JPH10253989A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH10253989A
JPH10253989A JP5773597A JP5773597A JPH10253989A JP H10253989 A JPH10253989 A JP H10253989A JP 5773597 A JP5773597 A JP 5773597A JP 5773597 A JP5773597 A JP 5773597A JP H10253989 A JPH10253989 A JP H10253989A
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JP
Japan
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wiring
wiring layer
display device
layer
line
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JP5773597A
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English (en)
Inventor
Hiroyoshi Nakamura
村 弘 喜 中
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Thin Film Transistor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易なプロセスで配線間のショートを防止
し、信頼性を向上させ、ドライエッチングを使用して微
細化することを可能とし、配線間のカップリング容量も
低下した液晶表示装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明による液晶表示装置は、基板上に
絶縁層を介して積層された配線層の下層の配線層の側面
に傾斜壁が設けられているものである。このような傾斜
壁を設けることによって、下層配線層の上面端部の上に
被覆された絶縁層の層厚が薄くなりすぎたり、段切れし
たりすることを抑制することができる。そして、このよ
うにして、上下配線層の間の短絡やカップリング容量の
増加を抑制することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置に関す
る。さらに詳しくは、本発明は、基板上に2次元状に構
成されたスイッチング素子を有する液晶表示装置であっ
て、高歩留まりで製造可能で、低配線容量且つ高信頼性
を有する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置としては、従来から様々な
種類のものが提案されている。しかし、実用レベルで一
般的に使用されているのは、ツイステッドネマティク型
液晶に代表される液晶層を有するものである。この種類
の液晶表示素子では、液晶分子の配列のねじれを制御す
ることによって、その液晶層を透過する光の旋光性を制
御して表示を行う。さらに詳しく説明すると、その動作
原理は、液晶層における光の複屈折性または旋光性と偏
光板の線偏光性とを利用して、液晶表示パネルの観察面
側への光の透過を制御することにより表示を行うもので
ある。
【0003】この液晶表示パネルには、各画素の液晶に
印加する電圧をスイッチングするために、薄膜トランジ
スタ(以下、「TFT」と略す。)が形成されている。
このようなTFTは、その材料として、アモルファスシ
リコンを用いたものと、ポリシリコンを用いたものとが
製品化され、また開発も進められている。
【0004】これらのうちで、ポリシリコンを用いたも
のは、移動度が高いことに起因する利点を有する。すな
わち、第1に、ポリシリコンの移動度が高いために、単
位時間当たりに、TFTに流すことのできる電荷量を増
やすことができる。従って、TFTのサイズを小さくす
ることができ、その結果として画素の開口率を高めるこ
とができる。第2に、TFTの駆動回路をポリシリコン
を用いて同一基板上に形成することができる。
【0005】図6は、このような駆動回路を組み込んだ
液晶表示装置100の配線概念図である。液晶表示装置
100は、マトリクス状に画素が配置された表示部11
0とXドライバ170とYドライバ180とにより構成
される。表示部110には、マトリクス状に信号線12
7、127、・・・と走査線118、118、・・・と
が配線され、それぞれの画素TFT115、115、・
・・に接続されている。それぞれの信号線127、12
7、・・・は、アナログ・スイッチ160、160、・
・・を介して引出線127’、127’、・・・として
延在し、ビデオ線162、162、・・・のいずれかに
接続されている。同図では、6相駆動の場合を想定して
