JPH10254309A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10254309A
JPH10254309A JP9060840A JP6084097A JPH10254309A JP H10254309 A JPH10254309 A JP H10254309A JP 9060840 A JP9060840 A JP 9060840A JP 6084097 A JP6084097 A JP 6084097A JP H10254309 A JPH10254309 A JP H10254309A
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JP
Japan
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image forming
forming apparatus
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analysis includes
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Withdrawn
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JP9060840A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Funamizu
善浩 船水
Kazuhiko Hirooka
和彦 廣岡
Tetsuya Nozaki
哲也 野崎
Hirohiko Kishimoto
浩彦 岸本
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確な事故解析を短時間に行うことのできる
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 定着器の温度を検出するサーミスタ10
08,機内の温度を検出するサーミスタ1009,機外
の温度を検出するサーミスタ1010,AC入力電源の
入力電圧検出手段1011,装置内のDC電圧検出手段
1012等により事故解析に必要な情報を検知し、この
情報を記憶制御手段1004を介して記憶装置1003
に格納し、事故解析の際、この情報を参照する。記憶制
御手段1004,記憶装置1003は耐火構造体100
5内に配置し、火災発生に備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,プリンタ
等の画像形成装置に関し、特にその事故解析に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、事故解析のために必要なデータ
(情報)を記憶し保持する手段を有する画像形成装置は
無かった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】昨今PL法が制定さ
れ、装置を製造するメーカ側に製造責任が従来よりまし
て問われる時代になった。そこで装置を製造するメーカ
側として、より安全な装置の提供はもとより、もしも事
故発生してしまったときのために、正確な事故解析、お
よび事故解析に要する時間の短縮化が求められている。
【0004】しかしながら、従来では、事故が発生した
機械から推測,再現実験等により事故解析を行っている
ため、正確な事故解析が出来ないだけでなく、事故解析
に要する時間がかかっているというのが現状である。
【0005】本発明は、このような状況のもとでなされ
たもので、正確な事故解析を短時間に行うことのできる
画像形成装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、前記目的を
達成するため、画像形成装置を次の(1)〜(20)の
とおりに構成する。
【0007】(1)事故解析に必要な情報を検知する検
知手段と、この検知手段で検知した情報を記憶する記憶
手段とを備えた画像形成装置。
【0008】(2)記憶手段は、耐火構造体内に配置さ
れている前記(1)記載の画像形成装置。
【0009】(3)記憶手段への書込みを制御する記憶
制御手段を備え、この記憶制御手段は、検出手段で検出
した情報を前記記憶手段へ書き込み、また所定の条件を
満たしたとき、その条件を前記記憶手段へ書き込むもの
である前記(1)記載の画像形成装置。
【0010】(4)記憶制御手段は、エラー発生,電源
オフの際に、記憶手段への書込みを停止するものである
前記(3)記載の画像形成装置。
【0011】(5)記憶制御手段は、耐火構造体内に配
置されている前記(3)記載の画像形成装置。
【0012】(6)所定の条件は、エラー発生を含むも
のであることを特徴とする前記(3)記載の画像形成装
置。
【0013】(7)所定の条件は、電源オフを含むもの
である前記(3)記載の画像形成装置。
【0014】(8)所定の条件は、マニュアルで設定さ
