JPH10252317A - 自動車用ドアハンドル装置 - Google Patents

自動車用ドアハンドル装置

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Publication number
JPH10252317A
JPH10252317A JP6316997A JP6316997A JPH10252317A JP H10252317 A JPH10252317 A JP H10252317A JP 6316997 A JP6316997 A JP 6316997A JP 6316997 A JP6316997 A JP 6316997A JP H10252317 A JPH10252317 A JP H10252317A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
rod
escutcheon
arm
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6316997A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Koizumi
勉 小泉
Kenichi Suzuki
賢一 鈴木
Setsuko Nagashima
節子 長嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Alpha Corp
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Alpha Corp
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd, Alpha Corp filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP6316997A priority Critical patent/JPH10252317A/ja
Publication of JPH10252317A publication Critical patent/JPH10252317A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車用ドアハンドル装置のハンドルに接続
されたロッドのガタを防止する。 【解決手段】 この発明による自動車用ドアハンドル装
置は、自動車のドアパネルに固定されるエスカッション
11と、エスカッション11に取り付けられるシャフト
12と、シャフト12を介してエスカッション11に回
動可能に取り付けられたハンドル2と、シャフト12に
捲回されかつハンドル2を閉扉位置に付勢するスプリン
グ13と、ハンドル2に設けたアーム部3とドア内に取
り付けられるドアロック装置とを作動連結するロッド1
とを備え、ロッド1の折曲げ端部1aをハンドル2のア
ーム部3に形成した貫通孔4に挿入する。スプリング1
3の一端13aをエスカッション11に当接すると共
に、スプリング13の他端13bによりハンドル2のア
ーム部3をエスカッション11に向かって付勢し、アー
ム部3の貫通孔4から突出するロッド1の折曲げ端部1
aにスプリング13の他端13bを係止してロッド1の
遊嵌を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ドアハンドル装
置、特にハンドルとロック装置とを作動連結するロッド
のガタを防止する自動車用ドアハンドル装置に関連す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアパネルに固定されるエスカ
ッションと、エスカッションに取り付けられるシャフト
と、シャフトを介してエスカッションに回動可能に取り
付けられたハンドルと、シャフトに捲回されかつハンド
ルを閉扉位置に付勢するスプリングと、ハンドルに設け
たアーム部とドア内に取り付けられるドアロック装置と
を作動連結するロッドとを備え、ロッドの折曲げ端部を
ハンドルのアーム部に形成した貫通孔に挿入してロッド
をハンドルのアーム部に連結した自動車用ドアハンドル
装置は公知である。例えば、実開昭63−163366
号公報にはロッドをハンドルに容易に連結する自動車用
ドアのアウトドアハンドル装置が開示されている。図9
〜図12は公知のアウトドアハンドル装置を示す。
【0003】図9に示すように、公知の自動車用ドアハ
ンドル装置は、ブラケット7と、ブラケット7のアーム
部17にシャフト12を介して回動可能に取り付けられ
るハンドル2とを有する。ブラケット7はスタッドボル
ト16により図示しない自動車のドアパネルに固定され
る。ハンドル2に設けられたアーム部3は、ロッド1を
介してドア内に取り付けられたドアロック装置と作動連
結される。ロッド1の折曲げ端部1aをハンドル2の裏
面に形成されたアーム部3に形成した貫通孔4に挿入す
るときに、ロッド1の折曲げ部1aに樹脂製のホルダ5
が装着され、ホルダ5を介してロッド1をハンドルのア
ーム部3の貫通孔4に装着していた。
【0004】自動車部品の削減によりホルダ5を廃止し
て、図10に示す接続構造が提案された。図10〜図1