6本のビデオ線162、162、・・・を示した。各ビ
デオ線162には、外部からそれぞれ各画素に印加する
映像信号が供給される。各アナログ・スイッチ160
は、Xドライバ170により制御される。つまり、Xド
ライバ170からの制御信号によって、隣接する6本の
引出線127’、127’・・・ごとに、アナログ・ス
イッチ160が同時にオンされ、ビデオ線162、16
2、・・・に接続されて映像信号が供給される。信号線
127、127、・・・に供給された映像信号は、Yド
ライバ180により選択された画素の液晶セル146に
それぞれ印加される。
【0006】このような液晶表示装置100において
は、Xドライバ170およびYドライバ180を構成す
る各素子についても、ポリシリコンを用いた共通プロセ
スにより形成することができる。従って、駆動用ICお
よびその実装工程が不要となり、低コスト化が実現でき
る。更に、将来、液晶パネルについて必要とされること
が予想される、表示領域外の額縁部分の幅の低減も実現
することができる。ポリシリコンTFTは、以上説明し
たこれらの利点を有するために、重要技術として注目さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなポリシリコ
ンTFTを用いた駆動回路一体型の構造によれば小型で
高精細のパネルができることから、投射型のプロジェク
タ用やビデオカメラのモニタ用表示素子として開発が進
められ、製品化もされている。
【0008】これらのうち、投射型では、一般に、高輝
度化を達成するために、光の3原色である赤、緑、青
(以下、「R,G,B」と略す。)用の3枚のパネルを
用いた3板式でカラー画像を表示する方式が採用されて
いる。また、ビデオカメラ用では、カラーフィルタを用
いてカラー画像を表示する単板方式が用いられている。
さらに、ビデオカメラ用の単板式液晶パネルを投射型に
流用した低輝度のプロジェクタも製品化されている。
【0009】しかし、カラーフィルタを用いた単板式の
液晶表示素子では、3板方式の液晶表示素子と比べて、
3倍の画素数が必要であるために、3板式と同じ表示サ
イズの表示素子では開口率が低下する。また、カラーフ
ィルタによる光損失も生ずる。このために、従来は、プ
ロジェクタとしては3板方式が主流であった。しかし、
このような3板方式では、パネルが3枚必要であるこ
と、また、光分離・合成光学系が必要であることから低
価格化が難しいという問題があった。
【0010】そこで、低価格化の観点から、改良型の単
板式プロジェクタが注目されている。
【0011】このような単板式プロジェクタに用いられ
る液晶表示装置は、前述したように3板式の3倍の画素
数を有するために高精細化が必要である。そして、この
ような高精細化を達成するためには、必然的にパターン
の微細化が必要とされる。しかし、パターンを微細化す
るに伴って、配線重なり部でのショートが発生し、配線
間容量が増大するという問題が生ずる。以下、図面を参
照しつつこの問題を説明する。
【0012】図7は、液晶表示装置100のビデオ線1
62、162、・・・と引出線127’、127’、・
・・との接続部の一部の配線パターンを表す概略図であ
る。同図(a)は、その概略平面図であり、同図(b)
は、そのA−A’線で切断した概略断面図である。図7
に示したように、ビデオ線162と引出線127’と
は、ガラス基板上に多層配線として形成されている。す
なわち、ガラス基板112上に下層配線として引出線1
27’、127’、・・・が形成されている。そして、
その上層に絶縁膜126を介してビデオ線162、16
2、・・・が形成されている。
【0013】それぞれの引出線127’は、コンタクト
・ホールCを介していずれかのビデオ線162と接続さ
れている。そして、隣接する6本の引出線127’、1
27’、・・・ごとに、アナログ・スイッチ160によ
りオン・オフされる。各アナログ・スイッチのゲートに
は、引出線127’と同層で配線されたXドライバ線か
らの信号線172を介して制御信号が供給される。ここ
で、引出線127’、127’、・・・は下層配線であ
るが、アナログ・スイッチ160、160、・・・を介
して接続されている信号線127、127、・・・は、
上層配線に転換されている。また、各引出線127’の
コンタクト・ホールCよりも先の延長部には、ダミー・
パターンDが形成されている。これは、引出線127’
とビデオ線162とのカップリングにより生ずる配線容
量を映像配線162ごとに同じ値にするために設けられ
るものである。
【0014】また、図7には図示していないが引出線1
27’のコンタクトホールCからアナログスイッチ16
0までの抵抗値を等しくするようにすることが望まし
い。例えば、配線幅が同じ場合は配線長を等しくすると
よい。
【0015】しかし、このような多層配線構造では、上
層配線と下層配線との重なり部分が増え、ショートする