れた条件である前記(3)記載の画像形成装置。
【0015】(9)事故解析に必要な情報は、定着器の
温度情報を含むものである前記(1)記載の画像形成装
置。
【0016】(10)事故解析に必要な情報は、当該装
置内の温度情報を含むものである前記(1)記載の画像
形成装置。
【0017】(11)事故解析に必要な情報は、当該装
置外の温度情報を含むものである前記(1)記載の画像
形成装置。
【0018】(12)事故解析に必要な情報は、当該装
置の動作モード情報を含むものである前記(1)記載の
画像形成装置。
【0019】(13)事故解析に必要な情報は、当該装
置のジョブ内容情報を含むものである前記(1)記載の
画像形成装置。
【0020】(14)事故解析に必要な情報は、露光ラ
ンプの出力値情報を含むものである前記(1)記載の画
像形成装置。
【0021】(15)事故解析に必要な情報は、当該装
置の高圧電源の出力値情報を含むものである前記(1)
記載の画像形成装置。
【0022】(16)事故解析に必要な情報は、AC入
力電圧情報を含むものである前記(1)記載の画像形成
装置。
【0023】(17)事故解析に必要な情報は、当該装
置の直流電源の出力値情報を含むものである前記(1)
記載の画像形成装置。
【0024】(18)事故解析に必要な情報は、時刻情
報をも含むものである前記(1)記載の画像形成装置。
【0025】(19)事故解析に必要な情報は、当該装
置の音情報をも含むものである前記(1)記載の画像形
成装置。
【0026】(20)記憶手段に記憶されている事故解
析に必要な情報を外部の装置へ伝送するためのインタフ
ェース手段を備えている前記(1)記載の画像形成装
置。
【0027】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を複写装
置の実施例により詳しく説明する。なお本発明は、スタ
ンドアロン型に限らず、所要の機能部分が回線等を介し
て接続された形で実施することができる。
【0028】
【実施例】図2は、実施例である“複写装置”の構成を
示す断面図である。
【0029】図2において、100は複写装置本体、2
00は原稿の自動給送を行う循環式自動原稿送り装置即
ちフィーダ(以下RDFと記す)、250は仕分け装置
即ちソータであり、これらRDF200とソータ250
は本体100に対して自在に組合わせ使用できるように
なっている。
【0030】101は原稿載置台としての原稿台ガラス
である。また、102は画像読取り手段としての光学系
であり、原稿照明ランプ(露光ランプ)103と、走査
ミラーと、レンズ143と、モータ104等から構成さ
れており、モータ104により走査しつつ露光ランプ1
03で原稿を照明し、原稿からの反射光を走査ミラーと
レンズ143により感光体ドラム105に照射する。
【0031】前記感光体ドラム105の回りには、1次
帯電器106と、ブランク露光ユニット107と、電位
センサ108と、現像器109と、転写帯電器110
と、分離帯電器111と、クリーニング装置112とが
装備されていて、これら感光体ドラム105等により画
像記録手段が構成されている。
【0032】感光体ドラム105は、メインモータ11
3により図2に示す矢印の方向に回転するもので、1次
帯電器106によりコロナ帯電されており、光学系10
2から原稿の反射光が照射されると、静電潜像が形成さ
れる。この静電潜像は、現像器109により現像されて
トナー像として可視化される。一方、上段カセット11
4あるいは下段カセット115からピックアップローラ
116,117を介し、給紙ローラ118,119によ
り本体100内に送られた転写紙が、レジストローラ1
20によりトナー像の先端と転写紙の先端とが一致する
ようにタイミングがとられた後、感光体ドラム105に
給送され、転写帯電器110によりトナー像が転写され
る。この転写後、転写紙は分離帯電器111により感光
体ドラム105から分離され、搬送ベルト121により
定着器122に導かれて加圧,加熱により定着され、こ
の後排出ローラ123により本体100の外に排出され
る。また、感光体ドラム105はクリーニング装置11
2により、その表面が清掃される。
【0033】また、本体100には、例えば4000枚
の転写紙を収納し得るデッキ124が装備されている。
デッキ124のリフタ125は、給紙ローラ126に転
写紙が常に当接するように転写紙の量に応じて上昇す
る。また、図2において、127は排紙フラッパであ
り、両面記録側ないし多重記録側と排出側(ソータ25
0)の経路を切り替える。排出ローラ123から送り出
された転写紙は、この排紙フラッパ127により両面記
録側ないし多重記録側に切り替えられる。また、128
は下搬送パスであり、排出ローラ123から送り出され
た転写紙を反転パス129を介し転写紙を裏返して再給
紙トレイ130に導く。また、131は両面記録と多重
記録の経路を切り替える多重フラッパであり、これを左
方向に倒すことにより転写紙を反転パス129に介さ
ず、直接下搬送パス128に導く。132は経路133