2に示すように、ブラケット7のアーム部17に切欠部
17aを形成し、図11に示すように、切欠部17aを
通じてロッド1の折曲げ端部1aをアーム部3の貫通孔
4に挿入した後、ロッド1を回転して、図12に示すよ
うにアーム部3とアーム部17との間に脱落不能にロッ
ド1を配置することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
ドアハンドル装置では、ロッド1の端部1aが貫通孔4
内で遊嵌されるため、ハンドル2に衝撃が与えられたと
き又は自動車の走行時にロッド1に軸方向又は径方向の
ガタが発生し、不安感又は不快感を与えることがある。
そこで、本発明は、ハンドルに接続されたロッドにガタ
が発生しない自動車用ドアハンドル装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による自動車用
ドアハンドル装置は、自動車のドアパネルに固定される
エスカッションと、エスカッションに取り付けられるシ
ャフトと、シャフトを介してエスカッションに回動可能
に取り付けられたハンドルと、シャフトに捲回されかつ
ハンドルを閉扉位置に付勢するスプリングと、ハンドル
に設けたアーム部とドア内に取り付けられるドアロック
装置とを作動連結するロッドとを備え、ロッドの折曲げ
端部をハンドルのアーム部に形成した貫通孔に挿入す
る。スプリングの一端をエスカッションに当接すると共
に、スプリングの他端によりハンドルのアーム部をエス
カッションに向かって付勢し、アーム部の貫通孔から突
出するロッドの折曲げ端部にスプリングの他端を係止し
てロッドの遊嵌を防止する。この発明の実施の形態で
は、スプリングの端部に形成した屈曲部をロッドの折曲
げ端部に係止し、ハンドルのアーム部をエスカッション
に向かって付勢する。他の実施の形態では、ハンドルの
アーム部の上部に形成した突起にスプリングの他端を当
接させて、ハンドルのアーム部をエスカッションに向か
って付勢すると共に、スプリングの他端に形成した屈曲
部をロッドの折曲げ端部に係止する。
【0007】スプリングの他端をロッドの端部に係止し
て押圧するので、部品数を増加せずにハンドルのアーム
部に支持されたロッドのガタを防止することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明による自動車用ド
アハンドル装置の実施形態を図1〜図8について説明す
る。図1〜図3に示すように、この発明による自動車用
ドアハンドル装置10は、エスカッション11と、エス
カッション11に形成された一対のアーム部17の各支
持孔17a内に挿通され支持されるシャフト12と、シ
ャフト12が挿通された貫通孔3aを備え、エスカッシ
ョン11に回動可能に取り付けられたハンドル2と、シ
ャフト12に捲回されかつハンドル2を閉扉位置に付勢
するスプリング13とを備えている。エスカッション1
1は、エスカッション11に埋設されたスタッドボルト
16によりエンドカバー14を介して自動車のドアパネ
ル15に固定される。ハンドル2には裏面から突出する
アーム部3が形成され、アーム部3の上部に貫通孔4が
形成される。ロッド1の折曲げ端部1aはハンドル2の
アーム部3に形成した貫通孔4に挿入するが、ロッド1
はドアパネル15内に取り付けられる図示しないドアロ
ック装置に作動連結される。ハンドル2のアーム部3に
は図3に示す切欠部6aを有する隔壁6がハンドル2の
裏面に形成される。隔壁6はアーム部3から分岐する形
状でもアーム部3から別体としてハンドル2から突出さ
せてもよい。従って、図1〜図3に示すハンドル3で
は、ロッド1の折曲げ端部1aは図10〜図12と同一
の方法でアーム部3の貫通孔4に装着される。
【0009】シャフト12に捲回されたスプリング13
の一端13aはエスカッション11に当接すると共に、
スプリング13の他端13bはロッド1の折曲げ端部1
aに当接し、ハンドル2のアーム部3をエスカッション
11に向かって付勢するので、ハンドル2はスプリング
13の弾力によりエスカッション11に対して押圧され
る。スプリング13の他端13bに円弧状の屈曲部13
cが形成され、屈曲部13cはスプリング13の押圧力
を増加してロッド1の折曲げ端部1aに係止される。従
って、ロッド1の折曲げ端部1aとアーム部3の貫通孔
4との間に間隙があり、このため折曲げ端部1aが径方
向に動くと共に、アーム部3と隔壁6との間で折曲げ端
部1aが軸方向に動いても、スプリング13によりロッ
ド1の折曲げ端部1aがアーム部3に押圧されるため、
ロッド1の径方向及び軸方向のガタが発生せず、ロッド
1の遊嵌が防止される。
【0010】図4〜図8は、ハンドル2のアーム部3の
上部に突起2aを形成し、スプリング13の他端13b
を突起2aに当接させて、ハンドル2のアーム部3をエ
スカッション11に向かって付勢すると共に、スプリン
グ13の他端13bに形成した円弧状の屈曲部13cを
ロッド1の折曲げ端部1aに係止するこの発明の他の実
施の形態を示す。ロッド1の折曲げ部1aに係止するス
プリング13の屈曲部13cは、図5及び図6に示すよ
うにハンドル2の突起2aの先に設けても又は図8に示
すように突起2aの手前に設けてもよい。ハンドル2の