確率が高くなる。このようなショートは、下層配線の端
部で特に生じやすい。例えば、図7(b)に示したよう
に、パターニングされた下層配線127’の側面は直角
に近い角度で切り立っている。従って、その部分、特に
下層配線127’の上面角部を被覆する絶縁膜126の
膜厚は局部的に薄くなりやすく、極端な例としては、絶
縁膜126が、いわゆる「段切れ」を起こすこともあ
る。その結果として、配線層127’と、その上に積層
された上層配線162との間でショートが生じやすくな
る。
【0016】しかも、画素サイズを微細化するために
は、図7に示したような引出線127’の間隔Lも短く
する必要があるが、その結果として、その間隙部の絶縁
膜の被覆性がさらに劣化する。従って、パターンを微細
化するほど、引出線127’とビデオ線162とが、ま
すますショートを生じやすくなるという問題がある。こ
のような配線間のショートは、製造歩留まりを低下させ
る。さらに、初期特性だけでなく、長期的にみた液晶表
示装置の信頼性も低下させることとなる。
【0017】また、一般的には、画素を微細化するにつ
れて、その加工精度を上げるためにドライエッチングを
用いる必要がある。しかし、ドライエッチングを用いる
と、下層配線の側面は、垂直断面状にエッチングされ
る。その結果として、上述したような絶縁膜の被覆性の
劣化による配線間のショートを助長することとなる。従
って、加工性の優れるドライエッチングを利用すること
ができないという問題も生ずる。
【0018】さらに、図7に示したように下層配線の上
面角部で絶縁膜の膜厚が薄くなると、上層配線との間の
配線間容量が増大するという問題も生ずる。配線間容量
の増大が生じると、液晶表示装置を高速で安定して駆動
することができない。すなわち、液晶表示装置の表示品
位が劣化するという致命的な問題を生じることとなる。
【0019】配線間容量を低減するためには、配線幅を
狭めたり層間絶縁膜を厚くすることが容易に考えられ
る。しかし、液晶表示装置ではデバイスサイズが非常に
大きいためにあまり配線幅を狭めると抵抗値増大が問題
となったり露光装置の露光限界の問題もある。そして、
層間絶縁膜もあまり厚くすると膜応力により基板が反っ
たり、層間絶縁膜にクラックが発生するという問題があ
る。
【0020】上述したような種々の問題は、画素表示部
110においても同様に発生する。
【0021】図8は、液晶表示装置100の画素表示部
の一部の断面を例示した概略断面図である。同図に示し
た構造は、開口率を改善するために、信号線127の下
層に走査線118と補助容量線117の一部を収容した
構成を有する。
【0022】しかし、このような多層配線構造において
は、信号線127は走査線118や補助容量線117と
の重なり部分が増え、ショートする確率が高くなる。こ
のようなショートは、走査線や補助容量線の上面角部で
特に生じやすい。例えば、図8に示したように、パター
ニングされた下層配線の側面は直角に近い角度で切り立
っている。従って、その部分を被覆する絶縁膜の膜厚が
局部的に薄くなりやすい。従って、その上に積層された
上層配線との間でショートが生じやすくなる。また、画
素サイズを微細化するために、図8中の間隔L’を縮小
すると、絶縁膜126の被覆性はさらに劣化する。従っ
て、上層配線127との間でさらにショートが生じやす
くなり、製造歩留まりや長期的信頼性も低下する。
【0023】同時に、前述したように、配線重なり部で
の配線間容量が増大し、また、ドライエッチングを使用
することも困難となるという問題を生ずる。
【0024】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
ある。すなわち、本発明は簡易なプロセスで配線間のシ
ョートを防止し、信頼性を向上させ、ドライエッチング
を使用して微細化することを可能とし、配線重なり部で
の配線間容量も抑制した表示装置を提供することを目的
とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明による
液晶表示装置は、基板上に絶縁層を介して積層された配
線層の下層の配線層の側面に傾斜壁が付加されているも
のである。このような傾斜壁が付加されていることによ
って、下層配線層の上面角部の上に被覆された絶縁層の
層厚が薄くなりすぎたり、段切れしたりすることを抑制
することができる。そして、このようにして、上下配線
層の間の短絡や配線間容量の増加を抑制することができ
る。
【0026】また、このような傾斜壁は、その断面形状
を略テーパ状または、略円弧状とすることにより、その
上に被覆される絶縁層の被覆性を特に改善することがで
きる。
【0027】さらに、このような傾斜壁は、ビデオ線と
引出線とのオーバーラップ部においても設けて、これら
の配線間の短絡や配線間容量の増加を抑制することがで
きる。
【0028】また、このような傾斜壁は、TFTのゲー
ト線や補助容量線に設けて、それらの上層に配置される