を通じて転写紙を感光体ドラム105側に給紙する給紙
ローである。134は排紙フラッパ127の近傍に配置
されて、該排紙フラッパ127により排出側に切り替え
られた転写紙を機外に排出する排出ローラである。両面
記録(両面複写)や多重記録(多重複写)時には、排紙
フラッパ127を上方に上げて、複写済みの転写紙を搬
送パス128,129を介して裏返した状態で再給紙ト
レイ130に格納する。このとき、両面記録時には多重
フラッパ131を右方向へ倒し、また多重記録時には該
多重フラッパ131を左方向へ倒しておく。次に行う裏
面記録時や多重記録時には、再給紙トレイ130に格納
されている転写紙が、下から1枚づつ給紙ローラ132
により経路133を介して本体のレジストローラ120
に導かれる。本体から転写紙を反転して排出する時に
は、排紙フラッパ127を上方へ上げ、フラッパ131
を右方向へ倒し、複写済みの転写紙を搬送パス129側
へ搬送し、転写紙の後端が第1の送りローラ140を通
過した後に反転ローラ142によって第2の送りローラ
側へ搬送し、排出ローラ134によって、転写紙を裏返
して機外へ排出される。
【0034】図3は前述の本体100に設けた操作部6
00の配置構成例を示す。
【0035】図3において、601はアスタリスク
(*)キーであり、オペレータ(使用者)が、綴じ代量
の設定とか、原稿枠消しのサイズ設定等の設定モードの
ときに用いる。627はカーソルキーであり、設定モー
ド時の設定項目を選択するときに用いる。628はOK
キーであり、設定モード時の設定内容を確定するときに
用いる。606はオールリセットキーであり、標準モー
ドに戻すときに押す。また、オートシャットオフ状態か
ら標準モードに復帰させるときにもこのキー602を押
す。605は複写開始キー(コピースタートキー)であ
り、複写を開始するときに押す。604はクリア/スト
ップキーであり、待機(スタンバイ)中はクリアキー、
複写記録中はストップキーの機能を有する。このクリア
/ストップキーは、設定した複写枚数を解除するときに
も使用する。また、クリア/ストップキーは連続複写を
中断するときに押す。この押した時点での複写が終了し
た後に、複写動作が停止する。603はテンキーであ
り、複写枚数を設定するときに押す。また*(アスタリ
スク)モードを設定するときにも使う。619はメモリ
キーであり、使用者が頻繁に使うモードを記録しておく
ことができる。ここでは、M1〜M4の4通りのモード
の登録ができる。
【0036】611及び612は複写濃度キーであり、
複写濃度を手動で調節するときに押す。613はAEキ
ーであり、原稿の濃度に応じて、複写濃度を自動的に調
節するとき、またはAE(自動濃度調節)を解除して濃
度調節をマニュアル(手動)に切り換えるときに押す。
607はコピー用紙選択キーであり、上段ペーパリフ
タ,下段ペーパリフタ,ペーパデッキ124,マルチ手
差し150を選択するときに押す。また、RDF200
に原稿が載っているときには、このキー607によりA
PS(自動紙カセット選択)が選択できる。APSが選
択されたときには、原稿と同じサイズの用紙を入れたカ
セットが自動選択される。
【0037】610は等倍キーであり、等倍(原寸)の
複写をとるときに押す。616はオート変倍キーであ
り、指定した転写紙のサイズに合わせて原稿の画像を自
動的に縮小,拡大を指定するときに押す。626は両面
キーであり、片面原稿から両面複写、両面原稿から両面
複写、または両面原稿から片面複写をとるときに押す。
625は綴じ代キーであり、転写紙の左側へ指定された
長さの綴じ代を作成することができる。624は写真キ
ーであり、写真原稿を複写するときに押す。623は多
重キーであり、2つの原稿から転写紙の同じ面に画像を
作成(合成)するときに押す。620は原稿枠消しキー
であり、使用者が定形サイズ原稿の枠消しを行うときに
押し、その際に原稿のサイズはアスタリスクキー601
で設定する。621はシート枠消しキーであり、コピー
用紙サイズに合わせて原稿の枠消しをするときに押す。
629は表紙モード設定キーであり、表紙,裏表紙の作
成、および合紙を挿入するときに用いる。630はペー
ジ連写キーであり、見開きの本の左右を続けて複写する
ときに用いる。614はステイプルソート,ソート,グ
ループの排紙方法を選択する排紙方法選択キーであり、
ステイプルソータが接続されている場合は、記録後の用
紙について、ステイプルソートモード,ソートモード,
グループモードの選択またはその選択モードの解除がで
きる。631は予約キーであり、予約トレイ210に載
置された予約原稿に対する複写モードの設定を開始する
とき、および予約設定を解除するときに用いる。632
は予約設定キーであり、予約モード設定時の確定キーと
して用いる。633はガイドキーであり、各種キーに対
応する機能の説明を、メッセージディスプレイに表示す
るときに用いる。701は複写に関する情報を表示する
LCD(液晶)タイプのメッセージディスプレイであ
り、96×192ドットで文字や図形を表示する。たと