突起2aにスプリング13の他端13bを係止させてロ
ッド1の折曲げ端部1aに係止させると、スプリング1
3の他端13bがより大きな弾性力でロッド1の折曲げ
端部1aを押圧し、ガタ防止の効果が増大する。本実施
の形態でも、スプリング13の他端13bをロッド1の
端部1aに係止して押圧するので、部品数を増加せずに
ロッド1のガタを防止することができる。
【0011】
【発明の効果】前記のように、自動車用ドアハンドル装
置のハンドルに接続されたロッドのガタを防止できるの
で、不安感又は不快感を与えることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による自動車用ドアハンドル装置の
背面図
【図2】 図1のA−A線に沿う断面図
【図3】 自動車用ドアハンドル装置の部分拡大斜視図
【図4】 この発明の他の実施の形態を示す自動車用ド
アハンドル装置の背面図
【図5】 図4のB−B線に沿う断面図
【図6】 図5の部分拡大図
【図7】 図6の背面図
【図8】 図4の実施の形態を変更した例を示す斜視図
【図9】 従来のドアハンドル装置のアーム部とロッド
の接続状態を示す分解図
【図10】 従来のドアハンドル装置のアーム部とロッ
ドの他の接続状態を示す斜視図
【図11】 図10に示すドアハンドル装置にロッドを
接続する前の状態を示す部分斜視図
【図12】 図10に示すドアハンドル装置にロッドを
接続した後の状態を示す部分斜視図
【符号の説明】
1・・ロッド、 1a・・折曲げ端部、 2・・ハンド
ル、 2a・・突起、3・・アーム部、 4・・貫通
孔、 6・・隔壁、 6a・・切欠部、 10・・自動
車用ドアハンドル装置、 11・・エスカッション、
12・・シャフト、 13・・スプリング、 14・・
エンドカバー、 17・・アーム部、17a・・支持
孔、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 賢一 神奈川県横浜市金沢区福浦1丁目6番8号 株式会社アルファ内 (72)発明者 長嶋 節子 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車のドアパネルに固定されるエスカ
    ッションと、エスカッションに取り付けられるシャフト
    と、シャフトを介してエスカッションに回動可能に取り
    付けられたハンドルと、シャフトに捲回されかつハンド
    ルを閉扉位置に付勢するスプリングと、ハンドルに設け
    たアーム部とドア内に取り付けられるドアロック装置と
    を作動連結するロッドとを備え、ロッドの折曲げ端部を
    ハンドルのアーム部に形成した貫通孔に挿入してロッド
    をハンドルのアーム部に連結した自動車用ドアハンドル
    装置において、 スプリングの一端をエスカッションに当接すると共に、
    スプリングの他端によりハンドルのアーム部をエスカッ
    ションに向かって付勢し、 アーム部の貫通孔から突出するロッドの折曲げ端部にス
    プリングの他端を係止してロッドの遊嵌を防止したこと
    を特徴とする自動車用ドアハンドル装置。
  2. 【請求項2】 スプリングの端部に形成した屈曲部をロ
    ッドの折曲げ端部に係止し、ハンドルのアーム部をエス
    カッションに向かって付勢する請求項1に記載の自動車
    用ドアハンドル装置。
  3. 【請求項3】 ハンドルのアーム部の上部に形成した突
    起にスプリングの他端を当接させて、ハンドルのアーム
    部をエスカッションに向かって付勢すると共に、スプリ
    ングの他端に形成した屈曲部をロッドの折曲げ端部に係
    止した請求項1に記載の自動車用ドアハンドル装置。
JP6316997A 1997-03-17 1997-03-17 自動車用ドアハンドル装置 Pending JPH10252317A (ja)

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JP6316997A JPH10252317A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 自動車用ドアハンドル装置

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JP6316997A JPH10252317A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 自動車用ドアハンドル装置

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JPH10252317A true JPH10252317A (ja) 1998-09-22

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JP6316997A Pending JPH10252317A (ja) 1997-03-17 1997-03-17 自動車用ドアハンドル装置

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