信号線との間の短絡や配線間容量の増加を抑制すること
ができる。
【0029】さらに、このような傾斜壁をイオン注入時
のマスクとして利用することにより、これらの傾斜壁の
下層に配置されている半導体層に低濃度不純物領域を形
成して、素子の特性を向上させることができる。
【0030】また、ガラス基板上にポリシリコンを形成
した表示装置において、このような傾斜壁を設けること
により、配線層の間の短絡や配線間容量の増加を抑制し
つつ、開口率を40%以上に改善することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】本発明は、絶縁膜を介して形成さ
れている多層配線のうちの下層配線の側面に傾斜壁を付
加することにより、絶縁膜の被覆性を改善させることを
ひとつの特徴としている。すなわち、この傾斜壁は、略
テーパ状などの断面形状を有し、下層配線の側面に付加
されて傾斜面を形成する。こうすることにより、その上
に堆積される絶縁膜の膜厚が局部的に薄くなりすぎた
り、段切れすることを防ぐことができる。このようにし
て、配線間のショートを防止し、配線容量を低下させ、
パターンの微細化を可能とすることができる。
【0032】本発明の実施の形態について図面を参照し
ながら以下に説明する。図1は、本発明による液晶表示
装置10のビデオ線62、62、・・・と引出線2
7’、27’、・・・との接続部の配線パターンの一部
を表す図である。すなわち、同図(a)は、その概略平
面図であり、同図(b)は、そのA−A’線で切断した
概略断面図である。図1に示したように、ビデオ線62
と引出線27’とは、ガラス基板12上に多層配線とし
て形成されている。すなわち、ガラス基板12上に下層
配線として引出線27’、27’、・・・が形成されて
いる。そして、その上層に絶縁膜26を介してビデオ線
62、62、・・・が形成されている。それぞれの引出
線27’は、コンタクト・ホールCを介していずれかの
ビデオ線62と接続されている。また、各引出線27’
のコンタクト・ホールCよりも先の延長部には、ダミー
・パターンDが形成されている。
【0033】ここで、本発明による液晶表示装置10に
おいては、下層配線である引出線27’とダミー・パタ
ーンDの両側面に、傾斜壁23が付加されている。この
傾斜壁23は、下層配線の側面に密着し、傾斜面を形成
するような断面形状を有することが望ましい。例えば、
傾斜壁23は、ガラス基板12側から上方に向かってみ
たとき、徐々にその厚さが薄くなる略テーパ状の断面形
状とすることができる。このようにすれば、下層配線の
側面に、略平面状の傾斜面が形成される。または、傾斜
壁23は、下層配線の上面とガラス基板面とを結ぶ1/
4円弧状の断面形状としても良い。このようにすれば、
下層配線の側面に凸曲面状の傾斜面が形成される。
【0034】また、その材質は、絶縁体であることが望
ましい。このような傾斜壁23を付加することによっ
て、下層配線の側面の直角形状に切り立つような形状が
大幅に緩和される。その結果として、同図に示したよう
に、この部分を被覆する絶縁膜26の膜厚が局部的に薄
くなることが防止される。従って、下層配線27’やD
が、上層配線62とショートするのを防ぐことができ
る。その結果として、液晶表示装置の製造歩留まりが向
上するとともに、長期的にみた場合の信頼性も向上す
る。
【0035】しかも、傾斜壁23を絶縁体で形成すれ
ば、仮に傾斜壁23の部分で絶縁膜26の膜厚が薄くな
ったとしても、配線間のショートが生ずることはない。
【0036】また、本発明によれば、第1層間絶縁層2
6の被覆性が改善されるので、下層配線27’と上層配
線62との間隔が狭くなることがない。従って、配線重
なり部での配線間容量が低下し、駆動速度の高速化が可
能となる。図1に示した例では、傾斜壁23を設けない
従来の配線容量と比較して、配線容量が10%以上低下
した。すなわち、液晶表示装置の表示品位を大幅に改善
することが可能となる。
【0037】また、本発明によれば、傾斜壁23を付加
するので、下層配線27’の側面そのものは垂直断面形
状を有しても良い。従って、下層配線27’のパターニ
ングにドライエッチングを利用することができる。その
結果として、微細加工が容易になり、プロセスが安定す
るとともに画素の微細化を容易に実現することができ
る。
【0038】上述したような傾斜壁は、表示部に設けら
れた各画素部についても同様に設けることができる。す
なわち、本発明によれば、引出線27’等に傾斜壁23
を設ける際に、画素表示部においても下層配線の端部に
同様に傾斜壁を設けることができる。
【0039】図2は、本発明による液晶表示装置10の
アレイ基板12におけるポリシリコン層と各配線の配置
関係を例示する概略平面図である。また、図3(a)お
よび(b)は、それぞれ図2のA−A’線およびA−
A”線で切断して矢印方向から眺めた、液晶表示装置1
