源供給を行うための
乾電池が収納されたときにこの乾電池の電極部に接触さ
れるとともに、該電子機器の電源入力部に接続され、該
乾電池よりの該電源入力部に対する電源供給を行わせる
切片部材とを備えた電池挿入機構。 - 【請求項２】 切片部材は、弾性材料により形成される
とともに、電池収納筺の外筐体に対する回動に連動して
移動操作され、電池収納筺が外筐体側に回動操作された
ときに、該電池収納筺に収納された乾電池の電極部に弾
性的に押接され、該電池収納筺が該外筐体より離間され
る方向に回動操作されたときには、該電極部に対する押
接力を緩めることとなされた請求項１記載の電池挿入機
構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9059654A JPH10255748A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 電池挿入機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9059654A JPH10255748A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 電池挿入機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10255748A true JPH10255748A (ja) | 1998-09-25 |
Family
ID=13119416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9059654A Withdrawn JPH10255748A (ja) | 1997-03-13 | 1997-03-13 | 電池挿入機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10255748A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7033695B2 (en) | 2002-09-26 | 2006-04-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Battery housing device |
| JP2011164663A (ja) * | 2011-06-02 | 2011-08-25 | Oki Data Corp | 現像ユニット及び画像形成装置 |
| JP2014121312A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-07-03 | Makita Corp | 噴霧器 |
-
1997
- 1997-03-13 JP JP9059654A patent/JPH10255748A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7033695B2 (en) | 2002-09-26 | 2006-04-25 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Battery housing device |
| JP2011164663A (ja) * | 2011-06-02 | 2011-08-25 | Oki Data Corp | 現像ユニット及び画像形成装置 |
| JP2014121312A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-07-03 | Makita Corp | 噴霧器 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040601 |