えば、テンキー603で設定した複写枚数、定形変倍キ
ー608,601、等倍キー610、ズームキー61
7,618で設定した複写倍率、用紙選択キー607で
選択した用紙サイズ、複写装置本体100の状態を示す
メッセージ、操作手順を示すガイドメッセージ、その他
各種モードの設定内容を表示する。704はAE表示器
であり、AEキー613によりAE(自動濃度調節)を
選択したときに点灯する。709は予熱表示器であり、
予熱状態のときに点灯する。なお、表示モードでRDF
200を使用している時では複写枚数1枚,濃度AEモ
ード,オート用紙選択,等倍,片面原稿から片面複写の
設定になる。RDF200を未使用時の標準モードで
は、複写枚数1枚,濃度マニュアルモード,等倍,片面
原稿から片面複写の設定となっている。RDF200の
使用時と未使用時の差はRDF200に原稿がセットさ
れているか否かで決まる。
【0038】図4は本実施例における制御系の構成を示
すブロック図である。
【0039】図4において、4000は制御回路(コン
トローラ)で、CPU4001,ROM4002,RA
M4003等から構成され、ROM4002に格納され
たプログラムに基づいて複写シーケンスを統轄制御す
る。
【0040】操作部600は、前述したように、コピー
モード(片面・両面・多重モード,複写倍率,カセット
選択等)設定キー,複写枚数等を設定するテンキー,複
写動作開始を指示するスタートキー,複写動作停止を指
示するクリア/ストップキー,動作モードを標準状態に
復帰するリセットキー等のキー入力部、及び動作モード
の設定状態等を表示するLED等の表示部が配置されて
いる。
【0041】サーミスタ302は、定着ローラ144の
表面温度を検出し、A/D変換器301でA/D変換さ
れた値がコントローラ4000に入力される。コントロ
ーラ4000は、サーミスタ302の検出値により、定
着ローラ144の表面温度が所定値になるように制御し
ている。
【0042】高圧制御部303は、1次帯電器106,
転写帯電器110等の帯電系、及び現像器109等に所
定の電位を印加する高圧ユニット304の制御を行う。
【0043】モータ制御部305は、各種ステッピング
モータやメイン駆動モータ等のモータ306の駆動を制
御する。
【0044】DC負荷制御部307は、ピックアップロ
ーラ116用等のソレノイド,レジストローラ120用
等のクラッチ、及びファン等の駆動を制御する。
【0045】308は、転写紙の紙づまり検知用等のセ
ンサ類で、その検知出力はコントローラ4000に入力
される。
【0046】ACドライバー1000は、原稿照明ラン
プ103等のAC負荷310、及び定着ヒータへのAC
電源供給を制御する。また、原稿照明ランプ103,定
着ヒータ等の異常を検出し、シャットオフ機能付きのメ
インスイッチ1001をオフ状態にする。さらに、コン
トローラ4000の制御により、メインスイッチ100
1前後のAC入力が切り換えられて電源1100に入力
される。
【0047】電源1100は、コントローラ4000等
にDC電源を供給し、ACドライバー1000にAC電
源を供給する。入力電源プラグ311から、メインスイ
ッチ1001,ドアスイッチ1007を介してAC電源
が電源1100に入力される。
【0048】ペーパデッキ124は、転写紙の積載枚数
を増やすための給紙装置、フィーダ200は、複数枚の
原稿を自動的にセットするための自動原稿送り装置、ソ
ータ250は、排出される転写紙を仕分けするための仕
分け装置である。
【0049】なお、ここでは、制御回路4000は、以
下に説明する図1の制御手段1002とは別体として説
明しているが、制御手段1002が制御回路4000内
に含まれ、同一のCPUにて処理を行う形とすることも
できる。
【0050】図1は、本実施例の要部の構成を示すブロ
ック図である。
【0051】図1において、100は複写装置、100
2は制御手段である。
【0052】1002−1は制御手段1002内のCP
Uである。
【0053】1002−2は、予め割り付けられた事故
解析に必要なデータ(情報)を記憶する記憶装置のメモ
リに対するアクセスをデコードするためのデコーダで、
CS(チップセレクト)信号をつくる。
【0054】1003は事故解析に必要なデータ(情
報)を記憶データに記憶する記憶装置である。
【0055】1004は記憶手段1003に記憶する制
御を一定時間ごとに行って記憶を更新し、所定のトリガ
条件を満たした際に、記憶データを保持する制御を司る
記憶制御手段である。
【0056】1005は、記憶装置1003と、記憶制
御手段1004を熱あるいは火気から保護する耐火構造
体である。
【0057】1006はA/Dコンバータ、1007は
時計、1008は定着器の温度を検出するサーミスタ、
1009は機内の温度を検出するサーミスタ、1010
は機外の温度を検出するサーミスタ、1011はAC入
力電源の入力電圧検出手段、1012は装置内のDC電
源電圧検出手段である。
【0058】図5のフローチャートの流れにそって、前