0の概略断面図である。図2および図3に示した液晶表
示装置10は、画素サイズが26×78μmの単板式プ
ロジェクタ用液晶表示装置である。液晶表示装置10
は、信号線27の下層にスイッチング素子15や補助容
量部17を形成することにより、画素サイズを縮小した
場合でも開口率を確保するような構成を有する。
【0040】この液晶表示装置10のアレイ基板11で
は、各画素に印加されるべき映像信号電圧は、信号線2
7を介して画素スイッチング用ポリシリコン薄膜トラン
ジスタ15(以下、「TFT」と略す。)のソースコン
タクト13に供給される。TFT15のゲート18に
は、走査線20が接続され、スイッチング動作が制御さ
れる。また、TFT15は、そのドレイン側に補助容量
部17が接続され、映像信号電圧が一定時間保持出来る
ようにされている。さらに、TFT15のドレイン部に
はドレインコンタクト21を介して画素電極32が接続
され、各画素の液晶46に映像信号電圧を印加する。さ
らに、同液晶表示装置10の周縁部には、図6に示した
ようなXドライバすなわち信号線駆動回路、及びYドラ
イバすなわち走査線駆動回路が形成されている。
【0041】ここで、本発明による液晶表示装置10に
おいては、下層配線であるゲート電極18と補助容量線
19の両側面に、それぞれ傾斜壁22、24が付加され
ている。この傾斜壁22、24は、下層配線18、19
の側面に密着し、傾斜面を形成するような断面形状を有
することが望ましい。例えば、ゲート絶縁膜16側から
上方に向かってみたとき、徐々にその厚さが薄くなる略
テーパ状の断面形状とすることができる。または、下層
配線18、19の上面とゲート絶縁膜16とを結ぶ1/
4円弧状の断面形状としても良い。また、その材質は、
絶縁体であることが望ましい。このようなテーパ状の傾
斜壁22、24を設けることによって、下層配線の側面
の直角形状に切り立つような形状が大幅に緩和される。
その結果として、同図に示したように、この部分を被覆
する絶縁膜26の膜厚が局部的に薄くなることが防止さ
れる。従って、下層配線18、19が、上層配線27と
ショートするのを防ぐことができる。その結果として、
液晶表示装置10の製造歩留まりが向上するとともに、
長期的にみた場合の信頼性も向上する。
【0042】しかも、傾斜壁22、24を絶縁体で形成
すれば、仮にこれらの傾斜壁の部分で絶縁膜26の膜厚
が薄くなったとしても、配線間のショートが生ずること
はない。
【0043】また、本発明によれば、第1層間絶縁層2
6の被覆性が改善されるので、下層配線18、19と上
層配線27との間隔が狭くなることがない。従って、配
線間の配線間容量が低下し、駆動速度の高速化が可能と
なる。図3に示した例では、傾斜壁22、24を設けな
い従来の構造と比較して、信号線27の配線容量が7%
以上も低下した。すなわち、映像信号の書き込み速度を
向上させて、液晶表示装置の表示品位を大幅に改善する
ことが可能となる。
【0044】また、本発明によれば、傾斜壁22、24
を付加するので、下層配線18、19の側面そのものは
垂直断面形状を有しても良い。従って、下層配線のパタ
ーニングにドライエッチングを利用することができる。
その結果として、微細加工が容易になり、プロセスが安
定するとともに画素の微細化を容易に実現することがで
きる。
【0045】次に、この液晶表示装置10の製造工程に
ついて、図4を参照しながら説明する。
【0046】まず、図4(a)に示したように、ガラス
基板12上にプラズマCVD法(PECVD法)により
アモルファスシリコン膜を約500A堆積する。さら
に、脱水素処理をした後に、レーザ・アニール法により
結晶化させて多結晶シリコン膜p−Si膜とする。
【0047】次に、図4(b)に示したように、p−S
i膜を島状にパターニングして、TFT部および補助容
量部を形成する。
【0048】次に、図4(c)に示したように、その上
に、ゲート絶縁膜16を約1000A堆積し、さらに、
モリブデン・タングステン合金(MoW)を4000A
堆積し、パターニングすることによって、TFTのゲー
ト電極18及び補助容量線19を形成する。このパター
ニングは、RIEなどのドライ・エッチング法により、
エッチング面が垂直で且つ微細なパターニングを施すこ
とができる。また、このパターニングの際に、図1に示
した引出線27’も併せて形成することができる。続い
て、パターニングされた電極をマスクにして、p−Si
にセルフ・アライン的に不純物をイオン注入する。この
際の注入量としては、比較的、低濃度とすることによ
り、TFTのドレイン及びソースの一部をキャリア濃度
の低い領域として高耐圧・低オフリーク構造を形成する
ことができる。
【0049】次に、図4(d)に示したように、全面に
酸化シリコン膜または窒化シリコン膜を約500nm堆
積する。
【0050】次に、図5(a)に示したように、酸化シ
リコン膜または窒化シリコン膜をエッチバックすること
により、ゲート電極18及び補助容量線19の両側面に
傾斜壁22、24が形成されるように加工する。このエ
ッチバックの条件を最適化することにより、傾斜壁2
2、24は、その断面形状が略テーパ状または、略1/
4円弧状とすることができる。また、この際に、図1に
示した引出線27’の両側面にも酸化シリコンによる傾
斜壁23が形成される。さらに、ゲート電極18、補助
容量線19および傾斜壁22、24をマスクとして、イ
オン注入法によりポリシリコン層に不純物を高濃度にド
ーピングして、トランジスタのソース・ドレイン領域を
形成する。なお、画素TFTは、通常nチャネル型トラ
ンジスタとして形成する。しかし、周辺部に形成する駆
動回路であるXドライバ及びYドライバでは、CMOS
構成を形成する必要がある。そこで、上述のイオン注入
工程は、n型不純物の打ち込みの他に、図示しないマス
ク形成工程とp型不純物の打ち込み工程が包含されるも
のである。
【0051】次に、図5(b)に示したように、酸化シ
リコンを約500nm堆積して、第1層間絶縁層26を
形成する。この際に、図1に示した絶縁層26も同時に
形成される。
【0052】次に、図5(c)に示したように、第1層
間絶縁層26にコンタクト・ホールを形成し、アルミニ
ウムを約600nm堆積してパターニングすることによ
り、信号線27が形成される。この際に、図1に示した
ビデオ線62も併せて形成することができる。
【0053】次に、図5(d)に示したように、窒化シ
リコン膜を約500nm堆積して第2層間絶縁層28を
形成する。さらに、アクリル樹脂を約2μm堆積するこ
とにより第3層間絶縁層30を形成して、表面を平坦化
する。この平坦化のための層30の厚さは1〜6μm程
度とすることが望ましい。また、第3層間絶縁層30
は、平坦化が有効に達成されるものであれば良く、例え
ば、アクリル樹脂以外の有機物層、または、SOG(ス
ピンオンガラス)等の無機物層であっても良い。さら
に、このような有機物層の上にさらに無機物層を重ねた
複合層として形成しても良い。また、有機物層として
は、感光性のものを用いる方が工程が短縮されるが、感
光性を有しないものを用いても良い。次に、図示しない
コンタクト・ホールを形成して、透明電極材料を堆積
し、パターニングすることにより、画素電極32を形成
する。
【0054】以上の説明により形成したアレイ基板11
の上に、例えばポリイミドなどの配向膜を塗布し、配向
処理を施す。また、図3に示したような対向電極44を
有する対向基板40にも配向膜を塗布して配向処理を施
す。そして、図3に示したように、アレイ基板11と対
向基板40と対向させ、周辺部を囲むようにシール材を
塗布して張り合わせ、シール材を硬化させる。最後に、
シール封着領域の切れ目から減圧注入法で液晶46を注
入し、注入口を封止して液晶表示装置10が完成する。
【0055】ここで、図2及び図3に示したように、画
素TFT15は信号線27の下に形成され、かつ、その
信号線27は画素TFT15のゲート電極付近を遮光す
るようにTFT15上に幅広に形成されている。また、
補助容量部17も信号線27の下に形成されている。こ
のように、積層させることにより、開口率を増加させ、
しかもTFTを遮光することもできる。しかも、本発明
によれば、このような多層配線構造としても、傾斜壁2
2、24が有効に作用するために、上下の配線間でショ
ートが生じにくい。また、下層配線の端部で層間絶縁層
の層厚が薄くなることもないので、配線重なり部での配
線間容量を低減することができる。図2に示した例で
は、配線間のショートや配線間容量の増加を抑制しつ
つ、43%という高い開口率を達成することができた。
【0056】また、従来は、パターンを微細化するため
に、例えばゲート電極18と補助容量線19との間隔を
縮小すると、それらの上面角部で第1層間絶縁層26の
被覆性が劣化して、信号線27との間でショートや配線
間容量の増加が生じやすかった。しかし、本発明によれ
ば、傾斜壁22、24を付加したので、絶縁層26の膜
厚が薄くなりすぎることがなく、すなわち被覆性が劣化
しない。従って、従来よりも容易にパターンを微細化す
ることができ、液晶表示装置の表示品位を大幅に改善す
ることが可能となる。
【0057】ここで、上述した例では、画素TFT15
は、いわゆる高耐圧・低オフリーク構造のTFTとして
オフリークを低減できるようにしている。そして、補助
容量部17のポリシリコン層には、不純物が注入されて
おらず、補助容量線19の両側に低濃度領域を有する点
で、画素TFT15と同じ構造といえる。このために、
この部分を補助容量として作用させるためには、補助容
量線19をゲート電極18と同様に取り扱い、高い電圧
を印加して常にオン状態のTFTと同等にしてMOS型
構造の容量を形成すればよい。このようにすれば、補助
容量部17のポリシリコン層に高濃度の不純物を注入す
る工程を省略することができるという利点が生ずる。更