述の構成におけるCPU1002−1の処理について説
明する。
【0059】まず、複写装置100が起動した直後か
ら、M−CPU1002−1は定着器温度を記憶制御手
段1004内の002番地に書き込む(STEP1)。
同様に機内温度を003番地に(STEP2)、機外温
度を004番地に(STEP3)、AC入力電圧を00
5番地に(STEP4)、DC入力電圧を006番地に
(STEP5)、にそれぞれ書き込む。
【0060】つぎに、時計1007で刻まれた時刻を記
憶制御手段1004内の001番地に書き込む(STE
P6)。
【0061】つぎに、記憶装置1003に書き込む記憶
データの更新をするか否かを決めるトリガ条件について
判断するフローについて説明する。
【0062】まず、あらかじめ工場出荷時あるいはサー
ビスマンにより、操作部600を通じて設定されたトリ
ガ条件が設定されているか否か判断する(STEP
7)。もし、トリガ条件が設定されていた際は、STE
P8へとびあらかじめ設定されているトリガ条件を満足
しているか否か判断する。もし、トリガ条件を満足して
いない場合にはスタートにもどり、満足している際には
記憶制御手段1004内の007番地にトリガ条件を書
き込んだ後に(STEP9)、記憶制御手段1004内
の000番地にトリガ条件を満たしたことを示すフラグ
を立て(STEP10)、時刻を001番地に書き込み
(STEP11)スタートに戻る。
【0063】STEP7であらかじめサービスマンある
いは、公衆回線などを通じてトリガ条件が設定されてい
ない際には、エラーが発生していないか判断し(STE
P12)、エラーが発生している際には、STEP13
にとびエラー内容を記憶制御手段1004内の008番
地に書き込んだ後に、記憶制御手段1004内の000
番地にトリガ条件を満たしたことを示すフラグを立て
(STEP10)、時刻を001番地に書き込み(ST
EP11)スタートに戻る。
【0064】STEP12でエラーが発生していないと
判断された際には、STEP14にとび電源(この場合
AC入力電源をさす。)がオフされたか否か判断し、電
源がオフされた際にはSTEP15にとび電源がオフで
あることを記憶制御手段1004内の009番地に書き
込んだ後に、記憶制御手段1004内の000番地にト
リガ条件を満たしたことを示すフラグを立て(STEP
10)、時刻を001番地に書き込み(STEP11)
スタートに戻る。
【0065】STEP14で電源(この場合AC入力電
源をさす。)がオフされていないと判断された際にはス
タートにもどり一連の動作を繰り返し、つねに記憶制御
手段1004には最新のデータを送り続ける。
【0066】つぎに、記憶制御手段1004の制御につ
いて説明する。
【0067】ここでの制御は、事故解析に必要なデータ
(情報)を記憶装置1003に記憶し、ある時間単位で
各々のデータを更新し、機械の状態の変化,軌跡が後に
解るようにするためのもので、所定のトリガ条件となる
まで記憶装置1003に書き込み続ける制御をするもの
である。
【0068】まず先に説明した通り、記憶制御手段10
04内の各番地に書き込まれたデータ、すなわち事故解
析に必要なデータ(情報)を、記憶装置1003に書き
込んでいく。
【0069】本実施例では、各記録データのメモリ空間
はそれぞれ10000番地づつ持ち、各々のメモリの割
り付けされた番地は時間データは00000から099
99番地、定着器の温度は10000から19999番
地、機内温度は20000から29999番地、機外温
度は30000から39999番地、AC入力電圧は4
0000から49999番地、DC電圧は50000か
ら59999番地となっている。また記憶制御手段10
04には、メインCPU1002−1からのデータを一
時スタックするメモリ(000番地〜009番地)と記
憶装置1003に書き込む番地(00000番地〜59
999番地)を指示するメモリ(101番地〜106番
地)をもっている。
【0070】以下図6のフローチャートにそって説明す
る。
【0071】STEP20で記憶装置1003のデータ
をオールクリアする。
【0072】STEP21からSTEP26では記憶装
置1003に書き込む番地の初期値(00000,……
50000)をそれぞれ書き込む。
【0073】STEP27では記憶制御手段1004内
の001番地に書き込まれたデータを、記憶制御手段1
004内の101番地の示す番地(記憶装置1003の
番地)であるところの00000番地に書き込む。
【0074】STEP28では記憶制御手段1004内
の002番地に書き込まれたデータを、記憶制御手段1
004内の102番地の示す番地(記憶装置1003の
番地)であるところの10000番地に書き込む。
【0075】STEP29では記憶制御手段1004内
の003番地に書き込まれたデータを、記憶制御手段1
004内の103番地の示す番地(記憶装置1003の
番地)であるところの20000番地に書き込む STEP30では記憶制御手段1004内の004番地
に書き込まれたデータを、記憶制御手段1004内の1
04番地の示す番地(記憶装置1003の番地)である
ところの30000番地に書き込む STEP31では記憶制御手段1004内の005番地
に書き込まれたデータを、記憶制御手段1004内の1
05番地の示す番地(記憶装置1003の番地)である
ところの40000番地に書き込む STEP32では記憶制御手段1004内の006番地
に書き込まれたデータを、記憶制御手段1004内の1
06番地の示す番地(記憶装置1003の番地)である
ところの50000番地に書き込む STEP33では、記憶制御手段1004内の101番
地から106番地の内容に1をたすことにより、各記憶
データに各々割り付けた記憶装置1003の番地(各々
の記憶装置の割り付けされた番地は時間データは000
00から09999番地、定着器の温度は10000か
ら19999番地、機内温度は20000から2999
9番地、機外温度は30000から39999番地、A
C入力電圧は40000から49999番地、DC電圧
は50000から59999番地)にメインCPU10
02−1からのデータを書き込む。
【0076】この一連の動作を所定時間周期で繰り返す
ことで事故解析に必要なデータを記録する。
【0077】つぎに図7のフローチャートを用いて事故
または電源オフが発生した際に記憶を保持する動作を説
明する。
【0078】STEP301ではエラーが発生したか否
かを判断する。もしエラーが発生した際にはSTEP3
03に進み記憶装置1003への書込みを禁止する。
【0079】STEP302では電源オフしたか否かを
判断する。もし電源オフした際にはSTEP303に進
み記憶装置1003への書込みを禁止する。
【0080】なお実施例では、事故解析に必要な情報と
して、定着器温度,機内温度,機外温度,AC入力電
圧,DC電圧,時刻を採用しているが、これに限らず、
動作モード,ジョブ内容,露光ランプの出力値,高圧の
出力値,音データ等の適宜の情報を採用する形で実施す
ることができる。
【0081】また、機内に通信インターフェースを設
け、事故解析に必要な情報を公衆回線等を介して読み出
す形で実施することができる。
【0082】以上説明したように、本実施例によれば、
常時、複写機における事故解析に必要なデータを記憶
し、トリガ条件を満たしたとき,エラーが発生したと
き,電源がオフしたときには、それぞれトリガ条件,エ
ラー内容,電源オフのデータが記憶されるので、事故発
生の際、これらのデータを参照して速やかに事故解析を
行うことができる。また、これらのデータは耐火構造体
内に収められているので、万一事故等により火災が発生
してもデータを失うことがなく確実に事故解析を行うこ
とができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
事故解析を短時間に確実に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の要部の構成を示すブロック図
【図2】 実施例の構成を示す断面図
【図3】 操作部の配置構成を示す図
【図4】 制御系の構成を示す図
【図5】 実施例の動作を示すフローチャート
【図6】 記憶制御手段の動作を示すフローチャート
【図7】 エラー発生/電源オフ時の動作を示すフロー
チャート
【符号の説明】
1002−1 CPU 1003 記憶装置 1008 定着器の温度を検出するサーミスタ 1009 機内の温度を検出するサーミスタ 1010 機外の温度を検出するサーミスタ 1011 AC入力電源の入力電圧検出手段 1012 装置内のDC電源電圧検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸本 浩彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 事故解析に必要な情報を検知する検知手
    段と、この検知手段で検知した情報を記憶する記憶手段
    とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 記憶手段は、耐火構造体内に配置されて
    いることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 記憶手段への書込みを制御する記憶制御
    手段を備え、この記憶制御手段は、検出手段で検出した
    情報を前記記憶手段へ書き込み、また所定の条件を満た
    したとき、その条件を前記記憶手段へ書き込むものであ
    ることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 記憶制御手段は、エラー発生,電源オフ
    の際に、記憶手段への書込みを停止するものであること
    を特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 記憶制御手段は、耐火構造体内に配置さ