に、画素TFTと補助容量部が同じMOS−TFTを直
列につないだ構造となり電界緩和効果も付加されること
からオフリーク電流低減がさらに向上するという効果も
ある。勿論、ポリシリコン層をパターニングした後に補
助容量部に不純物を高濃度に注入して、MIM型のキャ
パシタを形成しても良い。
【0058】図2では、補助容量部のポリシリコン膜パ
ターンが絶縁層を介して上部に形成される補助電極層の
パターンよりも小さく形成されているが、もちろん逆に
してもよいことはいうまでもない。MOS型の補助容量
の場合、実施例の説明では省略したがポリシリコンTF
Tで通常用いられている水素化処理の装置依存性等でば
らつくが生じる場合は水素化処理を完全に行えるように
パターンサイズを逆にした方が望ましい。
【0059】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に説明する効果を奏する。
【0060】まず、本発明によれば、下層配線の側面に
傾斜壁を付加することによって、下層配線の側面の直角
形状に切り立つような形状が大幅に緩和される。その結
果として、この部分を被覆する絶縁膜の膜厚が局部的に
薄くなることが防止される。従って、下層配線が、上層
配線とショートするのを防ぐことができる。その結果と
して、液晶表示装置の製造歩留まりが向上するととも
に、長期的にみた場合の信頼性も向上する。
【0061】しかも、傾斜壁を絶縁体で形成すれば、仮
に傾斜壁の部分で絶縁膜の膜厚が薄くなったとしても、
配線間のショートが生じることはない。
【0062】また、本発明によれば、層間絶縁層の被覆
性が改善されるので、下層配線と上層配線との間隔が狭
くなることがない。従って、配線重なり部での配線間容
量が低下し、駆動速度の高速化が可能となる。すなわ
ち、液晶表示装置の表示品位を大幅に改善することが可
能となる。
【0063】また、本発明によれば、傾斜壁を付加する
ので、下層配線の側面そのものは垂直断面形状を有して
も良い。従って、下層配線のパターニングにドライエッ
チングを利用することができる。その結果として、微細
加工が容易になり、プロセスが安定するとともに画素の
微細化を容易に実現することができる。
【0064】まず、本発明によれば、上下配線間のショ
ートや配線間容量の増加を抑制しつつ、多層配線構造を
採用することが可能となり、高い開口率を達成すること
ができる。
【0065】また、従来は、配線パターンを微細化する
ために下層配線の間隔を縮小すると、それらの上面角部
で層間絶縁層の被覆性が劣化して、上層配線の間でショ
ートや配線間容量の増加が生じやすかった。しかし、本
発明によれば、傾斜壁を設けたので、絶縁層の被覆性が
劣化しない。従って、従来よりも容易にパターンを微細
化することができ、液晶表示装置の表示品位を大幅に改
善することが可能となる。に達成できる。
【0066】さらに、本発明によれば、LDD構造のT
FTを形成するに際して、傾斜壁をマスクにすることに
より、セルフアライン的にイオン注入を行うことができ
る。従って、製造プロセスが簡略化され、さらに、マス
クずれによるLDD長のばらつきや、LDD長を十分に
短くできないためにTFTのスイッチング速度が低下す
るという問題を抑制することができる。
【0067】すなわち、本発明によれば、微細パターン
を有し、開口率が高く、高速応答が可能で、製造プロセ
スが簡易で、製造歩留まりも長期的信頼性も良好な製造
することのできる液晶表示装置を提供することができる
ようになり、産業上のメリットは多大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による液晶表示装置10のXドライバと
表示部との接続部を表す配線パターン図である。同図
(a)は、その概略平面図であり、同図(b)は、その
A−A’線で切断した概略断面図である。
【図2】本発明による液晶表示装置10のアレイ基板1
2におけるポリシリコン層と各配線の配置関係を例示す
る概略平面図である。
【図3】(a)および(b)は、それぞれ図1のA−
A’線およびA−A”線で切断して矢印方向から眺め
た、液晶表示装置10の概略断面図である。
【図4】本発明による液晶表示装置10の製造工程の前
半部を表す概略工程断面図である。
【図5】本発明による液晶表示装置10の製造工程の後
半部を表す概略工程断面図である。
【図6】駆動回路を組み込んだ液晶表示装置100の配
線概念図である。
【図7】液晶表示装置100のXドライバ170表示部
110との接続部を表す配線パターン図である。(a)
は、その概略平面図であり、(b)は、そのA−A’線
で切断した概略断面図である。
【図8】液晶表示装置100の画素表示部の一部の断面
を例示した概略断面図である。
【符号の説明】
10、100 液晶表示装置 11、111 アレイ基板 12、112 ガラス基板 13、113 コンタクト 14、114 ポリシリコン 15、115 TFT 16、116 ゲート絶縁膜 17、117 補助容量部 18、118 ゲート電極 19、119 補助容量線 20、120 走査線 21 画素コンタクト 22、23、24 傾斜壁 26、126 第1層間絶縁層 27、127 信号線 27’、127’ 引出線 28、128 第2層間絶縁層 30、130 第3層間絶縁層 32、132 画素電極 40、140 対向基板 42、142 基板 44、144 対向電極 46、146 液晶 62、162 ビデオ線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の配線層と、 前記第1の配線層の上に堆積された層間絶縁層と、 第2の配線層であって、前記層間絶縁層の上に形成さ
    れ、前記層間絶縁層を介して前記第1の配線層とオーバ
    ーラップしている部分を有する第2の配線層と、 を有するアレイ基板と、 対向電極を有する対向基板と、 を有する表示装置において、 前記第1の配線層の上面角部を被覆する前記層間絶縁層
    の層厚が薄くなることを抑制するように、少なくとも前
    記オーバーラップしている部分の下層に位置する第1の
    配線層の側面に電気的絶縁性を有する材料からなる傾斜
    壁が付加されて、前記第1の配線層と前記第2の配線層
    との間の電気的な短絡の発生や配線間容量の増加を抑制
    するようにしたことを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】前記傾斜壁は、前記第1の配線層の側面に
    付加されて傾斜面を形成するように、その厚さが前記基
    板から離れるに従って薄くなる、略テーパ状の断面形状
    を有することを特徴とする、請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】前記傾斜壁は、前記第1の配線層の側面に
    付加されて凸曲面状の傾斜面を形成するように、略円弧
    状の断面形状を有することを特徴とする、請求項1記載
    の表示装置。
  4. 【請求項4】前記基板上に、 複数のスイッチング素子がマトリクス状に配置された映
    像表示部と、 外部からの映像信号を供給する、略平行に配線された複
    数のビデオ線と、 前記複数のビデオ線と略垂直方向に配線され、前記複数
    のビデオ線のそれぞれに接続され、前記映像信号を前記
    複数のスイッチング素子のそれぞれに供給する複数の引
    出線と、が形成され、 前記第1の配線層及び前記第2の配線層のうちのいずれ
    か一方は、前記ビデオ線及び前記引出線のうちのいずれ
    か一方であり、 前記第1の配線層及び前記第2の配線層のうちのいずれ
    か他方は、前記ビデオ線及び前記引出線のうちのいずれ
    か他方であることを特徴とする、請求項1〜3記載の表
    示装置。
  5. 【請求項5】前記映像表示部は、 前記複数のスイッチング素子のスイッチング動作を制御
    するゲート線と、 前記複数の引出線にそれぞれ接続され、前記複数のスイ
    ッチング素子のそれぞれに前記映像信号を供給する複数
    の信号線と、 前記複数のスイッチング素子のドレイン側にそれぞれ接
    続され、前記映像信号電圧を保持するための補助容量部
    と、 前記補助容量部を構成する補助容量線と、 前記複数のスイッチング素子に接続された画素電極と、 を備え、 前記第1の配線層は、前記ゲート線及び前記補助容量線
    であり、 前記第2の配線層は、前記信号線であることを特徴とす
    る、請求項4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】前記補助容量部は、前記スイッチング素子
    と画素電極との間に配置されていることを特徴とする請
    求項5記載の表示装置。
  7. 【請求項7】前記補助容量部は、半導体層と絶縁体層と
    前記補助容量線とがこの順序で積層されたMOS型の構
    造を有し、 前記半導体層のうちの、前記補助容量線の側面に形成さ
    れた前記傾斜壁の下層に位置する領域は、不純物が低濃
    度にドープされていることを特徴とする、請求項5また
    は6記載の表示装置。
  8. 【請求項8】前記スイッチング素子は、半導体層と絶縁
    体層と前記ゲート電極とがこの順序で積層された電界効
    果型トランジスタであり、 前記スイッチング素子のオフリーク特性を改善するよう
    に、前記半導体層のうちの、前記ゲート電極の側面に形
    成された前記傾斜壁の下層に位置する領域は、不純物が
    低濃度にドープされていることを特徴とする請求項5〜
    7のいずれかに記載の表示装置。
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