    れていることを特徴とする請求項3記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 所定の条件は、エラー発生を含むもので
    あることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 所定の条件は、電源オフを含むものであ
    ることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 所定の条件は、マニュアルで設定された
    条件であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装
    置。
  9. 【請求項9】 事故解析に必要な情報は、定着器の温度
    情報を含むものであることを特徴とする請求項1記載の
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 事故解析に必要な情報は、当該装置内
    の温度情報を含むものであることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 事故解析に必要な情報は、当該装置外
    の温度情報を含むものであることを特徴とする請求項1
    記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】 事故解析に必要な情報は、当該装置の
    動作モード情報を含むものであることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 事故解析に必要な情報は、当該装置の
    ジョブ内容情報を含むものであることを特徴とする請求
    項1記載の画像形成装置。
  14. 【請求項14】 事故解析に必要な情報は、露光ランプ
    の出力値情報を含むものであることを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
  15. 【請求項15】 事故解析に必要な情報は、当該装置の
    高圧電源の出力値情報を含むものであることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 事故解析に必要な情報は、AC入力電
    圧情報を含むものであることを特徴とする請求項1記載
    の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 事故解析に必要な情報は、当該装置の
    直流電源の出力値情報を含むものであることを特徴とす
    る請求項1記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 事故解析に必要な情報は、時刻情報を
    も含むものであることを特徴とする請求項1記載の画像
    形成装置。
  19. 【請求項19】 事故解析に必要な情報は、当該装置の
    音情報をも含むものであることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 記憶手段に記憶されている事故解析に
    必要な情報を外部の装置へ伝送するためのインタフェー
    ス手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の画
    像形成装置。
JP9060840A 1997-03-14 1997-03-14 画像形成装置 Withdrawn JPH10254309A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006039279A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Murata Mach Ltd 画像形成装置
US8024622B2 (en) 2009-03-02 2011-09-20 Fuji Xerox Co., Ltd. Abnormality detection frequency set when it is indicated that abnormality will occur
JP2012253611A (ja) * 2011-06-03 2012-12-20 Brother Ind Ltd 複合機

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JP2006039279A (ja) * 2004-07-28 2006-02-09 Murata Mach Ltd 画像形成装置
US8024622B2 (en) 2009-03-02 2011-09-20 Fuji Xerox Co., Ltd. Abnormality detection frequency set when it is indicated that abnormality will occur
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